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2017年01月04日

原鉄道模型博物館

2016-12-29-1.jpgあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末に横浜の原鉄道模型博物館へ行ってきました。
ここは2012年7月にオープンした模型博物館で、原信太郎氏が作製、所蔵した鉄道模型を一般公開している、ちょっとマニアックな博物館です。


息子が電車好きなことは、このブログでも何度か書きましたが、
実はこの博物館に行きたかったのは、何を隠そう、この私!!
もともとミニチュアとジオラマが大好きな私としては、開館当時からずっと気になっていた場所なのです。

とはいえ、ここはどちらかと言えば大人向きで、
館内で飲食もできないし、大宮の鉄道博物館のように走り回れるようなスペースもないし、
実際に電車で遊べるわけでもなく...乳幼児連れでは周りに迷惑かなと躊躇していました。

ところがサイトを見ていたら、いろいろとイベントをやってるんですね。
今回は機関車トーマス・ウィンターギャラリーというイベントが開催されているではありませんか!
これは絶好のチャンス!!

そして、開館当初は撮影会等以外では撮影禁止だったのが...
知らぬ間に解禁になっている(2013年11月からOKになったようです)!!
これはこれは、行かねばなりませぬ。。


実際に行ってみると、こじんまりした博物館ながら、精巧な鉄道模型が壁一面に展示され、見ごたえ充分。
世界最大級といわれる「いちばんテツモパークジオラマ」では、原氏が制作した模型以外に、
イベントとして、トーマスとその仲間たちが走っていました。

なんとこのトーマスたちは、30年前の実写版トーマスの撮影に実際に使われたものなのだそうです。
まさか本物が走っているとは知らなかったので、とても感激しました。
もちろん息子も大喜び!
今回は、トーマスを含め、その仲間たちのうちの16種類の機関車が日替わり&時間別で走行していました。
この16種類の名前はもちろん、エピソードや性格まで全部知ってる自分...すごい!(苦笑)って、
トーマス好きなら基本の仲間たちですけどね。
息子がトーマス好きになって2年くらいですが、2年も毎日観てると覚えちゃいますね。。
やっぱり来館チビッコたちの保護者は皆さんは、とてもよくご存知でした!


2016-12-29-3.jpg機関庫もトーマスのティドマス機関庫になってました。




さて、鉄道模型には色々なサイズがあって、
小さい順に
  Z < N < HO < O <1
なんだそうです。

は??と思われますよね(^^;
私も今回、詳しく初めて知りました。
このサイズ表示はゲージと呼ばれていて、線路の幅によって違います。


Zゲージは一番小さくて、標準軌(軌間1435mm)の線路を1/220で縮小したもので、軌間6.5mm。
とっても小さいです。私は、実際に走っているところは見た事ありません。


次のNゲージは、標準軌線路を1/148 - 1/160で縮小したもので、軌間9mm。
英語のナインのNだそうです。
鉄道フェアなどで運転シュミレーションをさせてくれるジオラマがありますよね。
そこでよく見かけます。これもかなり精巧で、高価です。
ちなみにプラレールアドバンスはNゲージとほぼ同じなので、
プラレールのレールにNゲージを乗せること(Nゲージは電池走行しないため)と、
Nゲージのレールでプラレールアドバンスを走らせることができるそうです。


HOゲージは縮尺1/87(3.5mmスケール) ・軌間16.5mm。
この次のOゲージのハーフゼロという意味だそうです。
これは鉄道系の博物館のジオラマショーなどに、よく使われています。
また、プラレールはデフォルメされているため縦横の縮尺が本物と同じではないので、
見た目ではHOより少し大きめに感じますが、実際はHOとほぼ同じで軌間は16.5です。


そしてOゲージは縮尺1/43 - 1/48 ・軌間32mm。
オーゲージ、ゼロゲージと呼ばれます。
割と大きめで、作りもしっかりよくできていて、見ごたえがあります。
昭和20〜30年代は、鉄道ファンの間ではこれが主流だったようです。


そして1ゲージ。縮尺1/32 もしくは1/30.5・軌間45mm。
模型と言っても、存在感があり、ディティールまでよく再現されていて素敵です。
原模型博物館のメインジオラマは1番ゲージなので、「いちばんテツモパークジオラマ」なんですね。
行く前は、何がいちばん?大きさ?と思っていたけれど、やっと腑に落ちました。

そして、イギリスでは1番ゲージが一般的だそうで、だからトーマスも1番ゲージ、
というわけでこの博物館のジオラマを走れるんですね。



今回、展示の鉄道模型の中には、トーマスとその仲間たちのモデルになった機関車の模型も
多数展示されていました。
その昔、こんな素敵な蒸気機関車、ディーゼル機関車が実際に走っていたなんて、
作るの大変だったろうな、走っているところは格好良かっただろうなと想像します。

なんだかんだと2時間近く満喫して、たっぷり楽しませていただきました。
本物の鉄の線路、鉄の車輪、木の枕木、石の上を、架線からパンダグラフで電気を取って走る鉄道模型。
周りの家や人、山や川にもドラマがあって、いつまで観てても飽きないです(^^
今回はiPhoneでの撮影でしたが、次回は一眼レフにマクロレンズ装着して、じっくり写真撮りたいです!!


2016-12-29-2.jpg

2016年10月06日

メイソンジャーサラダ

2016-10-06-2.jpgちょっと前に流行った「メイソンジャーサラダ」を覚えていますか?
「メイソンジャーサラダ」とは、アメリカの缶会社Ball社のガラス製保存容器で作るサラダのことです。
この瓶は、蓋が密閉できる構造になっていて、煮沸消毒はもちろんのこと、オーブンにも入れられるという優れもの!
しかも色々な形や色があって、瓶自体がとっても可愛いのです。

レシピ本が次々と出版され、TVの料理番組でも頻繁に取り上げられていた当時、
見た目は綺麗だけど、瓶と蓋を煮沸消毒して、材料揃えて入れて...って、食べる時に作った方が美味しいし、早いんじゃない?
かえって面倒そうだなーなんて思っていました(^^;



時は流れて、先日、地元で行われたブラジルフェスタに行きました。
音楽ステージを観ながら、
シュハスコやサウガジーニョを久しぶりに食べられるのを楽しみに、おにぎり持参で出掛けると...
なんと、隣の席に座っていたおじさん3人組のうちの1人が
おもむろにバックから取り出したのが、ジャーサラダ。
瓶はメイソンじゃなくて、普通のガラス瓶でしたけど、
大きめの紙皿に瓶の中身を出して、3人でサラダにシュハスコ、そして生ビール。
おお、なんと!やるなぁ〜!!と、とても感心しました。
そうかそうか、こういう時にピッタリだよね。
シュハスコを食べに行くと、サラダバイキングがついてくるもんなぁ、と。



ネットで調べたら、瓶と蓋を食器洗浄機で洗って、数日で食べるなら煮沸しなくてもOKらしい。
それなら気軽に作れるなぁと、俄然ヤル気に。
せっかくだから実物を見たくて、お店を探すこと1週間あまり、
ふらりと入った雑貨店に...ありました!!
形で散々迷って、口の広いワイドマウスの16oz(500ml)サイズを2本購入し、
早速作ったのが、写真のサラダです。

確かに慣れるまで、作るのはちょっと時間もかかるのですが、
作りおきしてあると、忙しい時には夕食の立派な1品になるので助かります。
「こんなに食べられるかな...」くらい入る大量野菜も、
ドレッシングで程良くマリネされるので、心配ご無用!
想像以上に美味しかったです。

今度はパスタも入れたパスタサラダにして、公園ピクニックに持って行こうと計画中。
あ、もちろん、来年のブラジルフェスタにもね(^_-)v



下記のサイトは、レシピも充実していて便利です。
『ジャーサラダ』を作ってみない?作り方・食べ方・レシピをまとめてご紹介!

2016年07月25日

夏休み

2016-07-25-2.jpg息子の幼稚園も夏休みになり、富士急ハイランドに行ってきました。
お目当ては、富士急の一角にあるトーマスランド!
イギリスのアニメ「機関車トーマス」の世界を表現した、小さな子供向けテーマパークです。

富士急ハイランドは、自分が小学生の時に行った以来というご無沙汰ぶり。
当時「日本一長いジェットコースター」を謳ったコースター(現在のFUJIYAMAの前身)に勇んで家族全員で乗り、
あまりの怖さにビックリ仰天したという思い出があります。
うちの両親がジェットコースターに乗ったのは、後にも先にもこの1回だけです(^^;

あれから絶叫系アトラクションが充実し、それが大人気の遊園地となって、
うーん、私はもう来ることはないかな...なんて思っていたのですが、人生わからないものですね。

到着して遊園地に入り、最初に目に飛び込んだのは、大きくて高〜いジェットコースターのレール!!
絶叫コースターはなんと4種類もあって、下から見ているだけでも鳥肌が立つくらいの恐ろしさです(涙
もうあれ以上、怖くはできないのではないか??というほどの様々なタイプのコースターが
轟音を響かせて園内を駆け抜けていました。
あんなのに乗れる人って凄すぎる...体調悪くならないのだろうか?なんて心配してしまいます。


乗っている方々を見ると、けっこう女性も多いんですよ。
自分も、高校生や大学生だったら、勢いで友達と乗ってたかな?
私が学生の頃は、いくらなんでもこれほど凄いのは無かったからな〜
なんて思いながら眺めていると、
「どうしても乗れと言われたら、FUJIYAMAだったら乗れるかな...」
なんて思ってくるから不思議です。いやいや、止めておきましょう(笑


トーマスランドの方は、幼児向けにはちょうど良い広さ、怖さ、面白さで
なかなかよく出来ていて、大人でも楽しめました。
トーマスランドの乗り物10種が乗り放題の「トーマスランドパス」で、
富士急ハイランド内の観覧車、ティーカップ、メリーゴーラウンドなどにも乗れるのも良かった!
トーマス大好きの幼児連れには、オススメです。


河口湖周辺に行ったのも久しぶりでしたが、
晴天の中でも吹き抜ける風は涼やかで、とても気持ち良かったです。
私が住んでいる所も、都心よりはかなり空気が綺麗だと思うのですが
それとは違って、深い山と緑の匂いがしました。
やっぱり富士山のお膝元は良いですね(^^


2016年05月19日

車の運転は、楽し?

私は19歳で車の運転免許を取りました。
でも、いまだに「気軽にどこへでも車で行くよ〜♪」と言えるようなドライバーではありません。
なぜなら...そう、車庫入れが苦手なんです。

実に、車庫入れでぶつけた事、過去に3回。
どれも対物で、車の傷はたいしたことはなかったけれど、やっぱりトラウマです(^^;

だから車で出掛ける時は、目的の場所よりも「どんな駐車場か?」が最大のポイントになります。
私にとっての「車をとめられる駐車場」とは、下記の3点をクリアしている駐車場のことです。

 1.収容台数がとても多い。
 →万が一、そこにとめられなかった!という事になったら、エライこっちゃ!ですから。

 2.駐車スペースが比較的広めで、通路も広い。
 →隣の車とギチギチだったり、道路からバックで入れたりする場所はプレッシャーが強いです...

 3.混んでいない。
 →駐車を待たれたりすると、焦ってしまって余計に上手くいきません。
  空いていれば、両隣に車がいない駐車スペースを選べますしね。
 

もちろん運転自体も結構緊張する方なので、
初めての場所は、かなり念入りにルートも下調べをします。
そして、1時間を越えて運転することになる場合には、電車やバスを選択。車には乗りません。
特に、演奏の仕事の時には絶対に自分では運転せず、基本、電車移動です。
本当は荷物が多いから、車の方が楽なんですけどね。
慣れない運転で、演奏前にとーっても疲れてしまうので...(^^;


こんな限定ドライバーの私ですが、
最近、子供の送迎等で、そうは言っていられない状況が出てきました。
狭かったり、混んでいたり、運が悪いと縦列駐車しないといけない駐車場もあって、
どうしてもそこに入れねばならない事が、時々あるのです。

毎回、とめられるかな、空いてるかなとハラハラしながら運転するのは、けっこうストレスです。
だからと言って、3歳児を連れて電車やバスを乗り継いで行くのも、
おまけに天気が悪かったりすると、これもけっこうストレス。

うーん、これは何とかせねばと思っていた矢先、
タイミングよくJAF主催の「車庫入れ講習会」を見つけたのですが...
会場となる教習所が、自宅からは車で1時間以上かかる場所。
遠い。。
そして、講習には”マイカー持込み”の文字が。

  あの...私、首都高に1人で乗ったことないんです。。
  自分の車を運転して、そもそも会場まで行けないんです!!

こんな人、私だけでしょうか??
車庫入れ苦手な人って、結局は運転も苦手ということですよね??

講習にも行けないなんて、情けない話です。
ガックリして、さらにネットを見ていたら...こんなJAFの動画を見つけました。



◎縦列駐車が苦手な原因はどこに?攻略のコツを探る【JAFユーザーテスト】



◎車庫入れが苦手な原因はどこに?攻略のコツを探る【JAFユーザーテスト】



この2本を、各10回くらい真剣に見ましたよ。
その後、息子のミニカーで何度もシュミレーション。
そしてガラガラのスーパーの駐車場や、自宅の車庫で練習してみたら...
あれれ? 前より的確にできてるかも!という実感がありました。

今までなんとな〜く入れていたので、どうやってタイヤが動くのか=車が動くのかが、
全然わかってなかったんだなと思いました。
もう車庫入れはまかせてよ!とまではいきませんが、
以前のような変な苦手意識は無くなって、だいぶラクになりました(^^)v
落ち着いて車を操作できるようになった、という事でしょうか。

そうこうして、
隙間の敷地に作ったような、変形な駐車場以外の普通の駐車場なら、
前よりも早く、ビクビクせずに駐車できるようになりました。
もちろん慣れたころが危ないとも言いますので、慎重に、注意して運転してますよ!


最近の車には、バックモニターが付いているのもありますよね。
友人は「これがなかったら、とめられないよ〜!」なんて言っていましたが、
モニターを見ながら駐車するのだって、下手だったら、きっと出来ないでしょう。
大きな車を一発で綺麗に駐車している人を見ると、心の底から拍手してしまう私も、
いつか、後続車を待たせずに、華麗に車庫入れできるようになりたいものです(^^


「JAFが教える 車庫入れ 縦列駐車のあいうえお」

こんなページもありましたが、
動画の方がわかりやすくてオススメです。
車庫入れ苦手な方はぜひ!

2016年03月05日

クルミドコーヒー

先月末から池袋コミュニティ・カレッジでの「ボサノバ・ヴォーカル」講座の募集がスタートしました。
それに先だって総合パンフレットをいただいたので、今期はどんな講座があるのかな〜と見ていたら、
ふと”西国分寺のカフェ”という文字が目に飛び込んできました。

それは、クルミドコーヒー店主;影山知明氏の
「ゆっくり、いそげ」〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜という新規の公開講座でした。
西国分寺?? カフェ??

気になってネットで調べてみると、かなり有名なカフェではありませんか!
むむむ、西国にこんな素敵なカフェがあったなんて、全然知らなかった!!
...というのも、私が数ヶ月に一度通っている歯科が、西国分寺にあるのです。
これはぜひ行ってみたい!と早速、歯科の帰りに行ってきました。

西国分寺駅から徒歩数分、そのお店はすぐに見つかりました。
私の通う歯科とは反対側の出口だったので、今まで気がつかなかったようです。
もう3年半も歯科に通ってたんですけど...悔やまれます。

カフェは大好きとはいえ、実は私、コーヒーは苦手です(^^;
「○○コーヒー」と名のつくお店で、いつも紅茶を頼むという邪道者ですが
それだけに、珈琲専門店なのに紅茶も美味しいというのは、ものすごいポイントアップに繋がります。
今回は、クルミドティーと、アイスケーキを注文。
その他に、各テーブルにクルミのサービスがあり、可愛いキノコ型のクルミ割りで自分で割って
食べることができるんですよ。

店内の居心地の良さと味の良さは、多くの方が「食べログ」などで写真と共に大絶賛されているので
そちらにお任せするとして(ご興味ある方は検索して見てみてくださいね)、
久しぶりにゆっくりお茶とお菓子を楽しむ時間を過ごせました。

そして、特に嬉しかったこと。
こんなに世界観のしっかりとしたカフェだから、大人向けだよね...と思いがちですが、
なんと、お店のコンセプトが「こどものための、大人の物語」。
大人も楽しめる「本当のこどものカフェ」なんだそうです。
だから、ほとんどのメニューに、こども向けバージョンがあるんですよ。
これ、よくあるカップゼリーやオモチャが付いた「お子様プレート1種類」ではないところが素晴らしい!
しかも未就学児の牛乳、ジュース、牛乳コーヒーは無料。
こんなカフェ、初めてです。

店内も可愛いし、メニューも子供も大好きなものがいっぱい。
お店にいる間、これは息子が大喜びしそうだな〜と、ずっと思っていました。
1人でゆっくりしたいけど、息子の喜ぶ顔も見たい...悩ましいところですね(笑
近いうちに、親子で再訪問したいと思います。

2016-03-05-1.jpg●KURUMED COFFEE
https://kurumed.jp/
クルミドティーは、ナッツの香ばしい風味の紅茶でした。
ミルクとハチミツが付いてきますが、甘みがあって、ストレートで充分美味しい!
アイスケーキは、好きなアイス2つを選んでトッピング。
今回は塩ミルクと苺にしました。
アイスクリームもナッツもケーキ(ケーキサクレみたいな感じです)によく合います。
真ん中の黒い動物の置物...これは、小熊ちゃんかな?は、伝票の役目をしています。
テーブル毎に違う動物で、会計時にこれをレジに出します。

2015年12月12日

保育士資格を取得しました

今年、保育士の資格を取りました。
実はこの勉強が想像以上に大変で、
ブログ更新の時間も、ギターの練習時間もままならないほど...(^^;
なんせ「試験」を受けること自体、大学生の頃の英検以来?でしょうか。
先月、無事に合格通知を受け取って、万歳三唱!
今はとにかくホッとしています。

ええっ?? なぜ保育士?? と思われる方も多いかもしれません。
音楽をやめて保育園で働く...いえいえ、そういう訳ではなくて、理由は2つ。
1つ目は、せっかく子育てするならプロはどうやっているんだろう?という好奇心。
そして2つ目は、音楽の仕事の幅を広げたいと思ったことです。

もともと何かやるならトコトンやりたい!性格というのもありますが、
(まぁ本当に突き詰めるならば、モンテッソーリ・メソッドを学びに
イタリアへ留学したりするのでしょうけれど)
ある日、息子を寝かせてからお風呂へ入ろうとした時、突然に思いついたのです。
「そうだ、保育士になろう!」と。

調べてみたら、専門の学校を出なくても、
年に1回(今年からは、地域によって年に2回試験があります)行われている、
一次試験の9科目の筆記と、二次試験の実技に合格すれば
保育士の資格が取れることがわかりました。
だったらチャレンジ!ということで、試験勉強がスタートしたのでした。


私は出産するまで、子供とはほとんど縁のない生活をしていたので
息子との日常は、今までの常識や世界感がひっくり返るほどの衝撃に多々遭遇します。
そして、日々に感謝し、反省し...の繰り返し。
ずいぶん忍耐強くもなりました(笑
だって、最近の私の口癖は「ま、いいか」らしいですよ。
果たして、昔の私はこんな事を言ってたかしら?!
まったく自覚はなかったのですが、息子が真似をするので気がつきました。


そんな中、私がイベント等で歌っていると、
乳幼児を連れたママに

「ボサノバが好きなんですけど、なかなか子供連れで行けるコンサートがないので、
 今日は楽しみにしてきたんです」

と、声を掛けられる事が度々ありました。
そうなんですよね...
何でもよければ、最近は色々あるけれど、
それだって気をつけて探さないと(←でも探している時間が取れない)見つかりません。

子育てしていても、たまには好きな音楽をゆっくり聴きたいですよね。
別に聴かなくても生きていけるけど、聴けたらリフレッシュしますよね。私もそうです。
だから、完全に子供向けではなくて、親も充分楽しめる音楽。
いやいや逆かな...大人向けだけど、子供も充分楽しめる音楽。
そんな音楽を演りたいなと、痛切に感じるようになりました。



ということで、来年は、
親子で楽しめるボサノバ・コンサートや、ボサノバ・ヴォーカル講座など、
「親子とボサノバ」をキーワードに、活動の幅を広げて行けたらいいな〜と思っています。
2016年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

そして今年もお世話になった全ての皆さま、どうもありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいね♪



2015-12-12-2.jpg
●東京タワーへ行ってきました。
 私は東京生まれの東京育ちですが、実は展望台に上ったのは初めて!
 なぜか行く機会がなかったんですよね。。
 真っ青な空に、赤と白のコントラストが綺麗でした。

2015年10月27日

3つの「ありがとう」

ここ数年、眠る前の習慣にしていることがあります。
それは、3つの「ありがとう」!


  今日1日を振り返り、
  感謝したい事柄を3つ思い出して「ありがとう」と思う。


ただそれだけのことなんです。
例えば、こんな感じです。


  エレベーターの中で、息子のおしゃべりにつき合ってくれたご老人に「ありがとう!」
  公園で、息子と一緒に遊んでくれた小学生姉妹に「ありがとう!」
  図書館で、一緒に本を探してくれた司書さんに「ありがとう!」


そう、本当に些細な事なのですが、毎日となると...??
このたったの3つが、なかなか思い浮かばなくて。。
最初の頃は苦戦しました(^^;

これが不思議と、〜だったらいいなぁ、〜できますように!という「願い」だったり、
あぁ、あんな事してごめんなさい!という「懺悔」なら、不思議といくらでも出てくるんですが...(^^;
気がつくとネガティブ路線まっしぐらになっていて、
イヤイヤ、そうじゃなくて、ありがとうを探すんだ!と、我に返ることもありました。


でも慣れてくると、 ありがとうポイントを見つけるのが上手くなるというか、
格段に早くなります。


  時間通りに宅配便を配達してくれた配送員さんに「ありがとう!」
  大きな病気もせず、毎日元気な息子に「ありがとう!」
  素敵な歌を聴かせてくれるジョアン・ジルベルトに「ありがとう!」
  美味しい梨を育ててくれた○○農家さんに「ありがとう!」.....


...ね、いくらでもありますよね(^_-)
ちなみに「ありがとう!」の数は、3つ以上なら幾つでも可です。


毎日繰り返していると、
ついつい「当たり前」に分類してしまっているけれど、
実は、感謝すべきたくさんの事柄に囲まれて生きている事に、改めて気付くのでした。
そして、ほんわかした気持ちで眠りにつくことができるのです。

私は元々、ベットに入ってから眠るまで数時間はかかるという
寝付きが極端に悪いタイプだったのですが、
この習慣は、良い眠りに一役買ってるかな〜と思います。

ベットに入って「さて、今日のありがとうは...」と、考えるのが
すっかり楽しみになっている私です。




2015-10-27-1.jpg

●多摩モノレールのオモチャが欲しい!という
電車大好きな息子のために、空き箱で作ってみました。
(多摩モノレールはプラレールになっていないんです)
正面から見ると中央線みたいですけど、
息子は一目見てすぐ「ものれーる!」と、わかりました。
よかった、よかった(^^

2015年09月05日

昔話の記憶

息子が3歳になり、いわゆる”昔話”の絵本を読む機会が増えました。
そこで気がついたのが、誰もが知っているような、とても有名な昔話のストーリーを
意外と「覚えていない」という事実です。


例えばイギリス民話の「3匹のこぶた」。
私の覚えているお話はこうでした↓

  あるところに、ブー、フー、ウーという名前の3匹の兄弟こぶたがいました。
  3匹はそれぞれ家を建てることにしました。
  ブーは藁で、フーは木で、ウーは煉瓦で家を建てました。
  ある日、オオカミがやって来て、ブーの藁の家は吹き飛ばされ、食べられそうになってしまいました。
  ブーは必死にフーの木の家に逃げ込みましたが、オオカミは木の家も吹き飛ばしてしまったので
  2匹はウーの煉瓦の家に逃げ込みました。
  オオカミは煉瓦の家を吹き飛ばすことはできず、退散。
  3匹は煉瓦の家で幸せに暮らしました。おしまい。


ところが、今回あらためて本を読んでみると。。。
だいたいのあらすじは、こんな感じでした↓


  あるところに、3匹のこぶたがいました。
  お母さんぶたは貧乏で、子供たちを育てることができなくなったので、
  3匹をよそへやることにしました。
  最初に出掛けたこぶたは藁で家を建てましたが、オオカミがやって来て藁の家を吹き飛ばし、
  こぶたは食べられてしまいました。
  次のこぶたは木の枝で家を建てましたが、やはりオオカミに家を吹き飛ばされ、
  食べられてしまいました。

  3番目のこぶたは煉瓦の家を建てたので、オオカミは家を吹き飛ばして食べることができず、
  翌日こぶたをカブ畑に誘いました。
  こぶたはオオカミより早い時間に起きてカブを取ると、先に家に帰って難を逃れました。
  腹を立てたオオカミは、今度はこぶたをリンゴ狩りに誘いました。
  こぶたはまたオオカミより早い時間に行ってリンゴを取ると、先に家に帰って難を逃れました。
  
  オオカミは懲りずに、次はこぶたを町のお祭りに誘いました。
  こぶたはオオカミよりもまた先に行って先に帰って難を逃れたので、
  怒ったオオカミは、今度こそこぶたを食べてやろうと煉瓦の家の煙突から家に入りましたが、
  こぶたは大鍋を火にかけて待ち構えていたので、オオカミは鍋に落ち、
  こぶたはオオカミを煮て食べてしまいました。
  それから、こぶたは幸せに暮らしました。




えーっ こんな話だったっけ?!
本をめくりながら、なんだか釈然としない私。。
そもそも、ブー、フー、ウーなんて名前は出てこないし、
家を建てることになったのは、お母さんぶたのネグレクト(育児放棄)だったなんて!
そして、後半のカブやリンゴやお祭りのくだりに関しては、全然知らなかった!
しかも、最後はこぶたがオオカミを食べてしまうなんて!
私の記憶していた「3匹のこぶた」は一体、誰のアレンジだったのでしょう(笑)
あんな簡潔で平和なお話にしてしまうなんて...なかなかの手腕です。




そして他にも、びっくりしたのが「花さか爺さん」。


  むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
  お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。


うんうん、ここまでは記憶と同じです。というか、昔話の典型的な冒頭ですよね。
手が止まったのは、その後です。


 お婆さんが洗濯をしていると、小さな箱が流れてきました。
 拾って開けてみると、中から手にのるほどの小さな子犬が出てきました。
 お婆さんは子犬を連れて帰り、お爺さんと一緒に大切に育てました。


えーっ! 桃太郎?!
”ここ掘れワンワン”のあの犬は、川から流れてきたんですか?!
私はてっきり、犬は最初から、お爺さんとお婆さんと一緒に暮らしていたものと思っていました。
そうか...大事に育てられた犬が恩返しする話なんですね、これ。


もともと昔話や民話というのは作者不詳の古い伝承文化なので
地域によって微妙にストーリーや結末が違ったりするのは不思議じゃないのですが、
記憶違いのショックというのは、なかなか面白い体験でした。


でも子供の頃からの記憶と、本のストーリーが一致していたのも、ちゃんとありましたよ。
「浦島太郎」「桃太郎」「赤ずきん」「7匹の子やぎ」などは、そのまんまでした。
特に「7匹の子やぎ」は、子供の頃に大好きで、絵本を買ってもらって、
毎晩毎晩、母親に読んでもらっていたので、ものすごーくよく覚えています。


そして、昔話や民話には、元々けっこう残酷な部分があるんですよね。
絵本では残酷部分を削って話を変えてしまってあったりして、
なかなかオリジナルに出会えないこともあります。

例えば「カチカチ山」なんて、
タヌキがお婆さんを殺して婆さん汁にしてお婆さんに化け、
それを「タヌキ汁だよ」と言ってお爺さんに飲ませるという...実はすごい話です。
だからこそ、タヌキが後で酷い目に合うのですが、タヌキが受ける復習もかなりハードなものだし。。
確か、私が子供の頃に読んだ「カチカチ山」は、
タヌキがお婆さんに怪我をさせて、
それが元で亡くなってしまった...というような話になっていたように思います。
本当のストーリーを知ったのは、小学校高学年くらいだったかな??


大人になって行くうちに忘れてしまったり、色々な話が混ざり合ってしまったりもするけれど
それでも代々語り継がれて行く昔話って...すごい!
不朽の名作を、あらためて楽しむ今日この頃です。



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●公園には、もうドングリがいっぱい落ちています。
息子と一緒にたくさん拾って、滑り台から転がして遊んだり、
まさにドングリころころ〜して遊んでいます。

2015年05月09日

「ひとに」

突然ですが、みなさんは誰かとの待ち合わせの時間まで
3時間空いてしまったら、どうしますか?

私は、本屋へ行きます!
ミュージシャンとしては、レコード店へ行く方が良いのかもしれませんが(^^;
うーん、やっぱり本屋です。
そして何か好きな1冊を選んで、カフェでゆっくり読むでしょうね。
映画好きなら、ふらっと映画館という方もいらっしゃるかな。


長編、短編問わず小説が大好きな私でありますが
なかなかまとまった時間が取れない最近では、
短い時間にサッと読める詩集を主に楽しんでいます。

そんな中、「祝婚歌」「夕焼け」などで有名な詩人;吉野 弘氏の詩集
『二人が睦まじくいるためには』に収められている
「ひとに」という詩を見つけました。

===================
「ひとに」吉野 弘

美しいひとよ
あなたの美しさはあなたのものに相違ないけれど
あなただけの所有ではなく
あなたの美しさを愛するひとすべての
所有であることを
あなたに教えたのは私だ
美しさを愛するすべてのひとは
美しさが誰のものであれ
遠慮なしにそれを愛し所有していいので
あなたも
たくさんのひとから愛されることを
拒むことはできない
だから あなたが
やさしさをこめて
誰彼の区別なしに美しさを分かち
たくさんのひとの賞賛するにまかせ
所有されるままになっているのは
素直なあなたにふさわしい振舞いに違いない
私はこのことについて
今更 私の言葉を改めるつもるは
毛頭もなく
私も
あなたを愛するたくさんのひと
そのうちの
一人であるにすぎず
一人であることに満足せねばならないのだけど
今一度
私の親身な教訓を聞いてもらいたい
与えるにしろ
受けとるにしろ
完璧なひとつでなければならないもの
つまり 心
に限っては
至るところの多くのひと
分け持たせるというわけにはゆかず
唯一人をえらばなくてはならぬ
ということがそれだ...

ー以下、略ー

===================


読みながら、不思議な感じがしました。
んん? 初めて読んだのに、なんだか初めてのような気がしない??
なぜなら...そう、「イパネマの娘」の歌詞と
よく似た言い回しがあったからなのです。


=============
「イパネマの娘」
作詞:ヴィニシウス・ジ・モライス
(訳:柳沢暁子)

ほら、魅力溢れた美しい少女が
甘いリズムで 海沿いの道を歩き
通り過ぎて行く

イパネマの太陽の下で
金色に輝く彼女の体は
まるで歌うように揺れる
それは 僕が今までに見た
何よりも美しい

あぁ どうして僕は
こんなに孤独なのだろう
あぁ どうしてすべてが
こんなに哀しいのだろう
あの美しさは僕だけのものではなく
そしてまた 彼女もひとり
通り過ぎて行くだけ

あぁ もし彼女が
自分がみんなの前を通り行くだけで
世界中が優雅さと愛に溢れ
何よりも美しくなるということを知っていたならば

=============


もちろん、吉野氏の詩とヴィニシウスの詩は
言わんとする事は違うのですが、
男性の”美しい人に対する想い”というのは、世界共通なのかもしれません。
女性も男性に対してこのような気持ちを抱くかなぁ〜?(^^;


日本の詩人と言えば、宮沢賢治、金子みすゞ、谷川俊太郎、茨木のり子...
他にも素敵な方がたくさんいらっしゃいます。
吉野氏の詩は、愛情について非常に繊細に捉えている点に魅かれました。
ご興味ある方は、詩集を『二人が睦まじくいるためには』を入手して
ぜひ全編を読んでみてください(^^




2015-05-09-1.jpg●近所に、除草のために春夏の期間限定で
ヤギを放牧している広場があります。
子供たちだけでなく、大人にも、散歩中の犬にも大人気!
動物というのは、そこに居るだけでみんなを癒してくれますね。

2015年02月25日

ぬか漬け生活

2015-02-25-2.jpg昨秋から、ぬか漬けを始めました。

子供の頃、母方の祖母が漬けていて、夏休みや冬休みに遊びに行った時に、毎朝それを食べるのがとても楽しみでした。
でも、大勢の従姉妹や親戚のおじさんおばさんと一緒の朝食では、いくら子供とはいえ、1人でたくさん食べるのは気が引けたんですよね(^^;
その度に「いつか自分でぬか漬けを作って思いっ切り食べたい!!」と幼な心に思ったものです。

時は流れて。。
そうは思っても、いざ大人になると、毎日欠かさず世話をしなければならないぬか床を持つ事には、なかなか踏み切れませんでした。


そんな中、よく行くオーガニックの食材店で「すぐに漬けられるぬか床セット」なるものを見つけたのです。
冷蔵庫にも難なく入るくらいの大きさのプラスチック容器と、袋を開ければすぐに野菜を仕込める”ぬか床”がセットになっています。
パッケージには「あなたも冷蔵庫で気軽に今日からぬか漬けが楽しめます!」の文字。
最近は長期旅行にも行かないし、これなら失敗もなく始められそうだなぁと思い、購入してみました。
早速、中に入っていた説明書の通りに野菜の下ごしらえをして、ワクワクしながらニンジンを漬けてみると...

なんと!!
最初に漬けたこのニンジンは、もうありえないくらいの塩辛さで、ほとんど食べられませんでした。
とにかく、ただただ塩の味。
頭がガンガンするくらいショッパイのです。
何を間違ったのだろう?と、説明書を読み返し、販売元のHPも隅々まで見てみたのですが、
やっぱり書かれた通りにやっていて、何も間違っていないのですよね。。

でも、これは私の求めていたぬか漬けの味じゃない!!
祖母の漬けていたぬか漬けは、もっと甘くて、決して塩辛いなんてことはありませんでした。


そこで、ぬか漬けに関するサイトを色々調べ、図書館で本を借り、母にも助言をもらって、
試行錯誤した結果...2週間ほどで、やっと思ったような味に近づいてきました。

それによると、漬け方も、管理の仕方も、説明書とはほとんど真逆(苦笑)。
この"ぬか床セット"の販売元は、某県で有機農業を営まれている個人農家さんなのですが、
ぬか漬けを実際に作ったことは、もしかしたら無いとか?
はたまた、ものすごく塩気の強いものを好む味覚の持ち主なのか??
ここまで違う事が書いてあるというのは、もはや謎です(汗
せっかく有機栽培の糠で作った美味しいぬか床が、本当にもったいないです。


今は「ぬか床つくり」(下田敏子 著)をバイブルに、
足し糠をしたり、ユズや昆布を入れたり、塩で味を調整をしながら1日1回、野菜を漬けています。
これからは、6月頃に出回る実山椒を入れるのが楽しみ!

ぬか床の定位置は冷蔵庫ではなく、玄関になりました。
私はわりとしっかり漬け方が好きなので、24時間(夕飯の支度の時に漬けて、前日に漬けた物を夕食に食べる)漬けています。
キュウリやニンジン、カブはもちろん、意外にもパプリカがとても美味しいんですよ。

やっと「ぬか漬けを思い切り食べる!」という子供の頃からの夢が叶ったものの、
毎日食べられると思うと、案外それほどたくさんは食べようとは思わないものですね(笑
さぁ、私のぬか床は、どこまで進化を続けれらるかな〜??
どんどん美味しくなってくれるといいなぁと思いながら、せっせと糠を混ぜる毎日です。


2015年01月19日

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。



さて、今年は4月から、池袋と自由が丘、共に新しい講座が始まります。
自由が丘では、新しく「親子で楽しむボサノバ・ヴォーカル」がスタート!
この講座は、お出かけができるようになった赤ちゃんと一緒に、
何か新しい事を始めたいな〜というママのためのレッスンです。

きっかけは、自分が「子供同伴で参加できる講座があったら行きたいな」と思ったことでした。
しかし、「乳幼児向けの、子供主役の講座」または「託児付きのママ主役の講座」というのは結構あるのですが、
「子供同伴OKで、ママ主役の講座」というのは案外ナイのです。。
そこで「自分だったら、こんなのがあったら行きたいな〜」という講座を形にすることにしました。


ブラジル音楽のリズムやポルトガル語の音感は、子供もきっと大好きですよ(^^
2回完結のレッスンですので、親子みんなでお気軽にご参加いただければと思います。
詳細はこちらをどうぞ。




さて、今年の私の抱負はズバリ「健康」!
元気でなければ、何かを楽しむことも努力も、何もできないですものね(^_-)
ますますパワーアップしてきた子供と一緒に、体力増進して頑張りますよ〜
たくさんの皆さんに講座やイベントでお会いできるのを楽しみにしています♪



2015-01-07-1.jpg写真の目玉焼きは...
お正月の3が日が明けた朝、目玉焼きを作ろうとしたら、1つが双子の卵でした!
何かの写真では見たことがあるけれど、自分で割った卵が双子だったのは初めてです。
何か良い事ありそうですね(^^

2014年12月19日

FELIZ NATAL 2014

2014-12-19-1.jpg今年も残すところあとわずか。
夏を過ぎると、1年はあっという間ですね。
とはいえ、クリスマス前からお正月にかけての
寒くて、慌ただしくて、長い夜のこの時期が、実はけっこう好きな私です(^^

さて、今年もイベント出演やパーティでの演奏など色々なお仕事もさせていただき、
たくさんの方々にお世話になりました。
この場をかりて厚く御礼申し上げます。

育児中で、どうしても時間に制約があるため(^^;
リーダーライブはお休みさせていただいていますが、
引き続きイベントやパーティなどでの演奏、
ヴォーカル・レッスン等のお仕事はお受けしていますので
お気軽にお問い合わせください。


来年は、池袋と自由が丘でのボサノバ・ヴォーカル・レッスンの形態が新しくなり、
新講座も始まります(自由が丘講座の詳細は次回ブログにて!)。
たくさんの新しい出会いを楽しみに、準備を進める年末です。

それでは、みなさんもどうぞ良いお年を。
そして来年も、どうぞよろしくお願い致します。

柳沢暁子

2014年11月03日

喉に良いモノ

爽やかな秋も中盤、冬の足音が聴こえてくる11月になりましたね。
ポプラの街路樹が日に日に黄金色になって行くのが楽しみな毎日です(^^


今年は夏に、ひどい風邪をひきました。
私の場合、風邪は必ず喉から症状が出ます。
あれ?なんか喉が変だな...から始まって、そのあと鼻に来て、最後は咳になり、やがて収束するというパターンです。
それでも、出産する前はほぼ毎日元気!で、たまに風邪をひいても、わりとすぐに治る方だったんですよ。
まぁ一応、これでも歌い手の端くれとして、喉にはとても気をつけていたというのもありますが、
今は埃っぽい場所は避けるとか、寒暖の差が激しい時期にはなるべく外出しないなんて訳には行かず、
毎日のように土埃舞う公園に通っているし、1日ゆっくり休むなんて事もまず無理。
これじゃあ治るものも治らないよな〜と自分でも思います(^^;

そんな中、耳鼻科にもかなりお世話になって、それでも辛くて何度か病院へ行って、
「薬は、もうこれ以上強いのは出せないです。治るまで我慢するしかないです。
あとはそうですね...点滴しますか?」
と医師に言われ、すごすご帰宅。
どうにもならず、藁にもすがる思いで民間療法を色々と調べて試してみました。

その中で、良かったモノが2つ。
それは、ハチミツ大根と、レンコンジュースです。

ハチミツ大根は知っていたけど、レンコンなんて生でおろして飲めるの?!と最初はビックリ!
ただ、もし効かなくても食品だから安全だし、
レンコンをおろして味噌汁に入れる「レンコン汁」は大好きだったので、思い切って作って飲んだら...
これがもう、とっても良かったんです。

大根にもレンコンにも、消炎作用成分が含まれているので、効くのは気のせいではないんですよ。
もちろん劇的には治るわけではないですが、
特にレンコンは「あれ?なんか喉が変?』という初期なら、きっと助けてくれます(^_-)
レンコン農家の方が、喉の不調の時には必ず飲んでいるというのも、激しく納得です。
以来、レンコンは我が家の常備野菜となりました。

病院に行かずに風邪が治るとまでは決して言えませんが、
なんか喉の調子が悪いな...なかなか治らなくて辛い!という方は、
だまされたと思ってぜひお試しを〜(^^



◎口の中、喉の粘膜の荒れに
【ハチミツ大根の作り方】
1 大根(小さめなら4分の1本、大きめなら8分の1本くらい)を5ミリ角の賽の目に切る。
 薄いイチョウ切りでもOK。

2 口が広く浅めの容器に入れて、上から蜂蜜をまわしかける。分量はお好みで。
  私は大根の8割が隠れるくらい入れます(ハチミツでヒタヒタになるのは多すぎます)。

3 蓋をして、冷蔵庫で保管。数時間すると浸透圧で大根の水分が出て、蜂蜜が薄まってきます。
  その汁を1回あたり大さじ1〜2杯、1日に数回飲みます。
 
★作ったものは冷蔵庫で保管。数日で飲みきりましょう。
★大根も美味しいので、そのまま食べられます。
 うちではサラダに入れたり、納豆に入れたりもして、すぐに無くなってしまいます。



◎喉のイガイガ、痛み、咳に
【レンコンジュースの作り方】
1 レンコンの皮をピーラーで剥き、適当な大きさ(幅1センチ×3〜4センチくらい)に切って、
おろし器ですりおろす。
  おろしたレンコンを絞って、絞り汁をコップに入れる(小さじ半分くらい)。

2 絞り汁に100%りんごジュース20〜30ccほどを注ぎ、そのまま飲む。

★分量はお好みですが、このくらいの量を1日に数回飲んだ方が効きます。
★作りおき不可。飲む直前に作りましょう。
★絞りかすは、味噌汁に入れて食べられます。
★新鮮な有機レンコンなら、皮ごとおろしたレンコンを、そのまま全部ジュースに入れても美味しく飲めますよ。
 古いレンコン(おろす時に固いのでわかります)の時は、レンコン汁だけ絞った方が飲み易いです。
★ジュースは基本的には何でも良いのですが、喉に絡むもの(桃、バナナ、マンゴーなど)、
 刺激のあるもの(柑橘系)ではない方が良いです。ということで、リンゴがおすすめ。

2014年08月20日

2歳になりました

2014-08-20-1.jpg連日の猛暑、いかがおすごしでしょうか。
おかげさまで息子も2歳になり、規則正しいながらも慌ただしい毎日を送っています(^^

昨年の今頃を思い出すと、いやはや、子育ては断然楽になりました!
ゴハンも2歳児なりに自分で食べるし、まだあまり話さないけど意思表示はするし、こちらの言う事も結構わかっているし、1歳と2歳の差は大きいです。
きっと2歳と3歳の差も大きいんだろうな〜と想像します。

今、一番大変なのは、真夏に幼児を遊ばせる場所が少ないという事でしょうか。
歩き始めた昨秋から、毎日のように近所の大型公園に9時半に出勤(笑)していたのですが、
さすがにこの炎天下では散歩もままならず、遊具も10時には既に熱々で、とても遊べません。
近隣の児童館等を駆使し、日替わりで場所を変えてはいるけれど、
子供も同じ所ばかりでは飽きてしまうようで...

室内の遊び場というのは人工的なので、どんなに広くても、オモチャが定期的に変わっても、
何度か行くうちに、やっぱり飽きてしまうんですよね。
公園などの自然の中なら、毎日同じということは絶対にないので、意外に連日でも大丈夫なのです。
これは「生花は飽きないけど、アートフラワーは見飽きる」というのに似てるかな。。


だったら暑いし、家で遊べばいいのでは?と思われるかもしれません。
かつての私も「子供連れで毎日出掛けるなんて大変じゃない?」と思っていました。
でも、子持ちの友人たちが口を揃えて
「子供と1日中家に居るなんて、そっちの方がはるかに大変!出掛けた方がラクだよ!」
と言っていた心中が、今はよーくわかります。
なんせ外出しない(遊ばせない)と、ゴハンは食べないし、夜は寝ないし、かえって親は大変なのですね。
それに、パワー溢れる我が家の2歳児は、朝9時には自分の着替えを持って、あるいはパジャマのまま玄関のベビーカーに乗って、出掛ける気満々で待っていますから(苦笑)。


大人しい子だったら、家でお絵描きとかDVDを観たりして過ごせるのかしら??
とりあえず、うちは無理ですね(^^;
雨でも雪でも、1日1回は外出します。


そして追い打ちをかけるのが、この夏休み。
夏休み中は、小学生も児童館や有料の室内遊び場に来るので、幼児用の遊び場が狭くなってしまうんです(TT
(小学生は動きがパワフルなので、多くの児童館は小学生エリアと未就学児エリアを分けています)
でも、小学生だって遊びたいよね...いずれ行く道なので、小学生はダメにして欲しいなんて言えないし。

ということで、今、一番安心して過ごせるのは保育園の園庭開放や、遊びの会です。
多くの保育園や幼稚園では、定期的に園庭開放や交流会、イベント等を開いたりして、入所していない近隣の親子も気軽に遊びに行けるような育児支援を行っています。
何が良いって...
  全てが乳幼児仕様になっているから、危ないものがない!
  対象は未就学児のみ(小学生はいない)!
  オモチャの取り合いになっても、同じ物が幾つもあるから安心!
  園庭には日陰を作ってあったり、水遊びをさせてくれたり、安心して屋外で遊ばせられる!
などなど、保育園サマサマなのです。
残念なのは、各所週1回程度の開催というところ。
でもそのくらいの頻度がちょうど良いのかもしれませんね。いつでも行けたら、また飽きちゃうし。


幸い息子は、場所見知り&人見知りをしない、ベビーカー、車、電車など乗り物大好き!な子なので、
その点は助かっています。
自分の買い物なども含めて適度に遠出したりもして、何とかこの夏を乗り切る計画です。


あ〜 早く夏休みが終らないかしら(^^;
秋になって、公園でお弁当を食べたり散歩したり、のんびりと過ごせる日が待ち遠しいです。

2014-08-20-2.jpg
●本物の電車?!じゃないですよ(^^ 京王れーるランドにて。
こじんまりした施設ですが、子供たちで大盛況でした。
息子は実物大の電車やバスの展示に大喜び。
ミニチュア好きな私も、ジオラマがかなり楽しかった!

2013年10月09日

青春のポップス

2013-10-09-2.jpg私は20歳を過ぎるまで、洋楽というものをまったく聴かないタイプでした。
なぜなら、当時は洋楽と言えばアメリカン・ロックか、ブリティッシュ・ロック。
当然ながら、歌は英語です。
ネットも普及していないし、両親が洋楽好きやレコード・コレクターでもない限り、今や当たり前に存在するMPBやフレンチ・ポップ、ファドetc.にも、なかなか出会えなかったのです。
英語以外の歌なんて聴く機会なんてめったになかった...と言っても過言ではないくらいでした。

私は、どうも英語のリズムや響きがあまり好きではないようで(^^;
ビートルズ等も何度も試しましたし、他にも色々なアーティストの曲で何度も何度もトライはしたけど...どうしても好きになれませんでした。
だから当時は単純に「私には洋楽はわからないんだな...」と思っていました。
そんな中、テレビのCMで小野リサさんがポルトガル語で歌っているのを聴いた時の衝撃はものすごく、
それがきっかけでブラジル音楽を知り、ちょうど外資系のCD店が日本へ出店してきたこともあって、
一気に音楽の世界が広がったのでした。


ということで、青春時代は専ら邦楽一筋。
今、あらためて好きだったアーティストを思い出してみると、
 
 シンガーソングライターである。
 楽器を演奏しながら歌えるヴォーカリストである。

の2つの共通点があります。
知らないうちに、そういうアーティストに魅かれるようで、
純粋に歌手!という人には、あまりハマったことがありません。
(ちなみに、ジョアン・ジルベルトだけは作詞作曲をほとんどしない「歌手」ですが、
彼の場合には世界でも類をみないオンリーワンのアレンジャーでもあるので、特別だと思っています)



そして先日、ひょんな事からスターダスト☆レビュー(以下、スタレビ)をYouTubeで観る機会がありました。
スタレビとは、1981年に結成された埼玉県出身の男性バンドです。
メンバーは、ボーカル&ギター;根元要、ベース;柿沼清史、ドラム;寺田正美、
パーカッション;林“VOH”紀勝、キーボード;三谷泰弘の5人。
1994年にキーボードの三谷氏が脱退し、現在に至ります。

結成当初は全然知らなかったのですが、
途中から要さんの高音Voと、心の琴線に触れるメロにすっかり魅了されてファンになり、
何度もコンサートに行っていました。
しかし、ブラジル音楽を聴き出した頃からだんだんと疎遠になり...
気がつけば、いつのまにか全く聴かなくなってしまっていました。

そう、スタレビは、私が聴いていた最後のJ-POPなのです。

その後、時は流れて...
スタレビのことは、すっかり記憶の彼方へと遠のいていたある日、
あらためてYouTubeでライブ映像を観て、とーってもびっくりしました。

 すごい!このバンド!
 歌、上手い!(←当たり前ですが)
 ギター、ものすごく上手い!(←これも当たり前ですが)

熱心に聴いていた頃は、ただ単に「曲が好き、歌が好き」と思っていただけで、
実はその凄さがイマイチわかっていなかったんですね。
要さんのルーツはクラプトンで、「ガッツリ、ロック大好き!」なのだそうですが(笑)、
今聴くと、アレンジにはラテンの要素もふんだんに盛り込まれていて、なぜ魅かれたのかがよくわかります。


試しに、昔好きだった他のアーティストの映像も、手当たり次第にYouTubeで検索して聴いてみましたが、
中には「どうしてこれが良いと思ったんだろう...(^^;)」というのもあったりして、
今でも聴きたい!あぁ、またコンサートに行きたい!と強く思ったのは、スタレビだけでした。


彼らのすごい所は、メジャーヒットが過去の栄光ではなく、
結成30年を超えた今でも、TVにこそあまり出てはいませんが、現役でコンスタントに活動を続けているということです。
ライブの映像だって、はるか昔の大ヒットしていた頃のものじゃないんですよ。
比較的最近のものが、たくさんUPされています。
今まで忘れていたくせに、ファンとはまったく勝手なものですね(苦笑)。
メンバー全員が年を重ねて、さらに素敵なバンドになっていた事が本当に嬉しくて、
まるで昔の恋人に再会したかのような気分になって、
何曲も何曲も何曲も聴いて、そのうちに要さんと一緒にPCの前で大熱唱!!してました。


メンバー全員が、コーラスもして楽器演奏できるバンドというのは、
サザンやクレイジーケンバンドなど、大御所のベテラン・バンドが他にも幾つかありますが、
今や新人バンドでは...まったく出てこないですよね?
最近は、大人数でダンスしてユニゾンで歌っているグループばかり。。
ミュージシャンというのは、やっぱり演奏と歌でパフォーマンスして欲しいなぁと思うのですが、
今や時代の流れは、残念ながらそういう方向を向いていないようです。

子供が「懐かしのポップス」みたいな番組を一緒に観て、
  「ママの頃は、歌う人は1人だったんだね」
と言ったという話を聞いたことがありますが、笑い話じゃないけど本当にそのくらい違います。

そういえば最近は、楽器を持って歩いている高校生をほとんど見かけません。
ネット環境も充実して、DTMで1人でいくらでも音楽できる今は、
わざわざ人数を集めてバンドを組んで練習して...なんてしないのかもしれませんね。
とはいえ、楽器の練習するのもダンスの練習するのも、どちらも同じくらい大変だと思うので、
やっぱり流行なんだろうなぁ〜

でもきっと、そのうちまたバンドブームが再来しますよ!いや、しないかな...(笑)
バンドって、すごく楽しいのに!
私もまたいつか、バンドやりたいです(^^
あ、その前に、また絶対スタレビのコンサートに行く!と思いました。


ちなみに...スタレビって誰??という方のために。
私の大好きな曲の中から、幾つかのリンク先を貼っておきます。
色々なCMでも使われていましたから(実は最近もけっこう使われてるんです^^)、
聴くときっと、「あぁ!この曲知ってる!」と思いますよ〜


【StardustRevue オフィシャルサイト】
http://www.s-d-r.jp/


●「夢伝説」
(要さんが行田市出身のため、今月よりJR東日本・高崎線行田駅の発車ベルに
この曲が使用されているそうです)


●「今夜だけきっと」


●「トワイライト・アヴェニュー」

[photo data]
iPhone4s(ISO 64 F2.4 1/1623 0ev 4.3mm)
どこまでも広がる秋の空。
朝の1枚です。

2013年08月07日

1歳

2013-08-04-1.jpg今月で息子が1歳になりました。
実際に子育てをしてみて、「想像」と「現実」の大きな違いを感じています。

まず一番驚いたのは、地域の子育て支援の充実さです。
保育園の子育てサロン、園庭開放、プール開放、夏祭り、クリスマスなどの季節イベント、ブックカフェ、各種子育てプログラムの開催、
子育て支援センターや児童館での遊びスペースの開放、
保健センターでの育児相談、保健相談、健康診断、歯科相談、離乳食講習会、歯磨き指導教室、
図書館での絵本読み聞かせ会やイベントetc...もう挙げだしたらキリがないほど、様々な催しや相談窓口がたくさんあるのです。
その気になれば、毎日どこかに参加できるくらい!
これら、すべて無料です。

そして子供の医療費が無料なのは知っていましたが、薬代まで無料なんですね。
使用済み紙オムツ用ゴミ袋も無料、全部じゃないけど予防接種も無料だったり補助が出ます。
定期健診も無料です。
そしてさらに毎月、児童手当が支給されます。

こんなに社会福祉支援があるなんて、今までまーったく知りませんでした。
すべて税金によるものなので、厳密には無料ではないのでしょうけど、
いやいや、国もけっこう色々とやっているじゃないの、と感心してしまいました。
巷で聞く「子育て家庭に政策は厳しい」なんて、そうでもないじゃない!と思ったのです。


そして、子供を連れて外を歩いていると、老若男女を問わず、色々な人が声を掛けてくれます。
 「かわいいわね〜」「何ヶ月?」
など、特に子育ての終わったご年配のおばさまたちは、その90%超が話しかけてきてくれます。
きっと、自分のお子さんの小さかった頃を思い出しているのでしょうね。
「かわいいね〜」という言葉は、「一般的に赤ちゃんはかわいい」という大きな意味と、
「そうそう、うちの子もこんなにかわいい時があったのよね〜」という、
自分の中の思い出に触れた”懐かしさ”という両方を表しているのだなと感じます。
中には自分のお孫さんの話を始める方もいて、みなさん本当に嬉しそうなので、思わずしばし一緒にお話してしまいます。
私も年を取ったら、きっと同じように話しかけてしまいそうです(笑


幼児にも、乳児は人気です。
意外にも「赤ちゃんだ〜!」と駆け寄ってベビーカーを覗き込むのは100%男の子。
女の子はほとんど寄って来ません。
来たとしても、ベビーカーについているオモチャや息子の洋服を「これ、かわいいね」などと私の方に話しかけてきます。
これは予想外な反応でした。 
”女の子の方が子供好き”というイメージがありますが、そうでもないんですね。恥ずかしかったりするのかな?
男の子の方が単純に好奇心に忠実なだけかもしれませんね(^^

あと、初老の男性はなぜか言葉掛けはせず、息子をじーっと見ながら
喉の奥や舌を「コッ、コッ」「トュ、トュ」と鳴らしたりして反応を見る...という人が断然多いです。
何て言っていいのかわからないけど構いたい!という感じなんでしょうか。
声掛けは断然、おばさまたちの方が流暢です。
たとえ息子が何も言わなくても、何も反応しなくても、
「ごきげんね〜、お散歩なの、いいわね〜、今日は暑いわね〜、ママと一緒で楽しいね〜...」
こんな調子でエンドレスに続きます。
息子が途中で「あー」なんて声を出そうものなら、
「あら!お返事してくれたの、そ〜う、おりこうさんね〜、おばさん嬉しいわ〜...」となります。
もうこれは、技と呼んでも良いかも。見習っています(^^


ちなみにウチの子の場合、髪がフサフサで色白なため、初対面の方には必ず
「髪フサフサね」「色白さんね」「女の子?」
の3つを言われていました(^^;
今は「明らかに男の子」な格好をさせているのもあって、「女の子?」は言われなくなりましたが、
人って本当に同じ事を言うのだな〜と、そっちの方にも感動したくらいです。


私が近所に外出する時間帯は、たいてい日中の昼間なので、
同じような赤ちゃん連れの母親や、ご老人、犬連れ、介護中の方などが多いこともあり、
道も譲り合って、いたわりあっているような雰囲気で、嫌な思いをしたことは、まったくありません。
たとえ他の時間だったとしても、
レストラン、スーパー、駅、電車、バス、タクシー等でも大変親切にしていただいていて、
みんなが子供に温かいまなざしを向けてくれています。
これもまた巷で聞く「子連れに世間は冷たい」という印象も、一度も受けた事がありません。


私はもともと「大の子供好き♪」という訳ではなかったので、
「子供が嫌い」という人の気持ちもよくわかるつもりです。
しかし、おおむね世の中は子供連れに優しいのだな〜と、ヒシヒシと感じています。
本当にありがたいことです。

そして今は、ショッピングセンターやデパートなども、
赤ちゃん休憩室や遊びスペースなど、サービスがとても充実してるんですね。
高速道路だって、サービスエリアに立派な授乳室があるところも増えてきました。


そんなこんなで、
「子供は可愛いだろうけど、大変なんだろうなぁ」
と、かなりの覚悟を持って始めた子育て生活ですが、

   いやいや、そうでもないよ? みんな優しいよ? 毎日、楽しいよ? 

と、なんだか拍子抜けする感じなのです(^^;
今まで色々噂に聞いて想像していた;
「子育ては大変なのに、世間も社会福祉システムも厳しくて、孤軍奮闘」
という勝手なイメージは、見事に良い方向に覆されたのでした(^^


しかしながら支援制度も地域によって差があるし、
人によってはこれで充分とは言えないものもあるだろうし、私も利用しているものは限られています。
それでも、「ある」と「ない」では大違い。
児童福祉法という法律でも、しっかり子供を守っている日本というのは
まんざらでもないな〜なんて思ってしまう今日この頃です。


息子はまだ1歳。大変なのはこれからなのかもしれませんね。
小さな体に漲る強い魂のエネルギーと、細胞分裂の音が聴こえてきそうなくらいの元気を分けてもらいながら、
私も子供と一緒に、日々成長中です。

今まで支えてくれたみんなにありがとう!
そしてこれからもどうぞよろしく。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL25mm F2.8
(ISO400 F4.0 1/60 +1.0ev 25mm)
みんなで食べられるように、ホットケーキでバースデーケーキを作りました。
子供がお昼寝中に、制作から撮影まで一気に決行! 無事、間に合いました。

2013年07月09日

インプラントにしました

2013-07-08-1.jpg奥歯の1本をインプラントにしました。
歯科選びから始まって、施術完了まで実に10か月...長かった!(^^;

10数年前に神経を取ってクラウンになっていたこの下奥歯が、
もしもう1度ダメになったら、今度はインプラントだな〜とは、ずっと思っていたのですが、その時は容赦なく、突然やってきました。

妊娠初期のある日、奥歯の違和感と痛みに気付いて鏡を見ると、根元の歯茎がぷっくりと腫れていました。
しばらくすると腫れは引いて、治ったのかな?と思っているとまた腫れて...を繰り返すので、歯科で診てもらったところ、
「歯根が弱って炎症を起こしている。この歯はもう長くは使えないだろう」
との診断でした。
もともと妊娠中は積極的な歯の治療はできないし、痛み止めも飲めないので、クリーニングなどで何とかごまかしごまかし使っていましたが、その後、安静と入院が長くなってしまったために歯科に行くことすらできなくなってしまい、結局、出産後しばらくして猛烈な痛みが...(TT)
やっと訪れた歯科で再度レントゲンを撮ると、歯根が見事に割れてしまっていました。

こうなるともう、この歯を残すことはできません。
一時的に痛みが引いても、次にいつまた激痛が襲ってくるかわからないし、爆弾を抱えているような状態で毎日ドキドキするのも困ります。
でも、当時はまだ3時間置きに授乳をしていて、睡眠不足でフラフラな時期で、
しかも私の場合、長い入院で体力も落ちていて、室内をすり足で歩くのがやっと...という弱りよう。
早めの抜歯を薦められますが「まずは体力が戻らないと抜歯できない」と医師に言われてしまいました。

そして、その後をどうするか?を考えなくてはなりませんでした。
選択肢は、下記の4つです。
 1)入れ歯にする
 2)ブリッジにする
 3)そのまま放置する
 4)インプラントにする


まず、1)入れ歯にする。
これはもう、最初から絶対に嫌だったので却下。

次は2)ブリッジにする。
一般的には、これが一番多い選択肢だと思います。
でもそのためには、作った歯を固定する金具を取り付けるために、
手前の健康な歯を2本(奥歯の場合、力のかかり具合から2本使うそうです)も削らなければならないのです。
削れば、やはり歯は弱って、そのうちまた失うことになってしまいます。
これも嫌でした。

そして3)そのまま放置する=歯が無いまま生活する。
一番奥の歯なら、放置も仕方ないかもしれません。。
実は私の一番奥の歯は、当時の主治医によるこの選択で、すでにもう無いのです。
(今回治療しているのは、一番奥から2番目の歯です)
噛み合わせの関係で、下の歯が無いと上の歯がだんだん下りて来てしまうし、
奥歯が2本も無いなんて...悲しすぎます。
今回は放置は絶対に嫌でした。

ということで、4)インプラントにする。
そうなると、もうこれしかありません。
ずっと考えていたので、迷いはありませんでした。


ただ、問題はどこの歯科で治療するか?です。
インプラントは治療期間が長いし、頻繁に通う必要があるので、
今まで通っていた歯科は遠方すぎて無理でした(→諸事情により、高速バスで1時間半かかる歯科へ通院していたので)。
迷った末、実際にインプラントにした友人知人に話を聞き、
その情報を元に大学病院を含めた3つの歯科に相談へ行きました。
そして、そのうちの1つ;知人から紹介してもらった個人病院で治療することに決めました。


通常、インプラントは抜歯した後の自分の顎(下顎、または上顎)の骨に人工歯根を埋め込んで、
自分の骨としっかりと結合したら、その上に新しく作った歯を取り付けるというプロセスで進みます。
抜歯が終わった状態から、治療期間はだいたい3〜6か月です。

私の場合は、まず抜歯からのスタート。
厄介なことに、妊娠中に治療(早期の抜歯)ができなかったため、歯根の根元の顎の骨が溶けてしまっていて、
抜歯してから治癒を待っても、顎の骨が前のように再生しないだろうと言われていました。
骨が再生しないと、他の歯と歯茎の高さの違いが出てしまい、インプラントを施術することができないので、
抜歯する際、抜歯後の穴に人工骨の粉末と、治りを良くするためにコラーゲンを一緒に埋め込んで、
治癒後に骨の高さを蘇らせるという方法が取られました。
そして自分の骨と人工骨がしっかり結合して再生するまで、通常の2倍の時間を置く事になったのです。


そんなこんなで、私のインプラント治療は長丁場覚悟となりました。
体力の回復を待っての抜歯後、約3か月経って、ようやくインプラントの人工歯根の埋込手術をすることに。
病院にもよりますが、大学病院では完全に眠ってしまう麻酔でやることが多いこの埋込手術ですが、
私の行っている歯科では筋肉注射麻酔での手術で、それでも寝てしまう人がほとんどだと言われたのに、
いつもは麻酔の効きのとっても良い私がまったく眠くならず、ずっと意識アリのまま。
よっぽど緊張してたんですね...歯の局部麻酔も3回も追加してもらったり、非常に辛かったです(TT)

埋め込みは抜歯より痛くない、という話だったけど、いやいや!抜歯のが痛くなかったな〜(^^;
まぁ、ここを通らなければインプラントには出来ないのですが、この時は正直、
「こんなに大変なんだ...他の人には安易にススメられないわ...」
と思いながら帰宅したのでした。


その後、顎の骨と人工歯根がしっかり結合するのを待つことさらに数ヶ月。
次は歯茎に埋め込んだ人工歯根の頭をレーザーで切って出す、という手術を受けます。
要はネジ穴を出して、それにアタッチメントを取り付けて、実際に歯を付けるようにする訳です。
これは通常の歯の局部麻酔で行いますが、やっぱりけっこう痛かったのでした(TT)
2週間後にレーザーの傷が治ってから、アタッチメントを型取り用に付け替えて型を取り、
さらに3週間後、やっとやっとやっと出来上がった奥歯が入りました!!

歯が入った直後は、ちょっと違和感がありましたが、
それも普通に歯の治療で詰め物をした後の、噛み合わせ違和感程度の微々たるもの。
翌日には、

  「え? 歯の治療なんかしてたっけ??」

というくらいもう何ともなくなって、あっという間に自分の歯になりました。
いやはや、最新の歯科技術は恐るべし。。

とはいえインプラントも入れて終わりではなく、
これから定期的にメンテナンスに通院し、歯周病にならないように継続的なケアが必要です。


治療はそれなりに痛いし、時間はかかるし、通院も大変でしたが、
喉元過ぎれば...で、今はもう本当に何ともないので、頑張ってインプラントにして良かったです。
インプラント施術経験者に話を聞いた時、みんなが口を揃えて
「非常に快適!」「前に治療した歯もみんなインプラントにしたいくらい」
と言っていたのが、今はとてもよくわかります。


でも、どんなに優れた医療でも、やっぱり自分の歯に勝るものはありませんよね。
インプラントだって万能ではないし、人によっては施術出来ないケースもあります。
経験の浅い医師による失敗事例もたくさんありますし、料金も歯科によってけっこう差があるのも
患者としては心配なところです。

そういえば、どこの調査だったか忘れたけれど、

「今の70歳代〜の人達の頃は、甘い食べ物も虫歯予防概念もなく、
 その後の30〜40世代は、甘い食べ物があって虫歯予防概念はなく、
 今の子供たち世代は、甘い食べ物もあるけど虫歯予防概念もある」

...ということで、お年寄り世代には虫歯は少なく、合間の私たち世代が最も歯が良くないそうです(^^;
予防ケアを受けている現在の子供たちの虫歯は、減っているそうですよ。


大袈裟じゃなく、歯の状態の善し悪しで人生は変わります!
ただ、今は歯科技術は飛躍的に進歩しているので、
たとえ私のように歯を抜くことになってしまっても、
欠損の状態で諦めず、腕の良い歯科医を探して治療欲しいなと思います。

(注;医療系のブログを書くと、「どこの病院なのか」「その医者を紹介して」
   という問い合わせメールを長期間に渡ってたくさんいただきますが、
   誠に勝手ながら、面識のない方からのお問い合わせメールへのお返事は控えさせていただきます。
   何卒ご了承のほどよろしくお願い致します)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL25mm F2.8
(ISO400 F4.0 1/50 +1.0ev 25mm)
氷のギターです。
ジャズベースとエレガットとガットギターの3本セット;その名も「COOL JAZZ」
というアイストレーを近所の雑貨店で見つけて、思わず買ってしまいました。
水で普通に氷を作って、マドラーを兼ねてお酒にのグラス用に使うものらしいですが、
ガットっぽくしたくて、アイスティーで凍らせてみました。
けっこうリアルによく出来てます(^^

2013年06月15日

いいね!

2013-06-15-2.jpg数あるSNS、みなさんは何をやっていらっしゃいますか。
かく言う私はtwitterを愛用していますが、まわりでは確実にFacebook(以下、FB)の利用者が増えています。
私もFBのアカウントは持ってはいるので時々覗くと、写真もコメントもいっぱいで、とっても賑やかです。

さて、そのFBにある「いいね!」機能。
誰かが投稿した記事に共感した時に、ボタンを押すとその数が表示されるものですが、他のSNSでも「ハート」「拍手」など、名前は違えど同じような機能が付くようになって、すっかり認知されるようになりました。
この、相手を気軽に褒める文化...欧米式が日本にも普及してきたのだな〜と感じます。
日常生活において、他の人に「あなたは良いね」「素敵だね」「すごいね」と頻繁に言ってもらう事は、たぶん日本ではすごく少ないと思うので、とても良いことだなとも思います。
なぜなら、私がブラジルに滞在していた時、おそらくこれまでの人生で一番褒められた期間だったのでは??というくらい毎日褒められて、外国ではこんなにも人を褒めるのか?と、驚愕したことがあるからです(^^;)。
そういう話は聞いてはいたし、知ってはいたけれど、実際に自分で経験してみるとしないは大違い!
何を褒めるって? きっと何でもいいんです。ブラジル人にとっては、天気の世間話とか、挨拶みたいなものなのでしょう。
それでも、やっぱり褒められると嬉しいもので、なんだか違う自分になったみたいでしたよ(笑)。


だけど、あえて「いいね」と言わない文化も、私は好きです。
例えば、毎日通る知らない人の家の庭がとてもよく手入れされていて、いつも花が咲き誇り、緑が美しかったとしましょう。
毎日、綺麗だな〜♪と楽しませてもらっていたとしても、インターホンを鳴らしてまで
  「お庭、いつもとっても素敵ですね!」
と、その家人に直接言うなんてことは、よっぽどの事がない限りしませんよね。
たとえ偶然、手入れをしているところを塀越しに見かける日があったとしても、
  「あの、いつもお庭を拝見してますが」
と、声を掛けたりもしませんよね。
(する方もいるかとは思いますが...笑。勇気がいる方もいると思います)

他にも、丁寧に対応してくれた店員さんとか、エレベーターの扉を開けて待っててくれた中高生とか、
電車で見かけた親子がとても微笑ましかったりとか、駅員さんがお年寄りに親切にしていたりとか、
日々の生活の中で、いいな、嬉しいな、ありがたいな、という小さな事にはたくさん遭遇するけれど、
直接やりとりのあった本人に「ありがとう」とは言えても、「いいですね」という機会は、残念ながらめったにない...


だからこそ、この「いいね!」機能が”いいね!”なのかもしれません。
でも現実社会では、直接言わない「いいね!」も、いっぱい存在するのだという事も、
心のどこかに置いておいて欲しいなと思うのです。


私と同世代の人たちは、たぶんそういう事を踏まえてSNSを使っているけれど、
産まれた時からインターネットがある世代の子供というのは、どうかな。。
きっと私たちとは感覚が違いますよね。
「昔は洗濯は川から水を汲んで来て、1枚1枚手洗いしてたんだから」なんて言われても、
洗濯機世代の私たちには「今は違う」の一言。というのと近いかな...(~~;)
たぶん、それはお互いに想像しあえないくらい大きな違いだと感じます。

  あなたが知らないところで、知らない人が、
  あなたのしている事を「いいね!」と思っていることもたくさんあるよ。
  だから自分のしている事に自信を持っていいんだよ。

これからの子供世代にはこう伝えたいなと思うし、自分もそう思って日々を過ごしているオメデタイ奴ですが(^^;)、
知っている人でも、知らない人でも、色々な人の色々な事を、
「いいな」「素敵だな」「すごいな」と、
嬉しく、微笑ましく思って生きている人というのは、実はたくさんいると思います!


そして、時代は変わるもの。数年後にはまた新しい何かが始まっているでしょうね。
リアルな世界でも「いいね!シール」みたいなのをペタペタ貼るようになってたりして?!
この後、ネットの世界と現実世界との関係はどうなっていくのか誰にもわからないけれど、
どうか良い関係でいられますように...と願う、雨の夜です。


[photo data]
iPhone4s(ISO 64 F2.4 1/213 0ev 4.3mm)
今年もやって来ました、紫陽花の季節。
雨の日が華やぎます。

2013年05月17日

素材の力

2013-05-17-1.jpg早いもので子供も9ヶ月となり、毎日パクパクと離乳食を食べています。
赤ちゃんの離乳食は、基本的に何も味付けをしません。
大人ならともかく、調味料なしで煮た野菜や、単なるお粥なんて食べるのかしら?と思っていたら、これがよく食べるんです。
ウチの場合、特に野菜が大好きで、人参、キャベツ、タマネギは毎日食べても飽きないくらいのお気に入りようです。

そんな中、面白いことがありました。
大根と豚バラ肉の煮物を作るついでに、大根を離乳食に取り分けました。
6時間ほど煮込んだ大根をつぶして試食をしたら、何も味付けしていないとは思えないほどトロリと甘くて美味しい!
案の定、子供もペロリと食べました。
その後しばらくして、今度はポトフを作るついでに人参、キャベツ、タマネギ、トマト、大根を離乳食に。
この時はちょっと時間がなくて3時間程度しか煮ていなかったのですが、
試食をしたら、大根はなんだか前よりちょっと甘みが足りず、青臭い感じがしたのです。
でも他の野菜に味の差は感じられなかったので、
大根には煮込み時間が足りなかったかな?と思いつつ、子供にあげてみると...

なんと、食べないのです。

口には入れるけど、うわ〜ん!!と嫌がって泣きます。
この前は食べたのに、うーん、やっぱり煮込み足りなかったか...
ということで、残すハメに。
(ちなみに、この時に作った他の野菜は問題なく食べました^^;)

その翌週、ポトフを今度は6時間ほど煮込んで、大根離乳食に再チャレンジです。
しかし試食すると、また同じような青臭い感じ。。
なんでかな〜 大根がもう季節じゃないのかな〜(←そんなことはありません 笑) 大根が良くないのかな〜
などと大根のせいにしながら、あげてみると...やっぱり、食べません(泣)。

なぜなのかわからない。。
でも味の違いはハッキリわかります。
火加減でも素材の違いでもないのに、なぜなぜなぜ???

そしてその日の夜、ドライヤーで髪を乾かしながら、ふと閃きました。
   
   そうだ、昆布だ!!

最初に大根を煮た時は、豚バラ肉との煮込み(和風)にするつもりだったので、昆布を出汁として入れていたのです。
大根と昆布を煮た後、離乳食用の大根を取り出してから豚バラ肉を入れて、その後で醤油やみりんで味付けをしていました。
2度目はポトフ(洋風)だったし、ポトフは野菜をたくさん使うから野菜だけでも充分に出汁が出るので、昆布は入れていなかったのでした。
野菜を煮た後、離乳食用の分を取り出してからローリエやソーセージを入れて、その後で塩こしょうで味付けをしていました。

確証はないけど、たぶん昆布だ!と思った私は、翌週、懲りずにもう一度チャレンジ。
今度はちゃんと昆布を入れて、6時間ほど煮て試食をすると、うんうん、最初の時の味!
さぁ、どうだ!と、あげてみると...

食べました。完食です。

味の違いは、赤ん坊でもわかるんですね。
赤ん坊でもというよりは、赤ん坊だからわかる、のかもしれません。

昆布がこんなに大根の美味しさを引き出してくれるなんて、思ってもみませんでした。
今まで味噌汁を作る時にも毎回、鰹と昆布で出汁は引いていたし、出汁の良さはわかってるつもりだったけれど、
本当に「つもり」だったのでしょうね。
日本独特の味として世界に誇れる鰹や昆布などの旨味成分を、もっと活用しなければ!と思ったのでした。


そして、離乳食を作りながら、
素材の味だけでも、食べ物は充分に味がするのだなと、あらためて感じています。
ふだん味付けしていない食材なんてあまり食べていないけど、素材本来の味というのはとても力強く
、濃いものなんですよね。
出汁を使えばさらに引き立ちますが、たとえ出汁で煮なくても、です。

離乳食講習会などで、栄養士さんが作ってくれた離乳食を試食をしても、
「えっ、これ何も味付けしてないんですか??」という事が度々ありました。
私たち大人は、味付けに頼りすぎているのだなぁ...
調味料を入れなければ美味しくない!と思い込んでしまってるような気がします。


こんなことがあってから、我が家では煮物には和風洋風問わずに昆布が活躍、
鰹節も厚削りの良いものに変えて、
基本の出汁は以前の2倍の濃さで引くようになり、調味料は最小限。
食事がさらに美味しくなりました。
たぶん減塩にもなっているのではないかと思われます(^^)v


さてさて、ここで私が「3時間煮た」「6時間煮た」と書いているのを読んで、
「そんな大変なこと!」と思っている方もいらっしゃると思うので、その種明かしを。。
もちろん、そんな大変な事はしていません(^^
だいたい赤ん坊の世話をしながら、そんなに長時間料理なんてしていられませんよね。
実は、保温調理鍋を長年愛用しています。
素材を入れて沸騰してから約10分煮て、あとは真空断熱構造のケースに鍋ごと入れて置いておくだけ。
沸騰後の高い温度で保温して調理する...というタイプのお鍋です。

この話をすると、
「そのケースにコンセントが付いてるの?」「圧力鍋?」などと聞かれることが多く、
なかなかイメージが湧きにくい物らしい(^^;)のですが、いえいえ、電気もガスも圧力も使わないんです。
そのまま、置いておくだけ。
火を使っていないから、キッチンに居なくていいので、そのまま外出だって出来ちゃいます。

私はよくお昼に素材を準備して、鍋にセットしてから延々〜と別の部屋でギターの練習をして、
夕食時には1品出来上がり!という感じで使っていました。
野菜もすごく柔らかくなるし、お肉もホロホロになるくらい煮込まれて、味も染みます。
離乳食作りにも使えるとは思っていなかったけど、今もさらに大活躍しています。
使用後も普通の鍋を洗うだけだから、とにかく簡単。
決して回し者ではありませんが、オススメですよ。

さぁ、今度は何を作ろうかな〜♪

【THERMOS】真空保温調理器「シャトルシェフ」
http://www.thermos.jp/product/cooker/4-6/kba-4501.html


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL25mm F2.8
(ISO400 F4.0 1/15 0ev 25mm)
私は子供の頃から、なぜか鯉のぼりが大好きです。
女の子だから...と買ってもらえなかった念願の鯉のぼりを晴れて購入。
兜の隣に飾れるように、ちりめん細工のモビールにしました。
さり気なく揺れて、とても可愛いです。

2012年02月06日

旅をする木

2012-02-06-1.jpg最近読んだ本で一番心に残っているのは、
ある物語作家さんにすすめられて読んだエッセイ集「旅をする木/星野道夫著」です。
一概に「本好きな人」と言っても、好みが色々とあるので、本好き人にすすめられた本がすごく良かった!というのも、なかなか難しいものですが、さすがはプロだけあって、私の好みをバッチリ押さえてくれたのでした。


星野道夫氏について先入観ゼロで読み始めると、
エッセイというよりは、アラスカに住んでいる古い友達からの手紙のような、
肌に水が馴染むようスーッと心に入ってくるような、優しくわかり易い文体。

そのほとんどはアラスカの自然の丁寧な描写であって、
あたかも絵の説明をしているかのような繊細緻密な文章が続きます。
自分が景色を見ている時、こんなに詳細まで見ているだろうか?と首を傾げたくなるほどです。
そこで初めて、彼が作家ではなく、
アラスカの自然や動物を始めとした大自然を追いかけて旅をしている写真家であることに、
やっと気がつきました。

でも、本には写真は1枚も掲っていないのです。
(彼の他の作品には、写真も掲載されているものもあります)
この理由の本当のところはわかりませんが、この本では、
写真ナシで読者に純粋にアラスカを思い描いて欲しかったのかな...と思います。

読み進めるうち、実は最初、ちょっと物足りないような感じもしました。
見開き2ページに改行がほとんどなく、
漢字多めの文章がぎっしり!というような本が好きな私としては
もう少しガッツリしててもいいかな?という気もしたのです(^^;
でもなぜか、なぜか読み止められない。。
そして、1話読み終わる度、何とも言えない穏やか〜な気分になるのです。

これは何? この柔らかな余韻は何?
そして、寝る前のひとときにこの本を読むと、
とても良く眠れることに気づきました。

以来、この本は何とはなしに読み返す、大切な1冊になっています。


寒いところが苦手な私は、アラスカに行ってみたいなんて
今まで一度も思ったことがありません。
どうしてあんなに寒い所に人が住んでいるのか?とすら思っていました。
かねてから1度オーロラは見てみたいなとは思っていましたが、
マイナス35度なんて未知の世界に挑戦する勇気もなく、
あとは強いていうなら、寒い場所には虫がいないのでいいな...くらいの認識でした。

しかし、この心満たされるような温かな文章に触れる時、
アラスカに魅せられた筆者の一途で真摯な想いを知って、
アラスカにほぼ無関心だった私が、静かな感動を覚えました。

でも、彼の作品は単にアラスカ紹介の本ではないんですよ。
アラスカに行きたい、行きたくないというような単純な事ではなく、
喉元まで出かかっているけど言葉にできない、人間としての大切な気持ちを代弁してくれる...
そんな本だと感じました。

寒い夜のひととき、心が殺伐とするとき、理由もなく元気が出ないとき...
もちろん今現在に何の不自由も感じない幸せな時でさえ、
数多ある自己啓発本のような薄っぺらな言葉の羅列でなく、
厳しい自然の中、身を持ってその偉大さを経験したからこそ!書ける言霊の数々に
きっと心洗われることと思います。


「旅をする木/星野道夫著」文集文庫
星野さんは1996年、アラスカで撮影中に白熊に襲われて亡くなってしまいましたが、
彼の残してくれた多くの写真と文章は、その後もずっと私たちに語りかけ続けてくれています。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
(ISO400 F3.5 1/60 +0.7ev 25mm)
パン屋さんのクロワッサン。
ミニチュア大好きな私としては、こういう写真はなぜかミニチュアに見えてしまう(^^;
宅配寿司のパンフも然り。

2012年01月01日

謹賀新年2012

2012-01-01-1.jpgあけましておめでとうございます。

世界中で色々あった2011年を乗り越えて、今年は希望の多い年にしたいですね。

昨年、とある本でこんな文章を見つけました。

野生のシマウマは、ライオンに襲われる時にものすごいストレスにさらされるけれど、
そのストレスで体調を崩したり、精神的に病んだりはしない。
なぜなら「次はいつ襲われるんだろう?」「ライオンが来たらどうしよう」など、
まだ起きていない事柄に対する心配をしないから。

...だそうです。

襲われたその時にだけストレスがかかるから、日常は、ほぼ毎日平穏なのです。
予期不安によるストレスを受けない...なんて素晴らしいことでしょう!!
毎日毎日、ありとあらゆる心配をしてしまうタイプの私としては、ものすごい衝撃でした。
そしてこれを知ってから、私はシマウマになろう!と決心しました(笑)。

心配することによって、ライオンが襲って来なくなるなら意味があるけど、
変わらないなら心配しても関係ないんですよね(^^;
これは、準備をしない事とは別なので、
「いらぬ心配=杞憂」まで行かないように、シマウマくらいの心持ちで行く...オススメです。

人間が生きて行くには、
「過去の思い出」と「未来への希望」の2つが大きな原動力になっているように思います。
でも、過去はもうどうすることもできないし、未来はあれこれ考えても全ては制御できない。
だったら、生きて行く「今」をしっかり見つめることが何より大切だし、
「今」を充分に慈しんで生きることが「幸せ」なんですよね。

毎日1歩1歩、色々な景色を見ながらゆっくり歩んで行く、そんな1年にしたいと思います。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いします(^^)/


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
(ISO400 F3.5 1/50 0ev 32mm)
カプチーノ・アートのハート。
今年も愛いっぱいな1年でありますように。

2011年11月25日

自転車ぶらり

2011-11-25-1.jpg念願だった電動アシスト自転車を買いました。
ヤマハのPAS VIENTA。内装8段変速のスポーツモデルです。

今年の夏、小浜島でレンタルしてその実力のファンになって以来、
最初は何の迷いもなく普通のシティサイクル(いわゆるママチャリ)のアシスト付きにしようと思っていたのですが、
あちこちの自転車店を巡るうち、華奢なフォルムに洗練されたデザイン、美しい色使い、豊富なパーツのスポーツモデルにすっかり魅了され、
今更ながら、なんて自転車って格好良いのだろう!!と、スポーツタイプ自転車に岡惚れしてしまったのでした。

気がつけば、荷物も乗らないし、ぜんぜん実用的じゃないけれど、
1台ママチャリも持ってるんだから「ただ乗るだけ」の自己満足自転車でも良いのでは?!
...と、考えを180度大幅変更。
結果、スポーツタイプを探すことになりました。

でも、自分がアシストなしのクロスバイクやロードバイクに乗るのは
ちょっと自信がありませんでした。
実は私、ギア付きの普通自転車にすら、今まで一度も乗ったことがなかったのです。
なぜなら、私が育った下町の深川は、現在の場所とは対照的に、どこまで行っても道は果てしな〜くまっすぐ!
上り下りなんて、橋のたもと位しかありません。
だから、自転車は普通のもので充分に走ることができて、
ギアなんかがついてたら「よっぽど自転車好きな本格的な人」という感覚だったのです。

しかし、今の地に引っ越して来て、それは特殊な環境であったことを悟ります。
現在、私は東京都在住ではありますが、近隣の道はかなりアップダウンが激しく、
普通のママチャリで行けるのは、家から駅までのかなり限られた範囲のみ。
他はすべて上り道、もしくは下り道=とにかく坂だらけなんです。
駅前に買い物や公的機関、病院などは集中しているし、家から駅まで徒歩でも5分なので、
普段はまったく不便は感じないのですが、ちょっと遠出しようと思ったら、車か電車で行くしかありません。
そんな場所なので、近隣を走っている自転車はアシスト付きがほとんどで、
他は、本格的なクロスバイクやロードバイクばかり。
交番のおまわりさんの自転車だって、アシスト付きなんですよ。

そんなこんな中、ヤマハのサイトを見ていたら、
10月に新モデルのアシスト自転車が発売されたではありませんか!
それも、まさに私が欲しいな〜と思っていたような女性向けスポーツタイプのアシスト付き。
なんだか「スポーツ車なのにオートマ」みたいな「ちょっとズル」な感じは否めませんが、
私だけじゃないんだ!と妙な安堵と自信も感じて、これはぜひ試乗してみたいと思いました。

しかし...いざとなると、それを売っている店が近所に全くないのです。
アシスト付き普通ママチャリならあるのですが、
アシスト付きスポーツタイプ(ヤマハ、パナソニック等の日本以外にも、
海外ブランドのものも色々あります)は、ことごとく置いて無い。もしくは取り扱っていない。
仕方なく、ヤマハのお客様相談室に電話して、
「いったい何処へ行ったら乗れるのか?買えるのか?」と聞いて教えてもらったのが
目黒の碑文谷にある、アシスト自転車専門店でした。
そこでヤマハ、ルイガノなど数種類に試乗して、このVIENTAに決めました。

翌日、自転車が配送されて来ました。
実際に乗ってみると、坂なんてなんのその〜!
アップダウンをものともせずにスイスイ進みます。
液晶のマルチファンクションメーターが付いていて、走行時速や距離、消費カロリー、
バッテリー残量や走行可能距離など、色々な数値が表示されるのですが、
慣れないうちはギアチェンジで手一杯で、見てる暇なんかありません(^^;

ただ、自分の体力以上にグングン行けてしまうので
実力との感覚差に、ちょっと気をつけなきゃいけないなと思いました。
初日は平均時速12キロ、最高速度20キロで、合計11キロ走り、
前傾乗車姿勢に慣れないこともあってか、
自転車を降りた時には口も聞けないほどヘロヘロに疲れました(>_<)。

乗っている時は快適で、どこまでも行けそうなくらい楽なので、疲れていることに気付かないのです。
たとえるなら、子供の頃にトランポリンでバンバン跳ねて遊んだ後、地上に降り立った時の感じ...
体が重力に引っ張られて気だるく重〜い、あの感じに近いです(わかってもらえるかな...^^;)
でもこれも慣れれば、ちゃんとコントロールできるのではないかと思います。

そしてこんなに乗ったのに、消費カロリーはたったの156キロカロリー!
ダイエット目的で乗っている訳ではないけれど、
かえってお腹がすいてお昼ゴハンをたくさん食べちゃったから、
自転車で体重を落とすのは至難の技だと思います(苦笑
なにか心配事があった方がよっぽど痩せますね〜


最近では自転車人口が増えて、都心では自転車がどこを走るか?が色々と問題になっていますが、
うちの近辺は、そもそも自転車人口が少なく、歩道も広いので、
まるで街全体がサイクリング・ロードのよう(笑)。
こんなにサイクリングにうってつけなら、早く買えば良かったとさえ思います。
今まで知らなかった道がたくさんあって、新しい発見もいっぱいでワクワクです。
これからの季節はちょっと風が冷たいので、
かわいいモフモフの耳当てが欲しいな〜と思っているところです。

さぁ、明日はどこへ行こう?


[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL50mm MACRO F2.0
(1)ISO200 F11 1/160 0ev 50mm

自転車の重さは21.5キロ、これでも昔よりずいぶん軽くなりました。
3時間充電で標準アシスト=27キロ走れます。

2011-11-25-2.jpg(2)ISO200 F4.0 1/2500 0ev 50mm

VIENTAとは、スペイン語の風「VIENTO」からの造語だそうです。
ポルトガル語だと「VENTO」ですね。
カラーはピンク、ホワイト、グリーン、ブルーの4色あって、
散々迷って悩んで迷って悩んで...ブルーにしました。
カメラバックが乗せられるように、前カゴはカスタムで取り付けてもらいました。



2011-11-25-3.jpg(3)ISO200 F3.5 1/1250 0ev 50mm

青空眩しい、近所の公園にて。
紅葉の散る道をのんびり走りました。

2011年11月04日

iPhoneデビュー

ついにiPhone 4Sを買いました。
今まで使っていたauの折りたたみ式携帯のローンが今年の12月で終わるので、
それが終わったら買い替えるかな〜 
どっちにしろ予約待ちですぐには入手できないみたいだから、予約だけは早くしといた方がいいのかな〜
なんて思って、最寄りのauショップにふらりと立ち寄ったところ...

「在庫?ありますよ」

なんと!あっさり手に入ってしまったのです。

心の準備もままならないまま、
あれよあれよという間に私の折りたたみ式携帯は、最新iPhoneになってしまったのでした。

携帯を変えると、とにかく慣れるまではツライですよね(^^;
便利とか嬉しいとか、そんなの実感するのは二の次で、まずは必死でメールが受けられるように設定。
メールが来れば来たで、オタオタしながら返信です。
そしてiPhoneを充電しながら、自分も充電(昼寝)zzz...

Macと似ているので、操作の基本的な考え方はわかるのですが、
画面が小さいのと、タップ(画面をタッチすること)に慣れないので、
何をするのもえらく時間がかかります。
何事も練習、練習!ですね (笑


実はApple製品には、紙マニュアルが存在しません。
iPhoneの箱には、クイックスタートガイドという
「こんな事ができるよ!」という紹介みたいな紙が1枚、一応入っているだけです。
詳しくはオンライン・マニュアルを使います。

電話帳みたいなマニュアルだったとしても、
紙マニュアルが大好きな私としてはちょっと厳しいのですが、
基本的にはマニュアルがなくても、何となく使えちゃうのがApple製品の凄いところ!
色々なボタンを押してみて、あぁ、これを押すとこうなるんだ〜と学習して行けば良いので、
どこかを間違って押しちゃったらおかしくなってしまうのではないか?!と、
恐れなくても良いのが良いですね。


それに、別に急ぐこともなし(^^)v
アプリも、今日はtwitter、今日はゲーム、今日はiTunes、明日は...てな具合で、1歩ずつです。
もともとiPhoneを使っている人にコツを教えてもらったりしながら、
なんとかヨチヨチと使っています。

iPhoneは、今まで使っていた携帯電話より大きいし、重いし、月々の支払い料金も高くなるし、
ネットを使っていると、電池もかなりハイスピードで消費します。
でも、私はこれを「携帯電話」ではなく
「電話もできる小さなパソコン」だと思っているので、さして気になりません。
...というか、しょうがないな〜という感じですね(^^;
ちなみに、auの電波状態は極めて良好で、
つながらなくてイライラ!は、今のところ経験していません。

巷で見かける”iPhone使い”になるには、まだちょっと時間がかかるかもしれないけど、
少しずつ仲良くなって行きたいと思います(^^



2011-11-03-1.jpg


[photo data]すべてiPhone 4S
1)カメラもなかなか優秀ですよ。
実家の近所の公園にて、のんびり昼寝をするノラ猫をパチリ。
(ISO64 F2.4 1/209 0ev 4.3mm)



2011-11-03-2.jpg


2)F値2.4と、かなり明るいです。
もっと使いこなせれば、もっと良い写真が撮れそう。
(ISO64 F2.4 1/216 0ev 4.3mm)



2011-11-03-3.jpg


3)暖かい午後だったので、なんと4匹もゴロゴロしてました。
iPhoneは、突然のノラ猫との遭遇にも威力を発揮してくれそうです。
(ISO64 F2.4 1/315 0ev 4.3mm)

2011年10月07日

Steve Jobs氏、逝く

2011-10-07-1.jpg10/6、午前11時。訃報を携帯のニュースで知りました。
私のiMacは、立ち上げると自動的にAppleのページが開くようになっています。
その日はたまたま早起きで、7時前に一度PCを開いてメールをチェックしたのですが、その時にはまだ何事も変わったことはなく、Appleのページにも、いつも通り製品ラインナップが鎮座しているだけ。
一通りの作業の後、一度PCを閉じていました。
携帯をにぎりしめたまま、急いで再度をMacを立ち上げると...
開いたAppleのページは、ジョブスの哀悼ベージになっていました。
そしてその時に初めて、

  あぁ、本当なんだな。

と思いました。



ジョブスが膵臓ガンを患い、数年前に肝移植までしていたことは、知っていました。
でも、ずっと健康状態を心配されながらも、要所要所ではその姿を見せてくれていたので、
大丈夫なのかな〜と思いながら、一方ではそんな事は忘れ、Appleファンの1人として、
次々と出る新しい製品に驚かされるのを楽しみにしていました。
だから、こんなに早く亡くなるとは思ってもみませんでした。
そして、自分がこんなにもショックを受けるとも、正直思ってもいませんでした。

私のパソコンライフはずっとMacと共にあります。
最初がPerforma、その後にG4、iBook、そして今はMacBookとiMacを使っています。
iPodも手放せません。
譜面を書き、フライヤーを作り、ネットを見て、メールを使って、写真を管理し、
ブログを書き、音楽を聴き、買い物をして、CDを創る...
とにかく全部を、Macを使って行っています。

とはいえ、詳しい人に色々と教えてもらいながら使っているので、
決して自分がコンピューター通ではないんですよ。
恥を忍んで言うなら、私はWindowsを目の前にすると、もう完全にお手上げなんです。
「あんなに普段PC使ってるくせに、どうしたの??挙動不審!!」
と周りに笑われるほど、オタオタしてしまいます。
入れたCDRを取り出せない、文書の保存ができない、ファイルを探せない...etc.
極めつけは、英数字とかなの入力切り替えすらできません。
仕方ないので、今は開き直って
「私はWindowsは使えません」
と言い切っています。
いわば、そのくらいMacとWindowsは操作方法の基本の考え方が違うのですが、
両方を使いこなしている方も大勢いらっしゃるので、これは言い訳ですね(^^;
はい、私はMacが好きなのです。それだけです。
操作性の良さと同時に、そのデザイン性の高さにも魅かれて、今までずっとMac一筋で来ました。


コンピューター大好き!な人ならば
「ちょっと小難しいパソコンを使いこなす」という、その事自体に喜びを見いだすこともあるでしょう。
でもMacは「パソコンを使っている」という特別な意識なく、
「それにハンデを負うことなく、やりたい事がすぐできる」という事に、大きな魅力があるのではないでしょうか。

例えば、ファイルを別のフォルダに移す時、ドラッグしてドロップすれば良いとか、
いらないファイルはゴミ箱に入れれば捨てられるとか、視覚的に物事が操作できるのは、Macならでは。
現在では多くのコンピューターで、そのような操作ができるようになっているようですが、
最初から全部がそうではなかったんですよ。

   こうできたらいいのに...が、できる。
   こうしたらできるかな? あ、できた!

こういうことがたくさんあって、日常動作の延長線上にコンピューターがあるという感覚が、
素人の私でも身構えずにPCをやってみよう、これは楽しい、と思わせたのだと思います。

そして、Macには、持っているだけで格好良い気分にさせてくれる、そんなワクワク感もあります。
Macのコンピューターは見た目が可愛い!これは重要です。
海外映画やドラマでも、使われているのは、ほとんどMac。
それらを見るのも、全然関係ないのに、なんだか自分が褒められているような気がして
照れくさいような、嬉しいような...そんなくすぐったい気持ちがしたものでした。
こういう事こそが、ジョブスの素晴らしさだったと私は思っています。

そういえば、MacではUSBメモリやCDRなどを取り出す時に、
そのアイコンをゴミ箱へ入れるという操作をするのですが、
それが最初はとっても不安で、本当に大丈夫なの?とドキドキしたのも、良き思い出です。
(今も操作は同じですが、ゴミ箱の上にアイコンを持ってくると「取り出す」という表示が出るようになりました)


Appleを世界的な企業へと育て、天才として名を馳せ、富を築いたジョブス。
しかし、決して順風満帆な人生だった訳ではありません。
自分が創設した会社から追い出されたり、どちらかというと辛い時の方が多かったのではないかとさえ思ってしまいます。
でも、そんな波瀾万丈な中でも自分の意志を貫き、失敗しても失敗しても失敗しても諦めない...
その不屈の精神にはただただ畏れ入るばかりです。
成功しているのは、成功するまでやるから、成功するんだよ、と教えられるようです。
人間はみんなジョブスのように信念を貫けないし、
全員がそうだったら、それはそれで世界も大変だと思うのですが
こういう稀な才能の持ち主が、自分の生きる時代にいてくれたことは本当に嬉しいことです。

ちょっと前に私は、
コンピューターの進化が、人間の心の処理能力を上回ったのは懸念されるべきこと...
というブログ「思いを馳せる」を書きました。
この進化は、まさにジョブスの功績です。
私は、そんな文明の進化をちょっとでも懐疑的に見ていたのではないか?
もう進化なんかしなくても良いと思っていたのではないか?
だから、今回のこの「ジョブスへの思い」には、自分でも矛盾を感じて戸惑いました。

でも、鉄道や印刷技術ができた時に匹敵するような、
生活を大きく変える革命を起こした人がいなくなってしまった事を思う時、
心によぎる何とも言葉にし難い寂しさは、途方にくれる程にどうすることもできません。
家の中には、あっちにMac、こっちにMac..
リンゴを見るだびに、哀しみが押し寄せて止みません。

そして、あらためて思いました。
大切なのは、文明の進化に振り回されないこと。
コンピューターは、手段であって目的ではありません。
普通の人が普通に使えるコンピューター。それがMacです。
Macを使って、己は己の道を行く。
それが、ジョブスが私たちにもたらしてくれた事への、大きな感謝と賛辞になると信じます。

表題のイラストは、香港在住の19歳のデザイナー、Jonathan Mak氏の作品「Thanks, Steve」。
今年の8/26にUpしたそうです。
とても素敵だったので、哀悼の気持ちを込めて今回使わせていただきました。

今までありがとう、スティーブ・ジョブス。
彼亡き後も、Appleにその精神が受け継がれ、素敵な製品が生まれますように。
私はこれからもずっと、Macユーザーであり続けるでしょう。
「林檎の魔力に惑わされ、自分を見失わない」という強い気持ちを持って。

2011年08月26日

思いを馳せる

2011-08-26-1.jpg電車の中でふと気がつくと周りの人が全員、携帯電話を見ていた...そんな経験はありませんか。
その度に「これって、ちょっとヘンな光景だよなぁ」と思う自分は、世の中に付いて行けていない人間なのかなとも感じます。


「メールって何?」なんて聞かれていた頃が嘘のように、
インターネット、PCメール、携帯メール、チャット、オンラインゲーム、ブログ、mixi、twitter、facebook...etc.
様々なサービスが普及して、一瞬にして誰かと連絡が取れる手段が「普通」になりました。

かくいう私も、これらのほとんどを使っています。
そして、最初は実際の友人知人(今は、それを”リア友=リアル友達”というそうですが)
とだけだったやり取りも、今やほとんどが、直接は会ったことのない方々との交流が主たるものです。

産まれた時からネットが存在する今の10〜20代の若者は、
友達の数を聞かれると、ネット上だけでの友人の数も入れるのだそうですよ。
おいおい、”ネット上だけでの知り合い”は、友達じゃないだろう!
...なんてのは、もはや通用しなくなったのですね。
確かに私も、それがうわべだけの付き合いだとか、リアル友達とは違うとか、そうは思わない。
強いて言うなら、”都合がつかなくて、まだ会ったことのない友人”という感覚です。
数十年前では、たぶん一生出会うことはなかったであろう人と知り合いになり、
気軽に言葉を交わせるなんて素敵だし、
それは確かに自分の世界を広げてくれています。
文明の進歩と共に、「友達」という言葉の定義も変わりつつあるのかなと思います。


でも、気軽にすぐに誰かと連絡が取れる...
便利で効率的になったと実感する一方で、それに翻弄される窮屈感も否めません。


時代は一気に遡りますが、大好きな時代小説を読んでいると、
江戸時代には、手紙(文/ふみ)が相手に届くまでに、どんなに早くても2日以上はかかりました。
他に手段がなかったから仕方がなかったと言えばそれまでですが、
江戸時代の人々には、それが普通だったんですよね。
相手からの返事が来るのを待ったら、最速でも3〜4日は当たり前。
遠い場所なら、数ヶ月かかることも珍しいことではありません。今じゃ気が遠くなる話です。

しかしそれは、果たして不必要な、無駄な時間だったのだろうか?
まず墨を摩り、筆で相手に伝えたい事をしたためる、それを飛脚に託す、相手に届く、
相手がそれを読んで何かを思う、相手が返事を書く、
それをまた飛脚に託す、そしてやっと自分に返事が届く...
これだけの過程を待つ中には、焦り、はやる心を押さえる理性、相手の状況を思いやる気持ち...
まさにそんな「思いを馳せる」余裕があったのではないかと思うのです。
その”時の狭間”は、人間の心=脳が、人の気持ちを慮(おもんばか)るために必要なものではなかったのか。
そんな気がします。

対して現在は、キーボードで活字を打ち込んだら、それは光のように一瞬にして相手に届く。
そしてすぐに返事が届いて、またそれに返事を書いて、またその返事が来て...
メールやtwitterでも、チャットのようなやり取りの場合は特に
「返事」という感覚ではなくて「会話」なので、このスピードこそが命です。
心が気持ちを処理する時間が極めて少ない、そういう中でのコミュニケーション技術が必要で、
逆によくよく考えて...なんてしていたら、やり取りできません(笑)

直接の会話ならマシンガントークも充分可能な私も、
こういうネット間コミュニケーションはさすがにちょっと不慣れです(^^;
声の調子や表情、筆跡など、言葉以外のニュアンスは無く、
活字と絵文字だけで判断しなければならないのに「空気を読め」なんて!
いや〜この時間内でこの情報量では、とうてい無理なのではないか?と、私なんぞは思ってしまいますが、
今はそれを普通に毎日使いこなす人々が、たくさんいるのですね。


すでに電話が存在する世界に産まれた私が、電話のなかった昔には戻れないように、
もうネットのない時代には戻れないのだと、よくわかっています。
でも、ふと思うのです。
精神的に追いつめられたり病んだりする人々が増え続けるのは、
文明が人間の機能を越えてしまったからではないか...
人の心は、そんなにたくさんの気持ちを一度に処理できないので、
オーバーヒートしてしまうのではないか...と。


ネットは楽しい!実際にこれは事実です。
のめり込もうと思えばいくらでも入って出たくなくなる、もう1つの身近な世界。
でもやっぱり、まわりに古いと笑われようとも、
ちょっと無理もあるよな〜という感覚も、私は持ち続けていたいのです。
電車の中では、音楽を聴くか、本を読むか、ボーッとする、
旅行へ出かけたら、ネットは開かない...が、マイルールです。
そうすると、ネット世界はもっと魅力的に思えてくる!これも本当です。


人間の心は、必ずしもすべてを言葉にできないし、理解しようとする努力にも限界がある。
だからこそ、誰かとのやり取りの合間に、
そうかもしれない、違うかもしれない、どうなのかな〜と「思いを馳せる」時間も、
ネット社会の恩恵と共に、大切にして行きたいと思うのでした。




[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F4.0 1/400 +1.0ev 54mm
小浜島の風に揺れる小さな向日葵。
なんとなくコスモスみたいで、今観ると秋を感じます。

2011年08月06日

時代小説の世界へ、ようこそ

2011-08-05-1.jpg好きな作家がたくさんいるのは、幸せなことです。
村上春樹、太宰治、宮沢賢治、坂口安吾、宮部みゆき...最近は、それに山本周五郎が加わりました。

きっかけは、畠中恵の「しゃばけ」でした。
数年前までは、時代小説というジャンルにはまったく興味がなく、「そんなの面白くないに決まっている」とまで思っていたのに、わからないものですね。

新しい世界への扉を開いてくれた「しゃばけ」は、江戸捕物帳(江戸を舞台にした、探偵推理小説)というジャンルの時代小説です。
その後、捕物帳以外にも、時代小説作品はたくさんあることもわかっても、さぁ、どこから手をつけてよいものやら??
あまりに多すぎて、何が面白いのかサッパリわかりません。。

そんな中、畠中氏のエッセイに「宮部みゆきの作品が好き」というようなくだりがあったので、まずは宮部氏の時代小説作品を網羅。
宮部氏は現代物、時代物(捕物も、捕物以外も)の両方を書いていますが、
時代物は数がそんなにはないので、すぐに読み終わってしまいました。
その後、現代物も読んでいたら、その中に
”主人公が電車の網棚の上に山本周五郎の「赤髭診療譚」を見つける”という話があって、
ためしにこの「赤髭診療譚」 を読んでみたら、とても良かったのです。
以来、ファンになりました。


山本周五郎は、直木賞をはじめ色々な賞を辞退したという、ちょっとこだわりのある作家です。
彼も時代物と現代物の両方を書いていますが、9割は捕物帳以外の時代物。
そして、私は時代物の方が圧倒的に好きです。
山本氏の時代物には、庶民の生活を描いた市井もの、長屋もの、武士や浪人の生活を描いた武家もの、
古典落語のような滑稽ものなど、いくつかのジャンルがあって、
(滑稽ものは、太宰治に通じるところがあるな〜と思っていたら、ご本人は太宰がお好きだったらしいです)
どれも面白いだけでなく、読み終わってから人生を考えてしまうような...そんな影響力があります。

とにかく、登場人物の心情描写がとても丁寧です。
共通するのは「まっすぐで情熱的な志」というのかな...
まじめで一生懸命に生きているからこそ、ふとしたきっかけで、それが負に転じてしまうこともある。
そこであがいてもあがいても、どうにもならないところまで追いつめられて...
そんな主人公にハラハラしながら、一緒に自分の感情が動くのがわかるのです。
それは、ゆらゆらと揺れる程度のものではなく、
鷲掴みにされて180度方向転換させられるような、そんな衝撃だったりもします。

山本氏は著作が非常に多いため、まだ全部は網羅できていませんが、
中でも一番好きなのは「柳橋物語」。
自分を心から愛してくれる人、自分が本当に愛する人は誰なのか...
主人公の女性の気持ちが、もう見事に自分に乗り移ったようになりました。
あとは「さぶ」。
幼い頃から奉公に出た2人の少年の友情を描いた作品で、これは中学生の推薦図書にもなっていますが、
大人こそ、この作品の大きさが理解できるのではないかと思います。

山本氏の作品は、黒澤明監督を始め多くの映画の原作にもなっていて、
前述の「赤髭診療譚」も、黒澤作品で映画化されています。


実は時代小説にも、ボサノバのコンピレーション・アルバムみたいに、
色々な作家の作品を集めた文庫も、あるんですよ。
でも音楽と同じで、やっぱりコンピではその作家の特徴がよくわからないので、
作家を知るきっかけにはなっても、作風を楽しむまではいきません...
ということで、コンピで気になった作家は、その後でその人の作品を読んでみますが、
あまりにつまらなくて1冊読めない時も...正直けっこうあります(^^;)。
ただ単に斬り合い、果たし合い、藩のもめ事、権力争いみたいなのは、苦手なんですよね...
みなさんがよくご存知の池波正太郎や京極夏彦などの他にも、
諸田玲子、宇江佐真理、山本一力、藤沢周平、北原亞以子、平岩弓枝...等々、
色々な人を読みましたが、やっぱり今のところ、山本周五郎がダントツお気に入りです。


そして、最近は捕物帳作品の掘り下げ方式で、
畠中恵の師匠、都築道夫「なめくじ長屋 捕り物騒ぎ」シリーズも読みました。
まさに「しゃばけ」の原点ここにあり!でしたが、ちょっと内容がグロテスクというか...
女性向きではないような部分も多いので、私は「しゃばけ」の方が好きですね。

畠中氏はもともとは漫画家で、都築氏の時代小説家養成講座に7年通って、後に作家デビューしています。
その小説家養成講座が池袋の大手カルチャーだったそうで、
もしかして今、私が仕事をしている池袋コミュニティ・カレッジなのでは...と思っていますが、
定かではありません(笑)。

その都築氏が「なめくじ長屋」シリーズを書く際に参考にしたというのが、岡本綺堂の「半七捕物帳」。
岡本綺堂は、日本で最初の江戸時代小説;捕物帳を書いたと言われる大御所で、
もとは新歌舞伎の劇作家です。
私はこれまでに全集の1巻「玉藻の前」だけを読んだことがありますが、
これがもう、古典か?と思うほどの読みにくさ(苦笑)。
でも、頑張って読みましたよ!
男を虜にする魔性の女=玉藻の前 の話は、
他の時代小説の中に例え話で出てくるほど、有名です。

そして今、その時代小説の原点「半七捕物帳」を図書館で予約取り寄せ中です。
ボサノバでいうなら、元祖ジョアン・ジルベルトみたいなものですね。
捕物帳を書く時代小説作家は、みんな1度は読んでいるであろう作品なので、
どんな話なのか、とても楽しみです(^^

では、その岡本氏が「半七捕物帳」を書く時に参考にしたのは何かというと...??
なんとそれはアーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」なんだそうです!
まわりまわって、探偵推理小説の原点に行き当たりました(^^;

この後、私はイギリス文学へ向かうのでしょうか...はてさて、行方はいかに。



[photo data] Panasonic LUMIX DMC-FT3
ISO100 F10.0 1/400 0ev 4.9mm
浜辺のカヌー。
今回は乗らなかったけど、シュノーケルポイントまでこれで行くこともあります。
簡単そうに見えて、けっこう漕ぐのは大変です。

2011年07月26日

ヨガで不健康?

2011-07-26-1.jpg先週、ヨガの体験レッスンに行ってきました。
実は5〜6年前、スポーツクラブのヨガ教室に1年ほど通っていたことがあるのですが、そのスポーツクラブ自体がつぶれてしまったため、以来ご無沙汰していました。
そんな中、ちょうど家の近所に同じような教室があったので、
まずは体験レッスンということで、意気揚々と出かけたのでした。

在籍9名のクラスに、その日は私を入れて7名が参加。
週1回、75分レッスンです。
初級、中級、上級とクラスが分かれている訳でもなくて、
チラチラ見る限り、受講者のレベルの差はそれほどありません。
もちろん、ほぼ初心者の私が一番おぼつかないのですが、なんとかついていける感じでした。
先生は、できないのに無理になんとか体を曲げようとする私に、
「バランスが良い場所まで曲げればいいんですよ」とか、
「ここまで行けなかったら、ここまででいいです」とか、
「こっちの方法でやりましょう」とか、
初心者でも効果的な方法を教えてくれるので、なるほど、こうすればいいんだな〜というのがわかるし、
おかしなバランスの時には直してくださるし、とても指導上手でした。

なので「では8月から始めたいと思います!」なんてヤル気満々で帰ってきて、
その日は元気いっぱいだったのですが...

翌朝、起きたら何だかちょっと喉が変でした。
あれ?と思ったけれど、心配していた筋肉痛もなく、体の調子はすこぶる良かったので、
あまり気にせずに、いつも通り生活していたのです。
すると夕方に突然、少し変だな...くらいの喉が、急に痛くなり始めました。
どうしたんだろう?と思いつつ、ちょっと喉が痛いときにする自前療法(いくつかあるんです 笑)を
あらんかぎり試してみましたが、いつもならそれで治まる痛みが、まったく治まりません。

これだともう薬を飲むしかないと諦めて、売薬のパブロンを手に取りました。
この薬の成人量は1回3錠×3回=9錠/1日です。
普段めったに風邪薬を飲まない私は、3錠だと強すぎてフラフラになるので、
子供用量の2錠服用に減らしているのですが、今回はあまりの痛さに正規量を服用。
ところが、まったく効果ナシ!
あれよあれよという間に、唾液を飲み込むのも歯を食いしばって一大決心!!
というくらい喉が腫れ上がり、夜には上を向くことも出来なくなってしまいました。

不思議なことに、喉以外の症状は、まったくないのです。
鼻水も、熱も、体のダルさも、何もナシ。
とにかくひたすら、喉が腫れて痛い!
風邪というより、喉だけが何かによって感染症を起こした...という感じです。

鏡で口の中を見ると、見事に真っ赤っ赤。
扁桃腺が3倍くらいの大きさになっていて、うっすらまわりが透明の膜に覆われているように見えます。
こうなってしまったら、パブロンでは無理。
抗生物質を処方してもらわないと治りません。。

とはいえ、すでに病院は閉まってしまったし、明日、耳鼻科へ行こう...と
すごすごベットに入りましたが、喉が痛くて眠れない...
私は喉の粘膜が敏感なのか、子供の頃はしょっちゅう咽頭炎になっていて、
喉が腫れて眠れないということがよくありました。
でも色々と気をつけるようになって、ここ15年くらい、○○は風邪を引かない...じゃないですが、
風邪なんて引いたことがないんですよ!
花粉症でも喉の痛みや腫れの症状は出るのですが、花粉症は感染症じゃないし、事前に予防できますからね(^^)/
相当久しぶりにこの酷い痛みで夜を越さねばならなくなって、かなり参りました。


18時に飲んだパブロンは、どこへ消えてしまったのだろう...というくらい効果はありません。
ついに唾液も飲み込めなくなって、仕方なく夜中の3時にゴソゴソと起きだして、
片頭痛用にもらっていたロキソニン(炎症鎮痛剤)を飲んでなんとかやり過ごし、
翌日、這々の体で耳鼻科へ行きました。

診察した医師は開口一番、
「あぁ〜、全部真っ赤だね〜 ひどいね〜
 飲み込めないでしょう、ゴハン食べられます?」
ファイバースコープのカメラで、喉の奥をモニターに写しながら、
「扁桃腺がぼわーっと白くなってるでしょう。見事に炎症起こしてるねぇ。
 咽頭炎と扁桃炎の両方、扁咽頭炎です。抗生剤を出しときましょう」
だそうです...
そして、私のカルテの住所をチラと見て、
「家は近所? あぁ、近いね。
 駄目なら注射とか、点滴とかあるから。ね、また来てください」
と、数種類の薬(その中にロキソニンも入ってました ^^;)を処方してくれました。


帰宅して、薬を飲んで、おとなしくしていたら...さすがに病院の薬は効きます!
夜にはだいぶ痛みが治まって、あくびをすると痛いけど...くらいになりました。
声帯は何ともないので声は出るのですが、
声を出すと、やっぱり咽頭周辺への刺激になるので、とにかくダンマリ。
3日後にライブなのに、まったくなんでこんなことに....(TT)


それで思い当たるのは、ヨガなのです。
ヨガをやっていた教室(スタジオ)が、窓がなく、高さ6メートルはあろうかという天井から
舞台の幕みたいなカーテンが一面下ろしてあって、
レッスン中はそれを、スタジオの内側周り全部グルっと、なぜか閉めるんですよね。
たぶん、外側のジムをやってる人から見えないようにという配慮なんでしょうけど、
(私は見えても構わないし、見えた方がやってみたくなるから集客にも良いと思うのですが)
そのカーテンって、そんなに頻繁にはクリーニングしないですよね...
それに、パッと見は綺麗なスタジオも、飛んだり跳ねたり大勢の人が動くスタジオには
やっぱり目に見えない埃が、かなりあるはずです。
しかもヨガは汗もかくし、その後クールダウンの時に急激に冷えるし...
そんなこんなで、ちょっとタチの悪い菌につかまってしまったのかな〜と想像します。

ヨガといえば「健康に良いもの」と誰もが思いますから、
ヨガとってはとんでもない濡れ衣かもしれません(笑)、ゴメンナサイ。
ただ、レッスン環境もとても大切だと思うので、今回は泣く泣く入会を断念しました。
以前のヨガのスタジオでは、風邪ひいたりなんて全くしたことなかったのにな〜


さて、徐々に痛みから解放された私は、通院の翌夕からは歌えるようになり、
ライブ当日は、ほぼ元気に。終了後には何ともなくなってました。
これも嘘じゃなくて、ライブをすると、多少の調子の悪さは治っちゃうんですよ。
やっぱり、人には向き不向きというのがあるのかもしれません。。

ということで、この痛みは、
突然やって来た台風のようにひとしきり大暴れした後、あっさり通り過ぎました。
あのつらかった3日間は一体何だったんだろう...???
もうしばらくは、運動系は自粛します(苦笑)。



[photo data]
Panasonic LUMIX DMC-FT3
ISO100 F3.3 1/125 0ev 33mm
今回、新しく買ったコンパクトデジカメでの写真です。
このカメラは完全アウトドア仕様なので、落下衝撃に強く、防塵防水、
もちろん水中撮影も可能!なのですが、水の中で上手に撮るのはかなり難しい!!
...ということで、写真はビーチへ降りる階段。
そのうち、綺麗な海の中の写真をUPできるよう、頑張りたいと思います。

2011年06月04日

手つなぎラッコ

突然ですが、皆さんはラッコがどうやって寝るか、知っていますか?

ラッコと言えば、仰向けで貝を割って食べる姿が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、
なんとあの背泳ぎスタイルのまま、眠るんです。
だから、海に住む野生のラッコは、寝ている間に流されてしまわないように
大きな海藻にぐるぐると体を巻き付けて寝るのだそうですよ。

そんなラッコですが、水族館のラッコの水槽には、海藻がナイ。
もちろん、流されても困らないので、そもそも必要ないのでしょうけど、
水族館ラッコは、手をつないで寝ることもあるんです!

ということで、見つけた動画がこれ。
半信半疑の方も、とにかくまずは全部ご覧になってみてください(^^



ね、すっごく可愛いでしょう〜!!
手が離れてしまっても、またその後でちゃんとつなぎに行くなんて、感動ものです。
そしてよく見ると、手を繋いだ瞬間に、どちらのラッコもシッポをふってるんですよ。
犬とラッコが一緒かどうかはわからないけど、
たぶんこれって「嬉しい」という表現ですよね。

ギャラリーの感嘆の声を聴くに、おそらくアメリカ?のどこかの水族館でしょうか。
もしかしたら、ここのラッコだけの習性かもしれません。
だって、ラッコが手をつないで寝るなんて、
レッサーパンダが立つよりも珍しいことだと思うので
(レッサーパンダはもともと立って枝の葉を食べる習性があるので、
立つのは普通なのだとか)、
日本の水族館で手つなぎラッコが見られたら、とっくの昔に大人気になってるはずです。

そしてこの2匹のラッコは夫婦なのか、親子なのか、兄弟なのか...
3匹いたら、3匹で手をつなぐこともあるのか???
くだらない疑問はつきないのですが、あまりの可愛さに
嫌なことすべてを忘れてしまえそうなほど、癒されました。

昔、日本の水族館でラッコの赤ちゃんが生まれた時、
赤ちゃんの体重測定をするのに、毎日どうしているか?というのを
テレビのニュースで見たことがあります。
飼育員が赤ちゃんだけを捕まえるのは大変だろうと思っていたら、
なんとお母さんラッコが、飼育員が来るとちゃんと泳いで赤ちゃんを連れてきて、
「はいっ」って(ラッコがそう言うわけじゃないけど、そんな感じで)、
プールわきの体重計の上に、自分で赤ちゃんを乗せるんです!
教えたのか、自らやり始めたのかはわかりませんが、
そりゃあもう、可愛かったんですよ〜
手つなぎラッコはそれに匹敵する愛らしさと、私の中では認定されました(^^


日本の動物園も水族館も、行動展示が主流になって来ている今、
ラッコの水槽にも、大きな海藻を入れて海らしい環境にしてくれたら
海藻ぐるぐるラッコも見られて楽しいのになぁ〜
あぁ、水族館に行きたい!

2011年05月31日

雨に濡れても

2011-05-31-1.jpg関東も早い梅雨入りをして、そろそろ1週間。
雨は憂鬱...なんて思っているけれど、
実は、最初に大好きになった曲は雨の歌「Raindrops Keep Fallin' On My Head」でした。

邦題は「雨に濡れても」。
作曲Burt Bacharach、作詞はHal David、
1969年に公開された映画「明日に向かって撃て」の挿入歌として、B.J.Thomasが歌っています。


最初の記憶は、たしか4歳くらいだったかと思います。
当時は下落合に住んでいて、よく家族で新宿に買い物に行っていたのですが、
その時に、街中の大通りでこの曲が流れていたのです。
雨の日曜日、新宿の街並、雑踏、物憂気な白い空...
両親と手を繋いで歩きながら見るそんな映像と一緒に、
「Raindrops Keep Fallin' On My Head」のメロディーが強烈に記憶に残りました。


しかしながらなんせ子供だったので、
この曲が「何という曲で誰が作ったのか」「どんな事を歌っているのか」は、まったくわからず...
ネットもなかった時代、人に聞いても「雨に唄えば」(こちらも映画音楽)と間違えられたりして、
いや、この曲じゃない! ほら、こんな感じの...とメロディを歌ってみせたりして、
やっとつきとめたのは、高校生になってからでした。

自分の中での曲のイメージが、出来上がりすぎてしまっていて、
実際に映画でこの曲を聴いた時には、
なんだか意外な場面で使われているな〜と感じたものです(笑)。


幼児の心を掴んで放さなかったバカラックの音楽。
とはいっても、決して幼少期の思い出の曲なんかじゃなくて、
音楽の原点として、心の中に深く根ざした最初の1曲なのです。

ボサノバを好きになるよりもっと前から心魅かれた彼のメロディーは、
今でも、いつでも、聴くと瞬時にそこへ連れて行ってくれます。

それは、「楽しい」「嬉しい」「頑張ろう」でも「悲しい」「寂しい」でも「懐かしい」でもなく...
私の愛する音楽とは、心の奥底にさざめく波に同調するもの なのかもしれません。

そしてこの曲は、歌詞もとても素敵です。
  人生の中では、良い時、良くない時があるけれど、
  うまくいかない時だって、そんなには長く続かない
  自由である限り 何も心配はない...
そんな事を歌っています。

今年の梅雨も、大好きな紫陽花とバカラックとボサノバと共に、
しっとりと過ごしたいと思います。


「Raindrops Keep Fallin' On My Head」B.J.Thomas
(Burt Bacharach / Hal David)1969年 〜映画「明日に向かって撃て!」より

【Raindrops keep falling on my head】

Raindrops keep falling on my head
and just like the guy whose feet are too big for his bed
nothing seems to fit, those
Raindrops are falling on my head
they keep falling

So I just did me some talking to the sun
and I said I didn't like the way
he got things done
sleeping on the job, those
Raindrops are falling on my head
they keep falling

But there's one thing I know
the blues they send to meet me
won't defeat me
I won't be long till happiness step up to greet me

Raindrops keep falling on my head
but doesn't mean my eyes will soon
be turning red
Crying's not for me, 'cause
I'm never gonna stop the rain by complaining
Because I'm free
nothing's worrying me


「雨に濡れても」

雨粒が私に降り続く
大きすぎて足がベッドからはみ出している男みたいに
何もかもしっくり来ない
雨が降り続く

だから私は 太陽にちょっと言ってやった
私はあなたのような
仕事を怠けたやり方は好きじゃないと
雨が私の頭上に降り注ぐ

でも1つだけわかっていることがある
彼らが私に送ってくる憂鬱に私は屈しない
幸せが私に挨拶しにやって来るのに
そんなに時間はかからない

雨粒が頭上に降り続く
でも私の目がすぐに赤くなるわけじゃない
泣くなんて私らしくない
私が文句を言ったからといって
雨が止むわけじゃないから

心配することは何もない
なぜなら 私は自由だから


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.5 1/400 +1.0ev 54mm
香りはしないのに、匂い立つような美しさ。
紫陽花は、雨の日の太陽です〜♪

2011年05月03日

上野パンダとご対面

2011-05-03-1.jpg約3年ぶりに上野にやって来たパンダに会いに、混雑覚悟で上野動物園へ行ってきました。

当日は、開園同時の9:30に到着。
思ったよりも混雑はしていなくて、これなら1時間は待たないだろうな〜という感じ。
楽勝!なんて思うのは、ディズニーランドで鍛えて、もう並び慣れちゃったからかもしれません(苦笑)。
子連ればかりと思いきや、意外に大人だけで来ている人も多数です。
列は蛇行しながら、わりと早く進みます。



[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F5.6 1/1000 +1.0ev 14mm

パンダ舎の入り口看板。
通路にはパンダの生態についての掲示もいろいろありました。



パンダ舎室内は、外から見えないように壁が設けられています。
でも、列に並ぶ途中、斜めの角度で中の様子が見える場所があって、
そこから、オスの力力(リーリー)が豪快に竹を食べているのが、見えたのです。
  あ!食べてる、食べてる!
なんだか、中に人が入っている着ぐるみみたい。ムクムクしてて可愛い!
これだけで、なんだかとっても嬉しくなりました。


特別に動物好きという訳ではないけれど、ずっと東京ということもあって、
記憶がないほど子供だった頃に親に連れて行ってもらった他、小学校の遠足などを含めて、
何年かに1度は、なんだかんだと上野動物園には行っています。
だから、初代ランラン、カンカンに始まって、
おそらく歴代のパンダたち全部に会っているはずです(^^

しかしながら私の記憶では、パンダはいつも室内の奥にうずくまって寝ているイメージ。
実は、あんまり動いているパンダを、直接観たことないんですよね。
だから、今日はぜひとも「竹を食べているパンダ」を観たい!と、ゴハンの時間を事前にチェック。
動物園のサイトでは、だいたい9:30と15:30に竹をあげているということだったので、
(パンダの気分によるので、あげてもすぐに食べるとは限らないのだそうですが)、
まずは、食べている可能性が高い開園直後を狙ったのでした。

約40分くらい経ったでしょうか。
やっと私の番が回ってきました。
入り口では案の定、警備員さんたちが
  「立ち止まらないでください!」
  「歩きながらでの観覧になります!」
と声を枯らして叫んでいます。

そうは言っても、みんな写真撮りたいですよね〜!
ほぼ全員が、カメラと携帯でパンダを激写状態。
列はそんなにスイスイは進めません。

  「パンダの撮影は、お1人様1頭につき1枚とさせていただいています!」
  「後ろが大変混雑していますので、すみやかに前に進んでください!」

警備員さんの必死の訴えも、

「かわい〜い!!」

という観客の大合唱にかき消され、誰1人として守っている人はいなさそう(ゴメンナサイ ^^;)。
出口付近では、まだ名残惜しくて写真を撮り続ける人が続出です。
それでもみんな、「みんながパンダを観たい」のはよくわかっているので、
そのうち後ろ髪を引かれる思いで、退散します。




2011-05-03-2.jpg入ってすぐの部屋には、メスの真真(シンシン)が。
もう食事は終わって、くつろぎタイムに入ってしまったようです。
寝姿もかわいい。

ISO800 F5.6 1/60 +1.0ev 54mm



2011-05-03-3.jpgこちらは、オスの力力(リーリー)。
さっきまで竹をガシガシ食べていたのに、残念ながらこちらもお食事終了。
動物園で無料配布されている「マンスリー動物園」2011年春号によると、
台の高さがちょうど良いらしく、このポーズは食後に時々するそうです。
あぁ〜お腹いっぱ〜い、ってとこでしょうか。
人間ぽいです。

ISO800 F5.6 1/50 +1.0ev 54mm




結局、パンダ2頭を観られたのは、約1分くらい。
あっという間の出来事でした。
本当は、パンダ舎の前で、ゆっくりじっくり観たかったけれど、しょうがないですね。
またほとぼり冷めた頃に来たいです。

さて、見終わって出てきたら、パンダ列は倍くらいの長さになっていました。
その列を横目に、これから他の動物を観に、いざ出発です。




2011-05-03-4.jpg掛川花鳥園に行った後に知ったのですが、
実は上野動物園にも、私の大好きなトゥカーノ(オニオオハシ)がいるんです。
パンダを観に行かれる方は、ぜひバードゲージ・ゾーンへも足を運んでくださいね。
トゥカーノは2羽、餌を食べたりお水を飲んだり、元気に動き回ってました。
動物園には鳥もたくさん居ましたが、間近で腕に乗せたりはできないので、
鳥だけ目当てなら、掛川花鳥園の方が楽しいですけど(^^

ISO400 F5.6 1/160 +0.7ev 54mm




2011-05-03-5.jpgお昼寝中のタヌキです。
2匹で、まったりしてました。
なんだか犬っぽかったです。

ISO200 F4.5 1/800 +0.3ev 54mm




2011-05-03-6.jpgこちらもお昼寝中のヒグマ。
前回、数年前に行った時は冬眠中だったので、初対面です。
左端にいる2羽のハトと比べると、ヒグマの巨大さがおわかりいただけるかと思います。
パンダもおなじくらい大きいのに、
体の色柄が違うだけで、印象はずいぶん変わりますね。

ISO200 F4.5 1/100 0ev 43mm




2011-05-03-7.jpg熱帯雨林のような部屋にいた、テナガザル。
他にも日本猿、ゴリラ、ワオキツネザル、エリマキキツネザル、アイアイなどなど、
色々な猿がいました。

ISO100 F4.0 1/125 0ev 40mm




東園、西園とまわって、ちょうど時刻は15時前。
パンダが2度目の竹をもらう15:30に間に合いそうなので、2回目観覧にチャレンジすることにしました。
列も、混雑のピークはすぎて、開園直後とほとんど同じくらいの長さだし、
これならまた40分くらいで観られそうです。

しかし、上野動物園って、こんなに広かったっけ...
なるべく痛くならない靴を履いて行ったのですが、
この時にはすでにもう足が痛くて痛くて、歩くのもやっと(涙)。
それでも、まだ明るいからか、ここで諦めるのもなんかもったいなくて、しぶとく列に加わります。
そして、パンダを目の前にしたら、足の痛さなんてどこへやら!
どうしてパンダがそんなに好きなのかって言われてしまうと困っちゃいますが、
どうしてボサノバがそんなに好きなのか?と同じで、特に理由はないんですよね...
案外、好きなものって、そんなものです。




2011-05-03-8.jpg2回目の真真。
ポーズはさっきと違うけど、やっぱりお昼寝中です。
真真は”おてんば”という話でしたが、力力よりやや大人しい印象です。

ISO800 F6.3 1/25 +1.0ev 54mm



2011-05-03-9.jpg2回目の力力。
たくさん積まれた新しい竹には目もくれず、台に上ったり降りたり、
池に入って水浴びしたり、なんだかウロウロと動きまわってました。
残念ながら食事風景は観られなかったけど、
こんなに動くバンダを間近で観たのは初めてなので、今回はヨシとします!

ISO800 F6.3 1/40 +1.0ev 54mm




この日はずっとパンダは室内に居たのですが、隣にはとっても立派な屋外場もあるんですよ。
日によるのか、まだこれから屋外に出すのかはわかりませんが、
次回は、外の緑の中で動いているパンダも観たいなぁ〜

そして、やっぱり行ってみたくなったのは、南紀白浜のアドベンチャーワールド。
昨年夏に、双子のパンダが生まれた、和歌山県の動物園です。
こちらの方が、パンダの飼育頭数も多いし、かなりゆっくり観られるそうなので、
子パンダがせめて少しでも大人パンダより小さいうちに、ぜひ行ってみたいと思ったのでした。

最後に、これから上野パンダを観に行かれる方へ(^^
パンダ観覧は、大人だけで観覧か、子供連れ(小学生以下)で観覧かで、並ぶ列が分かれています。
私が行った時は、大人だけなら開園直後が比較的空いていて、
子供連れなら、15:00過ぎは待ち時間ほぼゼロ状態でした。
子供連れは優遇されているので、親戚でもいいからお子さんがいらっしゃる方は、ぜひご一緒に!


そうそう、修理から戻ってきて以来、初めて本格的に使ったカメラも調子がよく、一安心。
思い切って直しに出して良かったです。
(カメラ本体には異常がなく、不具合の原因は、転倒時にレンズの中の部品が破損したためと判り、
 約9000円で修理できました)



2011-05-03-10.jpgそして、今回のベストショットは、このカバです。
圧巻の寝姿に、思わず微笑んでしまします。
私の後方にいた家族連れの子供が、
 「このカバ、おかあさんみたーい!」
と何度も叫んでいて、母親が一生懸命、
 「こういうところで、そんな事言うのやめなさい!」
と、諭していました。
どんなお母さんだったのかは...
悪くてそちらを振り返れなかったので、わかりません(笑)。

ISO200 F5.0 1/400 +1.0ev 54mm

2011年03月20日

発表会リハーサルでした

20110320.jpg余震や原発など、様々な不安で緊張の続く最中ではありましたが、予定通りに発表会の通しリハーサルを行いました。
自分のライブ同様、開催するか否かについてはかなり考えましたが、「出欠席は強制ではなく自己判断」ということでの開催に踏切りました。
幸い、地震の影響で参加することができなかったのは2名だけで、他の皆さんは、元気に歌って弾いて聴かせてくれました。
とても嬉しかったです。ありがとうございました。


ここのところ1週間、地震関連のニュースを見ながらずーっと家に居ると、どうしても気が滅入ります。
私の自宅は、震度5でしたが、地震酔いと呼ばれる症状も少なからずあって、地震後2日程度は、船酔いのように気持ちが悪く、片頭痛が起こりました。
その後は、「あ、揺れてる!」と思うと、揺れてなかったり、逆に、揺れてるとは思わなかったのに、電気の紐が揺れているのを見て、
「あ、地震だな」と思ったり。。
最近は、自宅の吊り下げ式電灯の揺れ具合で、震度レベルを判断できるようになり(ほぼ当たります)、
震度3までなら、揺れても通常通り生活してしまえるようになりました。
荒波を航海するのが仕事の漁師さんが、船酔いしない...みたいな感じでしょうか。


もちろん、被災地の方々のご不安や心痛は察するに余りあり、
東京でぼんやりしているだけなのに、気が滅入るだの、地震酔いだのと言えた身分ではないのですが、
悲惨な現地や、寒さに震えている避難所生活の映像、哀しいニュースを聞いているだけで、
自分もそこに居て、一緒に心が砕けて行くような気持ちになるものです。
人間というのは、繰り返し見聞きするものに、かなり精神的な影響を受けるのだと改めて感じました。


だから、昨日のリハーサルで、
数時間でも、見知った顔に囲まれて、大好きな音楽に触れられたことは、
とても大きな安らぎでした。

そして、もし被災地の方がお望みなら、私は皆さんのために歌いたいと思います。
ひとときでも苦しみを忘れられるなら、お役に立てるなら...音楽を届けに行きたい。
不眠不休、自給自足で力仕事をするプロ・ボランティアにはなれないけれど、
避難所で歌う事なら、できるのではないか...
そんな気持ちになったりするのです。

でも、まずはすぐ出来る事として、義援金寄付!!
1日も早く、この混乱と不安の日々から抜けだせることを願ってやみません。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F4.0 1/320 +1.0ev 25mm
グラニュースミスという種類の青りんご。
甘酸っぱい香りが良く合うので、コンポートにしました。

2011年03月14日

東北関東大地震...怖かった

まだまだ予断の許さない状況の中、昨日のライブにご来場いただいた皆様、
本当に本当にどうもありがとうございました。

正直なところ、私も開催は迷ったのですが、
お客さまに「ひとときでも気が晴れた」と仰っていただけたことで、救われました。
思い切って良かっです。
命がけと言っても決して過言ではない中、足を運んでくださった皆々様に、厚く御礼申し上げます。



ーーーーーーーーーーーーーーーー
地震が起こった時、私は自宅でギターを弾いていました。
なんとなくギシギシするな...と気付いて、ちょっと様子を見ていましたが一向に収まらない...
ギターをケースにしまい、そのままダイニングテーブルの中に潜り込みました。

それからが、凄かった!
幸い、家の中の倒れそうな家具には「突っ張り棒」をしていたし、
テレビには転倒防止措置をしてあったので、ちょっとやそっとの揺れでは、
家の中で揺れるものがないので、普段は地震に気付かないくらいなのです。
にもかかわらず、今回は家のきしみの音と、
ガッシャンガッシャンと何の音だかわからないけど色々な音がして、
とにかく目の前で色んなものが左右に揺れているのがわかる!!

テーブルのそばのスツールに置いてあった大きな鉢植が2つ、落ちそうだったので
とりあえずそれだけを頑張って床に下ろし、
後はひたすらテーブルの下で「早くおさまって、おさまって」と願い続けながら耐えました。

こんなに大きい地震に遭うのは、生まれて初めてです。
ただ、阪神淡路大震災の時の経験者の方は、
「揺れた瞬間には、何もできなかった」というおっしゃるケースが多かったので、
植木鉢を床に下ろしたりできるくらいだから、震源は関東ではないだろうなとも思いました。

そして、
少し離れた、もっとひどい揺れになっている場所はどこだろう、
私の家族たちは今どこにいるんだろう、
もう家族にも友達にも会えないのだろうか、
家が崩れて、下手にテーブルの隙間で生き延びてしまうくらいなら
いっそのことすぐに事切れた方がいいかも等々、
ものすごくたくさんの事を考えた...というより、
頭の中でそれらが駆け巡ったという方が近いかもしれません。

1度目の揺れが収まったところでテーブルの下から這い出し、テレビを付けました。
ついていたパソコンでtwitterの画面を開くと、みんながあれこれ書き込んでいるのがわかりました。
自分も何か書こうと思うのだけど、手が震えていて、マウスが動かせません。
そして、どうも震源は宮城の方であること、東京の深度も5くらいであることがわかりました。

そうこうしているうちに2度目の揺れが!
この時は、どうしてこんな事になっちゃったんだろう?と、
考えても仕方のない事を考えながら、もう泣きそうでした。
あんなに「恐ろしい」と感じたのは、本当に初めてでした。


たとえ他人でも、誰かがいてくれたら少しは違ったかもしれません。
たった1人で大地震に遭遇することは、
恐怖を何十倍にも膨れさせるのだということも、今回よくわかりました。
そんな中、今回一番役立ったのが、twitterでした。
フォロワーさんたちのつぶやきに触れているだけで、ものすごく大きな安心感を得られたのです。
実際に会ったことがない人々だったとしても、直接コメントをやり取りしていなかったとしても、
「今、ここでリアルタイムに情報を発信している人がいる」という事実は、
たった1人恐怖の中にいた私にとって、本当に心の拠り所となったのでした。

そして、携帯や電話が次々と繋がらなくなる中、唯一、twitterはいつも繋がったのです。
家族や友人の安否確認も、地震関連の情報も(デマもあるにせよ)、
テレビよりも早くtwitterで知りました。
メールの変わりに、twitterのダイレクトメッセージが本当に役立ちました。

そして今まで、地震が怖いのは「揺れるから」だと思っていましたが、
実際に怖いのは「地震の揺れ」そのものだけでなく、
地震によって引き起こされる火災や津波、爆発なのだということも、あらためて知り得ました。

これを書いている最中にも、いまだ余震は続いています。
まだまだ気を許すことはできませんが、
どうぞ皆様もお気をつけてお過ごしください。
そしてこれ以上の被害拡大となりませんように、祈るばかりです。



20110314.jpgーーーーーーーーー
話は戻って、ライブの写真はN様よりいただきました。
ありがとうございます。
ライブ終了後、新メニューに加わった、大好きなクリームソーダを満喫。
懐かしの味「スパゲティ・ナポリタン」も、美味しかった!
barquinhoでのライブに、また1つ楽しみが加わりました。

次回のbarquinhoは6/19(日)16:00〜です。
この頃には地震が収まって、全国の皆様に少しでも笑顔が戻っていますように。

2011年03月06日

カメラ入院

20110306.jpg愛用カメラOlympus E-410が入院することになりました。
実はこの故障には、思い当たる節があります。
昨年7月、沖縄の川平湾の展望台へ向かう途中に、迂闊にもカメラと共に転倒したのでした。

とてつもない猛暑だったこの日、砂を焦がすような陽射しに朦朧とした私は、なだらかな上り坂の途中、ほんのわずか1センチ程の段差につまずきました。
転んで行く間、

  あー、レンズが割れるかも!

と思ったのを、覚えています(^^;


ガッシャンと音がして我に帰り、咄嗟に立ち上がってカメラを確認しました。
電源オフのカメラを左手に持ったまま、そのままの格好でバッタリ倒れたため、
一番先にコンクリート地面にぶつかったレンズの下方と、
次にぶつかったカメラボディの右下前方に複数の傷がついていました。

幸い、レンズにはキャップとレンズフードを、カメラ底部分は皮のケースを付けていました。
これは、カメラ講座に通った時に、複数の女性カメラマンさんから
 「落としたりした時にレンズを守ってくれるから、
  使わなくてもレンズフードは必ず付けていた方がいい」
 「ケースがボディを守ってくれることもある」
と言われていたので、実践していた事だったのですが、
結果的には”レンズが破損する”という最悪の事態は免れたので、これらが役に立ってくれたと思います。

おそるおそる電源を入れると...何事もなくカメラは動きました。

 あぁ、良かった、割れてなかったんだ、壊れてなかったんだ!

と思って、ふと自分をかえりみると...
右肘に2カ所、大人とは思えないようなひどい擦り傷が!
駆け付けた川平湾のグラスボートのスタッフさんが、
洗い流し用の水やバンドエイドをくださって、恥ずかしいやら、情けないやらで
当時はほとんど痛みは感じませんでした(苦笑)。
貼っても貼っても、バンドエイドはみるみる血に染まり...
結局は東京で皮膚科に通院し、その後、完治まで数カ月かかりました。
人体にだって、このダメージです。カメラが無事とは...やっぱりそうは行きませんよね。

この転倒の後から、オートフォーカスが作動しないという不具合が
たびたび起こるようになってしまいました。

カメラは衝撃に弱いから、落とさないように...と、ものすごく注意していて、
買ってから2年、本当にただの1度も落としたことなどなかったのに、
事もあろうか、持ったまま自分が転ぶとは!!思いもしませんでした。

オートフォーカスの不具合は、最初は時々起こる程度だったので「たまたまかな」と思っていたのですが
今年に入ってからその頻度が増してきたのです。
撮りたい、と思った瞬間にピントが合わないというのは、カメラにとっては致命傷です。
動く被写体では、シャッターチャンス逃しまくりで、どうにもなりません。
カメラが手元にないというのも、なんだか落ち着かないのですが、
旅行にでかける予定のないうちに、思い切って修理に出すことにしたのでした。

カメラボディがおかしいのか? レンズがおかしいのか? 両方がおかしいのか?
それも、調べてもらわないとわからないということで、
まずは見積もりに、1週間〜くらいかかるそうです。

転んだ時、カメラが多くの衝撃を吸収してくれたおかげで、
短パンにTシャツという軽装にも関わらず、右肘の他は、まったく無傷だった私。
この恩人カメラ(そんなつもりはなかったと思うけど)が、
どうか無事に、元気になって帰ってきますように。

===========
さてさて、来週日曜日3/13(日)は、16:00〜渋谷「barquinho」でライブです。
フードメニューも色々充実したそうですので、軽食もお楽しみいただけますよ!
長らく入荷のなかった、ボサノバの大詩人;ヴィニシウスが愛したウィスキーVTA69も入ったそうです。
(このウィスキーでのハイボールも、おすすめだそうですよ)
ジョアンも愛用のギター「Tarrega」で、ボサノバスタンダード&オリジナルをお届けします。
皆さんのお越しをお待ちしています♪

◇3/13(日)
◆Open:15:30〜
◆Live Start:16:00〜 17:00〜(40分×2stage)
◆出演:柳沢暁子 (Vo&Gr)
◆Charge:前日までのご予約 1,800円+要オーダー
     当日 2,000円+要オーダー
◆「barquinho」(バルキーニョ)
  http://barquinho.biz/
  渋谷区宇田川町11-2 2F
  TEL:03-3476-3097

<アクセス> 〜渋谷駅 ハチ公口より徒歩10分〜 
渋谷東急ハンズ1Fの正面口を背にして、
前方道路向かい側の黄色い帆屋根の「元祖 仲屋むげん堂(洋服屋)」と
「mont-bell」という建物の間の坂道を登り、数m先の最初の角を左へ。
道奥の洋食レストランの2階が『barquinho』です。

◎ご予約受付中:お店にお電話で または 柳沢までメールでどうぞ。


[photo data] Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F3.2 1/160 +1.3ev 50mm
ウィーンのチョコレート「デメル」の箱。
チョコレート同様にとても丁寧に作られていて、
箱が欲しくて買ってしまいそうなくらいです。

2011年02月27日

べにふうき緑茶の実力

20110227.jpgいよいよ花粉飛散が本格化してくる季節になりましたね。
でも今年は、強い味方を見つけたんです。
それは「べにふうき緑茶」!

「べにふうき」が花粉症に良いということは、以前から噂に聞いていましたが、
その効果の程は、実はまったく期待していませんでした。

だって、ヨーグルートやヤクルトの乳酸菌が良いとか、
ミントのメントール成分が効くとか、ネトルとかのハーブティーが良いとか、バナナが良いとか...
もうありとあらゆる食品を試して、でも私にはまったく何の効果も感じられなかったのです。
ヨーグルトやヤクルトは大好きで、もう何年も毎日摂っていて、たしかに胃腸には悪くはないけど、
花粉症には??と疑問です。
そんなこんなで、「やっぱりお医者さんの薬以外に頼れるものはない!」という、
頑固オヤジのような”ゆるぎない信念”みたいなものが、頭の中にドーンと居座るようになっていたのでした。

それでも哀しいかな、何かあれば気になるのが人間の弱いところです。
今回も「どうせ駄目もと」という気分で、毎日お茶は飲むし、食品だしと、懲りずに試してみたのでした。
ちょうどその頃は、咳風邪(空咳だけが続く)みたいなのに年末から取付かれていて、
それが少々アレルギー気管支炎ぽくなってきていたので、このまま花粉症の咳に突入だな〜と思っていた時期だったのですが、粉末の「べにふうき緑茶」をお湯で溶いて飲んで、10分くらいしたら、

  あれ、喉が楽。

と、思ったのです。
ついでに、あんなにケホケホしていた咳も止まってる。
いやいや、気のせいかもしれない。先入観は良くない!
うーん...でも、なんか喉が潤う感じ。鼻水も止まってるし。

飲む度に、同じように自問自答すること数回。
そして、やっぱり効くのでは?ということになったのです。

それから、ネットで色々調べたところ
「べにふうき」には、メチル化カテキンとうい成分が含まれていて、
これがアレルギー反応を抑える効果があるのだという実証が、たくさん載っていました。
ググッていただくと色々記事が出てきますので、興味のある方はそちらをご参照いただくということで
詳しくは省きますが、

1)メチル化カテキンには、速効性があること
2)べにふうきの緑茶でしか効果がないこと
 (べにふうき紅茶は×。発酵するとメチル化カテキンがなくなるそうです)
3)花粉症が治るわけではなく、症状緩和効果があること
4)メチル化カテキンが体内から出てしまえば、また症状が出ること

などがわかりました。

それから、花粉症の友人知人にすすめまくったところ、重度の方ほど効果が実感できるようで、ファン拡大中です。
お味は、普通の緑茶と変わりません。
お寿司屋さんの大きな湯のみで出て来る「あがり」みたいな感じかな。
何の抵抗もなく、飲めると思います。


ちなみに、私が飲んでいるのは静岡県産の有機栽培べにふうき緑茶の粉末で、50グラム800円くらい(毎日ほぼ1日中飲む私で、約3週間分)。
メチル化カテキンは100g中、1200mg含有です。
べにふうき緑茶にも、色々種類があるみたいですし、効果は人に寄ると思いますが、試してみる価値ありですよ。
決してまわし者ではありませんし、効果の保障はできませんが...特に花粉症で咳が出る人は、ぜひ。

私は外出時にも持って歩いて、飲んでます。
さすがに薬服用ナシにはできないけれど、今年はこのお茶に助けられそうです。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO800 F5.0 1/10 +0.7ev 50mm
写真は、昨夏に行った掛川城のお茶室でいただいた冷抹茶です。
お湯でお抹茶を立ててから、氷を入れて冷やすのだそうです。

2011年01月28日

続・沖縄 首里城公園

20110128-1.jpg首里城公園は、1992年に沖縄本土復帰20周年を記念して造られたものです。
比較的新しいものだったのが、意外でした。
首里城の創建は14世紀頃と言われていますが、未だ謎も多く、詳しいことはわかっていないそうです。
琉球王国の要として約500年に渡って栄華を誇ったこの城も、度重なる火事に見舞われ、現在の姿は1945年の沖縄戦で焼け落ちたものを復興したものだそうです。


一番最初に通る守礼門は、かの2000円札に描かれた門です。
あいにくこの日は小雨混じりの肌寒い1日で、
雨だけならまだしも、傘は飛ばされ、頑張ると逆に傘骨が折れるほどの強風。
カメラのレンズに水滴が付いてしまうので、なかなか思うように撮影できず、
青い空に緑の椰子、そして朱色の屋根!という色鮮やかなショットが撮れなかったのは、残念。。

六角型の石畳の、時にかなりの傾斜がある坂を昇りながら幾つもの門を通ると、
上記写真の正殿に辿りつきます。
実際に正殿前の御庭(広場)に立ってみると、
想像していたより小じんまりしているなぁという印象でした。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F6.3 1/200  +0.7ev 14mm




20110128-2.jpg建物の朱色がとても綺麗です。
写真右の小屋は、昔、厩(馬小屋)があった場所です。

建物を囲む城壁のあちこちには椰子が植えられていて、異国情緒を醸し出しています。
昨夏に行った静岡の掛川城とは、ぜんぜん違う〜!
やっぱり、中国文花の影響を強く受けているんですね。


ISO400 F6.3 1/25  +1.3ev 14mm




20110128-3.jpg首里城の中に入ってみると、ところどころに中庭があります。
なんだか現代風にも見える、お洒落な空間でした。

ISO400 F6.3 1/100  +0.7ev 25mm




20110128-4.jpg展示コーナーに25分の1の模型がありました。
正月の儀式と、王朝任命の儀式の2パターンがあって、これは任命儀式の様子です。
かねてから疑問だった、広場に描かれた横断歩道のような縞々模様は、
「儀式で整列する人々が、自分の場所を確認するための印」という役割があったのだそうです。
実際の様子は、大変華々しかったのでしょうね。

ISO800 F6.3 1/10  +0.7ev 14mm




正殿を含めて御庭(広場)をぐるっと囲む建物は、上記模型と同じに復元されていて、
実際に中に入って、観ることができます。
どういう基準なのか?撮影OKな場所とNGな場所が混在していて、
(係員がチェックしてくれてはいますが)カメラを出したりしまったり...けっこう忙しかった(笑)。
でも、お茶室もあって、お天気がイマひとつでもゆっくりできるので、なかなか良かったですよ。

今回は、首里城まわりの弁財天堂などには足を運びませんでしたが、
ところどころに発掘中の遺跡もあったりして、当時が忍ばれました。
歴史にはぜんぜん興味がなくて、日本史も世界史も丸暗記→テスト後、完全忘却 という形で
学生時代のテストをすべて凌いでいたような私ですが、
最近は、なぜか時代小説も大好きだし、昔の名残りが感じられるものには、
心休まる感じがするから不思議です。
そのうち骨董などにのめり込まないように、気をつけたいと思います(笑)。

御庭は、パワースポットだと聞いたことがあるので、ちゃんとウロウロしてきましたよ。
沖縄へ行くなら、一度は訪れてみたかった首里城。
今度はもっと天気の良い時に、のんびり散策してみたいものです。

2011年01月16日

美ら海水族館

20110116-1.jpg沖縄の美ら海水族館へ行って来ました。
大きな映画のスクリーンのように見えるのは、沖縄周辺の黒潮の海を再現した75,000トンもの水量を誇る巨大水槽です。
その大きさは水深10m、幅35m、奥行27m、そして水槽のガラスの厚さはなんと60センチ!
この中に、3匹のジンベエザメと、多くのマンタ、その他大勢のエイ、他のサメ、マグロなどが同居しています。
水は目の前の綺麗な海水を濾過して、温度調節をせずにそのまま使用していて、2時間1回、すべての水が入れ替わるようになっているのだそうです。
目の前いっぱいに広がるコバルトブルーの世界は、まるで魚たちが大空を翔け巡るようにさえ見えます。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO1600 F9.0 1/8  +0.3ev 14mm




20110116-2.jpg美ら海水族館では、幾つかの水槽を、横から、上から...と角度を変えて観ることができるようになっていて、この巨大水槽も、真上からも見学できるようになっています。
上記の泳ぐジンベエさんたちを上からみるとこんな感じです。
とにかく大きい!
でも動きは時速5キロほどと、歩く人並みのゆっくりさです。
まるで”クジラのようなサメ”というのが、英名でWhale Shark(クジラザメ)という名前がついている由縁です。
尾ひれが海底に対して平行な哺乳類のクジラと違い、ジンベエザメは、尾ひれが海底に対して垂直=魚類です。
日本では、その柄が着物の甚平に似ていることから「ジンベエザメ」の名前が付いたのだとか。

ISO400 F5.0 1/20  +0.7ev 14mm



20110116-3.jpgこれが是非とも観たかったジンベエザメの食事の様子。
水族館では毎日15時と17時に餌付けの様子が披露されます。
食事の時間が近付くと魚たちもわかるのか、水槽内がにわかに活気づきます。

15時からの回は、あまりに人が多すぎて水槽に近付けず、ちょっと離れた高い位置から観たので、全体の雰囲気はよく把握できたけれど、ジンベエザメの口元が見えませんでした...
2回目は、早めにスタンバイするしかない!
ジンベエザメの巨体が垂直になると、観客たちのどよめきが館内に響き渡ります。


ISO800 F8.0 1/5  +0.7ev 22mm




20110116-4.jpg2回目の17時は、水槽の1番前を陣取りました。
見上げるようにすると、口元までよく見えます!
ジンベエザメは、立ち泳ぎで口だけを海面に出し、小さなオキアミなどをガフガフと海水ごと飲み込みます。
その後で口の中で海水と餌を分け、海水だけを両脇のエラから出すという、濾過摂食という食べ方をします。
全長8.5mもあるその姿は圧巻!

おこぼれをもらおうと、まわりに集まる小魚たちも一緒に食べられてしまいそうですが、ジンベエさんにとっては、この小魚は大きすぎて飲み込めないので、たとえ口の中に入ったとしても、吐き出してしまうのだそうです。
それを聞いてちょっとホッとしました。

目の前はぜーんぶジンベエザメと海! 自分まで海の中にいるようです。

ISO1600 F6.3 1/20 +1.0ev 14mm




20110116-5.jpg同じく大きなマンタは、まるで飛ぶように悠々と水槽を泳ぎます。
人とくらべると、その大きさは一目瞭然!
沖縄ではマンタを観るダイビングやシュノーケルのツアーがたくさんありますが、こんなに大きいと、直に会うのはちょっと怖いかも...
私は、水族館で観られれば充分です(笑

ISO800 F6.3 1/20  +1.0ev 17mm



20110116-6.jpg水族館オリジナル「リアルぬいぐるみシリーズ」のジンベエザメを思わず買ってしまいました。
サイズはS〜LLまであって、私のはMサイズです。
かなり精巧にできていて、本当にリアル。
でも手触りも良くて、かわいいんですよ。

宿泊したホテル「日航アリビラ」の部屋は、
結婚式関係らしきの団体さんが大勢入ったとかで、
最上階のかなり良いお部屋にグレードアップしてもらえて、ラッキーでした!

ISO800 F6.3 1/5  +1.0ev 14mm




水族館では、他にもウミガメ、イルカ、オキゴンドウクジラ、熱帯魚から深海魚まで、
色々な種類が観られます。
でも、建物の造りが凝っていてかなり複雑なので、帰宅してからパンフを見て、
  あ〜なるほど、
と納得したり、
  あれ?こんなとこあったっけ? 
と思う場所もチラホラありました。
6時間くらい居たくせに、よく観てないところもまだまだあるので、またぜひ行きたい!

敷地内には、新たに大きな休憩施設も建設中でした。
そう言えば、とても広いわりにはカフェとレストランが1軒ずつあるだけで、
無料休憩所が1つもないんですよね... ベンチも数が少ないし。
今回は夢中で歩き廻っていたのでまったく気になりませんでしたが、
確かに、子連れの方や高齢の方にはちょっと大変かもしれません。
次回は、この新施設も楽しみです。


そして、初の「水族館でカメラ」は、水槽によって明るさが全然違うし、魚は動くし...(笑)で、苦戦しました。
水槽が変わる度にISOの設定を変え、ホワイトバランスを変え、
オートフォーカスにしたり、マニュアルを試みたりと、大忙しでした。
とはいえ、とても楽しいカメラタイムでありました。




20110116-7.jpgここ数年、毎年訪れているほど大好きな沖縄も、本島へ宿泊するのは実に8年ぶり。
前はまだ、美ら海水族館も、DFSもなかったんですよね。。
今回は、この2つと首里城を目当てに2泊3日の短かい日程での旅でしたが、あえて泳げない冬を選んだのは正解でした。
夏に行くと、どうしても泳がなきゃ!と思って、海へ繰り出してしまうので...(笑
気温も15度前後と、東京の秋のような、過ごし易い陽気の中、観光に専念するバージョンも、また違った沖縄の心地よさを感じられました。

ラストの写真は、ブランチを頂いた鉄板焼のお店にて。
沖縄の冬にしかない食材を用いたり、鉄板の上で釜でご飯を焚いたり...
観ても食べても美味しいひとときでした。

ISO400 F3.5 1/8  +1.0ev 48mm



さて、首里城の写真は、また回を改めて。
そして、沖縄の土産話の続きは、ライブにて!
1/18(火)、日暮里PORTOで、皆さまをお待ちしていま〜す♪

2011年01月01日

謹賀新年2011

明けましておめでとうございます。
昨年中は各方面の方々に大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。



20110101-1.jpgさて、初詣に調布の深大寺へ行ってきました。
お正月はいつも、堂内で行われる大護摩祈願に参加して、今年1年の厄除けを祈願します。
暖房がないのでとにかく寒いのですが、ここは修行と思って完全防寒で臨みます。
大導士さまの天台声明(お祈りの言葉)と僧侶の教典の読誦、太鼓の音に身を浄められ、清清しい気分になってから、お参りをしたり熊手や破魔矢を買ったり、お神籤をひいたり...嬉しいことに、今年は久々に大吉が出ました!
そのご利益?か、帰りに何気なく立寄ったゲームコーナーでUFOキャッチャーをやったら、ミニたいやきストラップが、なんと1度に4ケも取れたんですよ!こんなこと初めてです。
幸先の良い1年のスタートとなりました(^^

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO200 F3.3 1/160 +1.0ev 37mm



20110101-3.jpg参道には色々なお店が出ていて、いつもブラブラするのが楽しみです。
うちは子供の頃はあまり屋台の駄菓子を買ってもらえなかったので、懐かしの杏飴は憧れのお菓子でした(笑)。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F5.0 1/500 +0.7ev 54mm



20110101-5.jpg境内にはとても水の綺麗な池があって、鯉が悠々と泳いでいます。
でも魚って動くので(当然だけど)、すごく撮りにくい...
スポーツモードの連写で撮影です。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.2 1/400 0ev 54mm



20110101-4.jpg調布は水木しげるさんのゆかりの地でもあって、もともと昔から鬼太郎茶屋などもあったのですが、「ゲゲゲの女房」で全国的に有名になってからは、茶屋にもお土産ショップにも、かなり頑張らなければお店に足を踏み入れられないほどの大盛況ぶりです。

これは、鬼太郎茶屋の隣で売っている目玉おやじの焼き団子。
串刺しにして焼いちゃうのはちょっと可哀想だけど...(笑)すごいインパクトです。
おじさんのエプロンは、鬼太郎のちゃんちゃんこ柄でした。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F4.0 1/160 0ev 54mm



20110101-2.jpg深大寺は達磨でも有名。
たくさんの達磨さんたちから、たくさんの福が皆さんにも届きますように。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F5.0 1/125  +0.3ev 54mm

2010年12月04日

口笛を吹きたい

20101204.jpg生まれてこのかた、私は口笛がまったく吹けませんでした。
ちょっとピーとなるとか、そういうレベルですらなく、シューと息が出るだけの、筋金入りの出来無さです。
口笛なんて、子供の頃に遊びで吹いて覚えたという人は多いと思いますが、うちは両親共々が口笛を吹けず、また他にも教えてくれる人もおらず、自己流でも全然音が出ず...そのまま大人になりました。

でも、私は口笛の音が好きなのです。
ボサノバにも、イントロや間奏でジョアンやジョビンが、さり気なく口笛を入れています。
こういうのやりたいんだよなぁ〜と常日頃思っていて、10年くらい前からずっと、吹けるという人に会った時には、
  「どうやったら音が鳴るんですか?」
と聞いてはみるのですが、
  「どうやってって...? うーん、意識してないからなぁ」
  「いやいや、人前で吹くほどじゃないし!」
などと言われてしまうことがほとんどで、解決には至りませんでした。

そして11月のある日、ふと思ったのです。

 吹き方を習いに行って、練習したら、自分でも吹けるのではないか?

そうと決まったら、善は急げです。
実は以前から心に留めていた口笛吹きの方がいて、
どこかで教室をやっているというテレビ番組の特集を観たことがあったのです。
その時は、
  口笛って、習えるんだ〜
と漠然と思っただけで、自分が行こうとは思わなかったのですが...やっぱり潜在意識はあったのかもしれません。
そしてその4日後、私はレッスンに向かっていました。


先生は、分山貴美子さん。
"International Whistlers Convention 2007"(国際口笛大会)のグランドチャンピオンです。
超初心者の私は、ビギナーズクラス(グループレッスン:90分)に参加します。
その日の参加者は、私を含め4名でした。
他の方々は、ある程度音が出せて、簡単な童謡などが演奏できる
「口笛?吹けるよ。あ、でも人前で吹くのはちょっと...」という一般的なレベル。
特に1人の男性は
「もうあなたはレギュラークラスに行ってもいいのでは?」という腕前でした。
私だけが、
「まったくできません。シュー」という状態です。

最初に、口の形、舌の位置などの基本的なことを教えてもらいますが、
それですぐに音が出るほど口笛は甘くナイ!
「そのまま練習しててください」
と言われ、
「あ、でも他の方に迷惑じゃないですか」と答えたら、
「迷惑になったら言いますから、大丈夫です」とのこと。
後で気が付いたのですが、音が出ないので、他の人のレッスンの迷惑にはならないんですよね(笑)。
結局、私はレッスンのほとんどの時間を、鏡で口元を見ながら、
ひたすら教室の隅に向かって音出しの練習をすることに費やしました。


すると、1時間ぐらいで少し音が出るようになってきました。
どうやら、ただ吹くとA(ラ)の音が出るようです。
でも、今度は音程変化がつけられません。何をどうやっても全部 ラ。
そこでまた先生に聞いて練習していると、時々B(シ)が出るように!
でも、ラ〜シ〜とか、シ〜ラ〜は出来ません。ラ か シ しか、鳴りません。
しかも、なんらかの偶然が重なって上手くいった時にしか音は出ません。

悶絶苦闘中の私の脇で、3人は「カエルのうた」の輪唱などをしています。
あぁ...自分だけまったくできないという、しばし忘れて居たこの感覚。
その昔、ポルトガル語の授業で苦労した時のことをにわかに思い出しました。
でも、しょうがないですね。できないからレッスンに来たんだし、
そんなに簡単にできるくらいなら、習いに来なくても出来るんだし!
ということで、
「音が出ないまま帰る人もいますから、音が出ただけで今日はOKです」
という先生に、さらにあれこれ質問してアドバイスをもらい、その日のレッスンは終わったのでした。

ここのレッスンは単発予約制なので、自分の都合の良い時に予約して行くシステムです。
でも、習い事は最初の3カ月が勝負なので、
その間は定期的、集中的にレッスン&練習した方が早いというのが私の持論。
2週間後のレッスンまでに、なんとか出せる音を増やしたい一心で、自主練習に入りました。


ひたすら毎日練習、練習です。
口笛は音が響くので、下手だと耳にキンキンしてけっこうツライということもわかりました。
口笛を吹いている夢を見て、口から出た音で目が覚めたこともありました(笑)。
そんなこんなの1週間で、E〜B(ミ〜シ)がなんとか出るように!
でも、面白いことに、起点はどうしてもA(ラ)なのです。
ラ〜ソ〜ファ〜ミ〜か、ラ〜シ〜しかできない。逆はダメです。
繋ぎが上手くいかないので、曲になりません。


さらに1週間で、なんとかEb〜C(ミb〜ド)まで広がり、
音域の狭い曲ならなんとかヨロヨロと吹けるようになってきました。
でも、Ebの下はどんなに頑張っても出ない。Cの上も同様です。
先生は、歌の音域と同じ3オクターブを口笛で出せることができるのですよ、信じられせん〜!
いったいどうやってこの上下を出しているのだろう...
私の歌の音域は2オクターブなので、口笛で3オクターブも出なくてもいいのですが(というか、そんな簡単なことではないので)、せめて2オクターブは出ないと何の曲も吹けないんですよね。。
これを突破するにはどうしたらいいのか??
次のレッスンでぜひ聞いてみようと思いながら、練習を重ねたのでした。


そして2回目のレッスンがやって来ました。
今度の参加者は6名。前回一緒だった人は2人だけで、後は初めての方ばかりです。
そのうちの新規生1人は、音がまったく出ないという方でした。
先生が基本的な口の形を説明した後、
  先生「そのまま練習しててください」
  生徒「あ、でも他の方に迷惑じゃないですか」
  先生「迷惑になったら言いますから、大丈夫です」
あれれ??これ、デジャヴュ? まるで2週間前の私です!
練習すれば音が出るようになりますよ〜と言ってあげたかったなぁ(笑


2回目のレッスンで、Ebの下とCの上が出ない原因はわかりました。
舌のフォームが悪かったようで、また練習し直しです。
でもまだたかだか2週間、傷は浅いですよ。
しかし、ここからまた苦悶の日々が続き、
その1週間後、調子が良い時に、やっとこさC〜Cの1オクターブ出ることがある!くらいになりました。
でも、これではまだ吹ける曲は、ちょっとアレンジした「ミッキーマウスマーチ」など、本当に僅かです。
他には「ジングルベル」の前半が吹けるのですが、クリスマスが終わってもこの曲だと、厳しいですね(^^;

3回目のレッスンまでに「コントロール可能なC〜Cの1オクターブ」の音が出せるようになりたい!
  音が出る →メロディになる →練習で演奏できる →人前で演奏できる
の順であることはわかるので、まずは「安定した音がいつでも出せること」が第1目標です。


「口笛なんて、習うものじゃない」という方もいらっしゃるかと思いますが、
こういう「あえて人には習わなくても何とかなるもの」というのは、
本当は習った方が良いのではないかなとも思うのです。
口笛は生きて行くのにあまり必要じゃないかもしれないけど、
例えば、料理、メイク、話し方、歩き方など...自己流でそれなりにできることも、
ちゃんと勉強してもっと上手に出来たら、その方がいいですよね?

口笛は「自分が楽器」なところは、歌に似ています。
舌を使うか、声帯を使うかの違いです。
...と考えると、ある程度のレベルまで持ってくるのは、かなり時間がかかるかと思われます。
それでも、出来ない事が出来るようになるプロセスが、楽しいのです。結果は、そのご褒美ですね。
子供の頃から、何をどうやっても絶対に出来なかった口笛が吹けるようになるなんて、
私にとっては、今まで見えなかった世界が新たに見えるようになった感じすら、するのですよ。

まだまだ道のりは遠くとも、
きっといつか、ギターと歌と口笛の「吹き語り」を叶えたいと
日々ピーピーと練習を続ける私なのでした。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.0 1/20 0ev 25mm
今年購入したお気に入りの木馬サンタです。
チェコ製の玩具で、ゆ〜らゆ〜らと優雅に揺れます。

2010年11月22日

秋深し

20101122.jpgあちこちで木々の紅葉が眩しくなりましたね。
秋晴れの先日、大森での「ワークショップ&練習会 Vol.2」が無事終了しました。
今回は、初参加の方も含め総勢11名で「Mas que nada(マィス・ケ・ナダ)」を大合唱!
楽しい1日でした。

それにしても、この曲の知名度と不動の人気の高さは、すごいですね。
「ボサノバ」と言われてこの曲の名を挙げる人が、「Agua de beber(おいしい水)」と並んで、おそらく一般的には1番多いのではないかと思います。

でも、どちらも超越したメジャー曲なだけに聴き飽きてしまって、実は長いこと私はあまりこの2曲が好きではありませんでした。
それに「Agua de beber」はボサノバですが、「Mas que nada」はボサノバというよりは、ポップ・サンバなので
ソロでボサ弾き語りをするとなると...セルジオ・メンデスの「Mas que nada」とは、印象がかなり変わります。
一般的なボサのイメージ=「Mas que nada」というのは、とても違和感を覚えてしまうのです。

とはいえ、ブラジル音楽が世界に広がるきっかけになった「Mas que nada」の功績は素晴らしいし、
最近は、あらためて曲の良さ、奥深さを感じられるようになりました。
スタンダード曲というのは、年月を経て生き残ってきた精鋭ばかりですからね。
それを知ってもらう機会を少しでも私が担えるのなら、本望です。


さて、自分が春から通っていたポルトガル語のグループレッスンは、予定がつきづらいため、この秋からはまた個人レッスンに戻しました。
もう随分長いこと続けているけれど、こちらも終わりはないですね...
通い出した頃、お気に入りのぬいぐるみをレッスン中の机の上に並べに来た幼稚園児のお嬢さんが、もう中学生になってしまったんですよ!
”光陰矢の如し”を実感する一瞬です(苦笑)。
そのお嬢さんが学校から帰ってくる時間に私のレッスンが当たっているため、先生はいつも別の部屋に「おやつ」を準備して、迎えています。
その時の2人の様子が、毎回本当に嬉しそうで楽しそうで、こちらまでほんわかとするのです。
あんなに優しい声と笑顔で誰かに「おかえり〜(←日本語)」なんて言ったことが、果たして私はあっただろうか?!
同じ事を言うのでも、声色(こわいろ)と表情は、本当に大切なのだとわかってはいるけれど...
日常生活で家族に対して実践するというのは、言い訳だけどテレもあって、意外に難しかったりします。

そして先日、私に挨拶をしに来てくれた彼女に
 「お母さんにそっくり!って言われません?」
と言ったら、はにかむお嬢さんより先に、先生が
 「そうでしょ〜 可愛いでしょ〜!!」
と、満面の笑顔で答えてくれました(笑)。

こういうの、いいなぁ(^^)。
きっと先生もそうやって育ったんだろうなぁと思いながら、いつも温かい気持ちで帰途につく私なのでした。
ポルトガル語以外の事も、教わっているような気がします。


さてさて話は戻って、次回の大森でのワークショップワークショップ&練習会は、来年夏頃にまたできればと思っています。
今度は何をみんなで歌おうか?? 選曲も楽しみの1つです。
お気軽な会ですので、またどうぞご参加くださいね。
私のキャラクター上、ほんわかとはしないかもしれないけど、元気にはなれると思いますよ〜!

今回は、ご参加ありがとうございました。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO100 F5.0 1/25 0ev 25mm
名前も知らぬ潅木の紅葉。
目が覚めるような赤!でした。

2010年10月25日

江戸ひぐらし

20101025-1.jpg最近、時代小説にどっぷり浸かっています。
きっかけは、畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズでした。
(こちらの詳細は過去ブログをどうぞ。
 http://akikoyanagisawa.com/carioca/2009/11/post_131.html)

今夏に9巻が出て、あっという間に読んでしまって、あーまた来年までお預けだなぁと思っていた矢先、
一緒に店頭に並んでいた宮部みゆきさんの時代小説「あんじゅう」を買ってみたら結構面白かったので、
よし、他のもいけるかも!ということで手を広げることとなりました。

というのも、大好きな畠中さんなのですが、
「しゃばけ」シリーズ以外には、まだ残念ながら作品数が少なく、もう読むものがナイ。
そんな折、彼女のエッセイ集の中に、
「時代小説では、宮部みゆきさんの「本所深川ふしぎ草子」「妖色江戸ごよみ」等に影響を受けた云々」という下りがあって、

  そうか、畠中さんが宮部さんの作品も読んでいたのなら、この2冊も読んでみよう!

と、「あんじゅう」から遡って初期作品を読み始めたら...止まらない(笑)。
もともと深川育ちの私としては、日本橋、永代橋、門前仲町、木場町などなど、
出てくる地名にも親しみが深いので、馴染み易いというのもありました。

ご存知の通り、宮部さんは時代小説だけでなく、現代小説も書きます。
でも、私は今まで時代小説は「あんじゅう」以外は読んだことがなかったのです。
知らなかったなんて、本当にもったいない事でした。
幸い、図書館にほぼすべての作品があるので、数冊まとめて予約して取り寄せて読んで、
返したらまた数冊まとめて予約して取り寄せて読んで...の繰り返し。
あっと言う間に残すところあと3冊に程度になってしまったので、
宮部さんを読み尽くしたら、次は誰の作品を読もうか... 目下、物色中です。


宮部作品の魅力の1つは、何よりも丁寧な情景描写です。
場面場面を、あたかも映画の1シーンのように読者の頭の中に浮かび上がらせる表現力、
この作品1冊で何曲の歌詞が書けるだろう?と思わせる美しい日本語の文章力、
物語の構成力の高さ、読みながらも読み終わっても心に残る余韻は、村上春樹氏に通じる凄みがあります。
私はこういう作家が大好きです。

平仮名ばっかり、改行ばっかり、短い会話の羅列とテンポの早すぎる展開、
2時間程度であっという間に読めてしまう作文みたいな文章で、
私、何をしたいかわからないの〜、どうしたらいいの〜という優柔不断の主人公が自分探しをするような作品(特に若い女性作家のモノが多い...)のを読んでいると、私は共感どころかイライラしてしまいます。
叫びたいほどつまらない作品に出会うと、美味しくないレストランに入ってしまった時のような後味の悪さと後悔を、数日間消すことができないのです。

でも、畠中作品、宮部作品にはハズレは、ほぼありません。
通(つう)から見たら、まだまだ甘ちゃんな私が好んで読むのは、いわゆる「町人もの」で、
大河ドラマになるような歴史的人物の活躍伝とか、武家屋敷のお偉いさんの人間模様や権力争いなどはぜんぜん興味がないし、
TVの時代劇も観ないのですが、そういう人でも充分に楽しめる作品もある事を、ぜひ知ってもらいたいなぁと思うのでした。

そして最近、江戸時代のお江戸(現在の日本橋近辺)を舞台にした作品ばかりを読んでいて、思うことがあります。
それは、時代変化によって共に変わる「人の生き方」です。
江戸は今と変わらず、戦争もなく平和な時代であったと言われていますが、
まだ身分制度は強く残っていて、「誰の子供として生まれたか」で、人生が決まる時代でした。
商人の子として生まれれば商人に、武家に生まれれば侍に...という具合に、
そして家が裕福ならば、長男は有無を言わさず跡継ぎに、女性は10代で相応なお家へ嫁入りに。
貧乏子だくさんなら、家族の生活のために丁稚奉公や女中奉公へ、
もっとひどければ娘は親の借金のために岡場所へ売られたり...
自分の人生とて、自分の努力だけではどうすることもできない、そんなご時世だったのです。

もちろん、抜群の器量よしで身分桁違いの大店の息子に見初められて玉の輿にのる娘や、
丁稚から努力して手代になり、番頭になる奉公人もいる事はいますが、それにはそれで並み大抵どころではない努力が伴ったでしょう。
余裕のある家もある一方で、陽の当たらない貧乏長家に住み、本当に食べるだけで精一杯の”かつかつ”のその日暮らしをする家に生まれたら、そこで生きていくしかありません。
結婚とて、両家が釣り合うような縁談を廻りが勝手に決めて、祝言の当日に当人同士が顔を合わすのが当たり前だったなんて、今では信じられないような話です。


でも江戸時代には、挫折からの引きこもりや、やりたいことがわからなくてニートになったり、
婚活で苦労するような事は、なかったのではないでしょうか。

「自由」というものは、時に残酷です。
無謀な夢も見ることができるし、実際にそれに向けて努力することもできてしまいます。
でも人間には限界があるし、何をどんなに頑張っても叶わないこと、できないことが存在します。
もちろんそれは、とことんやってみてから判る事なのですが、
ハナから無理そうな事でも本人はその気で頑張ってしまって、結果、失敗して、
大きく挫折して人生を棒に振ってしまうのは、大変もったいなく、同時に大変不幸な事です。

まだ何がどうできるのかわからない最初から
「なんでも好きなことを、やりたいように自由にやりなさい」
と言われて、世間に放り出される今の若者や、
仕事をしても、結婚しても、子供がいても、そうじゃなくても何でも可能な今の女性たちは、
実はとても大変な状況を生き抜いているのかもしれません。

もしかしたら泳げないかもしれないのに、
    さぁ、いつでもドーバー海峡を泳いで渡っていいよ!行ってこい!
と海へ突き落とされるようなものなのかなぁ〜と思ってしまいました。

身の程を知る。
限られた状況の中で、与えられた環境でそこそこ満足し、一生懸命に生きる。
もしかしたら、江戸時代の人たちは、ある意味とても幸せだったのかもしれません...

とはいえ、商売のことは何にもわからず、正月の晴れ着の心配くらいしかないようなお内儀さんならともかく、
少女の頃から住み込みの女中奉公なんて出来たかな...いや、絶対無理だろうなぁ(苦笑)


さて、戯言はこのくらいにして、
宮部みゆき著作のオススメは...
小作品なら「初ものがたり」、短編集なら「妖色江戸ごよみ」、
長篇なら「ぼんくら」「ひぐらし」。
(この2作は続きです。私は「ひぐらし」→「ぼんくら」の順に逆に読んでしまったので、
スターウォーズみたいに、登場人物の過去をあとで知るという状況になってしまいました(^^;)が、それでも面白かったですよ)

そして、何も考えずにクスクス笑って、時々ほろりとさせられて、
とにかく楽しく何の抵抗もなく時代小説に入れるのは...
やっぱり畠中恵著「しゃばけ」シリーズです!

皆さんもぜひ1度、江戸の人間模様をご堪能あれ。


20101025-2.jpg[photo data] Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
1)ISO400 F2.8 1/30 +1.0ev 50mm
静岡の掛川城のお茶室でいただいたお菓子。
この日はとても暑かったので、冷抹茶と一緒にいただきました。

2)ISO100 F8.0 1/50 +1.0ev 50mm
掛川城の天守閣からお屋敷を臨む。
タイムスリップしたような情景です。

2010年08月23日

トゥカーノに会いに

20100823-1.jpg大好きなトゥカーノに会うために、「花鳥園」へ行ってきました。
トゥカーノ(Tucano)は、ポルトガル語名で、和名は「オニオオハシ」。
中南米に生息する大型の鳥で、これまた偶然、ブラジルの国鳥なのです!
そんなことはまったく知らず、昔から
「かわいいな〜 綺麗な鳥だな〜」
と思っていた私は、ブラジルのイグアスに行った時に野生のトゥカーノに会えるのを楽しみにしていたのですが、
残念ながら叶いませんでした。

それから月日は過ぎ、先月、何てことはなく「好きな鳥」の話をしていた時、
テルミン奏者のトリ音さんが、
「オオハシは、掛川の花鳥園にいますよ。餌あげられますよ」
と、教えてくれたのです!
なんとなんと、そんな近くにトゥカーノがいたなんて... 灯台元暗し、です。
ならば行くしかない!ということで、早速出掛けたのでした。

[photo data] Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
●トゥカーノ(ポルトガル名;Tucano Toco 英名;Toco Toucan)
和名「オニオオハシ」は、「大きなくちばし」といういう意味。
昔は「オオオオハシ」と呼ばれていたこともあるそうです。
ISO400 F8.0 1/100 +1.7ev 50mm


「花鳥園」は、知る人ぞ知る、鳥と花との触れあい老舗パークです。
松江や神戸、富士にも姉妹園があります。
サイトを見るに、フクロウのコレクションは相当なものらしく、
その他、国内外を問わずありとあらゆる国の鳥たちが、ほぼ放し飼いされていて、
餌をあげたり、触れあったりできるのでした。
インストラクターによるショーやイベントも盛り沢山です。

さて、朝10時に到着すると、夏休みの週末ということもあって、すでにかなりの家族連れで賑わっていました。
まずは時間が決まっているイベントから参加です。
入口付近でペンギンに魚をあげて、その後、炎天下の屋外でふくろう、ヘビクイワシ、大型インコのショーを見ます。
そしていざ、トゥカーノのいる温室へ。。

園内は鳥の種類によって、幾つかのゾーンに分かれています。
入口の扉を開けると、いました、いました!
想像通りのかわいさ、綺麗さ、華やかさ〜!!

20100823-2.jpg●つがいのトゥカーノ。
オスとメスの外見的(大きさや色、模様)な違いは、ないそうです。
この写真では左がオス、右がメスです。
ISO400 F8.0 1/80 +1.7ev 50mm



放し飼いにされているのが2匹、その他に5〜6羽のまだ子供?の小さめなトゥカーノたちが巨大ケージに入れられていました。
この若いメンバーは、アルゼンチンからやって来たそうで、
ケージ越しに餌をもらったり、たくさんの人や場の雰囲気に馴らす練習中ということでした。

各ゾ−ン内では、小さなカップに入った餌(鳥の種類によって違う)が100円で売られています。
フルーツを普段よく食すトゥカーノの餌は、リンゴです。

鳥はここでお客さんが餌を買うことを良く知っているので、すぐに寄ってくるのですが、
放し飼いトゥカーノ2匹は、あまり興味が無い様子...
一生懸命に餌を見せて手を伸ばしますが、なかなか木から降りてきません。。

しぶとく待つ私に、飼育員のお兄さんが
「なんかリンゴ飽きちゃったみたいで降りてこないから、これみせてみてください」
と言って、特別パックを持ってきてくれて、ブドウ(巨峰サイズのブドウを半分に切ったもの)を2つくれたのです。
おぉ これは期待が持てそう! 早速、
「トゥカーノ、ブドウだよ〜」
と、木の下でそのカップを差し出すと、スペシャルぶどうの威力!反応しました!
1匹が少し下の枝に降りてきて、くちばしを伸ばして食べてくれたのです。

1つを食べ終えて、もう1つをくわえると、何を思ったかそのトゥカーノは木を飛び立ち、
数メートル離れた別の木に止まっていた、もう1匹のトゥカーノの側にとまりました。
私もすかさず追い掛けて、その後を見ていると、
なんと、そのトゥカーノは、2つ目のブドウを自分では食べずに、
もう1匹に、くちばし移しであげていたのです!

すごい! 仲良しなんだ!
感動した私は、さっきの飼育員さんに
「ブドウ1つ、あげに行きました!」と、報告。
するとお兄さん曰く、
「この2匹は、つがいなんですよ。
 ブドウをあげたのがオスなので、メスにプレゼントしたんだと思いますよ」。

なるほど〜
トゥカーノのつがいは仲が良いということは何かに出ていて読んだけど、本当にそうなんですね。

20100823-3.jpg●2匹でじゃれたり、遊んだり、とても仲良しです。
ISO400 F5.0 1/320 +1.0ev 50mm



その後も粘るも、なかなか腕には止まってくれない。。
...と思ったら、ふらっと来た小学3〜4年生くらいの女の子が餌を出したら、
パッと降りてきて、サッと腕に止まって、食べ始めたのです!
いいなーいいなー 子供にだって止まってくれるのに、どうして私は駄目なの〜!
そして私の餌には見向きもしないまま、また木に戻ってしまいました。

しかしその後、何度かトライしている間に、トゥカーノも私に慣れてくれたのか
私がトゥカーノに慣れたのか? 腕に3度、止まってくれました。
どうも、こっちが少しでも”おっかなびっくり”だったりすると、警戒して寄ってこないようです。
さっきの小学生の女の子は、仕草がとても落ち着いていて鳥慣れしていたので、
鳥も安心して止まることができたんでしょう。

トゥカーノの大きさはカラスくらいで、かなりの存在感です。
餌を見せて、彼らがまず餌箱の上に降りてくると、
それを廻りで見ていた人々が一斉に
「お〜っっ!!!」
腕に止まると、また一斉に
「お〜っっ!!!」
と、声をあげて、一歩ずつ後ずさりするのが、おかしかった(笑)。

でもね、側にいても、ぜんぜん怖くないし、大人しいし、
あんまり重くもなかったし、とにかく可愛かった!
足の爪がけっこう鋭いので、貸し出し用の腕カバーがあるのですが、
3度目はご覧の通り、私の腕は素腕です(数時間後には爪の痕はきれいに消えました)。

20100823-5.jpg●腕に止まって餌を食べてくれたトゥカーノ。
嬉しかった!
私の後ろにあるのがセルフサービスの餌箱です。
右脇(私の真後ろ)にお金を入れる箱が置いてあって、そこに100円を入れて、餌を取り出します。



長い時間、トゥカーノの側にいたので、このゾーンに入ってくる人がみんな
「すごーい」
「でかーい!」
「ぬいぐるみみたーい」
「なんじゃこれー」
と、同じ事を言うのも、興味深かったです。


20100823-4.jpg●餌をあげるときに使う小さな白いカップを捨てるゴミ箱には、鳥が中をイタズラしないように蓋がついているのですが、
トゥカーノはその蓋を開けるのが楽しいらしく、時々こうやって遊んでいました。
蓋は傾斜を利用して自然に閉まるようになっているので、バタンバタンするのがお気に入りのようです。
ISO400 F5.0 1/250 +1.0ev 50mm




トゥカーノのいる温室はかなり広く、彼らがその中を悠々と飛ぶ姿も見られます。
他にもフラミンゴやトキ、クラハシコウなどの珍しい鳥も同居しています。


20100823-7.jpg●こちらも好きな鳥、フラミンゴ。
かなり大きいので、全身を綺麗にカメラのレンズに入れるのが大変!
背後からこっそり人に近寄って、首や肩をつっ突いて遊んだりする場面もあり、
お茶目な(凶暴なこともあるらしい...)性質のようです。
ISO400 F5.0 1/250 +1.7ev 50mm



20100823-8.jpg●クラハシコウ
園内で背丈が一番大きかった鳥です。
フラミンゴとは対象的にとても大人しく、ジーッとしている事が多いので、まるで置き物のようでした。
ISO400 F3.2 1/250 +1.7ev 50mm



20100823-6.jpg●生後2週間というカモの赤ちゃん。
抱っこさせてもらったら、ふわふわで温かくて、とってもかわいかったです。
ISO400 F5.0 1/100 +1.0ev 50mm



数え切れないほどの鳥を見て、花を見て、
お昼は掛川伝統料理のバイキングを食べ、トゥカーノのぬいぐるみを買い、
満喫しました。


20100823-9.jpg●睡蓮(スイレン)。
園内には巨大な睡蓮の池(プール)があって、1年中、様々な睡蓮が咲いています。
睡蓮好きの私としては、これまたカメラの手放せない素敵な空間でした。
ISO400 F4.0 1/200 +1.0ev 50mm



20100823-10.jpg●池には、熱帯魚やコイも泳いでいます。睡蓮の他に水草やオオオニバスも綺麗でした。
その域で子育てをするアフリカレンカクという鳥(小鳥4〜5羽を親鳥の羽の中に隠して移動する)がとってもかわいかった!
ISO400 F3.5 1/500 +0.7ev 50mm



実際に行くまでは、お客さまは子供連れか、マニアックな大人..??なんて思っていたけれど、
いやいや、一般的に充分楽しいと思います。
そういえば、餌をあげたり、触ったりしたいのに怖くてできなくて、固まってたり、モジモジしている子供はいても、
泣き叫んでいる子供がまったくいなかった事が印象的でした。
たぶん鳥が嫌いだったら、連れてこないでしょうけどね(^^;
鳥も、怖がっている人には(子供じゃなくても)寄ってこないので、意外と大丈夫なようです。

新幹線の掛川駅からすぐと、立地も良いですし、東京から日帰りもできますので、おすすめです。
私のブログに載せきれない鳥さんたちの写真は、下記サイトでごゆっくりどうぞ。

「掛川 花鳥園」
http://www.kamoltd.co.jp/kke/

2010年08月01日

しろくま

20100801.jpgやっと今日から8月だとは信じ難いほどの猛暑が続きますが、皆さんお元気ですか?

毎年、夏になると「今年は特に暑い!」と思うものですが、いやいや、今年はちょっと違うゾ、と感じる暑さです。

その理由1。
ふだんめったに冷たいモノを食べない私が、
自らアイスクリームやかき氷を買って食べている!

夏でもホットで飲み物を注文するような私ですら、アイスやかき氷を進んで食べるというのは異常気象の何よりの証拠です。
写真は、鹿児島名物のかき氷「白熊」のカップ・バージョンです。
あの大きな大きなかき氷、いつか食べてみたい&写真撮影してみたい!
でもさすがに1人では無理そうなので、3〜4人で1つかな(^^;


理由その2。
苦手なセミと、蚊がいない!

例年なら、セミの鳴き声がうるさくて、
仕方なく窓を閉めてクーラーをつけてギターを弾いて歌っている頃なのに、
今年はまだ、数回しかセミの鳴き声を聴いていません。
蚊は、刺されると人の3倍くらい腫れてしつこく痒みが続く体質なので、
極力刺されないように気をつけているのに、
今年はまだ6月に1回しか蚊に遭遇していません。
暑すぎると、セミも蚊も活動できないのかもしれませんね。


理由その3。
ベランダ菜園の野菜たちの生育が悪い。。

巷でも野菜が高騰していますが、よーくわかります。
あまりに暑くて、そうかと思うと強風吹き荒れ、急に涼しくなったり、湿気がすごかったり...
野菜たちも、面倒をみる私も、少々ヘバり気味です。
シシトウは順調に収穫できていますが、ミニトマトはなかなか赤くならないし、
ピーマンなんてまだ花も咲かないんですよ!
...農家の方々の御苦労が、身に染みます。

あとの心配事といえば、毎年猛暑の翌年は花粉飛散量が爆発的に増えること。
せめて、この異常な猛暑で杉花粉も生育が悪くなってくれることを願うのみです。


akiko&trine.jpgそして突然の雨にも負けず、雷にも負けず、暑さにも負けず、昨日は8/6ライブのリハをしてきました。
ノリノリの曲が多かった7月に比べて、今回はしっとり系のゆったりライブ。
オリジナルと、スタンダードはジョビン中心のラインナップでお届けします。
1ステージ、2ステージ共に、テルミン、ピアノの両方をお楽しみいただける構成にしていますので
ご都合でどちらか1ステージしかご覧になれない方も、お気軽にお越しくださいませ。

今回はテルミン・ソロで、お馴染みの「Agua de beber」等も演ります。
ヴォーカルは比較的、初心者でもOKの歌い易い曲なのですが、テルミンでの演奏となると話は別です!
ピッチ(音程)を正確にキープするのが大変難しいテルミンで、早いパッセージを弾くのは、実は超絶技。
この楽器で、どんな曲でもこれだけ安定したピッチで演奏できるテルミン奏者は、
トリ音さんの他には、最初のテルミン奏者と言われるクララ氏くらいではないかなぁ...
そしてピアノとの組み合わせは、穏やかな音の海をのんびり泳いでいるような、そんな気分に誘(いざな)いますよ。
ぜひ、ご堪能ください(^^

このフライヤーは、お店のマスターがライブ用に作成してくださったもの。
マスターの頭の中でのボサノバって、きっとこんなイメージなんですね(^^
皆さんのご来場を、一同、お待ちしております♪

●詳細はこちら
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2010/07/post_170.html

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.0 1/100 +1.7ev 50mm
「白熊」のかき氷。
ノスタルジックなパッケージが可愛いです。
せめて写真だけでも、涼し気に(^^

2010年07月26日

歌占い

20100726-1.jpg大森でのワークショップ&ソロ練習会が無事終了しました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
「ワークショップ」では「Samba de Orfeu」をレッスン、
その後の「ソロ練習会」では、希望者に弾き語りやヴォーカルを披露してもらうという初めての試みです。
私もドキドキワクワクしながら臨んだのですが、
レッスン生とレッスン生OG、その他の方を含め合計14名に参加していただき、楽しい夏の1日を過ごすことができました。

サンバは、やっぱりみんなで歌うと楽しいですね。
最後にはみんなで大合唱!
今にも踊り出せそうな勢いでしたよ(笑

また第2回も企画して行きたいと思っていますので、
今回を見送った方も、ご興味ありましたらぜひお気軽にご参加くださいませ。


さてさて、これまで僅かながらも歌にかかわるお仕事をさせていただいて、
色々な方の歌を聴いてきましたが、毎回、思うことがあります。
それは、

   歌は、”その人の人生そのもの”である

ということです。
歌占いという言葉があるなら、占えるかも??

上手とか下手とか、そういうことではなくて、その人の性格が、歌に出るなぁと。
几帳面な人、大らかな人、謙虚な人、素直な人、天真爛漫な人...
やっぱり歌も、同じようです。
そして、そういう歌こそが「よい歌」なのだなとも思います。

もちろん、お話している時と、歌の印象が違う場合もあります。
本人が「私は○○です!」と言っていても、歌は△△だったり、
普段はおっとりしていても、歌は情熱的だったり。
きっと、どっちも本当なのでしょう。

でも、歌は正直です。
うまく取り繕ったり、違って見せようとしたら... 恐るべし、歌には素が出てしまう。
逆に、何も出てない歌は、いくら音程が良くても、リズム感が良くても、綺麗な声でも、
なんだか味気なく、つまらなくないでしょうか?
やっぱり人間くさい分があってこそ、味があって、人の心を打つのですよね。

そして、自らを含め、実感していること。
  
  自分が変われば、歌も変わる。
  歌を変えたいなら、自分そのものが変わるべし!

そして...いやはや、精進を続けようという結論に達する私なのでした。


20100726-2.jpg[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
1)ISO100 F6.3 1/400 0ev 54mm
石垣島の最北端、平久保崎にて、
まるでミニチュアのように写ったのは、パラグライダーの集団。
大好きな写真家;本城直季さんの写真みたいだな〜と1人ご満悦です。


2)ISO100 F3.2 1/1600 0ev 35mm
灯台の側から、眼下に広がる青い海と緑。
ただでさえ暑いのに、太陽に近い高台は、さらに灼熱度アップでした。

2010年07月17日

ライブ御礼 そしてその後...

20100717-1.jpg本日の東小金井「JJ NASH」ライブへのご来場、どうもありがとうございました。
チェロの星さんが、別件仕事でのトラブルでギリギリ到着となるハプニングがありましたが、13:30の開演には間に合ってセーフ!
たくさんのお客さまと、楽しい昼のひとときを過ごすことができました。
休憩時間にお裾分けした、石垣島のお土産「石垣島ロイズ」の黒糖チョコレートもとても好評で、ロイズ好きの私としてはさらに嬉しかったです(^^

そして、ライブが終わって帰る途中のこと。
今度は私が思わぬ事態に遭遇しました。
「NASH」には駐車場があるので、この日は珍しく車ででかけたのですが、
ふと見ると、バッテリーランプが点灯しているではありませんか。

   あれ?? この前、車検に出したばっかりなのにな〜

と思いながらも、まだ車は普通に動きます。

   バッテリー上がりかな?でもエンジンかかってるし...
   ガソリンスタンドで調べてくれるかな。
   いや、オートバックスとか行かないと駄目なのかな?

などと考えを巡らせながらも、募る不安。。
とりあえずこのままなんとか家まで...!!と念じるも空しく、
家まであと1キロくらいとなったところでアクセルがおかしくなり、
ファンベルト故障等、色々なランプが一斉に点灯し、
あれよあれよと言う間に車はカタカタカタ...と音をさせながら停まってしまいました。

ちょうど公営体育館&公園の駐車場入口だったので、
なんとか惰性の余力でそこに入ろうとしたのですが入り切れず、
こともあろうに駐車場の出口と入口の2車線を斜めにふさぐ格好で、
車はパッタリ停まってしまったのでした。

   うーん。これって、路肩に停めるよりも、さらに迷惑。

この公営体育館&公園には、私は一度も来たことはなかったのですが、
しょっちゅう車が出入りするんですよ。
うちの車の背後に、なんとか車1台は通れるスペースはあったので、通れなくはないのですが、
ハタから見れば、
  
  駐車場に入ろうとして、なぜか停まっている謎の車。
  これからどうするつもりなんだろう?人が降りてくるのだろうか? 

のように見えてしまい、あっという間に入庫待ちの車と出庫待ちの車の長蛇の列が。。。

エンジンがかからないのでパワーウィンドも開かないし、結局は車を降りて、
  「すみません、車が故障してしまって動かないので、後ろを廻ってもらえますか」
  「申し訳ありません、車が故障してしまって」
と謝って歩く羽目になりました。 

でも、皆さん厭な顔ひとつせず、
  「あら、それは大変ね」
  「そうなんだ、じゃあしょうがないな」
と、うちの車を避けて通ってくださいました。

出動要請をお願いしたJAFは、到着までに25分くらいかかるそう。
仕方がないので、来る車1台1台に事情を説明していると、
私の話を聞いた1人の恰幅(かっぷく)の良い男性が

  「じゃあ、車、押してやろうか? あそこに停まってちゃ大変だろう。
   ウチの車をもう一度停めてくるから、ちょっと待ってて」

と言って、わざわざ出庫しようとしていた車を停めに行って、また戻って来てくれたのです。

そしてなぜか、その後ろには同じく恰幅のよい小中学生が何人も...??
この子たちは一体どこから??
...などと思っているうちに、大柄な4人で「せーの!」と、車を押し始めました。
小学生たちは、まわりで応援です(笑)。
その間、ひっきりなしにやって来る入庫と出庫の車の交通整理まで、手分けして全部してくださって、
私が携帯電話を握りしめたまま呆然としている間に、
無事、誰の邪魔にもならない駐車場内まで車を押し入れてくれたのでした。


恐縮する私に、別れ際に奥様らしき女性が、一言。

 「ちょうど柔道やって帰るところだったのよ、良かったわ!」

なるほど! だからみんな体格がよかったんですね。納得納得。
最初に「車押そうか?」と言ってくれた男性は柔道のお師匠さんだったらしく、
教え子たちを連れてきて戻ってきてくれたのでした。

「じゃあ、気を付けてね〜!」

と、笑顔で手を振って去って行かれた柔道教室の皆さん、
本当に本当にありがとうございました。
こういう時の人の親切というのは、心に染み入るものですね。
私もこの精神を受け継いで、困っている方を見かけたらぜひ力になろうと思いました。


そして、JAF到着。
検査の結果は「発電機(オルタネーター)の故障では」ということでした。

 「ディーラーは近所ですか?
  この時間ならまだやってると思いますから、急いで電話してみてください」

と言われてディーラーに電話。
「今から車をJAFに牽引してもらってそちらへ行きたい」と伝え、
店を開けて待っていてもらうことになりました。
JAFの方も
「出がけじゃなくて、お帰りの時で良かったですね〜」
と言いながら色々説明してくださって、帰りはディーラーから家まで送ってくださったのでした。
私、車に積んでいる折り畳み式「三角形の非常標識」というものを、生まれて初めて使いました。
組み立てたはよいけど元に戻せず、片付けまでJAF隊員にやっていただきました(^^;

今日は色々あったけど、皆さん良い方ばかりに巡り合えたし、どれも何とかなったのでヨシとしましょうか。
本当にギリギリセーフの1日でした。ふー

20100717-3.jpg[photo data] (撮影;すべてS様より)
「JJ NASH」は、誰かのお宅へ遊びに来たような、アットホームなライブハウスです。
私たち3人、心地よく演奏させていただいた2ステージでした。どうもありがとうございました!

ラストの写真はマスター。
PAをしながら、一緒にパーカッション参加です(^^

2010年06月21日

Gosto de mim?

20100621.jpgリオの4人組サンバ・ショーロ・ユニット「Sururu na Roda」のアルバムに「Sou gamado por mim」という曲が収録されています。
意味はズバリ、「私は私が大好き」。
「Gosto muito de mim」と同じです。

この曲が、先日のポルトガル語の授業の資料として使われて、
その時に先生が私たち1人1人にこう聞きました。

 「Gosta de voce?」(あなたは、自分が好き?)


当然(というか)、私たち8人の答は

  「いいえ」「まぁまぁ」「時々」

という控えめなものでした。
すると先生は「どうして??」を連発し、
その後、迷いのない完璧な笑顔でハッキリと、

  「私は自分が大好きよ!いつも大好き!」

と言ったのです。

そして、
好きな時もあるし、嫌いな時もあるなぁ、と答えた私に、

 「どうして暁子は自分が好きじゃないの?
  歌も歌えるし、ギターも弾けるのに?」と。


うーん。そりゃあ、コンプレックスも色々あるし...と言うと、

 「何がコンプレックスなの??興味あるわねー、教えて」
 「好きな時もあるなら、どんな時が好きなの?」

と、さらに矢継ぎ早の質問、質問、質問...
うむむ、あらためて聞かれると、難しい問題です。
日本語で説明するのだって、大変ですよ!
私って、自分の何が好きで、何が嫌いなんだろう??と考えてしましました。


授業が終わっての帰り道、クラスメートのNちゃんと、
「先生、ブラジル人らしかったね、あれは国民性だね」
と盛り上がりました。
ブラジル人の「自分が大好き!」と、キッパリ言える潔さ。
なんだか羨ましい気がします。
自分が好きじゃない人は、他人からも好かれないとか、
自分を大切にしない人は、他人も大切にできないとか、
そういうことはよく言われることだし、
自己評価が低いと、自信もなくなって表情も暗くなってしまうから、
自己愛=自尊心が大切なことは、たぶん日本人も皆わかっています。

でも日本人は、たとえそう思っていても

  「私、自分が大好きなんです!」

とは、言わないのです。
芸能人には時々こういう人はいますが、
一般的には、元気にこんな事を言ったら、まわりにドン引きされるし、

  「あの人、自分大好きだもんね〜」

と言われるのは、哀しいかな、誉め言葉ではないですよね...
でもたぶん、

  「自分を好きになろうと、努力しています」

と言うのは、OKかな(笑)。微妙です。


良い点を先に見つけて数えるか?
悪い点を先に数えるか?の違いなのかもしれませんが、
「私、なかなかいいじゃない」と、ちょっとくらいは思っていても、
あえて公言しないのが美徳だったりする、その奥ゆかしさというか。
こういう日本人の文化も私は好きなので、どっちが良いなどとは思いませんが、
国によってホントに違うのだなーと、あらためて感じました。
日本でも、最近の10代の若者は、またちょっと違うかもしれませんけどね。

...と、ポルトガル語で答えられたら良かった(苦笑)。

外国語での授業というのは、「話すスキル」だけじゃなくて、
「自分」についても、色々考えさせてくれます。
言葉は文化。やっぱり奥が深いです。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.5 1/60 +1.0ev 54mm
これは昨年撮影した、実家のそばの紫陽花。
なぜか我が家の近所には大好きな紫陽花がない!!
「紫陽花を植えよう会」でも発足させたいくらいです(笑

2010年06月12日

仲間入り

20100612.jpgベランダで、久々に実モノを育てています。
ここ数年はハイビスカスばかりでしたが、たまには収穫があるのもいいかなぁと思って、
ピーマン、ししとう、鷹の爪、ミニトマト、茄子、つるなしインゲン の6種類の苗セットを購入。
新たな仲間として加わりました。
すべて高温、陽当たり、風通しの良い環境を好むナス科の植物で、我が家にピッタリ!
付いてきた育て方のリーフレットと、ベランダ菜園サイトでの情報を参考に、早速プランターに植替えました。

しかし。
本当は土作りからちゃんとやらないと、いけないんですよね。。。
リーフレットには
「赤玉土5〜6、堆肥または腐葉土3〜4、鶏ふん1、草木灰少々の割合を参考に」
と書いてあったけど、うーん、そこからやるのはちょっと大変だな〜ということで、
家にあった「家庭菜園にも最適」という市販のブレンド土で植えてしまいました(^^;


だって、赤玉土や堆肥くらいはわかるけど、
そんな鶏ふんだとか、草木灰なんて近所に売ってるんだろうか?
見た事ないのは私だけ??
そこで念のため、後で足りないものを買いに行った時に園芸店で探してみたら、
いやいや、ちゃーんと全部、売ってましたよ!
あぁ、これならできたかな...と、今更ながら思ったのですが、時すでに遅し。
苗ポットに入っていた土は、出荷元農家の自家製有機の土で、
舐めても平気かも、というくらい良い土だっただけに、ちょっぴり罪悪感です。
とりあえず今回は勘弁してもらって、次回はマイ・ブレンド土にもチャレンジします!

以前、市販土で育てた甘唐とうがらしやミニトマトも、ちゃんと実ったし、
まぁ、今回もそれなりには育ってくれるでしょう。


「園芸は土作りから」
と、良く言います。至極当然です。
それが栄養分になるのだし、とにかく何でも基礎が大切なんですよね。
「ボサノバを歌うなら、ポルトガル語から」
というのと同じだろうなと、よーくわかるのですが、
園芸では、つい手間を惜しんで端折ってしまう(苦笑)。

何を面倒として、何を面倒と思わないか?は、
その人の興味の深さによるのだろうと、あらためて感じます。
面倒がっているからといって、好きじゃない訳でも、熱心じゃない訳でも、
適当という訳でもないし、それで充分楽しんで、喜びを感じられる場合もありますよね。
何で満足するか? 目的に至る過程と求めるレベルの高さが、
きっと人それぞれに違うのでしょう。


そして後日、調べれば調べるほど、
「やってはいけない」という植え替え方を幾つかしてしまったことが判明。
でも、うちの6本の新入りたちは、健気にも順調に育っていますよ!

園芸は、ゆるーい趣味ですが、
風にそよぐ葉と日々変化する緑は、いくら見ていても見飽きないから不思議です。

彼らと共に過ごすこの夏と、収穫が楽しみです(^^


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO200 F5.0 1/50 +0.7ev 25mm
上段左から;ピーマン、ししとう、鷹の爪、
下段左から;ミニトマト、茄子、つるなしインゲン
上の3つは、素人目にはまったく見分けがつかないので、鉢で区別。
現在もグングン成長中です。

2010年05月12日

着用期限

20100513.jpg天気が良い時を狙って、クローゼット整理大作戦を決行中です。
とても1日では終わらないので、日を分けて、何回かに分けてやっているのですが、よくもまぁ、冬眠前のリスの如くこんなに買い溜めたこと...。
いつか着るかも?と思いながら、実はもう絶対×絶対に着ないであろう服が、どうしてこんなにも捨てられないのだろうかと、自分でも笑ってしまいます。

ということで、クローゼットに入り切らなくなって、自分でも現状把握が怪しくなった数年に1度、
「整理整頓するまでは、次の洋服を買うのは禁止令」
を自分に出して、強制的に棚卸しをするのでした。


でもね、うちの冷蔵庫はキレイなんですよ。
よく賞味期限が遥か昔に切れた大量の食材を保存しているお宅を、テレビや雑誌で特集していますが、
私は基本的に、もう食べるものがない...という位になるまで食べ尽くさないと買い物をしないし、
それでもうっかり痛んだり古くなってしまったモノは、
惜しんで食べてお腹を壊して医者にかかったらかえって高くつく!と、潔く捨てることができるのです。

そして、ふと思ったのです。
食品に「賞味期限」があるように、服にも「着用期限」があったらいいのに、と。

   「この服のデザインの有効期限は2013年6月までです」
   「それ以降の着用はご遠慮ください」

とでも、もし洋服のタグに明記してあったら、
「あ〜、もう着られないからしょうがないや」と、あきらめられるのでは???

いやいや、エコ視点から見れば時代に逆行の発想と、各方面からお叱りを受けそうです。
「流行が違う」という理由で
「品質的には全くなんともない服」を捨てなくてはならないことに心が痛んで、
「ならば、持っている」という選択に走っている身としては、明らかな責任転嫁ですね。。
リサイクルショップに持って行く、フリーマーケットに出す、リメイクする...
というのが、正しい方法なのでしょう。

昔はけっこう、フリマなどやっていたのですが、これもかなり気合いが必要なのです。
...ということで、今回は5年以上着ていない服は、まず別に分けて、
1カ月考えて、それでも着なかったら潔く捨てることにしました。
「どうもありがとう」の感謝の気持ちを込めて。

しかし。
洋服は、「着る」だけじゃなくて、「買う」のも楽しいんですよね。
買い物自体が好きなので、消費しない(形がなくならない)事が、問題なんだろうなぁ!
買ったけど1度も着なかった、という服はないし、
これからも「洋服を買う趣味」は、やめられそうにありません...


そういえば、実家の冷蔵庫を買い替えた時、冷蔵庫の掃除を手伝ったら、
なんと野菜室のあちこちからからジャガイモがゴロゴロと出るわ出るわで、
試しに計ったら、なんと合計約3キロ!!
大笑いしたことがありました。
それ以来、母は冷蔵庫のチェックをこまめにしているようですが、
私が遊びに行く前には、慌てて冷蔵庫の掃除をしているとか、していないとか(^^;


収納場所は、かえって狭い方が良いのかも。
ムダなく、シンプルな生活をしたいものです。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.5 1/125 +1.0ev 25mm
妹の家に居るアルパカのぬいぐるみ。名前はクラレ(笑)。
胴体のゼンマイを廻すと、カタカタカタカタ...と歩きます。

2010年04月26日

10年

20100426.jpg実家の愛犬パピが、今月で10歳になりました。
誕生日に、母が「Happy Birthday」を歌ってあげたら、
パピは小首をかしげて、じっと聴いていたそうです(^^)

まるでモグラのようだった子犬時代、
ソファの下に潜り込むのを、必死に止めてひっぱり出していた頃が嘘のよう!
今は鼻ずらだって入らないのに...(笑)。
本当に小さかったんですね。
あれから10年も経ったのかと思うと、まさに「光陰、矢の如し」です。


10年前の私は、自分の曲を作ったり歌ったりする傍ら、採譜の仕事をして、
ギターとポルトガル語を習って...という生活をしていました。
その頃は、たしかポルトガル語に週2回通っていて、
ギターのレッスンの後に、そのままポル語レッスンに行くというダブル受講の日もあり、もっともハードだった気がします。
ギターとポル語の辞書が重くて、移動が大変だったなぁ〜(笑)!
今は懐かしき良き思い出です。

言葉もわからず、ギターも弾けず、本当に何もできなくて、
それでも少しずつ出来るようになる事がひたすら嬉しくて、
何度壁にぶつかっても、やめようとは思わなかったのは、運命?か、執念?か(--;)。
でもこれは、「好きで続けていけることは、そのまま進めて良いこと」という
私の信念に繋がっています。


そしてこの春から、実に7年ぶりにポルトガル語のグループレッスン受講を再開しました。
ずっと個人レッスンで、勉強は続けてはいたのですが、
「色々な人と話す」という機会がまったくなかったので、
週1回、会話のクラスに参加することにしたのです。
クラスメート内では、私が一番、若輩者&未熟者ですが、
リオの大学での講座時代で、落ちこぼれには充分慣れているので、大丈夫(笑)。
他の方が話すのを聞いているだけでも、ものすごく勉強になります。
ありがたいことに皆さん、つたない私の話も一生懸命聞いてくださるので、
一瞬たりとも気が抜けないながらも、楽しく続けられそうです。


そしてまた10年後。
私は何をしているかな。
精進を重ねつつ、振り返った日々を、愛おしく懐かしめるような、
そんな時間の過ごし方をして行きたいと思います。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.5 1/160 +1.0ev 54mm
今までのナンバー1ショット!
パピはカメラがあまり好きではないので
なかなかこういう自然な笑顔をしてくれないんですよね(^^;

2010年04月19日

夢のあと

20100419-1.jpg昨夜11時頃、気付いたら携帯に着信がありました。
こんな時間に誰だろう?と思ったら、先日の発表会でお世話になったエスペトのママから。
入っていた留守電を聞いてみると...

「電報が届いてたのに、しまい込んでしまって、土曜日にお渡しするのを忘れてしまいました。
 本当にごめんなさい。また電話します」。

電報?? 
誰か生徒さんにお祝の電報でも届いてたのかな?と思い、すぐに折り返し電話をしてみると、なんと、私宛だというのです。
差出人を読みあげてもらったら、全然知らない会社名。。
「エクスメール」というので来ていて、中身は開けてないからわからない、という事なので、急遽、私の自宅に送ってもらうことにしました。


そして翌日である今日の午後、その電報が「ゆうぱっく」で家に届きました。
やっぱり差出人の会社名に心当たりはなく、”電報の発送代行”とあります。
訳もわからないまま、とにかく開けてみると...

昨秋までレッスンをしていた、元生徒のTさんからではないですか!!

彼女はブラジル人男性と結婚して、昨年末から渡伯。
今はリオで暮らしているのです。
ブログを見たのかな(^^)、わざわざ発表会に国際電報を打ってくれたのでした。


中には、近況と、これから出演する仲間に宛てた温かいメッセージが綴られていました。
あぁ、これを発表会で皆さんに読んであげられたなら、
どんなにか盛り上がっただろうに...!と思うと、ちょっと残念な気はしました(笑)が、
お店もてんてこ舞いだったので、仕方ないですね。
エスペトのママも、こちらが気の毒になるくらい恐縮されていました。
それに何より、涙もろい私が、これを皆さんの前でまともに読めたか?は、
まったくもって自信がありません(^^;)ので、ちょうど良かったかも...しれません。

こうして無事に手元に届いたので、結果オーライ(^^)/
次回のレッスンで、生徒さん1人1人にじっくり読んでもらおうと思います。
みんなの驚く顔が楽しみです〜!!


落ち着いて荷札をよくよく見ると、下に小さく、ご依頼人名がちゃんと書いてありました。
アルファベットで、苗字がブラジル名になっていたので、
ママも私も、すぐにTさんだと気が付けなかったんですね。
いやはや、思いもかけない事が起こるものです。

夢の時間は、まだ続いていたのでした。。

20100419-2.jpgーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Tさん、その後、元気ですか?
電報をわざわざ送っていただいて、どうもありがとう!!
読み終わってしばらくは言葉が出ないほど、感激しました。本当に嬉しかったです。
...残念ながらこういう訳で、発表会では皆さんにお披露目できなかったのですが、
全員にちゃんと読んでいただきますので、ご勘弁くださいね。
あと、連絡先が明記されていなかったので、お返事が出せません〜!!
なので、このブログで御礼とさせてもらいますが、良かったらメールでまたご連絡くださいね。
それでは、どうぞお元気で。

Querida Lika,
Tudo bem? Que saudade...
Espero que tudo esteja correndo bem por ai.
Muito obrigada pela gentileza e fico muito feliz!!
Mando um abracao ao seu marido,tambem.
Sem mais,
Grata e Beijos,
AKIKO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F5.0 1/20 +1.3ev 50mm
1)発表会で、皆さんからいただいたお花。
引き込まれるような綺麗なピンクです。
いつもお気遣いいただいて、どうもありがとうございます。

2)遅れて届いた電報。本当にどうもありがとうございました。
Tさんには、いつもビックリさせられっぱなしですね(笑)。

2010年04月05日

おしゃべり

20100405.jpg美容院で読んでいた雑誌に、こんな悩み相談が載っていました。

「私がよく行く整体師さんは、ものすごく上手で大のお気に入りなのですが、整体をしている間中、話しかけ続けられるのが苦痛です。
 時々、返事をせずに寝たフリをしたりしてみるのですが、まったく効果がありません。
 でも腕が良いので、他の整体師に変えたくないのです。
 私は施術の間は、ゆっくりリラックスしたいのですが、どうしたら、黙って施術してもらえるでしょうか」

そして以前、新聞の悩み相談コーナーにも、似たような投書があった事を思い出しました。
こちらは、確かこのような内容でした。

「生け花のレッスンで、先生のお宅に通っています。
 私はレッスンに集中したいのに、花を生けている間中、
 先生は私に、仕事やプライベートのことを根掘り葉掘り聞くので、それが厭でたまりません。
 でも、先生のセンスと技術が好きで習いに行っているので、先生を変えたくはないのです。
 どうしたら、レッスン中に話しかけられずに済むでしょうか」


これらを読んだ時、お喋りな私は、本当にドキッ!!としました。
もしや、自分も同じように思われることがあるのでは...???

この相談の両方に共通するのは、
話しかけている方には、まったく悪気がないことです。
悪気どころか、サービス1000点満点で、
ともしたら無理をしてまで、喋っているのかもしれません。

[先生]ー[患者/生徒]の場合は特に、
相手をリラックスさせるためとか、考え方のパターンや好みを知るためとか、
雑談に思えて、実はそれも大事なレッスン(治療)の1部だったりとか、
そういうことも多くあるのだろうなとお察しします。

でもそれが、相手に苦痛を感じさせているとしたら....
善かれと頑張って話している本人も、さぞかしショックでしょう(涙)。


お喋りな人にも色々タイプがあって、
人の話など聞かず、ただ「自分が言いたいことを言いたい!」という人もいますが、
お喋り代表の1人として言わせてもらうなら、
「気を遣うあまり、たくさん喋ってしまう」という人も、実は多いのです!
あまり話さない初対面の人に会った時、
特に2人きりとか、3人などの人数が少ない時には、
ついつい場を和せよう、繋ごうとして、あれこれ話題を考えたり、
哀しいかな、言わなくても良いことまで言ったりしてしまうのです。。

私なんて、誰かと会って来た度に
「あ〜、あんなに今日は静かにしていようと思ったのに、
 また喋り過ぎてしまった...」
と、毎回思っています(本当です!)。


自分のことをあまり話したくないと言う気持ちもよくわかるし、相性もあります。
それに、寡黙な人は、沈黙を必ずしも「不快」と感じてはいないのですよね。

   だから「気を遣って喋べり続ける」というのは、
   実は「全然気を遣っていない」のかもしれない。

そう気付いてからは、コミュニケーションの仕方をちょっと変えました。
自分から進んで話さない人には、しつこく話し掛けない方が良い場合もある、と。
「自分は話さないけど、人の話を聞くのが好き」という人なら、
こちらがたくさん喋って感謝されることもありますし、
メールでは饒舌なのに、会うとほとんど話さないという人もいますし、
一筋縄ではいかないのが難しいところですが、それが人間の面白いところ。
まぁ普通は、会う回数を重ねるにつれて、お互いに心を開いて行くのが自然な流れですしね。


ちなみに、どちらのお悩みコーナーも、こんな回答でした。

  ここは正直に
 「すみません、私はあなたの技術を尊敬しているので、それにしっかり集中したいのです。
  話しながらは集中できないので、静かにしていだたけませんか」
  と、お願いしてみてはいかがですか。
  誉められれば、相手も悪い気はしないでしょう。

うーん。...たぶんこれが言えるなら、相談していないですよね(^^;)
でも、こんなに悩みながらも、それでも「腕が良いから」と通ってくれるほどの
技術を持っている先生というのは、すごい人です。
それだけキャラクターの強い人だから、魅力的なのかもしれません。
「ここは観念して、先生の個性の1つとして受け入れましょう!」というのは、ダメですか(笑)


翻って、自分には戒めを。
幸い、音楽レッスンはお喋りしながら歌ったりギターを弾いたりする訳にもいかないので
生徒さんがレッスンに集中できない!ということはないかと思いますが(笑)、
日常生活では、気の合う人とは...楽しくてやっぱり喋っちゃいますね。
音楽の話などは留まるところを知らず、話が続いてしまうし(^^;)。
同じくらい喋る人だとペースもピッタリで、50/50で喋れるので一番良いかな?
そして、気心知れてくると、沈黙を楽しめる時もあります。
言葉がなくとも居心地が良いというのは、
話すのとはまた違った温かい気持ちになれて、こちらも好きです。


そういえば、私は自分が習いに行くと、先生を質問責めにしてるかも。
自分が喋るというより、「何か得意分野がある人」の話を「聴きたい気持ち」が上回るのです。
先生が逆に困っているかもしれません?!


そんなこんなで、
お喋りについて、色々と考えさせてくれた「お悩み相談コーナー」でした(^^


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F5.6 1/15 0ev 25mm
先日いただいた、タイのお土産。
1つはオカカふりかけみたいな、もう1つは肉味噌みたいな...
ゴハンによく合うそうです。楽しみ!
パッケージもアジアンテイスト満載で、とても可愛いです。

2010年02月07日

前世の職業

20100207.jpg風の冷たい日が続きますね。
私は家で、レッスン関係の資料作成や練習、自分の譜面作りなど、室内仕事をコツコツと続ける日々を送っています。

いつだったか、本屋さんの占いコーナーで「前世の職業がわかる」という本を見つけて立ち読みしたところ、
私の前世は、宮廷内の彫刻などの装飾を作る、職人だったそうです?!
なので「1人で黙々と何かモノを作るのが好き」なのだとか...
言われてみれば、作詞作曲、フライヤーや細々した資料を作るの、好きですね。
当たってるような、当たってないような(笑


...という訳で、ボサノバ発表会のプログラムも、ほぼ完成しました。
今年はテーマが「トロピカル」なので、用紙は鮮やかなグリーン。
ベテラン勢と共に初登場の顔ぶれもあって、なかなか聴き応えのあるライブになりそうです。
本番までのレッスンも、残す所、あと4回程度になってきました。
私もしっかり頑張りたいと思います。


そして、18日の自分のライブの、ご予約者様用席札もできました。
自分で言うのも何ですが、なかなかカワイイ♪
ありがたい事に、すでにたくさんご予約をいただいていて、
私もトリ音さんも、嬉しい悲鳴です!
皆さんに楽しんでいただけるように、今週は2人でガッツリとリハしてきますよ(^^

お席は、まだ余裕があります。
ご検討中の方は、ぜひお早めに私かトリ音さんまでお申し込みくださいませ。
皆さんのお越しを、2人でお待ちしておりまーす!

【詳細はこちら】
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2010/01/post_143.html


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F5.0 1/10 -0.3ev 50mm
ヴァレンタインのチョコレート売り場は、平日でも大混雑でした。
どれにしようか迷った挙げ句、おまけのハートチョコ型マスコットに釣られて、
ピエール・マルコリーニを買ってしましました。。
まぁ、美味しいからいいのだけど。

2010年01月06日

新・空気清浄機

20100107.jpg先月半ばに、愛用していたP社の空気清浄機が壊れました。
ファンを支える軸のようなもの?が折れたのか、外れたのか、スイッチを入れるとガンラガンラと音がするようになり、どうにもなりません。
まだ花粉の時期でもないし、まぁしょうがない、年が明けたら修理に出すか〜などと悠長に思っていたら、くしゃみが止まらなくなったり、鼻が突然詰まったり、料理の匂いが部屋に隠って気になったり...
いざ、空気清浄機ナシの生活になったら、それに耐えられなくなっていた自分に気が付きました。

効果あったんですね。
空気清浄機なんかなくても困らない...のは、使ったことがなかった昔の話。
修理に出しても3週間は戻ってこないと知って、もう1台買うことにしました。

どうせなら、今流行りの加湿機付きのにしようということで、リサーチしたら、欲しかったS社の製品は大人気で、どこも在庫薄状態。
ならD社のにするかと思ったら、小型冷蔵庫?かと見紛うほどの大きさに、断念。
今までと同じP社のでもいいけど、デザインがいまいち...ということで、結局、S社の在庫のある店を探して、そこで購入しました。

加湿機といえば、昔、加熱してボコボコと湯気が出る、蒸気式のを使っていたことがあるのですが、
このタイプのものは、窓は結露するし、譜面はふにゃふにゃになるし...で、
「加湿で潤おう」というより「湿気が増える」という感じ。
なんだかパソコンにも良く無さそうだし、しばらく使って、物置き行きとなりました。

その後、引越しをしてリビングは南向きに、窓は大きくなり、
冬は夕方まで暖房なしで25度という温かさの反面、とても乾燥するようになりました。
リビングのソファで昼寝をすると、砂漠をさまよう夢を見たり、
起きてまず「水、水〜!」と、水を求めてキッチンへ行くのが日常です。
でも、実家のマンションもそうだったし、ジメジメするより乾燥している方が好きだと思って、
大して気にしていなかったのですが、最近のこの乾燥で、話しをしていると声枯れするようになり、
さすがにマズイかなと思っていたのでした。

さて、早速新しい機械のスイッチを入れたら...なんと現在の家の湿度は30%!!
すぐに猛スピードで加湿機能が動き出し、しばらくすると50%前後に落ち着きました。

気化式は、水分を含んだファンが廻って、水分を気化させながら加湿するので、
部屋の中がベタベタしないのです。
なんともいえない良い感じで潤っている実感があり、声も肌も喉も、とても楽になりました。
30%と50%じゃ、体感は、えらい違いですよ。想像以上の効果です。
もしかしたら、一番喜んでいるのは楽器かな。。。あと、植木も。
加湿空気清浄機、おすすめです!

修理に出している初代は、戻って来たら寝室&玄関で使用予定。
まだ3年しか使っていなかったんだから、もうひと頑張りして欲しいです!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F4.5 1/25 +1.0ev 50mm
チューリップは、大好きな春の花の1つ。
形も色も、ホントに可愛らしいな〜と思います。

2010年01月01日

FELIZ ANO NOVO 2010

20100101.jpg明けましておめでとうございます。


昨年は、ライブに来てくださった皆様、そして多方面に渡る関係者の皆様に、大変お世話になりました。
厚く御礼申し上げます。

今年もさらに新しい方々との出会いを楽しみに、真摯に音楽に取り組んで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

♪Akiko Yanagisawa♪

2009年12月24日

ヴァイオリンの調べ

20091224.jpgヴァイオリニスト;千住真理子さんのクリスマス・コンサートへ行ってきました。
音そのものを充分に満喫できそうな、ヴァイオリンとピアノだけのシンプルな編成のライブです。

ヴァイオリンのクラシック演奏を「心して聴く」のは、たぶん初めてです。
私の通っていた中学・高校には「視聴覚教室」なるイベントが年に何度かあって、オーケストラ演奏や、ラテン音楽、歌舞伎や三味線などの伝統芸能に触れる機会が結構あったのですが、子供の頃の私はまーったくそんな事に興味がなく...(苦笑)。
今にして思えば、本当にもったいない事ですが。

さて、いざ客席の灯が落とされコンサートが始まると、クリスマスらしい鮮やかなグリーンのドレスを着た千住さんが、颯爽と登場。
1曲目が演奏され始めて、まず最初に思ったのは、ヴァイオリンの音色には、倍音がとても多いのだなぁ〜ということ。
そんな事はわかり切っていたことではありますが、ただの「綺麗な音」ではなくて、
様々な音色が混じりあって1つの音を構成しているということが、生で聴くと、ありありと感じられました。

そして、ヴァイオリンの音域は想像以上に広く、
  あんなに小さいのに、どうしてあんなに大きな音が出るのだろう??
  どうしてあんなに表情豊かな音色になるのだろう??
  どうしてあんなに楽器の形が美しいのだろう??  
...などなど、感動がいっぱいでした。

しかし、ヴァイオリンだけは、やってみたいというよりは、聴いていたい楽器です。
千住さんが12才の時に
「曲に恋して、必死で練習した」
というヴィターリの「シャコンヌ」という曲は、
とても12才が手に負えるとは思えないような難曲なのに、いや〜 すごい。
そういう人だからこそ、弾きこなせるのですね。
そして、この素晴らしい演奏の影に、並々ならぬ努力があるのかと思うと...
いやはや、もう平伏すしかありません。
全身全霊で奏でる音は、迫力に満ちていました。

時折、MCを交えながら進められたライブは、あっという間の2時間でした。
曲にまつわるお話も聞けると、理解も深まって、尚良し!ですね。


そして、コンサートの後にCDや譜面を購入した人へのサイン会もあったのですが、
興奮覚めやらぬまま客席ホールの扉を出た途端、
このサイン会のために楽屋から出ていらした千住さんご本人と
なんと偶然、通路でバッタリ鉢合わせになったのです。
目が合ったので、私は思わず
 
 「どうもありがとうございました!!」

と大声で言って、お辞儀してしましました(笑)。
素敵でした!とか、感動しました!とか、お身体気をつけてください!とか
もっと何か気の利いた事を言えれば良かったのに、
情けないことに胸がいっぱいで、それしか言うことできなかったのです。。
でも、これが咄嗟に出た私の正直な気持ちだったのでしょう。
  素敵な演奏をありがとうございました。
千住さんはニッコリ笑って、会釈してくださいました。


今回演奏してくださった曲は、クラシック・ド素人の私でも全部知っているような
「G線上のアリア」「カノン」「月の光」「アヴェ・マリア」「ツィゴイネルワイゼン」
などの超メジャーな曲ばかり。
きっとヴァイオリニストとしては、これらは寝てても弾けるくらいの
「もう弾き飽きて、弾きたくない!」
ような曲ばかりなのだと思いますが、
そういう曲が、私のような一般市民にとっては、とても嬉しいのですよね。
ボサノバだったら、イパネマの娘、波、サマーサンバ、おいしい水...みたいな感じかな。
私も時々、「そんな有名な曲は、あえてやらない!」を、通したくなることがあるのですけど、
自分が聴衆の立場になると、やっぱり有名な曲を聴きたいものです。。。
...ということで、最近は必ず1ステージに1曲は「超スタンダード」を入れるようにしています。
クラシック界でも、難曲や挑戦曲は、
それを受け入れてくれる”マニアな聴衆のコンサート”の時に、弾くのだとか。
色々な状況に合わせた選曲というのも、プロの腕の魅せどころなのだと、あらためて思いました。

そして、
「音楽療法というものがあるように、
 マイクなしの生楽器の音色は、人の耳に聴こえない高音や低音までをも含んでいて、
 それは、たとえ聴こえなくても体ではちゃんと感じられるので、
 その波動が心身にとても良い影響を与えるのです」
と千住さんがおっしゃっていた事も、あらためて実感しました。

考えてみると、多少調子が悪い時でも、自分のライブやリハの後は、すっかり元気になってるんですよね。
自分で自分を癒すというのも、おめでたい奴です(笑
今回のコンサートの後はもちろん、頭がすっきりして、清清しい気分になりました。


自分では演奏できない楽器やジャンルも、
ぜひまた聴きに行きたいなと思った夜でした。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/40 +1.3 25mm
念願のカーナビを買ったので、試験運転でちょっと車で遠出して、
クリスマスケーキを買いました。
今年も良い1年だったことに、感謝です。

2009年12月18日

FELIZ NATAL

20091218.jpg昨夜のbarquinhoライブにお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
一段と冷え込んだ夜でしたが、おかげさまで満員御礼!
お店の雰囲気は和やかで温かく、今年ラストのライブを、いつにも増して楽しく演奏させていただきました。
とにかく感謝・感激・御礼です。

さて、今年も残すところあとわずか。
振り返ってみると、色々なお店に出演させていただいて、
色々なミュージシャンと共演させていただいて、
今までに演ったことのない曲を歌ったり、弾いたり、
ポルトガル語のオリジナルを増やしたり、
他にも、した事のない事を色々試したり、やめたり、始めたり...と、
かなり大きな”変動の1年”だったと思います。
それだけに充実感もいっぱい、そして、周りの方々への感謝の気持ちもいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました。

今のところ、ライブは基本:月1でのペースが私に合っているようなので、
来年も、この調子で続けていこうと思います。
たくさんの方に私の音楽が届きますように、そしてお寛ぎいただけますように、
引き続き精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

20091218-2.jpgさぁ、来週はいよいよクリスマスですね。
街のイルミネーションに、冷たい風をひととき忘れます。
皆様にも素敵なサンタが舞い降りますように★★★

[写真1]
デュオ形式は、私が最も好きな”少数精鋭の音で紡ぐボサノバ”。
次回のbarquinhoへの出演は、来年5月20日(木)です!

[写真2]
barquinhoのカウンターには、いつものジョアン人形の隣にサンタクロースも登場。
クリスマスツリーも飾られていて、とても綺麗でした。
(撮影2枚とも;S様)

2009年12月15日

ゆずかぼすだち

20091215.jpg趣味というほどでもないですが、家で色々と植物を育てています。
なんだかんだと増えて来て、
最近では13鉢もの世話をするハメになり、なかなか大変なのですが、
部屋やベランダにグリーンがあるのが、好きなのです。
そして、朝の水やりの時間が、もどかしくてイライラしたり、面倒に思ったりしたら、心に余裕がないサイン!というバロメーターにもしています。

そんな中、2年前から育てているこの植物。
実は、何なのかわかりませんでした。
「ゆず・かぼす・すだちセット」なる物を買って来て、ポン酢を作った時に
あまりに種がたくさんあったので、試しにプランダーの隅に幾つかを植えておいたら
ある日突然、忘れたころに2つだけ芽が出ました。
せっかくだからと鉢を分けて育て続け、今では40センチほどに育ったとはいえ、
いかんせん、何を植えたのか忘れた頃の発芽だったため、うーん、何と呼ぼうか??
我が家では「ゆずかぼすだち」と名付けておりました。

そして先日、
水をやりながら、枯れたり落ちたりした葉を取っていたところ、

 痛っ!!

指にいきなり激痛が走ったのです。
びっくりして手を引っ込めて、また出すと、

 あいたたたた....

よーくよーくみると、なんと茎に棘(とげ)があるではないですか!
今まで新芽だと思っていた細い緑のものは、なんと棘だったのです。
昨年まではなかった(ような気がする)のになぁ。
棘になってきたのは、たぶん今年からです。

 ゆずに棘ってあったっけ?
 かぼすに棘ってあったっけ?
 すだちに棘ってあったっけ?

見つめて考えること、しばし。
どれも聞いたことがありません。
今まで、ちゃんと調べたことなかったけど、これは一体何なのだろう??

ということで、ネットで調べてみたら...
どうも「柚子(ゆず)」のようでした。
柑橘系には棘があるものが多いのだそうですが、
特に柚子には、”縫い針なみ”の棘が、しかも”たくさん”付くのだそうです....

そして、恐れていたことがもう1つ明らかになりました。

  桃栗3年 柿8年、柚子の大馬鹿18年

という歌なのかことわざなのか、こういうのを皆さんはご存知ですか?
それぞれ、実がなるまでの年数を表わした言葉です。
私は知ってはいたけれど、目安というか、迷信というか、そんな程度に思っていて、
大して気にも止めていませんでした。
しかし、これが本当に本当に、そうらしいのです。

ホームセンターや植木屋さんで売っている柚子の苗木は、継ぎ木をして増やしたものなので、
ベランダ園芸でも数年で実がなるそうですが、
種から育てると、実がなるまでには本当に18年くらいかかるそうです。

このトゲトゲと、あと16年も一緒にいることになるのでしょうか。
というより、果たして育つのでしょうか。
でも、ここまで来たら、頑張って実をならせてみましょう!
幸い、寒さ暑さにはかなり強く、虫もつかないので、手がかかりませんしね...

しかし、棘には注意しないと!!
せっかくギターが直ったのに、指に棘がささったら、弾けなくなっちゃうかもしれませんよ〜

さて、本年ラストのライブは明後日です。
晴れ男;井手野さんのおかげ(?)か、
一番最初に共演してもらった時のリハーサル時に嵐のような大雨の洗礼を受けて以来、
ライブでは一度も(リハでさえも!)雨に降られません。
私は雨女なので、共演の晴れ男さんたちにいつも助けられています(笑。
17日もお天気は問題なさそうですね。
気温は本格的に寒くなりそうですが、お店は暖か〜い雰囲気で、皆様をお待ちしております♪

◆12/17(木)barquinho ライブ 20:00〜
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2009/12/post_136.html

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F6.3 1/60 +1.3 25mm
茎からピョッと出ているのが、棘です。只今、長さ1センチ。
当たり前ですが、刺さるとかなり痛いです。
葉は、ほんのり柑橘類の香りがして癒されるんですけどね。。

2009年12月01日

女ひとり、ライブに行こう!

よく女性の方から、

「ライブに、すごく行きたいんだけれど、
 ライブハウスやライブバーには行ったことがないし、
 友達の音楽の趣味までよくわからないから、友達を誘いにくいし、
 だからと言って1人だとなんか気後れして...」

と、言われます。
その度に、私は
 「ぜんぜん大丈夫ですよ〜
  1人の方は、けっこういらっしゃいますよ!」
などと答えているのですが... なかなか難しいようです。

基本的に、バーやレストランはおひとりさまのお客さまに慣れていますので、
「ひとり」であることはお店に対してはまったく問題ないのですが、
行き慣れないと敷き居が高いのは、事実ですよね。

私は、ライブへ行く時には、ほとんど1人です。
やっぱり友達を誘うと「楽しんでるかな?」などと気を遣うし、
予定も趣味も合うとは限りません。
だったら1人で行ける時にサッと行った方が、断然に身軽で気楽です。
「カフェに1人で、ちょっとお茶しに入る」
「1人でレストランでランチをする」
くらいと同じ感覚で考えていただくと、よいと思いますよ。

そこで今回は、私が1人でライブに行く時の秘策をご紹介しようと思います。
もしよかったら、参考にしてみてください(^^)

============
●読みものを持参すべし。
ライブを観ている時には1人でも気になりませんが、
問題は合間の時間...ライブが始まるまでの時間と、1ステージと2ステージの間の休憩時間です。
飲める人はお酒を楽しんだり、煙草を吸う人は煙草をふかしたり、1人で居ても絵になるけれど、
ジュースを目の前にして、知り合いもいなくて、煙草は吸わない(私は煙草が大の苦手です)、
廻りは友人同士で盛り上がっていて...だと、さすがに居心地が悪いですよね。

そこで、私はいつも本を持って行きます。
お店によっては暗くてよく文字が見えないこともあります(^^;)が、
真剣に読まずとも、視線の行く場所があると、手持ち無沙汰にならなくて落ち着きます。
私はもともと本が好きなので、読む時間が確保できるだけでも、けっこう嬉しいのですが、
本なんて普段読まないよ!という方は、雑誌でも良いでしょう。
あとは、殆どのお店には、その店に出演するアーティストのフライヤーが色々と置いてありますので、
それらをあれこれ持ってきて見るのも、おすすめです。


●飲めなくても、気にするなかれ。
お店としては「お酒を頼んで欲しい」というのが本音だとは思いますが、
飲めないからという理由で足を運んでもらえないよりは、
「来店してソフトドリンク」の方が歓迎なことは言うまでもありません。
私はお酒は苦手なので、いつもジンジャエール、ペリエなどの炭酸ソフトドリンクを頼みます。
この2つはたいていのバーにありますし、パッと見ではカクテルか?ソフトドリンクか?わかりません。
注文する品を決めてしまっていると、迷うこともなくて楽チン。
どうぞ、お酒を頼まないことは、気になさらずに。


●満腹で向かうべし。
これも、食事ができるお店としては「食事も頼んで欲しい」というのが本音だとは思いますが、
初めての店で、美味しいのかどうかわからないのに、
料理も注文して1人でモクモクと食べる...のは、勇気がいるかもしれません。
とはいえ、ライブが終わるのは結構時間が遅くなってからですので、お腹がすいているとツライです!
最初は、どこかで食事を済ませて行くと、余裕を持って臨めます。
私も慣れている店だったら1人でもバクバク食べますが、最初は大人しくドリンクで様子を見ます(笑)。


●都合の良い時間で、観に行くべし。
たいてい、ライブは一晩で2ステージ演ります。
でも、時間的に間に合わなくて2ステージからしか行けない、
または2ステージまで観ていると遅くなるから、1ステージで帰りたい...など、
お客さまにも色々とご都合がありますよね。
その場合は、どうぞご自身のご都合の良い時間内で、観にいらしてください。
1ステージのみ、2スージのみ、どちらでも歓迎です。
私たちミュージシャンは、1ステージのみだけでも充分に楽しんでいただけるようにプログラムを組んでいます。

もちろん、2ステ−ジ共に観ていただける方が嬉しいですし、
両方観ても、片方だけ観ても、料金は一緒なのでずっと居た方がお得ではありますが、
気を遣ってしまって、結果として観に行くことが億劫になってしまっては、元も子もありません!
どうぞご自分のペースを崩さずに、いらしてください。


●出演者と話をしてみるべし。
これはちょっと上級編?かもしれません(笑)が、ご参考までに。
多くのミュージシャンは、お客さまと話をするのが大好きです。
始まる前や、休憩時間中は準備などがあるので、ちょっと難しいかもしれませんが、
ライブが終わってからなら、時間的にも精神的にも余裕がありますので、思い切って声を掛けてみてください。
きっと、その日のライブが、もっと思い出深いものになりますよ。

私は友人・知人のライブに行くことが多いですが、
そうじゃない時でも、必ず誰かしら出演者と話をして帰ります。
逆に、出演者が知り合いの場合は、
他のお客さまへの対応で忙しい彼らをわざわざ掴まえて話さなくても、後でいくらでも話はできるので、
あえて挨拶くらいで帰ることもあります。

============
...と、こんな感じですが、いかがでしょうか?
ぜひ、「ひとりライブ」を実行してみてください。
慣れれば、とっても気楽ですよ♪

20091201.jpg写真は、音も雰囲気も抜群の渋谷のお店『バルキーニョ』の入口。
ここでは、生ギターで奏でる「これぞボサノバ!」をお届けしています。

そのお店各々に一番ピッタリな出演者や楽器編成を考えて演奏していますので、
どうぞ色々な機会を試してみてくださいね。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/15 25mm
Bem-vindo!は「ようこそ」「いらっしゃいませ」の意味です。
barquinhoは、生音の柔らかさが伝わる、素敵なお店の1つです。

2009年11月27日

ギター入院中

20091127.jpg現在、メインで使っているDi Giorgioのギター”Tarrega”が、入院中です。

いつもギターを弾く場所に、いつでも録音できるようにMDウォークマンを置いていて、そのMDウォークマンからは電源と、マイク用のコードが2本出ています。
先日、立ち上がって歩き出した拍子に、後ろでガッチャンと派手な音がしました。
振り返ると、MDウォークマンが床に落ちています。
どうもコードに足が引っ掛かったようです。

  あらら、落ちちゃった

と思ってMDウォークマン拾い上げ、
台の高さは膝くらいだし、床はカーペットだし、
このMDウォークマンも既に調子が悪かったし...で、
さほど落とした事を気にもせず、お茶を飲んでから椅子に戻って、ギターを抱えると・・・

  ??!!

見た事もない傷が、ギターの側面に付いているではないですか!!
一瞬、何が起こったかわからず、呆然。
   
  さっきまで、こんな傷はなかったよね...
  一体いつ、なんで??

頭の中で、思考回路がここ最近の記憶をものすごい勢いで照合しているのがわかります。
そして、はっと気付きました。

 さっきのMDウォークマン落下だ!

MDウォークマンを置いていた台は、座っていた椅子の左側、
ギターは反対側にあたる右側にあったのですが、
コードにひっぱられたMDウォークマンは、あろうことかギターの側面に体当たりして落ちたようなのです。
しかも、その角を激突させたらしく、
ギターの側面の横板が、まるで釘をバシッと打ち付けられたがごとく割れていたのでした。

  これ以上、広がらないようにマニキュアでも塗っておこうかな...
  いや、下手な事はしない方がいいよね
  でも、このままにしとくと、廻りから木がボロボロと崩れるかもしれない
  じゃあ、バンドエイドでも貼っておこうか?
  いやいや、変な事すると粘着テープが剥がれなくて、かえって困るかもしれない


またまた私の頭の中は、フル回転。
役にも立たない対策をあれこれ打ち出しては否定して...の繰り返しです。

  仕方ない。
  ここはプロに聞くのが一番だろうなぁ。

そしてこの結論に至り、さて、次の課題です。
このギターはブラジルで買ったので、買ったお店に持って行くということはできません。
幸い、目白にギター専門店があることを思い出し、早速そこに電話をして相談してみることに。

 「あぁ、直りますよ。
  こちらに持ってきていただくことはできますか?」

意外にも、あっさりと修理を受け付けてくれることがわかり、ひとまず安心したのでした。

2日後、お店を訪れると、私のギターをしげしげと見た代表?とおぼしき”おじさま”は
開口一番、こうおっしゃいました。

  「あぁ、懐かしい楽器だねぇ。
   これはいつ、どこで買いましたか?」

私が、6年前にブラジルのリオで買ったと伝えると、

   「サンバやってるの? これはサンバやってる人には憧れの楽器だからねぇ。。
    このギターは、私が最初に日本に輸入したんですよ」

そうなんですか〜 でも、今はここのお店では扱ってないんですよね、
などとひとしきりギター話をした後、修繕の方法を伺うと、

   「まったく傷がわからないようにもできるけど、
    そうなると塗装を全部やり直さなくちゃならないから、
    傷がこれ以上広がらないように、埋めるって感じになりますが、それでいいですか?
    黒っぽくなるから、痕は残ってしまうけどね」。

傷は数ミリと小さいし、正面からは見えないので、
これ以上広がらないのなら、はい、それで充分ですっ!!
...ということで、ギターを預けてきたのでした。


そそっかしい私でも、今までそれなりに気をつけていて、
ギターに何かぶつけたりしたことはなかったのですが、
こんなに簡単に割れるなんて、びっくりでした。
楽器の扱いには、本当に気をつけないといけないですね。

修理伝票には、思いきり「横板 陥没直し」と書いてありました。
トホホ。。(涙)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F6.3 1/10 +0.7 28mm
お店のおじさまは、私が何も言っていないのに
「仕事で使ってるなら、早めに戻らないと困るよね」と、考慮してくださってました。
ありがとうございます。
来月のライブに間に合うといいなぁ!

2009年11月19日

記憶

20091119.jpgバックに入れたはずのギター・チューナーが入っていませんでした。
どこを探しても、何度探しても、ない。
バックは蓋がないタイプだったので、どこかで落としたかと思って、来た道を少し戻ってみたけれど、やっぱり落ちていない。
ビルの忘れ物にも届いていない。

確かに、バックに入れた記憶があるのに!
その映像までしっかり目に焼き付いて、きちんと記憶があるのに、
なぜチューナーはバックに入っていないの???

やっぱり、どこかで落としたのかも。
気が付いたら、落とさないし、落としても拾うよね。
と思いながら、ガックリして家に帰ると... 
 
 なんと、家にありました。

これから「まさに持って行く」様にケースに入れられて、
いつもの場所に、普通に置いてありました。

ホッとしたのも束の間、なぜに「自分がしていない事」に、
あんなに鮮明な記憶があるのか、そちらの方がショックでした。
「自分でしたのに覚えていない」というのなら、わかるけれど、
「していないのに覚えてる」って、そんな事があるんですね。
今までにも信じて疑わなかった事が、本当は違ってた!という事も、
きっと、色々あるんだろうなぁ。

ついつい、思い込み&思い入れが激しくなるタイプなので、
「”絶対”は、ありえない」といつも思うようにはしているのですが、
今後は「記憶はあてにならない」というのも、さらに付け加えたいと思います(^^;)


そして、ギター・チューナーを普通の人に説明するのは難しいという事も、思い知らされました。
見たことがないと想像もできないですし、たとえ拾っても、知らなければ「これ、何?」ですよね。
本当に落としても、戻ってこないかも〜!!
【KORG Guitar Tuner】
http://www.korg.co.jp/Product/Discontinued/AW-1/


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.5 1/125 -0.7ev 50mm
夕焼があまりに綺麗だったので、家のベランダから。
「暗くて、被写体が遠い」は、手ブレ補正のない私のカメラがもっとも苦手とする所なので、
いつもは使ったことがないオートの「夕焼け」で撮ってみました。
本物の迫力を出すには、アングルなどの問題があるとはいえ、
色はかなり再現できてるな〜と思います。
すごいぞ、夕焼けモード。

2009年11月05日

しゃばけ

20091104-2.jpgさて、昨日のブログの続きを。
そもそも何の本を買いに本屋へ行ったのか?と言うと...
「しゃばけ/畠中 恵 著」の第5巻「うそうそ」を求めに行ったのです。

この本は、かなり前から書店で何度も見かけては、
 
   時代小説だしな〜
   5巻まであるしな〜
   読むの大変そうだしな〜

などと色々思って手を出せずにいたのでした。
でも客観的に考えても、こんなにシリーズが出てるということは、たぶん面白いのだろうとずっと気になっていて、試しに1巻目「しゃばけ」を読んでみたのです。
そうしたら、あっという間に引き込まれました。
情景描写の比喩が豊富かつ丁寧で、表現の彩りが豊かな作風は、村上春樹氏と共通する感があり、ここ最近、久々に出会った面白い本です!

  江戸一の繁華街に店を構える長崎屋は、廻船問屋 兼 薬種問屋。
  そこの跡取り息子である病弱な若旦那;一太郎と、
  屋敷に日々現れる様々な妖(あやかし=妖怪)が、共に繰り広げる捕物帳ファンタジーです。

時代小説を面白いと思うなんて、自分で自分にビックリしたのですが、
よく考えてみると、私は古典落語(落語と言っても、聴く落語ではなくて、活字で読むのが好き)が大好きで、これも確か7巻くらいあったのをすぐに全て読破したし、ハマる素質はあったのかなと思いました。
ちなみに、古典落語で一番好きな話は「長家の花見」。
貧乏な長家住まいの連中が、花見に行きたいけどお金がない。でも桜は見たい。
ならば、たくわんのお新香を卵焼きに、番茶を酒にと見立てて「そのつもりになって」花見をするというお話で、漫才コントの原形みたいなものなのですが、そのやりとりがホント可笑しいんです。
落語にも色々なジャンルがありますが、庶民生活を垣間見ることのできる長家話が、私はけっこうお気に入りでした。


そうそう、「しゃばけ」は、どうも昨年、某民放でTVドラマ化もされたようですが??
私は普段、テレビはあまり観ないからか、全然知りませんでした。
さして話題にもならなかった(気がする)という事は、テレビは面白くなかったのかな(笑
でも、本は楽しいです。
手代(てだい)、下手人(げしゅにん)など、簡単なのに読めない漢字が多々あったりするけれど、
忘れた頃に何度か振り仮名がふってあるので、じきに覚えます。

様々な妖(あやかし)たちにも、なぜかとても親近感を覚えます。
時々天井や床がバシッ、ミシッと鳴るのは、外国では「ラップ現象」と言いますが、
これは鳴屋(やなり)というお茶目な小鬼の妖怪の声なのだとか。
日本の家には通常「鳴屋」が何匹も棲みついていて、
人間には彼らの姿は見えないけれど、声は聴こえるのだそうです。
そう思ったら、なんか怖くなくなったのは、私が日本人だからでしょうか(笑

1巻と5巻は長篇で、2巻「ぬしさまへ」3巻「ねこのばば」4巻「おまけのこ」は短編集です。
(ちなみに、文庫本化しているのが5巻までで、単行本は8巻まで出ています)
2巻以降には、話の最初にあらすじが盛り込まれているので、途中からで読み始められますよ。
「おまけのこ」に収録されている『こわい』という短編は、現代人にも通じる深みがあって考えさせられました。
楽しいだけじゃなく、しみじみもできる面白い本をお探しの方は、ぜひ。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.5 1/60 +1.0 25mm
1巻「しゃばけ」は人に貸し中なので、2〜5巻の4冊(新潮文庫)。
読みたいのは山々なれど、もったいなくて「うそうそ」は、まだ我慢。。
土曜日のライブの後で、ゆっくり楽しもうっと!!

2009年11月04日

大人の科学 ニ眼レフ

20091104-1.jpg本を買いに行った書店で、偶然に『大人の科学マガジンVol.25』を見つけて、これも買ってしましました。
付録は35mmの二眼レフカメラ!

ニ眼レフと言えば、有名なのはローライレックス。
ボサノバの名曲「Desafinado」の歌詞に

  Fotografei voce na minha Rolleiflex
 (ローライフレックスで君の写真を撮った)

という1節があって、それで私はこのカメラの名を知りました。
ちなみに、ポルトガル語では「ホーレイフレクス」と読みます。

以来、クラシックカメラは見た目が可愛いし、憧れでもあったのですが、
なんせ扱いが難しい。値段が高い。たぶん使いこなせない...だろうということで、まったく手が出なかったのです。

でも、付録ならば、たとえ撮れなくてもまぁ諦めがつくし、
あわよくば上手く撮れるかもしれない!と一筋の光を見たのでした。

とはいっても、問題は別にあります。
これ、部品から自分で組み立てないといけないのですよ!
付録と侮るなかれ、『大人の科学マガジン』の付録はかなり本格的で、誰にでも簡単に...とはいきそうもありません。
本には「組み立て所用時間=約1時間」とありますが、う〜ん、1時間でできるかな。
こういう工作は大の苦手なので、まず私が作ったら「撮れない」どころではなく、「できあがらない」でしょうね。
よって、得意な人に作ってもらうことにして、私は完成品で撮る専門となりたいと思います(^^)

ニ眼レフで写真を撮るのは初めてです。
昨年、フィルムの一眼レフの講習会に行った経験が、少しは役立ちそうです。
どんな写真が撮れるやら、乞うご期待!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.0 1/60 +1.0 25mm
思ったより部品は少ないなぁと思いましたが、とにかく細かい!
改造すると、ボケ感を強くしたり、正方形フレームで撮れたり、色々できるようです。
大好きなミニチュア写真家の本城直季さんが実験で撮影した写真も本に載っていて、
こんな風には自分ではとても無理でしょうけど、プロがやればこんなことまで出来るんだ〜と感動。

2009年10月28日

2代目Kensington

20091028.jpgKensingtonのトラックボールを愛用しています。

これ、PCのマウスです。
先日、突然に壊れて、クリックしても反応しなくなりました。
前日まで何の問題もなく動いてたのになぁ(涙)
10年くらい使っていたから保障も切れてしまったし...ということで、修理は諦めて新しいのを買いました。

トラックボールは、真ん中のボールをクルクルと指先で廻してカーソルを動かし、両脇のボタンでクリックして使います。
カーソルを動かす時に、マウスを持った「手」ごと動かす普通のマウスと違い、トラックボールの本体自体は動かない=「手」は動かないので、カーソルを頻繁に動かす細かな作業が多い時や、作業スペースが狭い時に向いています。


私の場合、PCで譜面を書く時に便利なので使い始め、それ以来の愛用者です。
譜面ソフトを「シベリウス」にしてからは、マウスを使わずにキー入力してしまうことも多いのですが、
やっぱり音符を1つ1つ五線に乗せていくこともあるし、これに慣れると文章でも何でも、こっちのが断然早いんですよね。
トラックボールは、なくてはならない相棒です。

ボール両脇のボタンは好きなようにカスタマイズが可能です。
何故か??私は普通のマウスとは逆に、右をクリック、左を通常の右クリック(メニューが出て来る)が使い易くて、
そういう風にカスタマイズしています。


2代目はちょっと進化して光学式になり、お掃除も楽になりました。
でも、壊れるまでマウスを使ったのは初めてなので、なんとなく初代も捨てられなくて...
とっておいても仕方ないんだけど、どうしようかなぁ。。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/80 +0.3 25mm
左が新しい2代目、右が初代(←我が家での)トラックボール「Kensington/Orbit」。
PowerMac G4はまだいいとして、
デザインがMacBookに合わないことだけが玉に傷ですが、使い勝手は上々です。

ちなみに、ボールの大きさはまったく同じなので、2つを入れ替えることができますが、
初代は透明ボールのため光学式では正しく認識できないようで、ちゃんとは使えませんでした(笑

2009年10月18日

今年もRummy

20091018.jpg子供の頃から、ロッテのラミーチョコレートが大好きです。
飲むアルコールには全く弱い私ですが、なぜかお菓子のアルコールは全然平気。
特にラムが大好きで、レーズンもチョコにも目がないとなれば、もう、このチョコレートは私の「大好き」が大結集した”スペシャルおやつ”なのです!

その昔、ラミーは1年を通していつでも販売していたかと記憶していますが
いつの頃からか冬期限定販売となり、
その形状も、1枚の板チョコ状だったものが2本のスティック状になり、
アルコール度数が明記されるようになり、車の運転への注意喚起が併記されるようになり...と
少しずつ変化しながらも、毎年必ず店頭に並ぶロングセラー商品であり続けています。

私のような根強いファンが相当数いるのだろうなぁ〜と思って何気なくmixiを調べたら、やっぱりコミュがありました!
しかも皆さん、販売していない夏期には、我慢して待つのではなく、
冬期に「買いだめしていた在庫を少しずつ食す」というツワモノ揃い!
箱買いなんて当たり前です。

ラミーは毎年、10月中旬に北海道から解禁になるようですが、
それに遅れること少し、東京でも販売が開始されます。
でも、出始めはなかなか店に置いていなかったり、あっても札だけで商品がない...ということもしばしば。
お店の棚が空になるほどの売れ行きって...すごいです!
私も毎年、あちこちのお店をまわって、どこかで初ラミーを入手するのでした。

そして。
食べ過ぎを防ぐために、同じく大好きな「六花亭のバターサンド」と同等に、
ラミーにも下記の「私ルール」を設けています。
  (1)1度に買うのは2枚まで。
  (2)1度に食べるのは半分(スティック1本)まで。
これはずっと守ってきたのですが... 今年は(1)だけ見直すことになりました。


実は先週、まだ売ってないかな〜とキョロキョロしていた矢先、
いつも通るお店の店先に「ラミー解禁!」のポップとともに
その兄弟分の「バッカスチョコレート」と隣同士で山積みになっていたラミーを、ついに発見!
これはもう、ちまちまと数枚買ってる場合じゃありません。
1箱を持ち上げてみると、それほど大きくないし重くないし、1箱=10枚なんですね。 
2箱買おうかちょっと迷ったけど、この場に及んで気が弱く、1箱だけを持ってレジへ。
会計を終えたら、お店のお兄さんが一言、

 「領収証いりますか?」

個人で食べるとは思わなかったようです(笑)。


ゆっくり1人で、大事にいただきます。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/60 +1.0ev 25mm
ラミーチョコレート。パッケージは昔からほぼこのまま。
これだけ数があると、見ているだけでも幸せです(^^)

2009年10月02日

Parabens!

20091002.jpg生徒さんの1人であるTさんが、9月いっぱいでレッスンを終了しました。
理由は、結婚して引越しをするため。
・・・お相手は、なんとブラジル人男性。
そして引越先は、ブラジルのリオデジャネイロ!!

このお話を聞いた時には、ビックリするやら、嬉しいやら、羨ましいやら、寂しいやら...と、複雑な気持ちでした。
伝えた他の生徒さんたちも、一様に同じリアクションでした。
でも、とってもTさんらしいかな(^^

彼女は、私が自由が丘で弾き語りの個人レッスンを始めた2005年9月からの第1期生で、
丸まる4年間、近隣の県から片道2時間以上かけて通ってくれていました。
独学で弾いていたけれど、ブラジル人の友人に
「ぜんぜんボサノバじゃない」
という手厳しい批評を受けて、レッスンを受けることにしたそうです。

もともとポルトガル語をずっと習っていらしたので、ポルトガル語のレッスンはパス。
最初からギターと歌のレッスンに時間を割けたのも有利でしたが、
上達の一番の鍵は、何よりもご本人の熱意でした。
  新曲の最初のレッスンで、だいたいのコードをさらうと、
  次のレッスンでは完全暗譜で弾けて歌えるようになっている
...という半端じゃない練習が、彼女の成長の源だったことは間違いありません。

こうして、順調に上達。
最近は「もう教えることないよ」という状態で、アレンジを中心にレッスンしていたので、
レッスン終了自体にはまったく問題はありませんでした。

パフォーマンスも大変上手で、いつも発表会では大人気。
今年は「Agua de marco(3月の雨)」を弾き語りで完璧に披露してくれました。
約5分に及ぶその演奏を、50人以上のお客さまが水を打ったように静まりかえって聴き入りました。
レッスン生やその家族にもファンが多かっただけに、
おめでたい事とはわかっていても、Tさんが日本に居なくなってしまう...ということは、
みんな「本当に残念」の一言なのです。


そして、いよいよ迎えた先月末のラストのレッスン。
Tさんは、結婚式で来日中の旦那さまを一緒に連れて来てくれました。
とても明るくフレンドリーな旦那さまのGさんは、聡明な素敵な方で、
結婚式や2次回の写真も見せていただいたり、色々な話をしている間、お2人は始終仲むつまじい雰囲気。
特に、白無垢のTさんを
 「綺麗ね!」
と誉めた時の、彼の満足そうな笑顔が忘れられません(笑)。
日本の男性だったら、
 「いやいや、化粧してますから!」
とか余計な謙遜したりするんだろうなぁとか、思ってしまいました。
やっぱり女性は、こうしてGさんみたいに嬉しそうに何度もうなずいて欲しいものですよ!
Tさん、本当に綺麗でした。
そうそう、Gさんの紋付袴姿も、ビックリするほどお似合いでした。

しかしながら、久々のポルトガル語での会話で頭が沸騰状態で、
Gさんの話について行くのがいっぱいいっぱいだった私は、ろくに言いたいことも言えず...
うーん、やっぱり実践踏んでないと、あっという間に語学は忘れますね(苦笑
レッスンもしなくちゃとか色々考えている間に、40分は無情な疾風のごとく過ぎ去りました。
音楽のこと以外にも、今思えばもっと色々と聞きたいこともあったのに、本当に無念。
ああ言えばよかった、こう言えば良かったと、2〜3日は悶々としました(笑。
2人は
 「ぜひリオに遊びにきて!」
と言ってくれたので、勉強しなおして、是非伺えるようにしたいと思います。


Gさんは音楽にも造詣が深く、
「彼女はジョビンの曲ばかり歌っているけど、
 ボサノバはジョビンより、カエターノやシコ・ブアルキ、ジルベルト・ジルたちが
 作っている曲の方が、思想が表現されていて良い。僕はそっちの方が好きだ。
 ジョビンはクラッシックの要素が強い」
などと、ボサノバ論についても熱く語ってくれました。
これだけ詳しいということは、けっこう音楽が好きな方なのかな〜などと思いながら
必死で話を聞きましたが、確かに一理あります。

カエターノやシコのやっている音楽のジャンルは
サンバなんとか(この”なんとか”の部分を忘れてしまったのだけど...今度Tさんに確認しときます)
と呼ばれていて、ジョビンのボサノバとは違います。
ジョアンだって、ボサノバというよりはサンバ。
ブラジルの方にこういう話を直に聞くと、ボサノバは、Bossa(方式、傾向) Nova(新しい)という意味なので、
種類は違っても、1960〜1970年代に生まれた新しい音楽は、みんな「ボサノバ」なのかも、とあらためて感じます。

カエターノ、シコ、ジルベルト・ジルの音楽も、良い曲がたくさんあって、私も大好きなので、
ぜひレッスンでやりたいのですけど(彼らの音楽は難しいので上級者向けではありますが)、
ジョビンの曲を希望する方が圧倒的に多いです。
一般的な日本人にとっては、やっぱり「ボサノバ=ジョビン」という方程式は根強いですね。
「みんなも自分も、共によく知っている曲をやりたい」という気持ちもわかるし...
日本でも、もっとこれからブラジル音楽が浸透して行くと良いなと思います。


そして、もう今月には日本を離れるお2人。
きっとTさんはポルトガル語はさらにペラペラに、ギターにも歌にもますます磨きがかかるでしょう。
生徒さんがレッスン終了後に活躍してくれるのは、教える身としては何より嬉しいことです。

残された私達はだいぶ寂しくなってしまうけど、
またぜひ来日公演(?)して歌声を聴かせてください。
同じく頑張り屋さん揃いのレッスン生みんなで待っています。
そしてどうぞ末永くお幸せに!!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F4.5 1/25 38mm
「Parabens」はポルトガル語で”おめでとう”の意味。
写真は、昨年の妹の結婚式での1枚です。
1年はあっという間ですね。

2009年09月07日

髪を切る、そして佐野へ。

20090907.jpg髪を切りました。
最近ずっと、未だかつてないほどのロングヘアだったので、さすがにちょっと切りたくなったのです。

実は、髪を長くしているのは、美容師の好みです(笑)。
もうかれこれ7年近く切ってもらっている女性の美容師さんで、私は彼女をとても信頼しているし、
自分は短いのは似合わないこともわかっているので、定期的に切りたくなる気持ちと闘いながらも、
いつも長めにしている...という訳です。

でも今回は、相談の上で、思い切って10センチ切りました。
ただ、元が長いと、ボブくらいに短くなるならまだしも、10センチなんて切っても、あまり変わらないんですよね。
肩下20センチが10センチになっても...ね。
他の人にとっては、きっと、どうでも良いことでしょう(^^;

本人としては、だいぶ頭が軽くなったような気がしますが、
たぶん、これでも誰にも気付いてもらえないかも。。

   「特に、男の人って、ぜんぜん気が付かないですよね」

という話になり、それは

  そもそも、ヘアスタイルなんてよく見ていない
  たとえ気付いても、言わない

の、どっちなんだろうな〜と。

洋服だって、女性同士の方が

  「それ、かわいいね」「どこで買ったの?」「似合うね!」

などと話が弾むから、お洒落のし甲斐があるってもんですが、
男性は、取り立てて何もリアクションなし...ですね(笑)。
まぁ、男の人は、下手に言うとセクハラになるとか、色々ややこしいことも多いので、
きっと気を遣って大変なんでしょう。

そうしたら、美容師さんが思い出したように一言。

  「あ、でも、美容師の男性は、前髪1ミリ切っただけでも、気付きます!」

なるほど〜!
やっぱり感度が違いますね、と笑いました。

でも、それも、意外に面倒なのだそうです(笑)。
やっぱり男性は、無頓着なくらいの方が良いのかな〜

=====
そして、美容院の翌日は、佐野に行きました。
これは、ラーメンを食べに行ったわけではなくて、歯科に行ったのです!
事ある毎に書いているので、ご存知の方も多いと思いますが、
私の主治医はもともとは駒沢の歯医者さんだったのですが、
ご実家の歯科を継いで、今は佐野にいらっしゃるので、そこまで行っているのです。
歯では色々と苦労があって、どうしても他の歯医者さんが駄目なんですよね。。

佐野なんて遠い!と思うなかれ。
アウトレットが出来てから、今や佐野へは新宿や東京駅からバスが1日に32本も出ていて、
ものすごく便利なんですよ。
バスに乗っていれば、新宿から1時間40分で到着。
ちょっとした小旅行気分です。

さて歯科は、2年半前にフロスをひっかけて詰め物が取れて以来、久々です。
今回は、歯ではなくて上顎洞という頬骨の部分に痛みがあって、それの相談に行ったのですが、
幸いレントゲンでは異常はなくて、歯性上顎洞炎ではありませんでした。
ただ、歯根に何らかの異常があって痛みが出ているという可能性もあるので、まずは投薬で様子を見て、
大学病院の口腔外科へ行くかどうかは、その後の判断になりました。
まぁ、激痛という訳でもないし、いつも痛い訳でもないし、仕事している時は忘れてしまうし、
疲れて歯肉炎によくなる場所なので、なんとも言えませんが... このまま治まると良いけど。
歯性上顎洞炎だと大変厄介なので、とりあえずは一安心したのでした。
他には虫歯もなく、クリーニングしてもらって、歯も真っ白になりました。
いつも「1年に1度は来よう!」と思って歯科を後にするけれど、
痛くもないのに歯科に行くのは、なかなか難しいですね。。

さて、今週はbarquinhoライブのリハも、池袋でのワークショップもあります。
きっと上顎洞の痛みなんて、気付いたら消えていることでしょう(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/5 +1.7ev 25mm
ジャムの瓶って、どうしてこんなに可愛いのかな〜(笑)
全部持って帰りたくなります。

2009年08月26日

恋する気持ち

20090826.jpg友人5人で、ブッフェ・ランチに行ってきました。
彼らとは、今春までずっと一緒に仕事をしていた仲間で、
ジャンルや活躍領域はそれぞれ違うけれど、全員がミュージシャンです。

このメンバーでの仕事が楽しかったのはもちろんのこと、何より盛り上がったのは、恋愛話!!
「なるほど〜」と感心させられたり、「そうそう」と共感したり、
素朴な疑問を投げかけ合って、新たに始まって行く恋に一緒にドキドキ・ワクワクし、
終わって行く恋にはみんなでサヨナラをして、いつも疑似恋愛体験をさせてもらっていました。

まるで学校の休み時間みたいに、お互いの恋愛観を語り合って、
”それぞれのその後”を気にし合っていたので、定期的に会えないのは実に寂しいことでした。
...ということで、今回は同窓会ランチをしてきました。

今回も、色々な話を聞きながら、
やっぱり、恋愛の達人の一番の特徴は「恋愛へのアンテナ感度」だなぁと思ったのでした。
これは、決していつも相手を探してギラギラしているという意味ではなくて、
心の状態がいつもニュートラルで、変に構えていない、ということです。
そして感度が良ければピピッと来るのが早いので、発展も早い。
やっぱり、動物的な勘が一番大切なのでしょう。

私はかねてから、人を好きになるのは、かなり本能的なものだと思っています。
突然の心のざわめきというか、胸の中に何かが灯るような独特の感覚がまずあって、
「あれ、これ何だろう?」
と自分で自分に戸惑うのです。
それが何なのか、最初はよくわかりません。

「この人を好きになったのかもしれない」
という”考え”は、もっと後に来ます。
こうなったらもう、自分の意志ではどうすることもできません。
「あぁ、好きになっちゃったんだ」
と、認識するだけです。

これは、風邪をひく時に似ています。
  あれ、喉が痛い、鼻水が出る... 風邪をひいたみたい。
  一体、いつひいたんだろう? 
なんて思ってると熱が出てくる... あぁ、やっぱり風邪ひいちゃった!
そんな感じです。

風邪と違うのは、その後にいくら安静にして寝ていても薬を飲んでも、簡単には治らないこと(笑)。
ディズニー映画の『アラジン』で、
「魔法使いも、人の心(=恋する気持ち)だけは変えられない」
というセリフが確かあったのですが、ほら、魔法使いだって駄目なのですから!


なので、条件から入る恋愛は、私にはかえって難しいかもしれないな〜とも思います。
マッチングサービスなどで履歴書=エントリーシートみたいな、
本人が書いた自己PR表と写真を見て、会いたい人を決めたり、
条件から会う人を機械で探し出してもらって、そこから選んでから会ったりするのは、
効率も良さそうだし、最初は夢中になると思うのですが、
たぶん私だったら、結果的には鼻(勘)が利かなくて、グルグルと悩むのではないかなぁ。
まずは相手に直接会える、サービス会社主催の出会い用パーティなどの方が活用できそうです。
実際に会って話して、惹かれて、その後で知った条件は意外に飲めるけど、
その逆は、頭で納得させようとするので、どうしても葛藤があるのではないかと...(笑)。
でも、恋愛と結婚は別なのかもしれませんし、
色々なタイプの人がいるので、これはあくまで私個人の見解ですけどね。


そうしたら先日の某新聞に、
「恋愛とは、考えたり感じたりするものではなく、抑えられない衝動である」
という、人間の恋愛行動を研究している人類学者のインタビュー記事が載っているのを見つけました。
恋愛をすると、脳の原始的、本質的な部分が反応するのだそうです!
うん、そうそう、まさに「衝動」です!
あんまり頭でばっかり考えてると、その本能的な感覚がわからなくなっちゃうかもしれません。
そしてその衝動が、いつもうまく展開して行くとは限らないところが、恋愛の神秘なところですね。


そして今回、一通りの話を終えての全員の結論は、こうなりました。

  音楽家は、いつも恋していないと良い曲は書けない! 歌えない!

...なんだかフランスのアーティストみたいですが、確かに、恋多き人は良い芸術家が多いかも。
憧れでも、尊敬でも、誤解でも(?)、何でも相手に対する”恋心”があるのは良いことでしょう。
みんなのパワーをもらって、インスピレーションを察知できる柔軟な心を持って、
私も曲制作に勤しもうと思ったのでした。

みんなどうもありがとう。
また会えるのを楽しみにしています!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/60 +1.0ev 25mm
Four Seasons Hotel のスパ・プランで遊んで来ました。
客室のアメニティがロクシタン!
石鹸は使わず、そのままお持ち帰りしました(^^)

2009年08月17日

残暑お見舞い申し上げます

20090817.jpg朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、とにかく暑い日が続きますね。
私は、天敵の蝉(セミ)に辟易しながら
冬のライブ・ブッキングと、来月のライブ準備を進める毎日です。

昆虫自体が苦手な私は、セミの姿ももちろん駄目なのですが、
その声も、意外に厄介なのです。。

ベランダの側に来て鳴かれると、うるさくて採譜ができない!!

ライブ用の譜面を作っていて、何度中断したことか。。
窓を閉めてクーラーをかけていても、早朝だろうと夜中だろうと、あの大きな鳴き声は、頭を混乱させます(^^;)
セミはセミで、時間もないし必死なのでしょうけど、ヘッドホンの音量を上げると自分の耳に良くないし、
追い払うこともできないので、セミたちが鳴き始めると、
「あ、もう少ししてからにしよう...」
と、パソコンの前を潔く離れる私なのでした(苦笑)。

そして、セミは練習も邪魔します。
なぜなら、窓を開けている状態で私が歌うと、セミが大合唱を始めるのです。
ギターだけだと変化はないのですが、歌い出すと複数のセミが負けじ!と鳴くから不思議です。
そんな大声で歌っている訳じゃないんですけど、私も仲間だと思われてるのかな...(笑)
なので、こちらもやっぱりセミがうるさくて微妙な音のニュアンスが聴けず、
窓を締め切って歌うか、
「もう少ししてからにしよう...」
と、なるのでした。


それから先日、ギターアンプを購入しました。
まぁ、これはセミのせいではなくて、もともと欲しくてずーっと何にしようか迷っていて、
ちょうどこの前のリハーサルで、チェロの星さんがお持ちのAERの「Bingo」を使わせていただいたらとても良くて、
その後継機種「Compact60/2」を即決で買いました。
アコースティックな音を綺麗に出すアンプはそれほど選択肢がないとかで、
あらためて聞いてみると、けっこうお使いの方が多いアンプです。
試しに先日のフーケに持って行って使ってみましたが、なかなかでした。
もう少し調整に慣れたら、もっと良い音でできそうな感じです。

ただ、アンプはいくら小さくても重く(Compact60/2は、約8キロ)、
さすがにギターを持って、アンプを担いで電車には乗れないんですよね。。
だからといって車の運転はそれほど得意ではないので、
自宅近くの縄張り以外はほとんど乗らない私が、ライブに自力で車で行くとなると、
行きの運転だけで、歌う集中力を全部使い切ってしまいそうです(涙)。
...ということで、私のアンプはなかなか外出できなさそうですが、
家でアンプを通した最終確認のリハができるのは、すごく嬉しいです。


さて、ラストにライブ速報を1つ。
トリ音さんとのデュオの2回目ライブが、11/7(土)に決まりました。
今度は1ステージ目は本家本元;テルミンを、2ステージ目はピアノを...と、
両方を演奏していただくスペシャル企画!!
詳細は追ってお知らせします。お楽しみに♪


[photo data] 
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F3.2 1/25 +0.7ev 27mm
西表島のシダの葉。
せめて写真だけでも涼し気に(^^)

2009年07月26日

西表島・写真日記(3)

20090726-1.jpg20090726-2.jpg

西表島には、もちろん綺麗なビーチもたくさんあります。
今回は月が浜、星砂の浜、イダの浜の3つの浜に行きました。

旅行中は、気温も平均31度前後と暑く、海水の温度も高かったので
波打ち際やプールなどは「これ、お湯?」というくらい温かいのです。
ガイドさんの話によると、西表島は冬でも最低気温が18度くらいにしかならないので
「今日は寒くてTシャツ着ちゃったよ〜」
という感じなのだとか(笑)。

よって、いつもシュノーケルでガタガタに震えている私でも、
1時間半ぶっ続けで泳いでいても、全然問題ナシ!
「水に入っていても寒くない」とは、なんてありがたいことでしょう。。
そして、海から上がって、濡れた水着の上にタンクトップと短パン姿でアイスを食べても、これまた全然平気!
...という驚異の毎日でした。
南国万歳!!です。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
[左]●ISO100 F2.8 1/2000 +0.7ev 14mm
今回宿泊したホテルの前の月が浜。
地元ではトュドュマリの浜と呼ばれています。
砂はいわゆる「鳴き砂」で、非常に細かくて綺麗なパウダーサンドです。
マングローブの種も、たくさん打ち寄せられていました。
月が浜には、ウミガメが産卵に来るそうで、亀を刺激しないようにということで
客室、レストランなどすべての窓に、夜は遮光カーテンを閉めることになっていましたが、果たして効果はいかに??
夕陽が綺麗なことで有名ですが、残念ながら今回は観られず!


[右]●ISO100 F4.5 1/500 +0.7ev 14mm
船でしか行けない”船浮”という集落にある幻の浜;イダの浜。
砂はちょっと粗めで、珊瑚礁のかけらが多く、ヤドカリがたくさん居ました。

今回はここでビーチエントリーのシュノーケルをしました。
ちょうど干潮で水深が浅くなっていたため、ちょっと泳ぐだけで、かなりの数の珊瑚礁と魚を間近に見ることができました。
満潮と干潮時では、2メートルくらい水深が変わるそうです!
また、この付近の魚はまだ観光客などに餌付けされていないので、魚の日常の様子がそのまま観察できるのだそうです。
確かに、人間が近くに行っても、寄っても来ないし、あまり逃げもしませんでした。

20090726-3.jpg20090726-4.jpg

[左]●ISO100 F8.0 1/320 +0.3ev 17mm
大見謝川の干潮の様子。
潮の満ち引きによって、川の様子もガラリと様変わりします。
海とも?川とも?わからない不思議な光景です。
遊歩道からは、マングローブを間近で観察できます。
まだ海がそれほど近くないので、ここのマングローブはオヒルギでした。

[右]●ISO400 F11 1/15 0ev 41mm
上原港にあった西表島の地図。
あー、ここに行ったんだな〜、ここは行けなかったな〜と思いを馳せながら、
石垣に戻る船を待ったのでした。


今回もカメラ三昧で、写真をたくさん撮りましたが、
思いのほか「海で遊びながら写真を撮るのは難しい」ということがわかりました。
ビーチ写真が少ないのはそのためです(^^;)
海に入ってからカメラを触ると海水でベタベタするし、
水と砂の影響を考えて、カメラの扱いそのものにも注意しなくてはならないし(私のは防塵防水機能はついていないので)、
結局、到着したらまず写真を撮って、それから遊ぶ!という段取りにせざるを得ないのです。
やっぱり、どっちもやろうというのは無理な話で、
写真か、遊ぶか、どっちかにしないと駄目だなぁ〜と思ったのでした。

そして今回、私の大好きなノラ猫の写真がないことに、皆さんお気付きでしょうか。
これはカメラの扱いの問題ではなく、実は西表島には、普通の猫がほとんどいないのです!

なぜなら、それはイリオモテヤマネコを保護するため。
ヤマネコに猫エイズや白血病などの猫特有の病気を感染させないように、
ノラ猫をすべて捕獲して島の外へ出す作戦をやったことがあるそうで、
同時に、一般家庭でネコを飼うのもその手続きが非常に厳しいため、
ゼロではないにしろ、猫そのものが島にほとんどいない...ということでした。

最初、暑いから木陰で寝ていて、夕方になったら出てくるのかな...と思っていたら、
にゃんともびっくりです。
島=猫、という図式は、西表島には成り立たないのですね。
野犬には何匹か遭遇したけれど、野犬はヤマネコを襲わないのかな。。


世界中でここにしかいない貴重な猫だから、至極当然と言えば当然ですが、
ヤマネコに対する優遇度合は、想像以上のものでした。
道路には、「ヤマネコ注意」の固定標識だけでなく、
「ヤマネコいるよ、気をつけて」という移動式の注意看板もあります。
この移動式看板は、島内でヤマネコを見つけた人が「野生動物保護センター」に連絡すると、
ヤマネコが出没したポイントを含む範囲に設置するものなのだそうです。
他にも「ヤマネコに道を譲ろう」、そんなに急がなくてもいいじゃないか的な(正確な文句は忘れましたが)
標語が掲げられていたり、道路そのものに大きく「ネコ注意」と書かれていたり...
特に子育て期はヤマネコも注意が散漫になって交通事故が増えるとかで、
島全体で守っているのだな〜ということが、よくわかりました。
なんとか、絶滅せずに頑張って欲しいものです。

そして。
旅は元来リフレッシュできるものと相場が決まってはおりますが、今回は特に、それをヒシヒシと感じました。
旅行に出かけるまでも、風邪ひとつひかずに元気は元気で、別にどこか調子が悪かった訳ではないのですけど、
良くも悪くも”根っからの熱中型”の性格が加熱していたようで、
思えば、最近さらに少食になっていたし、夜なかなか眠れないことも続いていたのでした。
案の定、行きの飛行機内では、割れんばかりの痛みに涙が滲むほどの片頭痛...
でも、島に着いて一晩経つ毎に、久々に水をたっぷりもらった観葉植物のようにどんどん元気になって、
夕方6時にはお腹がペコペコになり、ゴハンは通常の2〜3倍は食べていたと思います。
夜は10時には眠くなり、あっという間に朝まで熟睡。
そして朝7時頃には、自然に気持ち良く目が覚めるのです。
もちろん、帰りの飛行機では片頭痛はまったく起こらず、
意外な変化をもたらした島のパワーに、自分でもすごく驚きました。

帰って来てからも、このリズムが崩れないように気を付けて生活していますが、
さてさて、いつまで続くかな??


やっぱり、何も考えないで体を動かすということは、大切なんですね。
普段はきっと、いつも何かを考え(過ぎ)て、体は最小限しか動かさない...という感じなんでしょう。
これでも、歌うのはかなりエネルギーが必要なんですけどねぇ。。
単に運動不足?という話もありますが、それもあるとしても、
今回は気持ちの変化が、体にとても影響を与えたように思いました。
たとえつかの間であっても、違った環境に身を置くと、
自分の考え方が総じて良い方向へリセットされるのが、わかります。
「考えではなく、行動を変えろ」と私の師承がよく言っていましたが、
旅行もその方法の1つかな〜と思うのでした。


さぁ、来年はどこの島へ行こうかな。。。
さらなる離島を夢見て、しっかりお仕事頑張ります!

20090726-5.jpg

●ISO400 F11 1/30 +1.3ev 14mm
帰りの上原港にて。
夏休み前の、つかの間のひととき。
きっと今頃は、島も大賑わいなんだろうなぁ(^^)

2009年07月21日

西表島・写真日記(2)

20090720-1.jpg由布島は、西表島から400m離れた小さな島です。
水牛車に乗って渡ることができます。
水が浅いので徒歩でも渡れますが、ここは是非、水牛車に乗らないと〜!

西表島側の売店で、水牛車往復乗車料金と島内入園料;1300円を支払うと、
「それを付けてると、お金払ったってわかるからね。
 帰りに返しにきてね〜」
と、赤いハイビスカスの造花を貸してくれます。
造花は、安全ピンで服やバックに付けられるようになっていて、いわば、これがチケット代わり。
沖縄っぽくてけっこう可愛いし、良いアイデアですね。
早速それをワンピースの胸元に付けて、いざ乗り場へ向かいます。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
●ISO100 F4.5 1/1600 0ev 54mm
由布島からやってくる水牛車。
遠くから三線の音色も一緒に聴こえてきます。
牛車は30分に1回の割合で運行し、牛(のパワー?)によって12人乗りとか14人乗りとか色々ありました。
水牛はとてもよく調教されていて、空いているスペースに自らちゃんと停車するんですよ。
角に触りたがる人が多いのか
「水牛のツノは大変危険です! 近付かないでください。
 写真を撮る時には、係りの者に一声かけてください」
と、あちこちに書いてありました(^^;)


20090720-2.jpg20090720-3.jpg

[左]●ISO100 F5.0 1/250 +0.3ev 14mm
水牛車では、オジイが三線を弾きながら沖縄民謡を披露してくれます。
偶然にも、往復ともに同じオジイ&水牛(慎太郎・10才)コンビの牛車の乗ることに。。
「さぁて、何を弾こうかな〜」
と言いながらマイペースなオジイが歌ってくれた曲は、行きも帰りも「涙そうそう」でした(笑)。

後で聞いた話によると、シャイなオジイだと、三線を弾いたり歌ったりは、してくれないのだそうです!
そう言えば、左右を走る牛車を見ていると、演奏していない車も確かにありました。
...ということで、今回はたとえ同じ曲だったとしても、当たりだった!と言えるのでしょう。。

[右]●ISO100 F9.0 1/160 +0.7ev 14mm
由布島←→西表島を往復すると、水牛たちはゴハンの時間。
のんびり乾草を噛み締める姿が見られます。

20090720-4.jpg20090720-5.jpg

[左]●ISO100 F5.6 1/320 -0.3ev 54mm
水牛は、普段は”水牛待ち合い所”と呼ばれる池で待機しています。
出番が来ると引っ張り出されて、まずはホースで水浴びをさせてもらって、仕事に向かいます。
水浴びは、とっても気持ちよさそうでした。

[右]●ISO100 F7.1 1/250 +0.3ev 14mm
池に浸かる姿は、まるで湯治をしているようでカワイイ!
子牛もいましたよ。
待機池は2つあって、こちらは大きい方。
水牛車をひく訓練は2〜3才頃から始めるそうです。

20090720-6.jpg20090720-8.jpg

[左]●ISO100 F3.3 1/50 +1.0ev 37mm
ちょっと木陰に入ると、爽やかな風が通り抜けて行きますが、油断してると容赦なく蚊に刺されるので注意!
日焼け止めはもちろん、虫よけも必須です。
色々なものを肌に塗りたくるのは、ちょっと心配でしたが(結果、何ともなかったけど)、仕方ないですね。

最近の日焼け止めの威力は素晴らしく、沖縄に行ったのが嘘みたいに、まったく焼けませんでした。
ここまで進化したなら、メーカーにはもうひと頑張りしてもらって、
日焼け止めと虫よけが一緒になった製品を開発してほしいなぁ〜
UV虫よけ、絶対売れると思います?!

[右]●ISO100 F5.6 1/200 +0.7ev 14mm
島は花木生い茂る綺麗な遊歩道で整備され、徒歩でのんびり見て廻れます。
いたる所に南国の花が咲き乱れ、じっとり暑い空気が漂います。
島の海沿いからは、小浜島を臨むこともできました。
島内には蝶々園、ブーゲンビリア園、小動物園、売店などなどもあります。

20090720-7.jpg●ISO100 F6.3 1/10 +1.0ev 23mm
土産物店に展示されていた、由布島の水牛の家系図。
島には、初代水牛の大五郎と花子の碑も建っていました。
私が乗った牛車の「慎太郎」は、大五郎のひ孫にあたります。
重たい車を引いてもらうのはちょっと牛が可哀想な気もしますが、
牛にとっては、農耕作業に比べたら楽なのかな...
歩みはのんびりだけど、しっかりと着実に進む姿は印象的でした。
慎太郎、お世話になりました。どうもありがとう!

由布島の帰りには、日本最南端の温泉「西表島温泉」へ立ち寄りました。
八重山唯一の温泉施設だそうで、パイヌマヤリゾートというホテルも併設されています。
小じんまりとした温泉ながら、内風呂の他に、水着で入れる露天風呂やプールもあります。
そして普通の温泉と違うのは...気温が高いため、露天風呂でも、のぼせそう〜!!(笑)
わりと夜遅くまで営業しているので、行くのはもうちょっと遅い時間でも良かったかも。。
真夏は星空を見ながら...というのがお薦めだそうです。


さて次回は最終;西表島・写真日記(3)ビーチ編。

2009年07月12日

西表島・写真日記(1)

20090712-2.jpg20090712-11.jpg

西表島に行って来ました。
本島、石垣、宮古に次いで、4回目の沖縄です。

南西の楽園:西表島は、飛行機で東京から那覇まで約2時間、那覇から石垣島まで約1時間、
さらに石垣島からフェリーで45分。
出発したその日に着くとはいえ、思った以上に遠かった!!

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
[左]●ISO100 F5 1/15 -0.3ev 20mm
うっそうと茂るジャングルの木々。これぞ西表島!という風景2枚です。
緑の中に様々な生物が暮らしていますが、サルはいないそうです。

[右]●ISO100 F3.2 1/60 -0.7ev 17mm
板状の根(板根)を持つ木。ものすごーく大きいです。
これらの写真を見せると、皆に「屋久島?」と聞かれます(^^;)


イリオモテヤマネコで有名なこの島は、土地の90%がジャングルという、まさに秘境です。
ヤマネコは現在、約100匹ほど棲息しているそうですが、
ホテルに置いてあった冊子によると、ヤマネコより数が少ない、その名もヤマネコタクシーは、
なんと島にたった6台。
定期バスも1日に6本(繁忙期は8本)、起伏が激しいので長時間の自転車はつらい...ということで、
自力での移動はレンタカーになります。
しかしながら、道路は島全体をカバーしていないので、車だけでは観光できず、
どうしても船の利用が必要になってきます。
よってレンタル船でもないと、思う通りには動けないのですが、
基本的には送迎付きのツアーで動くことが多いので、足がなくても不便はないようになっています。

そして飲食店もほとんどないし、特に夜は宿で食べる以外に選択肢がなく、
コンビニなし、街灯なし、土産物屋もほとんどないし、本当に自然以外は何もない!んです。
信号もないし(注意信号みたいなの1つしか見つけられなかった)、車の数自体も少ないので、
走り始めたら、ずーっとノンストップで目的地まで行けます。
ここまで何もないと、それがかえって気持ちよくて、ぜんぜん違和感はありませんでした。
まぁ、その分ホテルが到れり尽くせりなので、
決して自然に還ったとか、エラそうに言えないんですけどね...(笑)

この時期の島の平均気温は33度、平均湿度は80%。
こう書くとかなり過ごしにくそうに思われるかもしれませんが、
実際は適度に風があるので、それほどムシムシするという感じではなかったです。
ホテルに備え付けの除湿器も、使わずに済みました。

しかし...沖縄というよりは、別のアジアの国、という印象です。
日が照ってるから暑い、翳ったから涼しい、というレベルではなく、太陽の有無は関係なく「空気そのものが熱い」んです。
なんだかブラジルの夏が懐かしくなってしまいました。

でも、暖かい(暑い)所はいいですね。
体が伸び伸びして、小さな事なんかどうでも良くなります。
沖縄に長寿の方が多いのは、心底納得してしまいます。

20090712-3.jpg20090712-4.jpg

さて、普段はインドアな私も、旅行先ではアウトドアな人間に早変わりします(笑)。
西表島の魅力は、なんと言ってもジャングル!ということで、
今回はトレッキングで滝を観に行くというツアーにも参加しました。
このツアーは、マングローブ生い茂る浦内川を船で上流ギリギリまで上り、
その後は往復4.5キロの山道を、約4時間かけてガイドさんの案内で歩きます。

[左] ●ISO100 F9.0 1/30 +1.0ev 14mm
浦内川の上流地点:軍艦岩からさらに上流を見た風景。
ここで船を降りて、左側に見えるジャングルを登って行きます。

[左]● ISO100 F8.0 1/50 +0.3ev 49mm
マリユドゥの滝。
ここは数年前までは傍まで行けたそうですが、転落事故が続出したため立ち入り禁止になり、
今は展望台からの見学です。


前夜が一時停電するほど大雨だったので、水滴したたるジャングル度満点の中、
ヘビ(マムシではない)、どっちが裏か表かわからない大きな大きなジョロウ蜘蛛、
尻尾が艶やかな紫色をしたイリオモテトカゲ、夜になるとホテルの廊下の壁にも出現するヤモリ、
愛嬌たっぷりのキノボリトカゲ、本土のとはちょっと違うけど、あまり見ないようにしたゴキブリ、
触ると40度以上の高熱が2〜3日続くという毒毛虫、阪神タイガース柄のイリオモテバッタ、
シロハラクイナ、シロサギなどの鳥、小さなミニミニカエル、木に登るカニ、
天然記念物のセマルハコガメなどなど、様々な動物に出会いました。
こういう生き物が苦手な方に配慮して、カメ以外の写真掲載は控えます(笑)が、
昆虫&爬虫類が大大大嫌いな私でも、自然の中で見ると意外と大丈夫だから不思議です。
さすがに触ったりはできませんでしたけど、写真はいっぱい撮りました!

そして迷彩柄の木、寄生して育ちながら元の木を殺してしまうシメコロシ、オレンジや生姜の香りがする葉、
亜熱帯植物園にあるような特大クワズイモ、シダ...もう覚え切れないほどの多くの植物を観察しながら
まずはマリユドゥの滝が見える展望台へ。


その後、さらに歩いてカンピレーの滝へ。
木陰にレジャーシートを敷いて、滝の岩場でお弁当タイムです。
食後は滝を散策したり、写真を撮ったり。。

こうしてリュックに登山用長靴で、歩いて歩いて歩きまくりました。
ジャングルは、緑が深く濃く、鳥の声と水の自然の音が響き、
足場に集中して歩くことで、すべてを忘れられました(笑)。

20090712-5.jpg20090712-6.jpg

[左]● ISO100 F5.0 1/320 +0.7ev 14mm
カンピレーの滝。
「神が座る」という意味の滝で、浅い場所にはジャブジャブと入ることもできます。
人が居ないので巨大さがいまひとつ伝わりませんが、滝幅は約50m。
かなりの水量で、辺り一面に轟音が響きます。

[右]● ISO100 F8.0 1/20 +0.3ev 38mm
滝の周辺の苔と水の流れ。
こういう風景こそ、スローシャッターの出番ですね。


他にも宿や船会社が主催するコースは様々です。
川からカヤックで入って、途中トレッキングというコースや、
滝つぼに飛込んで遊ぶというコース、夜に活動するヤシガニやヤマネコを探すナイトツアー、
日が出ると散ってしまうサガリバナという花を朝5:30〜観に行くコースなど
これでもかというほど、海以外のツアーがあります。
幼児でも楽しめるものから、本格的なハードコースまで、海も山も両方の自然が楽しめる、面白い島でした。


20090712-8.jpg20090712-9.jpg

[左]● ISO100 F9.0 1/30 +0.7ev 14mm
天然記念動物の看板。左からカンムリワシ、イリオモテヤマネコ、セマルハコガメ。
残念ながら今回は、イリオモテヤマネコには会えませんでした。。
ヤマネコは必ず豹柄で、耳の先が丸く、耳の後ろと目の周りが白く、尻尾は根元から先まで同じように太いという特徴があります。
川を泳いだり、潜って魚を捕ったりもするそうです。
泳ぐヤマネコの写真は、まるでビーバーのようでした(笑)。

[右]● ISO100 F9.0 1/10 +0.3ev 35mm
偶然、同じツアー客の女性が発見したセマルハコガメ。
普通の亀では蓋ができない頭と尻尾の部分も、甲羅で蓋ができるので、箱のよう=ハコガメというそうです。
ガイドさんですら、めったに見つけられないのだとか。ラッキー!

20090712-7.jpg20090712-10.jpg

西表島には約40本の川が流れていて、河口付近には必ずマングローブが生えています。
マングローブとは、海水と淡水の混じる水域に棲息する樹木の総称だと皆さんは知っていましたか?
私は今回、初めて知りました。
マングローブという名前の植物なんじゃなくて、高山植物とか、深海魚とか、そういうのと同じだったんですね。
西表では現在、八重山漂木(ヤエヤマヒルギ)、オヒルギ、メヒルギの3種類が見られるそうです。
マングローブは通常の樹木の5倍の酸素を放出すると言われていて、なるほど、酸素が濃い?ような気がしました。


[左]●ISO100 F7.1 1/40 
このマングローブは、ヤエヤマヒルギ。枝からも幹を支える根(支柱根)が出てくるのが特徴です。
3種のうちでは塩分に一番耐性があるため、最も河口付近に生えています。

[右]● ISO100 F8.0 1/160 +0.7ev 38mm
このオクラのような物が、マングローブの種です。
流れ着いた先で根を生やし、芽を出します。
家庭でも栽培できるというので、何本か持ち帰って来ましたが、もう芽が出ないものを選んでしまったらしく
ちょっと期待はできなさそうです...

さて、西表島・写真日記(2)は、水牛に乗って渡る島;由布島。
乞うご期待(^^)


2009年06月20日

1Q84

20090620.jpg大好きな作家:村上春樹氏の新作「1Q84」をやっと入手しました。
発売したら書店で買おうと思っていたら、ボヤボヤしているうちにあっという間に売り切れとなってしまい、完全に出遅れました(^^;)。
読売新聞に村上氏のインタビューが連日載っていたのに、
作品を読んでいない私はそれも我慢せねばならず、悔しい思いをしましたが、もう大丈夫!
予定より1週間も早く、昨日アマゾンから届きました。

読み出すと4〜5時間は平気で読み続けてしまう(というか、止められない)ので、ゆっくり時間をとれる来週から、
いざ読み始めよううと思います!
もったいなくて、ちょこちょこと細切れでは読めないのです。。

さて皆さんは外出中、急に次の予定までにかなりの時間が空いてしまったら、どうしますか?
そういうことがあると、まわりの人からは
「映画でも観たら?」とよく言われるのですが、
私は迷わず本屋へ向かい、気になっていた小説を1冊買ってカフェで読む...という方法を取ります。
4時間近くも居座られたら、カフェは迷惑かもしれないけど、
これは時間を潰すというより、あっという間に時間が過ぎる楽しい選択の1つなのです。

たぶん家で時間があっても、映画よりは本を読む方が多いかな。。
映像よりも、活字が好きなのでしょうね。

村上春樹氏の小説は、万人受けするものではないと思うけど、
あの世界観は独特で、でも難解奇怪なものでもなく、
文章の1つ1つが研ぎすまされていて余計なものがなく、完璧なのです。
めったにメディアに出ない方ですが、最近はインタビューにもけっこう応えていらっしゃるので
ファンとしては嬉しい限りです。

それから、昨日の暗闇カフェライブは、とても楽しく演奏できました。
素敵な雰囲気のお店なので、おかげさまで満員御礼。
席がなく、お帰りになっていただいたお客さまもいらっしゃったと聞きました。
大変申し訳ありませんでした...
トリ音さんとも再び共演計画中ですし、私は毎月どこかでライブを演っておりますので、
ぜひまたの機会に遊びにいらしてくださいませ。

今回観に来ていただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
そしてまたお会いできるのを、楽しみにしております。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F3.5 1/100 +0.7ev 54mm
あじさい第2弾。
今、どこでも花満開ですね。

2009年06月03日

紫陽花月にて

20090603.jpg早くも6月、紫陽花(あじさい)の綺麗な季節になりましたね。
この時期は何気ない住宅街の軒先や、電車の窓から大好きな紫陽花を観られるのが、とても嬉しいです。

先月末からまたライブ・ブッキング:夏の陣、打ち合わせ中です。
今年は本当に色々な方とご一緒させていただいて、充実感いっぱいです(^^)
その楽器に併せてアレンジや選曲を考えるので、今まで演ったことのなかった曲、
演りたくてもできなかった曲...などなどにチャレンジできて、
よって練習時間もかなり取るのだけれど、それもまた楽しい。。

さて、先月末のエレクトロニカ系イベントでは、まったく畑違いながら、
私もシンセシスな音とのコラボを満喫させていただきました。
いつも生楽器のナチュラルな音ばかり聴いている私としては、音色がまず久々で新鮮だったこともあるし、
ダンサーあり、トランペットの即興演奏あり、ハイレベルのバンドあり、
マック鍵盤あり...などなどのバラエティ豊富な内容に、
イチ観客としても見入ってしまって、あっという間の1日でした。
音楽表現の形は何でもいいんだ、好きなように自由にやれることが何より重要なんだ、と改めて認識。
ジャンルが違っても、他の方のライブを観るのは本当に勉強になります。


ブラジル音楽以外の、一般的なミュージシャンと話をしていると時々、
「ボサノバは古典芸能なのかな...」と感じることがあります。
もちろん、そういう部分もあると思うし、それが良い部分でもあるとも思うし、
よそ様の国の音楽を演っているので、守らなくてはならない「掟」みたいなものも確かにあるのですが、
私なりのオリジナリティの追求は、ずっと真摯に続けて行きたいと思うのでした。

そんな想いを胸に、
6月はピアノのトリ音さん、7月はフルートの大野さん、8月は初共演のチェロの星さん、
9月にはまたbarquinhoにパーカッションの井手野さんと出演します。
ピアノ伴奏で歌うのは久しぶり、
大野さんのフルートの音色は1か月空くと無性に聴きたくなるし、
チェロとの共演は悲願、
井手野さんとのボーカル・デュオも、かなり好評です。

同じ曲でもアプローチが違うとぜんぜん感じが変わりますので、ぜひぜひ1度、観にいらしてみてください(^^)
出演者一同、お待ちしております。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO1600 F9.0 1/10 0ev 25mm
タイトルとは全然違うけれど;夜のホームにて。
今年は写真も指向を変えて、暗めの作品を目指してみようかな。

2009年05月19日

ベビーコーンの謎

20090519.jpg毎年、この時期だけ出てくる生のベビーコーン。
初めて包葉に包まれた状態を見た時には何だかさっぱりわからず、「葱かな?」と思いました(^^;)

もともとミニチュア好きの私は、小さい野菜も可愛くて大好きです。
ベビーコーンは、芽キャベツや姫りんごみたいに、そういう品種なのかと思っていたら、
なんとこれはその名の通りの「とうもろこしの赤ちゃん」だったんです!

トウモロコシは、1株につき2〜3個の実をつけますが、
味を良くするために1つだけを残して他は取ってしまうのだそうです。
その取られた実がベビーコーン(ヤングコーン)で、従ってこの時期にしかないんですね。
育て方としては、林檎や梨などの間引きとも同じですが、
小さい実がそのままおいしく食べられるなんて驚きです。

写真は、左からだんだんその姿を現わすベビーコーン。
親トウモロコシと同様、たくさんの綺麗なひげ(絹糸と呼ぶそうです)に守られています。
ちなみに、この絹糸の数と実の数は同数なんだとか。
野菜や果物の色や形は、なんでこんなに機能的で綺麗なんだろうと、料理するたびにつくづく思います。

さて、今日はこれから24日ライブのリハです。
夏日になりそう?なので、リオ気分で頑張ります(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm
ISO100 F5.3 1/40 +1.7ev 35mm
期を逸して載せそびれた、昨年撮った写真。
今見ると、設定むちゃくちゃです(笑)が、
まだレンズをこれしか持っていなかったから、これでも苦戦したんでしょうね。

2009年03月16日

テレビ壊れる

20090316-3.jpg朝ごはんの準備をしながら観ていたら、バチッという音と共にテレビの映像が突然映らなくなりました。
一度消してもから点けても、コンセントを抜き差ししても直らず、
結局それきり、真っ黒な画面に音声だけが鳴っている状態になってしまったのです。

DVDが観たくて買ったこの大型液晶テレビは、まだ2年弱しか使っていません。
1年のメーカー保障は既に切れていますが、こんなこともあろうかと「5年延長保障」に入っていたので、とりあえずは安心してサポートセンターに電話をしたのでした。

家電が壊れると、その不便さよりも、修理の手配の方が憂鬱です。
来てもらう日には家にほぼ1日居なくてはいけないし、
いくらかかるのか? 新しく買った方が安いのか?...などなど、考えるだけでも気が重いのです。

もともとニュースくらいしかテレビは観ないし、壊れたことに関しては
  まぁ しょうがないか
くらいに思って、携帯のワンセグで凌いでいましたが、
携帯の小さな画面も、音だけの大きなテレビもさすがに味気なく...
やっぱり映像がないと、たとえニュースでもつまんないですね(苦笑)
故障から4日、こんな私も修理のサービスマンをすっかり待ちわびていました。


最近は、出張修理に来てもらっても、製品丸ごと交換ということもあるから、後ろを開けて修理したりはしないだろうな〜と思っていたら、いえいえ! 今回はその「背面を開けて修理」だったのです。
外側のカバーを外すと、思わず「わぁ〜すご〜い!」と言ってしまうほどの精巧な小宇宙。
そばで見ていたら、どうしても写真が撮りたくなってしまい...カメラを持って近寄ると、
「女の人の方が、こういう機械モノに興味があるみたいなんですよね〜」
と、気さくに撮らせてくれました。

なんでも、女性は「ちょっと見てていいですか?」と興味津々で傍に居る人もけっこう多いとか。
男性は意外にも「見たいけど、見ないフリ」という感じで、あまり近寄ってこないそうです(笑)
同じ男性でも年輩だと、
「昔はねぇ ブラウン管でね〜 俺もよく修理したんだよねぇ」
などと昔話を始める方とか、色々いるそうです。


なんだかんだで小1時間かかって、修理は完了。
ちなみに、5年保障に入っていないと、
正式には部品代、出張費、技術料などトータルで25000円程度かかることになったようです。
ただ「2年で壊れるのは早いので、ちょっとは考慮しますけどね〜」との事でした。

その後のテレビは順調です。
良かった、良かった。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.0 1/125 +1.0ev 50mm
液晶のライトを制御する基盤?が故障したようで、その部品を交換してもらいました。
テレビの中身は、想像通りの”機械”でした。

2009年03月09日

花粉症対策

20090310.jpg花粉症を発症して7年。
この季節は誰かに会うたびにこの話になりますが、
「花粉でつらい」と言いながらも、
  病院へ行っていない
  薬は飲んでいない
という方々が意外にも多いのでびっくりします。

でも、彼らにも
  眠くなるのがイヤだ
  薬は飲みたくない
  薬はどうせ効かない
  薬が体質に合わない
などという様々な事情や主張があって、
色々試してみたりはしたけど、結局は我慢している...という方もいらっしゃるようです。


でもでも、医療も変わっているんですよ!
昨年もブログに書いたけど、眠くならないし、副作用(口がちょっと乾くかな??程度)もほとんどない薬が、今は色々あるのです。
効き方には個人差はありますが、科学文明は進歩してますから、あきらめないで病院へ行って相談してみてください。
合う薬に出会えれば、花粉症人生が変わりますよ〜!
...と毎年、私は製薬会社のまわし者のようになっています(笑)


かく言う私も、今年初めて薬の調整がうまく行って、それほどつらくない春を迎えてはいますが、
それまでには色々ありました。
毎年、花粉の飛散量は違うし、もちろん体調も同じではないし、
薬の選択や飲むタイミング、量を失敗すれば、悲惨な春をすごすハメになり、
服用していてもたいして効果がない!ということもありました。
途中であれこれ変えることができない薬もあって、毎年、どれを試すかはある意味「賭け」なのです。。


耳鼻科や内科の先生と相談して3年ほど前から「クラリチン」に変えて、
やっと自分にあった服用タイミングと量を見つけました。
あとは、初歩的な花粉避け(マスクや空気清浄機など)生活を徹底すれば、私の場合はなんとかなるようです。
でも、「クラリチン」は比較的効果の穏やかな薬なので、これが今後ずっと通用するかは...??ですが(^^;)

本当は薬に頼らずに体質改善、生活習慣改善...が良いのかもしれませんが、
これ以上どうしろっていうの??というほど色々やっても、どうにもならないのですから仕方ありません。
仕事する以上、悠長なことも言ってられないし、私にとっては薬は大切な戦友なのです。。。


さて、本来なら避けたい花粉ピーク時のライブも、通常通りです。
2人とも花粉症ですが、演奏中は花粉には負けません!
この日は店内禁煙ですので、花粉症の方もぜひ(^^)


◆3/14(土)
『Juke Joint NASH』
JR 東小金井駅より徒歩5分 /西武多摩川線 新小金井駅より徒歩1分
Open)13:00~ Live Start)13:30~
柳沢暁子(Vo&Gr) 井手野 敦(Per)
→詳細は前述「3月のライブ」をご覧ください。

最後に、病院選びのポイントを1つ。
新しい薬をどんどん取り入れている、若めの医師の耳鼻科か内科がお薦めです。
先生も花粉症だと尚、良しです(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F2.0 1/100 +1.0ev 50mm
誕生日ケーキの1つ。
お菓子は、見ているだけでも幸せな気分になりますね。

2009年03月03日

困ってます。。

20090303.jpg何故かはわかりませんが、昔から、話している時に涙が溢れることがあります。
もともと涙もろい性質とは別で、どうもこれは悲しい涙ではなく
「おかしくて笑い過ぎて涙出ちゃった〜」という涙の一種のようです。

困るのは、別に大笑いしていなくても、それは突然やって来るということ。
私としては普通に話しているだけなのですが、一緒に居る人はちょっとビックリしますよね。
ウルウルするくらいならまだしも、溢れて流れ落ちる寸前くらいの量だけに、友達には
「なに泣いてんの?」
と笑われることもしばしば。
そうハッキリ言ってもらえれば、こちらも堂々と拭えるのですが、初対面だったりすると、相手もそうは行きません。
話しながら、

  あ〜 涙いつ拭こうこなぁ... 

と、そのタイミングを密かに伺うのも、けっこう大変です。。


たぶん、喋ることが、涙腺に何らかの刺激を与えるのでしょう。
カラーリングやパーマ液、マニキュアや強力接着剤なども、すぐに目に来るので、もともと目(の粘膜と涙腺)が弱いみたいです。


楽しい時やリラックスしている時に出てくる涙とはいえ、事前にいちいち説明する訳にもいかないし、
じゃあ、楽しい時ならいつでも涙が出るか?と言えば、そうとも限らないのが一筋縄ではいかないところ。
自分でも、制御不能なのです!


対策としては、

  あまり喋らない

くらいしか思いつきませんが、それは私には非現実的な方法(笑)。
”なるべく落ち着いてゆっくり話す”ように心掛けていますが、それがなかなか難しい...
一緒に居る人に不審感を与えないかとハラハラして、目下ちょっとした悩みなのです。


とりあえず、
私と一緒に喋っていて、私が泣いてそうに見えても
それは「楽しい、嬉しい」っていう表情の1つですので、心配しないでください(^^;)
そういう時は、「泣くな!」と直球で突っ込むか、見えないフリしてくださいね。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/30 +1.0ev 25mm
6月に出演予定のカフェの大テーブル。
まだまだ見当もつかないくらい先のような気がしますが、
きっと6月なんてすぐなんでしょうね...

2009年02月20日

No.1スイーツ

20090220.jpg北海道の老舗;六花亭のマルセイバターサンドが大好きです。
昔、会社員をしていた頃に、北海道出身の方が部のお土産に買ってきてくださったのが最初の出会いでした。
その時以来の大ファンです。

もともと
  レーズン、ラム(洋酒)、バター、小麦粉
の組み合わせが大好きなので、その手のお菓子に目がない私ではありますが、何でもよい訳ではありません。
六花亭のバタサンはその中でも究極の1品で、他社の色々なレーズンサンドとは別格。
とりあえずこのバタサンがあれば、ちょっとしたイヤなことなんか忘れられちゃいます。


しかし、要冷蔵(=賞味期限が短い)であること、東京には直営店がほとんどないことから
なかなか「いつでも好きな時に買う」ことができません。
とはいえ、「会えない」と余計に好きに拍車がかかるのは、恋愛と同じ(?)で、
たまに見つけた時には、その喜びは数十倍にも増長されます。

有名デパートで定期的に行われる「北海道名産店」などで偶然出会った時には迷わず「買い!」です。
しかし、バレンタインの時期には、六花亭のチョコレートに便乗してバタサンも販売されるので
出会う確立が非常に高くなり、2月はゴールデン・シーズンでもあります。
そしてなぜか、私の行く場所、行く場所にバタサンが...ということも珍しくありません。
普段は行かないような場所に急に行きたくなって、そしたらバタサンが!!
...まさに「導かれし」現象で、本能的なものかも。。。と私は勝手に思っています。

よって、この時期、
六花亭やロイズの北海道産チョコレートの冷蔵販売ボックスをチラとでも見かけたら、
私はとにかく一目散に近付くのです。


そして、あまりにも好きなので、自分にルールを設けています。
 1)買うのは、1度に10コまで。
 2)食べるのは、1日に2コまで。
 3)食べる時は、1度に1コまで。

もうちょっと食べられる!くらいがちょうど良いのです。
1コを大切に食べながら、その余韻にまで浸るのが私流のバタサンへの敬意。
ラーメン好きが「どんぶりの汁まで飲み干す」みたいな感じでしょうか。
六花亭さん、これからも美味しいバタサンをよろしくお願いします(^^)

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F2.8 1/100 +1.0ev 50mm
六花亭のマルセイバターサンド。10ケ入り1150円(税込)。
写真を撮る前にいつも食べ終わってしまい、今年3度目でやっと撮影に成功しました(^^)

2009年02月09日

ちょっと歌って弾いてみる。

20090209.jpg歌の生徒さんに楽典を教えることになって、有名楽器店に教材を探しに行った時のこと。
子供用しかないかな...などと思ったら、大間違い!
「大人のための楽典」なる本が想像以上に色々あるのです。
最近は何でもあるんだな〜と思いながらふと、となりの本棚に目をやると...

そこには、ピアノ教室運営に関するノウハウ本が、ズラリと並んでいました。
どうやったら生徒が集まるか、魅力的な教室作りとは、言う事をきかない子供にどう教えるか...
などの様々なテーマを書いた本がびっくりするほど揃っていました。
これらがどのくらい本当に参考になるのかはわかりませんが、ピアノ自体を習う子供が減っている今、ピアノの先生たちも大変なんだろうなとお察しします。
そして、何冊かをパラパラとめくっていると、その中の1冊に興味深い一節を見つけました。

======
ピアノを習いに来る人(ここでは子供を想定しているので、面談の対象は親)の動機には、
大きく下記の2つがある。

1)子供をプロの音楽家として育てたい。
2)子供に趣味として始めさせたいが、何かの時にちょっと1曲弾けるくらいになってほしい。

1)の、プロの音楽家を目指すなら、それだけの覚悟が親にもあるので良いのだが、
そういう人は、そんなには多くないだろう。
ほとんどは2)の場合で、その対応こそ心して取り組まなければいけない。

なぜなら”何かの時に、ちょっと1曲弾けるくらいになる”というのは、
友達や親戚が集まった場所などで、急に
「○○ちゃん、ピアノ弾けるんでしょ、何か弾いてよ」
と言われて、
「あ、いいいよ。 何がいい? ショパンとかどう?」
なんて言いながらサラッと1曲、もちろん暗譜で弾きこなし、
「いいわね〜 上手ね〜」「ねぇ、ねぇ、じゃあ△△△ていう曲は弾ける?」
と、皆に誉められ、羨ましがられる...というようなシチュエーションを想定していると思われる。

が、しかし。
こんなことができるのは実はプロ並みの腕前だ!!
これは、本来なら趣味のレベルではない!!

=====

...という内容だったのです。

こういうことは一番難しいことなのに、そうとは思わずに、それを願って習いに来る。
しかしながら、それを「ただの趣味」と言う親がとても多い現実を、きちんと理解しなければいけません。
趣味で習いに来る人というのは、実はとてもレベルの高いことを望んでいるのです!!
と、その本は綴っておりました。

これは、衝撃でした。
確かに、急に「弾いて」と言われて、咄嗟に上手に弾いて聴かせるというのは易しいことではありません。
ましてやリクエストに応えるなど、相当の力量が必要です。

とはいえ、まぁ、とりあえず筆者は
「趣味だからって、適当に教えれば良いと思うな」
と言いたいのでしょう。
そりゃそうです。同感です。
それに、子供を教えるのは、同時に親にも教えるような部分もあって、大人対象とは違うレッスンの難しさも、チラリと垣間見たのでした。

そういえば、ボサノバを習いにいらっしゃる方も、

  ちょっと1曲、ギターを弾けるようになりたい。
  ちょっと1曲、好きな歌を口ずさめるようになりたい。

と、ほとんどの方がおっしゃいます。

今までは、うんうん、そうですねぇ!という感じで、特に気にしたことはありませんでしたが、
ある意味、この本と共通している部分もあるかもしれません。
でも私は、今回のことをきっかけに、
「それは、実は難しいことなんですよ〜!」なんて生徒さんに言ったりする気は全くないですよ。
だって、目的意識は習い事に一番必要ですし、大人の場合は、ほぼそれだけ=自らの意志しか、強制力がないのですから。
さらっと弾きこなせて歌える素敵な私...は、上達のためのとても大切なビジョンなのです(^^)


さて、己はどうか?と問えば、不思議なことに「ちょっと○○できたら...」とは思わないようです。
何でも何かを始める時は、かなり気合いが入って、本当にできるかどうかは別として
「私、これで喰っていけるかも!!」と思いながらやってしまうタイプ(^^;)。
そのかわり何となく続く...というものもあまりなく、最初からやれそうにないことには手を出さないし、駄目ならスッパリ止めてしまう。
しかし、好きになったら性懲りもなくあきらめず、続くものは長い。
非常にハッキリしています。

でも、そうですね。
普通は気軽に「ちょっとできたらいいなぁ」って思いますよね。


私は、4歳からピアノを習い始めましたが、弾くのはまだ良いとして、聴音や記譜は大嫌いな子供でした。
練習はあまりしないし、しかも頑固で、たぶん先生はかなり教えずらかったのではないか...と思います。
母親にバシバシ叩かれて、泣きながらト音記号をノートいっぱいに書かされていた事位しか今では覚えていませんが、
今にして思えば、4歳児に酷な事しますよね!
先日、母にその話をしたら
「そんな事したかしら?? あの頃はお母さんも若かったからね〜」
と、笑っていました(^^;)

その甲斐あってか、物心ついた頃には、だいたいの音感と楽典の知識が自然に入っていたことには
今はとても感謝しています。
やっぱりこれは、私のピアノの先生と母親が頑張ったんでしょうね。


ピアノの先生グッズはその他にも色々。
出席簿、レッスン代金袋にはじまり、「お休みがちな生徒さんの管理にも最適!」とうい帯の付いた;
毎回のレッスン記録をつける手帳などなど、様々なサポート用品が揃っていました。
教えるのも教わるのも、どちらも奥が深いなと思いながら、楽器店を後にしたのでした。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F2.0 1/100 +1.0ev 50mm
巷ではバレンタインのチョコレート商戦たけなわですね。
今年は本命チョコ1本に絞り、自分用チョコも控えています。
なぜなら、昨年の2/14に、私は入院していたから〜!!
この冬は、体調にはものすごく注意しております(^^;)

2009年01月30日

仲良しです♪

20090130.jpg譜面専用ソフト「シベリウス」(通称;シベさん)が届いて早2週間。
毎日少しずつ、仲良くなっています。
先日、やっと記念すべき1曲目の譜面が出来上がり、
以後、1曲毎に少しずつ複雑なことができるようになってきました。

自分仕様のショートカット・キー設定をしたら音符入力も飛躍的に早くなって、編集作業も楽し〜い!!
長年の悩みの種だった移調が、コードまで全部一気に一瞬で完璧にできたのも感動ものでした。
どんどん綺麗に完成していく様子に、

  おぉ〜 すごーい!

と、その度に1人感嘆、ご満悦状態です(笑)
だって、まるで買った譜面みたいになるんですよ!(専用ソフトだから当たり前ですが...^^;)


もちろん、色々な事ができるというのは=複雑でもあるので、けっこう真剣に向き合わないと理解できないことも多々あって、
疲れてくると、何度マニュアルを読んでも「はて??」という事態に陥ります。
そんな時は一度休んで、大好きなラミーチョコを食べたり、紅茶を飲んだり、歌ったり、ギター弾いたり、昼寝をしたりして
頭をリフレッシュさせてから取り組むと、意外にすんなり判ったり...
そんなことの繰り返しをしながらの作業です。


とにもかくにも、

   これでわからなかったら私、馬鹿だよね...(^^;)

というくらいわかりやすい紙マニュアルと、概要を説明するチュートリアルビデオ、
そしてオンラインマニュアルが付いているので、何とかなります...というか、やらざるを得ません。
オーケストラの譜面まで完璧に書くことができるスーパーソフト「シベリウス」ですが、
私が使うのは、そのほんの1部分にすぎず、知れば知るほど「宝の持ち腐れ」「猫に小判」...。
でも、その位できるソフトじゃないと思い通りにならないんですから、仕方なかったんです。


強いて言えば、最初ちょっと戸惑ったのは記譜用記号の「名称」を知らなかったこと。
例えば、”最初の4小節は、歌は休みで、コードは同じ”の場合、その4小節を1小節にまとめるマークがあって、
上に小節数「4」と書くのですが(写真のPC画面の1小節目、見えますか?)、
そのマークの名前がわからない... これ、「マルチレスト」と言うそうです。

他にも、メロディーのブロック毎につける「A」、「B」、「C」などのマーク。
構成をわかりやすくするために付ける(いわゆる、Aメロ、Bメロってやつです)あのマークは、
「リハーサルマーク」と呼ぶのだそうです。

名称がわからないとマニュアルの探し用がないので、それとなく近い場所をパラパラしたり...??
いえいえ! これも、良く使うものは、マニュアルに様々な記譜例が出ているので、そこからすぐに見つけられるようになっています。


他にも、シベさんには賢い機能が目白押しです。
もっともっと色々できるけど、私の頭が追いつかないので、簡単な例しか上げられませんが、
演奏用のマークをつければ、1番括弧、2番括弧の通り、繰り返しはもちろんのこと、
リトルダンドだって、クレッシェンドだって、スタッカートなどのアーティキュレーションだって
ちゃんとその通り再生します。
「この記号は、何だったっけ...」という遠い記憶を呼び覚ましながら、楽典の復習にもなります(笑)


ギターのダイヤグラム(押弦を視覚的に表記した図/TAB譜とは違いますが、TABでも再生可)を設定すれば、
簡易的にコードの演奏もしてくれます。
しかし、ボサノバのコードというのはテンションの書き方も、コ−ドの押え方も特殊で(決して難しい訳ではないのですが)、
さすがのシベさんもこれには対応していないので、どちらも自分で追加設定しなければなりません。

例えば簡単な例で言うと、ボサノバではDm7/9というコード形態をよく使います。
でも、普通はこういう書き方をせず、Dm9と書きます。
これは「9と書いたら7も弾く」とう定義に基づいているのですが、ボサの場合は7も9も両方書くのです。
逆に、通常ジャズなどでは書くけど、ボサでは書かないというテンション表記もあって(こちらはものすごく沢山すでに設定があるのですが)、
あらためてボサのコードって変わってるんだな〜と思いました。

ダイヤグラムまではまだ手が廻っていないけれど、やっとのことで表記の方のカスタマイズはしたので、
コード表記入力は楽になりました。
後は実際に作成しながら、自分がよく使う機能と使わない機能を見極めて行きたいと思います。

そして、あらためて市販の楽譜をよ〜くよ〜く見るようになりました。
「そうか、ここはこうやって書くんだ」とか、「へー、こうなってたんだ」とか、
今までまったく気にも留めていなかった事が気になるようになって、

  何でもなく”スーッ”と読める譜面というのは、実は凄いんだ!

と、「病気になって初めて知る健康のありがたさ」みたいな感覚を味わっている今日この頃です。
シベさん修行は、これからも続きます!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F3.2 1/125 +0.7ev 25mm
1曲目制作途中のAry Barroso「E' luxo so'」の譜面。
歌詞はまだ表記していませんが、この後、付けました。
アナログ人間の私は紙マニュアルが大好きで、
左奥に写っている辞書みたいな分厚いマニュアルが、頼もしい味方です。

2009年01月28日

最近のお気に入り(2)

20090128.jpgiPod用スピーカーです。
iPod nanoを購入してから、その便利さに脱帽で、家でも聴けるように専用スピーカーが欲しくなったのです。

スピーカーも今は色々あるけれど、まずは実際に音を聴いてみないと!ということで、近所の家電量販店へ。
デジタルオーディオプレーヤー用スピーカーコーナーに自分のiPodを持参して、
しつこく寄ってくる某メーカーの説明販売員を振りきりながら、ありとあらゆるメーカーの製品で音を聴き比べました(^^;)
店鋪内は結構うるさいため、もちろん正しい判断は難しいのですが、だいたいの傾向はわかります。
結果、BOSEとJBLが残りました。

帰宅してからネットで商品情報をさらに調べ、迷うこと1日。

でも、ボサノバをBOSEで聴くか??
...となると、ちょっと違う気もして、音がナチュラルなJBLに決めました。

数日後、届いたスピーカーを勇んで開けて自宅であらためて聴くと、本体は小さいけれど、芯があって綺麗な音です。
良いスピーカーは、音が小さくても細部までよく聴こえるし、何よりも長時間聴いていても疲れないのだな〜と思いました。


考えてみたら、それなりのモニタースピーカーは持っているけれど、観賞用の良いスピーカーは、持ってなかったんですよね。
ラジカセや、ポータブルCDデッキは、どうしても音が俗っぽいというか....低音や高音が良くなくて、バランスが悪いのです。


これは本体も軽いし、リモコンも付いていて、操作も簡単。
iPodの充電もできるので、本当に便利です!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
デザインがシンプルなのが気に入っています。
毎日フル稼働中。
ISO400 F3.2 1/60 +0.3ev 25mm

2009年01月25日

最近のお気に入り(1)

20090125.jpgハチミツ・ディズペンサーを買いました。
カフェなどお店で見かけたことのある、ハチミツ専用のサーバーです。

しかし、欲しいと思うとなかなか売ってないんですよね。
色々なお店を廻っても巡り合えなくて、結局ネットで購入しました。

下の部分がカップ型の受け皿になっていて、
上部を持ち上げて上のレバーを押すと、底からハチミツがトロ〜ンと出てくるしくみです。

瓶からスプーンですくうと思うと、

  これにハチミツ入れたい、かけたい

と思っても、

  ま、いいか

という事も多かったので、ずっと欲しかったのです。

上手くやらないと瓶の口がベタベタするし、思い切り蓋を閉めると次の時に開けるの大変だし、
だからと言ってちゃんと閉めないと品質に影響あるだろうし、
小さい瓶で買うとすぐなくなっちゃうし、大きい瓶で買うと重くて扱いずらいし、
プラスチック容器のは美味しくないし.... あーー面倒!!
でもハチミツ好きだし.. というジレンマから見事解放されました(^^)


ハニカム柄も可愛くて、目下お気に入りの1つです。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ハチミツを使う頻度が増えました。
ISO400 F2.8 1/500 +1.3ev 25mm

2009年01月03日

フィナーレ or シベリウス?

20090103-1.jpg譜面ソフトを買い替えることになりました。
今までは
「どうしてコレ使ってるの??」
と皆に不思議がられるようなソフトを使っていたのですが(別件の仕事で使っている関係で、慣れているので早かったのです)、
このソフトはMac/G4のOS9にしか対応しておらず、それを繋いでいるプリンターが壊れてしまったのです。

プリンターは7年前に購入してからずっとの相棒。
でも、数カ月前から徐々に調子がおかしかくなって、黒インクだけがかすれて、直って、また出なくなり...
騙し騙ししながら使い続けるも、ついには真っ白な紙が出て来るのみになり、そしてまったく印刷できなくなってしまいました。


ソフト自体は印刷さえしなければ使えるし、パソコンだっておかしくもない。
プリントもカラーの方は何ともないので、簡単にあきらめるのも悔しい!
もちろん保障期間は過ぎているけれど、数万円位だったら修理してもらおうとメーカーのエプソンに電話をしてみました。
しかし、私の話を聞いたオペレーターは、
「それはインクのヘッドの部品を交換すれば直りますが、
 その品番の商品は製造打切後7年が経過していて部品がすでにありませんので、修理できません」
と、ニベもない返事。
多少は予想していた返事だったとはいえ、ショックです。
取りつく島もない対応に、言っても仕方が無いとはわかっていながらも
「それは、あきらめろってことですか...」
と言ってみたら、
「さようでございます」。
...そうですか。
もう、どうにもならないそうです。


さて、電話を切って、途方に暮れました。
実は、もう1台MacBookがあって、それには新しいエプソンのプリンターが繋がっているのですが、このMacBookはOS Xなので、今までの譜面ソフトの方が対応しておらず、使えないのです。
文明の進歩も、良し悪しですよね。
新しくなると、どんどん古いのには対応しなくなって、全部をバージョンアップしていかなくちゃならない...
仕方ないですが、あーこれはダメなんだ、こっちでは使えるけど、こっちは使えないんだ とか、
そういうのを考えるのが、なんて面倒なことか!!

でもでも。
結局はいつか譜面ソフトは専門のを買わねばならないとは思っていたのです。
こういう状況にでもならないと、私はいつまでも「コードと歌詞は後から手書きで...」なんてやってると思いますから、これは神様が
「いい加減に譜面専門ソフト買え!」
とおっしゃっているのだと思うことにして、しぶしぶ次のステップの”迷い”へ突入したのでした。


それは、何の譜面ソフトを買うか?という迷いです。
譜面専門ソフトには「フィナーレ」と「シベリウス」という2つの大御所が存在します。
どちらも熱心なユーザーがいて、当然ですが、自分の使っているソフトを
「こっちが良いよ!」
と言うのです(^^;)
使い勝手には好みがありますから、最終的には自分で判断するしかありませんが、一応、どちらの意見も参考にさせていただいて、まずはお試し版をダウンロード。
いざ簡単な譜面を書いてみることにしました。


まずは「フィナーレ」です。
しかし、何かしようと思うたびに、
  これは? あれ、どこでできるのかな、
  こうするとなるのかな? あれ〜ならないな...
  こっち? 違うな〜 あ、これかな。違うな...
という感じで、いつも

  えーっと、マニュアル、マニュアル...

とマニュアルを検索するハメになります。
 
  こんな簡単なことがどうしてできないの??
  どうすればいいのっっ??

なかなか進まなくて、あーでもない、こーでもないとやっているうちに、

  んぎゃ〜〜〜 わかんないよっっ!!

と、マウスを握りつぶしたくなり...(>_<)
まるで作法もお家ルールも全く違うよそのお宅で急に
「まかせるから、夕食を作って」と言われたみたいな感じとでも言いましょうか。

  キッチンバサミって、どこにあるの?
  お茶はどれで飲むのかなぁ〜
  お砂糖はどこかな...醤油は...お塩は...
  ここ? あれ? あっち?  ...てな感覚です。

台所というのは、普段使う人の個性が凝縮されていると思うのですよ。
使っているものは同じでも、片付け方や道具の使い方は結構人それぞれで違うので、
「(料理は)できるけど、(使いたい道具が)あるはずなのに、ない!」
というもどかしさが、とってもよく似ていると思ったのです。

予想される物が予想される場所にない不安。
想像しうる範囲にそれがない苛立ち。
...そういう事があまりに多く、

  うーん、どうしようかな。

というのが、試してみた感想でした。
そりゃあ数日間真剣に使って慣れればできるでしょうけど(台所も1回慣れれば大丈夫)、
買ったとしても、まずはマニュアルを読破して
「フィナーレの考え方の基本」
を徹底的に頭に叩き込まないと駄目そうです。


対して「シベリウス」。
画面が開いた途端に、まずMacっぽい(笑)!
パソコン人生=ほぼずっとMacユーザーの私としては、それだけで何となく親近感が沸きます。
そして簡単な譜面を入力。
こっちは、わりとすんなりです。
少し使ってからチュートリアルビデオをちょっと観て、わからなかった所をフムフムと補足。
あとはマニュアルを見なくても、だいたい「これはこのへんだろう」という予測が当たるので、フィナーレのようなストレスがありません。
ヘルプも、探している項目はどこを探せば良いのかという所まで教えてくれるし、アイコンもメニューのカテゴリー分類もわかりやすい。
シベさん、私と気が合うじゃない!!

  おー これなら行けるかも。

ということで結局、「シベリウス」に決めました。
もちろん「フィナーレ」も悪くはないし、タダでくれると言うなら、私だって頑張って「フィナーレ」を使いますよ(笑)。
でも、選んで買うなら「シベリウス」。こっちの方が相性が良いみたいです。

たぶん、「フィナーレ」と「シベリウス」は、「Windows」と「Mac」くらいの違いがあるのではないでしょうか。それぞれの考え方というか、概念が自分の中にないと、使いずらいと感じるようです。
こんなこと自慢にもなりませんけど、私なんてWindowsでは、入れたCDRをPCの外に出すことすら、誰かに聞かないとできませんから(苦笑)


新しい譜面ソフトではギターのダイヤグラムも表示できるし、移調したらコードも一緒に移調されるので書き直さなくて済むし、本当に便利になりそうです。
使いこなすまでは手書きの方が早いかもしれないけど、大変なのは最初だけですからね。
綺麗な譜面が出来た時の、あの達成感は大好き!
みんなが見易い譜面を目指して、楽しんで頑張ろうと思います。


ちなみに「シベリウス」とは、北欧の著名な作曲家のお名前だそうです。
私はてっきり、星の名前かと思っていました。
シリウスとか、ケンタウルスとか、ベラトリックスとか...なんか似てませんか??

20090103-5.jpg
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
●マンダリンオリエンタル東京 37Fのカフェ&バー。
「お正月はホテルでブッフェが食べたい!」という母の希望で、
今年は家族総出でニューイヤー・ランチブッフェに行き、その後に立寄りました。
ISO400 F2.8 1/60  +0.7ev 25mm

●窓からは壮大な東京の風景と富士山を一望。
夜景も素敵でしょうね。
ISO400 F2.8 1/640  +0.7ev 25mm

2009年01月01日

謹賀新年

20090101.jpg
明けましておめでとうございます。
本年も色々な方々に色々とお世話になることと思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。

素敵な1年となりますように!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
写真を先に見た人が、後で原物を見て
「え〜っ こんなに小さいんだ!!」と驚くミニチュアの牛。
とってもフォトジェニックな牛さんです。
ISO400 F4.5 1/50 +0.3ev 50mm

2008年12月31日

本年も感謝御礼

20081231-1.jpg仕事納め&忘年会を兼ねて、銀座をブラブラしてきました。
不況なんてどこの話?というほど、海外ブランド店にもデパートにも人がいっぱい!
しかも、みんなバンバン買っている...
銀座は、街の高級イメージ維持に成功しているな〜などと思いつつ、
今回のお目当ては、チョコレート店;ピエール・マルコリーニのカフェのパフェです(^^)
いつ行っても行列がすごくて諦めていたのですが、どうしても年内に食べたかったのです。

しかし。
さすがに年末だし、そんなに混んでいないのでは...という期待空しく、寒空の下にまたもや長蛇の列が...
それでも、いつもよりは若干少なめです。
今回は絶対に頑張る!と覚悟して列に加わったものの、表通りから1本入った場所なので日も当たらないし、ちょうど風が通り抜ける道筋にもなっていて、とにかく寒い!寒い!寒〜い!!
列の真ん中にストーブでも置いてください!!という感じです。
これからアイスクリームを食べるなんて、大丈夫かしら(^^;)と思いながらも、
「このくらいなら待ち時間は最低30分くらい」
といういう店員さんの言葉を信じて待つこと40分、足が痺れて、ポケットで握っていたカイロが破けそうになった頃、やっと入れました。

もともと24席しかなく狭いので仕方ないですが、そのうち半分はカウンター。
本当はテーブル席でゆっくりしたかったけれど、あまりの寒さに
「もう、カウンターでも何でも良いです!」
ということでカウンター席で念願のパフェと紅茶をいただきました。
パフェは数種類ありますが、今回頼んだのはスタンダードなチョコレート・パフェ。
甘過ぎず、しつこ過ぎず、大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい量です。
いつもならフルサイズのパフェはとうてい全部食べられない私も、すべておいしくいただけました。
そして紅茶でのんびり温まり、店を後にしました。

でも、このパフェなんと1600円です...
ちょっとしたゴハンが食べられる金額ですよね。
結局、お腹がいっぱいで夕飯は食べられなかったので同じかも...しれませんが(苦笑)。

さて来年は、同じくチョコで有名なジャン・ポール・エバンのカフェへ。
あそこは伊勢丹の中なので、冬でも並んでて寒くないし頑張ります〜!

20081231-2.jpg20081231-3.jpg

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
●看板メニューのチョコレートパフェ
アイスクリームはもちろん、添えられたチョコレートムースもとっても美味でした。
ISO400 F3.5 1/50 +0.3ev 25mm

●お店の概観には大きなリボンがディスプレイ。
ISO400 F3.5 1/60 +0.3ev 25mm

●紅茶やコーヒーには、チョコレートが各1枚付きます。
ISO400 F2.8 1/100 +0.7ev 25mm


=============================
それでは、
今年1年、お世話になった方々、
私の音楽を聴いてくださった皆様、ライブに足を運んでくださった皆様、
CDを買ってくださった皆様、そしてブログを読んでくださった皆様、
本当にどうもありがとうございました。

デジタル一眼レフカメラとの格闘で始まり、
写真を撮って、ギターを弾いて、歌っている間に気が付いたら12/31だった...という印象ですが、
いつも私をサポートしてくれる心優しい皆様のおかげで、良い1年でした。
来年はさらに精進して、それらを形にして行きたいと思っています。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様も良いお年をお迎えください。

2008年12月15日

猫と会話

20081215.jpg猫好きなら誰でもやっているであろうこと...
それは、『ノラ猫に話しかける』こと!

かく言う私も、ノラ猫を見かけると、まわりに人がいないかを確かめて(とりあえず、これは重要 ^^;)、とにかく「にゃ〜」と鳴きマネをしてみます。

猫は高音に反応するらしく、意外にもけっこう返事をしてくれるんです。
私の経験では、だいたい半分くらいのノラ猫が、呼び掛けに「ニャ〜」と返してくれます。

もちろん、残りの半分のノラは、
「あんた、誰?」
「何の用?」
という怪訝な顔で、ちょっと距離を置いたままジーッととこちらを見るか、寄って行くだけで脱兎のごとく逃げ出すものまで色々です。
でも、返事をしてくれるノラは

「にゃー」(こんにちは)
「ニャ〜」(こんにちは)
「にゃー」(今日は寒いね〜)
「ニャ〜」(まったく)

と(カッコ内はそう言ってるつもり)、何度でも渡り鳴き返してくれるので、まるで会話をしているかのようになり、猫好き心をくすぐります。

もしかしたら、猫の方は
 「ごはん...?」とか、あるいは「ちっ アイツまた来たよ」「しつこいな〜」
と言っているのかもしれませんが、ここは都合の良いように解釈。

時々は、猫の方から話しかけてくることもあるし、話しながらついて来たり、
脇をしばらく歩いてくれる猫もいて、さながらお友達感覚です。
これは、ハタから見たらかなりマヌケな様子かもしれませんが、
同じような人を見かけることもしばしばなので、決して私だけじゃないはず?!
警戒心の強いノラを瞬く間にジャレ猫にしてしまえるような猫使い(猫が大好きで、猫の扱いに長けている)の友人によると、会話なんか朝飯前で、撫でたり遊んだりもできるそうですから、私なんてまだまだですけどね。


と、そんなある日、近所の道を歩いていると、いつも話ができるノラ猫が、前からやって来るのが見えました。
「あ、あの黒白ネコだ!」
と思い、鳴きマネ準備に入ったのですが...
この日の黒白ネコは何かとても急いでいたのです。
前をキリリと見つめ、長いしっぽを斜め後ろにピンと伸ばし、
歩かず、走らず、絶妙な歩調で、タッタッタッタッタッと道の端を人に紛れて進んで来ます。

どこ行くんだろう〜?

そしてすれ違う瞬間、右横下を一目散に歩いて行く猫を目で追いながらも、
結局、私は声を掛けられませんでした。。


そして、思い出したのです。
その昔、キャッチセールスが
「街頭で人に声を掛ける時は、暇そうにブラブラ歩いている人を狙う」
とテレビのインタビューで言っていたことを。
何か目的があってサッサと歩いている人は、立ち止まらない確率が高いので、声は掛けないのだそうです。
それが、実感としてとてもよーくわかった気がしました。


忙しそうなノラ猫に声を掛けられない自分って...(笑)
まぁ、そんな日もありますね。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO200 F2.8 1/2500
子供に絶大な人気の、駅前にある猫の銅像。
一昨年には赤いマフラーぐるぐる巻き、昨年は簡易的なフェルトの衣装、
そして今年は、専用にかわいいケープと帽子まで作ってもらったようです。
年々ゴージャスになります。
後ろに見えるのはサックス吹きおじさん銅像の背中です。
 

2008年12月08日

迷って迷って...

20081207.jpg今まで使っていたダイニングテーブルの椅子が崩壊しそうになってきた(^^;)ので、年内にテーブルとセットで買い替えることにしました。
ずーっと思い描いていたのにピッタリな商品を見つけたのはいいものの、テーブルの長さが2種類あって、そこでハマってしまいました。

  160センチにするか?
  190センチにするか?

既存のテーブルは140センチです。
どうせならど〜んと大きなテーブルが欲しかったのので、思い切って190という案も考えたのですが、
奥行きも前より10センチ広くなるし、椅子も2まわり位大きくなります。
それをこの部屋に置いたらどうなるか...
頭の中は、ずーーーっとシュミレーションモード。
商品の写真を見ながら食事して、お茶を飲んで、
料理をしながら考えて、キッチンから見えるダイニングを想像して、
設置する場所の家具移動に伴う家具移動、片付けをしながら...と、妄想生活2週間。

結局、最初の直感に従うことにして、160センチに決めました。

そして、そのせいかどうかはわかりませんが、先週は1週間ずっと頭痛に悩まされてしまいました。
もともと緊張性頭痛(正確には、片頭痛とは違います)持ちなのですが、年に数回、処方してもらっている薬が効かないくらいにしぶといのがやって来て、それが何日も続いて、治まったり、悪くなったり...
太陽の光や、立ったり座ったり(頭の位置が変わると、血液の流れが変わって痛みが起こるようです)が駄目なので、こういう時は、暗い部屋でじーっと横になっているしかありません。

どうやらこのガンコ頭痛、様々な多忙から解放されて「ホッとする」瞬間が危険で、
ものすごく忙しいまっただ中や、外で仕事の時、誰かと話したり会ったりしている時にはなりません。
たとえ前日の痛みが残っていても薬は効いて、不思議と一時的に治まります。
低気圧とも関係あるようですが、どうしようもないんですよね。。
なので最近は、痛くても2日目からは無理矢理外出。その方が早く良くなるようです。
せっかく家でゆっくりしようと思っている時に頭痛になるなのは、ホントに悔しい〜!!
でも、頭痛で救急車で運ばれている友人もいますから、じっとしていて済むのなら、まだ軽いほうなのかも...

ということで、昨日あたりからやっと頭痛とも完全にサヨナラして楽になりました!
新しいテーブルも椅子も、前のより大きいので、なんとなくまだ「座らせてもらっている」という感じですが、だんだん慣れてきました。
家具だけでも、かなり部屋の雰囲気が変わりますね。
なんだかよその家に来たみたいです!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
なんとか片付いた現在のリビング。
まだまだ発展途上中!
ISO400 F5.0 1/80  -0.3ev 19mm

2008年12月02日

爪補修

20081202.jpg気が付いたらもう12月。街もすっかりクリスマスムードですね。
さて、先日のライブも楽しく終了♪
でも実は、爪でちょっとヒヤヒヤしていました。

普段は特別トラブルなど一切ない丈夫な爪なのですが、
先月、不覚にも左手親指と、右手人差し指の2本の爪を自ら損傷してしまったのです。

左手親指は、栗の皮剥きをしている時に、包丁の刃が爪にスパッと刺さって(なぜか指先は無事)、
ほぼ真ん中に5ミリほど縦の切れ目が。
右手人差し指は、引き出しを開けようとしたら、思いの外その引き出しが重くて、爪だけがひっかかって&ひっくり返ってしまい(これは痛かった)、左3分の1くらいの場所に横に白い筋が入ってしまいました。

そう、この時はどちらも折れてはいないのです。
ところがどっこい、爪も生きている!
切れ目が入った場所、筋が入った場所から、日に日にに生気が失われていくではありませんか。
しかも、ほんの僅かな切れ目にも、髪がひっかかる...
こんな些細な事が不快この上なく、折れ防止、引っ掛かり防止にバンドエイドを貼って凌ぐ毎日を送ること1週間。
しかしながらバンドエイドじゃ見た目も悪いし、指先にまでテープが廻るので、感覚がなくなってしまい、日常生活がとってもとっても不便なのです。

そうこうする内に、損傷した所からモロくなった爪は、だんだん割れてくるようになりました。
指先の肉にくっついてはいるので、バキッとはいかないまでもグラグラとしてきて、上部が取れるのも時間の問題...
もはやバンドエイドでは防ぎようがありません。

そこで、ネイルケア売り場に行ってみることに。
確か昔、クラシックギター演奏のために爪を伸ばしている人から、補修製品があるという話を聞いたことがあったので、きっと何かあるだろうと思ったのです。
でも、メインはおしゃれ用の付け爪ばかりで、なかなか目指すものが見つかりません。
最初は補強用のネイルコートを試してみましたが、はっきり言ってまったく効果ナシ!
これは「爪がもともと弱いけど、マニキュアでおしゃれをしたい人」向けですね。
爪が指の皮1枚(?)で繋がっている人には、まったく無力でした。

この際、付け爪でもしてみるかとも思いましたが、いかんせん、これじゃギターが弾けないよなぁ...(^^;)
左手親指は、演奏に直接は関係ないとはいえ、左手指4本の力を受けるので、爪が半分でも折れたりすると、やっぱり影響はありそうだし、右手人指し指に至っては、影響大なんてもんじゃありません。
ボサは爪弾きでも指弾きでもOKなのですが、今はクラシック演奏のために右手だけ爪を伸ばしている関係で、ここ最近1年ほどはボサも爪弾きです。
もし右手人指し指の爪が折れて短くせざるを得ない状態になると、音を揃えるために他の指の爪もすべて切らなくてはなりません...
というより、爪が折れたら、ギターは痛くて弾けないかも!!

これは何とかしなくては...と、出かける度にあちこちのネイルケア売り場を探しまわり、
やっと補修用シルクシートを見つけました。
ネイルジェル(爪専用接着剤)で爪に直接シートを貼り、上からマニキュア等でコートして仕上げます。

早速試してみると、細かな作業はちょっと大変でしたが、なんとかなりました!
容赦なく水仕事をしても、とりあえず10日は持ちます。
ギターも弾けます。
剥がれてきたら、ぬるま湯につけてゆっくり剥がして、もう一度新しいシートで補修すればOK。
使用感もいたって快適で、自爪となんら変わりありません。
割れそうな場所が爪切りで切れる所(上)に来るまで頑張れれば良いので、この分なら爪が完全に元に戻るまで、乗り切れそうです。

たかが爪1枚、されど爪1枚。
折れたり割れたりすると、こんなに不便だとは...(>_<)
今後はよーく気をつけようと思います。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
左からシルクシート、接着材、
補強用マニキュア、トップコート、普通のマニキュア です。
シルクシートは、爪の長さや大きさに合わせてカットして使います。
ISO400 F6.3 1/30  +1.0ev 25mm

2008年09月03日

iPod nano 3G

20080903-1.jpg20080903-2.jpg20080903-3.jpg
iPod nano 3G 8GBを買いました。

  ●普段、仕事でヘッドホンをしていることが多いので、外出先でまで音楽を聴くということは避けていた。
  ●MacのOSが古くてiTunesが使えなかった。

という2つの理由で、購入を見送っていたのですが、増え続けるCDをあちこちへ持って行くなんて、この時代に逆行しているし、音楽好きならやっぱり欲しい!!
最近、写真のために買ったMacBookでiTunesが使えるようになり、念願叶いました。


そして、愕然としました。
知らない間に、世の中は変わったんですね。
音質がかなり良くなっているじゃありませんか!

  生楽器のナチュラルな音の音楽が好きだから、
  うるさい都会の中ではイヤホンではよく音が聞こえないんじゃないかとか、

  低音フェチの私としては、低音がよく聴こえないのも堪え難いとか、

  ちゃんと聴こうとして音量を上げると音漏れひどいんじゃないかとか、

こんな色々な心配も、杞憂でした。
元祖ウォークマン、CDウォークマン、MDウォークマン全部持っていますけど、全然違う!!
ドンシャリなロックとかがお好みの方だと、またちょっと違うかも?しれませんが、とにかく音質は昔の携帯プレーヤーからは格段に進化しているのは間違いありません。
そして、当然ながら小さい!軽い! なのにいっぱい曲が入る!
なんて素晴らしいんでしょう。。

難を言えば、iPodに曲を入れるのが面倒ってなくらいです。
でもこれも、事前作業ですからね。一度やってしまえばこっちのもの...と思って頑張るしかありません。
こんなところがアナログ人間ですが、私はやっぱりCD原物は手元に欲しいので「iTunes Storeで曲を買う」というのではなく、持っているCDをiPod に入れるという使い方をしています。
よって、地道に1枚ずつパソコンに読み込ませ、スペルの間違いをチェック(けっこうあります)、ジャンルの変更(ボサやMPBは元々のiTunes Storeのジャンルにないので、ジャズやラテンになっていることが多い)、ジャケ写真をチェック(これも間違いが多い)、iTunes Storeに用意されていないジャケは、ネットで探しまくって入力(これが、かなり古いのでも何処かしらにはにあるんです)、そして同期させて...
やっとのことで60枚くらい完了しました。
まだまだまだまだ入ります!
同時にまだまだまだまだ入れたいCDもあります...(^^;)


苦労の甲斐あって(?)ミニジャケ写真が液晶にずら〜っと並ぶと、なんだか嬉しくて1人ニンマリしてしまいます。
iPodで作曲者別、アーティスト別、曲タイトル別に検索ができたりするのも、本当に便利!
あぁ、早く買えばよかった...


ついでに、昨年カーステレオが壊れてラジオしか聴けない状態になっていた愛車用に、FMトランスミッターを購入し、車でもiPodが聴けるようにしました。
結論から言うと、走る場所によって周波数の設定はこまめに変えないと厳しいです。
変えても駄目な時もあります。
住宅街の近所はぜんぜん問題ないですが、国道などは場所によってかなりノイズやトラック無線らしきものが入りますし、首都高沿いには小さなラジオ放送局があるのか?普段のガーッというノイズにに加えて時折ものすごいノイズが入ったりするので、おちおち運転していられません。
よって、わりとリズムが多めでうるさい感じの曲じゃないと、音を楽しめません。
ジョアンの弾き語りは、車向きではないですね。。

しかも、ドアミラーを動かすとジジーッ、ウィンドウ・ウォッシャー液を出すとガガーッ、窓を開けるとザザーッ、
いちいちノイズが入ります(^^;)
これってウチの車だけでしょうか??
まぁ、車にCDを持込むのも面倒この上ないので、車でipodは「とりあえずは、良し」という感じです。

そして、そのipodを持って、車のノイズと格闘しながら、最後の夏を満喫しに都内ホテルのプールへ行ってきました。
折しもゲリラ雷雨の最終日で、この日も合間に1度だけ激しい雨に見回れましたが、なんとか天気も持ち直し、泳ぐことができました。
好きな音楽を聴きながら、プールサイドでのお昼寝も最高!でした。

ここのプールは都内なのに、わりと広くてお値段もお手ごろなんです。
座る場所さえ取り合いだったほどの一昨年のお盆時期に比べ、8月末はさすがにガラガラでのんびりできました。

さて、今度はiPodと何処へ行こうかな♪


[photo data] 
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8

1)iPod nano 3G。
アップルストアで一緒に買ったケースもお気に入りです。
ISO100  F4.5 1/2000  0ev

2)ホテルEAST21のガーデンプール。
上階の窓から見ると、人がミニチュアみたいでかわいい!
ISO200  F3.5 1/640 +0.7ev

3)ゲリラ雷雨の狭間の青空。
夏の雲と秋の雲が混在しています。
ISO100  F8 1/640  0ev

2008年08月15日

ある夏の日

20080815.jpg連日の猛暑は仕方ないにしても、この時期、一番怖いのはベランダに乱入してくる蝉(セミ)です!
どっちへ行こうとしているのか見当がつかない、あの盲目的な飛び方は何とかならないものでしょうか。
いつのまにか夜の間に信じられないような所に転がっていたりすることもあるので、朝は必ず蝉チェックをしてからベランダに出るようにしています(^^;)。

私の虫嫌いは相当なものなので、それだけにカンが働くというか、息も絶え絶えの蝉が家の周りのどこかに落っこちて来ると、

  ジッ ジッ ジジジッ...

というあの羽音が、家の中のどこにいてもすぐわかります。
もう10年くらい続けている有機野菜の宅配の箱も、開けた瞬間に

 あっ 虫がいる予感...!

これも、たいてい当たります。
先週も、ブロッコリーの花蕾に潜んでいた茎の緑にそっくりな巨大青虫を先手で見つけました。
アブラムシクラスのものは何とかこれでも慣れたんですけどね...
羽がついていて飛ぶものが、ホント駄目です。。


さて、話は一気に変わって楽しい方へ。
先日は、ボサノバ・ボーカルの生徒さんが行う初のソロライブの応援に、大塚のエスペトへ行ってきました。
「先生が来ると緊張するから...(汗)」
ということでしたが、やっぱり晴れ舞台ですからね!
いつもセッションに足繁く通って練習もバッチリされているのはわかっていたので、イチ観客として楽しませていただこうと、向かいました。

実際に始まってみると、緊張なんてどこへやら?というほどのリラックスした歌いっぷり!
MCも難無くこなし、6曲を表現力豊かに歌い上げてくれました。
2年前にレッスンに最初にいらした時には、ポルトガル語も何もわからないゼロの状態だったYさん。
でも、いつもお渡しする歌詞カードは、次のレッスン時には色ペンによる書き込みで真っ赤になっているような大変な努力家で、当然のことながら瞬く間に上達。
ついに初ライブとなったのでした。

お祝に持っていった花束を、ステージ終了後にお渡ししたのですが、
「とても素敵でしたよ!」
と、笑顔で一声掛けたかったのに、間近でYさんのお顔を見たら不覚にも胸がいっぱいになってしまい、水泳の北島選手じゃないけど「何も言えない!」状態に...!
ご本人が泣いてないのにここで私が涙する訳にいかないと思い、懸命に堪えていたら”満面笑顔で無言”というおかしな人になってしまいました(^^;)
でも、気持ちは伝わったかなぁと思います。


Yさんに限らず、私の生徒さんたちは、お仕事や御両親の介護などを抱えながらの様々な環境の中で、楽しみながらも地道な努力をたゆまず続けておられる方ばかりです。
決して、暇を持て余しての「なんとなく〜」の趣味ではなくて、いつも事あるごとに書いてはいますが、私自身、毎回色々なことを逆に学ばせていただいているくらいです。
これからもぜひぜひ生徒さんたちには、どんどん色々なステージで活躍してもらいたいなと思います。
次回はどなたが続くか、楽しみです!


[photo data] 
猛暑を避けるノラ猫。ここがお気に入りポイント?
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6
ISO200  F5.6 1/40 +0.3ev 43mm

2008年07月06日

一流の誇り

20080706.jpg日比谷へ行く用事あり、じゃあ、せっかくだからペニンシュラホテルにでも行ってみようかと、地下のカフェで待ち合わせをすることになりました。
香港のペニンシュラには大きなショッピングモールが入っていて、買い物にだけ行ったことがあるのですが、東京のペニンシュラに行くのは初めてです。
東京は香港に比べると規模は小さいものの、きらびらやかな概観と、落ち着いた雰囲気はさすが!
外国人のお客さまがけっこう多いようです。


1階のロビーラウンジのカフェとは別に、地下にもチョコレート、ケーキ、パン、紅茶などのショップと一緒になったカジュアルなカフェがあります。
私の方が先に着いたので、待ち合わせである旨を告げると、入口が見える位置の席に案内されました。
メニューを持ってきたギャルソンが
「お待ち合わせの方がいらっしゃってからご注文なさいますか?
 それとも先にお召し上がりになりますか?」
と聞いてくれて、

 そうか、そんな案もアリなんだ。

と思ったものの、先に注文することに。
カプチーノを頼んで携帯を確認したりしていると、先程のギャルソンとは別の、もう少し上の立場のマネージャー?かと思われる男性が、

「よろしければ、こちらをどうぞ」
と、1冊の雑誌を持ってきてくれました。

 はぁ〜 雑誌まで貸してくれるんだ。。

と思って開くと、なんと全部英語!
世界のペニンシュラホテルの紹介雑誌で、まるでファッション誌の「ヴォーグ」みたいな作りです。
当然ながら内容は全くわかりませんが、雰囲気としては格好良いし、なんとなくセレブ気分というのはこういう事か〜などと思ってペラペラめくり、それなりに楽しませていただきました。


そうこうしているうちに、立派なオリジナルマグカップに入ったカプチーノが運ばれてきました。
小さな小さなオレンジパウンドケーキがついています。
もちろん、味は文句無し。
飲みながらしばらく待っていると、待ち合わせの相方が
「今、日比谷駅に着いた」とメールしてきました。
ホテルは地下鉄駅からも直結しているので、もうすぐ来るなぁと開閉式のガラス扉の向こうを眺めていると、彼がこっちへ向かっているのが見えました。
わかったかな?と思い、ちょっと手を挙げかけた所で、彼は私に気付かず、何故か店の前を通り過ぎ、違う方向へ歩いて行ってしまったのです!
あれれ、店の入口付近がチョコレート売り場だったから、その奥がカフェだとわからなかったかな〜と思っていると、なんと彼が通り過ぎた直後、カフェのギャルソンがガラス扉を開けて店を飛び出し、彼を追いかけて行ったのです!
呆然とそれを見ていると、しばらくしてギャルソンと彼が一緒に店に戻って来ました。


そうです。
ギャルソンは、待ち合わせ相手が私に気付かずに通り過ぎてしまったのを見て、呼びに行ってくれたのです。
私は相手がどんな人だとか一言もお店の人に話してはいませんし、お店の人に困った顔をしてみせた訳でもありません。
彼に手を振ろうと”テーブルからちょっと右手を挙げかけた”だけ...
それだけで、店を飛び出して連れてきてくれるなんて、あっぱれとしか言い様がありません。
きっと、テーブル毎に担当ギャルソンが決まっていて、お客さんのことをよーく見てるんでしょう。
それを実にさり気なく、当たり前のようにやってしまう所に、ホテルマンとしての格の高さを見た気がしました。


席に着いた彼に聞くと、
カフェは見えたけれど、光線の加減で私の姿はちょうど見えなかったので、もしかして同じフロアに他にもカフェらしき店があるのか確かめてこようと思ったとのこと。
店を通り過ぎて歩いていったら行き止まりになったので、戻ろうと振り返った所でギャルソンに声を掛けられたのだそうです。


噂には聞いてはいたけれど、接客サービスは本当に一流でした。
館内はどこもピカピカ、案内もスマート、従業員は誰もが話す声の大きさもスピードも歯切れもちょうどよく、謙譲語・丁寧語・尊敬語すべてが完璧。おつりのお札までもが手が切れそうな新札で、1杯1500円のカプチーノでもしょうがないかな...と思ってしまいました(^^;)。


先日、東急百貨店の本店に行った際にも、ちょっと驚いたことがありました。
多めの買い物をして、それらをラッピングしてもらわなければならなかったので、店員さんが
「お包みに少々お時間をいただきますので、
 もし他にお買い物がございましたら、そちらをお済ませになっている間にご用意しておくことでもできますが、
 どうなさいますか」
と聞いてくれました。
ちょうど化粧品を買いたかった私は、
「あ、じゃあ1階で化粧品を見たいので、それから受け取りに来ます」
と(そんなことまで言わなくても良かったんですが)、思い浮かんだままにそう答えたのです。
すると、
「では、1階のクロークにお荷物をお廻ししておきましょうか」
と言われたのです。

  は? クローク?

咄嗟のことに、すぐには理解できずに一瞬固まる私。
今、居るフロアは6階です。
1階で買い物をしているなら、ラッピングが終わったら1階のクロークまで店の者が持って行くので、帰りにわざわざ6階まで来なくても1階で受け取れますよ、ということのようです。


しかし、デパートでクロークなんて利用したことがありません。
だいたい、クロークなんて何処にあるの??
そんなサービスがあることすら、初めて知りました。
こんな時ばかり小心者の私は、なんとなく申し訳ないような気がして、
次の瞬間、
「いえいえ、6階まで受け取りに来ます!」
と答えていました(頼めばよかった...トホホ)。
 
ホテルもデパートも、色々なサービスがあるんですね。
めったにデパートで買い物なんてしないけど、やっぱり違うんだな〜と感心してしまいました。
それをうまく活用できるようになってこそ、上客ということでしょうか。


接客態度ももちろんですが、私は人の言葉遣いが気になる方なので、ホテルマンやデパートの店員さんの綺麗な日本語にはいつもウットリし、それだけで気分が良くなってしまいます。
普段、おかしな接客日本語にイラッとしたとしても、自分だって完璧ではないし、そうそう指摘する訳にもいきません。
でも、自分ではそれほどとは思っていなくても、たまにきちんとした言葉遣いを聞くとすがすがしい気分が全身を通り抜けていくので、実はけっこうストレスなのだとわかります。


例えば、スーパーやドラッグストアのレジなどでよく聞かれる
「これ、一緒に入れちゃって、だいじょーぶですかね?」
...この日本語には毎回、憂鬱にさせられます。
食べ物と掃除用品を一緒の袋に入れたら良くないだろうと気遣ってくれるのは有り難いし、熱意は認めるのですが、友達じゃないんですから!
「こちらもご一緒してよろしいでしょうか?」「同じ袋でもよろしいですか?」
と言うのが、接客業としては普通ではないでしょうか。


「駐車券は大丈夫ですか?」
というのも、ガックリくる一言です。
私の駐車券は、どこか体調でも悪いのでしょうか。
「駐車券のご利用はございますか?」
と言ってくれたら、気持ち良いのになぁ。。


飲食店で唐突に
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
というのも、過去形にすれば丁寧になると思っている誤解が横行している証拠です。
最近、これは聞き慣れてしまって来ましたが、本来なら
「お飲物はお茶でよろしいでしょうか」ですよね。
さっき「お茶で」と言われたような気がしたけど、水が良いって言われたっけ?どっちだったかな?確認してみよう...ということで、
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
と言うならわかりますが、こういう使い方は、もはやされていないようです。
「大丈夫ですか」と「〜でよろしかったでしょうか」の乱用は、もう誰にも止められないのでしょう。


他にもあります。
いつだったかファミレスで、家族で食事の後に話をしていると、コップのお水が少なくなったのを見て、注いでくれようとしたウェイトレスの女性が唐突に私のコップを掴み、
「お水を汲ませていただきますっ!」
そして全員の水をドーッと注いで行ったことがあり、一同唖然。
私たちは馬ですか...??
気持ちも一生懸命さもよくわかるけれど、こういう時は
「失礼致します」
と言って、そっと水を注いで行けば、それで良いのではないでしょうか。


でもこれは「若い人はなっとらん」「常識がない」という問題じゃないと思います。
おばさんでもおじさんでも、おかしな日本語の人はたくさんいますし、たぶん知らないだけなのです。
決して乱暴だとか無愛想だとかではなく、当の本人は一生懸命、親切丁寧にしているつもりなのですから、とてももったいない気がします。
ペニンシュラのギャルソンも東急本店の店員さんも若い人でしたので、ちゃんと教えさえすれば、誰でもきちんとした話し方も接客もできるのです。
要は教育なのだろうなと思います。
あとは、自分の仕事に誇りを持っているかどうか、でしょうね。


そして、私もいい大人なんだから、時には客として高くてもちゃんとした所に行って、接客のプロに対応してもらうというのも必要なんだなぁと思いました。
そういう場所に身を置くと、自分も「きちんとしなくちゃ」と襟を正して、イヤでも背筋が伸びますからね(笑)。

普段はカジュアルで気取らない気さくなお店がいいけれど、たまには自分への投資をしよう〜と思った出来事でした。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/160 +1.3ev 25mm

2008年06月18日

モデル撮影会へ行く。

20080618.jpg「人を撮る」撮影会へ行ってきました。
以前に参加したオリンパス主催 女性限定講座「PhotoRouge」のモデル撮影バージョンです。


これまで私が被写体にできたのは花とか、小物とか、風景とか...
自ら動かず、時間がかかっても文句を言わないで、いくらでも付き合ってくれるモデルだけだったのですが、やっぱりせっかくなら一眼レフで人も撮ってみたいですよね。
まずは家族をモデルに何回か練習はしましたが、うーん。。やっぱり何かコツがあるはず。
今回の講師はポートレートを専門にしている女性カメラマン村尾昌美氏。楽しみに当日に臨みました。


会場は、都内の元・小学校です。
少子化で廃校になった小学校を、地域の文化活動や一般に貸し出すレンタルスペースとして活用しているとのことで、他にも様々な人々が利用していました。
校庭では何かのドラマのロケなのか、運動会のシーンの撮影が行われていましたし、私達の隣の教室からは
「我々は、光を求めて行〜く〜の〜だ〜〜〜♪」
という男女の混声合唱のような歌が時折、突然に聴こえてきて、何?!とギョッとすることもしばしば。
後で廊下を歩きながら隣の教室の中をチラ見したら、ダンボールで作ったと思われる鎧のようなものを着た人々が集まって、台本を手に手に熱心に練習中。どうも芝居の稽古のようです。
または子育て中の親子のふれ合いスペースや、定年後のおじさま達の集う新聞閲覧&コーヒー休憩室ありと、賑やかなのです。
そんな中、私たちは講師、アシスタント、モデル、スタッフ(オリンパスのスタッフ1名のみ男性)を含め女ばかり20数人のカメラ団体。
ハタから見たら、うちも充分「あの人たち、何?」状態ですけどね。


ここの学校は大都会の真ん中なので、廻りは住宅や高層ビル、マンションが立ち並びます。
「くれぐれも校舎から外を撮らないように」
と、まず注意を受けます。
まぁ、私達は女性ばかりなので、そんなには怪しくないかとは思いますが、超望遠レンズで外を撮っていたら盗撮か?と誤解を招きかねませんので...ということでした(笑)。


教室で簡単なカメラ操作の説明の後、早速、次回の講評会に出す作品の形式が発表されました。
それが、なんと...組写真だったのです。
モデルの入ったショット2枚と、イメージショット1枚の3枚を組み合わせ、ストーリーを作って組写真として提出する...って、初心者なのに?! けっこう難しいお題が出たのですよ。
ということは、最初からある程度考えて撮らないと、後でとっても困ることになります。
そうはいっても、本格的に人を撮るのは初めての私(他の人も、大多数はそう)。
そんなことにまで頭がまわるかしら??と思いながらも、とにかくやるしかありません。
オタオタしながらも、一眼レフが初めての人と、ある程度は使える人の2グループに別れ、モデルを撮る時間と、イメージフォトを撮る時間を交互にしながらの撮影がスタートしたのでした。


私は一応「ある程度は使える人のグループ」になったので、最初にモデルさんを撮影することになりました。
モデルさんに教室の窓辺に立ってもらって、いざ始めると...かなりの逆光に苦戦です。
とにかく撮りまくる私達に講師は、
「ほら、逆光よ! 補正、補正!」
「同じ方からばかり撮らないで、動くのよ〜」
「全体ばっかりじゃなくて、目のアップとか撮ってみたら?」
「高い位置から撮るのもアリよ」
「モデルさん、今度これ持ってもらおうか」
「ポーズに指示をだしてね〜 どんどん言っていいのよ〜」
と、さかんに呼び掛けます。
それに応えつつ、頑張る私達。。


ある程度撮ったところで、レンタルで頼んでいた小さなレンズに交換しようとしていたら、
「それじゃなくて、これがいいわよ。使ってみて」
と、講師が差出したのは、50-200mm F2.8-3.5(注釈*1)の超望遠大型レンズ!
「こ...こんな大きなので撮るんですかぁ?」
置いてあったのは見たけれど、誰が使うのかな〜なんて思っていた私は、仰天。
この小さなカメラに、付くんですかね...と思ってしまうほどのデカさですが、当然ながらちゃんと付くんですね。
しかし、重い(920グラム)!! 
カメラの先に、1リットルのペットボトルをくっつけて持ち上げてみぃ!と言われてる感じです。
まるでバズーカ砲のようなカメラをヨタヨタしながら構えて、明るさの設定をしてから撮ってみたら...

  すごい!

なんて良く撮れるんでしょーっ!!
何が違うのかわからないけど、現実として画が違うのはわかります。
「私、写真うまくなった??」という感じです。
やっぱりレンズが違うと違うんだ!と密かに感動しながら、そりゃあそうだよなぁ〜
ボーカルのエフェクターをWavesに変えた時、
「私、歌うまくなった??」と思った(笑)あの感じと同じです。


しかし、きっと高いレンズだろうし、どんなに良く撮れたとしても、こんな大きなレンズを持って歩くことには耐えられそうにありません。
レースクィーンやコンパニオンを撮っているカメラ小僧が持ってるような、あんなレンズなんですが、そのくらいポートレートに心血注げれば話は別として、今の私が自分でこのレンズを買うことはないでしょうね...
ということで、今日しっかり使わせてもらおう!と、俄然、張り切ったのでした。


実は今回、愛用カメラE-410は家でお留守番。
カメラも、発売になったばかりの新機種E-520をレンタルしました。
というのも、410には手ブレ補正がついていないので、補正の付いた1ランク上の機種を使ってみたかったのです。
手ブレ補正というのは、一般のコンパクトデジカメにはみんな付いているし、最近のデジタル一眼レフにも、たいていは付いています。
私が410を買った時は、
「手ブレなんかしないから、手ブレ補正なんかいらない」
と、なぜか強気で決めたのですが、とんでもない!ブレまくりです。
今までブレなかったのは、補正のおかげだったんだと、はじめてわかったのですが、時すでに遅し。
練習すればブレなくなりますけど、撮る時に呼吸を瞬間的に止めるので、長時間撮るとちょっと疲れます。
思った通り、手ブレ補正のついた520は断然使い易く、410よりは大きくなるけど持ち手のグリップ部分がとても持ち易く、最新機種だけあって、他にも色々進化していて、

  なんて使い易いの〜〜!! これ欲し〜っ

と、感動するほどでした。


レンズは他にも35-100mm F2.0(注釈*2)の望遠も使いました。
こちらの方が見た目は小さいのですが、実はもっと重くて、1650gあります。
今回、このレンズが一番良かった気がしましたが、帰ってきてから調べたら、お値段なんと35万円!!
...やっぱり、明るいレンズは高い=良いんだよなぁ。。


それと、大人気で品薄状態が続く25mmF2.8のパンケ−キレンズ。
これを装着すると、私の410は世界最少最軽量の「明るいレンズとの組み合わせデジタル一眼レフ」になるのです! 見た目もかわいいし、何より軽くて小さくてお散歩カメラには最適最強!
一度使ってみないことにはな〜と思っていたのでレンタル予約をしていたのですが、想像以上に良かったので、帰宅後に注文しちゃいました。単焦点(ズームではない)レンズは、見たままに撮れるし、自分が寄ったり引いたりしながる撮るのも楽しいんです。


そして今回、とても驚いたのは、モデルさんのプロっぷりです。
今まで一般素人しか撮影したことのない私でも、それなりの写真が撮れるのは、7割は彼女のおかげです(残り2割がレンズ、1割が自分のカメラ設定でしょうか)。

具体的にプロモデルの何がすごいかと言うと...
まず、まばたきしない。
ファインダーを覗いてから、シャッターを切るまでの間、まばたきをしないで待っていてくれるのです。普通、どんなに気をつけたつもりでも、
「あれ、半目になちゃった」「変な顔してる時に撮ちゃった」
ってことがありますよね。でも、それがナイのです。
シャッター音がすると、彼女はすばやくまばたきをして、また次のシャッター音まで待っている...最初は気がつかなかったけど、他の人が撮影している時にモデルさんを見ていたら、ちゃんとそうなっていました。
そしてまばたき同様、シャッターを切るまでの間、体も動きません。
動いている姿を撮る場合は別ですが、撮るまでキチッと止まっていてくれるのです。
しかも「姿勢悪いから、もっと胸張って」とか、基本的なことを言ったりしないでOKというのは、当たり前のようでいて、プロならではでしょう。
しかも、撮られるのは正面からだけではありません。一度に360度から大勢に撮られることもある訳で、どこからでも変な写真にならない表情とポーズをするというのは、かなり大変なことだと思います。


そして、1ショット毎に表情をつけてくれます。
一度シャッターを切ると、次の瞬間に違うポーズ、または違う表情をしてくれるので、連写しない限り、同じような写真がいっぱい続く...ということになりません。シャッターを押す数だけ、色々な写真が撮れるのです。
もちろん、こちらの指示にもすぐに反応。
指示以上の表情とポーズをしてくれるので、下手に言わない方がいいんじゃないかと思ったほどです。

撮られていない時は、普通の可愛い女のコなのに、仕事になるとオーラが出るというか、やっぱり違います。たまには変な顔になっちゃったりしないのかな〜と思いましたが、それもナイ。
今回、1対1で指示を出しながら撮影するというのもやったのですが、カメラ目線なんて、凄いです。女の私でもドキドキしちゃうくらい(笑)で、他の人も「こっち見られると緊張しちゃいますね〜」と口々に言っていました。
男性が女性モデル撮影会に通うのも、なんとなくわかる気がしました。

...という訳で、下手なテニスも、相手がうまいとそれなりに続くように、未熟なカメラマンも、プロのモデルさんだと何とかなるのです。
と同時に「モデルって可愛いだけじゃないんだな」と、つくづく思ったのでした。。


そして、今回大変だったのは、光の調整。
撮影場所が教室、廊下、屋上と3カ所もあり、場所によっては光源も変わるし、たとえ同じ場所でもカメラを向けた方向によって光量がぜんぜん違うので、その度の補正に苦戦しました。
ちょっと日が翳っただけでも、すぐに変わってしまうんですよね...でも、良い練習になりました。
まぁ、何はともあれ、まずは撮ってみるという実践の場を提供してもらえるのはありがたいことです。
講座自体は、2回(1会回目が撮影、2回目が講評)完結のため、基本的な操作のみの説明で、撮影のコツというのは、そんなには教えてはもらう時間がなく、それがちょっと残念だったかな。。
でも、具体的に聞けば色々教えてくださるので、私は「暗めのライブハウスでミュージシャンを撮る」コツ等も個人的に教えてもらいました。しかしながら、やっぱりカメラの固定やRAWデータ処理など、プラスαのことをしなければいけないこともわかったので、それは徐々に頑張って行こうかと思います。


さて、組写真には頭を痛めている最中ではありますが、とりあえず、この撮影会で撮った1枚をUPです。
写真は機材や設定もさることながら、まずは被写体選びや構図が大事だなと、今回も感じました。
とはいえ、最初から最後までほとんど設定を変えずに撮ってしまった最初の撮影会よりは、進歩したかと(笑)。

約2時間で撮った総枚数、410枚!
あっと言う間の1日でした。

[photo data]
Olympus E-520 ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5
ISO400 F3.2 1/160 +1.0ev 83mm
モデル:夏実かほ  撮影:柳沢暁子

(注釈*1)
オリンパスE-3、410、420、510、520はフォーサーズシステムのため、35mm判換算では画角は倍になります。フォーサーズ25mm=35mm判換算50mm。

(注釈*2)
F値とは、レンズの明るさを示す値。数字が小さくなるほど明るく、ボケ感を生かした綺麗な写真が撮れます。女性が好きなポストカード的写真は、F1.4のレンズで撮影されていることが多いです。

2008年06月12日

恋愛体質

20080611.jpg恋人がいない期間がほとんどない、という友人が何人かいます。
別れても、またすぐに好きな人が現われて、自ら告白し、これまたすぐに上手く行くのです。
でもそれは決して無理矢理にでもなく、遊びでもなく、そしてモテ自慢でもなく、いつも真剣に真摯に考えての行動なので、話を聞いていても厭な感じはまったくしません。
ただ純粋に「すごいな〜」と思って、私まで元気になるのです。


彼女たちに共通するのは、明るくて積極的、同性の友人も多く、その同性から見ても愛らしい性格。
そして必然的に、見た目も雰囲気もかわいらしい。
やっぱり、笑顔は何にも勝るってことですね。
恋する女性はやっぱり綺麗だし、恋は心のテンションを上げる最大の手段だなと改めて思います。


詩曲を書いていると、
「これは実話ですか?」「体験談ですか?」
と聞かれることがよくあります。
「幸せな歌ばっかりですね」「ごちそうさま〜って感じですね」
とも言われますが、いえいえ、そうじゃないんです!
内容はもちろん事実もあるし、そうじゃない事もあります。
人によるとは思いますが、全部ノンフィクションというのは、なかなか...そこまでさらけ出すのは勇気がいりますよね。
歌は、違う自分になれるのが、魅力でもありますから。
それに悲しい歌って、私は本当に泣けてしまうので、歌うのがツライのです。歌い手が泣いちゃダメなんですけどね。


でも。
10代の頃など、若い時はわりと勢いで書けたことが、今はちょっと躊躇するというのもあるし、その逆もあるし、日本語はストレートに人の心に入って行くので、だんだん年齢を重ねて行くと、恋愛の歌を作って歌うことが、こっぱずかしく感じることがあるのは事実です。
そんな時に、ある知人から
「年齢が行くと、恋愛の歌じゃなくて、環境問題とか自然を歌う曲を作るようになる」
という話を聞いて、愕然。

  確かに、そうかも...

もちろん、大人になって地球規模に目が向くようになって、というのもあると思いますが、これって、それだけじゃない気もするのです。
たぶん色々と恋愛沙汰を経験した結果、今さら恥ずかしくて...ということもあるのでは?


しかし、ちょっと考えてみると、
ドリカムの吉田美和や竹内まりや、松田聖子だって、今でも思いっきり恋愛の歌を歌ってますよね。
それを聞いても、別に何の不自然さも感じない。
大人の女性が、恋愛を歌っても別に変じゃないよね?と思わせてくれるのはプロの為せる業か??
そうだとしても、恥ずかしいなんて、自意識過剰かもしれないと思えてもくるのです。
そして、彼女たちを観ていると、

  私もまだ当分、恋愛の歌を作って歌おうっと。

と、力強く思うのでした。

恋愛の達人である友人たちの話を聞いて一緒に胸ときめかせるひとときは、柔らかい気持ちを失わないでいるための貴重な時間でもあったりします。
そして目下の疑問が1つ。

  すでに彼女が居る人を好きになってしまった時は、どうするのか?

達人たちは、そういう人は、そもそも好きにならないのかな〜
かく言う我が家には
「恋人がいる人を奪っても、廻り廻って結局は自分もいつか捨てられる。
 だから恋人がすでにいる人はやめた方がよい」
という家訓があった(笑)ので、私の場合、恋人が居る人は自動的に恋愛対象外になっていたのですが、好きになってしまってから恋人が居るとわかった時には、どうするんだろう??と、最近ふと思ったのです。
素敵な人って、たいていは独り身じゃないですよね。彼女が居ないと、逆にどうしていないんだろう?何かあるのかな?とか思ってしまったりして(笑)。
別れたばっかりとか、そうそうタイミング良く出会うとも限らないですし...


今度、達人の秘訣をちょっと聞いてみようと思っています。
次回生まれ変わった時、前世の記憶の片鱗が、来世の私のどこかに残っているかもしれないし?!
あ、もちろん、作詞の糧のためにも。

2008年06月09日

20080609.jpg1度ホタルを観てみたい。
でも、いったいどこに行けば観られるんだろう?と思っていたら...
なんと、我が家の裏手の公園の川に、ゲンジボタルが棲息しているというではないですか!
まさに灯台元暗し。ぜんぜん知りませんでした。
一応、我が家は東京都内です。

どうも今年から「ホタルの夕べ実行委員会」なるものが地元の方々で結成されたらしく、突然のPR開始。ポスターが貼られ、チラシが配られ、開催イベントがあり、駅から道案内の看板が並び...えらい変わりようです。
その甲斐あって、私も生まれて初めてホタルを観ることができました。


テレビやアニメーションのホタルのイメージしかなかった私は、ホタルというのは、ボーッと光りながらフワ〜ッと飛び交うものだと思っていたのですが、実際のホタルの光はもっとシャキーンとして力強く、何も知らずに観たら、クリスマス・イルミネーションの電球かな?と思うほどに黄金色でクッキリしたものでした。
そして、その光はまるで呼吸をするかのようにゆっくりと点滅し、会話をしているかの如く、他のホタルと光り合うのです。
一斉に光っていたかと思うと、しばらくしてお休み状態になったり、1匹で悠々と飛んでいるのがいたり、紫陽花の葉に2匹留まってゆっくり点滅していたり、川辺の岩の上で静かに光ったり。
綺麗なのはもちろんですが、ホタルの動きは予測がつかず、観ていて全然飽きません。
川辺からかなり高めの木の枝まで、想像以上に広い範囲を飛び交っていました。
乱舞とまではいかないまでも、多い所では20数匹が光り合い、思わずうっとりと見とれてしまいました。
捕まえられそうなくらいにすぐ近くまで飛んで来るのもいて、そばで観たら、けっこう小さいんですよ。
コガネ虫くらいに、もっと大きいかと思っていたら、大型の蠅くらいしかないのにはびっくり。
あんなに小さな体で光るなんて、本当に命がけですね。


帰ってきてから調べたら、ゲンジボタルの成虫は15ミリ。
そして東日本のゲンジボタルは4秒に1回点滅し(西日本は2秒に1回)、点滅のパターンで他のホタルと種類を区別しているそうです。
オスもメスも両方が発光し、勝手きままに光るのではなく、呼応しあって光ります。
また、オスの方が光る範囲が広く(光が大きい)、飛びながら光るオスに対し、メスは岩の上など地上からそれに応えて光るのだとか。
なるほど〜 うんうん、本当にそうなってました。


ホタルの光は、幻想的というよりも、私にはむしろ現実的に思えました。
小さな自然が、あれだけの光を放つという、そのパワーに圧倒されます。
あのアピール力を見習いたいです。。


ホタルを撮るのはいかんせん初心者の私には難しいので、写真はあきらめましたが、何人か大型望遠レンズに三脚という重装備で頑張っているおじさま達に出会いました。
デジカメや携帯で撮っている人もいましたが、フラッシュ焚かれちゃったりして、それじゃ写らないでしょう?!
ホタルは、この目でしっかり観るのが一番です!


とにもかくにも、一度は観たいものベスト3の1つの、ホタルが観られて満足でした。
あとの2つは、鵜飼いと、鯨(ホエールウォッチング)!
こればっかりは、近所という訳にはいかないですが、いつか必ず叶えたいと思います。

2008年05月26日

大きな手

20080526.jpg私は手が大きい方です。
同じくらいの女性もわりといらっしゃいますが、これ以上大きいという人には、ほとんど会ったことがありません...

具体的には、左右の手とも、広げると親指の先から小指の先まで直線で20センチ。
これはピアノの鍵盤でいうと、ドからオクタ−ブ上のドを越えて、その隣のレまで余裕で届く長さです。
さすがにド〜ミは無理ですが、たぶん身長170センチ前後の平均的な男性の手ぐらいはあるんじゃないでしょうか。


なので、ギターを弾いているのを観たお客さまからも、
「手、大きいですね〜」
と、よく驚かれることがあります。


本当は小さい手の方が女性としては可愛いんだろうなと思いますが、とりあえずは楽器演奏に有利ではあるので、私の場合は両親には感謝しましょう(笑)。
でも、手が大きいからといって、上手に弾けるとは限らないのが難しいところ!
要は使い方の問題なので、大きけりゃ良いというものでもないのです。

よって、ギターを始めようかな...と考えている女性から、
「手が小さいんですが、弾けるでしょうか」
と聞かれると、私はいつも
「手の大きさは、関係ないです」
と答えています。
デカ手の私が言うのは説得力がない?!かもしれませんが...
うーん、でも手の小さな人で、ギターが素晴らしく上手な方々はたくさんいらっしゃいますし、極端に小さい場合は別ですが、おそらくピアノでオクターブが届けば(これで、だいたい16センチ)、ボサノバを弾くのには問題ないと思います。


ジャズピアニストの綾戸智恵さんは、手が小さくてピアノのオクターブが届かないのだそうです。
それでクラシックを諦めて、ジャズへ転向したそうですが、そんなことは微塵も感じさせないほどの見事な弾きっぷりですよね。
ギターも、リュート時代の曲や、もともとピアノ曲だったものをギター用にアレンジしたクラシック曲は難しいので、残念ながら突き詰めるところ手が大きくないと弾きにくい...という壁にぶち当たることはあるかもしれません。

でも、ボサノバはジャズと同じように、自分でバッキングをアレンジすることができるのです!
どうにもこうにも届かない!ところは、届くようにコードを変更すればOK。
しかしそれよりも、ちゃんと練習すれば、ボサで手が届かないコードというのは、たぶん...無いです。
だから、女性の小さめの手でも大丈夫なんですよ。


他にも、「握力がないから」という理由を挙げる方も時々いらっしゃるのですが、基本的にギターに握力も関係ありません。
男性が、独学でなんとかギターを弾いてしまう方が多いのは、大きな手と豊富な握力の為せる業だと私は思っていますが、それに頼ってしまうことが無理を重ねることに繋がって、手を傷めるなどの問題を招くことも時にはあります。
小さい手の方は、頼るものがない分、手や指の使い方を工夫すれば良いのです。
そして、それが結果的に上達への近道になったりするので、一概に手の大きさの良し悪しとは言えないな〜と思います。


体が大きい方がよく声が出るとか、若くないと上達しないとか、そんなの関係ないっていうのは気休めだとか...(笑)
色々な見解があるかとは思います。
でも、結局は「自らに制約を設けない人が上手くなる」のではないでしょうか。
自分ではどうすることもできない体型や年齢を理由にあきらめてしまうのは、もったいないですよね。


私が今まで師事したり、現在も師事している音楽の女性師匠たちは、私よりも小柄だったり、2まわり近く小さな手の方ばかりですが、私なんぞが一生かかっても到達できないような素晴らしい技術を持っていらっしゃいます。
そんな師匠を前にして、「できない」なんて口が裂けても言えない(笑)!
ということで、このデカ手を存分に生かせるように、しっかり精進したいと思うのでした。


2008年05月09日

体の使い方

20080507.jpg今までのブログ記事の中で一番反響の大きかったのは、2006年7月に掲載した「左手生活」です。
これは、私が石灰沈着性手首関節炎になった時のことを書いた話なのですが、かれこれもうすぐ2年にもなるのに、今も月に数回は「この病院を教えて」というメッセージをいただきます。
あまりに多いので、すべてUPはせずに直接お返事していましたが、今月を機にお返事するのを止めることにしました。


なぜって、意地悪じゃありませんよ(笑)。
すでにブログを書いた当時からかなりの年月が経っていて、私はそれきり、もう通院していませんし、この病院が今も適切な治療を行っているのかもわかりませんし、私の主治医だった医師が今も診察しているのかもわかりません。
未確認な情報を無責任に提供するのは、どうかな...というのと、もう1つの大きな理由は、
「病院を教えることが、根本的な解決にはならない」と思ったからです。


石灰沈着性の関節炎は、手首や肩などの関節付近によく起こる、反復性の高い症状です。
「これといった原因はなく、体質による」と言われます。
でも私は、今はもう完全に症状が出なくなりました。
それは「体質が変わった」から?? 
いえいえ、そうではありません。
「体の使い方を変えた」からです。

当時の私には、病院へ行くほどではないものも含めた体の痛みが、手首以外にもいくつか起った事がありました。
それは、もうさほど重要視しなくなっていたり、あきらめていたり、そんなもんだと思っていたり、良い時と良くない時があったり...
でも、やっぱり痛くない方が良いに決まっています。
だから何とかしたくて、色々と勉強し、情報を探しまくったのです。


そして辿り着いたのが「ボディ・マッピング」でした。
これは、人間の体の構造を正しく学び、構造に反した使い方をやめて、機能的に体を使えるようにするという画期的な内容でした。
そして文献を読むほどに、この考え方は、武術(柔道、剣道、合気道、馬術など)やリハビリ等の場で使われている考え方とまったく同じであることがわかりました。
武術は、ひとたび間違えると怪我をしますよね。
リハビリは、故障からの復帰... 体の機能を取り戻したり、それ以上痛めないようにするためのものです。
普段の生活では、武術や怪我などの極端な体の状態になるようなことはしませんが、実はそういう普通の人ほど、間違った体の使い方をしている可能性が高いのです。
その小さな積み重ねが、実は怖いのですよ。
実際に症状に出た時は、かなり慢性化しているので、本人もつらいし、治りにくいのです。


例えば、これは私がギターの生徒さんによくする話ですが、
手(指も含む)は、親指ではなく小指が主導で動くようになっています。
   は?? 
と思われる方も多いでしょうけど、まぁ、簡単なことなので聞いてくださいね。
何か物を手全体で握る時、親指&人差し指側から指を握っていくのと、小指側から握っていくのでは、手の使い方は明らかに違います。
ゴルフのグリップは、小指側から握って...と言いますよね。
テニスのグリップもそうですね。
親指&人差し指側から握って行くと、手首も腕もよく動かず、スポーツでは怪我をします。
ギターでは怪我まではいきませんけど、ひどくなれば腱鞘炎になりますし、何よりも上達しません。
このように、「どうやって体は動くようにできているのか?」ということを理論的に学ぶのが「ボディ・マッピング」なのです。


そして、手だけ学んでも、意味はありません。
体全体の総合作用を理解する必要があります。
ちょっと解剖学みたいな感じなのですが、決して難しくはないんですよ。
本を読んで、「そもそも私は、体の使い方が間違っていたんだ...!」と気が付いた私は、
生活の全てにおいて自分の体の使い方を改めることにしました。
体は本当に奇跡の如くによく出来ていて、それを理解・実践するのはとても楽しく、
日々の生活上での自分の行動を注意深く観察して、研究して、直して、そして気がつくと...
手首の痛みも、他の症状もまったく起らなくなりました。
(思い起こせば、この関節炎のきっかけはペンの持ち方の悪さだったようで、今も私は文字を書く時には特に注意しています。不思議とギターを弾くのには影響はなかったのですが、悪化すれば弾けなくなっていたかも...!)


よって、私の関節炎が治ったのは、病院のおかげではありません。
こんなことを書くと医師に申し訳ないようですが(苦笑)、結局、関節炎を治すのは自分なのです。
(自分のせいじゃない関節の病気もありますので、その線引きは必ず医師に判断してもらってください)
もちろん、急性の痛みを取り除き、注意を促してくれた医師にはとても感謝しています。
でも、その後をどうするか...繰り返すのか、完治させるのかは、自分次第なのです。

いくら注射や薬で症状が楽になっても、それは単に薬の力の一時的な現象です。
関節炎が起こるような体の使い方を続けていたら、薬剤が切れれば、また同じ様に同じ場所に炎症が起こります。
それから、よく言われる「無理をしたから痛くなった」「頑張りすぎて痛めた」は、大きな間違いです。
もともと、体は使い過ぎても壊れないように、痛まないようにできているのだそうですよ。
普通の人では想像もつかないようなトレーニングを重ねるプロのアスリートや、難しい業を極める職人さんたちは、無理をしていないのでしょうか? なるべく体を動かさないように休み休み生活しているのでしょうか? 
...そんなことありませんよね。
ちょっと使いすぎて痛くなってしまうようだったら、あなたは一生、自分の動作に制限を設けて生きていかなくてはなりません。そんなの、イヤですよね。
しばらく休めば当然、その時は良くなりますが、間違った動きを始めれば、元の木阿弥です。
だから、「体を痛めないように体を動かす」ことが大切なのです。


ということで、急性期のひどい症状は、注射や薬で抑えた方が後の治りは早いので有効ではありますが、
根本的な原因が改善されない限りは、完治はあり得ません。
どんなに良い医者に診てもらっても、どんなに良い薬があっても、残念ながら解決はしないのです。
いくら頑張って海を綺麗にしようと浜辺のゴミを拾っても、川の上流でゴミや汚水の不法投棄が慢性的に続いていたら、どんなに掃除をしても無駄なのと同じです。


これといった原因の見つからない関節炎でお悩みの方は、ぜひ自分の体の使い方を根本から見直してみてください。
あなたがツライのは、そこ1カ所だけではありませんよね?
他にも、痛みがあったり、不快な場所があるはずです。
みんな原因は同じかもしれませんよ。


今まで何十年としてきた事を変えるのは、とても根気のいることですが、それで炎症の苦しみから解放されるんですから、決してそれは苦しいことではないですよ。
もう遅い、なんてこともありません。いつからでも始められます。
「ボディ・マッピング」は、「アレキサンダー・テクニーク」とセットになって論じられるもので、関連書籍はたくさん出ていますので、探してみてください。
これに限らず、武術など体全体を使う術を習っても良いでしょうし、体の構造を熟知しているスポーツインストラクターに相談するのも有効でしょう。
悩める皆さんに、1日も早く痛みのない日々がやって来ますように。


2008年05月05日

たんでぃがーたんでぃー

20080504.jpg連休前半に、宮古島へ行ってきました。
山がないので川がなく、赤土の流失や生活排水が流れ込むことの少ない宮古の海は、透明度が抜群に高いと聞いてはいたものの...その美しさは例えようのないほど!
太陽に照らされた海は、水深によって鮮やかなブルーからグリーンへとグラデーションになり、一番浅い場所はついに透明となって、海上の船はまるで宙に浮いているかのように見えます。
東洋一美しいといわれる前浜ビーチ(写真)は、波打ち際まで魚が泳ぎ、これが自然のものとはにわかに信じ難いほどの風景でした。


自然を満喫となると、肝心なのはお天気です。
あいにく、私が到着した日の午後はバケツの水をひっくり返したような大雨が降っていて、空港からホテルまでレンタカーで通った道がどこなのかよく判らない程でした。
このままずっと雨だったらどうしよう...と心配したのもつかの間、翌日の予報は雨だったのに、翌朝カーテンを明けると、空はケロッと晴れているではありませんか(笑)。
良くも悪くも島の天気は大変変わりやすく、本当に天気予報はぜんぜん当たらないのです。
宮古は梅雨でも1日中雨ということはないそうで、地元の方は自分で空を見て、風を読んで判断しているようです。
私が滞在中に、後から到着した宿泊客とエレベーターなどで一緒になると、彼らは決まって
 「予報では雨だって言うてたけど、ぜんぜん晴れとるやんけ?」
 「晴れるって言ってたのに、降ってるねぇ...」
などと、実際の天気とのギャップに目を白黒させていました。


東京のように予報はほぼ当たり、1日中ほとんど天気が変わらないような地域から来ると、その時々に一喜一憂してしまうのですが、そんなことではいけないのですね。
結局、今回のお天気は2勝2敗...といったところ。
全部が快晴ではなかったのですが、全部晴れだったら遊び過ぎて体力が持たなかったであろうとも思うので、ちょうど良かったでしょう(苦笑)。
曇りでも雨でも海は綺麗ですが、キラキラ度はやっぱり違うので、快晴が理想ですけどね。
「地元でずっと海の仕事をしていても、やっぱり晴れるとテンション上がりますよ!」
と、シュノーケルのガイドさんも言っていました。

海の綺麗な宮古には、たくさんのダイビングとシュノーケルのスポットがあります。
私はシュノーケルが大好きなので、今回は新城(あらぐすく)と八重干瀬(やびじ)へ行ってきました。
新城では、カラフルな小魚から体長30センチはあろう大物までが悠々と泳ぐ海で、様々な珊瑚やシャコ貝などを観てきました。
八重干瀬では、珊瑚にもたれて休んでいた海亀にも会うことができました。
そして海の中の素晴らしさはもちろんのこと、何よりもすごいのは、海の表面の色がこの世のものとは思えないような色...深い所は濃い青、底が珊瑚の所はエメラルドグリーン、浅くて底が岩盤になっている所は宝石のペリドット(蛍光緑)色をしていることです。
そういう場所が南北約10キロ、東西約6.5キロに渡って広がって点在していて、その中をボートで移動しながら、幾つかのポイントで海に入ります。
海って、こんなに色々な色をしてるんだ... ちょっと怖いくらいの自然の姿でした。


しかし、5月の海は、まだ寒かった!
真冬でもダイバーは潜りますし、普通の人は平気みたいですが、私は他の人よりも体が冷えるのが早いので、ちょっと厳しかったです。
いつもガイドさん曰く「脂肪が少なそうだからね〜」だそうですが、私のような人は、船が沈没したらまっ先に死ぬタイプですね(苦笑)。
だいたい50分くらい泳いでいると、ウェットスーツを着ていても体が芯から冷えてしまって、手の指先が痺れて、そのうち感覚がなくなり、それを越すと体がガタガタ震えてきます。
シュノーケルは、1本約60分程度が目安になっているようですが、あともう1歩の10分に、どうしてもついて行けないのです。
よって、いつも少し先に上がったり、3本入る所を2本にしたり...と、寂しい思いをするのでありました。
でも、それでも海に入りたい!
そこで私が立てた計画は...

  ◎行く時期を、もっと水温の高い7月〜にする。
   →気温が高ければ、海から上がった後に体が温まり、回復できるので。
  ◎温かいお茶の入ったマイ魔法瓶を持参する。
   →自販機やホテルでも温かい飲料は売っていないし、
    ボートにはたいてい、冷たい飲み物しかないのです。
  ◎体が芯から冷えないうちに、次に備えて早めに上がる。
   →単純に、1回の入海時間を短くすれば、本数入れますよね。
    欲張らずに30〜40分で上がれば、体温の回復が早いはずです。

次回はこれらを実行してみよう!と意気込んでいます。
船酔いはしない体質がせめてもの救いですが、自分の体力の乏しさを痛感するのでありました。
水中でも貼れるカイロとか、あったらいいのにな〜!!

それにしても、自然の中へ行くと、日頃使っていない五感が刺激されるのを実感します。
  今朝の風は東から吹いているから天気は回復する... 
  もうすぐあの雲が来るからかなり雨が降る...
そんなことを考えて暮らすことなんて皆無だということの方が、本当はおかしいのかもしれない。
たった数日居るだけでも、海と風と光を頼りに、何かを掴もうと本能は動くのですよ。
島の人がのんびりしているのは、数時間先の天気のように、どうなるかわからないようなことに振り回されていたって仕方がないという、日々日常からの為せる業なのかもしれません。
  良い事も、悪い事も、ずっとは続かない。
  いつも時間は動いていて、大切なのは今。
なんだか禅の教えみたいですが、そんなことに気付かせてもらったような気がします。

タイトルの「たんでぃがーたんでぃー」は、宮古の方言で「ありがとう」の意味です。
覚えられそうで覚えられない方言が、たくさんありました。
島らっきょう、もずく、海ぶどう、アーサ、アロエ、紅いも... 美味しい食材もめいっぱい満喫。
日の出と共に起き、海の色で深さを計り、潮の匂いを感じて、1日に数時間泳ぎ、満点の星空を仰いで眠る...
いつも、のんびりしようと思って海へ行くのに、気が付くとめいっぱい動き廻ってしまう貧乏性の私ですが、それもまた島のパワーですね。
さて、今週からまた頑張るぞ〜

2008年04月10日

アサイー

20080410.jpg♪アサイ〜
...というジャヴァンの曲にでも出てくるアサイーは、ブラジルの果物です。
先日、ふらっと立寄った渋谷のナチュラルローソンで、なんとアサイーのドリンクを発見!

日本ではまだ認知度が低いものの、ブラジルではアサイーはとってもポピュラーです。
栄養価が高いので、リオではバールで朝食代わりに食べる人をよく見かけました。
「飲む」ではなく「食べる」と書いたのは、ブラジルでは冷凍したアサイーをミキサーで撹拌してフラペチーノ状態にし、それに牛乳をかけてスプーンで食べることが多いからです。
ちょうどシリアルみたいな感じですね。
アサイー自体にはあまり味がない?とかで、バールでも好みでバナナやイチゴ、マンゴーなどを一緒にミキサーにかけてもらえます。
さすがにこの食べ方は日本では定着しないでしょうけれど、これがけっこう美味しいんです。


ナチュラルローソンは普通のコンビニと品揃えがちょっと違うとはいえ、まさかここでアサイーに巡り合えるとは!
沖縄のメーカーの100%マンゴージュース(那覇空港などで買える、現地メーカー製品)を買おうと握りしめていたくせに、アサイーを見つけてあっさり心変わりしました。
お値段は確か280円くらい?
マンゴーミックス、ベリーミックス、アサイーだけのもの(とは言っても、たぶんバナナは入ってる)、と3種類も置いてありました。
販売元は「フルッタ フルッタ」というブラジルの果物輸入販売メーカーなので、味は本物です。
ボトルもブラジルで売っているような、ずんぐりした形で、かわいいんですよ。
たぶんラベルだけ日本仕様になっていて、他は現地と同じものなんじゃないかな〜と思います。


さて、肝心のお味の方ですが...
例えようがないんですよね。相性の良いバナナやヨーグルトが一緒に入っていることが多く、そっちの味しかしないというか...
喉越しはトロッとしているけど、味は”薄めのチョコバナナヨーグルトドリンク”という感じでしょうか。
美味しさを追求したら、沖縄の100%マンゴージュースに軍配が上がることは、認めます(笑)。
でも、健康食品だと思えば、青汁を飲むより、断然楽なのでは〜?
見た目よりは飲み易いですよ。疲れた時なんかには、お薦めです。


他に、アサイードリンクはタリーズでも飲めます。
みなさんもぜひ一度、試してみてください。

さて、
店頭から消えてしまわないうちに、また買いに行かなくちゃ!

2008年04月04日

練習嫌い

20080404.jpg「練習が嫌いなんです。本番が大好きなんですよ〜」
というアーティストに会う度に、不思議に思っていました。
なぜなら、そういう人に限って、とても良い演奏をするからです。

本番よりも練習大好き!な私としては、

  練習が嫌いでも、上手くなれるんだ〜
  やっぱり、ステージが楽しめるような人じゃないと、
  良いパフォーマーにはなれないんだなぁ。。

と理解していたのですが、最近、それが大きな誤解であると気が付きました。


実は、「練習が嫌い」という人の練習量は、
「練習が大好き」な私よりもきっと多いのです!!


だって、どう考えてもおかしいですよね。
楽器演奏や歌は、練習が嫌いな人が、日々ダラダラとトレーニングしているような状態で「ものすごく上手にできるようになる」ほど簡単なことではありません。
ということは、「嫌いになるほど練習をしている」ということなのでは?!
そして、だからこそ本番を楽しめるのでは?!

よく考えれば、彼らは
「練習しない」とは言ってない(笑)。
「しない」と「嫌い」は大きな違いです。


そりゃあーもちろん、今は毎日そんなには練習しないにしても、彼らには、相当死にものぐるいで頑張った時があったはずです。
私の読み通り、彼らとよくよく話をしていると、だいたい過去に少なくとも平均3〜4年、集中して猛特訓している期間があります。
3〜4年猛特訓(ここがポイント。気ままに何となくは意味なし)、そのまま10年精進してやっとモノになってくる...という感じでしょうか。
ジョアンだって、今でも「イパネマの娘」を練習しているそうですから(笑)。


こうやってトップに上った人たちにとっては、練習期間は苦痛ではなく、その過程を楽しみながらやっていることなので「苦労」であるとは思わないし、逃げずに粘って頑張れてしまう、あっという間の日々なのでしょう。
そして「もう駄目、これ以上はイヤだ〜っ!」という限界に来た頃に、何かを掴めるのでしょう。
ご本人たちにとって見れば、特訓した事実はもう過去のことで、今は、最終的な「もう練習はしたくない」という感情しか存在しない。だから
「どうやったらそんなに上手になれるんですか?
 毎日どのくらい練習しているんですか?」
と聞かれて、
「私(俺)、練習が嫌いで...」
と答える。
...こう考えたら、今までの謎が解けました。

スポーツなら、皆さん「練習が大事」と認識するけれど、芸術は感性だから、練習なんてあまり必要ないと思われる人も多いようですが、そんなことはありません。
以前、イラストレーターの方にも
「昔、吐くまでデッサンの練習した」
と聞いたことがあって、「絵は生まれつきの才能」と思い込んでいた私はビックリしたのを覚えています。
特に、基礎練習はするとしないは、その後の伸びが全然違うのはよくわかるので、
嫌いになるまで... 本当に文字どおり「吐く」まで基礎をトレーニングするのは、体が覚えるために必要なのでしょう。

練習大好きで上手な人もいるので、それが当たり前かと思っていましたが、
そうじゃないパターンも、けっこうありますよ。
上手な人の「練習嫌い宣言」に、騙されてはいけません〜!

「練習が好き」なんて言っているようではダメなんだわ。。と思いつつも、
楽しめているだけ、とりあえずは合格か?と思い直す私。
まだ当分は、大好きでしょうね(苦笑)。
出来ないことはまだまだたくさんあるし、それができるようになるのは、嬉しい!楽しい!


そういう期間を経て、
「私、練習が嫌いなんですよ」
と、いつか言えるようにないたいものです。


2008年03月31日

桜、満喫

20080401.jpg多摩川へ家族で花見に行ってきました。
土手沿いに植えられた桜は、噂には聞いてはいたけれど、見事な大物ばかり!
ここの桜は、両脇が遊歩道と土手になっていて、この土手の段差エリアが、絶好のお花見ポイントなのです。
座ると、ちょうど目の前に桜。
木の下に陣取って見上げながらの花見とはひと味違って、桜と相対してじっくり花を観られるのも、オツなものです。

それにしても、よくぞここまで人が集まった...と思うほどのすごい人です。
かくいう我が家も、妹が朝からブルーシートで場所取りを、
両親が開店前から高島屋に並んで京都「菊の井」の予約制弁当を、
私が開店同時に自由が丘「ケミュ」の贅沢プリンと「蜂の家」のいちご大福を調達するという気合いの入れよう(笑)。
見事な役割分担で、久々の本格花見を満喫できました。

この日はあいにくの曇り空でしたが、午後からの雨にも降られず、うまくお開きとなりました。
でも、やっぱりこの時期はちょっと花冷えしますね。
来年は七輪でも持っていこうかな??

2008年03月20日

入院騒動

20080214.jpgそれは、突然のことでした。
前日は夜中の0:00まで仕事をするほど元気一杯だったのですから、未来というのはわからないものです。

寝る時に何となくお腹が張るような? いつもより胃が重い? とは思いながらも、夕食を食べ過ぎたのかもぐらいに軽く考えて、念のため胃薬を飲んで就寝したのですが...

お腹の張りはまったく収まりませんでした。
それどころか時間が経つにつれ、お腹が痛い。そしてなんだか気持ちが悪い。
呻くほどの痛みではないにせよ、まっすぐ上を向いて寝ることができません。
横を向いて海老のように丸まっていると少し楽かも...
でもなんだろう?? この身体のだるさは?
熱が徐々に上がってくるような背中の鈍痛に、

  風邪でもひいたかな?

と、おでこを触ってみても、熱くはありません。
とにかく、身体中がなんともいえないイヤ〜な感じなのです。
あっちを向いたりこっちを向いたり、ごろごろ寝返りを打ちながら眠ろうとしますが、眠れない。

  うーん、困った。。

翌日(厳密にはもう0:00時を廻っているので、当日ですが)は昼の12:00からボサノバのレッスンが入っていました。
ふと時計を見ると、すでに4:00。
「とりあえず水でも飲もうか」と思い、起き上ってキッチンへ。
しかし動いたことで、何とかバランスを取っていた体調が一気に悪化したのでしょう。
コップの水を少し飲むと、あろうことか気持ちの悪さが倍増! 急に吐き気に教われました。
それでも私の場合、もともと吐き気はあっても実際に「吐く」ということは稀なので、この時も

  たぶん、前に吐いたのは10年くらい昔かな??
  吐けないのもつらいよなぁ。かえって吐いてしまえたら楽になるのになぁ

などと思いながら、吐き気と闘っていました。
しかし、今回は様子が違うようでした。
結局は嘔吐し、トイレの壁にもたれながら

 これはまずい。本当に体調が悪いらしい。

と思いました。
それでも、それを認めたくなかった私は「吐いたからこれで収まるかも」とか、「ちょっと眠れば回復するかも」などと考えていました。


よろよろとソファに倒れこみ、背もたれに背中を押し付けると、背中のいやな感じが和らぎました。

 えーい、このまま眠ってしまえ!

と念じるも、刻一刻と悪くなる体調。
だんだんと夜が明け、結局は一睡もできずに朝になってしまったのです。


===============
お腹の中は完全に休業状態になっているようで、ウンともスンとも言いません。
昔、絵本で読んだ「7匹の小山羊」の話の中で、最後に小山羊たちを食べた狼が、小山羊の代わりにお腹に石を入れられて、川へ水を飲みに行ってバランスを崩し、川に落っこちるシーンが頭をよぎりました。
私のお腹も、まるで大きな石を入れられたようにドーンと重く、歩くにも、まっすぐ背筋を伸ばせないのです。


水を飲むと嘔吐してしまうので水分補給ができず、さすがにこれはもう「今日はレッスンはできないだろう」と思いました。
仕方がないので、寝ながら生徒さんたちに「お休みさせてほしい」と携帯メールを打ち、さて、どこの病院へ行こうか?と考えました。
幸い、ここ5〜6年は風邪らしいものを引いていないので、近所の内科には予防接種でしか行った事がなく、あまり当てがありません。
とりあえずは、その予防接種を受けた比較的大きめの開業医の電話番号を探しだし、受付時間を聞こうと電話をしてみると、受話器の向こうからはテープの非情な録音音声が流れてきました。

「本日、木曜日は休診日となっております。当医院の診療時間は〜〜」

なんてこった! こういう時に限って休みなんて。
あとは、近所にはもう1件しか内科がありません。
でも、ここはあまり評判が良くなくて、行くのはちょっとためらわれました。
そうなると、残るは大学病院か、市立病院でした。規模が大きくなってしまうけど、仕方ありません。どっちも混んでるし、内科にはかかったことがない。。
さて、どうしよう? どっちにしよう?


開業医にせよ、大規模病院にせよ、どちらも家からはアクセスの悪い場所にあり、歩いてはいけません。だからといって電車では、ものすごい遠回り。
吐かずにタクシーに乗っていられるかも、あまり自信がなかったので、考えた末「近い方」ということで市立病院へ行くことにしました。
電話をしてみると、初診は11時まで受け付けているとのこと。
これで点滴でもしてもらえば良くなるだろうと思い、ひとまずはホッとしました。
脱水が激しくなると、血圧が下がってしまって立ち上がることもつらくなり、1人では病院に行けなくなります。
救急車を呼ぶのは避けたいし、なんとか頑張って早く病院へ行かないと!!


動くと吐き気が襲ってくるので、吐き気が収まった瞬間にばばっと動いて、またジーッとしての繰り返し... 
まるで敵地に忍び込む忍者のようだと、自分でもおかしくなるほど、準備にはえらく時間がかかりました。

 頑張れ、頑張れ、病院へ行くまでの辛抱だから!

と自分に喝を入れ、気合いで玄関まで行き、携帯でタクシーを呼びました。
吐き気が収まった隙に家を出て、やっとタクシーに乗ったのです。


===============
病院は、車で10分くらいの場所にあります。
車内で吐いては申し訳ないと、一応ビニール袋を持参しましたが、車に乗っている間は窓からの風景に気が紛れたのか、大丈夫でした。

元気な時には気にもしなかったけれど、大きな病院ほど書くものがたくさんあって、矢継ぎ早に色んなことを言われます。
あれを書いて、これを出して、ここで待って、その後でこれをそっちに出してからあっちへ行って、やれ血圧を計って来い、やれ体温を計ってこっちへその用紙を出して、向こうで待って...って、具合が悪いから病院に来てるんですけど!
患者自体が動かなければならないことが何と多い事でしょうか。

朦朧となっていた私は「はいはい」と聞いたものの、途中でどうするかわからなくなり、用紙を握りしめて
「あのー、これ出してから待つんでしたっけ、出さないで待つんでしたっけ?」
と受付に聞きに行ってしまいました。


なんとか一通り済ませて、吹雪に吹かれて丸まっているフクロウみたいに待合い室の椅子にうずくまって待っていると、5分もしないうちに看護婦さんがやって来ました。
「お腹は今も痛いですか? 気持ち悪いですか?」
この時、熱は38度くらいでした。
私は平熱が高いので、そんなにつらい訳でもないのですが、活動していないのに38度は、さすがにちょっと大丈夫ではありませんでした。
「座っているのと、横になっているのと、どちらが楽ですか?」
看護婦さんにこう聞かれて、私は思わず
「そりゃあー、横になった方が楽です」
と間髪を入れずに答えてしまいました。すると、
「では、こちらへどうぞ」
と、すぐに処置室のベットへ案内してくれたのです。


ありがたや...
小さなベットでも、横になれれば、だいぶ違います。
やはり真上を向いては寝られないので、横向きになってジーッとしていると、20〜30分後に医師がベットまで診察に来てくれました。

「どうですか? お腹痛いですか? 吐き気はまだありますか?」
とたずねられ、
「前に急性腸炎をやったことがあるんですけど、それに似たような痛みと症状で...」
と言いかけると、医師はあっさりと
「今回も、それですね。急性胃腸炎でしょう。」
と言いました。
当てちゃいました、私。と思っていると、
「これはもう、入院ですね」。

ええっ、入院なんて大袈裟では...と思いながら
「入院って、2〜3日で帰れますか?」
と聞くと、医師は笑って
「2〜3日じゃまだ絶食している期間ですよ。
 その後、少しずつ食事を戻してから退院ですから、1〜2週間です」
と言うのです。
1週間も入院するなんて... これは困ったことになりました。
たまたま3つの仕事の締切りが週末に重なっていて、今日は木曜日。
「ちょっと待ってください...」
と、寝ながら枕元のバックの中からスケジュール帳をズルズルと取り出して予定を確認するに...
すべて今から断るのは、ツラいものがありました。

往生際が悪い私は、
「仕事があって... 一度家に帰ってちょっと片付けてからまた入院しに来るとか...」
と言うと、
「帰れるくらいなら、入院しなくても済みますよ」。
まだ決心がつかず、
「点滴しながら、考えていいですか?」
と言うと、医師はきっぱりと、
「点滴1本くらいじゃ、良くなりませんよ」。

...わかりました。
そして、そのまま入院になったのです。

===============
検査のためのレントゲン撮影をしてから車椅子に乗せられて病室へ上がると、最上階角の4人部屋が私の部屋でした。
処置室のベットより大きなベットへ移り、看護婦さんがカーテンを閉めて立ち去る足音を聞きながら、私は大きな安堵感に包まれました。

  あぁ、これでもう具合が悪くなっても大丈夫!

...って、もう充分に具合が悪いんだけど(笑)、気合いでなんとかせにゃーというのが必要なくなって、心の底からホッしたのです。
自分ではそんなことを思っているとは露ほども感じていなかったのに、実際には「1人でいる時に、ものすごーく体調が悪くなったらどうしよう」という不安は、とても大きかったようです。
そしてその後、昨夜から初めて1時間ほど眠ることができたのでした。


夕方、入院の知らせメールを受取った母が、入院一式セットを持って病院へやって来ました。
私は、点滴のおかげで吐き気は収まっていましたが、お腹は相変わらず痛く、点滴のスタンドにすがって歩くような状態。
パジャマに着替えると、より一層病人らしくなりました。
お腹の痛みは胃腸の炎症による収縮だそうで、ずーっと胃腸を誰かに握りしめられているような感じが続いています。
「お腹の痛みが強くなったら、痛み止めを追加しますから、我慢しないで言ってくださいね」
と医師にも看護婦さんに何度も言われていたので、

  何でそんなに言うんだろう? このくらいなら我慢できるのに!

と思っていたら、とんでもない。
家族が帰り、夜になるにつれて一層激しくなってきました。
あまりの痛みに背中まで痛くなってきたので、これはもう駄目だと観念。
こういう事だったんですね。
こんなに痛くなることを、さすがに医者はわかってたんだ...
痛み止めの点滴を追加してもらうと、かなり強い薬らしく、あっという間に痛みは楽になり、数分後に看護婦さんが私の様子を見に来た時には、私はすでに眠ってしまっていました。
この時も「あぁ、入院していて良かった」とつくづく思ったのでした。

==========
翌日は、だいぶお腹の痛みも収まって、自分としてはかなり元気になったような気がしました。
すると、やりかけの仕事が気になって、それを何とかしてからゆっくりしようと思い、家族に家から持ってきてもらった訳し途中の翻訳をなんとか仕上げ、とりあえずお休みできるものは連絡をして... 
さすがにパソコンは持ち込めないので携帯と電話とFAXで何とか先方に連絡をつけて、やっと一安心できました。
昔は入院しながらも仕事のことを気にするなんて、忙しぶってるようで
「そんなことをしてるから、良くならないんだ」
なんて思っていましたが、その本人が、この有り様です。
案外、自分のことは自分ではわからないものです。


1本、2本、3本...
最初は数えていた点滴の本数も、途中からわからなくなりました。
急性胃腸炎は、基本的に補液の点滴と安静が治療(痛み止め以外の薬の処方はしない)なので、結局は24時間の点滴をして、おとなしくしているしかありません。
お腹はぜんぜんすかなかったので、3日間の絶食はさほどつらくなく、意外にも、ベットでボーッとしていることも、それほど苦ではありませんでした。
結局、9日間の入院中、「あぁ、暇だぁ〜」と思ったのは最後の1日くらいでした。


思えば、最近ちょっと忙しく(しているのは自分ですが)、

   あぁ、冬眠したい...

と、思うことがしばしばありました。
現実逃避の夢が現実になった今、仕事はおろか家事も雑事も何にもしないで、ただ寝ているなんてことは、私の一生の中で、もしかしたら初めてかもしれない、と思いました。
でも、やっぱり人と関わって、外の世界と接していた方が楽しいよなぁ...
買い物したり、美味しい物を食べたり、友達とおしゃべりしたり、ギター弾いたり、歌ったり。
特別なことをしていなくても、生きている毎日というのは、充分に意義のある証を積み重ねる作業なのですね。


===============
写真は、入院中に家族に頼んで持ってきてもらったカメラで撮りました。
病院という非日常の世界には、魅力ある被写体がたくさんあって、ウズウズしてしまうくらいなのですよ!
本当は、点滴の調整をしている部分に雫が落ちる瞬間を撮りたかったのですが、いざやってみると、右手に点滴の針が刺さっているので、カメラを構えると管がゆ〜らゆ〜らと揺れてしまって、撮れないということがわかりました。
せっかくなので、他にも色々と撮ろうと思い、
「カメラを置いていって欲しい」と懇願しましたが、
「病人のくせに」と、さっさと取り上げられました。
何事も体が資本、ですね。

2008年03月09日

春めいて

20080309.jpg春といえば、5年前から毎年行っているボサノバの発表会。
今年は5月末に予定しています。
ようやく全員の曲目も決まり、私は譜面作りに追われる日々ですが、どうせ花粉のせいで外にあまり出られない3月は、仕事がはかどります(笑)。

歌う曲は、生徒さんの希望を聞いて、相談しながら決めています。
すると面白いことに、毎年「人気が集中する曲」があるのです。
昨年は「Vou te contar」、今年は「Minha saudade」と「Palpite Infeliz」。
今までにレッスンした曲ではなく、新たに発表会用にこれからレッスンする曲なのに?
全員個人レッスンなので、生徒さん同士が話したり相談したりすることはないはずなのに?
しかも今年の2曲は、一般的に誰もが知っているような「イパネマ」のようなとても有名な曲でもないのに?
不思議なものですね。

さて写真は、伊豆の美術館のお土産でもらったトンボ玉。
蓮が大好きなので、蓮モチーフの品には弱い私です。
お気に入りの1つで、春の光を撮りました。

2008年03月07日

野田琺瑯

20080307.jpg近くに行くと必ず立寄るキッチン雑貨の店で、偶然目にしたのが野田琺瑯(ほうろう)の保存容器「ホワイトシリーズ」でした。
その美しい白に惹かれて手にしてみると、丸みを帯びた優しい形の手触りに何とも言えない感覚を覚え、特に保存容器が欲しかった訳ではないのに、サイズ違いの物を2つ購入してしまいました。
まさに、一目惚れです。

実際に食品を入れてみると、シール蓋の密閉性は高く、他ににおい移りすることもなく、中の食材も渇きにくく、使い勝手も文句無し!
そして、とにかく綺麗。
たかが容器に、うっとりしてしまうのです。
冷蔵庫の中で鎮座する容器を見るだけで笑みがこぼれてしまう...
いえいえ、これ、私だけではないんですよ。
ネットで検索すると、私と同じような人たちがたくさんいたので、安心したくらいです(笑)。

今まで知りませんでしたが、そんな素敵な物を作ってしまう野田琺瑯という会社は、キッチン用品業界ではとても有名な会社でした。
ここの製品は、そんじょそこらの安っぽい琺瑯ではありません。
もともと私は琺瑯が好きで、計量カップや鍋やバットなど、色々持ってはいるのですが、ちょっと箸やスプーンがあたっただけで傷になってしまうので、
「見た目は可愛いけど、やっぱり使いにくいな〜」
と思っていたのですが、それは大きな間違いでした。

...とういことで買い足しが続き、我が家の「ホワイトシリーズ」は、あっという間に4つになりました。
1つは梅干し専用。
赤と白のコントラストに、今日も見とれる私です。

野田琺瑯
http://www.nodahoro.com/


2008年02月10日

St. Valentine's Day

20080210.jpgバレンタインデーのチョコレートは、買うものと決めています。
手作りなどをした頃もありましたが、東京に居ながらにして、世界中の有名ショコラティエの作品を堪能できるせっかくの機会を逃すなんてもったいない! 東京には、有名店の店鋪が普段もありますが、あちこちに買いに出かけなくても同じフロアに一同勢揃いするなんて、チョコレート好きには夢のよう..ということで、この時期は存分に楽しませてもらっています。
ここ最近は、男性に贈る分よりも、女性が自分用に買うチョコレートの方が予算が多いそうですが、確かにそうかも(笑)。
私は贈りながら自分も一緒に食べているので、自分のなのか?彼のなのか?区別なしです。

さて、今年は3種類を購入しました。
1つめは、昨年行ったベルギーで、力尽きてたどり着けなかったピエール・マルコリーニ(写真)。
銀座のカフェもいつも長蛇の列で、一度パフェも食べてみたいと思いながらも、なかなか叶わず、まずはチョコレートを購入しました。

2つめは、フランスのラ・メゾン・デュ・ショコラ。
なぜか箱が大変お高いお店で、何度も表参道店を覗きながらも手が出せなかったチョコレートです。今回お店で話を聞いてみたら、袋包装でバラ買いもできるし、無料の箱もあるとのこと。
なのでバラ&無料箱で買ってみましたが、ぜんぜんこれで充分満足なラッピングでしたよ。
あんな立派な箱なんて、いらない、いらない!

そして3つめは北海道のロイズの生チョコ。
本当はシャンパン味が食べたかったのだけど、期間限定商品に替わられてしまっていて、仕方なくその限定品レミーマルタンを購入。レミーマルタンも好きだから、まぁいいんですけどね。
上記2つに比べると、かなりお手ごろな価格に思えてしまいますが、味は負けずにしっかりしています。

そして...今回はピエール・マルコリーニに軍配が上がりました。
ここのチョコレート、本当に美味しいです!
もちろん、ラ・メゾン・デュ・ショコラも甲乙付け難いほど美味しいので、このレベルになってくると個人の好みの問題ですが、ピエール・マルコリーニは、クリーミーさと、カカオと、甘さのバランスが絶妙。人気があるだけのことはあるんだなぁと実感。
これはアイスクリームにも大いに期待が持てそうです。やっぱり、並んででもパフェを食べに行かなくては〜!
ラ・メゾン・デュ・ショコラは、同じくフランスのジャン・ポール・エバンと似た感じなので、ビターチョコのプラリネに目が無い方は、こっちの方がお好きかもしれません。


と、なんだかんだと言っても、普段はロッテの冬期限定ラムレーズンチョコレート「ラミー」が大好きな私。
冷蔵庫には欠かしません。
これ、昔は夏でも売っていたんですけどね。冬だけと言われると、メーカーの思うツボで、集中して食べてしまいます。
ハーゲンダッツ・アイスクリームのラムレーズンも冬期限定なので、同じツボにはまります。


まだ14日まで日があるし、あと数種類は宝石ショコラが堪能できるかも。。。

2008年02月01日

呪縛からの解放。

20080201.jpg2月は私の誕生日月です。
そして今年は、運転免許証の更新年でもありました。
しかし、私はそれをすっかり忘れていたのです。

幸運にも思い出せたのは、同じクールで更新の妹が、年明けに「免許更新に行く」と言ったからでした。
自分はてっきり来年くらいだったかなと思いながらも、念のため期限を確認したところ...

   えっ 平成20年って、今年のこと??


...あやうく失効するところでした(汗)。

通常は「更新のお知らせ」のハガキが届きますよね。
でも、私は転居をしていて、しかも引越しをしてから住所変更をしなきゃしなきゃと思いながら、なかなか行けずに早3年が経ち...
郵便転送期間もとっくに過ぎているので、当然ハガキが来るはずもなく。


また忘れないうちにということで、さっそく先日、更新に行ってきました。
ちなみに今回は、ちょっとたくらんでいることもありました。

それは、運転条件に付いている「眼鏡」を無くしてもらうこと。
私は普段、裸眼で生活していてぜんぜん困らないのに、車の運転の時にはかけることになっているのです。
こんな変な言い方になったのは、以前の更新(5年前)の後に、急に視力が回復したからで、
(詳細を知りたい方は、以前のエッセイから「ブラジル療法」をご覧くださいませ。
http://www.NetLaputa.ne.jp/~akiko/myvoice.html)
実は今は眼鏡がなくても運転に支障はないのです。

しかし、一度目が悪くなった時についてしまった運転条件は、更新のタイミングでしか変更してもらえません。
まぁ普通は、目が悪くなってから回復するというのもあまりないでしょうから、しょうがないですけど...
ということで、今はしっかりと記載されている「条件;眼鏡」の効力には抗えず、仕方がなく運転の時はかけているのでした。


当日は、念のために眼鏡はもちろん持参し、視力検査の検査官に申し出ました。
「昨年の健康診断では視力が良くなってたので、裸眼で検査してみていいですか?」
おじさん検査官は
「そうですか、じゃあ、それでやってみましょう」
と言うと、私に3つのCマークを読むように立続けに言いました。


思いきり、よく見えました(たぶん、1.0くらい?)。

私が全部答えると、おじさんは
「あー、ぜんぜん大丈夫だねー。
 じゃあ、条件取ってあげるからねー、はい、次は9番窓口ね」
と、快く「眼鏡なし」にしてくれたのでした。
やったー!!
日常生活で眼鏡をかけていないだけに、運転の時にうっかり忘れて取りに戻ることがあったりして、ホント面倒だったんですよ。


晴れて、眼鏡の呪縛から解放。 万歳!


お正月は激混みだったという運転免許試験場も、さすがに平日朝はけっこうすいていて、優良講習の30分間を入れても1時間半弱で新しい免許証が交付されました。
実家が試験場のそばなので(頑張れば、歩けます)、「帰りに寄るね」と言ってあったとはいえ、
あまりに早いので母がびっくりしていたくらいです。
ちなみに、講習ビデオ(今はDVDですね)の1シーンは、うちのすぐ近所でロケがされていて、遠くに我が家が写っていたので、ひとり興奮してしまいました。


写真は実家ベランダの、名も知らぬ花。
今年はもう一度くらい、この花のような雪が降るかもしれませんね。

2008年01月28日

花惑う季節

20080128_remedio.jpg花粉症の季節になりました。
まだ症状は出ていませんが、私も先週から薬を飲み始めています。
ここ数年お世話になっている薬”クラリチン”は眠くならないし、副作用もほとんどないし、胃も荒れないし、私にはとても合っているようです。

実はこの薬、花粉症以外にも効果を発揮します。

私は小学生の頃から、冬場になると足(膝から下)に蕁麻疹が出るのです。
でもそれは”寒い場所に出て歩いた時”だけ。普段はまったくなんともありません。
暖かい家から寒い外へ出て歩くと、5分程度で猛烈な痒みに襲われます。
掻きむしって流血することもしばしばですが、我慢していて脳貧血になり、吐きそうになったこともあって、掻くも地獄、掻かぬも地獄。
たかが蕁麻疹とは言えないほど、本人にはつらいものでした。
暖かい場所へ移動し、しばらくじっとしていると痒みは徐々に収まりますが、
毎日のことだし、すぐに店や駅に入れるとも限らないので、冬の朝は特に憂鬱だったのです。

室内と外の気温差がなければ症状は出ないので、冬以外は問題なく、
病院での診断は「寒冷蕁麻疹だろう」とのことでした。
でも当時は良い薬がなかったのか、軽視されたのか、
「体質だろう」と、薬も処方されず、何度受診してもまったく解決には至りませんした。
よって、学生時代は家から駅までの10分間を歩くことができないので、
自転車で駅まで行き(自転車なら数分)、雨の日は親に駅まで車で送ってもらい、
どうしても歩かなければならない時は途中で店(本屋とか、スーパーとか)などに入って温まる...などなど。
そして何より普段は「寒い時には極力、5分以上は続けて歩かない」ことを心掛けて過ごす人生を送ってきたのでした。

ところが、花粉症を発症し、薬を服用しはじめて、ふと気が付いたのです。

  あれ?足が痒く無い!

絶対に痒くなるような寒い日でも、まったく痒くならないのです。
運良く、花粉症の時期と、寒冷蕁麻疹の時期(1〜3月)は同じです。
数カ月とはいえ、毎日連続で薬を飲むということに最初は少し抵抗があった私も、

  1粒で2つの効果があるなら!

と、今ではそそくさと服用しています。

もともと花粉症用の薬はアレルギー用の薬なので、蕁麻疹などにも処方されるものなのですが、
昔だってアレルギー用の薬が何もなかった訳ではないでしょう(クラリチンが日本に登場したのは、5年位前のことなので)に、どうしてお医者さんは何も処方してくれなかったのかなぁ...


とにかく、医学の進歩に感謝です。

2008年01月21日

Happy Camera Life♪

20080121.jpgデジタル一眼レフを購入して早や約3週間。
試して撮ったり、情報収集してわかったことが色々ありまして、どうも思ったように撮れないのは、腕もあるけど、レンズの種類によることも大きいらしい...
とは言っても、交換レンズはかなり高価で、カメラ本体より高かったりするので、そうそう気軽に買えるものでもありません。
色々な基礎知識も、こんがらがってきてよくわからないし、何で時々シャッターがおりないのかも謎だし、真っ青になったり真っ黒になったり、うまくボケないし、オートで撮るなら一眼レフの意味ないし...
  
  買ったはいいけど、さて、どうしよう??

ボサノバギターを初めて弾こうと思った時以来ですね、この感覚。
そんな中、ふと見たカメラ雑誌で、私の持っている機種専用のカメラ講座をメーカーが主催していることを知りました。

それは、オリンパスが主催するPhotoRougeという女性限定講座で、今までの写真教室の常識を覆すような内容でした。

例えば、自由が丘を散策しながら街の風景を撮る、夕暮れの東京湾をクルーズしながら撮る、白金のカフェでスイーツやフラワーアレンジを撮る、自然光を生かしてカフェで花や小物を撮る、簡単ライティングでテーブルフォトを撮る...などなど、女性がカメラで「やってみたい!」というツボを押さえた画期的な企画!
全3回講座で、1回目が講義、2回目が撮影会、3回目が作品講評会となっていて、撮影会ではランチやお茶付きだったりして、ますます女心をくすぐります。
そしてカメラ本体はもちろん、好きなレンズをいくらでも貸してくれるので、買う前に思う存分試してみることもできるのです。
先生のプロカメラマンも同世代の女性で、
「何でこうなるかとか、コムズカシイ事はとりあえず置いといて、とにかく早くポストカードのような作品を撮りたい」
という女性の気持ちをよくわかってくださるようです。

  これは、ぜひぜひ行きたい〜!!


今まで、写真教室というと、
「ISOって何ですか?」など、あまりに基本的な質問をしたら怒られそうなおじさんベテランプロカメラマン先生に、カメラの構造から教わって、「公園で花を撮る」とか、「山で紅葉を撮る」とか、「浴衣モデル撮影会」とか、あんまり興味ないような写真も一通り習って...というのを想像していた私はびっくり! こんな講座があったんだ〜!

いや、花も紅葉も撮れたらいいですけど、まずはだいたいの女性がやりたいのは、
単焦点レンズやマクロレンズを使った、テーブルフォトなのですよ。


早速、近い日程をチェックするに、すでに最近の講座は締きり済み...
しかも、HP掲載の中でまだ開催していない、残りたった1つ講座の開講日は、すでにあさってに迫っています。
内容は「白金台のカフェで、バレンタインをテーマにしたスイーツとフラワーアレンジを撮る」というもの。
   うーん、もう無理かもしれないけど、行きたいなぁ。
でも、日程が差し迫っているというのは、逆にチャンスでもあります。
定員30人だったら、1人くらいキャンセルが出ているかもしれないじゃないですか。
駄目もとで電話をしてみると、

「残念ながらもういっぱいで...」
とのお返事です。やっぱり。
「1人くらいなんとかなりませんかねぇ??」
と頑張ってみたけれど、
「すでにそう言われて、定員を数人オーバーしているので、難しいです。
 もう撮影会場のカフェに、席をご用意することができないので...」。
次回の開催予定は、春以降になるというし、私はどうしてもあきらめきれず、
「キャンセルが出たら、連絡いただけませんか? 当日の連絡でも構いません。
 突然でも私、行けますので」
とお願いすると、私が既にカメラを持っていること、会場の新宿まで1時間もかからないことなどもあり、キャンセル待ちを受けてくれました。

そして翌日。
昼の3時に携帯が鳴りました。やった!
待望のキャンセルが出て、私も晴れて参加できることになったのです。
後で知ったのですが、PhotoRougeの講座は毎回大人気で希望者が殺到、いつも定員オーバーするため、受講者は抽選の上で決定なのだそうです。
キャンセルで入れてもらえた私はラッキーでした!


そして迎えた初回。まずはオリンパスの社内会議室でカメラの基礎知識講座です。
参加者はみんな同世代...20〜30代の女性で、お話をした方々は、実はキャノンとニコンの一眼レフを持っているのだとか。
2人とも、私の機種より1ランク上の良いカメラをお持ちで、すでに他のメーカーの講座にも何度か出席しているけど
「よくわからない」「質問しずらい」「撮影の対象に興味が沸かない」「女性だけの方がいい」
などの理由で、イマイチだったらしいのです。
よく見ると、オリンパスの今回の対象カメラ(E-410, E-510)を持っている人は稀で、9割の人がレンタルを利用。
買う前に試したい、他のメーカーのカメラや、フィルムの一眼レフを持っているけど、講座の内容に興味があって来た、という人がほとんどのようです。
皆さん、よく調べて勉強しているんですよ〜


講座では、電源の入れ方、カメラの構え方に始まって、ISO、ホワイトバランス、シャッタースピード、露出、補正の仕方、絞りと他の要素との関係、ピントの合わせ方まで、わかりやすく講義してくれて、2時間はあっという間でした。
実はこの機種にはライブビュー機能というのがついていて、液晶画面を見ながら撮影することはもちろん、その場でボケ具合やホワイトバランスの調整確認ができる(一眼レフにこの機能がついているのがウリだった)のですが、私はこの講座に行くまで、その機能を1度も使ったことがなくて、もったいないことをしていました(笑)
もう撮るのに必死で、使いこなすなんてほど遠い状態ですから。


そして2日後の撮影会では、実践です。
白金台のカフェで、スイーツと日比谷花壇さんの用意したフラワーアレンジと、カフェのものを何でも撮ってOK。スタートの声がかかる前から、すでに全員が暴走。あっちこっちでパシャパシャ撮りまくりです。
自然光の入るガラス張りの室内は、プラチナ通りを歩く人に丸見えで、行き交う人がみな
「これ、何やってんの??」
と、ものすごく怪訝な顔していましたが、そんなことに構っている場合ではありません。
先生に時々アドバイスをもらいながら、交換レンズを3種類試して、またも2時間はあっという間に終わりました。
もちろん、撮影したスイーツもハーブティーも美味しく楽しく、みんなでいただきました。
撮影に使ったフラワーアレンジも、お土産として各自持ち帰れるという、到れり尽くせり状態です。

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現在の私の手持ちレンズは、初回キットに付いていたスタンダードズームの14ー42mmF3.5-5.6。
これだと、あんまり背景をぼかすことができません。
そして今回、試したのは、35mm F3.5マクロと、50mm F2.0マクロと、スタンダードズームの14ー54mm F2.8-3.5のレンズ3種。
憧れの単焦点50mm F1.4は、ライカレンズのため今回はレンタルができず、上記の3種類を試して、どれか1本を今後買い足そうと思って選びました。

使った感じでは、50mm F2.0マクロが一番良くて、参加者全員に大人気でした。
35mm F3.5マクロは寄れすぎて、撮れる世界が一段変わるので、ビジョンがないと、どうしてよいものやら??と、戸惑う感じです。このレンズなら、水滴アップ!とか、ありんこアップ!とかはできますけどね。光を上手く使うと、別世界が表現できるレンズです。
スタンダードズームの14ー54mm F2.8-3.5は、通常持って歩くには14ー42mmF3.5-5.6より思ったように撮れるので良いのですが、想像していたよりも大きくて重かったので、1本買い足すなら、マクロの方がいいかな〜と。

2時間で撮った写真は計205枚。
ここから2枚を選んで、タイトルをつけて、月末には講評会です。
みんながどんな写真を撮っているのか、それも楽しみです!

================
今回、参加したことでだいたいの基本がわかったこと、自分が何を撮るのが好きで、何があまり好きじゃないのかがわかったこと、ぼかせば良いってもんじゃないとか、アングルの難しさや、色んなことがハッキリして、とても勉強になりました。

結果として、教えてもらえば、よくある「リビングフォト」「ポストカード風フォト」は、カメラが優秀なので、実は簡単に撮れます。
手ブレも、練習すればブレなくなります(そもそも、E-510なら手ブレ補正もついているし)。
でも、そこから「いかに個性を出した写真を撮るか?」が難しいのです。
音楽と同じなんですよね。
ピッチやリズムがずれていては話にならないけど、合ってるからって上手いとは限らない。
センスは、人間性につながっていて... うむむ、芸術は奥が深いです。


ということで、白金での写真はいずれ披露するとして、今回の写真は撮影会の帰りに寄った妹宅での1枚。 
意外と、ぬいぐるみシリーズはかわいいのが撮れて、ひとり満足しています。

2008年01月02日

謹賀新年2008

cake20080102.jpg明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さてさて、今年のお正月は、自宅でDVD三昧。
そしてカメラと格闘しております。
年末に、デジタル一眼レフカメラを買ったのです。

憧れはあったものの、一眼レフカメラを手にしたのは、実は生まれて初めてです。
誰かのを貸してもらっても、万が一、変な操作をして壊してしまったらと思うと、怖くて何もできませんでした。
「ちょっとコレ持ってて」
などと言われて、大事に抱えていたことくらいしかありません...


こんな初心者でも気軽に始められる機種ということで、最軽量のオリンパスE-401という機種を選びました。
勇んで撮影し始めると...
おぉ〜 暗めの室内でも、なかなかよく撮れるではありませんか!
しかし、感激もつかの間、マニュアル操作にすると、まったく上手くいきません。
背景をぼかしたいのに、まったくぼけない。もしくは全部がぼける。
というより、そもそもピントが合わない!
ファインダーの中のピント合わせの点が、ゆ〜らゆ〜らといつも揺れていて、
そもそも私は、カメラを持ってじっとしていることすら、できないようです。
最軽量とはいっても400グラムはあるので、慣れないとバランスがとれず、重くてカメラを支えていられないのです。
被写体は絶対に自ら動かない静物...置物や植物、ケーキ等なのに、撮影する自分がシャッターを押すまでの間、静止していられないなんて、どうしましょうか、こんなんで!!
野良ネコを激写なんて、夢のまた夢です。


完全オートの他にも、シーン別のオート機能、絞り優先、シャッタースピード優先、プログラム撮影など様々なモードがあるのですが、
完全オートでは今までのデジカメみたいな映像しか撮れないんですよね...

  違う、私がやりたかったことはこれじゃない!

しかし、考えれば考えるほどメチャメチャな設定になっていくらしく、
撮れば撮るほど
「これはいったい、何を撮りたかったの?」
という、どうにもならない写真が増える一方です。
こんななら、今までのデジカメの方が100倍上手く撮れるじゃないの〜!!

そして、悟りました。
  

  写真って、難しいんだ!!


今更ながら、プロの写真家って、ものすごく上手いんですね(当たり前か ^^;)
一眼レフを買って「素敵に撮れて感動」ではなく、
「プロがいかに上手いか」に、むしろ感動しました。
アングルが大事なんて思っていたけど、アングル以前の問題が山積みで、話になりません(苦笑)。
良いカメラを買えば、思い通りの写真が撮れる訳ではないのですね。
オートで撮れば、確かに通常デジカメより良くは撮れるけど、それはまるで
楽譜も読めない、楽器の弾けない人が、専用ソフトを作って曲を作って、作曲できているような気になるようなものです。
肝心な部分は、ぜんぶコンピューターがやってくれてるんですよ...忘れてはいけません。
便利だけど、それじゃつまらない!


もちろん、カメラに関してはちょっとは勉強してから買ったのですが、やってみなくちゃわからない部分もあったので...
そして実際に触ってみて「いかに何もわかっていないか」がよくわかりました。

  露出補正値の予測はついても、どうやったら絞りとの関係がうまくいくのか、
  シャッタースピードはどういう状況でどのくらいが妥当なのか、
  今の光の具合だと ISOはどのくらいが適切なのか、
  ホワイトバランスはどれを選ぶのか...

これらが全部組み合わさって、写真として表現になるなんて、知りませんでした
(たぶん、私が知らない他のこともまだあると思いますが)。
考えようによっては、こういった要素をきちんと理解して操作できれば自由自在に撮れるので、単純明快ではあります。
  なのになぜ、なぜに上手くいかないの〜〜っ!
説明書には本当に基本的な操作のことしか書いてないんですよ! 
ちょっと前に機種変更した携帯電話の説明書の方がずっと詳しくて厚かったほどで、
「もしかして、もう1つ応用編っていうのが入っているのでは?」
とカメラの入っていた空き箱の中を探りたくなるくらいでした。


しょうがないので、
「まずはオートで撮って、それからその情報を参照し、
 マニュアルでそれに近い設定にしながら、オートでは再現できなかった部分を補正する」
という手段で撮ってみる作戦に変更。
...そしたら、3日目にしてやっと、とりあえずまともな写真が撮れるようになりました。


  はぁ〜〜 


写真は、元旦に焼いたパウンドケーキ。
こんな写真を撮るのすら、まだけっこう大変な私なのでした...
(ちなみにオートだと、もっと暗くて白っぽい画像になります。
 でもまだこの写真はちょっとホワイトバランスが変で、改善の余地アリ ^^;)
ド初心者向けの基礎知識の本を1冊、買ってこなくっちゃ。。

2007年12月26日

今年も1年、感謝御礼。

Luz20071225.JPG先日のVJライブも無事終わり、早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。

今年は、私にしては珍しく「目標を持たないで生きる」1年にしていました。
この10年ほどは、毎年目標を作って過ごしていたので、いわば、「目標を持たないことが目標」でしょうか。
年末、新しい手帳に目標を5つくらい書出して、1年の抱負を決めて...
でも不思議と、数日内には何を書いたかも忘れてしまうのです。
それを再び見ることはなく、年末に思い返して手帳を開くと、
「あ、全部叶えられてた!」という感じです。

まぁ、もともと叶わなそうなことは書かないので、達成率は高いのですが、充実感は何より次への力になります。

目標がない今年は、案の定、何も達成しないまま1年が過ぎました(笑)
(...と書いたら、友達から「inc12のCD出したよね」とのご指摘が。そういえば、そうでした!)
とまぁ、こんな調子で何もしなかった訳ではないけど、のんびりできた訳でもないので、
私には「今年の目標!」がハッキリあった方が良いのかもしれません。


でも、そんな稀な1年を過ごしたおかげで、ちょっと考え方も変わった気がします。


以前は、「努力すれば必ず夢は叶う」と信じていました。
「私には向いていない」という言葉が何より嫌いで、そう口にする人を見る度に、
「向いてないのではなく、本気でやっていないだけじゃないの」と思っていました。
でも、実際にはどんなに努力しても頑張ってもできないことはあるし、
それは本人の努力だけの問題ではなくて、環境とか、経済的理由とか、物事の考え方の癖とか、
色々なことが関係した結果なのかもしれない...
なるようにしかならない。
うまく行くことは、何をやっても、時間がかかっても必ずうまく行く。どんな事でもなんとかなる。 
でも、その逆もあるのです。
そう思うようになりました。


そして、新しい事を始めることが難しいのではなく、実は継続して行くことの方が遥かに難しいということ。
”やってみる”のは誰でもできるけど、続けることは才能です。
だから、自分ができること、続けていけること、他人から必要とされていることがあれば、それは誇れる自分の能力!
挑戦は必要ですが、できないことをいつまでも「できない」と嘆くより、
できることを楽しんで続ける方が、幸せな一生が送れそうですよね。
「あきらめは、考え抜いたという証」という言葉をどこかで聞いたことがありますが、
上手な「あきらめと見極め」も、チャレンジと同じくらい大切なのかもしれません...
何もせずにあきらめるのは今でも理解できないですけど、そんなことを今、感じています。

今年の初めに、こんなことがありました。
右目の下瞼に麦粒種とかいう小さな腫瘍ができてしまったのです。
初めは小さな点々だったのですが、だんだん大きくなって、下睫(したまつげ)を持ち上げてしまうようになり、
逆さ睫で目が痛いのなんの!
仕方なく眼科へ行くと、
「これは良性腫瘍なのでほっといても問題はないけど、切らないと取れないんです。
 ご老人だったら僕が取っちゃうんだけど、若い人は痕が残ったら困るよね。
 形成外科を紹介しますから、そこで手術してください。抜糸はうちでもできますから」
と言われ、大学病院への紹介状をもらいました。

その場ですぐ取ってもらえると思っていたら、目の手術なんて...とすっかり意気消沈して帰宅。
散々迷った結果、2週間後に大学病院へ行くと、指定してくれた外科部長先生ではなく、
まだ経験の少なそ〜な医者が、ぜんぜん信頼を寄せられないような説明をしてくれました。

それによると、
「日帰りでできる手術で、麻酔をするのでその時は痛く無い。
 良性なので悪性化はしない。取っても良いけど、うまく行くとは限らない。痕は残る。
 そしたらまたその痕を取る手術をする。でも、それでも治らないかもしれない。
 腫瘍を取らないままにしておくと、どんどん大きくなるかもしれないので、
 そうするともっと手術が大変になる。
 麻酔の注射を顔に打つので、半月ほどは顔の半分が殴られたように青紫色に腫れる。」


この説明をきいて、「お願いします」とはとても言えません。
しかも彼は明らかに「やりたくなさそう」なのです。
「もう一度考えます」と言って病院を出て、実際は困り果てました。
その時、腫瘍は3ミリと2ミリくらいのものが2つあって、よく見なくても目立っていました。
でも、手術するとどうしても下瞼が少し下に引きつれるとかで、腫瘍はなくなっても傷跡が目立つというのです。
仕方ないので別途、眼科専門の形成外科を探し、仕事が一段落する5月以降まで様子を見ることにしました。
そして5月以降も大きさは変わらず、なんとなく医者へ行く気にもなれず...
探した病院が静岡だったこともあり、結局、「もういいや」と思って、そのままほったらかしにしていたのです。


すると、なんと。

ある秋の日でした。
ふと鏡を見ていて気が付いたら、腫瘍はなくなっていたのです!

  治ってる〜〜!!

よ〜〜〜く見ると、名残りのようなものはちょっとあるのですが、もう全然わからないレベルです。
手術なんかしなくて、本当によかったと、つくづく思いました。
「手術をするメリット」と「デメリット」を考えての判断は、この時は当たったと思います。
ほったらかすなんて、一番良くないと思っていたのに、何もしなくても、なんとかなることもあるのですよ。
今も、幸いこの腫瘍は復活していません。ヨカッタ、ヨカッタ〜


ということで、
本年もお世話になった方々、私のライブを聴きに来てくださった方々、
ブログに訪れてくださってる方々、今も昔と変わらず友達でいてくれるみんな、そして家族....
今年も1年、どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年をお迎えください。

2007年11月28日

冬に備えて

poinsetia_20071128.jpgインフルエンザの予防接種を受けてきました。
幸いここ10年罹ったことがありませんが、今年は大流行の兆しらしく、早くも近所の学校では学級閉鎖になっている模様。
平熱の高い私は、接種前の検温では最近の最高である37.5度(午前10時なのにですよ...)を記録!
でも昨年とは違う病院で接種したら、何のお咎めもなくサッサと打たれました。
ま、風邪は引いていませんでしたので、いいんですけど...(一応、ボーダーラインは37.5度のようです)

珍しく翌日に接種痕がちょっと赤く腫れて痛かったのですが、数日で落ち着きました。
腫れの原因は、体調とか、ワクチンに含まれる防腐剤とか、今年のワクチンはちょっと強めだとか...??色々あるようです。
それにしたって、少しでも感染のリスクが低くなるなら、それに越したことはありません!


写真は今年で3年目になるポインセチア。
葉を赤くするためには、実はちょっと手間がかかります。
1日に8時間以上、光を遮った真っ暗な所に置くという処置を2カ月ほどしなくてはならないんです。
昨年は、夕方から納戸に入れていたら、風通しが悪かったのか葉ダニが発生して大変だったので、
今年はダンボールで覆いを作って、リビングに置いたまま、それを被せて「真っ暗闇」を作っています。
処置を始めて数日で、葉が赤いビロードのように美しく変わってきました。
この作業は、クリスマス頃まで続きます。

2007年11月19日

思ってもみなかった事

violao20071119.jpgブラジルで買ったギターのハードケースがあまりにも重いのを見かねて、ギターの師匠がソフトケースを貸してくれました。
そうしたら、この最新型のソフトケースが、夢のように軽いのです!
よく街で持っている人を見かけますが、これほどまでに違うとは...
歩きながら「もしかして、ギター入れてくるのを忘れちゃったのでは??」と、何度も不安になるほどでした。


ソフトケースが軽いのは当然知っていましたが、強度や見た目などがイマイチだと決めつけて、
私は今まで使ったことがありませんでした。
でも、最近は新素材が開発されていて、しかも年々改良されているようです。
見た目だって、パッと見はハードと変わらないし、全然悪くないですよ? 
どうしてこんなに重いのかわからない私のブラジル産ギターケースは、師承の家へしばしお泊まりさせてもらい、帰ってきました。
このままこのソフトケース、譲っていただこうかな...(笑)

人生って、思ってもみなかった事がたくさんあって、信じていたことが違ったり、定説が古くて現在は変わっていたり...
実際に体験してみないことには、本当にはわからないものですね。


後日談;ちなみに、このギターケースはミラクルケースという納得のいく(?)名前がついていて、
    写真のものは、師匠が買った当時は約3万円したそうです。
    安いギター1本買えますね...

2007年09月24日

一泊旅行

Resonare20070920.jpg連休前に、小淵沢に1泊旅行してきました。
残暑をぶり返した東京とは違って、陽があっても決して暑くはなく、やっぱり高原は涼しいんだなぁ〜と思いました。
天気も良くて、間近に聳える八ヶ岳は圧巻!
別に何ってことなく過ごした休日。のんびりできました。

山梨と言えば、ぶどう、そしてワインの産地。
私はアルコールにはとっても弱いので、ワイナリーに行ってもほとんど飲めないし...ということで、今回はホテルの中のお店で、濃厚な100%ぶどうジュースと、井筒ワイン(酸化防止剤などを使っていない有機ワインを製造しているメーカー。お料理用のワインでも、すごく美味しいんです)の、デザートワインと呼ばれる超甘口のワインを1本買いました。
お酒選びは好きなので、私とは対照的な酒豪の妹へのお土産に、辛口の赤ワインと、YONAYONAエールという地ビールを。
なんでもこのビールはたくさんの賞を受賞していて、かなり有名らしいのです。
妹に渡したら、さすがは詳しいだけあって、このビールのことも知っていました!


普段は飲まない生活に慣れているし、別に気にしないのですが、こういう時は、飲める人が羨ましいです。
スパークリングワイン(シャンパン)など、大好きなんですけどね。
いい気になって飲んだらもう、その数時間後には頭ガンガンで、動けなくなることはわかっているので...グラス1杯くらいが、いいとこです。

私が泊まったこのリゾートホテルでは、館内のホールで10/21に小野リサさんのコンサートがあるそうです。

2007年09月12日

大盛況でした;FESTIVAL BRASIL

BrasilFesta0909.jpgブラジル・フェスティバルは、お天気にも恵まれて大盛況でした!
代々木公園なんて、よく考えたら小学校の遠足以来?行ったことがなかったかもしれません。
広〜い公園の中のどの辺でやっているのかな?と思いつつ、駅から歩いて来ると、森の中から狼煙(のろし)のごとく立ち上がる煙が...
そうです、あれは、シュハスコを焼く煙! 
近付くにつれて良い匂いもしてきました。間違いありません、あそこだ!
...ということで辿りついた会場には、踊る人、歌う人、食べ物屋さんのブースには長い列、どこからともなく聴こえるカヴァキーニョの音、それに合わせて自然にあちこちから参戦するパンデイロやタンタン... そこは、想像通りのリトル・ブラジル。
思わず、リオのカーニバルに出演した時の待機場所広場を思い出してしまいました(笑)。


さて今回、私はこのフェスティバルの開催事務局で、プレスリリースなど対外文書の翻訳業務を担当していました。
なので、当日の業務は何もなかったのですが...
会場で「ここで使うやつだったんだ!」と初めて知った自分の訳文に、ドキッとさせられることもしばしばありました(笑)。
というのも、ラスト1カ月間の一番タイトな時期に急遽、お引き受けしたので、最後の方は本当にてんやわんや!だったんです。
何とか無事に役目を果たせて、ホッとしました。


ポルトガル語→日本語の歌詞の翻訳の経験はあるものの、長い文章のお仕事は初めて。
歌詞の場合、「行間」の持つ役割はとても重要なので、あえて明らかに訳さなかったりして、歌い手や聞き手に、最終的な判断や解釈を任せることがよくあります。
分量も短いので全体がよく見渡せるし、たいていは、その歌詞が書かれた実際の背景を知らなくても、訳せます(そうじゃない難しーい歌詞も時々ありますが。カエターノの詩とか...)。


でも、文章の場合は、そうはいきません。
特に不特定多数の人に情報を伝えるのが目的の文章の場合、正確さ、判り易さが一番求められるので、原文を読んで
「言いたいことは、何となくわかるよ〜」程度では、訳文は書けない...
しかしながら、たとえ完全に原文の意味がわかっても、直訳のままでという訳にもいきません。
今度は「言いたいことはわかるけど、摩訶不思議な日本語」になってしまいます。


きちんとした日本語にすることが、こんなにも難しいとは〜!!
「日本人だし、日本語の文章は書くのは大丈夫」
なんていう思い込みは、お仕事初日にガラガラと音を立てて根こそぎ崩れ落ちました。
予想以上に「日本語を考えている」という時間がかかり、他にも背景を調べたり、裏付けを取ったりする必要もあるし、さらにその都度、TPOに合わせた日本語にして、という作業を繰り返し...
ペースを掴むまでは、苦戦しました。
そして普段、何気なく使っている日本語には、色々なタイプがあるんだと、あらためて思い知らされました。
新聞や雑誌の記者は、ちゃんと訓練を積んでいるプロなんですよね〜!
コピーライターという職業があるのも、多いに納得できます。
コピーの訳は、さらに難しくなりますからね...


この1カ月、さまざまな失敗や後悔の連続の中、
「あれは、こうすればよかったんだ」「あれは、この方が良かったのでは...」
と思いながら、夢の中でまで翻訳をしていた毎日(笑)でしたが、私にとっては、日系ブラジル人の方々と一緒にお仕事をするという貴重な機会を持てただけでも、感激なこと。
だから大変でも、とても楽しかったです。
手が廻らない部分もたくさんあったのが心残りではありますが、それは糧として次へ繋げたいと思います。

殺人的な忙しさの中で、私の世話までしていただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。
このイベントは非営利目的なので、様々な制約があり、日系ブラジル人スタッフの献身的な活動がなければ、とても実現できないのです。
もし自分が他国に住んでいて、「日本フェスティバル」のためにここまでできるか?と問われれば、即答できないかもしれません。。


来年のブラジル・フェスティバルは、日本人ブラジル移民100周年記念イベントとして、さらにビッグになりますよ!
どうぞお楽しみに。

2007年07月26日

英語のその後

4月から通い始めた英語スクールも3分の2が終了し、夏休みになりました。
ここまで来て、思いました。
「このまま通っていても、英語は話せるようにならないな」と。

  あれれ、あんなに乗り気だったのに!
  なーんだ、結局あきらめちゃったの??

...いえいえ、そうではありません(笑)。
通ってみて初めて色々な事がわかった、という事なんです。


「通っても上達しない」と感じた理由は、大きく3つあります。

まず、その1。
【授業のほとんどが生徒同士のディスカッションである】
私の行っていたS校では、1週間に1度、4時間の授業がありましたが、
蓋を開けてみると、そのうちの約3時間弱が生徒同士のディスカッションだったのです。

グループワークが多いことは、事前の体験レッスンでも、説明会でも、承知はしていました。
S校に限らず、なぜかどこの英語スクールでも、グループレッスンは必ずと言っていいほどグループワークがメイン。
そこから逃れるためには、個人レッスンを選ぶしか方法がないような現状だったので、
  ならば仕方が無い、何か1つくらいは良いこともあるのかもしれないから、試してみよう
と、もともと効用には疑問を持ちながらも、今回は目をつぶって受け入れることにしたのですが...

  ビデオを見て、「何について話していたか、みんなでディスカッションして」、
  要約をする前に、「まずはみんなでディスカッションして」、
  プリントを読んで、「何について書かれているか、みんなでディスカッションして」、
  宿題について、「まずはみんなでディスカッションして」、
  ディベートやるから「何を話すかみんなでディスカッションして」...

すべてにおいて、まず生徒同士でディスカッション。それが繰り返されるのです。


100歩譲って、グループワークが有効だとしましょう。
一番の問題は、先生がグループワークを聞いていても、生徒の言い間違いを直さないということです。
私のクラスは人数が少なかったので、3〜4人のグループが2つだけでした。
よって、先生も2つのグループを指導すれば済むものを、廻って来ても私たちの会話を聞いているだけで、こちらが質問しない限りはめったに口を挟んできません。


毎回10数分話をさせられて、さっさと次に進んでしまうのが通常で、
時々ディスカッションの後に
「さっき●●と言っていたけど、これは○○です」
とか、そういう例を2つほど挙げてホワイトボードに書いて説明するのみ。
または、生徒同士に話をさせておいて、グループを廻ることもせず、自分は日誌を書いていたり...ということもありました。
これでは「グループディスカッションって、先生が楽をしたいだけじゃないの?」と思ってしまいます。


最初のうちは、私たち生徒も必死なので、そんなことに思いを馳せる余裕がなかったし、テキストをやったり、用語や文法の説明を受けたりすることも確かにあって、ディスカッション自体の時間も短かったのですが、だんだんと比率が変わり...3カ月目には、気がつけばビデオを観せられて→ディスカッションの繰り返し。。
文法の説明も、そのうち「後でテキストの後ろの説明を読んでおけ」と言われるだけになりました。
結局、ネイティブ相手に会話する=「先生に向かって文章で話す」ことがほとんどないのです。

クラスに慣れ、落ち着いて授業を受けられるようになってくると、
「はて。 私の話しているのって、これで合っているの?」
ということが気になってきます。
多少のウィークポイントの差はあっても、所詮は同じレベルの生徒同士。
よくよく聞いていると他のみんなも間違っていることがたくさんあるのですが、哀しいかな、同じ日本人同士なので間違った英語でも、通じてしまうのが恐いところ...!!
私のメチャクチャな英語を毎回聞かされるクラスメイトも苦行でしょうが、これでは私も自分の英語を矯正することができません。
合ってるのかな?いいのかな?と思いながら話すストレスは、想像以上です。
既に2カ月目に入ったころから、私だけではなくクラスメイトからも
「喋れない同士で喋っても、意味がない」
という不満が、ふつふつと沸き上がってきました。


そして、その2。
【宿題の作文が、訂正されて返ってこない】
毎回毎回出る宿題には、エッセイ(作文)の宿題もありました。
文章量もA4サイズ用紙にいっぱい書かなくてはいけないので、普段から文章を書くのが好きな私でも、このブログのエッセイを書く暇もないほど大変だったにもかかわらず、何たることか、この作文が返却されないのです。
やっとのことで返ってきたと思ったら、最後に数行の先生からのコメントがあるのみ...。
私の文章には、まったく何のチェックもされていません。

   まさか、間違いが1つもなかったの...??? ありえない。

そう思った私は、返却された直後、先生に
「何のチェックもされていないけど、私の文章が間違っていないとは思えません。
 何故、何も訂正されていないのですか?」
と聞いたのですが、
「あぁ、いつもコメントだけ書いているから...」みたいな、ウヤムヤな返答です。
「今度から、間違いを直してください。これでは勉強になりません」
と言うと、
「OK,OK!」
と調子だけは良い返事が返ってきたものの、それからもサッパリ宿題は返却されませんでした。

最後に、その3。
【ただ単に、実践の場を提供しているだけである】
このクラスには「実践英語」という名前がついていて、その名の通り「実践的なコミュニケーション力を習得する」のが売りでした。
しかし前述の通り、間違いの訂正が無い等、あまりにフォローがないため、学校で基礎を復習するとか、正しい英語を話せるようにするとか、そういう事は、実は望めなかったのです。
自分で勉強した事を、試しに来い!っていう所だったようです(説明パンフレットには、そんなことは書いてませんでしたけどね)。
「英語を習いに行く」つもりで入学したのに、実際は「とりあえず英語を話してみる」場所だっただけ...
まぁ一応、話題の提供はしてくれますし、学ぶことがゼロだったとは決して言いませんけど、カリキュラムも実際はかなり違って遂行されていましたし、講師の当たり外れも感じざるを得ませんでした。

◆=========
しかし、胸の内に文句を溜めていてもしょうがありません。
S校では、中間ガイダンスなどで、先生に直接要望を伝える場なども提供してくれていましたので、私達は皆で相談し、遠慮せずに先生に要望を言おう、ということになりました。

  グループワークでの間違いを直してほしい、宿題を返してほしい、
  宿題のチェックをしてほしい、先生と1対1で話す機会を増やして欲しい...

そしてクラスメイトのほぼ全員が、個別ガイダンスで訴えたのです。
でも、

  グループワークは、先生が聞いていれば、誰が間違っているか、
  話せているかどうかはよくわかる。だから有効。

  宿題については、時間内にできることしかフォローできない。
  易しい問題は、いちいち全部チェックしない。

  作文のチェックをしないのは、それがその先生のスタイルだから、変えられない...

  
という回答で各々あしらわれ、おしまいでした。
それでも私は納得がいかなかったので、かなり頑張って要望を言いましたが、講師は自分の正当性を主張するだけ。
私も、もともと流暢に英語が話せる訳ではないので、全部を表現はできないし、結局は丸めこまれたようになって「時間がないから」と、ガイダンスを途中で打ち切られました。

   だから英語ができないのが厭なんじゃないか! だから学校に行ってるのに!!

他のクラスメイトも
「言っても無駄みたいだよね」とあきらめ顔で、私もかなりガッカリしたのでした。


ところが次の週、私は授業の後に1人、先生に呼ばれたのです。
まだ何かあるのかと渋々ついて行くと、先生は満面の笑顔で、
「○○先生(担当講師は2人だったので)とも話し合ったのですが、
 今までの宿題への対応は申し訳なかった。
 これからは出した宿題のチェックは必ずするから」
と、なんと謝られたのです!
「わからないことは、いつでも聞きに来なさい。
 私でも、○○でもいいから、いいね」
...これにはビックリです。
だったら前の週にそう言ってくれたら、どんなにか良かったのに!
これが文化の違いってやつですかね??
なんともキツネにつままれたような気分で、帰宅の途についたのでした。

そして、それから宿題量は激減し、新たに書く作文の宿題も一切出なくなりました。
どうも、フォローできない宿題は出すのを止めようということになったようです。。
安易な解決法です...

しかし、ツワモノ○○先生が提出した5つのエッセイの宿題は、ついに3カ月が過ぎても4つは返却されませんでした。
もう、何を書いたかも忘れちゃいましたよ...(^^;)


◆◆=========
ここまで読むと、なんてひどい英語スクールだろう!と思われるかもしれません。
でも、決してそうではないようですよ。
これでもたぶん、良い方でしょう。

私はスクールを選ぶ際に、ネットでもかなりの情報収集をしました。
これと同じような話は、色々なスクールが抱える問題でもあります。
開講するまで講師が指定できないスクールでは、先生の当たり外れはどうにもできないし、生徒同士で喋らせておいて先生は聞いていない、というのも珍しくありません。


それでも、私がS校にしたのは、それなりの理由と期待があったからです。
NHK教育で「テレビで留学!」というボストン大学の英語学習プログラムをそのまま放送している番組があり、S校がこの授業形式に一番近かったのです。
この授業形式は、私がリオの大学で参加していたポルトガル語プログラムに似ていて、時々番組を観ていた私は、こういう授業をやってくれる英語スクールが日本にないだろうか?と常々思っていたのでした。

しかし、大きな違いがありました。
私が知る限りでは、外国の英語講座では、
 ●グループワークは基本的にしない;常に「先生 対 生徒」です。
 ●間違いはその場で直す:良い先生は、もう一度正しいフレーズを繰り返して生徒に言わせます。
という方針で進められます。
だから、生徒は間違ってもとにかく喋る、そして間違えることが大切で、それを矯正しながら正しい語学(言葉と文法)を習得していく...というプロセスを踏めるのです。

しかしこれは、生徒が「よく喋る」ことが前提で、
日本の場合、授業中に率先して「喋る」ことに抵抗がある場合が多いため、なかなかこの方式は導入しずらいと考えられるようです。
同じレベルの生徒同士で話させる方が緊張もせず、有効だろうと思われるのかもしれません。


そういえば、他の英語スクールに体験に行った時も
「あまりに英語に慣れていないと、質問されても黙って固まってしまう。
 何でもいいからとりあえず話そう!という事ができるか?できないか?
 まずは、その差が大きい。日本人は、まず考えてしまう人が多いので、
 ある程度話せる度胸があるのなら、あまりに下のクラスに入ってしまうと、
 待っている時間が長くてイライラすると思いますよ...」
と言われたことがありました。


私が「英語のスクールが合わない」という話をすると、
「クラスのレベルを下げてもらえば?」
と、何人かの友人知人には、言われました。
私も最初は「身分不相応のクラスに入ってしまったからかな」と思ったのですが、S校に関しては、レベルダウンして解決できる問題ではないようでした。
今のレベルより下げれば、丁寧に基礎から教えてくれるのだったら良いのですけど、そうではなく、「遠慮したり緊張したりして何も話さない人」が集まったクラスになるだけなのです。。
それは、別の意味でストレスな授業でしょう。


今回のクラスでは、皆が「喋る」ので、これに関しては良かったのですが、如何せん、長所=短所で、何でもいいから話すというのは、間違っていても構わず話すということ...
そこが落とし穴でした。
結局、私達はハッタリ英語で良いなら、幾らでも喋れてしまって、そこがネックなのです。
単なるコミュニケーションなら、熱意があれば伝えられるし、ちょっと海外旅行へ行くとか、外国人に道を教えるとか、そんな事は何とでもなってしまう。でも、正しい英語では話せない。
そして、そんな”勢いだけのハッタリ英語”が嫌だったから、英語学校へ行こうと思って、行動を起こしたのに...
なのに、間違いを直してもらえないのでは、通う意味がないのです。


◆◆◆=========
私は今まで、一度も民間の英語スクールに行ったことがありませんでした。
確かにこの数カ月で英語に対する毛嫌い感がなくなったし、負け惜しみではなく(苦笑)、行かなければ良かったとは思っていません。
でも、ちょっと考えてみてください。

  間違った英語で話し続け、間違った英語を聞き続ける...

これがどういうことか??
音楽(ギター)で例えるなら、

  間違ったフォームで弾き続け、綺麗ではない音色を聴き続ける...

ということです。
そう考えたら、ギョッとしました。
ギターだったら、まさに一番上達しない方法です!!
間違ったまま弾き続けるというのは、間違ったままを定着させてしまうことです。
気がついて後で直そうとしても、さらに難しくなります。
もし独学で何とか弾けたとしても、必ずどこかでガラスの天井にぶち当たるのです。
「どうしても、これ以上は上手に弾けない」時に遭遇するか? 身体を壊すか?
どちらが早いか...?? 時間の問題です。

弾けていない同士で、
「これで合ってるかな」「たぶん良いんじゃない?」
「そうかな〜」「いや、けっこう上手いですよ」「そうですか??」
「楽しいのが一番ですからね」「そうですよ、そうですよ」
...なんてやってたら、同じ所をグルグル廻るどころか、間違ったままどんどん突っ走るだけ!!
そのうち誰もアドバイスもしてくれないようになってしまったら...もはやお手上げです。

間違った英語を話し続けていても、身体は壊さないかもしれません。
でも、通じなかったり、思うように表現ができなくて、気持ちは傷ついていくと思うのです。


そして、そう思ったら吹っ切れたのです。
私はこのスクールにこれ以上通うことを、思い切って止めることにしました。


でも、英語の勉強を止めた訳ではありませんよ。
考えた挙げ句...
ギターだったら、やっぱり基礎の基礎に戻るべきでしょう。
  自分には何ができて、何ができないのか。
  どこが空白になっていて、どこを理解したつもりになっているのか。
それらを一度全部、総点検する必要があります。


ならば、文法の基礎を復習することが一番だという結論に辿り着き、今はそれを自宅でやっています。
本当は、基礎を教えてくれる所があればそこで勉強しても良いでしょうけれど、まったく何もかもを復習するというよりも、自分の頭の中で、英文法を系統立てて整理したかったのです。
それには、今まで一度たりとも読んだことのなかった英文法書を、復習しながら読むのがまずは良いだろうと考えました。


例えば、
ものすごく散らかった部屋から、”青いインクの万年筆”を探すことを想像してください。

  確かにどこかにあったはずだけど、どこだったかな...
  ここの引き出しかな? あれ、違うな。
  もしかして、どこかに出かける時に持って行ったかな。だったらカバンの中かな。
  いや、電話の時にメモろうとして、使ったっけ。
  先月はどこかで見かけたんだけどな...
  ...そう思って考えている。

→これが、英語で質問されても、何も答えられない状態です。
 わかるはずなのに、単語が出てこない。えっと、えっと何だっけ...という感じです。

対して、

 これ? あれ、これはボールペンだね。
 じゃあ、これ? 違うね。インクが黒だった。
 これ? あ、これはシャープペンだねぇ。
 でも、書けるなら何でもいいじゃない、とりあえずは!

→これが、ハッタリ英語の場合です。
 黙ってしまうよりはいいかもしれないけど、
 手当たり次第に思い付くものを並べ立て、正確性に欠けます。


綺麗に部屋を掃除して整頓して、どこに何があるのかわかっていればいいのです。
そうすれば、すぐに”青いインクの万年筆”を取り出すことができますよね。
この整理整頓が、今の私には必要だと思ったのです。
もともとある物(語彙)は少ないかもしれないけど、それを一度整理して在庫がわかれば、
何が足りないのかもわかります。
それが出来ていたら、今回の講座も、もう少しは自分なりに活用できたかもしれません。。


もちろん、どんなに散らかった部屋でも、
「私にはどこに何があるのか、何でもわかってるんだ! わはは!」
「片付けちゃうとかえってわかんなくなるんだよね〜」
というタイプの人もいるでしょう。
そういう場合は、それでも良いと思います。
要は、自分に合った方法を見つければ良いのです。

 


英語は、幸い日常生活にかなり溶け込んでいるし、たくさんの教材も情報も揃っていますよね。
ポルトガル語に比べたら、本当に羨ましいくらい...(涙)
実践の場は、ネットでも、旅行でも、格安英会話個人レッスンでも、話したかったらいくらでも後で機会は作れます。そこへ行くまでは、

   まずは正しい英語を聴く! 文法の基礎をしっかり理解する!

のが先決だと、つくづく思いました。
喋るのは、その後です。 
ギターだって、弾けば良いってもんじゃありません。
喋っていれば、そのうち喋れるようになるっていうのは、私は嘘だと思います。
それは、ネイティブの環境ならば可能ということでしょう。
日本語をできる限り遮断して聞かないようにして、日本語は一切話さない、そして言い間違いを直してくれる母親のような人がそばにいつもいない限りは、無理だと思います。


たぶん、英語ができる人は、英語の映画をたくさん見るとか、英語サイトを日常的によく見ているとか、英語の歌が大好きだとか、英語圏の友達や恋人がいるとか、知らず知らずのうちに正しい英語をたくさん聴いて、それを少しずつ自分でも実践しているのでしょう。
私は、意識しないとそれをやらない。
そして、頭の中の英語の統制が取れていない、というところが問題なのです。

◆◆◆◆=========
それにしても、英語スクールをうたっておきながら、「教えてもらえない」とは、まさか思いもしませんでした。
なぜなら、私が初めて真剣に取り組んだ外国語はポルトガル語で、ポルトガル語の初級の場合は、最初から生徒全員が「わからないに決まっている」ので、本当に初歩の初歩から授業をしてくれたからなのです。


英語のように
「このへんは、わかっているでしょう」
と、わかっていないのに、わかったことにされて進むということはありません。
しかも、私はずっとグル−プレッスンでレッスンを受けてきましたが、グループワークなどをさせられたことはほんの数回あったか?? 
覚えていない位ので、もしかしたらなかったかもしれません。
宿題の添削はもちろん、何も直されないで返却されるなんてことはあり得ませんし、週に2回の授業があった時でも、必ず先生は次の授業の時に、添削で真っ赤になった宿題を返却してくれました。
授業中も、言い間違えればその場ですぐ直してくれます(今の個人レッスンの先生も、もちろんそうです)。
だから、私はそれが「語学学校としては当たり前の姿だ」と思っていたのです。


そして、ポルトガル語は需要がないから?か、レッスン料もいたってリーズナブルで、前納しても、長くて3カ月=3〜4万。
対して英語は、星の数ほど程あるスクールの中でも、月謝制にしている良心的な所を探す方が大変です。半年前納のスパンは普通で、むしろ短いくらいです。
今回、ポルトガル語よりもはるかに多い額を払ったのに、まさかクオリティがついて来ないとは...思いもしませんでした。


もちろんポルトガル語にも、良くないスクールはあります。
私も、最初に行ったカルチャーセンターのポルトガル語講座が一番レッスン料が高く、授業もチンタラしていて、1年を無駄にしました。
でもその後は、幸いまわりに学習者をたくさん見つけることができて、評判を聞き、必ずしも営利目的ではない学校...ブラジルに仕事で行く人のために、短期間できちんとした基礎を習得できるような授業を行うNPO法人のような所や、大学の講座などで、優秀な先生から質の良い授業を受けることができたのです。


そして私が感じたもう1つは、英語スクールが完全に「ビジネス」になっていることでした。
スクールも会社ですから、利益がないとやっていけませんよね、それはわかります。
でも、あのレッスン料は、英語に苦手意識を持つ日本人の足元を見ているとしか思えないのです。
問題になったN校もそうですが、3年先までのレッスン料を先払いさせるなんて、狂気の沙汰ですよ。
半年後の自分だって、何をしているかなんて、誰にもわからないでしょう?
それに、あんまり払ってしまうと、学ぶ方も「高いお金を払ったから、できるようになる」とか、そんな夢みたいなことを考えてしまうじゃないですか!


通うことに満足する=趣味なら、それでも良いかもしれません。
でも上達したいなら、本当に必死で自分に合う学校や先生を探し廻って、自ら切り開いて行かないと、満足の行く授業は受けられないのでしょう。
...まぁ、考えてみたら、確かにギターや歌の先生選びには、私も尋常ではないほどの時間も気力も使っています。ポルトガル語の場合は良いほうでした。
英語だけ1回目でうまくいくなんて、甘かったのです。


英語ができる人は、それなりの努力しているのだと、よくわかりました。
でもたぶん、本人ではそれが苦労だとは思っていなくて、また、それを楽しんでできるということが、上達の秘訣なのだとも思います。
最終的には勉強するのは自分。
スクールが手取り足取り喋れる様にしてくれる訳ではありませんしね。


◆◆◆◆◆=========
うーん、
そんな細かいことを考えてたら喋れるようになれないよ!と言う人もいるでしょう。
個人差もあるので、それは否定しません。
でも、細かいことの積み重ねこそが、大切なんです。少なくとも、今の私には。

  毎日時間を決めて、映画や音楽など、自分が興味のある英語に触れて、
  文法は本でちゃんと学び直して、
  実践したくなったら海外に旅行か、短期間でもホームステイに行く
  ...のが、あなたには良いでしょうね。


英語とドイツ語の翻訳家でもある私の音楽の師匠が、私の一通りの話を聞いて言った言葉です。
ハイ。私も今回のことで、そう思いました。


英語について、真剣に考えるきっかけになったこと...
それが今回の収穫でした。
本当の所は、実際に自分で経験してみないと、わからないかもしれないですが(^^;)、
この話が皆さんの学習の参考になれば、尚、幸いです。

2007年07月02日

ついに、Wii

今、私の家の前では大型家電量販店の○○デンキが建設中で、今月オープンする予定です。
先日、母が遊びに来た際に、目の前の巨大な建物をベランダから繁々(しげしげ)と眺めた彼女は私に、
「ねぇ、お願いがあるんだけど」
と言いました。
何かと思ったら、
「○○デンキが出来たら、Wiiを買ってくれない? お金払うから。」
と言うのです。

「えーっ 売ってないよ、そんなの。
 まだ品薄なんでしょ?」
と答えると、母は首を横に振りました。
「電器屋のオープンなら、必ずあるわよ。だって、目玉商品だもの!
 必ず限定で仕入れているはずよ」

...なるほど。言われてみれば、確かにそうかも。
毎日、○○デンキを見ていた私でも、とうてい考えもつきませんでした。
恐れ入りました。さすがは目のつけ所が違う!!

そして、
「ソフトも一緒にね。ほら、”みんなのスポーツ”みたいのがあるでしょう。
 ゴルフとか、ボーリングとかできるソフト。あれも買って。
 先に遊んでてもいいから。」
と、続けました。
...了解です。
OKすると、母は喜んで帰っていきました。


さて、今度は私が広告チラシをチェックして、並ばなければ!と、意気込んでいると、
わずか数日後。
土曜日の朝10時に、携帯メールが来ました。

見ると、母から...
「Wii買いました!」


きっと、DSを買った時の大型スーパーで、また限定販売をしたのでしょう。
「良かったね」とメールを返すと、数分後に
「つなぎ方がわからない。取り扱い説明書も難しい」
との返事が。
私が行ったところで、電気製品の接続は、私なんぞ母より苦手です。
「頑張れ〜!!」
と妹と共に応援メールをしていると、午後には何とか繋がった様子。
ぱったりメールは来なくなりました。


翌日、電話をすると、Wiiを購入できたのは偶然だったとの事でした。
その日の朝一番で歯医者に行っていた母は、帰りに開店直後の大型スーパーに買い物へ寄ったのです。
目当ての買い物が済んだところで、何か目新しいDSのソフトがないかと、おもちゃ売り場を散策するのが日課になっていた母は、そこでラッキーな看板を見つけました。
レジの脇に、
「Wii 限定10台。 本日、入荷しました」
と、書いてあるではありませんか!

店員に、
「まだ、ありますか〜?」と聞くと、「ええ、ありますよ!」の返事。
「...じゃあ、ください」。
ということで、あっけなく手に入れる事ができたのです。

一緒に例の「みんなのスポーツ」(正確な商品名は違うかも?)も購入し、
その時にハッと思ったのだそうです。
  たいてい最近のゲーム機はメモリーカードがないと実際にプレイできない。
  いつも、もう一度買いに来る事になるから、
  今日はメモリーカードも一緒に買っておこうかしら...

そして店員に、
「あの〜、これもメモリーカードがないと、セーブできないのかしら?」
と聞いてみると、店員は満面の笑顔で、
「あぁ、このソフトはカード無しで大丈夫なんですよ。
 他のは必要なのもありますけどね。
 その辺は、お子さんかお孫さんに聞いてみれば、よくわかると思いますよ!」
と答えたのだそうです。。
母は心で、
「なんで子供か、孫なのよ! やるのは私だ!!」
と叫んだそうです(笑)。


それからなんと今回は、父もWiiでゴルフを楽しんでいるのです。
今まで父は、絶対にコンピューターゲームには触らなかったのに、Wiiは感覚が本物と似ているのが分かりやすいようで、けっこう上手いのだとか。
愛犬パピに
「ワンッ!(もう寝るよ!)」
と吠えられるまで、2人で夜遅くまで熱狂している模様です。

しかしながら、初老夫婦が毎日楽しめるコンピューターゲームを作ってしまう任天堂さんは、やっぱり凄い。
ユーザー層は、子供だけじゃないですよ!
高齢者にも充分的を絞って、イケルと思います。
「30分もやると、汗びっしょり」だそうで、良い運動にもなっているようです。


私も早く遊びに行かなくちゃ〜!

2007年06月30日

ベルギー紀行(2)

2007_06_30.jpg蒸し暑い日が続きますね。今日、うちは今年初めてクーラーをつけました。
さて、すっかり更新が遅くなってしまいましたが、旅行記・後半編です。


◆===================
ブリュッセル滞在3日目に、ブルージュへ日帰り観光に出かけました。
「橋」という意味のあるブルージュは、その名の通り水の都です。
この町を流れる川には50以上の橋がかかり、旧市街は世界遺産にも登録されています。
その昔、13〜14世紀には中世ヨーロッパの商業の要として栄えましたが、15世紀に入ってから水路が沈泥のために閉鎖され、都市としての機能は衰退の一途を辿ることに...
しかし、そのおかげで当時の面影はそのままに、その美しい姿を現在に残すことができたそうです。


ブルージュは、ブリュッセルから電車(IC)で約50分。
ブリュッセル中央駅から、いわば特急電車のようなものに乗れば、簡単に行くことができます。
とはいえ、初めて乗る電車なので、行く時に実は間違えてグリーン車のような指定席車両に乗ってしまったのです。
...私の切符は自由席切符。車掌さんが来たらマズイ。追加料金を払わされるかもしれません。
しかし、行きの電車は観光に向かう外国人でいっぱいで、特に自由席車両は満席+立っている人でかなりの混雑模様です。移動するにも、とてもそこへ紛れこむ余裕はなさそう...
仕方がないので、
「この席の切符の人が来たら、立とう」
と思い、私は空いている座席にちゃっかり座らせてもらうことにしました。
するとそのうち、自由席車両から流れてきた人々が指定席車両にも溢れはじめ...
ざわめきと渾沌の中で列車が発車すると、だんだん
「空いているなら、座っちゃおうか?」
という雰囲気になり、みんな次々と座り始めたのです。こうなれば、しめたもの。
仲間が増えてちょっと安心かも!

結局、私の座っていた指定席には誰も来る予定はなかったようで、そのままブルージュまで座ってしまいました。
途中、ブルージュに着く少し前に車掌さんが来たのですが、あまりの混雑に車両内を通過することができないと思ったのか、私の乗っていた車両前であきらめて引き返して行ったのです。
よって、私の車両の乗客は、ほぼ100%が指定席にタダ乗りしてしまいました(^^;)

実は、このブルージュに向かう電車自体も、切符は窓口で買ったきり、入口の改札もなければ降りる時の改札もなく、まったくノーチェックなのです。極端な話、切符自体を持っていなくてもグリーン車に乗れてしまうようなもの!
ちなみにブリュッセルの地下鉄もバスもかなりアバウトで、一応は乗り場の入口に回数券を通す機械があるのですが、やはり何のチェックもない(時々、有人改札がありますが)ので、やろうと思えば全部タダ乗りできてしまいます。実際、あまり機械に券を通している人を見かけなかったのですが、そんなんで良いのでしょうかね?? 


しかし、その反面、トイレのチェックはとても厳しく、お金がないと絶対に入れません。
だいたい0.5ユーロ(80円くらい)なので大した金額ではありませんが、カフェでもレストランでも、駅の公衆トイレでも、どこでも必ずおばさんがいて、徴収されます。
あるいはトイレの個室の扉にロッカーのコイン投入口のようなものがついていて、そこにお金を入れなければ扉が開かないというシステムもありました。
どこで厳しくするか?はお国柄なのでしょうかねぇ...

◆◆===================
さて、ブルージュ駅に到着すると、まずはバスで中心部のマルクト広場に向かいます。
同じベルギーでも、ブリュッセルとはかなり街並が違う...
とにかく、可愛い! 
三角屋根の独特な建物や、水辺のプチホテルなど、何でもかんでもが、とにかく可愛らしいのです。
あまりにも陳腐な表現で恐縮ですが、「ディズニーシーみたい!」というのが一番わかっていただけるかと思います(TDSは、イタリアがモデルですが)。
建物や街並の美しさはもちろんのこと、川辺の木々も、水面を泳ぐ白鳥も、鴨も、すべてが本物!
街には馬が歩き、塀や家の窓には犬や猫が佇む、まさに”お伽の国”。
しかし、建物には普通に人が住んでいて、(おそらく)観光業が主流なのでしょうけど、普通に生活を送っているなんて...なんとも羨ましい限りです。
毎日どんな物を見て、感じて暮らすかというのは、その人の人生(=人格)に影響を与えるに違いないでしょうから、国民性が違うのも、当たり前ですね。
でも、たとえ一生に一度でも、こういう街が同じ地球上に存在するのだとわかるだけでも、何かが確実に違ってくるのではと思ってしまいました。


さて、ブルージュの観光の目玉は、なんといっても運河めぐりの観光ガイド付きクルーズです。
一度に約30人ほど乗れる小型ボートが3カ所から発着していて(どれも内容は大差ないようです)約30分のツアーを行っています。
昼食を取ると、私も早速ボート乗り場へ。
ボートはたくさんの小さな橋をくぐり抜け、真っ青な空の下に広がるブル−ジュの街をめぐります。顔に当たる風も心地よく、しばし都会の喧噪を忘れ、その風景に見とれるのでした。
川の水は決して綺麗に澄んでいるという訳ではありませんが、変な臭いなどはしませんし、かえって、その深緑の水色や、建物に生えた苔の青さが雰囲気を醸し出していて、良い感じでしたよ。


それと平行して街の中を巡るのが、馬車ツアーです。
走っている馬を間近で見るなんて、リオで行った競馬以来なので、それだけで興奮してしまいます。
事前にガイドブックで見て、馬車ツアーがあるのは知っていたけれど「まぁ乗らなくてもいいか」と思っていた私も、軽快に走る実物を見てコロッと気が変わり、ボートを降りると、今度は馬車乗り場へ向かいました。


しかし、馬車乗り場は、決まっていないのです。
日本から持っていったガイドブックにも、発着場所はメインであるマルクト広場か、曜日によっては、その少し東にあるブルグ広場から、としか記述がなく、どちらの広場にも案内はありません。
よく見ると、時々やって来る馬車が停まる所に長〜い列ができていて、どうもそれが乗り場なようです。
念のため一番前まで行ってみますが... やはり何の表示もありません。
普通、日本だったら「観光馬車乗り場 料金;○○円」みたいな、簡易バス停っぽい表示板が立っているとか、案内の人が居るとか、小屋があるとか... 何かあると思いませんか?
しかし、みんなが待っているのは、ロータリーのほんの一画。
他に待っている人がいなかったら、
「あの人、道がわからなくなって立ちすくじゃってるのかしら?
 それとも歩き過ぎて疲れて、とりあえず立ち止まっているのかしら??」
としか思われないような所なのです。
同じ市内でも、ボート乗り場はちゃんと「乗り場」だったし、人もいたし、料金表もあったし、全然違うんだなぁと思いました(笑)。
でも、まぁ他の人も待っていることだし、時々、馬車が来ては、今まで乗っていたお客さんが降りて、待っていたお客さんが乗っていくので、そういうもののようです。
ちなみに料金は、馬車の脇に看板がぶら下がっていて、そこに書いてありました。


馬車を待つこと約1時間(けっこう人気なんですよ)、やっと次の馬車に乗れる!という時に、中学生か高校生くらいの女の子のグループが、1枚の紙を持って私に近付いてきました。
グループの1人の女の子に
「Can you speak English?」
と聞かれ、「少し」と答えると、彼女は
「あなたの国の言葉で、”I love Belgium”と書いて」と言うのです。
差し出された紙には、確かに色々な国の言葉でそれらしき言葉が綴られていましたが、日本語はまだの様子。早速、渡されたボールペンで、
「私はベルギーが大好きです」
と書くと、「私」と書いた時点で、彼女たちが
「おぉ〜っ」とも「うわ〜」とも「きゃ〜」ともつかぬ感嘆の声を上げたので、やっぱり西洋人から見ると、漢字は未知の物なのだなぁと改めて思ってしまいました。
せっかくだから本当はもっと難しい漢字を使ってあげたかったのだけど、内容がシンプルなだけに「愛しています」も大袈裟かと思い、「大好きです」で締めくくると、今度は口々に
「それを読んでください」と。
私が読み上げると、彼女たちは目を白黒させて
「ぜーんぜんわからないわ〜」
というゼスチャーをして、
「ありがとう〜!」
と、元気な笑顔で去って行きました。


たぶん、社会科か何かの授業で来ているのでしょう。
ブリュッセルの町中でも、ここへ向かう電車の中でも、同じような年齢の子たちがグループでメモを取りながら歩いていたり、先生に連れられているのを見たので、ちょうどそういう時期だったのかもしれません。
ブルージュはブリュッセル以上に観光地なので、様々な国の人が居て、こういう課題も授業で行えるのでしょう。そして、若い時から「外国人に英語を使って接する」という体験ができるのだなぁ。。
日本だったら、どこへ行ったら世界各国の外国人がたくさんいるでしょうか??
京都とか、そうなんでしょうか? 六本木はちょっと違うしなぁ(笑)。


やっとのことで乗った馬車は、こちらも思ったほど臭いもなく、
「えっ こんな所を通れるの??」
というようなあちこちの路地を抜け、15分程走った後に、町の南に位置する愛の湖と呼ばれる小さな湖の傍で10分の休憩を取ります。
しかし、この休憩は私たち人間の休憩ではなく、馬のための休憩なのです。
ここに馬の食事場所と水飲み場があり、そこで馬に休憩を取らせて、後半の15分を走らせるというシステムになっているのでした。


愛の湖には、信じられないほどたくさんの白鳥が住んでいます。中には、卵を温めている白鳥もいて、人間を怖がったりもせず、極めて”普通に”そこに白鳥がいる、という感じです。
白鳥を眺めながら馬の休憩を待ち、その後、また馬車に揺られてマルクト広場に帰ります。
この馬車ルートは、ほとんどブルージュ中心部を網羅してしまうので、もうこれだけで充分くらいなのですが、せっかくなら自分の足でも歩いてみたい...
馬車のおかげで立地もだいたいわかったし、同じルートを今度は徒歩でブラブラすることにしました。

◆◆◆===================
まずは、まだ食べていなかったリエージュ風ワッフルを堪能。焼き立ては格別です。
そして、たくさんの小さなお土産屋さんを散策しながら、先程の愛の湖のちょっと先にあるベギン会修道院を目指します。
この修道院は、今も実際に修道女が暮らしていて、世界遺産にも認定されている歴史ある建物です。
門を入ると、ひっそりとしていて、木漏れ日の中に広い庭が広がり、さすがに心が浄められるようなとても美しい場所でした。
その後、メインのマルクト広場に戻りながらまた街を散策し、ブルグ広場のカフェでお茶をして、夕方18:00くらいの電車に乗ってブリュッセルに戻りました。

他にも、今回は行けませんでしたが、ブルージュにはメムリンクの美術館やグルーニング美術館など、美術館もたくさんあります。
教会も多く、小さな路地裏の1本1本まで、徹底的に”ヨーロッパ”な街でした。
しかし、観光メインなだけに、物価はかなり高め。
レストランの昼食で1人3000円くらいは当たり前、お土産屋も同じ商品が店によって倍くらい値段が違ったりしますので、そういう覚悟は必要かも...

とはいえ、帰国後に「ベルギーへ行った」と言うと
「ブルージュ大好き!」「ブルージュいいよね〜!」
という友人・知人が多かったのも大変頷ける、小さくて可愛らしい街でした。
オススメです。

◆◆◆◆===================
翌日は、ベルギーを後にしてパリへ移動です。
パリはまたベルギーとぜんぜん雰囲気が違い、わずか数時間の列車の移動でこんなにも色々な文化に触れられるなんて、やっぱりヨーロッパって良いな〜と思いました。
パリは、10年くらい前に一度来たことがあるので2度目だったのですが、前は海外旅行が初めての母を連れての強行スケジュール団体ヨーロッパツアー。
少ない日程で驚くほど効率良く廻るツアーも価値はありますが、1つ1つを時間をかけて観光するということはできなかったので、今回が初めての旅行のようなものです。
宿はオペラ座から徒歩数分のプチホテルです。
隣はそこそこ美味しいイタリアンレストランで、設備も立地も文句なしでした。

ということで、今回はオペラ座を起点に、セーヌ川クルーズをして、エッフェル塔に昇り、ノートルダム寺院に昇り、サクレ・クール寺院に昇り、残念ながらメーデーに重なってしまい凱旋門だけは昇れませんでしたが、観光名所を思う存分、廻りまくることができました。

特に、初めて行ったモンマルトルのサクレ・クール寺院には、なぜかとても心惹かれました。
映画「アメリ」(私は、帰国後に観ました)の舞台になった地域なので、その映画の所々に出て来る白亜の寺院に、見覚えのある方も多いと思います。
モンマルトルは、パリ中心部からはちょっと遠いため、私もはじめは
「そこまで今回は行かなくてもいいかな」
と思っていたのですが、ノートルダム寺院に昇った時に、遠くにそびえる、まるで魔法の城のようなその姿を観て、また急に気が変わり、翌日にはモンマルトルへ直行したのでした。

「モンマルトルの丘」というだけあって、かなりの急な坂が多いですが、その坂や階段の街並が素敵なのです。
また、サクレ・クール寺院の中の売店で売られていたシルバーのブレスレットが、すごく可愛いんですよ!
あまりに気に入って、2つ購入してしまいました。
これは、図らずも帰国後に色々な人に
「それ、可愛いね〜」「どこで買ったの?」
と言われるので、その度にサクレ・クール寺院を宣伝(?)しています(笑)。


◆◆◆◆◆===================
...と、そんなこんなで最終日は22:00の帰国便ギリギリまでパリを遊び廻り、満足して帰国の途についたのでした。
ヨーロッパはちょっと遠いし、ユーロは高いし、難はありますが、やっぱり良いです。
また次回、行ける日まで頑張ろう〜!!と思えた、リフレッシュの旅でした。


#ちなみに、トップの写真はブルージュで買ったミニチュアの家模型。
 本当にこういう家がたくさん並んでいるんですよ。


2007年06月05日

ベルギー紀行(1)

200704_Belgium02.jpgGWを利用して、久々にヨーロッパ:フランスとベルギーへ行ってきました。
成田からパリのシャルル・ド・ゴール空港まで飛行機で約12時間、そこからTGVに乗り換えて、まずはベルギーのブリュッセルへ向かいます。

ブラジルへ行くことを思えば(リオまでは26時間)、飛行機の座席なんてどんなに狭くても、どんなにフライト時間が長くても全然へっちゃらの私なのですが、今回、初めて乗ったエール・フランスには、期待を裏切られました。
帰りの方がまだ良かったので、ちょうど一番狭いあたりに当たってしまったのだとは思いますが、とにかく座席が窮屈で、椅子の幅はもちろんのこと、前後の幅も「もうこれ以上詰められません」というくらいギリギリなのです。
私のようなやせっぽちの日本人でさえ「狭い」と感じるのですから、大柄な外国人の方々など、気の毒なほどでした。
行きの飛行機は、ほぼ90%がフランス人らしき外国人、しかも満席御礼。
私の前座席の男性客3人は、全員がシートの横幅から体がハミ出していましたし、座ったが最後、そこにハマってしまって身動きをとることもできないようなご様子。
また、そんなにはリクライニングにしたくなくても、前の人がめいっぱい座席を倒したら、自分も倒さないと居る所がなくなってしまいます。しかもその状態でトイレなどに立つと、帰って来た時には、まるでリンボーダンスのように体を反らせないと座れないのです。。
その滑稽さには、自分でも思わず笑ってしまいました。
エコノミーだから仕方がないとはいえ、あの窮屈さはなんとかなりませんかねぇ。。ビジネスとまでは言わないけれど、もうちょっとだけ足元に余裕が欲しいです。


飛行機の話はさておき、夜の9時に成田を出発した飛行機は、日付を超えて朝の5時にパリへ到着しました。早朝だからか、寒い寒い! 
7:30のTGVの出発までは空港駅の待合い室で居眠りをしながら待ち、やっとブリュセル行きに乗り込みます。
列車は、足も伸ばせてとにかく快適です。飛行機の後だと尚更そう感じます。
窓には、どこまでも続く緑の大地が広がり、その様子はまるで北海道の富良野のよう。
車内サービスの紅茶を飲んで見とれているうちに、わずか1時間半ほどでTGVはブリュッセルへ到着しました。スーツケースを受取って、タクシーに乗り、まずはホテルを目指します。

ブリュッセルの駅は普通の都会で、人々はアフリカ系、ヨーロッパ系の方が半々というような感じだったので、「ブラジルのリオみたい」というのが、私の最初の印象でした。
ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語です。街のいたるところには両方の言語で案内が書いてあり、私は「全然わからないのがオランダ語、ちょっとわかるのがフランス語」と区別していました。噂には聞いていたけれど、英語の案内などほとんどありません。どっちもわからなかったら、読めないし、読めないと覚えられないし、確認できないし、かなりキツイなぁ...と。
せめて英語くらい書いてくれたらいいのに! まぁ、英語でもわかんないこともたくさんありますけどね。

ホテルは、駅からタクシーで20分ほどのところにある、普通の3つ星ホテルです。
ヨーロッパは物価が高いので、ホテル代もしかり、とても5つ星などには泊れません。せめて4つ星...と思ったものの、今回ホテルと航空券の手配をお願いした旅行代理店の方に
「3つも4つもたいして変わりませんよ。変えるなら、5つにしないと意味がないです」
と言われ、今回は宿に関してはガマンしました。
入口を入ると、小綺麗なビジネスホテルで、受付の人も英語が話せるし、感じも悪くありません。まずは合格、でしょうか。
チェックインにはまだ早いので、荷物だけを預かってもらい、ワクワクしながら街へ繰り出しました。
こういう時、私はいつも、小さい頃に行った海を思い出します。
波の打ち寄せる海が目の前に見えると、居ても立ってもいられないのです。早く泳ぎたくて泳ぎたくてたまならない、駆け出したいような、あの沸き上がる気持ち。きっと、この感情を失ったら、ちょっと精神的にマズいんじゃないかなと、個人的には思っています(笑)。


こうして歩き始めたブリュッセルの街。実はそんなには広くありません。
中心地はグランプラスという広場で、そこを起点にして放射線上に別エリアが広がるような形になっているので、比較的わかりやすく、メトロやトラム、バスを使えば移動も楽でした。
ホテルからグランプラスまでは徒歩で10分ほどだったので、散策しながらブラブラと進みます。
石畳の街並は美しく、建物は古いけれど...??
あれ、入っているテナントはほぼ日本と変わらないんです。ファッションの流行も、ほぼ同じ。
若い女性向けの店が立ち並ぶ道は、なんだか日本に居るような気さえしてしまうくらいです。
うーん、今やモードって完全に世界同時進行なんですね。

そして、とにかくチョコレート屋さんの多いこと! 
あ、レオニダス! あ、ゴディバ! あ、プラネット! あ、ガレー!...というように、街のあちこちに小さなかわいい店構えのチョコレート店が、嘘みたいにあるのです。
多分、東京の美容院くらいの割合で、チョコレ−ト屋さんがあるんじゃないでしょうか。うちの廻りの美容院がすべてチョコレート店だったら、すっごく嬉しいですね、私。
そして、普通の人が普通に生チョコやプラリネを買っているのです。中年の男性が多いのも意外でした。
日本のように「プレゼント」という感じではなく、ごくごく日常の中でパンやコーヒーを買うように、チョコがあるようです。チョコレートが暮らしに浸透しているのだなぁと、つくづく感心してしまいました。値段は日本とほぼ同じですので、決して安くはありませんが、さすがはチョコ消費量世界一だけあります。どのお店もディスプレイが美しく、見ているだけれも楽しいし、お店の入口を一歩入るとチョコレートの香りが漂っていて、なんとも幸せな気分になれるのも、いいですね。


さて、朝9:30のグランプラスはまだ人も少なく、晴天に恵まれたこともあって燦々と日が降り注ぎ、早朝のパリとはうって変わって暑いくらいでした。
広場の廻りに立ち並ぶ市庁舎や王の家、17世紀の建築物の圧倒的な存在感に、まずは感服です。
私は建築のことは詳しくはわかりませんが、ゴシック様式だったり、バロックだったり、とにかく繊細で手が込んでいて、こんなものを一体どうやって作ったんだろうと思わずにはいられません。
孔雀、狐、パン職人、風車、女性など、あちこちに銅像が埋め込まれていたりして、またそれが思ったより小さくてかわいいものが多く、探すのもけっこう楽しいです。さながら日光の眠り猫を見た時の感動です。
小さい頃に読んだ童話の、お姫さまが住んでいた中世の街というものが、現実にあったんだ!と実感するような、決してキラキラ輝いている訳ではなく、いぶし銀のような年季を感じさせる美しさなのですけど、なんとも素敵なのです。昔に訪れたことのあるドイツのローテンブルグもとても可愛らしい街だったけど、その親戚というか(笑)、とどのつまりは、やっぱりヨーロッパって凄い!というヤボな感情へ行き着きました。


広場に立って、グルグルと廻りを見回すのが一段落したところで、カフェでお茶でも飲もうということにしました。
ベルギーといえば、ベルギービール。本当はビールを飲みたい所ですが、アルコールが弱い私は、朝っぱらからとても飲む訳にはいきません。廻りを見渡すとほぼ90%が観光客らしき外国人で、しかも大部分がビールを飲んでいます。
たぶん暑いし、酔いなんてすぐに醒めちゃうんだろうな...とは思いながらも、初日から具合が悪くなっては困ります。替わりに涙を飲んで、ガス入りミネラルウォーターを注文し、一緒にベルギー料理のストゥンプを注文してみました。ストゥンプは、じゃがいもやにんじん、パセリなどの野菜を柔らかく煮て潰したマッシュポテトのようなもので、それに大きなソーセージとベーコンなどが付いてきます。マスタードと一緒に食べると美味で...ホントにビールによく合いそうな料理でした...


小腹も満たせたことだし、次はベルギーの人気者=小便小僧に会いに行くことに。
グランプラスから徒歩5分ほど行くと、普通の街角に突如として人だかりが。小便小僧を見つけるよりも人だかりを目安にした方が早いです。
そのくらい、「えっ、こんなに小さいの??」というほどの銅像なので、誰もいなかったら見落としてしまいそうです。どうしてこの像が有名になったのかは、イマイチ勉強不足で存知上げませんが、この小便小僧君はたくさんの衣装を持っていることでも有名。
私が行った時は残念ながらコスプレしてはいませんでしたが、そのワードローブたるや、670着以上あるそうです。


帰り道には、ワッフルを食べました。
ベルギーのワッフルは、長方形のブリュッセル風ワッフルと、楕円形のリエージュ風ワッフルの2種類があります。日本で「ベルギーワッフル」というと、リエージュの方を指す事が多いですが、それだけではないのです。2つは味が違うので、ベストな食べ方も微妙に違います。
ブリュッセル風は甘くなく、サクサクした食感で、アイスクリームなどと一緒に食べた方が美味。最初はシンプルにパウダーシュガーにしてしまい、あっさりし過ぎでちょっと物足りないくらいだったので、後でハーゲンダッツでアイス&ワッフルを食べたら(ベルギー限定メニュー?)、そっちの方が正解でした。

リエージュ風は、もともと生地に砂糖がかなり練り込まれていて甘く、モチモチした食感です。
そのまま食べても十分美味しく(もちろん、これにチョコやアイスなどを思いきりトッピングもできますが)、食べ歩きにはこちらの方が断然向いています。
どちらも甲乙つけ難いとはいえ、私はリエージュの方が好きかな〜
目の前で焼いてくれるバージョンは、アチアチで本当に幸せな味でした!


さて、散々ウロウロしている間に観光客も着々と増え、グランプラス周辺には、色々な旗を掲げた各国のツアー客御一考様があちこちにお目見えし始めました。
4月後半〜のヨーロッパは、21:00頃まで余裕で明るいので、18:00なんてまだ昼間の15:00くらいの感覚です。
ヨーロッパを旅行するなら、断然春〜夏が良いなと思いました。
私は今までいつも10月頃に来ることが多かったので、その恩恵に授かったことがなかったのです。やっぱり暗くなると色々怖いことも増えてくるだろうし、太陽の力を味方に付けた方が心強いですよね。

夕方、一度ホテルに戻り、荷物を部屋に引き上げます。
さすがにちょっと疲れが出たので少し昼寝(夕寝?)をして、その後、メトロで2つほど行った場所にあるレストランに食事にでかけ、その日は1日を終えました。

翌日、また天気は良好。
今日は、芸術の丘と呼ばれるロワイヤル広場へ。ここは、王立美術館、ベルヴュ博物館、王宮、図書館などの芸術的な建物が多く集まる地域です。
王立美術館は昨年、日本で開催された際に観たので、今回私が行ったのは、楽器博物館。
7000点を超える世界の楽器が、歴史と共に展示されていて、オーディオガイドではその音声を聴くことができます。
ほぼ朝一番で入館すると、何組もの小学校や幼稚園の遠足か社会科見学の子供達が、博物館の人に連れられて説明を受けているのに出会いました。
テルミンのコーナーでは、順番に1人ずつテルミンを演奏させてもらっていて、その音がずっとそのフロア中に響き渡り...(笑)確かに、子供は好きそうです。

展示物はピアノの前身から、ギターの原形?と思われるもの、美しいハープシコードなど、けっこう見ごたえがあり、とても楽しめました。
しかも、この建物の最上階にはテラス席を備えた、とても洒落たレストランがあり、そこで食事ができるのです。このレストランは有名で、昼食を取ることだけに訪れる人も多く、テラス席はすでに予約でいっぱい。12時にはかなり広い店内があっという間に満席になりました。味も雰囲気も良く、オススメです。
1898年にデパートとして建設されたという、この博物館の建物自体もアールヌーヴォー建築で、内外共に古き良きヨーロッパの雰囲気を醸し出しています。


午後はさらに南に下り、ルイーズ広場へ。ここはちょっとハイソなショッピングエリアで、ウィンドーショッピングをした後、道すがらにスーパーマーケットを物色。
私は、海外のスーパーが大好きなのです。その国の暮らしがわかるし、雑貨も食品もかわいいものがいっぱい! 見ているだけでも楽しいんですよね。
そしてさらに、ベルギーのスーパーでは、驚くことが2つありました。

まず1つ。パンが大きい!!
その大きさや、タダモノではありません。丸いものは大玉スイカくらい、バケットだって、縦も横も通常の2倍はあります。そのオバケパンは、専用の大きな透明のボックスにボンボンと無造作入れられてというか、放り込まれていていて、市民はその大きなタンスのような引き出しを開けて、よっこらしょっとパンを取り出し、レジへ持っていくというしくみになっていました。
こんな大きなパンを、一体何日で、何人で食べるのでしょう??
ホテルの朝食で出たパンも、確かに大きかったですが...
そういえば薄切くスライスしてあって、食べ易かったし、美味だったし、まぁ日本の主食のお米であることを考えれば、これだけのボリュームのパンでも別に問題はないのかもしれないけど...
でも、あのパンケースとパンと、その種類は圧巻でした。

そして2つ目のびっくりは、マナーです。
スーパーの商品を、購入前に食べながら買い物をしている人を何人も見かけたのです。
断っておきますが、これは子供ではありません。れっきとした大人です。
もちろん子供もいましたが、若い人もいたし、おばさんもいたし、普通の人(女性が多かった)が、ポテトチップスやチョコやジュースを食べたり飲んだりしながらスーパーを廻り、最後に会計をする時にそれも一緒にカゴに入れて、清算をしているのです。
これって、ベルギーでは普通ですか...???
4軒ほどのスーパー全部で、食べながら買い物をしている人に遭遇しましたが、店員も別に咎めたりもしていませんでしたので、問題ないのかなぁ。

さて、今夜はイロ・サクレ地区のレストランで夕食です。
イロ・サクレ地区とは、狭い路地裏のような道の両端にズラーッとレストランが並ぶ地区で、イタリアン、ベルギー、フレンチなどあらゆる料理のお店が軒を連ねるいわば”レストラン横丁”。
呼び込みも激しく、ボッタクリ店や当たり外れもあるようなので、どこでも良いという訳にはいきませんが、歩いているとあちこちから良い匂いが漂ってきて、ちょっとアジアンチックな感じもします。
今回は、ムール貝専門店の「シェ・レオン」へ。
私は「ベルギーへ行こう」と思うまで全然知らなかったのですが、ベルギーはムール貝が有名なのだそうで、どのレストランでも、釜(あえて鍋ではなく、釜と書きます)で10人分?と思うほどの量のムール貝の白ワイン蒸しを食べている人を見かけます。確かに、あの量であの値段は安いのですが、さすがに食べ切れないので、皿で出て来る一番小さいものをオーダー。
うんうん、美味しい! 日本で食べるムール貝って、オレンジ色で、小さく縮まっていて、固くて...というイメージ(私が良い物を食べていなかったからかもしれませんが)じゃありませんか?
ベルギーのムール貝は、白くて、ふっくらしていて、まるであさりの酒蒸しのようなのです。いくらでもいけそう! これもビールに合いそう...うぅぅ
ムール貝でお腹いっぱいになって、この日は終了。
さて、明日は電車でちょっと遠出をします!

2007年05月06日

憂いの雨

日本中の人々の心を象徴するかのような雨模様の今日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は先日、フランス&ベルギー旅行から帰国しました。
この時期のヨーロッパは21:00頃まで明るいので、ギリギリめいっぱい遊べて、
遊び過ぎて体も財布もクタクタですが、気持ちはしっかりリフレッシュできました。

今回もまた英語圏ではない国(ベルギーはフランス語とオランダ語が公用語)へ行ったため、
英語の勉強にはならない...? 
いえいえ、フランス語もオランダ語もまったくできない私は、結局は自らの拙い英語に頼るしかありません。
どうにもならない時はポルトガル語(フランス語と似ている言葉も多いので、これが、けっこう通じた!)を使ったりして、乗り切る旅となりました。

しかし、英語圏ではない国の人と英語で会話するのは、実は英語圏の人と英語で話すより難しいのだと、つくづく実感。
とは言っても、今からフランス語やイタリア語、スペイン語、ましてやオランダ語を勉強している時間もないし、手っ取り早いのはやっぱり英語でしょうね...


詳しい旅行記は後日あらためて書くとして、
私も雨を眺めながら、大量の英語の宿題と、明日からの仕事の準備を始めますか ^^)

2007年04月19日

英語漬け

20070419_english.jpgいよいよ今月から英語スクールが始まり、これまでに2回の授業に出席してきました。
クラスメートは男性2人、女性7人;私を含めて全部で9人です。
初回の授業では早速、他己紹介をしたのですが...

仕事や大学で英語を毎日使っている、英語を教えている、海外で働いていた、留学していた、再留学の準備中...等々、なんと私以外の人はすべて、何らかの形で日々英語に携わっている人ばかりという、錚々たるメンバーだったのです。

授業中も皆さん、喋る喋る!
体験レッスンでの静寂は夢だったのか?と思うほど、次から次へとポンポンと英語が飛び交います。

  す、すごい...

私はただひたすら、驚愕。
こんなに英語が話せる日本人を見たことはおろか、一緒に勉強したことなど、これまでの人生で一度もありません。

私なんぞ、易しい問題の時に発言しておかないと、話すチャンスがなくなってしまいます。必死です。
しかし、途中で何を言っているかわからなくなって「すいません、もう一度いいですか?」と仕切り直したり、
「この単語はどういう意味ですか?」などと言っているのは私だけ。
そして、答を間違えるのも私だけ。
明らかに、私が一番わかっていない...のです。
挙げ句の果てには、
「間違えた〜」と日本語でおもわず言ってしまったら、
「それも英語でいいなさい」と先生に言われ、その言い方まで教わってしまという有り様(涙)。


とはいえ、幸い先生の指示や説明は勘違いしていないようなので、クラスメートの発言も含め会話の内容は、私も何とかわかっているようです。
しかし、リーディングにはめっぽう弱い。。
ある程度まとまった長さ(A4サイズ1枚、細かい字でびっしり分くらい)のテキストを短時間で読んで理解し、その内容について語ったり、設問に答えるというのがとにかく苦手で、ことごとく間違えます。
これができるようになると、だいぶ違うんだけどなぁ。。


  やっぱり、このクラスに入ってしまったのは何かの間違いなのでは??
  ついていけるかな...


クラスメイトは皆さん良い人たちだったのでホッとしたものの、初日はちょっと意気消沈しながらトボトボ帰宅。
しかし、ものは考えようです。おめでたい性格の私は、

   英語なんて大嫌いで、10年近くただの一度も勉強しなかったのに、
   このクラスに紛れ込めた私って、すごいじゃないの! 

と思うことにして、気を取り直しました。
とにかく、嘆く暇があったら勉強です。
宿題と復習をちゃんとしないと、レベルを下げられてしまいます。
(この学校では、最初2〜3回のレッスンの間に、自分自身と先生の判断で、レベル移動が1回まで可能なのです。
 UPもありますが、当然DOWNもあり得ます)
説明会では「宿題は、自宅学習で1時間程度の内容」と言われていましたが、とんでもない!一体それは誰の場合の話ですか??
私にとっては、復習も含めたらほぼ毎日1時間のボリュームです。
それからは、実に久々に毎日、少しずつ英語の勉強をしました。


続いて迎えた2回目。
クラスメートとも、より打ち解けて話が弾み、皆さんがお互いに
「皆がすごく話せるのでびっくりした」と思っていたこと、
私から見ると流暢で困っていないように見える方々も、それぞれに壁を感じてレッスンに来ていることを知って、安堵しました。
同時に、皆さん非常に努力していらっしゃって、その姿勢に学ぶものも多く、良い同士ができたなぁと、嬉しくなりました。
こんな人たちと一緒のクラスになれたなんて、本当にラッキー!です。

そして、授業も建設的です。
リスニング練習では、ただニュースやテープの内容を聴き取って、何について話していますか?というのではなく、いかに効率的にメモを取るか? どこが大切で、どこは必要ない情報か?を素早く見極めるコツを教わります。
これは、以前にTVの特集番組で、警視庁の人が
「鑑識官は、やみくもに現場の物を取ってくるのではなく、証拠として使えそうなもの、使えないものを瞬時に判断する能力が求められる」
と、言っていたのに似ているな〜と思いました。

そして、メモを取る際に使う略式記号や、略語の作り方なども学んで、実際にそれを使いながらメモを取っていきます。
このへんは、同時通訳者養成学校ならではのノウハウが生きているようです。
最初はテープスクリプトを使っての練習。それでも、初めはどうしたら良いかわからず、ウーンと唸りながらの筆記。
...難しいけど、わかってくるとけっこう面白いです。
略語や頭字語は、英字新聞の見出しや、チャットで使われたりしているので(例えば、簡単な例でいうとUnited States=US、Meeting=mtgなど)決して見なれないものではないようですが、私にとっては全てが初めて。
メモにもスペルは全部書くものかと思いきや、違うんですね。
こうやって書くと早いし、後で読んでも分かり易いんだ〜!と感心しきりです。

他にも「ふむふむ、なるほど〜」と思うことが多々あって、語学学習も、やみくもに覚えればいい、読めばいい、話せばいい、という訳ではないんだなぁとつくづく思いました。
学ぶ方も真剣さが必要ですが、教え方も重要です。


電子辞書は授業中には使えません(休み時間に、確認で使うならOK)が、自宅学習では大活躍しています。
また、DSの「英語漬け」のおかげで、すっかり忘れていた英語のスペルを随分思い出し、助かっています。
どちらも、買ってよかった〜


朝10:00〜15:00まで、昼休みを挟んで4時間の授業はあっという間で、終わった直後はあと2時間はいけるよ!なんて思っている私ですが、帰り道には無性に甘いものが食べたくなり、チョコレートを買って帰宅、食べてから爆睡してしまうあたり、これが限界のようです(笑)。

まずは「英語の授業が楽しい」と思えただけでも、大きな収穫!
クラスのレベルアップなど欲張りな事は考えず、楽しく通いたいと思います。

2007年04月01日

焼き菓子、大好き!

cake20070402.jpg焼き菓子が大好きで、よく作ります。
私は生クリームはあまり好きではないので、普通のケーキやムースは好んで食べないのですが、”シンプルに焼きっぱなしのお菓子”には目がありません。
中でもパウンドケーキとフィナンシェは昔から大好き。
市販で美味しいものは多々あるけれど、味の操作は、自分で作れば思いのままです。
”自分好みの味のものを思いきり気が済むまで食べたい”ただその一心で、久々にケーキ作りを再開して2カ月が経ちました。


パウンドケーキは皆さん、ご存知ですよね。
フランス語でカトルカール(4分の1が4つという意味)といい、卵:バター:砂糖:小麦粉=1:1:1:1が基本です。この基本形を軸に、その配分の違いが味の違いになってきます。
また、作り方にもバターベース、卵ベース、共立て(卵を卵黄と卵白で別々に併せる)と大きく3タイプあって、それによって味や触感が違ってきます。
自分の好きなパウンドケーキはどの配分で、どの作り方をするものなのか??それを追求するだけでも結構楽しくて、夜な夜なケーキを焼く日々、食べる日々...

パウンドケーキが一段落してきた所で、もう1つ大好きなお菓子;フィナンシェにも最近、初めてチャレンジしました。
これもフランスのお菓子で、フランス語では”資産家””実業家””金融業”という意味を持ちます。金の延べ棒の型で焼くのが特徴で、縁起の良いお祝のお菓子です。日本でも、引出物なんかにもよく使われていますよね。
アーモンドの風味が強く、しっとりしたマドレーヌといった感じでしょうか。
でも、卵全部(卵黄と卵白)を使うマドレーヌと違って、フェイナンシェは卵白しか使いません。
最初に作った時は、砂糖とバターとの多さに、びっくり!
思いきり食べたくて作ったけど...これは思いきり食べるのは躊躇せざるをえません...

出来上がりは、お裾分けした人たちにも大好評だったのですが、問題は型です。
色々な所を探しまわっても、フィナンシェの型が売っていない!
しかたなくハート型で作ったのですが、やっぱり延べ棒型が欲しいじゃないですか!

そこで製菓材料が置いてある店をあちこち覗くと...
型といえば、大きいケーキも小さいケーキも、昔は1つ1つバラが当たり前で、焼いた後に生地がくっつかないように事前にバターを塗って強力粉をはたいて...と、大変な手間暇がかっかたのですが、最近はマドレーヌでもマフィンでも、6ケ〜9ケが1枚の天板にのるように最初からくっついているものが主流になっているのです。
しかも素材はアルミやステンレスだけではなく、テフロンやフッ素加工がしてあるものが多数あり、シリコンゴムの型まで登場していました。お手入れも楽だから気軽に作れる!という訳です。
お菓子なんて10年近く作っていなかったので、時代の進歩に私はすっかり浦島太郎でした。

でも、フィナンシェの型は売っていないのです。
やっとバラのものは見つけましたが、1つ1つ天板に並べたり、洗ったりすることを考えると、やっぱり1枚板のものが欲しい...

仕方ないのでネットで探すと、やっとありました!
あまりバリエーションはないけど、6ケ入りと12ケ入りのが2タイプあります。
でもこれ、シリコンゴム製なのです...
口コミ情報を読むに、
「型からすぐに取れる」「綺麗に取れる」
「オーブンから出して、わりとすぐに素手で触れるので型から外すのが楽」
「食洗機で洗える」「収納時に丸められる」「匂いもしない」
と、良い事づくめです。本当かな〜 ゴムなのに、焼いて匂いしないのかな〜?


シリコンゴムの落とし蓋は使ったことがあるけど、煮物とオーブンじゃ、温度が違うし...と半信半疑の私は、まずは家の近所で売っていたシリコンゴムのマドレーヌ型を購入してみました。
確かに箱には「多少匂いがありますが、使ううちに薄れます」とあります。
箱の隅に鼻をくっつけてクンクンするに、確かにゴム臭い...
でも、薄れるって書いてあるし、大丈夫なのかな?と思い、あまり好きではないけど、マドレーヌをそれで試しに作ってみることにしました。


生地が余ったので、ハート型で同じものを一緒に焼き、焼き上がりを比べてみます。
確かに、シリコンゴム型は、型から外す時に面白いようにポンポン取れて、ひゃっほう!という感じなのですが...

    ん??

マドレーヌを口元に持ってくると、ゴム臭いのです。
ハート型で焼いたものは、テフロン加工の鉄板なので、ケーキの匂いしかしません。
2つをくらべると一鼻瞭然、明らかにシリコンゴム型で焼いた方は、ゴム臭い!!

    これじゃあ、せっかくのケーキが台無し...


ケーキが冷めると、多少匂いは和らぎますが、やっぱりなんとなくするのです。
「使ううちに薄れます」の言葉を信じ、2度目はそれでフィナンシェを焼いてみました。
しかし、材料が違うからか、なぜか2度目の方が匂いがひどく、焼いている時に
「何だろう?この匂い? なんで臭いの??」と、台所で不思議に思っていて、ハッとしました。
これ、シリコンゴムの匂いだ!!

   臭い臭い!!
   どうしてこんなのが、みんな平気なの?!
   匂いがしないなんて嘘だー!

オーブンを開けると、もわ〜と立ち昇る焼き上がりの匂いは、ゴムの匂い...
もちろん、フィナンシェもゴムフィナンシェ。


シリコンゴムにも種類があって、あまり匂わないものもあるのかもしれません。
しかし、私の買ったものは常温では匂いませんが、焼くと、とにかく臭い!!
私は女性の香水や、男性の整髪料も苦手な方なので、とても耐えられませんでした。

お菓子なんて、焼けて行く時のほのかな甘い匂いと、
ふわ〜っと膨らむ様をオーブンのガラス越しに見るのが幸せなんですよ。
なのに、このゴム臭さは...すべてをブチ壊してしまうのです。


やっぱり、面倒でもステンレスが一番良いのかも。
許せてテフロン、フッ素加工です。
私の使っているパウンドケーキの型は、私の母のお下がりです。
小さい頃、よく母がお菓子を作ってくれた時に使っていた物をもらって来て、私が今使っています。
毎回、紙で型を作って敷いて使うのですが、慣れれば苦ではありません。
フィナンシェだって、バターを塗ったり粉をはたくのも、慣れればきっと...
(後でやっと1つ、フッ素加工の物をネットで見つけました)

そして、シリコンゴムのマドレーヌ型は、封印されました。
年末のバザーにでも、出すか...


2007年03月18日

ついに入手

DS_20070318.jpgやっとDSを入手しました!
とは言っても、頑張ったのは私ではなく、私の両親。
実家の近所の大型スーパーで、不定期に入荷するDSを抽選販売していて、ここ数カ月間、それをずっと狙っていたのです。

この情報は、当日の朝刊に入る、折り込みチラシだけに掲載されます。
どっさり届く厚さ3〜4センチにもなろうかという広告チラシの中からは、そのスーパーのチラシを見つけるだけでも一苦労。
しかも「DSを販売します」の文字は、端の方に小さく書いてあるだけなのです。
その見落としてしまいそうな1行を、9時の開店前に見つけ、整理券をもらうためにスーパー入口に並ばねばなりません。
混乱を避けるため、当選番号は1時間後に売場に掲載。当選者は、当日11時までに購入するという仕組みになっています。
品薄状態が続くだけあって、お店側も苦肉の策です。


実は先週も販売があったのですが、母がチラシに気が付いたのは、既に開店後でした。
わずかな差でタイミングを逸していただけに、後悔しきりです。
前回の販売はちょうど1か月前だったので、今度は来月!と思っていた矢先、まさかの連続販売!
今回、母がその文字に気が付いたのは、8:50でした。
まだ朝の着替え途中だった父を急かし、スーパーに急行してもらうと、なんと今回は入荷個数がいつもの倍と多かったので、抽選ではなく、先着販売とのこと。
急いで帰宅した父の
「まだあるぞ!」
の言葉に、今度は母が自転車でお店に急行。めでたく2台入手となったのです。


2台?? そうです。1台ではないのです。


実は、DSが欲しいのは、私だけではなく、母もなんです。
うちの母、何よりテレビゲームが大好きで、もしかしたら、私より欲しがっていたかもしれません。
アクションゲームは苦手なので、もっぱらRPG専門ですが、わからないことがあると妹の友人にメールで聞いたり、ゲームのコミュニティで情報を得たりして、虎の巻なしで攻略します。
ドラクエ、FFはもちろん全制覇。
DSも、次作ドラクエがDSで発売されると知ってから、本気になりました。


別に特にメカ好きということはないのですが、携帯メールも写メール(愛犬の写メールは母が誰より上手い)も、大型液晶テレビも、ノートパソコンも、カーナビ操作も...
あの年代の人には珍しく、とにかく機械ものをひとりで操って楽しんでしまう人なのです。
先日実家に行ったら、大型液晶テレビで持ち株のレートチェックまでしていて、びっくりしました。。

ちなみに、父は携帯電話も運転免許も持っていないし、電球1つ交換できないほどの機械オンチ。
だからこそ、母が得意になったという事もありますが(^^;)

その日の午後、私がDSを受取りに行くと...
謎解きミステリー系のソフトに、専用ケース、液晶防護シールまで購入して、母は既にゲームを楽しんでいました。


その後、私も念願の「英語漬け」と、ニンテンドーならやっぱり「スーパーマリオ」でしょ、ということで2本のソフトを購入し、いざ電源をON。
画面も綺麗、音も綺麗、電池ではなく充電で充分動くし、軽いし、本当にびっくりです。
いやいや、これは子供が欲しがる訳です、始めたら止めない訳です。面白いもの〜!!

「英語漬け」は、ディクテーションのトレーニングがメインなんですよ。
毎日やるなら、下手な参考書よりも、けっこう良いかもしれません。
少なくとも、電子辞書についている「テスト機能」よりは使えると思いました。

さて、予約券入手と購入で、わずか数時間内に2回もお店に行った母は、こんな事情を知らないお店の人に
「何度も朝から大変ですねぇ、お孫さんのため...ですか??」
と言われたそうです。
まさか自分と娘のためとは言えず...(苦笑)

2007年03月08日

英会話スクールを探せ!)その3

〜このエッセイは3部作です〜
 「英会話スクールを探せ!)その1」からご覧になると、一層お楽しみいただけます。


◆同時通訳者・翻訳者の養成学校としてスタートしたS校は、「英語を使って仕事をする」を前提とした、かなり本格的なスクールでした。
授業はすべて4〜12人までのグループレッスンで、プライベートやセミプライベート・レッスンはありません。

今まで見て来た英会話スクールとはだいぶ様子が違うようです。これは、まずは同じような学校をリサーチせねば...
すると確かに、似たような体制のスクールが世の中には沢山あるんです!知らなかったなぁ。
でも私は、同時通訳者・翻訳者を目指すなんて恐れ多いことはもちろん考えていません。
あまりにも目的がそこだけに絞られている学校では、また英語がキライになりそうですので、そのような所は外すことにしました。

すると、やはり選考ポイントは、レベルの分け方と講師の質となってきます。
いくら細かくレベル分けされていても、自己申請で入れてしまったり、ある一定期間を受講すれば、そのまま自動的に上がって行くようなところは、クラスのレベルとは名ばかりになってしまいますよね。
自分のレベルが廻りより低くても高くても勉強しずらいことはポルトガル語学習で嫌というほど味わっただけに、グループレッスンならば特に、それだけはどうしても避けたいポイントでした。
この件については、学校に電話して聞けばすぐにわかるので、数校に問い合わせをしてみました。

そして講師の質について;こればっかりは実際に授業を受けてみないことにはわかりません。
ただ、自分の担任になる先生に必ずしも体験レッスンをしてもらえるとは限らず、ある程度は賭けになります。
でも、スクールもそのへんは心得ていて、体験レッスンには評判の良いイチオシ講師を持ってくるものなのです。だから、体験レッスンがイマイチだったら、そこのスクールはやめた方が良いと判断することにしました。

こうして、結局はS校1つに絞ることに。
レベルチェックや体験レッスンは、あらかじめ決まった日程を予約して受けるシステムを取っていたので、今回は先に資料請求をし...さぁ、いざ色々なコースの詳細を検討です。


◆S校のレベルは全部で7つに分かれています。
初級のレベル1、基礎力はOKのレベル2・3、日本で英語を使って仕事ができるレベル4・5、そして上級者の6・7です。ディスカッションばかりやるものや、実践的に英語を使うもの、毎週1冊のペーパーバックを読むもの...様々なコースがあり、翻訳者養成クラスはレベル4から、通訳はレベル7からしか入れないことになっています(試験あり)。

むむむ、この感じから行くと、B校でレベル1だった私なんぞ、レベル1に決まっています...
そこで、レベル1で入れるコースとクラスを探すと...なんとレベル1では、週2回(@2時間×2回/週)のクラス、しかもコースは1つしかないではありませんか! 要するに、選択の余地はないのです。
あらためて他校のサイトを確認すると、どうも通訳者・翻訳者の養成学校としても運営している英語スクールでは、普通の英語クラスでも、初級者はたいてい週2回以上が通常の様子...

週2回レッスンが上達のための最低ラインであるのは、よくわかってます。
ポルトガル語もそうでしたから、よーくわかってます。でも、でも、

  今さら、週に2回も通うなんてイヤだー!!


残念ながら、私が行きたい英語実践コースは、レベル3からしか週1回のクラスがありませんでした(週1回クラスは、週2回クラスの授業分を1日でやってしまう内容なので、授業時間も2倍の4時間になります)。
あとは、なんとかレベル2なら、別の○○コースで、週1回(2時間)のクラスがありました。
これに入れるなら、通ってみようかな... もしかしたら、他にもコースがあるかな?という淡い期待を胸に電話をしてみると、電話口の担当者は、
 「レベル1には、週1回のクラスはございません。
  一応、目安としてはレベル1はTOEICスコア550点、レベル2は600点くらいなんですが、
  お客さまのスコアはどのくらいですか?」
と答えます。

私が「TOEICは受けたことがないんで、わからないんです...」と答えると、

「そうですか。。でも、お客さまがレベル2である可能性もございますので、
 まずはチェックを受けてみてください」

と、申し訳なさそうに言われてしまいました。

いやいや、TOEICも受けたことがない人が、レベル2の可能性はございませんよ...たぶん。
仕方がないのでレベルチェックと体験レッスンを予約し、電話を切りました。


◆週2回... つらいなぁ。でも、良さそうだったら行てみようかな。
でも、やっぱり気がすすまない。先も長いし、なんとかレベル2になれないだろうか。
今から勉強したら、間に合うんじゃないか? やらないよりは良いよね?!
...こうして迷うこと数日。
そんなある日、グズグズとその話をしていると、親しい友人がポツリと言いました。

「あのさ、ポルトガル語の時は、週2だって週3だって、朝早かろうが夜遅かろうが、
 習い事の掛け持ちになろうが、文句ひとつ言わず休まずせっせと通ってたよね。
 しかも、何年もそうやってたよね。
 やっぱり英語は、ポルトガル語ほどは、ヤル気ないよ。」


      ....ガーン!!

仰る通りです。。私は、返す言葉もありませんでした。

そうです、認めましょう。
アワよくば、空いている昼間の時間を使って、英語でも勉強しようと思っただけです!
夜遅いのは嫌だとか、曜日が合わないのとか、週2は通えないとか、そんなの全部言い訳なんです。要するに、ヤル気なかったんです... 

友人は、続けました。
「いいじゃん、レベル1でも半年我慢すればいいんでしょ。
 半年頑張れば、2に上がれるよ。そしたら週1にすればいいじゃない」


そして、私は心を決めました。
体験レッスンを受けてみて、このスクールが良さそうだったら、レベル1のコースに潔く通おう!
もう、一夜漬けの勉強なんか、やめた!やめた!
チェックは明後日。このまま行って、ありのままのレベルを受け入れよう!...と。

そして、本当に何もせずに、レベルチェックの日を迎えたのです。

◆S校は、都心の高層ビルの1フロアにありました。
受付カウンター前のちょっとしたラウンジの壁には、英字新聞の切り抜きや様々なお知らせ事項が英語でズラーッ! 
うーん、雰囲気は、さながら海外の小スクールという感じです。

レベルチェックのテスト内容は、ディクテーションと呼ばれる、聞いた英語をそのまま書き取るテストが15分、英語によるインタビューが15分。そしてレベル判定後、日本人カウンセラーによるコースの説明があります。
インタビューでは、fluency(流暢さ)、 accuracy(正確さ)、general comprehension(理解力)、communicative interaction(コミュニケーション能力)の4項目について7段階で評価し、各生徒の英語力を正確に把握した上で、力を引き出すのに最適なクラスを提案します...と、学校は謳っています。


さて、受付に予約の旨を申し出ると、申込み用紙を渡されました。
まずはそれに、必要事項を記入していきます。
最終学歴や卒業学科、留学経験を問うもの、TOEICスコア・英検の欄もあり、最初から少々ビビリ気味です。
私の卒業学科は国文科、英語圏留学経験ナシ(ニュージーランドのホームステイ1カ月のような、なんちゃって留学なんかとても書けません)、TOEIC受験経験ナシ。英検は3級しかもっていないので、これも書けません。トホホ...

そして、インタビューテストにおいての注意事項用紙にも、その時に目を通します。
今までと同じように、
「インタビューではとにかく長く、できる限りたくさん話してください。
 レベルに合ったインタビューですので、リラックスして臨んで下さい」とあります。
でも、ここでは”間違いは減点の対象になる”とは、書いてありませんでした。


記入が終わって、用紙を提出すると、担当者に連れられてLL教室へ。
そういえば、中学校の時にありました、LL教室。ただテープを繰り返し聞かされて、繰り返し言わされるだけで、本当につまらなかった。英語には良い思い出がありません、私。

そこではすでに5〜6人の人々がヘッドホンをして、熱心にテストを受けていました。
ディクテーションは、私、今まで一度もやったことがありません。
担当者にカセットテープを渡され、A4の用紙2枚も受取ります。1枚はメモ用です。
テープに入ってる7センテンスを聴き取って、書き取るようです。
まず、全部が読まれます。その後、それぞれ10秒のポーズを入れて、2回ずつ1センテンスが読まれます。最後に全部がもう一度読まれて、おしまいです。
その後の7分で、清書用の用紙に記入し、テストが終了します。
テープはスタートすると、止めることも戻すこともできないようになっています。


テスト方式を理解したところで、さぁ、いざスタート。
内容は、短いニュースの1つでした。
早さはもちろん、ネイティブスピード。わずか7センテンスとはいえ、長いフレーズは長い!
1つの単語のスペルを書いている間に、あっと言う間に流れてしまいます。
どうも、日本政府がホームレス対策を行っているが、それがうまくいっていない...ような内容のようでしたが、見事に飛び飛びでしか聞き取れず、文章になったのは、最初の挨拶くらいでした。

でも、こんなのテープが終わってしまったら、いくら考えてもわかるはずがありません。
私は早々に清書を終えると、それを受付に提出し、今度は待合用の部屋に通されました。


◆そこでは、やはり、すでに数人の人が待っていました。
すると.... ん?? 
なんと皆さん、テーブルの上に置いてある閲覧用の英字新聞や「TIME」を、ごくごく普通に読んでいるではありませんか!
しかも、インタビューの外国人担当者(講師)がそこへ
  「Tomoko〜?」「Hiroshi〜?」などと、呼びに来るのですが、
それに当たり前のように、
  「Sure,」「Yes,」
など、素晴らしい発音で返事をし、その担当者と英語で世間話をしながら、消えて行くではありませんか〜!!

  こ、これは、エラく場違いな所へ来てしまたようです...(汗)
  初心者なんて、ここには来ないのでは〜??


しかし、今さら帰る訳にもいかないし、できないから習いに来るんだもん!
開き直った私は、どうせわからない英字新聞や「TIME」には目もくれず、ゴールデンウィークに行こうと計画中の旅行ガイドブック(もちろん日本語)なんぞを堂々と出して読んでいました。
しばらくして、
  「Akiko〜?」
おぉ、私の番です。ガイドブックをカバンに入れて立ち上がり、講師の後に続きます。
講師は若い男性で、ネイティブスピードながら、
「今からインタビューを始めますが、リラックスして答えてくださいね」
と、とても聴き取り易い英語を話します。
彼は私の書類(さっきのディクテーションの紙も!)に目を通しながら、ちょっとした雑談をした後に、
「さて。では、まずAkikoから話してもらおうか。」
と、いきなりふって来たのです。

  ええっ 何も質問してくれないんですか??

思わぬ展開にひるむも、話すしかありません。
  「えー 私はミュージシャンで...」と自己紹介を始めました。
英語をなぜ勉強したいと思ったか(これを書くと3話で完結しなくなるので、割愛します)、
ブラジルの大学のポルトガル語講座に通っていた時、他の国の学生がみんな普段は英語で話すので、それに馴染めなくて大変だったこと、ずっとポルトガル語の勉強をしていて英語を後回しにしていたこと...

どうせレベル1なんだし、間違っててもどうでもいいやと思い、B校・C校に続き英語面接も3回目ということもあって、リラックスどころかけっこう楽しくなった私は、言いたいことをベラベラと思いつく限り話しました。そして、
  「英語を避けていたけど、春から勉強しようと決めたので、ここに来ました」
と結ぶと、講師は笑顔で「そうか、そうか」とうなずき、
  「ブラジルの良い所と悪い所はどこだと思いますか?」
と聞いてきたのです。

またも思わぬ展開! 良い所と悪い所?? 
「うーんと、ブラジルには綺麗な海があって、音楽があって、人はフレンドリー」
そこまではなんとか。でも、悪い所って、難しいんです。
まずは「安全じゃない。危険」それと、人がいい加減... あれ、いい加減って、英語でなんて言うの??
  「Brazilian people are my pace」
と言ってみるも、講師はうーん、という顔。やっぱり違うよねぇ...
  「My pace is Japanese English?」と聞くと、返事は「Yes」。
単語がわからないので、説明するしかありません。そこで、
  「たとえば、ブラジル人の友達とコンサートに行くと約束をします。
   でも、彼女は急に来ない。そして謝らない」
と言うと、講師は「あぁ〜」という顔をして、
 「たぶん、それは own pace だなぁ」
と教えてくれました。
それを使って言い直しをすると、またすぐに次の質問です。

  「東京とブラジルの、どちらが好きですか?」
うーん、そう来るか。本当はどっちも一長一短だから、どちら!という訳でもないけど、それでは話がややこしくなります。
ここは嘘でもいからハッキリさせておいた方が、英語にするのが楽ですので、
  「東京です」
とキッパリ答えると、案の定「Why?」
  「東京は安全だし、道が綺麗だし、すべてが時間通りだから」
と言うものの、ブラジルではマンホールの蓋がちゃんと閉まってなくてもそのままで、そこに片足落ちて怪我をして、町の人に助けてもらったことがあるとか、もともとバスにも電車にも時刻表がないとか、思い返してみればたくさん言いたいことがあったのですが、その時には頭が廻らず...

「なるほど」と講師は、さらに次の質問へ。
  「ブラジル以外に行ったことがある国はありますか?」
うーん、また話の裾が広がりそうな質問を...よく思いつきますね。 
実はコレ、たくさんあるのですが、この場で全部言ったら何を質問されるか、わかったものじゃありません。
英語が好きではないので、英語圏の国に行ったことは数回しかないのです。アメリカなんて、トランジットでしか降りたことがないし...とか、言えればよかったのですが、ここまで、前述とは別の質問も含め15分以上は経っていたでしょうか。予期せぬ質問責めで、さすがに私もちょっと疲れも出て、
 「旅行が好きなので、たくさんの国に行ったことがあります」
とシンプルに答えると、
 「オーケー。では、今日はこれで終わります。
  ぜひS校に来て、また僕にブラジルの話を色々聞かせてくださいね。
  それでは、さっきの待合室で待っていてください。」
と、やっと開放されました。。ふーっ


◆あとは、判定を待つのみです。
先程の待合室に座っていると、6〜7分ほどして日本人のカウンセラーが私を呼びに来ました。

案内された席に着くと、彼女は
「えーと、まずは、講師からのコメントですが、
 コミュニケーション能力が非常に高いとの評価が上がってきています。
 話そうとする意欲が大変感じられますし、よく知っている内容の会話なら問題ないとの事です。
 後は、もっと自信を持ってドンドン話して行けるように、その訓練を積むのが良いでしょう、
 と言う事で、お客さまのレベルは3と判定されました。」
こう言うと、私の前に「レベル3」と書かれた判定用紙をサッと差し出しました。

 「ええーっ!!」

予期せぬ事態に、私は思わず仰天の一声です。「本当ですか?!」の言葉を飲み込み、
「そ、そうですか...」と続け、しばし放心状態に。

  誰か別のアキコさんと間違ってませんか? アキコなんてたくさん居ますから...

狐につままれたような気分でいると、カウンセラーは
「お客さまは、どちらのコースをご検討されていますか?」
と聞いてきます。
「そうですねぇ... あの、てっきりレベル1だと思っていたので(←正直さが思わずポロリ)
 コースが選べるなんて思わなかったものですから...」
と言いながら、あらためてパンフを見ます。レベル3なら、グンと選択肢が広がるのです。

  そうだ、レベル3なら、行きたかったコースに、週1回のクラスがあったんだ!

あまり疑ってかかって「ご不安でしたら、ひとつ下のクラスになさいますか?」と言われても困るので、
  「これ、これを検討したいと思います。」と、早々に意志を伝えました。


どうも、捨て身のお喋りが、吉と出たようです。


◆その後、1時間ほどして、体験レッスンに参加しました。
体験レッスンは初級(1〜3)、中級(4・5)、上級(6・7)、通訳、翻訳でそれぞれ分かれています。
プログラムをもらうと、レッスンの前に各コースの説明や、S校の特色を紹介したビデオ、入校までの流れなども入っていて... あれ、模擬レッスンはなんと80分!
80分もあるなんて、ずいぶん太っ腹というか、本格的というか...いったい何をやるんだろう?
でも、初級コースだから、そんなに大したことはやらないだろうと思っていたら...


初級体験レッスンの参加者は、全部で12名でした。
30〜40代とおぼしき男性が2人、60代くらいのおばさまが1人に、あとはすべて20〜30代の女性です。
テーブルには4人ずつ座れるようになっていて(グループでロールプレイをするためでしょう)、前にはホワイトボードと、大きなテレビが置いてありました。
開始時間になり、現れたのはハワイ出身だという元気で明るい中堅女性講師でした。
(通常の授業では、ネイティブ講師が2人付くそうです)

レッスンに使う何枚かのプリントを配りながら、彼女はやはり普通のスピードで容赦なく話します。あのー、ここ初心者クラスなんですけど...

「さぁ、では授業を始めます。まず、日本にはどんな野生動物がいますか?」
の質問に早速、教室は

        シーン...

「何でもいいのよ、日本にいる動物を上げてみて?」

        シーン...

「例えば、日光にはサルがいるわよね? 
 そういうのを、グループのみんなで話し合ってみてください。
 後で発表してもらいます。さぁ、どうぞ!」

        シーン...

再三に渡り先生にせかされて、みんなようやく自分のテーブルの人たちと目を合わせ、ボソボソと話し始めます。私も、前に座っている女性に、プリントに書いてある質問;
「Are there any wild animals in Japan?」
を投げかけてみますが、彼女はプリントを見つめたまま、固まっています。
しょうがないので、
「For example, bear lives in Hokkaido(例えば、北海道にクマがいますよね)」
と言うと、彼女は突然
「FOX!」
と思い付いたようにつぶやきました。そこで私は「沖縄に蛇もいますね」と続けると、またプリントを見つめたまま、動かなくなってしまいました。

しばらく、それぞれのグループが控えめなディスカッションをした後に、先生が
「では皆さん、どんな動物が挙がりましたか? 
 そして、その動物たちはどんな問題を引き起こしていますか?」
と聞きますが、また

        シーン...

しょうがないので何か言おうかなぁと思っていると、後ろから男性が
「Deer(鹿)」と答えました。先生は、
「鹿は日本のどこにいますか? 他にはどんな動物がいるかしら?」
と、矢継ぎ早に質問を続けます。
どうも、こういった質問のすべてに生徒は逐一即座に発言し(本来なら双方向のディスカッションとして)授業が進められていくようです。
そして、気が付けば結局、答えるのはいつも同じ人... 男性2人と、おばさまと、私の隣の女性と、私の5人だけという状態になりました。

残りの7人はほとんど手元のプリントに目を落としたまま、先生と目も合せようとしません。
私の言っていることなんて「鹿は奈良にもいます」「野生の鹿は、農作物を食べて畑に被害を与えています」「沖縄に毒蛇と海亀」等、「私だって、それなら言える」と誰もが思うような簡単な事なので、ぜんぜん威張れたものではないのですけど...
何も発言しないよりはマシかなと思って、理解できることは、なるべく発言するようにしました。


そうこうしているうちに、今度はプリントの次の項目へ。今度は、ボキャブラリーです。
左側に書いてあるの単語の意味を、右側の文章から選ぶ(もちろん、すべて英語)というもので、またしても先生は
「グループで相談しながらやってください、どうぞ!」
と言いますが、相談だって英語でしなければならないのですから、迂闊に口を開けません。
それに、そもそも私にはプリントの文章の意味がほとんどわからず、読むのに必死でとても相談どころではない状態。急げば急ぐほど、内容が頭に入ってきません...
辞書は使ってはいけないことになっているので、せっかく持って行った電子辞書はカバンの中で幽閉状態。うーん、記憶力総動員するしかありません。
私には、先生の言っていることに反応するよりも、プリントの問題の方が難しい〜!!


グループのうち、私のとなりに座っていた女性がけっこうできる人だったので、彼女の助言を受けてなんとか完成させますが、内容の完全理解は、ほぼ不能。
その後、クラス全員で答え合わせをして、これが実はこの後に観るビデオの内容理解のための下準備であることがわかりました。


◆ビデオはCNNニュースの1つの題材で、だいたい2〜3分のものでした。
まずは音声を消して、映像だけを観て、何についての問題を扱っているか?という予測を立て、それをまた発表し合います。
映像は、どこかアジアの国(タイでした)で、猿が昼時の小学校に餌を求めて乱入し、学校を困らせている...というような内容に見えました。
そのことを、また発言し合って、授業は進みます。

その後、音声をつけて映像を観ます。
「では、アナウンスを聞いて、さらにどんなことがわかりましたか?」


その後は、記載されている左側の文章を右側につなぐ;内容詳細の確認です。
続いて、ニュースの中で頻度を表わす副詞が、どの項目で使われていたか問う質問。
問題として書かれているイベント(例えば、猿は学校にやって来る)を、
 Never<Occasionally<Sometimes<Often<Mostly<Always
から選びます(ここでの答えは、Always)。
最初、私は、これはニュースを聞いて得た情報から予想する問題だと思っていたのですが、問題を完成させてから改めてビデオを観ると、どの項目に関しても、実はちゃんとアナウンサーがこの副詞を喋っていたのです。物語を創るわけではあるまいし、予想する問題なんか出ないか...(苦笑)
自分がまったくその言葉を聞き取れていなかったということがわかり、愕然としました。

そして、最後に内容要約の穴埋め問題です。文章の中に、予め挙げられた単語を入れていくのですが...これが難しくて、答え合せをしたら、16問中で私が合っていたのは2つほど。

こうして、息つく間もなく怒濤の80分模擬レッスンは終わりました。

   ...ま、参りました! アッシをアンタの弟子にしてくだせぇ!


これだけ理路整然と内容理解状況を突き付けられると、自分がいかに「わかったつもり」になっていたか、思い知らされます。
CNNを観て「わかる」と思っていたことは、音声を聞かなくてもわかること...映像の情報だけで理解していたことだけだったなんて。。


◆それにしても、英語には、日本に居ても迷うほどの英語スクールがあり、しかもこういうレッスンをしてくれるスクールがあって、本当に羨ましい限りです。
ポルトガル語では、入校前にレベルチェックをし、授業中には「学ぶ言語以外は決して話さない」を徹底し、授業中の発言を重視したレッスンを行っている学習機関を、私は今のところ日本では知りません。

あるとしたら、リオで私が短期受講した、ブラジルの大学の講座です。
思い返してみると、レベルチェックも、テスト方式も、授業の進め方も、S校と非常によく似ています。
4年前、軒並み発言するクラスメートの気迫に押され、あえて私まで話さなくても...と思って押し黙っていた私は、さながら今日、まったく一声も発しなかった彼女たちのようです。外国人のクラスメイトと先生の全員に「何故発言しないのか?」と散々言われたものでした。
また、ビデオを使った授業では、あまりに内容が難しく、まったく理解できない=発言できないまま、呆然としていることも多かった(わかったのは、カエターノがブラジル音楽について語っているものだけで、それだけに私が反応したので、皆に面白がられました)ので、この授業についていけたら、どんなにかいいだろうと思った事を、ぼんやり思い出したのです。


◆体験レッスンの最後に、英語実践コースについての説明があり(なんと、これも英語でした)、
その際に先生は、
  「ここの学校では、1ターム終了後にレベルを上げるためには、3分の2以上の出席、
   期末テストでの一定点数のクリア、そして何よりも授業への参加状況を一番重視します」
と付け加えました。また、宿題もそれなりに出て、それは必ずしも英語の勉強というものではなく、扱うトピックの背景を調べたり、関連事項の調査をしてくるというのも含まれている、との事でした。


それを聞いて私は「あぁ、自分はこんな授業を受けたいと思っていたんだなぁ」とあらためて思ったのです。
私がやりたかったのは、「英会話の練習」ではなくて、「英会話を使った授業」だったんだ、と。


英語・英会話ができても、それは単にツールでしかないのです。その英語で何を伝えるか?が重要で、そのためには自分の中にある情報や知識が必要。日本語でも話せない内容を、英語で話せる訳がありません。現場では、辞書を引いたり、考え込んでいる時間など、誰も待ってくれないのですよ。。
また、実際に外国で仕事をしたり、大学に通うことになると、自分の意見を堂々と主張できる(それが、たとえ見当違いであっても)というのは、英語ができる・できない以前の問題で、非常に大切な事と位置付けられています。
でも、実は日本人にとっては、これが一番難しいのではないでしょうか?


打てば響く反応を求められても、欧米人とは育ってきた環境が違うので、やっぱりすぐには変われませんよね。その”奥ゆかしさ”が日本人の良さでもあるわけで...
「あんまり立て続けに発言すると、またか、と思われる」、「わざわざ言って、間違っていたら笑われる」、「さっきも発言したから、今度は黙っていよう」と、ついつい遠慮してしまうとか、そんなのは、外国人には全く理解してもらえないんだろうなぁ!
日本人の多くは、「皆が発言しないなら、しょうがないから」と背中でも押されないと、なかなか初対面の人を前に、自らしゃしゃり出て意見を言うなんてことはできないものですよね(例外もありますが)。


でも、リオでの体験を経て、思ったのです。
外国語を話す時は、日本語を話す時と人格が変わっても構わない、と。
いや、むしろ、そこの土地の言葉を話すなら、言語回路を切り替えて、発言形式そのものを変えることが必要なのです。
このスクールなら、日本に居ながらその訓練ができると思えたので、私はS校に通うことを決めました。

そして、長い1日は終わりました。

◆体験レッスンに参加したことで、もう1つわかった事;
    私がなぜレベル3になったのか?
それは「間違いも気にせずに、図太く喋るから」でしょう。
レベル1〜3の判定は、「話そうとするか、しないか」の度合いによってかなり左右されるのでは??
体験レッスンの筆記問題に関しては、私なんかよりも、ずっとできていた人が沢山いたでしょう。
きっと、フリーズ状態だった人々は、発言スタイル重視の授業に戸惑っていただけだと思います。


それを裏付けるかのように、最後のアンケートで、ほとんど授業中に呆然としていた私の前の女性は
「今日の体験レッスンのレベルは、あなたにとってはいかがでしたか?」の質問に、
「ちょうど良かった」に○をしていたのです(チラ見してしまった)。
私は迷わず「思ったより難しかった」に○をしていたので、ビックリ!
    そうですか、ちょうど良かったですか...


しかし、レベル3と、中級扱いのレベル4との差は、かなりありそうです。
私が待合い室で会ったスゴイ人々は、体験レッスンにはいませんでしたから...ね。


体験レッスン終了時に、ビデオで流れていた音声をすべて文字にした完成版プリント(スクリプト)をもらったので、後日それを読みながら、すべてので問題を再度やってみたところ、電子辞書を使いまくって内容理解に1時間かかり、それでもわからなかった箇所が数カ所ありました。
「性格」で実力よりも高いクラスに入ってしまった私は、この調子じゃ、かなり苦労することになりそう...でも、チャレンジは望むところ! 


◆今回、1話1話書くにつれ、色々な方から共感のメールをいただきました。
中には私と同じ様に、
「英語は嫌いで、他の言語から外国語に入り、それで仕事をしていたら、気がついたら英語が前よりできるようになっていた」という同様の体験を寄せてくださった方もいらして、先を歩む先輩方の言葉は重く、とても勇気づけられました。

結局は、外国語で考えるコツは、別に英語じゃなくても、何語でも習得できるようです。
なんとか、この第1の壁(=言語回路の切替)を突破した程度の私ですが、「第2の壁を越えられる頃には、ポルトガル語の今の壁もぶち抜けているだろう」という先輩からの嬉しいお告げもいただきました。ポルトガル語も上達できるなら、まさに一石二鳥〜! 


開講はいよいよ4月からです。
授業について行けなかったら、またブログネタにしますので、どうぞお楽しみに〜!(完)

2007年02月19日

英会話スクールを探せ!)その2

◆さて、前回に引き続きB校のレベル・チェックと体験レッスンへ。
ブランドイメージ戦略が大成功しているだけあって、B校の各レッスン部屋はすべて防音が施されており、明るく綺麗な内装。1F入口にはカフェが併設されていて、オーダーすると割引き料金でデリバリーまでしてくれるというサービスぶり。
「英会話を習っている格好良い自分〜♪」に浸れそうな雰囲気です。

レベル・チェックはE校と同じで
「単語やイエス、ノーだけで答えない、できるだけ長くたくさん話す、でも文法的に間違うと減点扱いになるので気をつけて話す」ように事前にカウンセラーから案内があります。
通された部屋で待っていると、講師は、ロサンゼルス出身のちょっと気難しそうな初老の男性でした。

なんと名刺を持って現れた彼は、早速自己紹介を始めました。
私が慌てて椅子から立ち上がり名刺を受取ると、
「今から色々質問をしますので、リラックスして話してください。」
と言って私に着席をすすめ、質問を始めました。

テストはE校とほとんど同じす。
「なぜ英語を勉強したいのか」「どこに住んでいるのか」など、書類にチェックをしながら質問され続けます。どうも、下のレベルから順々にチェックするためのマニュアルがあるようです。
一通りの問答が終わると、今度は
「ここはパーティ会場です。あなたと私は今、初めて会いました。さあ、その状況から会話をしましょう」
と言われ、今度は自分が講師に質問をしたり、質問に答えたりすることを要求されます。
日本語でも、こういうのって苦手だなぁと思いながらも、とりあえずできる範囲で彼に話しかけ、だんだん話題に乏しくなってきたので、
「あなたのお仕事は何ですか?」(←語学学校講師に決まっているけど)
と聞いたついでに、
「英語を学ぶ上で、一番大切なことはなんだと思いますか?」と
聞いてみたのです。すると彼は一言、
「Object(目的)!」(←単語応答は減点じゃないの?)
そして、
「仕事で使うとか、はっきりした目標がある人は続くけど、無い人はいくらやっても喋れない」
と続けました。
まぁ、そうでしょうねぇ... なので、
「私もそう思います。私が今まで英語をやる気になれなかったのは、明確な目標が持てなかったからです」
と言っておきました。


◆その話題が一段落したところで、今度は色々な絵が描いてある大きなスケッチブックを見せられ、その絵の状況を英語で説明しろと言われます。
人が座っているとか、何人居るとか、女性がお茶を飲んでいます、とか...
とにかく難しい事は言えないので、間違わないように気をつけて言葉を選びながら話します。

すると、今度は簡単な地図のような絵を見せられ、
「あなたは今ここにいます。では、この広場に行くまでの道筋を説明してください」
と言われました。
今いる場所は、スケッチブックの端。広場は反対側の端。けっこう距離があります。

  ええっと... 昔、こういうの英会話本で見たことあるなぁと思いながら、

「まずはまっすぐ2ブロック行って、右に曲がって、そのまま3ブロック行って左に曲がって、
またまっすぐ行くと目の前です」
と答えると、講師はおもむろに立ち上がり、
「では、ちょっと待っていてください」
と言って、部屋を出ていってしまいました。

◆何?? と思って待っていると、講師はすぐに戻ってきました。そして、手にはテキストが!
彼は、最初の方のページをめくりながら、
「ここは、あなたには易しすぎます。 ここも、そうです。」
テキストには、挨拶とか、「これは何色ですか?」みたいな、いかにも初心者向けのダイアログが並んでいます。
そして、さらにめくりながら、
「で、ここは今のあなたには、とても難しい」
そのページには「Direction」の見出しが...

「あなたにはideomがない。
 表現力が足りないから、もっと色々な表現を身につけなければいけません」
と言われ、仰る通りですが...と思いつつ、
「はぁ〜」と返事をすると、今度はCDを取り出してデッキにセッティング。
どうも、模擬レッスンが始まったようです。

「今から流すダイアログを聞いてください。あとで質問します」
そう言われ耳を澄ますと、流れたダイアログは男女の会話で、女性が郵便局はどこか?と男性に尋ねているものでした。
男性は、デパートの隣だと言うのですが、女性はそのデパートの行き方がさらにわからない。それで、男性が「2ブロック行って、左に曲がるとデパートで、その先の銀行の前が郵便局だ」と答える...そんな内容でした。


...で、ここで、わかりました。
さっきの質問に、私はただ方向性だけを説明する内容で答えてしまったけれど、本当は「花屋の前を通って...」「○○通りを渡って...」「広場はガソリンスタンドの隣です」とか、そういう答え方をしなければならなかったようです。

  ...んだったら、最初からそう言ってよ!

ちょっと納得いかない感じを持ちながら、次の指示を待っていると、
CDデッキを止めた講師が私にした最初の質問は
「女性はどこへ行きたいんですか?」

これはすぐ、「郵便局です」と答えられます。次の質問も
「郵便局はどこの隣ですか?」は、
「デパートです。」(本当はデパートの名前がついていたが、それは聞き取れない)
とりあえず、OK。でも次の質問の
「デパートはどこですか?」
は、もうわからない。

「通常は3回聞いて、今の質問をします。だからわからなくても大丈夫です。
 もう一度聞きましょう」
講師はそう言うと、もう一度CDを流します。
でも、私は「2ブロック行って、左に曲がるとデパートで...」までの英語を覚えていられないのです。理解はできるけど、英語で言えない。
さらにもう一度聞いて、やっと答えることができ、そのあとの「その先の銀行の前が郵便局」は
さらにもう一度聞いて、答えることができました。


  わかっていないことが、よーくわかりました。ハイ。


その後、地図の絵を見ながら
「銀行は、郵便局の前です」「学校は○○通りに面しています」「本屋はカフェの裏です」
みたいな練習をひたすら繰り返させられ、少々テンションが下がる私。。
講師に、
「授業は楽しいですか?(彼はcomfortableを使っていた) リラックスしていますか?」
などと言われてしまい、いやいや、楽しくないなんてことはありませんよ、そうじゃないんですけど。
「あ、I enjoy it...」と、なんとか返事をしました。

いかにもベテランという感じの講師は、時々「おーい お茶」のペットボトルのお茶を飲みながら、初心者相手とは思えない、容赦ないネイティブスピードで話し続けます。しかも早口でハスキーな声の彼の英語はとっても聞き取りずらかったので、私は40分間に3度も「Pardon me? 」と言わねばならず(これは意味がわからない以前に、言葉として聞き取れないことがあったということです)、集中力が途切れてきた私は、疲れてきたように見えたのでしょう。

終了のチャイムが鳴ると、
「これからカウンセラーが来ますから、あとは日本語で説明してもらってください。では」
と言って、彼は部屋を去っていきました。こうして、40分体験レッスンは終了しました。


カウンセラーが来るまで、講師が置いていったテキストをパラパラ見ていると、「Direction」の次の項目は「Family」。家族や親戚の構成があれこれ書いてあります。

表紙を返してみると、レベルは1でした。


◆数分してカウンセラーが笑顔でやって来て、言いました。
「テキストを使って授業を行ったと思いますので、もうおわかりだと思いますが、
 お客様のレベルは1です。ただ、最初からやる必要はないだろうということで、
 後半の半分から...この、道案内の項目からですね、ここからということになります。」


B校のレベルは全部で10段階です。
カリキュラムとしては半年で1レベル上がれるようにはなっていますが、講師がOKを出さない限りはエスカレ−タ−方式に上がっていくことはありません。
「当校では、レベル2で海外旅行で困らない、レベル4で日本で英語の仕事ができる、レベル5〜6で海外駐在員、レベル7からは海外の重要なポストに就いてで仕事ができる、というのを目安にしています。」
と、前回すでに説明されていたので、私が「レベル1」というのは多いに納得できますが、レベル1からスタートって...  あまりにも先が長過ぎる...

しかも、やっぱり私の希望の時間には、その校舎には、同じレベルのセミ・プライベート希望者がいませんでした。
他の地域の何校かに問い合わせて聞いてはくれましたが、
「19:45〜からなら、お待ちの方がいます」
って、私はもうその時間は、ご飯食べてゆっくりしたい時間ですよ〜

「レベル1の方はいっぱいいますので、今後、昼間の時間帯に希望者がいらっしゃるようでしたら、ご連絡しましょうか?
 または、プライベートならいつでもスタートできます」
と言われても、セミ・プライベートなら何とか払えるレッスン料も、プライベートとなると半端じゃありません。

平日昼間の割引き料金プランを使っても、40分1コマ約8000円。
これだけなら、なんとなく払えそうな額です。でも、どこの英会話スクールもそうですが、これにはトリックがあって、40分1コマだけではレッスンは実際は受けられず、半ば強制的に2コマ以上受けなければいけないので、週1回=16000円となるわけです。
それを月4回ですから...月額にしたら怖いくらいですよね。
しかも、半年分を一括納入することになっているので、支払いは一度に約31万円。年間で62万。
(セミ・プライベートは、この半額程度)

他にテキスト代金が、レッスン形態は問わず1レベル毎に平均2〜3万円。実力テスト受験に7500円...
たとえ貯金をはたいて1回は払えたとしても、もう後が続きません。本当に勉強したい所に来た時には、スッカラカンですよ。

「Tom is my uncle. He is my mather's yonger brother」
とか、そんなレッスンに月6万も、私は払えません!!


...って、そんな事もきちんと話せないレベルの人間の言うことじゃありませんけど、ここまで基礎が出来ていないのなら、私はもっと徹底的に勉強させられる学校に行って、基礎からを叩き直して出直して来ますよ、ホント。
または、年間62万も出すなら、アメリカかイギリスに留学した方が良いです。


とりあえず、講師もカウンセラーも学校自体も感じは悪くはなかったけど、あまりにコストパフォーマンスが悪すぎて、B校は検討から外すことにしました。


◆B校をやめた理由は、実はもう1つあります。
お金以外の面でも、どうしても気になることがあったのです。

それは、こんなに高額な料金を払わせながら、講師が担任制ではないということ。
学校側の話では、色々な発音を聞き取れるように毎回違う講師が担当します(40分2コマ授業の1コマ1コマで講師が変わる場合もある)と説明していました(講師指定はできませんが、「この講師はイヤだから今後当てないでくれ」という事はできるそうです)
それにも一理あるとは思いますが... 上級者には良いとしても、初心者には、どうでしょうか?


わずかながらも数年間、モノを教えるという仕事に携わって来た身としては、どうしても講師側からの目線で考えてしまうのです。
もし自分が”毎回どの生徒を担当するかはわからない”という条件で勤めるとしたら、私は、とてもやり甲斐がないだろうなぁ〜と思います。
担任制でないということは、明確な責任もなく、この生徒はどうやったら上達するだろうか?などと考える必要もなく、テキストの通りに時間内だけレッスンすれば良いので、”生徒の間違いは、その場ですぐ直す”を徹底すれば、生徒も講師も、お互いにそんなに悪くないと皆さんは思われるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?


同じように「英語が話せるようになりたい」と思っている生徒でも、その目的や動機、モノの考え方は様々です。
同じことを同じように教えても、すぐにわかる人、ゆっくり理解する人、まったくわからない人...と、本当に人は十人十色。
的確なアドバイスをして上達に導くためには、その生徒が「どういう風に物事を理解するか」という事を、まず講師が理解する必要があります。そしてそれは、ある程度コンスタントに生徒と接してみないと、わからない事なのです。

わかってもらえなかった時に、「じゃあ、今度はこうやって教えてみよう」と考えて、わかってもらえた時の嬉しさ...それが教える側の醍醐味なのに、それが無かったら??
やり甲斐がなければ、必然的に良い授業を行うのは難しいでしょう。


それに、初心者は、初めての習い事に少なからず緊張しています。
毎回違う講師に教わるというのは、内容に集中する以前の問題が生じては来ないでしょうか。
まぁ、私の場合はまったく緊張しないので全然問題ありませんが、今までの経験上、ほとんどの生徒は自発的に質問してくるようになるのに、数カ月程度〜の多少の時間がかかります。
それは、講師を信頼してくるとか、緊張が解けてくるとか、自分なりに理解が深まってくるとか、色々な要素が関係してくると思いますが、人間関係ですから、心を開くのに時間がかかって当然です。相性もありますしね。

生徒の間違いを指摘して、その場で直させたとしても、その場限りかもしれませんし...
ということで、やはり一期一会のレッスンには、疑問を感じざるを得ないのです。

◆こうして、同じ英会話スクールという分類でも、E校とB校のカラーや方針は、まったく違うことがわかりました。

超初級、入門、基礎、初級、準中級、中級、上級の全7段階と、初心者の分類が細かく広く、生徒の良い所を誉めて伸ばして、楽しく英語を学ぼうというE校。

初級2段階、中級4段階、上級4段階の全10段階と、中上級者の分類が細かく広く、間違いは許さない、出来ていない所を徹底的に指摘し、恥をかかない完璧な英語を目指すB校。

それぞれに良さはあると思いますが、ただでさえ完璧主義で、下手な英語を話したがらない、日本語でも大勢の前で自分の意見を述べたがらない日本人の特性を考えると、B校の方針は初心者向きではないと感じました(上級者で普段日常的に仕事でバンバン英語を使っている人には、良いと思いますが)。


   ...さて、どうしようか。


2校の体験レッスンをしたことで、少しだけ英会話スクールの実体が掴めてきたので、ネットで体験談やコミュニティをあらためて覗くと、やはりどこのスクールにも一長一短があり「自分がどこは譲れず、どこは妥協できるか」に、かかっているという事のようです。

レッスン料を考えると、プライベートは「激安英会話」のような学校に行くしか道はなさそうでした。それで喋りまくるというのも悪くはないように思えましたが、これもある程度(中級者以上)向きのレッスン形態でしょう。
私は、やっぱり初めは基礎をなんとかしたいという思いが強かったので、ここへ来て始めて、グループレッスンというスタイルも検討することを考えはじめました。

ポルトガル語を始めた時を思い起こしてみると、私はずっとグループレッスンで学んでいたし、ある程度の人数(10数名)までなら、宿題が出て、カリキュラムがしっかりしていれば、極めて効率的です。無理にプライベートにこだわる必要もないかもしれません。


そんな時、妹にこの話をすると、彼女は
「ふーん、S校って知ってる? 友達の○○ちゃんが行ってた所だよ」
と、聞いたこともない学校を教えてくれました。
○○ちゃんとは、海外営業セクションで仕事をしていた彼女の友人で、イギリス人の旦那様と今はイギリスに住んでいるのです。
おぉ、それなら本格的かも!と思い、ネットで検索すると、ありました!S校!

そこは、同時通訳者の養成学校としては先駆けの、英語アカデミーだったのでした。(つづく)

2007年02月15日

英会話スクールを探せ!)その1

◆電子辞書も買ったことだし、いよいよ英語を習いに行くためにスクール選びを開始しました。
今まで、私は学校以外で英語を習ったことがほとんどありません。
OLをしていた時に、1年半ほど上智大学の公開講座(20人〜のグループレッスンでほとんど話せない)と、ホームステイ先のニュージーランドで通った簡易スクールみたいな処(10人程度のグループレッスン)に1カ月。あとはラジオ英会話を途中で挫折とか...たったそれだけです。しかもそれは10年くらい前の話...

ネットで検索するも、英会話スクールなんてものすごい数が引っ掛かかってしまい、判断がつきません。
なのでとりあえずは、英語で仕事をしている友人や知人が通っていたスクールを当たろうと思い、まずはセレブ・ブランドで有名なB校と、英会話スクールの老舗的存在のE校へ説明を聞きに行きました。

◆B校はプライベート・レッスンが主体ですが、2〜3人のセミ・グループレッスンもやっています。
対してE校はグループ・レッスンが主体ですが、フリーに予約できる1〜4人のセミ・グループレッスンや、担任制のプライベートも売りにしています。

相場すらわからない私は、だいたいどのくらいの金額で、どんなレッスンをやっているのかということを、それぞれの学校のカウンセラー(英会話スクールは、担当者をこう呼ぶようです)に早速伺ってみたのですが...!

私の希望は『2〜3人のセミ・グループで、12:00〜17:00位の平日昼間に、やる気のある人と一緒に勉強する』というものでしたが、話を聞くに従って、それが大甘の甘々だったことがわかりました。

まず、平日昼間には、グループレッスンがないのです。
英会話を習う人はだいたいビジネスマンが多く、ということは、レッスンが集中するのは土日か平日の夜19:30〜になります。
昼間に来られるのは、大学生か主婦、定年後の年輩の方々だということで、
「学生はちょっと違いますけど、昼間のクラスは趣味で通われる方が多いので、通常よりもゆっくりめに進むクラスになっており、お薦めできません...」とのこと。

「プライベートなら、講師の時間も空いている所が多いので、どこでもお取りできますよ!」
と言われるも、プライベートの料金なんて、給付金制度も使えない私がとうてい払える額ではありません。

うーん。。と悩む私に、どちらの学校のカウンセラーも、
「まずはレベルチェックテストを受けていただいて、あなたのレベルがどこなのかを正確に判断しましょう。 そうしないと、クラスも捜せませんので〜」と笑顔で言います。
私のレベルなんてチェックするまでもなく1とか2だろうけどけど、やってみるのも面白いかも...と思い、テストを予約。それぞれのパンフレットを手に、ひとまず帰宅したのでした。

◆レベルチェック・テストとは15分程度の口頭テストで、講師と実際に英語で話をしてみて、その講師が総合的に現在のレベルを判断するというもの。
そしてその後に続けて体験レッスンが付いていて、相応レベルの教材を使って模擬レッスンを行う=合計40分というものです。2校ともほぼ同じような形式になっていて、E校はさらに「簡易型のTOEIC形式の筆記テストも無料ですので、良かったら受けてみてください!」
というので、それも併せて予約。
英語なんてあまりにも久しぶりなので、ちょっとは勉強した方が良いのかなぁとも思ったけれど、この場に及んで一夜漬けをしても、所詮は無駄な抵抗。現状を知るという点ではありのままが良いのだろうと思い、電子辞書をチョコチョコいじる以外は何もせずに、まずはE校のレベルチェックと体験レッスンに行きました。


最初に「簡易型のTOEIC形式筆記テスト」を受けさせられるために個室に案内され、
「TOEICは受験されたことがありますか?」
と担当者に聞かれますが、答は「もちろんありません!」
大学生の時に英検2級を落ちたくらいですから...とまでは言わないまでも、まったくの初めてだとわかると、担当者は一通りの流れを説明してくれて、先にリスニングテストですと言って、カセットデッキのスイッチを入れると、私を残して部屋の扉を閉めました。

最初は写真の説明問題。英語で説明されている4つの文章のうち、一番適切なものを選んでマ−クシ−トを塗りつぶしていきます。
しかしこのテスト、同じ問題用紙を今までに相当使い回しているのか、コピ−のコピーのコピー...みたいな感じで、写真が何だかよくわからない! 
「彼は運動場を走っています」という文章らしきものが聞こえるも、モノクロ写真の背景が潰れていて、これ、運動場?? 体育館?? どっちかなーってな具合なのです。
その後は会話を聞いて設問に答えるとか、アナウンスを聞いてその内容についての設問に答えるとか、幾つかのパターンの問題を解いて、30分。あれよあれよという間に終了しました。

その後に筆記テストが30分。
これは穴埋めとか、文章中の間違っているものを探すとか(新TOEICではこの問題は無くなりました)、長文の読解等、やはり幾つかのパターンの問題を解いて、30分。
誤りを探す問題は、はっきり言ってまったくわかりませんでした。
   私には、どれも別におかしくないんですけど...??
マークシートなので、とにかく運がよければ当たるだろうと思い、Aが続いちゃったから次はCにしておくか...という感じで、適当にしのぎました。

◆テストが終わって、次は口頭テスト;今度はいよいよ英語を話さなければなりません。
始まる前に、担当者には
「口頭テストでは正しい構文でできる限り長く話してください。
 イエス、ノー、だけで終わらないで、ちゃんと最後まで文章を話してください。
 また、講師の質問を繰り返してもらうことや、講師に質問をしてもらうということもあります」
などという注意書きの紙をもらい、それを読みながら待つこと5分、私の体験レッスンの担当は、イギリス人の40代くらいの感じの良い男性講師でした。

そこから「あなたはどこに住んでいますか?」とか、「仕事は何をしていますか?」「なぜ英語を勉強したいのですか?」などの質問が始まります。
イギリス訛りはまったくと言っていいほどなく、とてもゆっくり話してくれるので、別に何の違和感もなく聞き取れますが、やっぱり言葉が出てこない...
「昨日は何をしていましたか?」の質問に、「楽譜を作っていました」と答えたいのに、「楽譜」の単語が出て来ない! 英語で楽譜って何?? 確か簡単だったはずなんだけど... 頭は真っ白です。
ポルトガル語ではpartituraと言うので、もしかしたら似ているかもと思い、小声で「I wrote partituras...」と言ってみるも、先生は怪訝な顔。あ〜やっぱり違うか! こうなったらしょうがない、していた事を変えるしかありません。
突然、前言撤回。「I cleaned my room yesterday!」にして、やり過ごしました。

その後もしばらく構文力チェックの質問が続き、15分くらいしたでしょうか、やっと
「OK! Just a moment.」と言って、先生は私のレベルの教材を取りに部屋を出て行きました。
そして始まった模擬レッスンは「頻度を問う練習」。

「How often do you eat sushi?」〜あなたはどのくらいの頻度で寿司を食べますか?

週に1回、2週に1回、年に1回、めったに食べない、いつも...などのバリエーションをまぜて、寿司だけじゃなくて、他にも旅行とか、読書とか、パチンコとか、色々な例が書かれたテキストを見つつ、ひたすら頻度を尋ねあう...というもの。

慣れてくると、それに更にプラスアルファの情報も付け加えて、話を広げて行きます。
「どのくらいの頻度で外食をしますか?」
「週に2回くらい、お昼を外食します」
「何を食べることが多いですか?」
「だいたい、スタバでサンドイッチが多いです。
 あんまりスタバのサンドイッチは美味しくないけど、スタバは全席禁煙なので!
 私は煙草の煙りが大嫌いなんです。」
...と、こんな感じです(まったくもって、大した話はしていない)。
この時、私が「Star backs coffee」と言ったら、「Star backs coffee shop」と、「shop」を付けるように言われました。何故か?までは聞く余裕はなく...

そうこうして、あっという間の40分は終わりました。
このレッスンは、フリー予約のレッスン(生徒は同レベルで最多4名まで)の模擬授業です。
この形式のレッスンは、毎回先生も生徒の顔ぶれも違うので、毎回どこからでも始められるレベル別のテキストになっていて、日常生活に使えそうな様々な会話のトレーニングをするというものなのだそうです。

まぁ、楽しかったには楽しかったけど、1人なら先生とマンツーマンになれて良いとはいえ、これをMAX4人の日本人生徒でロールプレイってのはどうかな〜という感じでした。

◆その後、カウンセラーが先生のコメントと、TOEIC形式テストの結果を併せた総合レベル判定と、入れそうなクラスを案内をしてくれます。
カウンセラーは、書類を手に開口一番、
「テスト、最初ちょっとやり方を失敗しちゃいましたか?
 たいへんユニークな結果になっております」と笑顔で言いました。

何がユニークなの?と思いきや、それはTOEIC形式テストの結果についてで、
「リスニング問題は後半に行くに従って問題が難しくなるので、普通はだんだんできなくなるのですが、
 柳沢様は後半に行くに従って正答率が上がっています。こういう方は珍しいんです」と。

結果を見ると、一番易しいはずの写真描写問題が50%、その後の応答・会話問題で60%に上がって、最後の説明文問題が80%の正解率になっているではありませんか!
これには自分もびっくり仰天(だんだん耳が慣れたのか?)。
「いや〜でも、偶然じゃないんですかねぇ...」
と半信半疑の私に、
カウンセラーは笑顔で続けます。
「でも、リーディングの読解も8割近く合ってますから、偶然じゃないでしょう。」
彼女の持つボールペンの先には、確かに、文法・語彙73%、読解80%の文字が。
そして誤文訂正は正解率40%... うむむ、あてずっぽうでも4割は当たるようですけど...

カウンセラーはクラス分けの用紙を広げ、話し続けます。
「先生も、リスニングが大変良いって言ってましたよ〜 
 ただ、聞けるほど話せないようですので、まずは話す練習をして、
 聞くのと話すのが同じレベルになるようにするのが良いと思います」。

結果、私のレベルは初級の上、全7レベル中の4.5くらいの位置だと言うのです。
「良く知っている話題なら会話もだいたい問題ないようですし、1ヶ月くらいレッスンしたら、準中級(レベル5)に上げられそうとのことです」
と言われるも、にわかには信じられません。

   E校って、できる人はあんまり来ないのかなぁ...??

ぼんやりとそう思いながらも、コースと支払い金額の説明を受け、
もし興味があったらお早めにお申し込みいただくと特典がありますよ〜と言われ(でも、しつこい勧誘などはまったくなく)、「長い時間、お疲れさまでした!」と笑顔で送り出されました。

◆悪くはないけど、私としては、もう少しカリキュラムがしっかりしていた方が良いような気がしました。
でも、E校は、担任制プライベートかMAX12人のグループレッスンじゃないとそういうことは望めないし...

このMAX4人のフリーレッスンは、講師指定はできます。また、1人で4人分の料金を払えばマンツーマンになれます。
あるいは運良く他者の予約が入らなければ1人分料金でマンツーマンになれますが、そうそうラッキーに賭ける訳にもいきません。
(通常はレギュラーのMAX12人のグループレッスンを受講しながら、会話力実践のために、このフリーを取るようです)

確定授業じゃなければ、どうしても行き当たりばったりのレッスンになってしまうし、それを繰り返しても、ある程度話せる人は良いけど、基礎が出来ていない人は上達するとは思えないんですよね。

まだ1校目。B校も見て考えようと思い、エレベーターを降りてふと時計を見ると、E校に入ってから3時間が経過していました。ふーっ 先は長いなぁ。


◆それにし