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2010年02月07日

前世の職業

20100207.jpg風の冷たい日が続きますね。
私は家で、レッスン関係の資料作成や練習、自分の譜面作りなど、室内仕事をコツコツと続ける日々を送っています。

いつだったか、本屋さんの占いコーナーで「前世の職業がわかる」という本を見つけて立ち読みしたところ、
私の前世は、宮廷内の彫刻などの装飾を作る、職人だったそうです?!
なので「1人で黙々と何かモノを作るのが好き」なのだとか...
言われてみれば、作詞作曲、フライヤーや細々した資料を作るの、好きですね。
当たってるような、当たってないような(笑


...という訳で、ボサノバ発表会のプログラムも、ほぼ完成しました。
今年はテーマが「トロピカル」なので、用紙は鮮やかなグリーン。
ベテラン勢と共に初登場の顔ぶれもあって、なかなか聴き応えのあるライブになりそうです。
本番までのレッスンも、残す所、あと4回程度になってきました。
私もしっかり頑張りたいと思います。


そして、18日の自分のライブの、ご予約者様用席札もできました。
自分で言うのも何ですが、なかなかカワイイ♪
ありがたい事に、すでにたくさんご予約をいただいていて、
私もトリ音さんも、嬉しい悲鳴です!
皆さんに楽しんでいただけるように、今週は2人でガッツリとリハしてきますよ(^^

お席は、まだ余裕があります。
ご検討中の方は、ぜひお早めに私かトリ音さんまでお申し込みくださいませ。
皆さんのお越しを、2人でお待ちしておりまーす!

【詳細はこちら】
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2010/01/post_143.html


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F5.0 1/10 -0.3ev 50mm
ヴァレンタインのチョコレート売り場は、平日でも大混雑でした。
どれにしようか迷った挙げ句、おまけのハートチョコ型マスコットに釣られて、
ピエール・マルコリーニを買ってしましました。。
まぁ、美味しいからいいのだけど。

2010年01月06日

新・空気清浄機

20100107.jpg先月半ばに、愛用していたP社の空気清浄機が壊れました。
ファンを支える軸のようなもの?が折れたのか、外れたのか、スイッチを入れるとガンラガンラと音がするようになり、どうにもなりません。
まだ花粉の時期でもないし、まぁしょうがない、年が明けたら修理に出すか〜などと悠長に思っていたら、くしゃみが止まらなくなったり、鼻が突然詰まったり、料理の匂いが部屋に隠って気になったり...
いざ、空気清浄機ナシの生活になったら、それに耐えられなくなっていた自分に気が付きました。

効果あったんですね。
空気清浄機なんかなくても困らない...のは、使ったことがなかった昔の話。
修理に出しても3週間は戻ってこないと知って、もう1台買うことにしました。

どうせなら、今流行りの加湿機付きのにしようということで、リサーチしたら、欲しかったS社の製品は大人気で、どこも在庫薄状態。
ならD社のにするかと思ったら、小型冷蔵庫?かと見紛うほどの大きさに、断念。
今までと同じP社のでもいいけど、デザインがいまいち...ということで、結局、S社の在庫のある店を探して、そこで購入しました。

加湿機といえば、昔、加熱してボコボコと湯気が出る、蒸気式のを使っていたことがあるのですが、
このタイプのものは、窓は結露するし、譜面はふにゃふにゃになるし...で、
「加湿で潤おう」というより「湿気が増える」という感じ。
なんだかパソコンにも良く無さそうだし、しばらく使って、物置き行きとなりました。

その後、引越しをしてリビングは南向きに、窓は大きくなり、
冬は夕方まで暖房なしで25度という温かさの反面、とても乾燥するようになりました。
リビングのソファで昼寝をすると、砂漠をさまよう夢を見たり、
起きてまず「水、水〜!」と、水を求めてキッチンへ行くのが日常です。
でも、実家のマンションもそうだったし、ジメジメするより乾燥している方が好きだと思って、
大して気にしていなかったのですが、最近のこの乾燥で、話しをしていると声枯れするようになり、
さすがにマズイかなと思っていたのでした。

さて、早速新しい機械のスイッチを入れたら...なんと現在の家の湿度は30%!!
すぐに猛スピードで加湿機能が動き出し、しばらくすると50%前後に落ち着きました。

気化式は、水分を含んだファンが廻って、水分を気化させながら加湿するので、
部屋の中がベタベタしないのです。
なんともいえない良い感じで潤っている実感があり、声も肌も喉も、とても楽になりました。
30%と50%じゃ、体感は、えらい違いですよ。想像以上の効果です。
もしかしたら、一番喜んでいるのは楽器かな。。。あと、植木も。
加湿空気清浄機、おすすめです!

修理に出している初代は、戻って来たら寝室&玄関で使用予定。
まだ3年しか使っていなかったんだから、もうひと頑張りして欲しいです!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F4.5 1/25 +1.0ev 50mm
チューリップは、大好きな春の花の1つ。
形も色も、ホントに可愛らしいな〜と思います。

2010年01月01日

FELIZ ANO NOVO 2010

20100101.jpg明けましておめでとうございます。


昨年は、ライブに来てくださった皆様、そして多方面に渡る関係者の皆様に、大変お世話になりました。
厚く御礼申し上げます。

今年もさらに新しい方々との出会いを楽しみに、真摯に音楽に取り組んで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

♪Akiko Yanagisawa♪

2009年12月24日

ヴァイオリンの調べ

20091224.jpgヴァイオリニスト;千住真理子さんのクリスマス・コンサートへ行ってきました。
音そのものを充分に満喫できそうな、ヴァイオリンとピアノだけのシンプルな編成のライブです。

ヴァイオリンのクラシック演奏を「心して聴く」のは、たぶん初めてです。
私の通っていた中学・高校には「視聴覚教室」なるイベントが年に何度かあって、オーケストラ演奏や、ラテン音楽、歌舞伎や三味線などの伝統芸能に触れる機会が結構あったのですが、子供の頃の私はまーったくそんな事に興味がなく...(苦笑)。
今にして思えば、本当にもったいない事ですが。

さて、いざ客席の灯が落とされコンサートが始まると、クリスマスらしい鮮やかなグリーンのドレスを着た千住さんが、颯爽と登場。
1曲目が演奏され始めて、まず最初に思ったのは、ヴァイオリンの音色には、倍音がとても多いのだなぁ〜ということ。
そんな事はわかり切っていたことではありますが、ただの「綺麗な音」ではなくて、
様々な音色が混じりあって1つの音を構成しているということが、生で聴くと、ありありと感じられました。

そして、ヴァイオリンの音域は想像以上に広く、
  あんなに小さいのに、どうしてあんなに大きな音が出るのだろう??
  どうしてあんなに表情豊かな音色になるのだろう??
  どうしてあんなに楽器の形が美しいのだろう??  
...などなど、感動がいっぱいでした。

しかし、ヴァイオリンだけは、やってみたいというよりは、聴いていたい楽器です。
千住さんが12才の時に
「曲に恋して、必死で練習した」
というヴィターリの「シャコンヌ」という曲は、
とても12才が手に負えるとは思えないような難曲なのに、いや〜 すごい。
そういう人だからこそ、弾きこなせるのですね。
そして、この素晴らしい演奏の影に、並々ならぬ努力があるのかと思うと...
いやはや、もう平伏すしかありません。
全身全霊で奏でる音は、迫力に満ちていました。

時折、MCを交えながら進められたライブは、あっという間の2時間でした。
曲にまつわるお話も聞けると、理解も深まって、尚良し!ですね。


そして、コンサートの後にCDや譜面を購入した人へのサイン会もあったのですが、
興奮覚めやらぬまま客席ホールの扉を出た途端、
このサイン会のために楽屋から出ていらした千住さんご本人と
なんと偶然、通路でバッタリ鉢合わせになったのです。
目が合ったので、私は思わず
 
 「どうもありがとうございました!!」

と大声で言って、お辞儀してしましました(笑)。
素敵でした!とか、感動しました!とか、お身体気をつけてください!とか
もっと何か気の利いた事を言えれば良かったのに、
情けないことに胸がいっぱいで、それしか言うことできなかったのです。。
でも、これが咄嗟に出た私の正直な気持ちだったのでしょう。
  素敵な演奏をありがとうございました。
千住さんはニッコリ笑って、会釈してくださいました。


今回演奏してくださった曲は、クラシック・ド素人の私でも全部知っているような
「G線上のアリア」「カノン」「月の光」「アヴェ・マリア」「ツィゴイネルワイゼン」
などの超メジャーな曲ばかり。
きっとヴァイオリニストとしては、これらは寝てても弾けるくらいの
「もう弾き飽きて、弾きたくない!」
ような曲ばかりなのだと思いますが、
そういう曲が、私のような一般市民にとっては、とても嬉しいのですよね。
ボサノバだったら、イパネマの娘、波、サマーサンバ、おいしい水...みたいな感じかな。
私も時々、「そんな有名な曲は、あえてやらない!」を、通したくなることがあるのですけど、
自分が聴衆の立場になると、やっぱり有名な曲を聴きたいものです。。。
...ということで、最近は必ず1ステージに1曲は「超スタンダード」を入れるようにしています。
クラシック界でも、難曲や挑戦曲は、
それを受け入れてくれる”マニアな聴衆のコンサート”の時に、弾くのだとか。
色々な状況に合わせた選曲というのも、プロの腕の魅せどころなのだと、あらためて思いました。

そして、
「音楽療法というものがあるように、
 マイクなしの生楽器の音色は、人の耳に聴こえない高音や低音までをも含んでいて、
 それは、たとえ聴こえなくても体ではちゃんと感じられるので、
 その波動が心身にとても良い影響を与えるのです」
と千住さんがおっしゃっていた事も、あらためて実感しました。

考えてみると、多少調子が悪い時でも、自分のライブやリハの後は、すっかり元気になってるんですよね。
自分で自分を癒すというのも、おめでたい奴です(笑
今回のコンサートの後はもちろん、頭がすっきりして、清清しい気分になりました。


自分では演奏できない楽器やジャンルも、
ぜひまた聴きに行きたいなと思った夜でした。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/40 +1.3 25mm
念願のカーナビを買ったので、試験運転でちょっと車で遠出して、
クリスマスケーキを買いました。
今年も良い1年だったことに、感謝です。

2009年12月18日

FELIZ NATAL

20091218.jpg昨夜のbarquinhoライブにお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
一段と冷え込んだ夜でしたが、おかげさまで満員御礼!
お店の雰囲気は和やかで温かく、今年ラストのライブを、いつにも増して楽しく演奏させていただきました。
とにかく感謝・感激・御礼です。

さて、今年も残すところあとわずか。
振り返ってみると、色々なお店に出演させていただいて、
色々なミュージシャンと共演させていただいて、
今までに演ったことのない曲を歌ったり、弾いたり、
ポルトガル語のオリジナルを増やしたり、
他にも、した事のない事を色々試したり、やめたり、始めたり...と、
かなり大きな”変動の1年”だったと思います。
それだけに充実感もいっぱい、そして、周りの方々への感謝の気持ちもいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました。

今のところ、ライブは基本:月1でのペースが私に合っているようなので、
来年も、この調子で続けていこうと思います。
たくさんの方に私の音楽が届きますように、そしてお寛ぎいただけますように、
引き続き精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

20091218-2.jpgさぁ、来週はいよいよクリスマスですね。
街のイルミネーションに、冷たい風をひととき忘れます。
皆様にも素敵なサンタが舞い降りますように★★★

[写真1]
デュオ形式は、私が最も好きな”少数精鋭の音で紡ぐボサノバ”。
次回のbarquinhoへの出演は、来年5月20日(木)です!

[写真2]
barquinhoのカウンターには、いつものジョアン人形の隣にサンタクロースも登場。
クリスマスツリーも飾られていて、とても綺麗でした。
(撮影2枚とも;S様)

2009年12月15日

ゆずかぼすだち

20091215.jpg趣味というほどでもないですが、家で色々と植物を育てています。
なんだかんだと増えて来て、
最近では13鉢もの世話をするハメになり、なかなか大変なのですが、
部屋やベランダにグリーンがあるのが、好きなのです。
そして、朝の水やりの時間が、もどかしくてイライラしたり、面倒に思ったりしたら、心に余裕がないサイン!というバロメーターにもしています。

そんな中、2年前から育てているこの植物。
実は、何なのかわかりませんでした。
「ゆず・かぼす・すだちセット」なる物を買って来て、ポン酢を作った時に
あまりに種がたくさんあったので、試しにプランダーの隅に幾つかを植えておいたら
ある日突然、忘れたころに2つだけ芽が出ました。
せっかくだからと鉢を分けて育て続け、今では40センチほどに育ったとはいえ、
いかんせん、何を植えたのか忘れた頃の発芽だったため、うーん、何と呼ぼうか??
我が家では「ゆずかぼすだち」と名付けておりました。

そして先日、
水をやりながら、枯れたり落ちたりした葉を取っていたところ、

 痛っ!!

指にいきなり激痛が走ったのです。
びっくりして手を引っ込めて、また出すと、

 あいたたたた....

よーくよーくみると、なんと茎に棘(とげ)があるではないですか!
今まで新芽だと思っていた細い緑のものは、なんと棘だったのです。
昨年まではなかった(ような気がする)のになぁ。
棘になってきたのは、たぶん今年からです。

 ゆずに棘ってあったっけ?
 かぼすに棘ってあったっけ?
 すだちに棘ってあったっけ?

見つめて考えること、しばし。
どれも聞いたことがありません。
今まで、ちゃんと調べたことなかったけど、これは一体何なのだろう??

ということで、ネットで調べてみたら...
どうも「柚子(ゆず)」のようでした。
柑橘系には棘があるものが多いのだそうですが、
特に柚子には、”縫い針なみ”の棘が、しかも”たくさん”付くのだそうです....

そして、恐れていたことがもう1つ明らかになりました。

  桃栗3年 柿8年、柚子の大馬鹿18年

という歌なのかことわざなのか、こういうのを皆さんはご存知ですか?
それぞれ、実がなるまでの年数を表わした言葉です。
私は知ってはいたけれど、目安というか、迷信というか、そんな程度に思っていて、
大して気にも止めていませんでした。
しかし、これが本当に本当に、そうらしいのです。

ホームセンターや植木屋さんで売っている柚子の苗木は、継ぎ木をして増やしたものなので、
ベランダ園芸でも数年で実がなるそうですが、
種から育てると、実がなるまでには本当に18年くらいかかるそうです。

このトゲトゲと、あと16年も一緒にいることになるのでしょうか。
というより、果たして育つのでしょうか。
でも、ここまで来たら、頑張って実をならせてみましょう!
幸い、寒さ暑さにはかなり強く、虫もつかないので、手がかかりませんしね...

しかし、棘には注意しないと!!
せっかくギターが直ったのに、指に棘がささったら、弾けなくなっちゃうかもしれませんよ〜

さて、本年ラストのライブは明後日です。
晴れ男;井手野さんのおかげ(?)か、
一番最初に共演してもらった時のリハーサル時に嵐のような大雨の洗礼を受けて以来、
ライブでは一度も(リハでさえも!)雨に降られません。
私は雨女なので、共演の晴れ男さんたちにいつも助けられています(笑。
17日もお天気は問題なさそうですね。
気温は本格的に寒くなりそうですが、お店は暖か〜い雰囲気で、皆様をお待ちしております♪

◆12/17(木)barquinho ライブ 20:00〜
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2009/12/post_136.html

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F6.3 1/60 +1.3 25mm
茎からピョッと出ているのが、棘です。只今、長さ1センチ。
当たり前ですが、刺さるとかなり痛いです。
葉は、ほんのり柑橘類の香りがして癒されるんですけどね。。

2009年12月01日

女ひとり、ライブに行こう!

よく女性の方から、

「ライブに、すごく行きたいんだけれど、
 ライブハウスやライブバーには行ったことがないし、
 友達の音楽の趣味までよくわからないから、友達を誘いにくいし、
 だからと言って1人だとなんか気後れして...」

と、言われます。
その度に、私は
 「ぜんぜん大丈夫ですよ〜
  1人の方は、けっこういらっしゃいますよ!」
などと答えているのですが... なかなか難しいようです。

基本的に、バーやレストランはおひとりさまのお客さまに慣れていますので、
「ひとり」であることはお店に対してはまったく問題ないのですが、
行き慣れないと敷き居が高いのは、事実ですよね。

私は、ライブへ行く時には、ほとんど1人です。
やっぱり友達を誘うと「楽しんでるかな?」などと気を遣うし、
予定も趣味も合うとは限りません。
だったら1人で行ける時にサッと行った方が、断然に身軽で気楽です。
「カフェに1人で、ちょっとお茶しに入る」
「1人でレストランでランチをする」
くらいと同じ感覚で考えていただくと、よいと思いますよ。

そこで今回は、私が1人でライブに行く時の秘策をご紹介しようと思います。
もしよかったら、参考にしてみてください(^^)

============
●読みものを持参すべし。
ライブを観ている時には1人でも気になりませんが、
問題は合間の時間...ライブが始まるまでの時間と、1ステージと2ステージの間の休憩時間です。
飲める人はお酒を楽しんだり、煙草を吸う人は煙草をふかしたり、1人で居ても絵になるけれど、
ジュースを目の前にして、知り合いもいなくて、煙草は吸わない(私は煙草が大の苦手です)、
廻りは友人同士で盛り上がっていて...だと、さすがに居心地が悪いですよね。

そこで、私はいつも本を持って行きます。
お店によっては暗くてよく文字が見えないこともあります(^^;)が、
真剣に読まずとも、視線の行く場所があると、手持ち無沙汰にならなくて落ち着きます。
私はもともと本が好きなので、読む時間が確保できるだけでも、けっこう嬉しいのですが、
本なんて普段読まないよ!という方は、雑誌でも良いでしょう。
あとは、殆どのお店には、その店に出演するアーティストのフライヤーが色々と置いてありますので、
それらをあれこれ持ってきて見るのも、おすすめです。


●飲めなくても、気にするなかれ。
お店としては「お酒を頼んで欲しい」というのが本音だとは思いますが、
飲めないからという理由で足を運んでもらえないよりは、
「来店してソフトドリンク」の方が歓迎なことは言うまでもありません。
私はお酒は苦手なので、いつもジンジャエール、ペリエなどの炭酸ソフトドリンクを頼みます。
この2つはたいていのバーにありますし、パッと見ではカクテルか?ソフトドリンクか?わかりません。
注文する品を決めてしまっていると、迷うこともなくて楽チン。
どうぞ、お酒を頼まないことは、気になさらずに。


●満腹で向かうべし。
これも、食事ができるお店としては「食事も頼んで欲しい」というのが本音だとは思いますが、
初めての店で、美味しいのかどうかわからないのに、
料理も注文して1人でモクモクと食べる...のは、勇気がいるかもしれません。
とはいえ、ライブが終わるのは結構時間が遅くなってからですので、お腹がすいているとツライです!
最初は、どこかで食事を済ませて行くと、余裕を持って臨めます。
私も慣れている店だったら1人でもバクバク食べますが、最初は大人しくドリンクで様子を見ます(笑)。


●都合の良い時間で、観に行くべし。
たいてい、ライブは一晩で2ステージ演ります。
でも、時間的に間に合わなくて2ステージからしか行けない、
または2ステージまで観ていると遅くなるから、1ステージで帰りたい...など、
お客さまにも色々とご都合がありますよね。
その場合は、どうぞご自身のご都合の良い時間内で、観にいらしてください。
1ステージのみ、2スージのみ、どちらでも歓迎です。
私たちミュージシャンは、1ステージのみだけでも充分に楽しんでいただけるようにプログラムを組んでいます。

もちろん、2ステ−ジ共に観ていただける方が嬉しいですし、
両方観ても、片方だけ観ても、料金は一緒なのでずっと居た方がお得ではありますが、
気を遣ってしまって、結果として観に行くことが億劫になってしまっては、元も子もありません!
どうぞご自分のペースを崩さずに、いらしてください。


●出演者と話をしてみるべし。
これはちょっと上級編?かもしれません(笑)が、ご参考までに。
多くのミュージシャンは、お客さまと話をするのが大好きです。
始まる前や、休憩時間中は準備などがあるので、ちょっと難しいかもしれませんが、
ライブが終わってからなら、時間的にも精神的にも余裕がありますので、思い切って声を掛けてみてください。
きっと、その日のライブが、もっと思い出深いものになりますよ。

私は友人・知人のライブに行くことが多いですが、
そうじゃない時でも、必ず誰かしら出演者と話をして帰ります。
逆に、出演者が知り合いの場合は、
他のお客さまへの対応で忙しい彼らをわざわざ掴まえて話さなくても、後でいくらでも話はできるので、
あえて挨拶くらいで帰ることもあります。

============
...と、こんな感じですが、いかがでしょうか?
ぜひ、「ひとりライブ」を実行してみてください。
慣れれば、とっても気楽ですよ♪

20091201.jpg写真は、音も雰囲気も抜群の渋谷のお店『バルキーニョ』の入口。
ここでは、生ギターとパーカッションで、これぞボサノバ!をお届けしています。

そのお店各々に一番ピッタリな出演者や楽器編成を考えて演奏していますので、
どうぞ色々な機会を試してみてくださいね。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/15 25mm
Bem-vindo!は「ようこそ」「いらっしゃいませ」の意味です。
barquinhoは、生音の柔らかさが伝わる、素敵なお店の1つです。

2009年11月27日

ギター入院中

20091127.jpg現在、メインで使っているDi Giorgioのギター”Tarrega”が、入院中です。

いつもギターを弾く場所に、いつでも録音できるようにMDウォークマンを置いていて、そのMDウォークマンからは電源と、マイク用のコードが2本出ています。
先日、立ち上がって歩き出した拍子に、後ろでガッチャンと派手な音がしました。
振り返ると、MDウォークマンが床に落ちています。
どうもコードに足が引っ掛かったようです。

  あらら、落ちちゃった

と思ってMDウォークマン拾い上げ、
台の高さは膝くらいだし、床はカーペットだし、
このMDウォークマンも既に調子が悪かったし...で、
さほど落とした事を気にもせず、お茶を飲んでから椅子に戻って、ギターを抱えると・・・

  ??!!

見た事もない傷が、ギターの側面に付いているではないですか!!
一瞬、何が起こったかわからず、呆然。
   
  さっきまで、こんな傷はなかったよね...
  一体いつ、なんで??

頭の中で、思考回路がここ最近の記憶をものすごい勢いで照合しているのがわかります。
そして、はっと気付きました。

 さっきのMDウォークマン落下だ!

MDウォークマンを置いていた台は、座っていた椅子の左側、
ギターは反対側にあたる右側にあったのですが、
コードにひっぱられたMDウォークマンは、あろうことかギターの側面に体当たりして落ちたようなのです。
しかも、その角を激突させたらしく、
ギターの側面の横板が、まるで釘をバシッと打ち付けられたがごとく割れていたのでした。

  これ以上、広がらないようにマニキュアでも塗っておこうかな...
  いや、下手な事はしない方がいいよね
  でも、このままにしとくと、廻りから木がボロボロと崩れるかもしれない
  じゃあ、バンドエイドでも貼っておこうか?
  いやいや、変な事すると粘着テープが剥がれなくて、かえって困るかもしれない


またまた私の頭の中は、フル回転。
役にも立たない対策をあれこれ打ち出しては否定して...の繰り返しです。

  仕方ない。
  ここはプロに聞くのが一番だろうなぁ。

そしてこの結論に至り、さて、次の課題です。
このギターはブラジルで買ったので、買ったお店に持って行くということはできません。
幸い、目白にギター専門店があることを思い出し、早速そこに電話をして相談してみることに。

 「あぁ、直りますよ。
  こちらに持ってきていただくことはできますか?」

意外にも、あっさりと修理を受け付けてくれることがわかり、ひとまず安心したのでした。

2日後、お店を訪れると、私のギターをしげしげと見た代表?とおぼしき”おじさま”は
開口一番、こうおっしゃいました。

  「あぁ、懐かしい楽器だねぇ。
   これはいつ、どこで買いましたか?」

私が、6年前にブラジルのリオで買ったと伝えると、

   「サンバやってるの? これはサンバやってる人には憧れの楽器だからねぇ。。
    このギターは、私が最初に日本に輸入したんですよ」

そうなんですか〜 でも、今はここのお店では扱ってないんですよね、
などとひとしきりギター話をした後、修繕の方法を伺うと、

   「まったく傷がわからないようにもできるけど、
    そうなると塗装を全部やり直さなくちゃならないから、
    傷がこれ以上広がらないように、埋めるって感じになりますが、それでいいですか?
    黒っぽくなるから、痕は残ってしまうけどね」。

傷は数ミリと小さいし、正面からは見えないので、
これ以上広がらないのなら、はい、それで充分ですっ!!
...ということで、ギターを預けてきたのでした。


そそっかしい私でも、今までそれなりに気をつけていて、
ギターに何かぶつけたりしたことはなかったのですが、
こんなに簡単に割れるなんて、びっくりでした。
楽器の扱いには、本当に気をつけないといけないですね。

修理伝票には、思いきり「横板 陥没直し」と書いてありました。
トホホ。。(涙)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F6.3 1/10 +0.7 28mm
お店のおじさまは、私が何も言っていないのに
「仕事で使ってるなら、早めに戻らないと困るよね」と、考慮してくださってました。
ありがとうございます。
来月のライブに間に合うといいなぁ!

2009年11月19日

記憶

20091119.jpgバックに入れたはずのギター・チューナーが入っていませんでした。
どこを探しても、何度探しても、ない。
バックは蓋がないタイプだったので、どこかで落としたかと思って、来た道を少し戻ってみたけれど、やっぱり落ちていない。
ビルの忘れ物にも届いていない。

確かに、バックに入れた記憶があるのに!
その映像までしっかり目に焼き付いて、きちんと記憶があるのに、
なぜチューナーはバックに入っていないの???

やっぱり、どこかで落としたのかも。
気が付いたら、落とさないし、落としても拾うよね。
と思いながら、ガックリして家に帰ると... 
 
 なんと、家にありました。

これから「まさに持って行く」様にケースに入れられて、
いつもの場所に、普通に置いてありました。

ホッとしたのも束の間、なぜに「自分がしていない事」に、
あんなに鮮明な記憶があるのか、そちらの方がショックでした。
「自分でしたのに覚えていない」というのなら、わかるけれど、
「していないのに覚えてる」って、そんな事があるんですね。
今までにも信じて疑わなかった事が、本当は違ってた!という事も、
きっと、色々あるんだろうなぁ。

ついつい、思い込み&思い入れが激しくなるタイプなので、
「”絶対”は、ありえない」といつも思うようにはしているのですが、
今後は「記憶はあてにならない」というのも、さらに付け加えたいと思います(^^;)


そして、ギター・チューナーを普通の人に説明するのは難しいという事も、思い知らされました。
見たことがないと想像もできないですし、たとえ拾っても、知らなければ「これ、何?」ですよね。
本当に落としても、戻ってこないかも〜!!
【KORG Guitar Tuner】
http://www.korg.co.jp/Product/Discontinued/AW-1/


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.5 1/125 -0.7ev 50mm
夕焼があまりに綺麗だったので、家のベランダから。
「暗くて、被写体が遠い」は、手ブレ補正のない私のカメラがもっとも苦手とする所なので、
いつもは使ったことがないオートの「夕焼け」で撮ってみました。
本物の迫力を出すには、アングルなどの問題があるとはいえ、
色はかなり再現できてるな〜と思います。
すごいぞ、夕焼けモード。

2009年11月05日

しゃばけ

20091104-2.jpgさて、昨日のブログの続きを。
そもそも何の本を買いに本屋へ行ったのか?と言うと...
「しゃばけ/畠中 恵 著」の第5巻「うそうそ」を求めに行ったのです。

この本は、かなり前から書店で何度も見かけては、
 
   時代小説だしな〜
   5巻まであるしな〜
   読むの大変そうだしな〜

などと色々思って手を出せずにいたのでした。
でも客観的に考えても、こんなにシリーズが出てるということは、たぶん面白いのだろうとずっと気になっていて、試しに1巻目「しゃばけ」を読んでみたのです。
そうしたら、あっという間に引き込まれました。
情景描写の比喩が豊富かつ丁寧で、表現の彩りが豊かな作風は、村上春樹氏と共通する感があり、ここ最近、久々に出会った面白い本です!

  江戸一の繁華街に店を構える長崎屋は、廻船問屋 兼 薬種問屋。
  そこの跡取り息子である病弱な若旦那;一太郎と、
  屋敷に日々現れる様々な妖(あやかし=妖怪)が、共に繰り広げる捕物帳ファンタジーです。

時代小説を面白いと思うなんて、自分で自分にビックリしたのですが、
よく考えてみると、私は古典落語(落語と言っても、聴く落語ではなくて、活字で読むのが好き)が大好きで、これも確か7巻くらいあったのをすぐに全て読破したし、ハマる素質はあったのかなと思いました。
ちなみに、古典落語で一番好きな話は「長家の花見」。
貧乏な長家住まいの連中が、花見に行きたいけどお金がない。でも桜は見たい。
ならば、たくわんのお新香を卵焼きに、番茶を酒にと見立てて「そのつもりになって」花見をするというお話で、漫才コントの原形みたいなものなのですが、そのやりとりがホント可笑しいんです。
落語にも色々なジャンルがありますが、庶民生活を垣間見ることのできる長家話が、私はけっこうお気に入りでした。


そうそう、「しゃばけ」は、どうも昨年、某民放でTVドラマ化もされたようですが??
私は普段、テレビはあまり観ないからか、全然知りませんでした。
さして話題にもならなかった(気がする)という事は、テレビは面白くなかったのかな(笑
でも、本は楽しいです。
手代(てだい)、下手人(げしゅにん)など、簡単なのに読めない漢字が多々あったりするけれど、
忘れた頃に何度か振り仮名がふってあるので、じきに覚えます。

様々な妖(あやかし)たちにも、なぜかとても親近感を覚えます。
時々天井や床がバシッ、ミシッと鳴るのは、外国では「ラップ現象」と言いますが、
これは鳴屋(やなり)というお茶目な小鬼の妖怪の声なのだとか。
日本の家には通常「鳴屋」が何匹も棲みついていて、
人間には彼らの姿は見えないけれど、声は聴こえるのだそうです。
そう思ったら、なんか怖くなくなったのは、私が日本人だからでしょうか(笑

1巻と5巻は長篇で、2巻「ぬしさまへ」3巻「ねこのばば」4巻「おまけのこ」は短編集です。
(ちなみに、文庫本化しているのが5巻までで、単行本は8巻まで出ています)
2巻以降には、話の最初にあらすじが盛り込まれているので、途中からで読み始められますよ。
「おまけのこ」に収録されている『こわい』という短編は、現代人にも通じる深みがあって考えさせられました。
楽しいだけじゃなく、しみじみもできる面白い本をお探しの方は、ぜひ。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.5 1/60 +1.0 25mm
1巻「しゃばけ」は人に貸し中なので、2〜5巻の4冊(新潮文庫)。
読みたいのは山々なれど、もったいなくて「うそうそ」は、まだ我慢。。
土曜日のライブの後で、ゆっくり楽しもうっと!!

2009年11月04日

大人の科学 ニ眼レフ

20091104-1.jpg本を買いに行った書店で、偶然に『大人の科学マガジンVol.25』を見つけて、これも買ってしましました。
付録は35mmの二眼レフカメラ!

ニ眼レフと言えば、有名なのはローライレックス。
ボサノバの名曲「Desafinado」の歌詞に

  Fotografei voce na minha Rolleiflex
 (ローライフレックスで君の写真を撮った)

という1節があって、それで私はこのカメラの名を知りました。
ちなみに、ポルトガル語では「ホーレイフレクス」と読みます。

以来、クラシックカメラは見た目が可愛いし、憧れでもあったのですが、
なんせ扱いが難しい。値段が高い。たぶん使いこなせない...だろうということで、まったく手が出なかったのです。

でも、付録ならば、たとえ撮れなくてもまぁ諦めがつくし、
あわよくば上手く撮れるかもしれない!と一筋の光を見たのでした。

とはいっても、問題は別にあります。
これ、部品から自分で組み立てないといけないのですよ!
付録と侮るなかれ、『大人の科学マガジン』の付録はかなり本格的で、誰にでも簡単に...とはいきそうもありません。
本には「組み立て所用時間=約1時間」とありますが、う〜ん、1時間でできるかな。
こういう工作は大の苦手なので、まず私が作ったら「撮れない」どころではなく、「できあがらない」でしょうね。
よって、得意な人に作ってもらうことにして、私は完成品で撮る専門となりたいと思います(^^)

ニ眼レフで写真を撮るのは初めてです。
昨年、フィルムの一眼レフの講習会に行った経験が、少しは役立ちそうです。
どんな写真が撮れるやら、乞うご期待!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F4.0 1/60 +1.0 25mm
思ったより部品は少ないなぁと思いましたが、とにかく細かい!
改造すると、ボケ感を強くしたり、正方形フレームで撮れたり、色々できるようです。
大好きなミニチュア写真家の本城直季さんが実験で撮影した写真も本に載っていて、
こんな風には自分ではとても無理でしょうけど、プロがやればこんなことまで出来るんだ〜と感動。

2009年10月28日

2代目Kensington

20091028.jpgKensingtonのトラックボールを愛用しています。

これ、PCのマウスです。
先日、突然に壊れて、クリックしても反応しなくなりました。
前日まで何の問題もなく動いてたのになぁ(涙)
10年くらい使っていたから保障も切れてしまったし...ということで、修理は諦めて新しいのを買いました。

トラックボールは、真ん中のボールをクルクルと指先で廻してカーソルを動かし、両脇のボタンでクリックして使います。
カーソルを動かす時に、マウスを持った「手」ごと動かす普通のマウスと違い、トラックボールの本体自体は動かない=「手」は動かないので、カーソルを頻繁に動かす細かな作業が多い時や、作業スペースが狭い時に向いています。


私の場合、PCで譜面を書く時に便利なので使い始め、それ以来の愛用者です。
譜面ソフトを「シベリウス」にしてからは、マウスを使わずにキー入力してしまうことも多いのですが、
やっぱり音符を1つ1つ五線に乗せていくこともあるし、これに慣れると文章でも何でも、こっちのが断然早いんですよね。
トラックボールは、なくてはならない相棒です。

ボール両脇のボタンは好きなようにカスタマイズが可能です。
何故か??私は普通のマウスとは逆に、右をクリック、左を通常の右クリック(メニューが出て来る)が使い易くて、
そういう風にカスタマイズしています。


2代目はちょっと進化して光学式になり、お掃除も楽になりました。
でも、壊れるまでマウスを使ったのは初めてなので、なんとなく初代も捨てられなくて...
とっておいても仕方ないんだけど、どうしようかなぁ。。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/80 +0.3 25mm
左が新しい2代目、右が初代(←我が家での)トラックボール「Kensington/Orbit」。
PowerMac G4はまだいいとして、
デザインがMacBookに合わないことだけが玉に傷ですが、使い勝手は上々です。

ちなみに、ボールの大きさはまったく同じなので、2つを入れ替えることができますが、
初代は透明ボールのため光学式では正しく認識できないようで、ちゃんとは使えませんでした(笑

2009年10月18日

今年もRummy

20091018.jpg子供の頃から、ロッテのラミーチョコレートが大好きです。
飲むアルコールには全く弱い私ですが、なぜかお菓子のアルコールは全然平気。
特にラムが大好きで、レーズンもチョコにも目がないとなれば、もう、このチョコレートは私の「大好き」が大結集した”スペシャルおやつ”なのです!

その昔、ラミーは1年を通していつでも販売していたかと記憶していますが
いつの頃からか冬期限定販売となり、
その形状も、1枚の板チョコ状だったものが2本のスティック状になり、
アルコール度数が明記されるようになり、車の運転への注意喚起が併記されるようになり...と
少しずつ変化しながらも、毎年必ず店頭に並ぶロングセラー商品であり続けています。

私のような根強いファンが相当数いるのだろうなぁ〜と思って何気なくmixiを調べたら、やっぱりコミュがありました!
しかも皆さん、販売していない夏期には、我慢して待つのではなく、
冬期に「買いだめしていた在庫を少しずつ食す」というツワモノ揃い!
箱買いなんて当たり前です。

ラミーは毎年、10月中旬に北海道から解禁になるようですが、
それに遅れること少し、東京でも販売が開始されます。
でも、出始めはなかなか店に置いていなかったり、あっても札だけで商品がない...ということもしばしば。
お店の棚が空になるほどの売れ行きって...すごいです!
私も毎年、あちこちのお店をまわって、どこかで初ラミーを入手するのでした。

そして。
食べ過ぎを防ぐために、同じく大好きな「六花亭のバターサンド」と同等に、
ラミーにも下記の「私ルール」を設けています。
  (1)1度に買うのは2枚まで。
  (2)1度に食べるのは半分(スティック1本)まで。
これはずっと守ってきたのですが... 今年は(1)だけ見直すことになりました。


実は先週、まだ売ってないかな〜とキョロキョロしていた矢先、
いつも通るお店の店先に「ラミー解禁!」のポップとともに
その兄弟分の「バッカスチョコレート」と隣同士で山積みになっていたラミーを、ついに発見!
これはもう、ちまちまと数枚買ってる場合じゃありません。
1箱を持ち上げてみると、それほど大きくないし重くないし、1箱=10枚なんですね。 
2箱買おうかちょっと迷ったけど、この場に及んで気が弱く、1箱だけを持ってレジへ。
会計を終えたら、お店のお兄さんが一言、

 「領収証いりますか?」

個人で食べるとは思わなかったようです(笑)。


ゆっくり1人で、大事にいただきます。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/60 +1.0ev 25mm
ラミーチョコレート。パッケージは昔からほぼこのまま。
これだけ数があると、見ているだけでも幸せです(^^)

2009年10月02日

Parabens!

20091002.jpg生徒さんの1人であるTさんが、9月いっぱいでレッスンを終了しました。
理由は、結婚して引越しをするため。
・・・お相手は、なんとブラジル人男性。
そして引越先は、ブラジルのリオデジャネイロ!!

このお話を聞いた時には、ビックリするやら、嬉しいやら、羨ましいやら、寂しいやら...と、複雑な気持ちでした。
伝えた他の生徒さんたちも、一様に同じリアクションでした。
でも、とってもTさんらしいかな(^^

彼女は、私が自由が丘で弾き語りの個人レッスンを始めた2005年9月からの第1期生で、
丸まる4年間、近隣の県から片道2時間以上かけて通ってくれていました。
独学で弾いていたけれど、ブラジル人の友人に
「ぜんぜんボサノバじゃない」
という手厳しい批評を受けて、レッスンを受けることにしたそうです。

もともとポルトガル語をずっと習っていらしたので、ポルトガル語のレッスンはパス。
最初からギターと歌のレッスンに時間を割けたのも有利でしたが、
上達の一番の鍵は、何よりもご本人の熱意でした。
  新曲の最初のレッスンで、だいたいのコードをさらうと、
  次のレッスンでは完全暗譜で弾けて歌えるようになっている
...という半端じゃない練習が、彼女の成長の源だったことは間違いありません。

こうして、順調に上達。
最近は「もう教えることないよ」という状態で、アレンジを中心にレッスンしていたので、
レッスン終了自体にはまったく問題はありませんでした。

パフォーマンスも大変上手で、いつも発表会では大人気。
今年は「Agua de marco(3月の雨)」を弾き語りで完璧に披露してくれました。
約5分に及ぶその演奏を、50人以上のお客さまが水を打ったように静まりかえって聴き入りました。
レッスン生やその家族にもファンが多かっただけに、
おめでたい事とはわかっていても、Tさんが日本に居なくなってしまう...ということは、
みんな「本当に残念」の一言なのです。


そして、いよいよ迎えた先月末のラストのレッスン。
Tさんは、結婚式で来日中の旦那さまを一緒に連れて来てくれました。
とても明るくフレンドリーな旦那さまのGさんは、聡明な素敵な方で、
結婚式や2次回の写真も見せていただいたり、色々な話をしている間、お2人は始終仲むつまじい雰囲気。
特に、白無垢のTさんを
 「綺麗ね!」
と誉めた時の、彼の満足そうな笑顔が忘れられません(笑)。
日本の男性だったら、
 「いやいや、化粧してますから!」
とか余計な謙遜したりするんだろうなぁとか、思ってしまいました。
やっぱり女性は、こうしてGさんみたいに嬉しそうに何度もうなずいて欲しいものですよ!
Tさん、本当に綺麗でした。
そうそう、Gさんの紋付袴姿も、ビックリするほどお似合いでした。

しかしながら、久々のポルトガル語での会話で頭が沸騰状態で、
Gさんの話について行くのがいっぱいいっぱいだった私は、ろくに言いたいことも言えず...
うーん、やっぱり実践踏んでないと、あっという間に語学は忘れますね(苦笑
レッスンもしなくちゃとか色々考えている間に、40分は無情な疾風のごとく過ぎ去りました。
音楽のこと以外にも、今思えばもっと色々と聞きたいこともあったのに、本当に無念。
ああ言えばよかった、こう言えば良かったと、2〜3日は悶々としました(笑。
2人は
 「ぜひリオに遊びにきて!」
と言ってくれたので、勉強しなおして、是非伺えるようにしたいと思います。


Gさんは音楽にも造詣が深く、
「彼女はジョビンの曲ばかり歌っているけど、
 ボサノバはジョビンより、カエターノやシコ・ブアルキ、ジルベルト・ジルたちが
 作っている曲の方が、思想が表現されていて良い。僕はそっちの方が好きだ。
 ジョビンはクラッシックの要素が強い」
などと、ボサノバ論についても熱く語ってくれました。
これだけ詳しいということは、けっこう音楽が好きな方なのかな〜などと思いながら
必死で話を聞きましたが、確かに一理あります。

カエターノやシコのやっている音楽のジャンルは
サンバなんとか(この”なんとか”の部分を忘れてしまったのだけど...今度Tさんに確認しときます)
と呼ばれていて、ジョビンのボサノバとは違います。
ジョアンだって、ボサノバというよりはサンバ。
ブラジルの方にこういう話を直に聞くと、ボサノバは、Bossa(方式、傾向) Nova(新しい)という意味なので、
種類は違っても、1960〜1970年代に生まれた新しい音楽は、みんな「ボサノバ」なのかも、とあらためて感じます。

カエターノ、シコ、ジルベルト・ジルの音楽も、良い曲がたくさんあって、私も大好きなので、
ぜひレッスンでやりたいのですけど(彼らの音楽は難しいので上級者向けではありますが)、
ジョビンの曲を希望する方が圧倒的に多いです。
一般的な日本人にとっては、やっぱり「ボサノバ=ジョビン」という方程式は根強いですね。
「みんなも自分も、共によく知っている曲をやりたい」という気持ちもわかるし...
日本でも、もっとこれからブラジル音楽が浸透して行くと良いなと思います。


そして、もう今月には日本を離れるお2人。
きっとTさんはポルトガル語はさらにペラペラに、ギターにも歌にもますます磨きがかかるでしょう。
生徒さんがレッスン終了後に活躍してくれるのは、教える身としては何より嬉しいことです。

残された私達はだいぶ寂しくなってしまうけど、
またぜひ来日公演(?)して歌声を聴かせてください。
同じく頑張り屋さん揃いのレッスン生みんなで待っています。
そしてどうぞ末永くお幸せに!!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F4.5 1/25 38mm
「Parabens」はポルトガル語で”おめでとう”の意味。
写真は、昨年の妹の結婚式での1枚です。
1年はあっという間ですね。

2009年09月07日

髪を切る、そして佐野へ。

20090907.jpg髪を切りました。
最近ずっと、未だかつてないほどのロングヘアだったので、さすがにちょっと切りたくなったのです。

実は、髪を長くしているのは、美容師の好みです(笑)。
もうかれこれ7年近く切ってもらっている女性の美容師さんで、私は彼女をとても信頼しているし、
自分は短いのは似合わないこともわかっているので、定期的に切りたくなる気持ちと闘いながらも、
いつも長めにしている...という訳です。

でも今回は、相談の上で、思い切って10センチ切りました。
ただ、元が長いと、ボブくらいに短くなるならまだしも、10センチなんて切っても、あまり変わらないんですよね。
肩下20センチが10センチになっても...ね。
他の人にとっては、きっと、どうでも良いことでしょう(^^;

本人としては、だいぶ頭が軽くなったような気がしますが、
たぶん、これでも誰にも気付いてもらえないかも。。

   「特に、男の人って、ぜんぜん気が付かないですよね」

という話になり、それは

  そもそも、ヘアスタイルなんてよく見ていない
  たとえ気付いても、言わない

の、どっちなんだろうな〜と。

洋服だって、女性同士の方が

  「それ、かわいいね」「どこで買ったの?」「似合うね!」

などと話が弾むから、お洒落のし甲斐があるってもんですが、
男性は、取り立てて何もリアクションなし...ですね(笑)。
まぁ、男の人は、下手に言うとセクハラになるとか、色々ややこしいことも多いので、
きっと気を遣って大変なんでしょう。

そうしたら、美容師さんが思い出したように一言。

  「あ、でも、美容師の男性は、前髪1ミリ切っただけでも、気付きます!」

なるほど〜!
やっぱり感度が違いますね、と笑いました。

でも、それも、意外に面倒なのだそうです(笑)。
やっぱり男性は、無頓着なくらいの方が良いのかな〜

=====
そして、美容院の翌日は、佐野に行きました。
これは、ラーメンを食べに行ったわけではなくて、歯科に行ったのです!
事ある毎に書いているので、ご存知の方も多いと思いますが、
私の主治医はもともとは駒沢の歯医者さんだったのですが、
ご実家の歯科を継いで、今は佐野にいらっしゃるので、そこまで行っているのです。
歯では色々と苦労があって、どうしても他の歯医者さんが駄目なんですよね。。

佐野なんて遠い!と思うなかれ。
アウトレットが出来てから、今や佐野へは新宿や東京駅からバスが1日に32本も出ていて、
ものすごく便利なんですよ。
バスに乗っていれば、新宿から1時間40分で到着。
ちょっとした小旅行気分です。

さて歯科は、2年半前にフロスをひっかけて詰め物が取れて以来、久々です。
今回は、歯ではなくて上顎洞という頬骨の部分に痛みがあって、それの相談に行ったのですが、
幸いレントゲンでは異常はなくて、歯性上顎洞炎ではありませんでした。
ただ、歯根に何らかの異常があって痛みが出ているという可能性もあるので、まずは投薬で様子を見て、
大学病院の口腔外科へ行くかどうかは、その後の判断になりました。
まぁ、激痛という訳でもないし、いつも痛い訳でもないし、仕事している時は忘れてしまうし、
疲れて歯肉炎によくなる場所なので、なんとも言えませんが... このまま治まると良いけど。
歯性上顎洞炎だと大変厄介なので、とりあえずは一安心したのでした。
他には虫歯もなく、クリーニングしてもらって、歯も真っ白になりました。
いつも「1年に1度は来よう!」と思って歯科を後にするけれど、
痛くもないのに歯科に行くのは、なかなか難しいですね。。

さて、今週はbarquinhoライブのリハも、池袋でのワークショップもあります。
きっと上顎洞の痛みなんて、気付いたら消えていることでしょう(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/5 +1.7ev 25mm
ジャムの瓶って、どうしてこんなに可愛いのかな〜(笑)
全部持って帰りたくなります。

2009年08月26日

恋する気持ち

20090826.jpg友人5人で、ブッフェ・ランチに行ってきました。
彼らとは、今春までずっと一緒に仕事をしていた仲間で、
ジャンルや活躍領域はそれぞれ違うけれど、全員がミュージシャンです。

このメンバーでの仕事が楽しかったのはもちろんのこと、何より盛り上がったのは、恋愛話!!
「なるほど〜」と感心させられたり、「そうそう」と共感したり、
素朴な疑問を投げかけ合って、新たに始まって行く恋に一緒にドキドキ・ワクワクし、
終わって行く恋にはみんなでサヨナラをして、いつも疑似恋愛体験をさせてもらっていました。

まるで学校の休み時間みたいに、お互いの恋愛観を語り合って、
”それぞれのその後”を気にし合っていたので、定期的に会えないのは実に寂しいことでした。
...ということで、今回は同窓会ランチをしてきました。

今回も、色々な話を聞きながら、
やっぱり、恋愛の達人の一番の特徴は「恋愛へのアンテナ感度」だなぁと思ったのでした。
これは、決していつも相手を探してギラギラしているという意味ではなくて、
心の状態がいつもニュートラルで、変に構えていない、ということです。
そして感度が良ければピピッと来るのが早いので、発展も早い。
やっぱり、動物的な勘が一番大切なのでしょう。

私はかねてから、人を好きになるのは、かなり本能的なものだと思っています。
突然の心のざわめきというか、胸の中に何かが灯るような独特の感覚がまずあって、
「あれ、これ何だろう?」
と自分で自分に戸惑うのです。
それが何なのか、最初はよくわかりません。

「この人を好きになったのかもしれない」
という”考え”は、もっと後に来ます。
こうなったらもう、自分の意志ではどうすることもできません。
「あぁ、好きになっちゃったんだ」
と、認識するだけです。

これは、風邪をひく時に似ています。
  あれ、喉が痛い、鼻水が出る... 風邪をひいたみたい。
  一体、いつひいたんだろう? 
なんて思ってると熱が出てくる... あぁ、やっぱり風邪ひいちゃった!
そんな感じです。

風邪と違うのは、その後にいくら安静にして寝ていても薬を飲んでも、簡単には治らないこと(笑)。
ディズニー映画の『アラジン』で、
「魔法使いも、人の心(=恋する気持ち)だけは変えられない」
というセリフが確かあったのですが、ほら、魔法使いだって駄目なのですから!


なので、条件から入る恋愛は、私にはかえって難しいかもしれないな〜とも思います。
マッチングサービスなどで履歴書=エントリーシートみたいな、
本人が書いた自己PR表と写真を見て、会いたい人を決めたり、
条件から会う人を機械で探し出してもらって、そこから選んでから会ったりするのは、
効率も良さそうだし、最初は夢中になると思うのですが、
たぶん私だったら、結果的には鼻(勘)が利かなくて、グルグルと悩むのではないかなぁ。
まずは相手に直接会える、サービス会社主催の出会い用パーティなどの方が活用できそうです。
実際に会って話して、惹かれて、その後で知った条件は意外に飲めるけど、
その逆は、頭で納得させようとするので、どうしても葛藤があるのではないかと...(笑)。
でも、恋愛と結婚は別なのかもしれませんし、
色々なタイプの人がいるので、これはあくまで私個人の見解ですけどね。


そうしたら先日の某新聞に、
「恋愛とは、考えたり感じたりするものではなく、抑えられない衝動である」
という、人間の恋愛行動を研究している人類学者のインタビュー記事が載っているのを見つけました。
恋愛をすると、脳の原始的、本質的な部分が反応するのだそうです!
うん、そうそう、まさに「衝動」です!
あんまり頭でばっかり考えてると、その本能的な感覚がわからなくなっちゃうかもしれません。
そしてその衝動が、いつもうまく展開して行くとは限らないところが、恋愛の神秘なところですね。


そして今回、一通りの話を終えての全員の結論は、こうなりました。

  音楽家は、いつも恋していないと良い曲は書けない! 歌えない!

...なんだかフランスのアーティストみたいですが、確かに、恋多き人は良い芸術家が多いかも。
憧れでも、尊敬でも、誤解でも(?)、何でも相手に対する”恋心”があるのは良いことでしょう。
みんなのパワーをもらって、インスピレーションを察知できる柔軟な心を持って、
私も曲制作に勤しもうと思ったのでした。

みんなどうもありがとう。
また会えるのを楽しみにしています!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/60 +1.0ev 25mm
Four Seasons Hotel のスパ・プランで遊んで来ました。
客室のアメニティがロクシタン!
石鹸は使わず、そのままお持ち帰りしました(^^)

2009年08月17日

残暑お見舞い申し上げます

20090817.jpg朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、とにかく暑い日が続きますね。
私は、天敵の蝉(セミ)に辟易しながら
冬のライブ・ブッキングと、来月のライブ準備を進める毎日です。

昆虫自体が苦手な私は、セミの姿ももちろん駄目なのですが、
その声も、意外に厄介なのです。。

ベランダの側に来て鳴かれると、うるさくて採譜ができない!!

ライブ用の譜面を作っていて、何度中断したことか。。
窓を閉めてクーラーをかけていても、早朝だろうと夜中だろうと、あの大きな鳴き声は、頭を混乱させます(^^;)
セミはセミで、時間もないし必死なのでしょうけど、ヘッドホンの音量を上げると自分の耳に良くないし、
追い払うこともできないので、セミたちが鳴き始めると、
「あ、もう少ししてからにしよう...」
と、パソコンの前を潔く離れる私なのでした(苦笑)。

そして、セミは練習も邪魔します。
なぜなら、窓を開けている状態で私が歌うと、セミが大合唱を始めるのです。
ギターだけだと変化はないのですが、歌い出すと複数のセミが負けじ!と鳴くから不思議です。
そんな大声で歌っている訳じゃないんですけど、私も仲間だと思われてるのかな...(笑)
なので、こちらもやっぱりセミがうるさくて微妙な音のニュアンスが聴けず、
窓を締め切って歌うか、
「もう少ししてからにしよう...」
と、なるのでした。


それから先日、ギターアンプを購入しました。
まぁ、これはセミのせいではなくて、もともと欲しくてずーっと何にしようか迷っていて、
ちょうどこの前のリハーサルで、チェロの星さんがお持ちのAERの「Bingo」を使わせていただいたらとても良くて、
その後継機種「Compact60/2」を即決で買いました。
アコースティックな音を綺麗に出すアンプはそれほど選択肢がないとかで、
あらためて聞いてみると、けっこうお使いの方が多いアンプです。
試しに先日のフーケに持って行って使ってみましたが、なかなかでした。
もう少し調整に慣れたら、もっと良い音でできそうな感じです。

ただ、アンプはいくら小さくても重く(Compact60/2は、約8キロ)、
さすがにギターを持って、アンプを担いで電車には乗れないんですよね。。
だからといって車の運転はそれほど得意ではないので、
自宅近くの縄張り以外はほとんど乗らない私が、ライブに自力で車で行くとなると、
行きの運転だけで、歌う集中力を全部使い切ってしまいそうです(涙)。
...ということで、私のアンプはなかなか外出できなさそうですが、
家でアンプを通した最終確認のリハができるのは、すごく嬉しいです。


さて、ラストにライブ速報を1つ。
トリ音さんとのデュオの2回目ライブが、11/7(土)に決まりました。
今度は1ステージ目は本家本元;テルミンを、2ステージ目はピアノを...と、
両方を演奏していただくスペシャル企画!!
詳細は追ってお知らせします。お楽しみに♪


[photo data] 
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F3.2 1/25 +0.7ev 27mm
西表島のシダの葉。
せめて写真だけでも涼し気に(^^)

2009年07月26日

西表島・写真日記(3)

20090726-1.jpg20090726-2.jpg

西表島には、もちろん綺麗なビーチもたくさんあります。
今回は月が浜、星砂の浜、イダの浜の3つの浜に行きました。

旅行中は、気温も平均31度前後と暑く、海水の温度も高かったので
波打ち際やプールなどは「これ、お湯?」というくらい温かいのです。
ガイドさんの話によると、西表島は冬でも最低気温が18度くらいにしかならないので
「今日は寒くてTシャツ着ちゃったよ〜」
という感じなのだとか(笑)。

よって、いつもシュノーケルでガタガタに震えている私でも、
1時間半ぶっ続けで泳いでいても、全然問題ナシ!
「水に入っていても寒くない」とは、なんてありがたいことでしょう。。
そして、海から上がって、濡れた水着の上にタンクトップと短パン姿でアイスを食べても、これまた全然平気!
...という驚異の毎日でした。
南国万歳!!です。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
[左]●ISO100 F2.8 1/2000 +0.7ev 14mm
今回宿泊したホテルの前の月が浜。
地元ではトュドュマリの浜と呼ばれています。
砂はいわゆる「鳴き砂」で、非常に細かくて綺麗なパウダーサンドです。
マングローブの種も、たくさん打ち寄せられていました。
月が浜には、ウミガメが産卵に来るそうで、亀を刺激しないようにということで
客室、レストランなどすべての窓に、夜は遮光カーテンを閉めることになっていましたが、果たして効果はいかに??
夕陽が綺麗なことで有名ですが、残念ながら今回は観られず!


[右]●ISO100 F4.5 1/500 +0.7ev 14mm
船でしか行けない”船浮”という集落にある幻の浜;イダの浜。
砂はちょっと粗めで、珊瑚礁のかけらが多く、ヤドカリがたくさん居ました。

今回はここでビーチエントリーのシュノーケルをしました。
ちょうど干潮で水深が浅くなっていたため、ちょっと泳ぐだけで、かなりの数の珊瑚礁と魚を間近に見ることができました。
満潮と干潮時では、2メートルくらい水深が変わるそうです!
また、この付近の魚はまだ観光客などに餌付けされていないので、魚の日常の様子がそのまま観察できるのだそうです。
確かに、人間が近くに行っても、寄っても来ないし、あまり逃げもしませんでした。

20090726-3.jpg20090726-4.jpg

[左]●ISO100 F8.0 1/320 +0.3ev 17mm
大見謝川の干潮の様子。
潮の満ち引きによって、川の様子もガラリと様変わりします。
海とも?川とも?わからない不思議な光景です。
遊歩道からは、マングローブを間近で観察できます。
まだ海がそれほど近くないので、ここのマングローブはオヒルギでした。

[右]●ISO400 F11 1/15 0ev 41mm
上原港にあった西表島の地図。
あー、ここに行ったんだな〜、ここは行けなかったな〜と思いを馳せながら、
石垣に戻る船を待ったのでした。


今回もカメラ三昧で、写真をたくさん撮りましたが、
思いのほか「海で遊びながら写真を撮るのは難しい」ということがわかりました。
ビーチ写真が少ないのはそのためです(^^;)
海に入ってからカメラを触ると海水でベタベタするし、
水と砂の影響を考えて、カメラの扱いそのものにも注意しなくてはならないし(私のは防塵防水機能はついていないので)、
結局、到着したらまず写真を撮って、それから遊ぶ!という段取りにせざるを得ないのです。
やっぱり、どっちもやろうというのは無理な話で、
写真か、遊ぶか、どっちかにしないと駄目だなぁ〜と思ったのでした。

そして今回、私の大好きなノラ猫の写真がないことに、皆さんお気付きでしょうか。
これはカメラの扱いの問題ではなく、実は西表島には、普通の猫がほとんどいないのです!

なぜなら、それはイリオモテヤマネコを保護するため。
ヤマネコに猫エイズや白血病などの猫特有の病気を感染させないように、
ノラ猫をすべて捕獲して島の外へ出す作戦をやったことがあるそうで、
同時に、一般家庭でネコを飼うのもその手続きが非常に厳しいため、
ゼロではないにしろ、猫そのものが島にほとんどいない...ということでした。

最初、暑いから木陰で寝ていて、夕方になったら出てくるのかな...と思っていたら、
にゃんともびっくりです。
島=猫、という図式は、西表島には成り立たないのですね。
野犬には何匹か遭遇したけれど、野犬はヤマネコを襲わないのかな。。


世界中でここにしかいない貴重な猫だから、至極当然と言えば当然ですが、
ヤマネコに対する優遇度合は、想像以上のものでした。
道路には、「ヤマネコ注意」の固定標識だけでなく、
「ヤマネコいるよ、気をつけて」という移動式の注意看板もあります。
この移動式看板は、島内でヤマネコを見つけた人が「野生動物保護センター」に連絡すると、
ヤマネコが出没したポイントを含む範囲に設置するものなのだそうです。
他にも「ヤマネコに道を譲ろう」、そんなに急がなくてもいいじゃないか的な(正確な文句は忘れましたが)
標語が掲げられていたり、道路そのものに大きく「ネコ注意」と書かれていたり...
特に子育て期はヤマネコも注意が散漫になって交通事故が増えるとかで、
島全体で守っているのだな〜ということが、よくわかりました。
なんとか、絶滅せずに頑張って欲しいものです。

そして。
旅は元来リフレッシュできるものと相場が決まってはおりますが、今回は特に、それをヒシヒシと感じました。
旅行に出かけるまでも、風邪ひとつひかずに元気は元気で、別にどこか調子が悪かった訳ではないのですけど、
良くも悪くも”根っからの熱中型”の性格が加熱していたようで、
思えば、最近さらに少食になっていたし、夜なかなか眠れないことも続いていたのでした。
案の定、行きの飛行機内では、割れんばかりの痛みに涙が滲むほどの片頭痛...
でも、島に着いて一晩経つ毎に、久々に水をたっぷりもらった観葉植物のようにどんどん元気になって、
夕方6時にはお腹がペコペコになり、ゴハンは通常の2〜3倍は食べていたと思います。
夜は10時には眠くなり、あっという間に朝まで熟睡。
そして朝7時頃には、自然に気持ち良く目が覚めるのです。
もちろん、帰りの飛行機では片頭痛はまったく起こらず、
意外な変化をもたらした島のパワーに、自分でもすごく驚きました。

帰って来てからも、このリズムが崩れないように気を付けて生活していますが、
さてさて、いつまで続くかな??


やっぱり、何も考えないで体を動かすということは、大切なんですね。
普段はきっと、いつも何かを考え(過ぎ)て、体は最小限しか動かさない...という感じなんでしょう。
これでも、歌うのはかなりエネルギーが必要なんですけどねぇ。。
単に運動不足?という話もありますが、それもあるとしても、
今回は気持ちの変化が、体にとても影響を与えたように思いました。
たとえつかの間であっても、違った環境に身を置くと、
自分の考え方が総じて良い方向へリセットされるのが、わかります。
「考えではなく、行動を変えろ」と私の師承がよく言っていましたが、
旅行もその方法の1つかな〜と思うのでした。


さぁ、来年はどこの島へ行こうかな。。。
さらなる離島を夢見て、しっかりお仕事頑張ります!

20090726-5.jpg

●ISO400 F11 1/30 +1.3ev 14mm
帰りの上原港にて。
夏休み前の、つかの間のひととき。
きっと今頃は、島も大賑わいなんだろうなぁ(^^)

2009年07月21日

西表島・写真日記(2)

20090720-1.jpg由布島は、西表島から400m離れた小さな島です。
水牛車に乗って渡ることができます。
水が浅いので徒歩でも渡れますが、ここは是非、水牛車に乗らないと〜!

西表島側の売店で、水牛車往復乗車料金と島内入園料;1300円を支払うと、
「それを付けてると、お金払ったってわかるからね。
 帰りに返しにきてね〜」
と、赤いハイビスカスの造花を貸してくれます。
造花は、安全ピンで服やバックに付けられるようになっていて、いわば、これがチケット代わり。
沖縄っぽくてけっこう可愛いし、良いアイデアですね。
早速それをワンピースの胸元に付けて、いざ乗り場へ向かいます。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
●ISO100 F4.5 1/1600 0ev 54mm
由布島からやってくる水牛車。
遠くから三線の音色も一緒に聴こえてきます。
牛車は30分に1回の割合で運行し、牛(のパワー?)によって12人乗りとか14人乗りとか色々ありました。
水牛はとてもよく調教されていて、空いているスペースに自らちゃんと停車するんですよ。
角に触りたがる人が多いのか
「水牛のツノは大変危険です! 近付かないでください。
 写真を撮る時には、係りの者に一声かけてください」
と、あちこちに書いてありました(^^;)


20090720-2.jpg20090720-3.jpg

[左]●ISO100 F5.0 1/250 +0.3ev 14mm
水牛車では、オジイが三線を弾きながら沖縄民謡を披露してくれます。
偶然にも、往復ともに同じオジイ&水牛(慎太郎・10才)コンビの牛車の乗ることに。。
「さぁて、何を弾こうかな〜」
と言いながらマイペースなオジイが歌ってくれた曲は、行きも帰りも「涙そうそう」でした(笑)。

後で聞いた話によると、シャイなオジイだと、三線を弾いたり歌ったりは、してくれないのだそうです!
そう言えば、左右を走る牛車を見ていると、演奏していない車も確かにありました。
...ということで、今回はたとえ同じ曲だったとしても、当たりだった!と言えるのでしょう。。

[右]●ISO100 F9.0 1/160 +0.7ev 14mm
由布島←→西表島を往復すると、水牛たちはゴハンの時間。
のんびり乾草を噛み締める姿が見られます。

20090720-4.jpg20090720-5.jpg

[左]●ISO100 F5.6 1/320 -0.3ev 54mm
水牛は、普段は”水牛待ち合い所”と呼ばれる池で待機しています。
出番が来ると引っ張り出されて、まずはホースで水浴びをさせてもらって、仕事に向かいます。
水浴びは、とっても気持ちよさそうでした。

[右]●ISO100 F7.1 1/250 +0.3ev 14mm
池に浸かる姿は、まるで湯治をしているようでカワイイ!
子牛もいましたよ。
待機池は2つあって、こちらは大きい方。
水牛車をひく訓練は2〜3才頃から始めるそうです。

20090720-6.jpg20090720-8.jpg

[左]●ISO100 F3.3 1/50 +1.0ev 37mm
ちょっと木陰に入ると、爽やかな風が通り抜けて行きますが、油断してると容赦なく蚊に刺されるので注意!
日焼け止めはもちろん、虫よけも必須です。
色々なものを肌に塗りたくるのは、ちょっと心配でしたが(結果、何ともなかったけど)、仕方ないですね。

最近の日焼け止めの威力は素晴らしく、沖縄に行ったのが嘘みたいに、まったく焼けませんでした。
ここまで進化したなら、メーカーにはもうひと頑張りしてもらって、
日焼け止めと虫よけが一緒になった製品を開発してほしいなぁ〜
UV虫よけ、絶対売れると思います?!

[右]●ISO100 F5.6 1/200 +0.7ev 14mm
島は花木生い茂る綺麗な遊歩道で整備され、徒歩でのんびり見て廻れます。
いたる所に南国の花が咲き乱れ、じっとり暑い空気が漂います。
島の海沿いからは、小浜島を臨むこともできました。
島内には蝶々園、ブーゲンビリア園、小動物園、売店などなどもあります。

20090720-7.jpg●ISO100 F6.3 1/10 +1.0ev 23mm
土産物店に展示されていた、由布島の水牛の家系図。
島には、初代水牛の大五郎と花子の碑も建っていました。
私が乗った牛車の「慎太郎」は、大五郎のひ孫にあたります。
重たい車を引いてもらうのはちょっと牛が可哀想な気もしますが、
牛にとっては、農耕作業に比べたら楽なのかな...
歩みはのんびりだけど、しっかりと着実に進む姿は印象的でした。
慎太郎、お世話になりました。どうもありがとう!

由布島の帰りには、日本最南端の温泉「西表島温泉」へ立ち寄りました。
八重山唯一の温泉施設だそうで、パイヌマヤリゾートというホテルも併設されています。
小じんまりとした温泉ながら、内風呂の他に、水着で入れる露天風呂やプールもあります。
そして普通の温泉と違うのは...気温が高いため、露天風呂でも、のぼせそう〜!!(笑)
わりと夜遅くまで営業しているので、行くのはもうちょっと遅い時間でも良かったかも。。
真夏は星空を見ながら...というのがお薦めだそうです。


さて次回は最終;西表島・写真日記(3)ビーチ編。

2009年07月12日

西表島・写真日記(1)

20090712-2.jpg20090712-11.jpg

西表島に行って来ました。
本島、石垣、宮古に次いで、4回目の沖縄です。

南西の楽園:西表島は、飛行機で東京から那覇まで約2時間、那覇から石垣島まで約1時間、
さらに石垣島からフェリーで45分。
出発したその日に着くとはいえ、思った以上に遠かった!!

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
[左]●ISO100 F5 1/15 -0.3ev 20mm
うっそうと茂るジャングルの木々。これぞ西表島!という風景2枚です。
緑の中に様々な生物が暮らしていますが、サルはいないそうです。

[右]●ISO100 F3.2 1/60 -0.7ev 17mm
板状の根(板根)を持つ木。ものすごーく大きいです。
これらの写真を見せると、皆に「屋久島?」と聞かれます(^^;)


イリオモテヤマネコで有名なこの島は、土地の90%がジャングルという、まさに秘境です。
ヤマネコは現在、約100匹ほど棲息しているそうですが、
ホテルに置いてあった冊子によると、ヤマネコより数が少ない、その名もヤマネコタクシーは、
なんと島にたった6台。
定期バスも1日に6本(繁忙期は8本)、起伏が激しいので長時間の自転車はつらい...ということで、
自力での移動はレンタカーになります。
しかしながら、道路は島全体をカバーしていないので、車だけでは観光できず、
どうしても船の利用が必要になってきます。
よってレンタル船でもないと、思う通りには動けないのですが、
基本的には送迎付きのツアーで動くことが多いので、足がなくても不便はないようになっています。

そして飲食店もほとんどないし、特に夜は宿で食べる以外に選択肢がなく、
コンビニなし、街灯なし、土産物屋もほとんどないし、本当に自然以外は何もない!んです。
信号もないし(注意信号みたいなの1つしか見つけられなかった)、車の数自体も少ないので、
走り始めたら、ずーっとノンストップで目的地まで行けます。
ここまで何もないと、それがかえって気持ちよくて、ぜんぜん違和感はありませんでした。
まぁ、その分ホテルが到れり尽くせりなので、
決して自然に還ったとか、エラそうに言えないんですけどね...(笑)

この時期の島の平均気温は33度、平均湿度は80%。
こう書くとかなり過ごしにくそうに思われるかもしれませんが、
実際は適度に風があるので、それほどムシムシするという感じではなかったです。
ホテルに備え付けの除湿器も、使わずに済みました。

しかし...沖縄というよりは、別のアジアの国、という印象です。
日が照ってるから暑い、翳ったから涼しい、というレベルではなく、太陽の有無は関係なく「空気そのものが熱い」んです。
なんだかブラジルの夏が懐かしくなってしまいました。

でも、暖かい(暑い)所はいいですね。
体が伸び伸びして、小さな事なんかどうでも良くなります。
沖縄に長寿の方が多いのは、心底納得してしまいます。

20090712-3.jpg20090712-4.jpg

さて、普段はインドアな私も、旅行先ではアウトドアな人間に早変わりします(笑)。
西表島の魅力は、なんと言ってもジャングル!ということで、
今回はトレッキングで滝を観に行くというツアーにも参加しました。
このツアーは、マングローブ生い茂る浦内川を船で上流ギリギリまで上り、
その後は往復4.5キロの山道を、約4時間かけてガイドさんの案内で歩きます。

[左] ●ISO100 F9.0 1/30 +1.0ev 14mm
浦内川の上流地点:軍艦岩からさらに上流を見た風景。
ここで船を降りて、左側に見えるジャングルを登って行きます。

[左]● ISO100 F8.0 1/50 +0.3ev 49mm
マリユドゥの滝。
ここは数年前までは傍まで行けたそうですが、転落事故が続出したため立ち入り禁止になり、
今は展望台からの見学です。


前夜が一時停電するほど大雨だったので、水滴したたるジャングル度満点の中、
ヘビ(マムシではない)、どっちが裏か表かわからない大きな大きなジョロウ蜘蛛、
尻尾が艶やかな紫色をしたイリオモテトカゲ、夜になるとホテルの廊下の壁にも出現するヤモリ、
愛嬌たっぷりのキノボリトカゲ、本土のとはちょっと違うけど、あまり見ないようにしたゴキブリ、
触ると40度以上の高熱が2〜3日続くという毒毛虫、阪神タイガース柄のイリオモテバッタ、
シロハラクイナ、シロサギなどの鳥、小さなミニミニカエル、木に登るカニ、
天然記念物のセマルハコガメなどなど、様々な動物に出会いました。
こういう生き物が苦手な方に配慮して、カメ以外の写真掲載は控えます(笑)が、
昆虫&爬虫類が大大大嫌いな私でも、自然の中で見ると意外と大丈夫だから不思議です。
さすがに触ったりはできませんでしたけど、写真はいっぱい撮りました!

そして迷彩柄の木、寄生して育ちながら元の木を殺してしまうシメコロシ、オレンジや生姜の香りがする葉、
亜熱帯植物園にあるような特大クワズイモ、シダ...もう覚え切れないほどの多くの植物を観察しながら
まずはマリユドゥの滝が見える展望台へ。


その後、さらに歩いてカンピレーの滝へ。
木陰にレジャーシートを敷いて、滝の岩場でお弁当タイムです。
食後は滝を散策したり、写真を撮ったり。。

こうしてリュックに登山用長靴で、歩いて歩いて歩きまくりました。
ジャングルは、緑が深く濃く、鳥の声と水の自然の音が響き、
足場に集中して歩くことで、すべてを忘れられました(笑)。

20090712-5.jpg20090712-6.jpg

[左]● ISO100 F5.0 1/320 +0.7ev 14mm
カンピレーの滝。
「神が座る」という意味の滝で、浅い場所にはジャブジャブと入ることもできます。
人が居ないので巨大さがいまひとつ伝わりませんが、滝幅は約50m。
かなりの水量で、辺り一面に轟音が響きます。

[右]● ISO100 F8.0 1/20 +0.3ev 38mm
滝の周辺の苔と水の流れ。
こういう風景こそ、スローシャッターの出番ですね。


他にも宿や船会社が主催するコースは様々です。
川からカヤックで入って、途中トレッキングというコースや、
滝つぼに飛込んで遊ぶというコース、夜に活動するヤシガニやヤマネコを探すナイトツアー、
日が出ると散ってしまうサガリバナという花を朝5:30〜観に行くコースなど
これでもかというほど、海以外のツアーがあります。
幼児でも楽しめるものから、本格的なハードコースまで、海も山も両方の自然が楽しめる、面白い島でした。


20090712-8.jpg20090712-9.jpg

[左]● ISO100 F9.0 1/30 +0.7ev 14mm
天然記念動物の看板。左からカンムリワシ、イリオモテヤマネコ、セマルハコガメ。
残念ながら今回は、イリオモテヤマネコには会えませんでした。。
ヤマネコは必ず豹柄で、耳の先が丸く、耳の後ろと目の周りが白く、尻尾は根元から先まで同じように太いという特徴があります。
川を泳いだり、潜って魚を捕ったりもするそうです。
泳ぐヤマネコの写真は、まるでビーバーのようでした(笑)。

[右]● ISO100 F9.0 1/10 +0.3ev 35mm
偶然、同じツアー客の女性が発見したセマルハコガメ。
普通の亀では蓋ができない頭と尻尾の部分も、甲羅で蓋ができるので、箱のよう=ハコガメというそうです。
ガイドさんですら、めったに見つけられないのだとか。ラッキー!

20090712-7.jpg20090712-10.jpg

西表島には約40本の川が流れていて、河口付近には必ずマングローブが生えています。
マングローブとは、海水と淡水の混じる水域に棲息する樹木の総称だと皆さんは知っていましたか?
私は今回、初めて知りました。
マングローブという名前の植物なんじゃなくて、高山植物とか、深海魚とか、そういうのと同じだったんですね。
西表では現在、八重山漂木(ヤエヤマヒルギ)、オヒルギ、メヒルギの3種類が見られるそうです。
マングローブは通常の樹木の5倍の酸素を放出すると言われていて、なるほど、酸素が濃い?ような気がしました。


[左]●ISO100 F7.1 1/40 
このマングローブは、ヤエヤマヒルギ。枝からも幹を支える根(支柱根)が出てくるのが特徴です。
3種のうちでは塩分に一番耐性があるため、最も河口付近に生えています。

[右]● ISO100 F8.0 1/160 +0.7ev 38mm
このオクラのような物が、マングローブの種です。
流れ着いた先で根を生やし、芽を出します。
家庭でも栽培できるというので、何本か持ち帰って来ましたが、もう芽が出ないものを選んでしまったらしく
ちょっと期待はできなさそうです...

さて、西表島・写真日記(2)は、水牛に乗って渡る島;由布島。
乞うご期待(^^)


2009年06月20日

1Q84

20090620.jpg大好きな作家:村上春樹氏の新作「1Q84」をやっと入手しました。
発売したら書店で買おうと思っていたら、ボヤボヤしているうちにあっという間に売り切れとなってしまい、完全に出遅れました(^^;)。
読売新聞に村上氏のインタビューが連日載っていたのに、
作品を読んでいない私はそれも我慢せねばならず、悔しい思いをしましたが、もう大丈夫!
予定より1週間も早く、昨日アマゾンから届きました。

読み出すと4〜5時間は平気で読み続けてしまう(というか、止められない)ので、ゆっくり時間をとれる来週から、
いざ読み始めよううと思います!
もったいなくて、ちょこちょこと細切れでは読めないのです。。

さて皆さんは外出中、急に次の予定までにかなりの時間が空いてしまったら、どうしますか?
そういうことがあると、まわりの人からは
「映画でも観たら?」とよく言われるのですが、
私は迷わず本屋へ向かい、気になっていた小説を1冊買ってカフェで読む...という方法を取ります。
4時間近くも居座られたら、カフェは迷惑かもしれないけど、
これは時間を潰すというより、あっという間に時間が過ぎる楽しい選択の1つなのです。

たぶん家で時間があっても、映画よりは本を読む方が多いかな。。
映像よりも、活字が好きなのでしょうね。

村上春樹氏の小説は、万人受けするものではないと思うけど、
あの世界観は独特で、でも難解奇怪なものでもなく、
文章の1つ1つが研ぎすまされていて余計なものがなく、完璧なのです。
めったにメディアに出ない方ですが、最近はインタビューにもけっこう応えていらっしゃるので
ファンとしては嬉しい限りです。

それから、昨日の暗闇カフェライブは、とても楽しく演奏できました。
素敵な雰囲気のお店なので、おかげさまで満員御礼。
席がなく、お帰りになっていただいたお客さまもいらっしゃったと聞きました。
大変申し訳ありませんでした...
トリ音さんとも再び共演計画中ですし、私は毎月どこかでライブを演っておりますので、
ぜひまたの機会に遊びにいらしてくださいませ。

今回観に来ていただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
そしてまたお会いできるのを、楽しみにしております。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO100 F3.5 1/100 +0.7ev 54mm
あじさい第2弾。
今、どこでも花満開ですね。

2009年06月03日

紫陽花月にて

20090603.jpg早くも6月、紫陽花(あじさい)の綺麗な季節になりましたね。
この時期は何気ない住宅街の軒先や、電車の窓から大好きな紫陽花を観られるのが、とても嬉しいです。

先月末からまたライブ・ブッキング:夏の陣、打ち合わせ中です。
今年は本当に色々な方とご一緒させていただいて、充実感いっぱいです(^^)
その楽器に併せてアレンジや選曲を考えるので、今まで演ったことのなかった曲、
演りたくてもできなかった曲...などなどにチャレンジできて、
よって練習時間もかなり取るのだけれど、それもまた楽しい。。

さて、先月末のエレクトロニカ系イベントでは、まったく畑違いながら、
私もシンセシスな音とのコラボを満喫させていただきました。
いつも生楽器のナチュラルな音ばかり聴いている私としては、音色がまず久々で新鮮だったこともあるし、
ダンサーあり、トランペットの即興演奏あり、ハイレベルのバンドあり、
マック鍵盤あり...などなどのバラエティ豊富な内容に、
イチ観客としても見入ってしまって、あっという間の1日でした。
音楽表現の形は何でもいいんだ、好きなように自由にやれることが何より重要なんだ、と改めて認識。
ジャンルが違っても、他の方のライブを観るのは本当に勉強になります。


ブラジル音楽以外の、一般的なミュージシャンと話をしていると時々、
「ボサノバは古典芸能なのかな...」と感じることがあります。
もちろん、そういう部分もあると思うし、それが良い部分でもあるとも思うし、
よそ様の国の音楽を演っているので、守らなくてはならない「掟」みたいなものも確かにあるのですが、
私なりのオリジナリティの追求は、ずっと真摯に続けて行きたいと思うのでした。

そんな想いを胸に、
6月はピアノのトリ音さん、7月はフルートの大野さん、8月は初共演のチェロの星さん、
9月にはまたbarquinhoにパーカッションの井手野さんと出演します。
ピアノ伴奏で歌うのは久しぶり、
大野さんのフルートの音色は1か月空くと無性に聴きたくなるし、
チェロとの共演は悲願、
井手野さんとのボーカル・デュオも、かなり好評です。

同じ曲でもアプローチが違うとぜんぜん感じが変わりますので、ぜひぜひ1度、観にいらしてみてください(^^)
出演者一同、お待ちしております。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO1600 F9.0 1/10 0ev 25mm
タイトルとは全然違うけれど;夜のホームにて。
今年は写真も指向を変えて、暗めの作品を目指してみようかな。

2009年05月19日

ベビーコーンの謎

20090519.jpg毎年、この時期だけ出てくる生のベビーコーン。
初めて包葉に包まれた状態を見た時には何だかさっぱりわからず、「葱かな?」と思いました(^^;)

もともとミニチュア好きの私は、小さい野菜も可愛くて大好きです。
ベビーコーンは、芽キャベツや姫りんごみたいに、そういう品種なのかと思っていたら、
なんとこれはその名の通りの「とうもろこしの赤ちゃん」だったんです!

トウモロコシは、1株につき2〜3個の実をつけますが、
味を良くするために1つだけを残して他は取ってしまうのだそうです。
その取られた実がベビーコーン(ヤングコーン)で、従ってこの時期にしかないんですね。
育て方としては、林檎や梨などの間引きとも同じですが、
小さい実がそのままおいしく食べられるなんて驚きです。

写真は、左からだんだんその姿を現わすベビーコーン。
親トウモロコシと同様、たくさんの綺麗なひげ(絹糸と呼ぶそうです)に守られています。
ちなみに、この絹糸の数と実の数は同数なんだとか。
野菜や果物の色や形は、なんでこんなに機能的で綺麗なんだろうと、料理するたびにつくづく思います。

さて、今日はこれから24日ライブのリハです。
夏日になりそう?なので、リオ気分で頑張ります(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm
ISO100 F5.3 1/40 +1.7ev 35mm
期を逸して載せそびれた、昨年撮った写真。
今見ると、設定むちゃくちゃです(笑)が、
まだレンズをこれしか持っていなかったから、これでも苦戦したんでしょうね。

2009年03月16日

テレビ壊れる

20090316-3.jpg朝ごはんの準備をしながら観ていたら、バチッという音と共にテレビの映像が突然映らなくなりました。
一度消してもから点けても、コンセントを抜き差ししても直らず、
結局それきり、真っ黒な画面に音声だけが鳴っている状態になってしまったのです。

DVDが観たくて買ったこの大型液晶テレビは、まだ2年弱しか使っていません。
1年のメーカー保障は既に切れていますが、こんなこともあろうかと「5年延長保障」に入っていたので、とりあえずは安心してサポートセンターに電話をしたのでした。

家電が壊れると、その不便さよりも、修理の手配の方が憂鬱です。
来てもらう日には家にほぼ1日居なくてはいけないし、
いくらかかるのか? 新しく買った方が安いのか?...などなど、考えるだけでも気が重いのです。

もともとニュースくらいしかテレビは観ないし、壊れたことに関しては
  まぁ しょうがないか
くらいに思って、携帯のワンセグで凌いでいましたが、
携帯の小さな画面も、音だけの大きなテレビもさすがに味気なく...
やっぱり映像がないと、たとえニュースでもつまんないですね(苦笑)
故障から4日、こんな私も修理のサービスマンをすっかり待ちわびていました。


最近は、出張修理に来てもらっても、製品丸ごと交換ということもあるから、後ろを開けて修理したりはしないだろうな〜と思っていたら、いえいえ! 今回はその「背面を開けて修理」だったのです。
外側のカバーを外すと、思わず「わぁ〜すご〜い!」と言ってしまうほどの精巧な小宇宙。
そばで見ていたら、どうしても写真が撮りたくなってしまい...カメラを持って近寄ると、
「女の人の方が、こういう機械モノに興味があるみたいなんですよね〜」
と、気さくに撮らせてくれました。

なんでも、女性は「ちょっと見てていいですか?」と興味津々で傍に居る人もけっこう多いとか。
男性は意外にも「見たいけど、見ないフリ」という感じで、あまり近寄ってこないそうです(笑)
同じ男性でも年輩だと、
「昔はねぇ ブラウン管でね〜 俺もよく修理したんだよねぇ」
などと昔話を始める方とか、色々いるそうです。


なんだかんだで小1時間かかって、修理は完了。
ちなみに、5年保障に入っていないと、
正式には部品代、出張費、技術料などトータルで25000円程度かかることになったようです。
ただ「2年で壊れるのは早いので、ちょっとは考慮しますけどね〜」との事でした。

その後のテレビは順調です。
良かった、良かった。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.0 1/125 +1.0ev 50mm
液晶のライトを制御する基盤?が故障したようで、その部品を交換してもらいました。
テレビの中身は、想像通りの”機械”でした。

2009年03月09日

花粉症対策

20090310.jpg花粉症を発症して7年。
この季節は誰かに会うたびにこの話になりますが、
「花粉でつらい」と言いながらも、
  病院へ行っていない
  薬は飲んでいない
という方々が意外にも多いのでびっくりします。

でも、彼らにも
  眠くなるのがイヤだ
  薬は飲みたくない
  薬はどうせ効かない
  薬が体質に合わない
などという様々な事情や主張があって、
色々試してみたりはしたけど、結局は我慢している...という方もいらっしゃるようです。


でもでも、医療も変わっているんですよ!
昨年もブログに書いたけど、眠くならないし、副作用(口がちょっと乾くかな??程度)もほとんどない薬が、今は色々あるのです。
効き方には個人差はありますが、科学文明は進歩してますから、あきらめないで病院へ行って相談してみてください。
合う薬に出会えれば、花粉症人生が変わりますよ〜!
...と毎年、私は製薬会社のまわし者のようになっています(笑)


かく言う私も、今年初めて薬の調整がうまく行って、それほどつらくない春を迎えてはいますが、
それまでには色々ありました。
毎年、花粉の飛散量は違うし、もちろん体調も同じではないし、
薬の選択や飲むタイミング、量を失敗すれば、悲惨な春をすごすハメになり、
服用していてもたいして効果がない!ということもありました。
途中であれこれ変えることができない薬もあって、毎年、どれを試すかはある意味「賭け」なのです。。


耳鼻科や内科の先生と相談して3年ほど前から「クラリチン」に変えて、
やっと自分にあった服用タイミングと量を見つけました。
あとは、初歩的な花粉避け(マスクや空気清浄機など)生活を徹底すれば、私の場合はなんとかなるようです。
でも、「クラリチン」は比較的効果の穏やかな薬なので、これが今後ずっと通用するかは...??ですが(^^;)

本当は薬に頼らずに体質改善、生活習慣改善...が良いのかもしれませんが、
これ以上どうしろっていうの??というほど色々やっても、どうにもならないのですから仕方ありません。
仕事する以上、悠長なことも言ってられないし、私にとっては薬は大切な戦友なのです。。。


さて、本来なら避けたい花粉ピーク時のライブも、通常通りです。
2人とも花粉症ですが、演奏中は花粉には負けません!
この日は店内禁煙ですので、花粉症の方もぜひ(^^)


◆3/14(土)
『Juke Joint NASH』
JR 東小金井駅より徒歩5分 /西武多摩川線 新小金井駅より徒歩1分
Open)13:00~ Live Start)13:30~
柳沢暁子(Vo&Gr) 井手野 敦(Per)
→詳細は前述「3月のライブ」をご覧ください。

最後に、病院選びのポイントを1つ。
新しい薬をどんどん取り入れている、若めの医師の耳鼻科か内科がお薦めです。
先生も花粉症だと尚、良しです(^^)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F2.0 1/100 +1.0ev 50mm
誕生日ケーキの1つ。
お菓子は、見ているだけでも幸せな気分になりますね。

2009年03月03日

困ってます。。

20090303.jpg何故かはわかりませんが、昔から、話している時に涙が溢れることがあります。
もともと涙もろい性質とは別で、どうもこれは悲しい涙ではなく
「おかしくて笑い過ぎて涙出ちゃった〜」という涙の一種のようです。

困るのは、別に大笑いしていなくても、それは突然やって来るということ。
私としては普通に話しているだけなのですが、一緒に居る人はちょっとビックリしますよね。
ウルウルするくらいならまだしも、溢れて流れ落ちる寸前くらいの量だけに、友達には
「なに泣いてんの?」
と笑われることもしばしば。
そうハッキリ言ってもらえれば、こちらも堂々と拭えるのですが、初対面だったりすると、相手もそうは行きません。
話しながら、

  あ〜 涙いつ拭こうこなぁ... 

と、そのタイミングを密かに伺うのも、けっこう大変です。。


たぶん、喋ることが、涙腺に何らかの刺激を与えるのでしょう。
カラーリングやパーマ液、マニキュアや強力接着剤なども、すぐに目に来るので、もともと目(の粘膜と涙腺)が弱いみたいです。


楽しい時やリラックスしている時に出てくる涙とはいえ、事前にいちいち説明する訳にもいかないし、
じゃあ、楽しい時ならいつでも涙が出るか?と言えば、そうとも限らないのが一筋縄ではいかないところ。
自分でも、制御不能なのです!


対策としては、

  あまり喋らない

くらいしか思いつきませんが、それは私には非現実的な方法(笑)。
”なるべく落ち着いてゆっくり話す”ように心掛けていますが、それがなかなか難しい...
一緒に居る人に不審感を与えないかとハラハラして、目下ちょっとした悩みなのです。


とりあえず、
私と一緒に喋っていて、私が泣いてそうに見えても
それは「楽しい、嬉しい」っていう表情の1つですので、心配しないでください(^^;)
そういう時は、「泣くな!」と直球で突っ込むか、見えないフリしてくださいね。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO800 F2.8 1/30 +1.0ev 25mm
6月に出演予定のカフェの大テーブル。
まだまだ見当もつかないくらい先のような気がしますが、
きっと6月なんてすぐなんでしょうね...

2009年02月20日

No.1スイーツ

20090220.jpg北海道の老舗;六花亭のマルセイバターサンドが大好きです。
昔、会社員をしていた頃に、北海道出身の方が部のお土産に買ってきてくださったのが最初の出会いでした。
その時以来の大ファンです。

もともと
  レーズン、ラム(洋酒)、バター、小麦粉
の組み合わせが大好きなので、その手のお菓子に目がない私ではありますが、何でもよい訳ではありません。
六花亭のバタサンはその中でも究極の1品で、他社の色々なレーズンサンドとは別格。
とりあえずこのバタサンがあれば、ちょっとしたイヤなことなんか忘れられちゃいます。


しかし、要冷蔵(=賞味期限が短い)であること、東京には直営店がほとんどないことから
なかなか「いつでも好きな時に買う」ことができません。
とはいえ、「会えない」と余計に好きに拍車がかかるのは、恋愛と同じ(?)で、
たまに見つけた時には、その喜びは数十倍にも増長されます。

有名デパートで定期的に行われる「北海道名産店」などで偶然出会った時には迷わず「買い!」です。
しかし、バレンタインの時期には、六花亭のチョコレートに便乗してバタサンも販売されるので
出会う確立が非常に高くなり、2月はゴールデン・シーズンでもあります。
そしてなぜか、私の行く場所、行く場所にバタサンが...ということも珍しくありません。
普段は行かないような場所に急に行きたくなって、そしたらバタサンが!!
...まさに「導かれし」現象で、本能的なものかも。。。と私は勝手に思っています。

よって、この時期、
六花亭やロイズの北海道産チョコレートの冷蔵販売ボックスをチラとでも見かけたら、
私はとにかく一目散に近付くのです。


そして、あまりにも好きなので、自分にルールを設けています。
 1)買うのは、1度に10コまで。
 2)食べるのは、1日に2コまで。
 3)食べる時は、1度に1コまで。

もうちょっと食べられる!くらいがちょうど良いのです。
1コを大切に食べながら、その余韻にまで浸るのが私流のバタサンへの敬意。
ラーメン好きが「どんぶりの汁まで飲み干す」みたいな感じでしょうか。
六花亭さん、これからも美味しいバタサンをよろしくお願いします(^^)

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F2.8 1/100 +1.0ev 50mm
六花亭のマルセイバターサンド。10ケ入り1150円(税込)。
写真を撮る前にいつも食べ終わってしまい、今年3度目でやっと撮影に成功しました(^^)

2009年02月09日

ちょっと歌って弾いてみる。

20090209.jpg歌の生徒さんに楽典を教えることになって、有名楽器店に教材を探しに行った時のこと。
子供用しかないかな...などと思ったら、大間違い!
「大人のための楽典」なる本が想像以上に色々あるのです。
最近は何でもあるんだな〜と思いながらふと、となりの本棚に目をやると...

そこには、ピアノ教室運営に関するノウハウ本が、ズラリと並んでいました。
どうやったら生徒が集まるか、魅力的な教室作りとは、言う事をきかない子供にどう教えるか...
などの様々なテーマを書いた本がびっくりするほど揃っていました。
これらがどのくらい本当に参考になるのかはわかりませんが、ピアノ自体を習う子供が減っている今、ピアノの先生たちも大変なんだろうなとお察しします。
そして、何冊かをパラパラとめくっていると、その中の1冊に興味深い一節を見つけました。

======
ピアノを習いに来る人(ここでは子供を想定しているので、面談の対象は親)の動機には、
大きく下記の2つがある。

1)子供をプロの音楽家として育てたい。
2)子供に趣味として始めさせたいが、何かの時にちょっと1曲弾けるくらいになってほしい。

1)の、プロの音楽家を目指すなら、それだけの覚悟が親にもあるので良いのだが、
そういう人は、そんなには多くないだろう。
ほとんどは2)の場合で、その対応こそ心して取り組まなければいけない。

なぜなら”何かの時に、ちょっと1曲弾けるくらいになる”というのは、
友達や親戚が集まった場所などで、急に
「○○ちゃん、ピアノ弾けるんでしょ、何か弾いてよ」
と言われて、
「あ、いいいよ。 何がいい? ショパンとかどう?」
なんて言いながらサラッと1曲、もちろん暗譜で弾きこなし、
「いいわね〜 上手ね〜」「ねぇ、ねぇ、じゃあ△△△ていう曲は弾ける?」
と、皆に誉められ、羨ましがられる...というようなシチュエーションを想定していると思われる。

が、しかし。
こんなことができるのは実はプロ並みの腕前だ!!
これは、本来なら趣味のレベルではない!!

=====

...という内容だったのです。

こういうことは一番難しいことなのに、そうとは思わずに、それを願って習いに来る。
しかしながら、それを「ただの趣味」と言う親がとても多い現実を、きちんと理解しなければいけません。
趣味で習いに来る人というのは、実はとてもレベルの高いことを望んでいるのです!!
と、その本は綴っておりました。

これは、衝撃でした。
確かに、急に「弾いて」と言われて、咄嗟に上手に弾いて聴かせるというのは易しいことではありません。
ましてやリクエストに応えるなど、相当の力量が必要です。

とはいえ、まぁ、とりあえず筆者は
「趣味だからって、適当に教えれば良いと思うな」
と言いたいのでしょう。
そりゃそうです。同感です。
それに、子供を教えるのは、同時に親にも教えるような部分もあって、大人対象とは違うレッスンの難しさも、チラリと垣間見たのでした。

そういえば、ボサノバを習いにいらっしゃる方も、

  ちょっと1曲、ギターを弾けるようになりたい。
  ちょっと1曲、好きな歌を口ずさめるようになりたい。

と、ほとんどの方がおっしゃいます。

今までは、うんうん、そうですねぇ!という感じで、特に気にしたことはありませんでしたが、
ある意味、この本と共通している部分もあるかもしれません。
でも私は、今回のことをきっかけに、
「それは、実は難しいことなんですよ〜!」なんて生徒さんに言ったりする気は全くないですよ。
だって、目的意識は習い事に一番必要ですし、大人の場合は、ほぼそれだけ=自らの意志しか、強制力がないのですから。
さらっと弾きこなせて歌える素敵な私...は、上達のためのとても大切なビジョンなのです(^^)


さて、己はどうか?と問えば、不思議なことに「ちょっと○○できたら...」とは思わないようです。
何でも何かを始める時は、かなり気合いが入って、本当にできるかどうかは別として
「私、これで喰っていけるかも!!」と思いながらやってしまうタイプ(^^;)。
そのかわり何となく続く...というものもあまりなく、最初からやれそうにないことには手を出さないし、駄目ならスッパリ止めてしまう。
しかし、好きになったら性懲りもなくあきらめず、続くものは長い。
非常にハッキリしています。

でも、そうですね。
普通は気軽に「ちょっとできたらいいなぁ」って思いますよね。


私は、4歳からピアノを習い始めましたが、弾くのはまだ良いとして、聴音や記譜は大嫌いな子供でした。
練習はあまりしないし、しかも頑固で、たぶん先生はかなり教えずらかったのではないか...と思います。
母親にバシバシ叩かれて、泣きながらト音記号をノートいっぱいに書かされていた事位しか今では覚えていませんが、
今にして思えば、4歳児に酷な事しますよね!
先日、母にその話をしたら
「そんな事したかしら?? あの頃はお母さんも若かったからね〜」
と、笑っていました(^^;)

その甲斐あってか、物心ついた頃には、だいたいの音感と楽典の知識が自然に入っていたことには
今はとても感謝しています。
やっぱりこれは、私のピアノの先生と母親が頑張ったんでしょうね。


ピアノの先生グッズはその他にも色々。
出席簿、レッスン代金袋にはじまり、「お休みがちな生徒さんの管理にも最適!」とうい帯の付いた;
毎回のレッスン記録をつける手帳などなど、様々なサポート用品が揃っていました。
教えるのも教わるのも、どちらも奥が深いなと思いながら、楽器店を後にしたのでした。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO800 F2.0 1/100 +1.0ev 50mm
巷ではバレンタインのチョコレート商戦たけなわですね。
今年は本命チョコ1本に絞り、自分用チョコも控えています。
なぜなら、昨年の2/14に、私は入院していたから〜!!
この冬は、体調にはものすごく注意しております(^^;)

2009年01月30日

仲良しです♪

20090130.jpg譜面専用ソフト「シベリウス」(通称;シベさん)が届いて早2週間。
毎日少しずつ、仲良くなっています。
先日、やっと記念すべき1曲目の譜面が出来上がり、
以後、1曲毎に少しずつ複雑なことができるようになってきました。

自分仕様のショートカット・キー設定をしたら音符入力も飛躍的に早くなって、編集作業も楽し〜い!!
長年の悩みの種だった移調が、コードまで全部一気に一瞬で完璧にできたのも感動ものでした。
どんどん綺麗に完成していく様子に、

  おぉ〜 すごーい!

と、その度に1人感嘆、ご満悦状態です(笑)
だって、まるで買った譜面みたいになるんですよ!(専用ソフトだから当たり前ですが...^^;)


もちろん、色々な事ができるというのは=複雑でもあるので、けっこう真剣に向き合わないと理解できないことも多々あって、
疲れてくると、何度マニュアルを読んでも「はて??」という事態に陥ります。
そんな時は一度休んで、大好きなラミーチョコを食べたり、紅茶を飲んだり、歌ったり、ギター弾いたり、昼寝をしたりして
頭をリフレッシュさせてから取り組むと、意外にすんなり判ったり...
そんなことの繰り返しをしながらの作業です。


とにもかくにも、

   これでわからなかったら私、馬鹿だよね...(^^;)

というくらいわかりやすい紙マニュアルと、概要を説明するチュートリアルビデオ、
そしてオンラインマニュアルが付いているので、何とかなります...というか、やらざるを得ません。
オーケストラの譜面まで完璧に書くことができるスーパーソフト「シベリウス」ですが、
私が使うのは、そのほんの1部分にすぎず、知れば知るほど「宝の持ち腐れ」「猫に小判」...。
でも、その位できるソフトじゃないと思い通りにならないんですから、仕方なかったんです。


強いて言えば、最初ちょっと戸惑ったのは記譜用記号の「名称」を知らなかったこと。
例えば、”最初の4小節は、歌は休みで、コードは同じ”の場合、その4小節を1小節にまとめるマークがあって、
上に小節数「4」と書くのですが(写真のPC画面の1小節目、見えますか?)、
そのマークの名前がわからない... これ、「マルチレスト」と言うそうです。

他にも、メロディーのブロック毎につける「A」、「B」、「C」などのマーク。
構成をわかりやすくするために付ける(いわゆる、Aメロ、Bメロってやつです)あのマークは、
「リハーサルマーク」と呼ぶのだそうです。

名称がわからないとマニュアルの探し用がないので、それとなく近い場所をパラパラしたり...??
いえいえ! これも、良く使うものは、マニュアルに様々な記譜例が出ているので、そこからすぐに見つけられるようになっています。


他にも、シベさんには賢い機能が目白押しです。
もっともっと色々できるけど、私の頭が追いつかないので、簡単な例しか上げられませんが、
演奏用のマークをつければ、1番括弧、2番括弧の通り、繰り返しはもちろんのこと、
リトルダンドだって、クレッシェンドだって、スタッカートなどのアーティキュレーションだって
ちゃんとその通り再生します。
「この記号は、何だったっけ...」という遠い記憶を呼び覚ましながら、楽典の復習にもなります(笑)


ギターのダイヤグラム(押弦を視覚的に表記した図/TAB譜とは違いますが、TABでも再生可)を設定すれば、
簡易的にコードの演奏もしてくれます。
しかし、ボサノバのコードというのはテンションの書き方も、コ−ドの押え方も特殊で(決して難しい訳ではないのですが)、
さすがのシベさんもこれには対応していないので、どちらも自分で追加設定しなければなりません。

例えば簡単な例で言うと、ボサノバではDm7/9というコード形態をよく使います。
でも、普通はこういう書き方をせず、Dm9と書きます。
これは「9と書いたら7も弾く」とう定義に基づいているのですが、ボサの場合は7も9も両方書くのです。
逆に、通常ジャズなどでは書くけど、ボサでは書かないというテンション表記もあって(こちらはものすごく沢山すでに設定があるのですが)、
あらためてボサのコードって変わってるんだな〜と思いました。

ダイヤグラムまではまだ手が廻っていないけれど、やっとのことで表記の方のカスタマイズはしたので、
コード表記入力は楽になりました。
後は実際に作成しながら、自分がよく使う機能と使わない機能を見極めて行きたいと思います。

そして、あらためて市販の楽譜をよ〜くよ〜く見るようになりました。
「そうか、ここはこうやって書くんだ」とか、「へー、こうなってたんだ」とか、
今までまったく気にも留めていなかった事が気になるようになって、

  何でもなく”スーッ”と読める譜面というのは、実は凄いんだ!

と、「病気になって初めて知る健康のありがたさ」みたいな感覚を味わっている今日この頃です。
シベさん修行は、これからも続きます!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F3.2 1/125 +0.7ev 25mm
1曲目制作途中のAry Barroso「E' luxo so'」の譜面。
歌詞はまだ表記していませんが、この後、付けました。
アナログ人間の私は紙マニュアルが大好きで、
左奥に写っている辞書みたいな分厚いマニュアルが、頼もしい味方です。

2009年01月28日

最近のお気に入り(2)

20090128.jpgiPod用スピーカーです。
iPod nanoを購入してから、その便利さに脱帽で、家でも聴けるように専用スピーカーが欲しくなったのです。

スピーカーも今は色々あるけれど、まずは実際に音を聴いてみないと!ということで、近所の家電量販店へ。
デジタルオーディオプレーヤー用スピーカーコーナーに自分のiPodを持参して、
しつこく寄ってくる某メーカーの説明販売員を振りきりながら、ありとあらゆるメーカーの製品で音を聴き比べました(^^;)
店鋪内は結構うるさいため、もちろん正しい判断は難しいのですが、だいたいの傾向はわかります。
結果、BOSEとJBLが残りました。

帰宅してからネットで商品情報をさらに調べ、迷うこと1日。

でも、ボサノバをBOSEで聴くか??
...となると、ちょっと違う気もして、音がナチュラルなJBLに決めました。

数日後、届いたスピーカーを勇んで開けて自宅であらためて聴くと、本体は小さいけれど、芯があって綺麗な音です。
良いスピーカーは、音が小さくても細部までよく聴こえるし、何よりも長時間聴いていても疲れないのだな〜と思いました。


考えてみたら、それなりのモニタースピーカーは持っているけれど、観賞用の良いスピーカーは、持ってなかったんですよね。
ラジカセや、ポータブルCDデッキは、どうしても音が俗っぽいというか....低音や高音が良くなくて、バランスが悪いのです。


これは本体も軽いし、リモコンも付いていて、操作も簡単。
iPodの充電もできるので、本当に便利です!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
デザインがシンプルなのが気に入っています。
毎日フル稼働中。
ISO400 F3.2 1/60 +0.3ev 25mm

2009年01月25日

最近のお気に入り(1)

20090125.jpgハチミツ・ディズペンサーを買いました。
カフェなどお店で見かけたことのある、ハチミツ専用のサーバーです。

しかし、欲しいと思うとなかなか売ってないんですよね。
色々なお店を廻っても巡り合えなくて、結局ネットで購入しました。

下の部分がカップ型の受け皿になっていて、
上部を持ち上げて上のレバーを押すと、底からハチミツがトロ〜ンと出てくるしくみです。

瓶からスプーンですくうと思うと、

  これにハチミツ入れたい、かけたい

と思っても、

  ま、いいか

という事も多かったので、ずっと欲しかったのです。

上手くやらないと瓶の口がベタベタするし、思い切り蓋を閉めると次の時に開けるの大変だし、
だからと言ってちゃんと閉めないと品質に影響あるだろうし、
小さい瓶で買うとすぐなくなっちゃうし、大きい瓶で買うと重くて扱いずらいし、
プラスチック容器のは美味しくないし.... あーー面倒!!
でもハチミツ好きだし.. というジレンマから見事解放されました(^^)


ハニカム柄も可愛くて、目下お気に入りの1つです。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ハチミツを使う頻度が増えました。
ISO400 F2.8 1/500 +1.3ev 25mm

2009年01月03日

フィナーレ or シベリウス?

20090103-1.jpg譜面ソフトを買い替えることになりました。
今までは
「どうしてコレ使ってるの??」
と皆に不思議がられるようなソフトを使っていたのですが(別件の仕事で使っている関係で、慣れているので早かったのです)、
このソフトはMac/G4のOS9にしか対応しておらず、それを繋いでいるプリンターが壊れてしまったのです。

プリンターは7年前に購入してからずっとの相棒。
でも、数カ月前から徐々に調子がおかしかくなって、黒インクだけがかすれて、直って、また出なくなり...
騙し騙ししながら使い続けるも、ついには真っ白な紙が出て来るのみになり、そしてまったく印刷できなくなってしまいました。


ソフト自体は印刷さえしなければ使えるし、パソコンだっておかしくもない。
プリントもカラーの方は何ともないので、簡単にあきらめるのも悔しい!
もちろん保障期間は過ぎているけれど、数万円位だったら修理してもらおうとメーカーのエプソンに電話をしてみました。
しかし、私の話を聞いたオペレーターは、
「それはインクのヘッドの部品を交換すれば直りますが、
 その品番の商品は製造打切後7年が経過していて部品がすでにありませんので、修理できません」
と、ニベもない返事。
多少は予想していた返事だったとはいえ、ショックです。
取りつく島もない対応に、言っても仕方が無いとはわかっていながらも
「それは、あきらめろってことですか...」
と言ってみたら、
「さようでございます」。
...そうですか。
もう、どうにもならないそうです。


さて、電話を切って、途方に暮れました。
実は、もう1台MacBookがあって、それには新しいエプソンのプリンターが繋がっているのですが、このMacBookはOS Xなので、今までの譜面ソフトの方が対応しておらず、使えないのです。
文明の進歩も、良し悪しですよね。
新しくなると、どんどん古いのには対応しなくなって、全部をバージョンアップしていかなくちゃならない...
仕方ないですが、あーこれはダメなんだ、こっちでは使えるけど、こっちは使えないんだ とか、
そういうのを考えるのが、なんて面倒なことか!!

でもでも。
結局はいつか譜面ソフトは専門のを買わねばならないとは思っていたのです。
こういう状況にでもならないと、私はいつまでも「コードと歌詞は後から手書きで...」なんてやってると思いますから、これは神様が
「いい加減に譜面専門ソフト買え!」
とおっしゃっているのだと思うことにして、しぶしぶ次のステップの”迷い”へ突入したのでした。


それは、何の譜面ソフトを買うか?という迷いです。
譜面専門ソフトには「フィナーレ」と「シベリウス」という2つの大御所が存在します。
どちらも熱心なユーザーがいて、当然ですが、自分の使っているソフトを
「こっちが良いよ!」
と言うのです(^^;)
使い勝手には好みがありますから、最終的には自分で判断するしかありませんが、一応、どちらの意見も参考にさせていただいて、まずはお試し版をダウンロード。
いざ簡単な譜面を書いてみることにしました。


まずは「フィナーレ」です。
しかし、何かしようと思うたびに、
  これは? あれ、どこでできるのかな、
  こうするとなるのかな? あれ〜ならないな...
  こっち? 違うな〜 あ、これかな。違うな...
という感じで、いつも

  えーっと、マニュアル、マニュアル...

とマニュアルを検索するハメになります。
 
  こんな簡単なことがどうしてできないの??
  どうすればいいのっっ??

なかなか進まなくて、あーでもない、こーでもないとやっているうちに、

  んぎゃ〜〜〜 わかんないよっっ!!

と、マウスを握りつぶしたくなり...(>_<)
まるで作法もお家ルールも全く違うよそのお宅で急に
「まかせるから、夕食を作って」と言われたみたいな感じとでも言いましょうか。

  キッチンバサミって、どこにあるの?
  お茶はどれで飲むのかなぁ〜
  お砂糖はどこかな...醤油は...お塩は...
  ここ? あれ? あっち?  ...てな感覚です。

台所というのは、普段使う人の個性が凝縮されていると思うのですよ。
使っているものは同じでも、片付け方や道具の使い方は結構人それぞれで違うので、
「(料理は)できるけど、(使いたい道具が)あるはずなのに、ない!」
というもどかしさが、とってもよく似ていると思ったのです。

予想される物が予想される場所にない不安。
想像しうる範囲にそれがない苛立ち。
...そういう事があまりに多く、

  うーん、どうしようかな。

というのが、試してみた感想でした。
そりゃあ数日間真剣に使って慣れればできるでしょうけど(台所も1回慣れれば大丈夫)、
買ったとしても、まずはマニュアルを読破して
「フィナーレの考え方の基本」
を徹底的に頭に叩き込まないと駄目そうです。


対して「シベリウス」。
画面が開いた途端に、まずMacっぽい(笑)!
パソコン人生=ほぼずっとMacユーザーの私としては、それだけで何となく親近感が沸きます。
そして簡単な譜面を入力。
こっちは、わりとすんなりです。
少し使ってからチュートリアルビデオをちょっと観て、わからなかった所をフムフムと補足。
あとはマニュアルを見なくても、だいたい「これはこのへんだろう」という予測が当たるので、フィナーレのようなストレスがありません。
ヘルプも、探している項目はどこを探せば良いのかという所まで教えてくれるし、アイコンもメニューのカテゴリー分類もわかりやすい。
シベさん、私と気が合うじゃない!!

  おー これなら行けるかも。

ということで結局、「シベリウス」に決めました。
もちろん「フィナーレ」も悪くはないし、タダでくれると言うなら、私だって頑張って「フィナーレ」を使いますよ(笑)。
でも、選んで買うなら「シベリウス」。こっちの方が相性が良いみたいです。

たぶん、「フィナーレ」と「シベリウス」は、「Windows」と「Mac」くらいの違いがあるのではないでしょうか。それぞれの考え方というか、概念が自分の中にないと、使いずらいと感じるようです。
こんなこと自慢にもなりませんけど、私なんてWindowsでは、入れたCDRをPCの外に出すことすら、誰かに聞かないとできませんから(苦笑)


新しい譜面ソフトではギターのダイヤグラムも表示できるし、移調したらコードも一緒に移調されるので書き直さなくて済むし、本当に便利になりそうです。
使いこなすまでは手書きの方が早いかもしれないけど、大変なのは最初だけですからね。
綺麗な譜面が出来た時の、あの達成感は大好き!
みんなが見易い譜面を目指して、楽しんで頑張ろうと思います。


ちなみに「シベリウス」とは、北欧の著名な作曲家のお名前だそうです。
私はてっきり、星の名前かと思っていました。
シリウスとか、ケンタウルスとか、ベラトリックスとか...なんか似てませんか??

20090103-5.jpg
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
●マンダリンオリエンタル東京 37Fのカフェ&バー。
「お正月はホテルでブッフェが食べたい!」という母の希望で、
今年は家族総出でニューイヤー・ランチブッフェに行き、その後に立寄りました。
ISO400 F2.8 1/60  +0.7ev 25mm

●窓からは壮大な東京の風景と富士山を一望。
夜景も素敵でしょうね。
ISO400 F2.8 1/640  +0.7ev 25mm

2009年01月01日

謹賀新年

20090101.jpg
明けましておめでとうございます。
本年も色々な方々に色々とお世話になることと思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。

素敵な1年となりますように!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
写真を先に見た人が、後で原物を見て
「え〜っ こんなに小さいんだ!!」と驚くミニチュアの牛。
とってもフォトジェニックな牛さんです。
ISO400 F4.5 1/50 +0.3ev 50mm

2008年12月31日

本年も感謝御礼

20081231-1.jpg仕事納め&忘年会を兼ねて、銀座をブラブラしてきました。
不況なんてどこの話?というほど、海外ブランド店にもデパートにも人がいっぱい!
しかも、みんなバンバン買っている...
銀座は、街の高級イメージ維持に成功しているな〜などと思いつつ、
今回のお目当ては、チョコレート店;ピエール・マルコリーニのカフェのパフェです(^^)
いつ行っても行列がすごくて諦めていたのですが、どうしても年内に食べたかったのです。

しかし。
さすがに年末だし、そんなに混んでいないのでは...という期待空しく、寒空の下にまたもや長蛇の列が...
それでも、いつもよりは若干少なめです。
今回は絶対に頑張る!と覚悟して列に加わったものの、表通りから1本入った場所なので日も当たらないし、ちょうど風が通り抜ける道筋にもなっていて、とにかく寒い!寒い!寒〜い!!
列の真ん中にストーブでも置いてください!!という感じです。
これからアイスクリームを食べるなんて、大丈夫かしら(^^;)と思いながらも、
「このくらいなら待ち時間は最低30分くらい」
といういう店員さんの言葉を信じて待つこと40分、足が痺れて、ポケットで握っていたカイロが破けそうになった頃、やっと入れました。

もともと24席しかなく狭いので仕方ないですが、そのうち半分はカウンター。
本当はテーブル席でゆっくりしたかったけれど、あまりの寒さに
「もう、カウンターでも何でも良いです!」
ということでカウンター席で念願のパフェと紅茶をいただきました。
パフェは数種類ありますが、今回頼んだのはスタンダードなチョコレート・パフェ。
甘過ぎず、しつこ過ぎず、大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい量です。
いつもならフルサイズのパフェはとうてい全部食べられない私も、すべておいしくいただけました。
そして紅茶でのんびり温まり、店を後にしました。

でも、このパフェなんと1600円です...
ちょっとしたゴハンが食べられる金額ですよね。
結局、お腹がいっぱいで夕飯は食べられなかったので同じかも...しれませんが(苦笑)。

さて来年は、同じくチョコで有名なジャン・ポール・エバンのカフェへ。
あそこは伊勢丹の中なので、冬でも並んでて寒くないし頑張ります〜!

20081231-2.jpg20081231-3.jpg

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
●看板メニューのチョコレートパフェ
アイスクリームはもちろん、添えられたチョコレートムースもとっても美味でした。
ISO400 F3.5 1/50 +0.3ev 25mm

●お店の概観には大きなリボンがディスプレイ。
ISO400 F3.5 1/60 +0.3ev 25mm

●紅茶やコーヒーには、チョコレートが各1枚付きます。
ISO400 F2.8 1/100 +0.7ev 25mm


=============================
それでは、
今年1年、お世話になった方々、
私の音楽を聴いてくださった皆様、ライブに足を運んでくださった皆様、
CDを買ってくださった皆様、そしてブログを読んでくださった皆様、
本当にどうもありがとうございました。

デジタル一眼レフカメラとの格闘で始まり、
写真を撮って、ギターを弾いて、歌っている間に気が付いたら12/31だった...という印象ですが、
いつも私をサポートしてくれる心優しい皆様のおかげで、良い1年でした。
来年はさらに精進して、それらを形にして行きたいと思っています。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様も良いお年をお迎えください。

2008年12月15日

猫と会話

20081215.jpg猫好きなら誰でもやっているであろうこと...
それは、『ノラ猫に話しかける』こと!

かく言う私も、ノラ猫を見かけると、まわりに人がいないかを確かめて(とりあえず、これは重要 ^^;)、とにかく「にゃ〜」と鳴きマネをしてみます。

猫は高音に反応するらしく、意外にもけっこう返事をしてくれるんです。
私の経験では、だいたい半分くらいのノラ猫が、呼び掛けに「ニャ〜」と返してくれます。

もちろん、残りの半分のノラは、
「あんた、誰?」
「何の用?」
という怪訝な顔で、ちょっと距離を置いたままジーッととこちらを見るか、寄って行くだけで脱兎のごとく逃げ出すものまで色々です。
でも、返事をしてくれるノラは

「にゃー」(こんにちは)
「ニャ〜」(こんにちは)
「にゃー」(今日は寒いね〜)
「ニャ〜」(まったく)

と(カッコ内はそう言ってるつもり)、何度でも渡り鳴き返してくれるので、まるで会話をしているかのようになり、猫好き心をくすぐります。

もしかしたら、猫の方は
 「ごはん...?」とか、あるいは「ちっ アイツまた来たよ」「しつこいな〜」
と言っているのかもしれませんが、ここは都合の良いように解釈。

時々は、猫の方から話しかけてくることもあるし、話しながらついて来たり、
脇をしばらく歩いてくれる猫もいて、さながらお友達感覚です。
これは、ハタから見たらかなりマヌケな様子かもしれませんが、
同じような人を見かけることもしばしばなので、決して私だけじゃないはず?!
警戒心の強いノラを瞬く間にジャレ猫にしてしまえるような猫使い(猫が大好きで、猫の扱いに長けている)の友人によると、会話なんか朝飯前で、撫でたり遊んだりもできるそうですから、私なんてまだまだですけどね。


と、そんなある日、近所の道を歩いていると、いつも話ができるノラ猫が、前からやって来るのが見えました。
「あ、あの黒白ネコだ!」
と思い、鳴きマネ準備に入ったのですが...
この日の黒白ネコは何かとても急いでいたのです。
前をキリリと見つめ、長いしっぽを斜め後ろにピンと伸ばし、
歩かず、走らず、絶妙な歩調で、タッタッタッタッタッと道の端を人に紛れて進んで来ます。

どこ行くんだろう〜?

そしてすれ違う瞬間、右横下を一目散に歩いて行く猫を目で追いながらも、
結局、私は声を掛けられませんでした。。


そして、思い出したのです。
その昔、キャッチセールスが
「街頭で人に声を掛ける時は、暇そうにブラブラ歩いている人を狙う」
とテレビのインタビューで言っていたことを。
何か目的があってサッサと歩いている人は、立ち止まらない確率が高いので、声は掛けないのだそうです。
それが、実感としてとてもよーくわかった気がしました。


忙しそうなノラ猫に声を掛けられない自分って...(笑)
まぁ、そんな日もありますね。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO200 F2.8 1/2500
子供に絶大な人気の、駅前にある猫の銅像。
一昨年には赤いマフラーぐるぐる巻き、昨年は簡易的なフェルトの衣装、
そして今年は、専用にかわいいケープと帽子まで作ってもらったようです。
年々ゴージャスになります。
後ろに見えるのはサックス吹きおじさん銅像の背中です。
 

2008年12月08日

迷って迷って...

20081207.jpg今まで使っていたダイニングテーブルの椅子が崩壊しそうになってきた(^^;)ので、年内にテーブルとセットで買い替えることにしました。
ずーっと思い描いていたのにピッタリな商品を見つけたのはいいものの、テーブルの長さが2種類あって、そこでハマってしまいました。

  160センチにするか?
  190センチにするか?

既存のテーブルは140センチです。
どうせならど〜んと大きなテーブルが欲しかったのので、思い切って190という案も考えたのですが、
奥行きも前より10センチ広くなるし、椅子も2まわり位大きくなります。
それをこの部屋に置いたらどうなるか...
頭の中は、ずーーーっとシュミレーションモード。
商品の写真を見ながら食事して、お茶を飲んで、
料理をしながら考えて、キッチンから見えるダイニングを想像して、
設置する場所の家具移動に伴う家具移動、片付けをしながら...と、妄想生活2週間。

結局、最初の直感に従うことにして、160センチに決めました。

そして、そのせいかどうかはわかりませんが、先週は1週間ずっと頭痛に悩まされてしまいました。
もともと緊張性頭痛(正確には、片頭痛とは違います)持ちなのですが、年に数回、処方してもらっている薬が効かないくらいにしぶといのがやって来て、それが何日も続いて、治まったり、悪くなったり...
太陽の光や、立ったり座ったり(頭の位置が変わると、血液の流れが変わって痛みが起こるようです)が駄目なので、こういう時は、暗い部屋でじーっと横になっているしかありません。

どうやらこのガンコ頭痛、様々な多忙から解放されて「ホッとする」瞬間が危険で、
ものすごく忙しいまっただ中や、外で仕事の時、誰かと話したり会ったりしている時にはなりません。
たとえ前日の痛みが残っていても薬は効いて、不思議と一時的に治まります。
低気圧とも関係あるようですが、どうしようもないんですよね。。
なので最近は、痛くても2日目からは無理矢理外出。その方が早く良くなるようです。
せっかく家でゆっくりしようと思っている時に頭痛になるなのは、ホントに悔しい〜!!
でも、頭痛で救急車で運ばれている友人もいますから、じっとしていて済むのなら、まだ軽いほうなのかも...

ということで、昨日あたりからやっと頭痛とも完全にサヨナラして楽になりました!
新しいテーブルも椅子も、前のより大きいので、なんとなくまだ「座らせてもらっている」という感じですが、だんだん慣れてきました。
家具だけでも、かなり部屋の雰囲気が変わりますね。
なんだかよその家に来たみたいです!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
なんとか片付いた現在のリビング。
まだまだ発展途上中!
ISO400 F5.0 1/80  -0.3ev 19mm

2008年12月02日

爪補修

20081202.jpg気が付いたらもう12月。街もすっかりクリスマスムードですね。
さて、先日のライブも楽しく終了♪
でも実は、爪でちょっとヒヤヒヤしていました。

普段は特別トラブルなど一切ない丈夫な爪なのですが、
先月、不覚にも左手親指と、右手人差し指の2本の爪を自ら損傷してしまったのです。

左手親指は、栗の皮剥きをしている時に、包丁の刃が爪にスパッと刺さって(なぜか指先は無事)、
ほぼ真ん中に5ミリほど縦の切れ目が。
右手人差し指は、引き出しを開けようとしたら、思いの外その引き出しが重くて、爪だけがひっかかって&ひっくり返ってしまい(これは痛かった)、左3分の1くらいの場所に横に白い筋が入ってしまいました。

そう、この時はどちらも折れてはいないのです。
ところがどっこい、爪も生きている!
切れ目が入った場所、筋が入った場所から、日に日にに生気が失われていくではありませんか。
しかも、ほんの僅かな切れ目にも、髪がひっかかる...
こんな些細な事が不快この上なく、折れ防止、引っ掛かり防止にバンドエイドを貼って凌ぐ毎日を送ること1週間。
しかしながらバンドエイドじゃ見た目も悪いし、指先にまでテープが廻るので、感覚がなくなってしまい、日常生活がとってもとっても不便なのです。

そうこうする内に、損傷した所からモロくなった爪は、だんだん割れてくるようになりました。
指先の肉にくっついてはいるので、バキッとはいかないまでもグラグラとしてきて、上部が取れるのも時間の問題...
もはやバンドエイドでは防ぎようがありません。

そこで、ネイルケア売り場に行ってみることに。
確か昔、クラシックギター演奏のために爪を伸ばしている人から、補修製品があるという話を聞いたことがあったので、きっと何かあるだろうと思ったのです。
でも、メインはおしゃれ用の付け爪ばかりで、なかなか目指すものが見つかりません。
最初は補強用のネイルコートを試してみましたが、はっきり言ってまったく効果ナシ!
これは「爪がもともと弱いけど、マニキュアでおしゃれをしたい人」向けですね。
爪が指の皮1枚(?)で繋がっている人には、まったく無力でした。

この際、付け爪でもしてみるかとも思いましたが、いかんせん、これじゃギターが弾けないよなぁ...(^^;)
左手親指は、演奏に直接は関係ないとはいえ、左手指4本の力を受けるので、爪が半分でも折れたりすると、やっぱり影響はありそうだし、右手人指し指に至っては、影響大なんてもんじゃありません。
ボサは爪弾きでも指弾きでもOKなのですが、今はクラシック演奏のために右手だけ爪を伸ばしている関係で、ここ最近1年ほどはボサも爪弾きです。
もし右手人指し指の爪が折れて短くせざるを得ない状態になると、音を揃えるために他の指の爪もすべて切らなくてはなりません...
というより、爪が折れたら、ギターは痛くて弾けないかも!!

これは何とかしなくては...と、出かける度にあちこちのネイルケア売り場を探しまわり、
やっと補修用シルクシートを見つけました。
ネイルジェル(爪専用接着剤)で爪に直接シートを貼り、上からマニキュア等でコートして仕上げます。

早速試してみると、細かな作業はちょっと大変でしたが、なんとかなりました!
容赦なく水仕事をしても、とりあえず10日は持ちます。
ギターも弾けます。
剥がれてきたら、ぬるま湯につけてゆっくり剥がして、もう一度新しいシートで補修すればOK。
使用感もいたって快適で、自爪となんら変わりありません。
割れそうな場所が爪切りで切れる所(上)に来るまで頑張れれば良いので、この分なら爪が完全に元に戻るまで、乗り切れそうです。

たかが爪1枚、されど爪1枚。
折れたり割れたりすると、こんなに不便だとは...(>_<)
今後はよーく気をつけようと思います。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
左からシルクシート、接着材、
補強用マニキュア、トップコート、普通のマニキュア です。
シルクシートは、爪の長さや大きさに合わせてカットして使います。
ISO400 F6.3 1/30  +1.0ev 25mm

2008年09月03日

iPod nano 3G

20080903-1.jpg20080903-2.jpg20080903-3.jpg
iPod nano 3G 8GBを買いました。

  ●普段、仕事でヘッドホンをしていることが多いので、外出先でまで音楽を聴くということは避けていた。
  ●MacのOSが古くてiTunesが使えなかった。

という2つの理由で、購入を見送っていたのですが、増え続けるCDをあちこちへ持って行くなんて、この時代に逆行しているし、音楽好きならやっぱり欲しい!!
最近、写真のために買ったMacBookでiTunesが使えるようになり、念願叶いました。


そして、愕然としました。
知らない間に、世の中は変わったんですね。
音質がかなり良くなっているじゃありませんか!

  生楽器のナチュラルな音の音楽が好きだから、
  うるさい都会の中ではイヤホンではよく音が聞こえないんじゃないかとか、

  低音フェチの私としては、低音がよく聴こえないのも堪え難いとか、

  ちゃんと聴こうとして音量を上げると音漏れひどいんじゃないかとか、

こんな色々な心配も、杞憂でした。
元祖ウォークマン、CDウォークマン、MDウォークマン全部持っていますけど、全然違う!!
ドンシャリなロックとかがお好みの方だと、またちょっと違うかも?しれませんが、とにかく音質は昔の携帯プレーヤーからは格段に進化しているのは間違いありません。
そして、当然ながら小さい!軽い! なのにいっぱい曲が入る!
なんて素晴らしいんでしょう。。

難を言えば、iPodに曲を入れるのが面倒ってなくらいです。
でもこれも、事前作業ですからね。一度やってしまえばこっちのもの...と思って頑張るしかありません。
こんなところがアナログ人間ですが、私はやっぱりCD原物は手元に欲しいので「iTunes Storeで曲を買う」というのではなく、持っているCDをiPod に入れるという使い方をしています。
よって、地道に1枚ずつパソコンに読み込ませ、スペルの間違いをチェック(けっこうあります)、ジャンルの変更(ボサやMPBは元々のiTunes Storeのジャンルにないので、ジャズやラテンになっていることが多い)、ジャケ写真をチェック(これも間違いが多い)、iTunes Storeに用意されていないジャケは、ネットで探しまくって入力(これが、かなり古いのでも何処かしらにはにあるんです)、そして同期させて...
やっとのことで60枚くらい完了しました。
まだまだまだまだ入ります!
同時にまだまだまだまだ入れたいCDもあります...(^^;)


苦労の甲斐あって(?)ミニジャケ写真が液晶にずら〜っと並ぶと、なんだか嬉しくて1人ニンマリしてしまいます。
iPodで作曲者別、アーティスト別、曲タイトル別に検索ができたりするのも、本当に便利!
あぁ、早く買えばよかった...


ついでに、昨年カーステレオが壊れてラジオしか聴けない状態になっていた愛車用に、FMトランスミッターを購入し、車でもiPodが聴けるようにしました。
結論から言うと、走る場所によって周波数の設定はこまめに変えないと厳しいです。
変えても駄目な時もあります。
住宅街の近所はぜんぜん問題ないですが、国道などは場所によってかなりノイズやトラック無線らしきものが入りますし、首都高沿いには小さなラジオ放送局があるのか?普段のガーッというノイズにに加えて時折ものすごいノイズが入ったりするので、おちおち運転していられません。
よって、わりとリズムが多めでうるさい感じの曲じゃないと、音を楽しめません。
ジョアンの弾き語りは、車向きではないですね。。

しかも、ドアミラーを動かすとジジーッ、ウィンドウ・ウォッシャー液を出すとガガーッ、窓を開けるとザザーッ、
いちいちノイズが入ります(^^;)
これってウチの車だけでしょうか??
まぁ、車にCDを持込むのも面倒この上ないので、車でipodは「とりあえずは、良し」という感じです。

そして、そのipodを持って、車のノイズと格闘しながら、最後の夏を満喫しに都内ホテルのプールへ行ってきました。
折しもゲリラ雷雨の最終日で、この日も合間に1度だけ激しい雨に見回れましたが、なんとか天気も持ち直し、泳ぐことができました。
好きな音楽を聴きながら、プールサイドでのお昼寝も最高!でした。

ここのプールは都内なのに、わりと広くてお値段もお手ごろなんです。
座る場所さえ取り合いだったほどの一昨年のお盆時期に比べ、8月末はさすがにガラガラでのんびりできました。

さて、今度はiPodと何処へ行こうかな♪


[photo data] 
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8

1)iPod nano 3G。
アップルストアで一緒に買ったケースもお気に入りです。
ISO100  F4.5 1/2000  0ev

2)ホテルEAST21のガーデンプール。
上階の窓から見ると、人がミニチュアみたいでかわいい!
ISO200  F3.5 1/640 +0.7ev

3)ゲリラ雷雨の狭間の青空。
夏の雲と秋の雲が混在しています。
ISO100  F8 1/640  0ev

2008年08月15日

ある夏の日

20080815.jpg連日の猛暑は仕方ないにしても、この時期、一番怖いのはベランダに乱入してくる蝉(セミ)です!
どっちへ行こうとしているのか見当がつかない、あの盲目的な飛び方は何とかならないものでしょうか。
いつのまにか夜の間に信じられないような所に転がっていたりすることもあるので、朝は必ず蝉チェックをしてからベランダに出るようにしています(^^;)。

私の虫嫌いは相当なものなので、それだけにカンが働くというか、息も絶え絶えの蝉が家の周りのどこかに落っこちて来ると、

  ジッ ジッ ジジジッ...

というあの羽音が、家の中のどこにいてもすぐわかります。
もう10年くらい続けている有機野菜の宅配の箱も、開けた瞬間に

 あっ 虫がいる予感...!

これも、たいてい当たります。
先週も、ブロッコリーの花蕾に潜んでいた茎の緑にそっくりな巨大青虫を先手で見つけました。
アブラムシクラスのものは何とかこれでも慣れたんですけどね...
羽がついていて飛ぶものが、ホント駄目です。。


さて、話は一気に変わって楽しい方へ。
先日は、ボサノバ・ボーカルの生徒さんが行う初のソロライブの応援に、大塚のエスペトへ行ってきました。
「先生が来ると緊張するから...(汗)」
ということでしたが、やっぱり晴れ舞台ですからね!
いつもセッションに足繁く通って練習もバッチリされているのはわかっていたので、イチ観客として楽しませていただこうと、向かいました。

実際に始まってみると、緊張なんてどこへやら?というほどのリラックスした歌いっぷり!
MCも難無くこなし、6曲を表現力豊かに歌い上げてくれました。
2年前にレッスンに最初にいらした時には、ポルトガル語も何もわからないゼロの状態だったYさん。
でも、いつもお渡しする歌詞カードは、次のレッスン時には色ペンによる書き込みで真っ赤になっているような大変な努力家で、当然のことながら瞬く間に上達。
ついに初ライブとなったのでした。

お祝に持っていった花束を、ステージ終了後にお渡ししたのですが、
「とても素敵でしたよ!」
と、笑顔で一声掛けたかったのに、間近でYさんのお顔を見たら不覚にも胸がいっぱいになってしまい、水泳の北島選手じゃないけど「何も言えない!」状態に...!
ご本人が泣いてないのにここで私が涙する訳にいかないと思い、懸命に堪えていたら”満面笑顔で無言”というおかしな人になってしまいました(^^;)
でも、気持ちは伝わったかなぁと思います。


Yさんに限らず、私の生徒さんたちは、お仕事や御両親の介護などを抱えながらの様々な環境の中で、楽しみながらも地道な努力をたゆまず続けておられる方ばかりです。
決して、暇を持て余しての「なんとなく〜」の趣味ではなくて、いつも事あるごとに書いてはいますが、私自身、毎回色々なことを逆に学ばせていただいているくらいです。
これからもぜひぜひ生徒さんたちには、どんどん色々なステージで活躍してもらいたいなと思います。
次回はどなたが続くか、楽しみです!


[photo data] 
猛暑を避けるノラ猫。ここがお気に入りポイント?
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6
ISO200  F5.6 1/40 +0.3ev 43mm

2008年07月06日

一流の誇り

20080706.jpg日比谷へ行く用事あり、じゃあ、せっかくだからペニンシュラホテルにでも行ってみようかと、地下のカフェで待ち合わせをすることになりました。
香港のペニンシュラには大きなショッピングモールが入っていて、買い物にだけ行ったことがあるのですが、東京のペニンシュラに行くのは初めてです。
東京は香港に比べると規模は小さいものの、きらびらやかな概観と、落ち着いた雰囲気はさすが!
外国人のお客さまがけっこう多いようです。


1階のロビーラウンジのカフェとは別に、地下にもチョコレート、ケーキ、パン、紅茶などのショップと一緒になったカジュアルなカフェがあります。
私の方が先に着いたので、待ち合わせである旨を告げると、入口が見える位置の席に案内されました。
メニューを持ってきたギャルソンが
「お待ち合わせの方がいらっしゃってからご注文なさいますか?
 それとも先にお召し上がりになりますか?」
と聞いてくれて、

 そうか、そんな案もアリなんだ。

と思ったものの、先に注文することに。
カプチーノを頼んで携帯を確認したりしていると、先程のギャルソンとは別の、もう少し上の立場のマネージャー?かと思われる男性が、

「よろしければ、こちらをどうぞ」
と、1冊の雑誌を持ってきてくれました。

 はぁ〜 雑誌まで貸してくれるんだ。。

と思って開くと、なんと全部英語!
世界のペニンシュラホテルの紹介雑誌で、まるでファッション誌の「ヴォーグ」みたいな作りです。
当然ながら内容は全くわかりませんが、雰囲気としては格好良いし、なんとなくセレブ気分というのはこういう事か〜などと思ってペラペラめくり、それなりに楽しませていただきました。


そうこうしているうちに、立派なオリジナルマグカップに入ったカプチーノが運ばれてきました。
小さな小さなオレンジパウンドケーキがついています。
もちろん、味は文句無し。
飲みながらしばらく待っていると、待ち合わせの相方が
「今、日比谷駅に着いた」とメールしてきました。
ホテルは地下鉄駅からも直結しているので、もうすぐ来るなぁと開閉式のガラス扉の向こうを眺めていると、彼がこっちへ向かっているのが見えました。
わかったかな?と思い、ちょっと手を挙げかけた所で、彼は私に気付かず、何故か店の前を通り過ぎ、違う方向へ歩いて行ってしまったのです!
あれれ、店の入口付近がチョコレート売り場だったから、その奥がカフェだとわからなかったかな〜と思っていると、なんと彼が通り過ぎた直後、カフェのギャルソンがガラス扉を開けて店を飛び出し、彼を追いかけて行ったのです!
呆然とそれを見ていると、しばらくしてギャルソンと彼が一緒に店に戻って来ました。


そうです。
ギャルソンは、待ち合わせ相手が私に気付かずに通り過ぎてしまったのを見て、呼びに行ってくれたのです。
私は相手がどんな人だとか一言もお店の人に話してはいませんし、お店の人に困った顔をしてみせた訳でもありません。
彼に手を振ろうと”テーブルからちょっと右手を挙げかけた”だけ...
それだけで、店を飛び出して連れてきてくれるなんて、あっぱれとしか言い様がありません。
きっと、テーブル毎に担当ギャルソンが決まっていて、お客さんのことをよーく見てるんでしょう。
それを実にさり気なく、当たり前のようにやってしまう所に、ホテルマンとしての格の高さを見た気がしました。


席に着いた彼に聞くと、
カフェは見えたけれど、光線の加減で私の姿はちょうど見えなかったので、もしかして同じフロアに他にもカフェらしき店があるのか確かめてこようと思ったとのこと。
店を通り過ぎて歩いていったら行き止まりになったので、戻ろうと振り返った所でギャルソンに声を掛けられたのだそうです。


噂には聞いてはいたけれど、接客サービスは本当に一流でした。
館内はどこもピカピカ、案内もスマート、従業員は誰もが話す声の大きさもスピードも歯切れもちょうどよく、謙譲語・丁寧語・尊敬語すべてが完璧。おつりのお札までもが手が切れそうな新札で、1杯1500円のカプチーノでもしょうがないかな...と思ってしまいました(^^;)。


先日、東急百貨店の本店に行った際にも、ちょっと驚いたことがありました。
多めの買い物をして、それらをラッピングしてもらわなければならなかったので、店員さんが
「お包みに少々お時間をいただきますので、
 もし他にお買い物がございましたら、そちらをお済ませになっている間にご用意しておくことでもできますが、
 どうなさいますか」
と聞いてくれました。
ちょうど化粧品を買いたかった私は、
「あ、じゃあ1階で化粧品を見たいので、それから受け取りに来ます」
と(そんなことまで言わなくても良かったんですが)、思い浮かんだままにそう答えたのです。
すると、
「では、1階のクロークにお荷物をお廻ししておきましょうか」
と言われたのです。

  は? クローク?

咄嗟のことに、すぐには理解できずに一瞬固まる私。
今、居るフロアは6階です。
1階で買い物をしているなら、ラッピングが終わったら1階のクロークまで店の者が持って行くので、帰りにわざわざ6階まで来なくても1階で受け取れますよ、ということのようです。


しかし、デパートでクロークなんて利用したことがありません。
だいたい、クロークなんて何処にあるの??
そんなサービスがあることすら、初めて知りました。
こんな時ばかり小心者の私は、なんとなく申し訳ないような気がして、
次の瞬間、
「いえいえ、6階まで受け取りに来ます!」
と答えていました(頼めばよかった...トホホ)。
 
ホテルもデパートも、色々なサービスがあるんですね。
めったにデパートで買い物なんてしないけど、やっぱり違うんだな〜と感心してしまいました。
それをうまく活用できるようになってこそ、上客ということでしょうか。


接客態度ももちろんですが、私は人の言葉遣いが気になる方なので、ホテルマンやデパートの店員さんの綺麗な日本語にはいつもウットリし、それだけで気分が良くなってしまいます。
普段、おかしな接客日本語にイラッとしたとしても、自分だって完璧ではないし、そうそう指摘する訳にもいきません。
でも、自分ではそれほどとは思っていなくても、たまにきちんとした言葉遣いを聞くとすがすがしい気分が全身を通り抜けていくので、実はけっこうストレスなのだとわかります。


例えば、スーパーやドラッグストアのレジなどでよく聞かれる
「これ、一緒に入れちゃって、だいじょーぶですかね?」
...この日本語には毎回、憂鬱にさせられます。
食べ物と掃除用品を一緒の袋に入れたら良くないだろうと気遣ってくれるのは有り難いし、熱意は認めるのですが、友達じゃないんですから!
「こちらもご一緒してよろしいでしょうか?」「同じ袋でもよろしいですか?」
と言うのが、接客業としては普通ではないでしょうか。


「駐車券は大丈夫ですか?」
というのも、ガックリくる一言です。
私の駐車券は、どこか体調でも悪いのでしょうか。
「駐車券のご利用はございますか?」
と言ってくれたら、気持ち良いのになぁ。。


飲食店で唐突に
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
というのも、過去形にすれば丁寧になると思っている誤解が横行している証拠です。
最近、これは聞き慣れてしまって来ましたが、本来なら
「お飲物はお茶でよろしいでしょうか」ですよね。
さっき「お茶で」と言われたような気がしたけど、水が良いって言われたっけ?どっちだったかな?確認してみよう...ということで、
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
と言うならわかりますが、こういう使い方は、もはやされていないようです。
「大丈夫ですか」と「〜でよろしかったでしょうか」の乱用は、もう誰にも止められないのでしょう。


他にもあります。
いつだったかファミレスで、家族で食事の後に話をしていると、コップのお水が少なくなったのを見て、注いでくれようとしたウェイトレスの女性が唐突に私のコップを掴み、
「お水を汲ませていただきますっ!」
そして全員の水をドーッと注いで行ったことがあり、一同唖然。
私たちは馬ですか...??
気持ちも一生懸命さもよくわかるけれど、こういう時は
「失礼致します」
と言って、そっと水を注いで行けば、それで良いのではないでしょうか。


でもこれは「若い人はなっとらん」「常識がない」という問題じゃないと思います。
おばさんでもおじさんでも、おかしな日本語の人はたくさんいますし、たぶん知らないだけなのです。
決して乱暴だとか無愛想だとかではなく、当の本人は一生懸命、親切丁寧にしているつもりなのですから、とてももったいない気がします。
ペニンシュラのギャルソンも東急本店の店員さんも若い人でしたので、ちゃんと教えさえすれば、誰でもきちんとした話し方も接客もできるのです。
要は教育なのだろうなと思います。
あとは、自分の仕事に誇りを持っているかどうか、でしょうね。


そして、私もいい大人なんだから、時には客として高くてもちゃんとした所に行って、接客のプロに対応してもらうというのも必要なんだなぁと思いました。
そういう場所に身を置くと、自分も「きちんとしなくちゃ」と襟を正して、イヤでも背筋が伸びますからね(笑)。

普段はカジュアルで気取らない気さくなお店がいいけれど、たまには自分への投資をしよう〜と思った出来事でした。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/160 +1.3ev 25mm

2008年06月18日

モデル撮影会へ行く。

20080618.jpg「人を撮る」撮影会へ行ってきました。
以前に参加したオリンパス主催 女性限定講座「PhotoRouge」のモデル撮影バージョンです。


これまで私が被写体にできたのは花とか、小物とか、風景とか...
自ら動かず、時間がかかっても文句を言わないで、いくらでも付き合ってくれるモデルだけだったのですが、やっぱりせっかくなら一眼レフで人も撮ってみたいですよね。
まずは家族をモデルに何回か練習はしましたが、うーん。。やっぱり何かコツがあるはず。
今回の講師はポートレートを専門にしている女性カメラマン村尾昌美氏。楽しみに当日に臨みました。


会場は、都内の元・小学校です。
少子化で廃校になった小学校を、地域の文化活動や一般に貸し出すレンタルスペースとして活用しているとのことで、他にも様々な人々が利用していました。
校庭では何かのドラマのロケなのか、運動会のシーンの撮影が行われていましたし、私達の隣の教室からは
「我々は、光を求めて行〜く〜の〜だ〜〜〜♪」
という男女の混声合唱のような歌が時折、突然に聴こえてきて、何?!とギョッとすることもしばしば。
後で廊下を歩きながら隣の教室の中をチラ見したら、ダンボールで作ったと思われる鎧のようなものを着た人々が集まって、台本を手に手に熱心に練習中。どうも芝居の稽古のようです。
または子育て中の親子のふれ合いスペースや、定年後のおじさま達の集う新聞閲覧&コーヒー休憩室ありと、賑やかなのです。
そんな中、私たちは講師、アシスタント、モデル、スタッフ(オリンパスのスタッフ1名のみ男性)を含め女ばかり20数人のカメラ団体。
ハタから見たら、うちも充分「あの人たち、何?」状態ですけどね。


ここの学校は大都会の真ん中なので、廻りは住宅や高層ビル、マンションが立ち並びます。
「くれぐれも校舎から外を撮らないように」
と、まず注意を受けます。
まぁ、私達は女性ばかりなので、そんなには怪しくないかとは思いますが、超望遠レンズで外を撮っていたら盗撮か?と誤解を招きかねませんので...ということでした(笑)。


教室で簡単なカメラ操作の説明の後、早速、次回の講評会に出す作品の形式が発表されました。
それが、なんと...組写真だったのです。
モデルの入ったショット2枚と、イメージショット1枚の3枚を組み合わせ、ストーリーを作って組写真として提出する...って、初心者なのに?! けっこう難しいお題が出たのですよ。
ということは、最初からある程度考えて撮らないと、後でとっても困ることになります。
そうはいっても、本格的に人を撮るのは初めての私(他の人も、大多数はそう)。
そんなことにまで頭がまわるかしら??と思いながらも、とにかくやるしかありません。
オタオタしながらも、一眼レフが初めての人と、ある程度は使える人の2グループに別れ、モデルを撮る時間と、イメージフォトを撮る時間を交互にしながらの撮影がスタートしたのでした。


私は一応「ある程度は使える人のグループ」になったので、最初にモデルさんを撮影することになりました。
モデルさんに教室の窓辺に立ってもらって、いざ始めると...かなりの逆光に苦戦です。
とにかく撮りまくる私達に講師は、
「ほら、逆光よ! 補正、補正!」
「同じ方からばかり撮らないで、動くのよ〜」
「全体ばっかりじゃなくて、目のアップとか撮ってみたら?」
「高い位置から撮るのもアリよ」
「モデルさん、今度これ持ってもらおうか」
「ポーズに指示をだしてね〜 どんどん言っていいのよ〜」
と、さかんに呼び掛けます。
それに応えつつ、頑張る私達。。


ある程度撮ったところで、レンタルで頼んでいた小さなレンズに交換しようとしていたら、
「それじゃなくて、これがいいわよ。使ってみて」
と、講師が差出したのは、50-200mm F2.8-3.5(注釈*1)の超望遠大型レンズ!
「こ...こんな大きなので撮るんですかぁ?」
置いてあったのは見たけれど、誰が使うのかな〜なんて思っていた私は、仰天。
この小さなカメラに、付くんですかね...と思ってしまうほどのデカさですが、当然ながらちゃんと付くんですね。
しかし、重い(920グラム)!! 
カメラの先に、1リットルのペットボトルをくっつけて持ち上げてみぃ!と言われてる感じです。
まるでバズーカ砲のようなカメラをヨタヨタしながら構えて、明るさの設定をしてから撮ってみたら...

  すごい!

なんて良く撮れるんでしょーっ!!
何が違うのかわからないけど、現実として画が違うのはわかります。
「私、写真うまくなった??」という感じです。
やっぱりレンズが違うと違うんだ!と密かに感動しながら、そりゃあそうだよなぁ〜
ボーカルのエフェクターをWavesに変えた時、
「私、歌うまくなった??」と思った(笑)あの感じと同じです。


しかし、きっと高いレンズだろうし、どんなに良く撮れたとしても、こんな大きなレンズを持って歩くことには耐えられそうにありません。
レースクィーンやコンパニオンを撮っているカメラ小僧が持ってるような、あんなレンズなんですが、そのくらいポートレートに心血注げれば話は別として、今の私が自分でこのレンズを買うことはないでしょうね...
ということで、今日しっかり使わせてもらおう!と、俄然、張り切ったのでした。


実は今回、愛用カメラE-410は家でお留守番。
カメラも、発売になったばかりの新機種E-520をレンタルしました。
というのも、410には手ブレ補正がついていないので、補正の付いた1ランク上の機種を使ってみたかったのです。
手ブレ補正というのは、一般のコンパクトデジカメにはみんな付いているし、最近のデジタル一眼レフにも、たいていは付いています。
私が410を買った時は、
「手ブレなんかしないから、手ブレ補正なんかいらない」
と、なぜか強気で決めたのですが、とんでもない!ブレまくりです。
今までブレなかったのは、補正のおかげだったんだと、はじめてわかったのですが、時すでに遅し。
練習すればブレなくなりますけど、撮る時に呼吸を瞬間的に止めるので、長時間撮るとちょっと疲れます。
思った通り、手ブレ補正のついた520は断然使い易く、410よりは大きくなるけど持ち手のグリップ部分がとても持ち易く、最新機種だけあって、他にも色々進化していて、

  なんて使い易いの〜〜!! これ欲し〜っ

と、感動するほどでした。


レンズは他にも35-100mm F2.0(注釈*2)の望遠も使いました。
こちらの方が見た目は小さいのですが、実はもっと重くて、1650gあります。
今回、このレンズが一番良かった気がしましたが、帰ってきてから調べたら、お値段なんと35万円!!
...やっぱり、明るいレンズは高い=良いんだよなぁ。。


それと、大人気で品薄状態が続く25mmF2.8のパンケ−キレンズ。
これを装着すると、私の410は世界最少最軽量の「明るいレンズとの組み合わせデジタル一眼レフ」になるのです! 見た目もかわいいし、何より軽くて小さくてお散歩カメラには最適最強!
一度使ってみないことにはな〜と思っていたのでレンタル予約をしていたのですが、想像以上に良かったので、帰宅後に注文しちゃいました。単焦点(ズームではない)レンズは、見たままに撮れるし、自分が寄ったり引いたりしながる撮るのも楽しいんです。


そして今回、とても驚いたのは、モデルさんのプロっぷりです。
今まで一般素人しか撮影したことのない私でも、それなりの写真が撮れるのは、7割は彼女のおかげです(残り2割がレンズ、1割が自分のカメラ設定でしょうか)。

具体的にプロモデルの何がすごいかと言うと...
まず、まばたきしない。
ファインダーを覗いてから、シャッターを切るまでの間、まばたきをしないで待っていてくれるのです。普通、どんなに気をつけたつもりでも、
「あれ、半目になちゃった」「変な顔してる時に撮ちゃった」
ってことがありますよね。でも、それがナイのです。
シャッター音がすると、彼女はすばやくまばたきをして、また次のシャッター音まで待っている...最初は気がつかなかったけど、他の人が撮影している時にモデルさんを見ていたら、ちゃんとそうなっていました。
そしてまばたき同様、シャッターを切るまでの間、体も動きません。
動いている姿を撮る場合は別ですが、撮るまでキチッと止まっていてくれるのです。
しかも「姿勢悪いから、もっと胸張って」とか、基本的なことを言ったりしないでOKというのは、当たり前のようでいて、プロならではでしょう。
しかも、撮られるのは正面からだけではありません。一度に360度から大勢に撮られることもある訳で、どこからでも変な写真にならない表情とポーズをするというのは、かなり大変なことだと思います。


そして、1ショット毎に表情をつけてくれます。
一度シャッターを切ると、次の瞬間に違うポーズ、または違う表情をしてくれるので、連写しない限り、同じような写真がいっぱい続く...ということになりません。シャッターを押す数だけ、色々な写真が撮れるのです。
もちろん、こちらの指示にもすぐに反応。
指示以上の表情とポーズをしてくれるので、下手に言わない方がいいんじゃないかと思ったほどです。

撮られていない時は、普通の可愛い女のコなのに、仕事になるとオーラが出るというか、やっぱり違います。たまには変な顔になっちゃったりしないのかな〜と思いましたが、それもナイ。
今回、1対1で指示を出しながら撮影するというのもやったのですが、カメラ目線なんて、凄いです。女の私でもドキドキしちゃうくらい(笑)で、他の人も「こっち見られると緊張しちゃいますね〜」と口々に言っていました。
男性が女性モデル撮影会に通うのも、なんとなくわかる気がしました。

...という訳で、下手なテニスも、相手がうまいとそれなりに続くように、未熟なカメラマンも、プロのモデルさんだと何とかなるのです。
と同時に「モデルって可愛いだけじゃないんだな」と、つくづく思ったのでした。。


そして、今回大変だったのは、光の調整。
撮影場所が教室、廊下、屋上と3カ所もあり、場所によっては光源も変わるし、たとえ同じ場所でもカメラを向けた方向によって光量がぜんぜん違うので、その度の補正に苦戦しました。
ちょっと日が翳っただけでも、すぐに変わってしまうんですよね...でも、良い練習になりました。
まぁ、何はともあれ、まずは撮ってみるという実践の場を提供してもらえるのはありがたいことです。
講座自体は、2回(1会回目が撮影、2回目が講評)完結のため、基本的な操作のみの説明で、撮影のコツというのは、そんなには教えてはもらう時間がなく、それがちょっと残念だったかな。。
でも、具体的に聞けば色々教えてくださるので、私は「暗めのライブハウスでミュージシャンを撮る」コツ等も個人的に教えてもらいました。しかしながら、やっぱりカメラの固定やRAWデータ処理など、プラスαのことをしなければいけないこともわかったので、それは徐々に頑張って行こうかと思います。


さて、組写真には頭を痛めている最中ではありますが、とりあえず、この撮影会で撮った1枚をUPです。
写真は機材や設定もさることながら、まずは被写体選びや構図が大事だなと、今回も感じました。
とはいえ、最初から最後までほとんど設定を変えずに撮ってしまった最初の撮影会よりは、進歩したかと(笑)。

約2時間で撮った総枚数、410枚!
あっと言う間の1日でした。

[photo data]
Olympus E-520 ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5
ISO400 F3.2 1/160 +1.0ev 83mm
モデル:夏実かほ  撮影:柳沢暁子

(注釈*1)
オリンパスE-3、410、420、510、520はフォーサーズシステムのため、35mm判換算では画角は倍になります。フォーサーズ25mm=35mm判換算50mm。

(注釈*2)
F値とは、レンズの明るさを示す値。数字が小さくなるほど明るく、ボケ感を生かした綺麗な写真が撮れます。女性が好きなポストカード的写真は、F1.4のレンズで撮影されていることが多いです。

2008年06月12日

恋愛体質

20080611.jpg恋人がいない期間がほとんどない、という友人が何人かいます。
別れても、またすぐに好きな人が現われて、自ら告白し、これまたすぐに上手く行くのです。
でもそれは決して無理矢理にでもなく、遊びでもなく、そしてモテ自慢でもなく、いつも真剣に真摯に考えての行動なので、話を聞いていても厭な感じはまったくしません。
ただ純粋に「すごいな〜」と思って、私まで元気になるのです。


彼女たちに共通するのは、明るくて積極的、同性の友人も多く、その同性から見ても愛らしい性格。
そして必然的に、見た目も雰囲気もかわいらしい。
やっぱり、笑顔は何にも勝るってことですね。
恋する女性はやっぱり綺麗だし、恋は心のテンションを上げる最大の手段だなと改めて思います。


詩曲を書いていると、
「これは実話ですか?」「体験談ですか?」
と聞かれることがよくあります。
「幸せな歌ばっかりですね」「ごちそうさま〜って感じですね」
とも言われますが、いえいえ、そうじゃないんです!
内容はもちろん事実もあるし、そうじゃない事もあります。
人によるとは思いますが、全部ノンフィクションというのは、なかなか...そこまでさらけ出すのは勇気がいりますよね。
歌は、違う自分になれるのが、魅力でもありますから。
それに悲しい歌って、私は本当に泣けてしまうので、歌うのがツライのです。歌い手が泣いちゃダメなんですけどね。


でも。
10代の頃など、若い時はわりと勢いで書けたことが、今はちょっと躊躇するというのもあるし、その逆もあるし、日本語はストレートに人の心に入って行くので、だんだん年齢を重ねて行くと、恋愛の歌を作って歌うことが、こっぱずかしく感じることがあるのは事実です。
そんな時に、ある知人から
「年齢が行くと、恋愛の歌じゃなくて、環境問題とか自然を歌う曲を作るようになる」
という話を聞いて、愕然。

  確かに、そうかも...

もちろん、大人になって地球規模に目が向くようになって、というのもあると思いますが、これって、それだけじゃない気もするのです。
たぶん色々と恋愛沙汰を経験した結果、今さら恥ずかしくて...ということもあるのでは?


しかし、ちょっと考えてみると、
ドリカムの吉田美和や竹内まりや、松田聖子だって、今でも思いっきり恋愛の歌を歌ってますよね。
それを聞いても、別に何の不自然さも感じない。
大人の女性が、恋愛を歌っても別に変じゃないよね?と思わせてくれるのはプロの為せる業か??
そうだとしても、恥ずかしいなんて、自意識過剰かもしれないと思えてもくるのです。
そして、彼女たちを観ていると、

  私もまだ当分、恋愛の歌を作って歌おうっと。

と、力強く思うのでした。

恋愛の達人である友人たちの話を聞いて一緒に胸ときめかせるひとときは、柔らかい気持ちを失わないでいるための貴重な時間でもあったりします。
そして目下の疑問が1つ。

  すでに彼女が居る人を好きになってしまった時は、どうするのか?

達人たちは、そういう人は、そもそも好きにならないのかな〜
かく言う我が家には
「恋人がいる人を奪っても、廻り廻って結局は自分もいつか捨てられる。
 だから恋人がすでにいる人はやめた方がよい」
という家訓があった(笑)ので、私の場合、恋人が居る人は自動的に恋愛対象外になっていたのですが、好きになってしまってから恋人が居るとわかった時には、どうするんだろう??と、最近ふと思ったのです。
素敵な人って、たいていは独り身じゃないですよね。彼女が居ないと、逆にどうしていないんだろう?何かあるのかな?とか思ってしまったりして(笑)。
別れたばっかりとか、そうそうタイミング良く出会うとも限らないですし...


今度、達人の秘訣をちょっと聞いてみようと思っています。
次回生まれ変わった時、前世の記憶の片鱗が、来世の私のどこかに残っているかもしれないし?!
あ、もちろん、作詞の糧のためにも。

2008年06月09日

20080609.jpg1度ホタルを観てみたい。
でも、いったいどこに行けば観られるんだろう?と思っていたら...
なんと、我が家の裏手の公園の川に、ゲンジボタルが棲息しているというではないですか!
まさに灯台元暗し。ぜんぜん知りませんでした。
一応、我が家は東京都内です。

どうも今年から「ホタルの夕べ実行委員会」なるものが地元の方々で結成されたらしく、突然のPR開始。ポスターが貼られ、チラシが配られ、開催イベントがあり、駅から道案内の看板が並び...えらい変わりようです。
その甲斐あって、私も生まれて初めてホタルを観ることができました。


テレビやアニメーションのホタルのイメージしかなかった私は、ホタルというのは、ボーッと光りながらフワ〜ッと飛び交うものだと思っていたのですが、実際のホタルの光はもっとシャキーンとして力強く、何も知らずに観たら、クリスマス・イルミネーションの電球かな?と思うほどに黄金色でクッキリしたものでした。
そして、その光はまるで呼吸をするかのようにゆっくりと点滅し、会話をしているかの如く、他のホタルと光り合うのです。
一斉に光っていたかと思うと、しばらくしてお休み状態になったり、1匹で悠々と飛んでいるのがいたり、紫陽花の葉に2匹留まってゆっくり点滅していたり、川辺の岩の上で静かに光ったり。
綺麗なのはもちろんですが、ホタルの動きは予測がつかず、観ていて全然飽きません。
川辺からかなり高めの木の枝まで、想像以上に広い範囲を飛び交っていました。
乱舞とまではいかないまでも、多い所では20数匹が光り合い、思わずうっとりと見とれてしまいました。
捕まえられそうなくらいにすぐ近くまで飛んで来るのもいて、そばで観たら、けっこう小さいんですよ。
コガネ虫くらいに、もっと大きいかと思っていたら、大型の蠅くらいしかないのにはびっくり。
あんなに小さな体で光るなんて、本当に命がけですね。


帰ってきてから調べたら、ゲンジボタルの成虫は15ミリ。
そして東日本のゲンジボタルは4秒に1回点滅し(西日本は2秒に1回)、点滅のパターンで他のホタルと種類を区別しているそうです。
オスもメスも両方が発光し、勝手きままに光るのではなく、呼応しあって光ります。
また、オスの方が光る範囲が広く(光が大きい)、飛びながら光るオスに対し、メスは岩の上など地上からそれに応えて光るのだとか。
なるほど〜 うんうん、本当にそうなってました。


ホタルの光は、幻想的というよりも、私にはむしろ現実的に思えました。
小さな自然が、あれだけの光を放つという、そのパワーに圧倒されます。
あのアピール力を見習いたいです。。


ホタルを撮るのはいかんせん初心者の私には難しいので、写真はあきらめましたが、何人か大型望遠レンズに三脚という重装備で頑張っているおじさま達に出会いました。
デジカメや携帯で撮っている人もいましたが、フラッシュ焚かれちゃったりして、それじゃ写らないでしょう?!
ホタルは、この目でしっかり観るのが一番です!


とにもかくにも、一度は観たいものベスト3の1つの、ホタルが観られて満足でした。
あとの2つは、鵜飼いと、鯨(ホエールウォッチング)!
こればっかりは、近所という訳にはいかないですが、いつか必ず叶えたいと思います。

2008年05月26日

大きな手

20080526.jpg私は手が大きい方です。
同じくらいの女性もわりといらっしゃいますが、これ以上大きいという人には、ほとんど会ったことがありません...

具体的には、左右の手とも、広げると親指の先から小指の先まで直線で20センチ。
これはピアノの鍵盤でいうと、ドからオクタ−ブ上のドを越えて、その隣のレまで余裕で届く長さです。
さすがにド〜ミは無理ですが、たぶん身長170センチ前後の平均的な男性の手ぐらいはあるんじゃないでしょうか。


なので、ギターを弾いているのを観たお客さまからも、
「手、大きいですね〜」
と、よく驚かれることがあります。


本当は小さい手の方が女性としては可愛いんだろうなと思いますが、とりあえずは楽器演奏に有利ではあるので、私の場合は両親には感謝しましょう(笑)。
でも、手が大きいからといって、上手に弾けるとは限らないのが難しいところ!
要は使い方の問題なので、大きけりゃ良いというものでもないのです。

よって、ギターを始めようかな...と考えている女性から、
「手が小さいんですが、弾けるでしょうか」
と聞かれると、私はいつも
「手の大きさは、関係ないです」
と答えています。
デカ手の私が言うのは説得力がない?!かもしれませんが...
うーん、でも手の小さな人で、ギターが素晴らしく上手な方々はたくさんいらっしゃいますし、極端に小さい場合は別ですが、おそらくピアノでオクターブが届けば(これで、だいたい16センチ)、ボサノバを弾くのには問題ないと思います。


ジャズピアニストの綾戸智恵さんは、手が小さくてピアノのオクターブが届かないのだそうです。
それでクラシックを諦めて、ジャズへ転向したそうですが、そんなことは微塵も感じさせないほどの見事な弾きっぷりですよね。
ギターも、リュート時代の曲や、もともとピアノ曲だったものをギター用にアレンジしたクラシック曲は難しいので、残念ながら突き詰めるところ手が大きくないと弾きにくい...という壁にぶち当たることはあるかもしれません。

でも、ボサノバはジャズと同じように、自分でバッキングをアレンジすることができるのです!
どうにもこうにも届かない!ところは、届くようにコードを変更すればOK。
しかしそれよりも、ちゃんと練習すれば、ボサで手が届かないコードというのは、たぶん...無いです。
だから、女性の小さめの手でも大丈夫なんですよ。


他にも、「握力がないから」という理由を挙げる方も時々いらっしゃるのですが、基本的にギターに握力も関係ありません。
男性が、独学でなんとかギターを弾いてしまう方が多いのは、大きな手と豊富な握力の為せる業だと私は思っていますが、それに頼ってしまうことが無理を重ねることに繋がって、手を傷めるなどの問題を招くことも時にはあります。
小さい手の方は、頼るものがない分、手や指の使い方を工夫すれば良いのです。
そして、それが結果的に上達への近道になったりするので、一概に手の大きさの良し悪しとは言えないな〜と思います。


体が大きい方がよく声が出るとか、若くないと上達しないとか、そんなの関係ないっていうのは気休めだとか...(笑)
色々な見解があるかとは思います。
でも、結局は「自らに制約を設けない人が上手くなる」のではないでしょうか。
自分ではどうすることもできない体型や年齢を理由にあきらめてしまうのは、もったいないですよね。


私が今まで師事したり、現在も師事している音楽の女性師匠たちは、私よりも小柄だったり、2まわり近く小さな手の方ばかりですが、私なんぞが一生かかっても到達できないような素晴らしい技術を持っていらっしゃいます。
そんな師匠を前にして、「できない」なんて口が裂けても言えない(笑)!
ということで、このデカ手を存分に生かせるように、しっかり精進したいと思うのでした。


2008年05月09日

体の使い方

20080507.jpg今までのブログ記事の中で一番反響の大きかったのは、2006年7月に掲載した「左手生活」です。
これは、私が石灰沈着性手首関節炎になった時のことを書いた話なのですが、かれこれもうすぐ2年にもなるのに、今も月に数回は「この病院を教えて」というメッセージをいただきます。
あまりに多いので、すべてUPはせずに直接お返事していましたが、今月を機にお返事するのを止めることにしました。


なぜって、意地悪じゃありませんよ(笑)。
すでにブログを書いた当時からかなりの年月が経っていて、私はそれきり、もう通院していませんし、この病院が今も適切な治療を行っているのかもわかりませんし、私の主治医だった医師が今も診察しているのかもわかりません。
未確認な情報を無責任に提供するのは、どうかな...というのと、もう1つの大きな理由は、
「病院を教えることが、根本的な解決にはならない」と思ったからです。


石灰沈着性の関節炎は、手首や肩などの関節付近によく起こる、反復性の高い症状です。
「これといった原因はなく、体質による」と言われます。
でも私は、今はもう完全に症状が出なくなりました。
それは「体質が変わった」から?? 
いえいえ、そうではありません。
「体の使い方を変えた」からです。

当時の私には、病院へ行くほどではないものも含めた体の痛みが、手首以外にもいくつか起った事がありました。
それは、もうさほど重要視しなくなっていたり、あきらめていたり、そんなもんだと思っていたり、良い時と良くない時があったり...
でも、やっぱり痛くない方が良いに決まっています。
だから何とかしたくて、色々と勉強し、情報を探しまくったのです。


そして辿り着いたのが「ボディ・マッピング」でした。
これは、人間の体の構造を正しく学び、構造に反した使い方をやめて、機能的に体を使えるようにするという画期的な内容でした。
そして文献を読むほどに、この考え方は、武術(柔道、剣道、合気道、馬術など)やリハビリ等の場で使われている考え方とまったく同じであることがわかりました。
武術は、ひとたび間違えると怪我をしますよね。
リハビリは、故障からの復帰... 体の機能を取り戻したり、それ以上痛めないようにするためのものです。
普段の生活では、武術や怪我などの極端な体の状態になるようなことはしませんが、実はそういう普通の人ほど、間違った体の使い方をしている可能性が高いのです。
その小さな積み重ねが、実は怖いのですよ。
実際に症状に出た時は、かなり慢性化しているので、本人もつらいし、治りにくいのです。


例えば、これは私がギターの生徒さんによくする話ですが、
手(指も含む)は、親指ではなく小指が主導で動くようになっています。
   は?? 
と思われる方も多いでしょうけど、まぁ、簡単なことなので聞いてくださいね。
何か物を手全体で握る時、親指&人差し指側から指を握っていくのと、小指側から握っていくのでは、手の使い方は明らかに違います。
ゴルフのグリップは、小指側から握って...と言いますよね。
テニスのグリップもそうですね。
親指&人差し指側から握って行くと、手首も腕もよく動かず、スポーツでは怪我をします。
ギターでは怪我まではいきませんけど、ひどくなれば腱鞘炎になりますし、何よりも上達しません。
このように、「どうやって体は動くようにできているのか?」ということを理論的に学ぶのが「ボディ・マッピング」なのです。


そして、手だけ学んでも、意味はありません。
体全体の総合作用を理解する必要があります。
ちょっと解剖学みたいな感じなのですが、決して難しくはないんですよ。
本を読んで、「そもそも私は、体の使い方が間違っていたんだ...!」と気が付いた私は、
生活の全てにおいて自分の体の使い方を改めることにしました。
体は本当に奇跡の如くによく出来ていて、それを理解・実践するのはとても楽しく、
日々の生活上での自分の行動を注意深く観察して、研究して、直して、そして気がつくと...
手首の痛みも、他の症状もまったく起らなくなりました。
(思い起こせば、この関節炎のきっかけはペンの持ち方の悪さだったようで、今も私は文字を書く時には特に注意しています。不思議とギターを弾くのには影響はなかったのですが、悪化すれば弾けなくなっていたかも...!)


よって、私の関節炎が治ったのは、病院のおかげではありません。
こんなことを書くと医師に申し訳ないようですが(苦笑)、結局、関節炎を治すのは自分なのです。
(自分のせいじゃない関節の病気もありますので、その線引きは必ず医師に判断してもらってください)
もちろん、急性の痛みを取り除き、注意を促してくれた医師にはとても感謝しています。
でも、その後をどうするか...繰り返すのか、完治させるのかは、自分次第なのです。

いくら注射や薬で症状が楽になっても、それは単に薬の力の一時的な現象です。
関節炎が起こるような体の使い方を続けていたら、薬剤が切れれば、また同じ様に同じ場所に炎症が起こります。
それから、よく言われる「無理をしたから痛くなった」「頑張りすぎて痛めた」は、大きな間違いです。
もともと、体は使い過ぎても壊れないように、痛まないようにできているのだそうですよ。
普通の人では想像もつかないようなトレーニングを重ねるプロのアスリートや、難しい業を極める職人さんたちは、無理をしていないのでしょうか? なるべく体を動かさないように休み休み生活しているのでしょうか? 
...そんなことありませんよね。
ちょっと使いすぎて痛くなってしまうようだったら、あなたは一生、自分の動作に制限を設けて生きていかなくてはなりません。そんなの、イヤですよね。
しばらく休めば当然、その時は良くなりますが、間違った動きを始めれば、元の木阿弥です。
だから、「体を痛めないように体を動かす」ことが大切なのです。


ということで、急性期のひどい症状は、注射や薬で抑えた方が後の治りは早いので有効ではありますが、
根本的な原因が改善されない限りは、完治はあり得ません。
どんなに良い医者に診てもらっても、どんなに良い薬があっても、残念ながら解決はしないのです。
いくら頑張って海を綺麗にしようと浜辺のゴミを拾っても、川の上流でゴミや汚水の不法投棄が慢性的に続いていたら、どんなに掃除をしても無駄なのと同じです。


これといった原因の見つからない関節炎でお悩みの方は、ぜひ自分の体の使い方を根本から見直してみてください。
あなたがツライのは、そこ1カ所だけではありませんよね?
他にも、痛みがあったり、不快な場所があるはずです。
みんな原因は同じかもしれませんよ。


今まで何十年としてきた事を変えるのは、とても根気のいることですが、それで炎症の苦しみから解放されるんですから、決してそれは苦しいことではないですよ。
もう遅い、なんてこともありません。いつからでも始められます。
「ボディ・マッピング」は、「アレキサンダー・テクニーク」とセットになって論じられるもので、関連書籍はたくさん出ていますので、探してみてください。
これに限らず、武術など体全体を使う術を習っても良いでしょうし、体の構造を熟知しているスポーツインストラクターに相談するのも有効でしょう。
悩める皆さんに、1日も早く痛みのない日々がやって来ますように。


2008年05月05日

たんでぃがーたんでぃー

20080504.jpg連休前半に、宮古島へ行ってきました。
山がないので川がなく、赤土の流失や生活排水が流れ込むことの少ない宮古の海は、透明度が抜群に高いと聞いてはいたものの...その美しさは例えようのないほど!
太陽に照らされた海は、水深によって鮮やかなブルーからグリーンへとグラデーションになり、一番浅い場所はついに透明となって、海上の船はまるで宙に浮いているかのように見えます。
東洋一美しいといわれる前浜ビーチ(写真)は、波打ち際まで魚が泳ぎ、これが自然のものとはにわかに信じ難いほどの風景でした。


自然を満喫となると、肝心なのはお天気です。
あいにく、私が到着した日の午後はバケツの水をひっくり返したような大雨が降っていて、空港からホテルまでレンタカーで通った道がどこなのかよく判らない程でした。
このままずっと雨だったらどうしよう...と心配したのもつかの間、翌日の予報は雨だったのに、翌朝カーテンを明けると、空はケロッと晴れているではありませんか(笑)。
良くも悪くも島の天気は大変変わりやすく、本当に天気予報はぜんぜん当たらないのです。
宮古は梅雨でも1日中雨ということはないそうで、地元の方は自分で空を見て、風を読んで判断しているようです。
私が滞在中に、後から到着した宿泊客とエレベーターなどで一緒になると、彼らは決まって
 「予報では雨だって言うてたけど、ぜんぜん晴れとるやんけ?」
 「晴れるって言ってたのに、降ってるねぇ...」
などと、実際の天気とのギャップに目を白黒させていました。


東京のように予報はほぼ当たり、1日中ほとんど天気が変わらないような地域から来ると、その時々に一喜一憂してしまうのですが、そんなことではいけないのですね。
結局、今回のお天気は2勝2敗...といったところ。
全部が快晴ではなかったのですが、全部晴れだったら遊び過ぎて体力が持たなかったであろうとも思うので、ちょうど良かったでしょう(苦笑)。
曇りでも雨でも海は綺麗ですが、キラキラ度はやっぱり違うので、快晴が理想ですけどね。
「地元でずっと海の仕事をしていても、やっぱり晴れるとテンション上がりますよ!」
と、シュノーケルのガイドさんも言っていました。

海の綺麗な宮古には、たくさんのダイビングとシュノーケルのスポットがあります。
私はシュノーケルが大好きなので、今回は新城(あらぐすく)と八重干瀬(やびじ)へ行ってきました。
新城では、カラフルな小魚から体長30センチはあろう大物までが悠々と泳ぐ海で、様々な珊瑚やシャコ貝などを観てきました。
八重干瀬では、珊瑚にもたれて休んでいた海亀にも会うことができました。
そして海の中の素晴らしさはもちろんのこと、何よりもすごいのは、海の表面の色がこの世のものとは思えないような色...深い所は濃い青、底が珊瑚の所はエメラルドグリーン、浅くて底が岩盤になっている所は宝石のペリドット(蛍光緑)色をしていることです。
そういう場所が南北約10キロ、東西約6.5キロに渡って広がって点在していて、その中をボートで移動しながら、幾つかのポイントで海に入ります。
海って、こんなに色々な色をしてるんだ... ちょっと怖いくらいの自然の姿でした。


しかし、5月の海は、まだ寒かった!
真冬でもダイバーは潜りますし、普通の人は平気みたいですが、私は他の人よりも体が冷えるのが早いので、ちょっと厳しかったです。
いつもガイドさん曰く「脂肪が少なそうだからね〜」だそうですが、私のような人は、船が沈没したらまっ先に死ぬタイプですね(苦笑)。
だいたい50分くらい泳いでいると、ウェットスーツを着ていても体が芯から冷えてしまって、手の指先が痺れて、そのうち感覚がなくなり、それを越すと体がガタガタ震えてきます。
シュノーケルは、1本約60分程度が目安になっているようですが、あともう1歩の10分に、どうしてもついて行けないのです。
よって、いつも少し先に上がったり、3本入る所を2本にしたり...と、寂しい思いをするのでありました。
でも、それでも海に入りたい!
そこで私が立てた計画は...

  ◎行く時期を、もっと水温の高い7月〜にする。
   →気温が高ければ、海から上がった後に体が温まり、回復できるので。
  ◎温かいお茶の入ったマイ魔法瓶を持参する。
   →自販機やホテルでも温かい飲料は売っていないし、
    ボートにはたいてい、冷たい飲み物しかないのです。
  ◎体が芯から冷えないうちに、次に備えて早めに上がる。
   →単純に、1回の入海時間を短くすれば、本数入れますよね。
    欲張らずに30〜40分で上がれば、体温の回復が早いはずです。

次回はこれらを実行してみよう!と意気込んでいます。
船酔いはしない体質がせめてもの救いですが、自分の体力の乏しさを痛感するのでありました。
水中でも貼れるカイロとか、あったらいいのにな〜!!

それにしても、自然の中へ行くと、日頃使っていない五感が刺激されるのを実感します。
  今朝の風は東から吹いているから天気は回復する... 
  もうすぐあの雲が来るからかなり雨が降る...
そんなことを考えて暮らすことなんて皆無だということの方が、本当はおかしいのかもしれない。
たった数日居るだけでも、海と風と光を頼りに、何かを掴もうと本能は動くのですよ。
島の人がのんびりしているのは、数時間先の天気のように、どうなるかわからないようなことに振り回されていたって仕方がないという、日々日常からの為せる業なのかもしれません。
  良い事も、悪い事も、ずっとは続かない。
  いつも時間は動いていて、大切なのは今。
なんだか禅の教えみたいですが、そんなことに気付かせてもらったような気がします。

タイトルの「たんでぃがーたんでぃー」は、宮古の方言で「ありがとう」の意味です。
覚えられそうで覚えられない方言が、たくさんありました。
島らっきょう、もずく、海ぶどう、アーサ、アロエ、紅いも... 美味しい食材もめいっぱい満喫。
日の出と共に起き、海の色で深さを計り、潮の匂いを感じて、1日に数時間泳ぎ、満点の星空を仰いで眠る...
いつも、のんびりしようと思って海へ行くのに、気が付くとめいっぱい動き廻ってしまう貧乏性の私ですが、それもまた島のパワーですね。
さて、今週からまた頑張るぞ〜

2008年04月10日

アサイー

20080410.jpg♪アサイ〜
...というジャヴァンの曲にでも出てくるアサイーは、ブラジルの果物です。
先日、ふらっと立寄った渋谷のナチュラルローソンで、なんとアサイーのドリンクを発見!

日本ではまだ認知度が低いものの、ブラジルではアサイーはとってもポピュラーです。
栄養価が高いので、リオではバールで朝食代わりに食べる人をよく見かけました。
「飲む」ではなく「食べる」と書いたのは、ブラジルでは冷凍したアサイーをミキサーで撹拌してフラペチーノ状態にし、それに牛乳をかけてスプーンで食べることが多いからです。
ちょうどシリアルみたいな感じですね。
アサイー自体にはあまり味がない?とかで、バールでも好みでバナナやイチゴ、マンゴーなどを一緒にミキサーにかけてもらえます。
さすがにこの食べ方は日本では定着しないでしょうけれど、これがけっこう美味しいんです。


ナチュラルローソンは普通のコンビニと品揃えがちょっと違うとはいえ、まさかここでアサイーに巡り合えるとは!
沖縄のメーカーの100%マンゴージュース(那覇空港などで買える、現地メーカー製品)を買おうと握りしめていたくせに、アサイーを見つけてあっさり心変わりしました。
お値段は確か280円くらい?
マンゴーミックス、ベリーミックス、アサイーだけのもの(とは言っても、たぶんバナナは入ってる)、と3種類も置いてありました。
販売元は「フルッタ フルッタ」というブラジルの果物輸入販売メーカーなので、味は本物です。
ボトルもブラジルで売っているような、ずんぐりした形で、かわいいんですよ。
たぶんラベルだけ日本仕様になっていて、他は現地と同じものなんじゃないかな〜と思います。


さて、肝心のお味の方ですが...
例えようがないんですよね。相性の良いバナナやヨーグルトが一緒に入っていることが多く、そっちの味しかしないというか...
喉越しはトロッとしているけど、味は”薄めのチョコバナナヨーグルトドリンク”という感じでしょうか。
美味しさを追求したら、沖縄の100%マンゴージュースに軍配が上がることは、認めます(笑)。
でも、健康食品だと思えば、青汁を飲むより、断然楽なのでは〜?
見た目よりは飲み易いですよ。疲れた時なんかには、お薦めです。


他に、アサイードリンクはタリーズでも飲めます。
みなさんもぜひ一度、試してみてください。

さて、
店頭から消えてしまわないうちに、また買いに行かなくちゃ!

2008年04月04日

練習嫌い

20080404.jpg「練習が嫌いなんです。本番が大好きなんですよ〜」
というアーティストに会う度に、不思議に思っていました。
なぜなら、そういう人に限って、とても良い演奏をするからです。

本番よりも練習大好き!な私としては、

  練習が嫌いでも、上手くなれるんだ〜
  やっぱり、ステージが楽しめるような人じゃないと、
  良いパフォーマーにはなれないんだなぁ。。

と理解していたのですが、最近、それが大きな誤解であると気が付きました。


実は、「練習が嫌い」という人の練習量は、
「練習が大好き」な私よりもきっと多いのです!!


だって、どう考えてもおかしいですよね。
楽器演奏や歌は、練習が嫌いな人が、日々ダラダラとトレーニングしているような状態で「ものすごく上手にできるようになる」ほど簡単なことではありません。
ということは、「嫌いになるほど練習をしている」ということなのでは?!
そして、だからこそ本番を楽しめるのでは?!

よく考えれば、彼らは
「練習しない」とは言ってない(笑)。
「しない」と「嫌い」は大きな違いです。


そりゃあーもちろん、今は毎日そんなには練習しないにしても、彼らには、相当死にものぐるいで頑張った時があったはずです。
私の読み通り、彼らとよくよく話をしていると、だいたい過去に少なくとも平均3〜4年、集中して猛特訓している期間があります。
3〜4年猛特訓(ここがポイント。気ままに何となくは意味なし)、そのまま10年精進してやっとモノになってくる...という感じでしょうか。
ジョアンだって、今でも「イパネマの娘」を練習しているそうですから(笑)。


こうやってトップに上った人たちにとっては、練習期間は苦痛ではなく、その過程を楽しみながらやっていることなので「苦労」であるとは思わないし、逃げずに粘って頑張れてしまう、あっという間の日々なのでしょう。
そして「もう駄目、これ以上はイヤだ〜っ!」という限界に来た頃に、何かを掴めるのでしょう。
ご本人たちにとって見れば、特訓した事実はもう過去のことで、今は、最終的な「もう練習はしたくない」という感情しか存在しない。だから
「どうやったらそんなに上手になれるんですか?
 毎日どのくらい練習しているんですか?」
と聞かれて、
「私(俺)、練習が嫌いで...」
と答える。
...こう考えたら、今までの謎が解けました。

スポーツなら、皆さん「練習が大事」と認識するけれど、芸術は感性だから、練習なんてあまり必要ないと思われる人も多いようですが、そんなことはありません。
以前、イラストレーターの方にも
「昔、吐くまでデッサンの練習した」
と聞いたことがあって、「絵は生まれつきの才能」と思い込んでいた私はビックリしたのを覚えています。
特に、基礎練習はするとしないは、その後の伸びが全然違うのはよくわかるので、
嫌いになるまで... 本当に文字どおり「吐く」まで基礎をトレーニングするのは、体が覚えるために必要なのでしょう。

練習大好きで上手な人もいるので、それが当たり前かと思っていましたが、
そうじゃないパターンも、けっこうありますよ。
上手な人の「練習嫌い宣言」に、騙されてはいけません〜!

「練習が好き」なんて言っているようではダメなんだわ。。と思いつつも、
楽しめているだけ、とりあえずは合格か?と思い直す私。
まだ当分は、大好きでしょうね(苦笑)。
出来ないことはまだまだたくさんあるし、それができるようになるのは、嬉しい!楽しい!


そういう期間を経て、
「私、練習が嫌いなんですよ」
と、いつか言えるようにないたいものです。


2008年03月31日

桜、満喫

20080401.jpg多摩川へ家族で花見に行ってきました。
土手沿いに植えられた桜は、噂には聞いてはいたけれど、見事な大物ばかり!
ここの桜は、両脇が遊歩道と土手になっていて、この土手の段差エリアが、絶好のお花見ポイントなのです。
座ると、ちょうど目の前に桜。
木の下に陣取って見上げながらの花見とはひと味違って、桜と相対してじっくり花を観られるのも、オツなものです。

それにしても、よくぞここまで人が集まった...と思うほどのすごい人です。
かくいう我が家も、妹が朝からブルーシートで場所取りを、
両親が開店前から高島屋に並んで京都「菊の井」の予約制弁当を、
私が開店同時に自由が丘「ケミュ」の贅沢プリンと「蜂の家」のいちご大福を調達するという気合いの入れよう(笑)。
見事な役割分担で、久々の本格花見を満喫できました。

この日はあいにくの曇り空でしたが、午後からの雨にも降られず、うまくお開きとなりました。
でも、やっぱりこの時期はちょっと花冷えしますね。
来年は七輪でも持っていこうかな??

2008年03月20日

入院騒動

20080214.jpgそれは、突然のことでした。
前日は夜中の0:00まで仕事をするほど元気一杯だったのですから、未来というのはわからないものです。

寝る時に何となくお腹が張るような? いつもより胃が重い? とは思いながらも、夕食を食べ過ぎたのかもぐらいに軽く考えて、念のため胃薬を飲んで就寝したのですが...

お腹の張りはまったく収まりませんでした。
それどころか時間が経つにつれ、お腹が痛い。そしてなんだか気持ちが悪い。
呻くほどの痛みではないにせよ、まっすぐ上を向いて寝ることができません。
横を向いて海老のように丸まっていると少し楽かも...
でもなんだろう?? この身体のだるさは?
熱が徐々に上がってくるような背中の鈍痛に、

  風邪でもひいたかな?

と、おでこを触ってみても、熱くはありません。
とにかく、身体中がなんともいえないイヤ〜な感じなのです。
あっちを向いたりこっちを向いたり、ごろごろ寝返りを打ちながら眠ろうとしますが、眠れない。

  うーん、困った。。

翌日(厳密にはもう0:00時を廻っているので、当日ですが)は昼の12:00からボサノバのレッスンが入っていました。
ふと時計を見ると、すでに4:00。
「とりあえず水でも飲もうか」と思い、起き上ってキッチンへ。
しかし動いたことで、何とかバランスを取っていた体調が一気に悪化したのでしょう。
コップの水を少し飲むと、あろうことか気持ちの悪さが倍増! 急に吐き気に教われました。
それでも私の場合、もともと吐き気はあっても実際に「吐く」ということは稀なので、この時も

  たぶん、前に吐いたのは10年くらい昔かな??
  吐けないのもつらいよなぁ。かえって吐いてしまえたら楽になるのになぁ

などと思いながら、吐き気と闘っていました。
しかし、今回は様子が違うようでした。
結局は嘔吐し、トイレの壁にもたれながら

 これはまずい。本当に体調が悪いらしい。

と思いました。
それでも、それを認めたくなかった私は「吐いたからこれで収まるかも」とか、「ちょっと眠れば回復するかも」などと考えていました。


よろよろとソファに倒れこみ、背もたれに背中を押し付けると、背中のいやな感じが和らぎました。

 えーい、このまま眠ってしまえ!

と念じるも、刻一刻と悪くなる体調。
だんだんと夜が明け、結局は一睡もできずに朝になってしまったのです。


===============
お腹の中は完全に休業状態になっているようで、ウンともスンとも言いません。
昔、絵本で読んだ「7匹の小山羊」の話の中で、最後に小山羊たちを食べた狼が、小山羊の代わりにお腹に石を入れられて、川へ水を飲みに行ってバランスを崩し、川に落っこちるシーンが頭をよぎりました。
私のお腹も、まるで大きな石を入れられたようにドーンと重く、歩くにも、まっすぐ背筋を伸ばせないのです。


水を飲むと嘔吐してしまうので水分補給ができず、さすがにこれはもう「今日はレッスンはできないだろう」と思いました。
仕方がないので、寝ながら生徒さんたちに「お休みさせてほしい」と携帯メールを打ち、さて、どこの病院へ行こうか?と考えました。
幸い、ここ5〜6年は風邪らしいものを引いていないので、近所の内科には予防接種でしか行った事がなく、あまり当てがありません。
とりあえずは、その予防接種を受けた比較的大きめの開業医の電話番号を探しだし、受付時間を聞こうと電話をしてみると、受話器の向こうからはテープの非情な録音音声が流れてきました。

「本日、木曜日は休診日となっております。当医院の診療時間は〜〜」

なんてこった! こういう時に限って休みなんて。
あとは、近所にはもう1件しか内科がありません。
でも、ここはあまり評判が良くなくて、行くのはちょっとためらわれました。
そうなると、残るは大学病院か、市立病院でした。規模が大きくなってしまうけど、仕方ありません。どっちも混んでるし、内科にはかかったことがない。。
さて、どうしよう? どっちにしよう?


開業医にせよ、大規模病院にせよ、どちらも家からはアクセスの悪い場所にあり、歩いてはいけません。だからといって電車では、ものすごい遠回り。
吐かずにタクシーに乗っていられるかも、あまり自信がなかったので、考えた末「近い方」ということで市立病院へ行くことにしました。
電話をしてみると、初診は11時まで受け付けているとのこと。
これで点滴でもしてもらえば良くなるだろうと思い、ひとまずはホッとしました。
脱水が激しくなると、血圧が下がってしまって立ち上がることもつらくなり、1人では病院に行けなくなります。
救急車を呼ぶのは避けたいし、なんとか頑張って早く病院へ行かないと!!


動くと吐き気が襲ってくるので、吐き気が収まった瞬間にばばっと動いて、またジーッとしての繰り返し... 
まるで敵地に忍び込む忍者のようだと、自分でもおかしくなるほど、準備にはえらく時間がかかりました。

 頑張れ、頑張れ、病院へ行くまでの辛抱だから!

と自分に喝を入れ、気合いで玄関まで行き、携帯でタクシーを呼びました。
吐き気が収まった隙に家を出て、やっとタクシーに乗ったのです。


===============
病院は、車で10分くらいの場所にあります。
車内で吐いては申し訳ないと、一応ビニール袋を持参しましたが、車に乗っている間は窓からの風景に気が紛れたのか、大丈夫でした。

元気な時には気にもしなかったけれど、大きな病院ほど書くものがたくさんあって、矢継ぎ早に色んなことを言われます。
あれを書いて、これを出して、ここで待って、その後でこれをそっちに出してからあっちへ行って、やれ血圧を計って来い、やれ体温を計ってこっちへその用紙を出して、向こうで待って...って、具合が悪いから病院に来てるんですけど!
患者自体が動かなければならないことが何と多い事でしょうか。

朦朧となっていた私は「はいはい」と聞いたものの、途中でどうするかわからなくなり、用紙を握りしめて
「あのー、これ出してから待つんでしたっけ、出さないで待つんでしたっけ?」
と受付に聞きに行ってしまいました。


なんとか一通り済ませて、吹雪に吹かれて丸まっているフクロウみたいに待合い室の椅子にうずくまって待っていると、5分もしないうちに看護婦さんがやって来ました。
「お腹は今も痛いですか? 気持ち悪いですか?」
この時、熱は38度くらいでした。
私は平熱が高いので、そんなにつらい訳でもないのですが、活動していないのに38度は、さすがにちょっと大丈夫ではありませんでした。
「座っているのと、横になっているのと、どちらが楽ですか?」
看護婦さんにこう聞かれて、私は思わず
「そりゃあー、横になった方が楽です」
と間髪を入れずに答えてしまいました。すると、
「では、こちらへどうぞ」
と、すぐに処置室のベットへ案内してくれたのです。


ありがたや...
小さなベットでも、横になれれば、だいぶ違います。
やはり真上を向いては寝られないので、横向きになってジーッとしていると、20〜30分後に医師がベットまで診察に来てくれました。

「どうですか? お腹痛いですか? 吐き気はまだありますか?」
とたずねられ、
「前に急性腸炎をやったことがあるんですけど、それに似たような痛みと症状で...」
と言いかけると、医師はあっさりと
「今回も、それですね。急性胃腸炎でしょう。」
と言いました。
当てちゃいました、私。と思っていると、
「これはもう、入院ですね」。

ええっ、入院なんて大袈裟では...と思いながら
「入院って、2〜3日で帰れますか?」
と聞くと、医師は笑って
「2〜3日じゃまだ絶食している期間ですよ。
 その後、少しずつ食事を戻してから退院ですから、1〜2週間です」
と言うのです。
1週間も入院するなんて... これは困ったことになりました。
たまたま3つの仕事の締切りが週末に重なっていて、今日は木曜日。
「ちょっと待ってください...」
と、寝ながら枕元のバックの中からスケジュール帳をズルズルと取り出して予定を確認するに...
すべて今から断るのは、ツラいものがありました。

往生際が悪い私は、
「仕事があって... 一度家に帰ってちょっと片付けてからまた入院しに来るとか...」
と言うと、
「帰れるくらいなら、入院しなくても済みますよ」。
まだ決心がつかず、
「点滴しながら、考えていいですか?」
と言うと、医師はきっぱりと、
「点滴1本くらいじゃ、良くなりませんよ」。

...わかりました。
そして、そのまま入院になったのです。

===============
検査のためのレントゲン撮影をしてから車椅子に乗せられて病室へ上がると、最上階角の4人部屋が私の部屋でした。
処置室のベットより大きなベットへ移り、看護婦さんがカーテンを閉めて立ち去る足音を聞きながら、私は大きな安堵感に包まれました。

  あぁ、これでもう具合が悪くなっても大丈夫!

...って、もう充分に具合が悪いんだけど(笑)、気合いでなんとかせにゃーというのが必要なくなって、心の底からホッしたのです。
自分ではそんなことを思っているとは露ほども感じていなかったのに、実際には「1人でいる時に、ものすごーく体調が悪くなったらどうしよう」という不安は、とても大きかったようです。
そしてその後、昨夜から初めて1時間ほど眠ることができたのでした。


夕方、入院の知らせメールを受取った母が、入院一式セットを持って病院へやって来ました。
私は、点滴のおかげで吐き気は収まっていましたが、お腹は相変わらず痛く、点滴のスタンドにすがって歩くような状態。
パジャマに着替えると、より一層病人らしくなりました。
お腹の痛みは胃腸の炎症による収縮だそうで、ずーっと胃腸を誰かに握りしめられているような感じが続いています。
「お腹の痛みが強くなったら、痛み止めを追加しますから、我慢しないで言ってくださいね」
と医師にも看護婦さんに何度も言われていたので、

  何でそんなに言うんだろう? このくらいなら我慢できるのに!

と思っていたら、とんでもない。
家族が帰り、夜になるにつれて一層激しくなってきました。
あまりの痛みに背中まで痛くなってきたので、これはもう駄目だと観念。
こういう事だったんですね。
こんなに痛くなることを、さすがに医者はわかってたんだ...
痛み止めの点滴を追加してもらうと、かなり強い薬らしく、あっという間に痛みは楽になり、数分後に看護婦さんが私の様子を見に来た時には、私はすでに眠ってしまっていました。
この時も「あぁ、入院していて良かった」とつくづく思ったのでした。

==========
翌日は、だいぶお腹の痛みも収まって、自分としてはかなり元気になったような気がしました。
すると、やりかけの仕事が気になって、それを何とかしてからゆっくりしようと思い、家族に家から持ってきてもらった訳し途中の翻訳をなんとか仕上げ、とりあえずお休みできるものは連絡をして... 
さすがにパソコンは持ち込めないので携帯と電話とFAXで何とか先方に連絡をつけて、やっと一安心できました。
昔は入院しながらも仕事のことを気にするなんて、忙しぶってるようで
「そんなことをしてるから、良くならないんだ」
なんて思っていましたが、その本人が、この有り様です。
案外、自分のことは自分ではわからないものです。


1本、2本、3本...
最初は数えていた点滴の本数も、途中からわからなくなりました。
急性胃腸炎は、基本的に補液の点滴と安静が治療(痛み止め以外の薬の処方はしない)なので、結局は24時間の点滴をして、おとなしくしているしかありません。
お腹はぜんぜんすかなかったので、3日間の絶食はさほどつらくなく、意外にも、ベットでボーッとしていることも、それほど苦ではありませんでした。
結局、9日間の入院中、「あぁ、暇だぁ〜」と思ったのは最後の1日くらいでした。


思えば、最近ちょっと忙しく(しているのは自分ですが)、

   あぁ、冬眠したい...

と、思うことがしばしばありました。
現実逃避の夢が現実になった今、仕事はおろか家事も雑事も何にもしないで、ただ寝ているなんてことは、私の一生の中で、もしかしたら初めてかもしれない、と思いました。
でも、やっぱり人と関わって、外の世界と接していた方が楽しいよなぁ...
買い物したり、美味しい物を食べたり、友達とおしゃべりしたり、ギター弾いたり、歌ったり。
特別なことをしていなくても、生きている毎日というのは、充分に意義のある証を積み重ねる作業なのですね。


===============
写真は、入院中に家族に頼んで持ってきてもらったカメラで撮りました。
病院という非日常の世界には、魅力ある被写体がたくさんあって、ウズウズしてしまうくらいなのですよ!
本当は、点滴の調整をしている部分に雫が落ちる瞬間を撮りたかったのですが、いざやってみると、右手に点滴の針が刺さっているので、カメラを構えると管がゆ〜らゆ〜らと揺れてしまって、撮れないということがわかりました。
せっかくなので、他にも色々と撮ろうと思い、
「カメラを置いていって欲しい」と懇願しましたが、
「病人のくせに」と、さっさと取り上げられました。
何事も体が資本、ですね。

2008年03月09日

春めいて

20080309.jpg春といえば、5年前から毎年行っているボサノバの発表会。
今年は5月末に予定しています。
ようやく全員の曲目も決まり、私は譜面作りに追われる日々ですが、どうせ花粉のせいで外にあまり出られない3月は、仕事がはかどります(笑)。

歌う曲は、生徒さんの希望を聞いて、相談しながら決めています。
すると面白いことに、毎年「人気が集中する曲」があるのです。
昨年は「Vou te contar」、今年は「Minha saudade」と「Palpite Infeliz」。
今までにレッスンした曲ではなく、新たに発表会用にこれからレッスンする曲なのに?
全員個人レッスンなので、生徒さん同士が話したり相談したりすることはないはずなのに?
しかも今年の2曲は、一般的に誰もが知っているような「イパネマ」のようなとても有名な曲でもないのに?
不思議なものですね。

さて写真は、伊豆の美術館のお土産でもらったトンボ玉。
蓮が大好きなので、蓮モチーフの品には弱い私です。
お気に入りの1つで、春の光を撮りました。

2008年03月07日

野田琺瑯

20080307.jpg近くに行くと必ず立寄るキッチン雑貨の店で、偶然目にしたのが野田琺瑯(ほうろう)の保存容器「ホワイトシリーズ」でした。
その美しい白に惹かれて手にしてみると、丸みを帯びた優しい形の手触りに何とも言えない感覚を覚え、特に保存容器が欲しかった訳ではないのに、サイズ違いの物を2つ購入してしまいました。
まさに、一目惚れです。

実際に食品を入れてみると、シール蓋の密閉性は高く、他ににおい移りすることもなく、中の食材も渇きにくく、使い勝手も文句無し!
そして、とにかく綺麗。
たかが容器に、うっとりしてしまうのです。
冷蔵庫の中で鎮座する容器を見るだけで笑みがこぼれてしまう...
いえいえ、これ、私だけではないんですよ。
ネットで検索すると、私と同じような人たちがたくさんいたので、安心したくらいです(笑)。

今まで知りませんでしたが、そんな素敵な物を作ってしまう野田琺瑯という会社は、キッチン用品業界ではとても有名な会社でした。
ここの製品は、そんじょそこらの安っぽい琺瑯ではありません。
もともと私は琺瑯が好きで、計量カップや鍋やバットなど、色々持ってはいるのですが、ちょっと箸やスプーンがあたっただけで傷になってしまうので、
「見た目は可愛いけど、やっぱり使いにくいな〜」
と思っていたのですが、それは大きな間違いでした。

...とういことで買い足しが続き、我が家の「ホワイトシリーズ」は、あっという間に4つになりました。
1つは梅干し専用。
赤と白のコントラストに、今日も見とれる私です。

野田琺瑯
http://www.nodahoro.com/


2008年02月10日

St. Valentine's Day

20080210.jpgバレンタインデーのチョコレートは、買うものと決めています。
手作りなどをした頃もありましたが、東京に居ながらにして、世界中の有名ショコラティエの作品を堪能できるせっかくの機会を逃すなんてもったいない! 東京には、有名店の店鋪が普段もありますが、あちこちに買いに出かけなくても同じフロアに一同勢揃いするなんて、チョコレート好きには夢のよう..ということで、この時期は存分に楽しませてもらっています。
ここ最近は、男性に贈る分よりも、女性が自分用に買うチョコレートの方が予算が多いそうですが、確かにそうかも(笑)。
私は贈りながら自分も一緒に食べているので、自分のなのか?彼のなのか?区別なしです。

さて、今年は3種類を購入しました。
1つめは、昨年行ったベルギーで、力尽きてたどり着けなかったピエール・マルコリーニ(写真)。
銀座のカフェもいつも長蛇の列で、一度パフェも食べてみたいと思いながらも、なかなか叶わず、まずはチョコレートを購入しました。

2つめは、フランスのラ・メゾン・デュ・ショコラ。
なぜか箱が大変お高いお店で、何度も表参道店を覗きながらも手が出せなかったチョコレートです。今回お店で話を聞いてみたら、袋包装でバラ買いもできるし、無料の箱もあるとのこと。
なのでバラ&無料箱で買ってみましたが、ぜんぜんこれで充分満足なラッピングでしたよ。
あんな立派な箱なんて、いらない、いらない!

そして3つめは北海道のロイズの生チョコ。
本当はシャンパン味が食べたかったのだけど、期間限定商品に替わられてしまっていて、仕方なくその限定品レミーマルタンを購入。レミーマルタンも好きだから、まぁいいんですけどね。
上記2つに比べると、かなりお手ごろな価格に思えてしまいますが、味は負けずにしっかりしています。

そして...今回はピエール・マルコリーニに軍配が上がりました。
ここのチョコレート、本当に美味しいです!
もちろん、ラ・メゾン・デュ・ショコラも甲乙付け難いほど美味しいので、このレベルになってくると個人の好みの問題ですが、ピエール・マルコリーニは、クリーミーさと、カカオと、甘さのバランスが絶妙。人気があるだけのことはあるんだなぁと実感。
これはアイスクリームにも大いに期待が持てそうです。やっぱり、並んででもパフェを食べに行かなくては〜!
ラ・メゾン・デュ・ショコラは、同じくフランスのジャン・ポール・エバンと似た感じなので、ビターチョコのプラリネに目が無い方は、こっちの方がお好きかもしれません。


と、なんだかんだと言っても、普段はロッテの冬期限定ラムレーズンチョコレート「ラミー」が大好きな私。
冷蔵庫には欠かしません。
これ、昔は夏でも売っていたんですけどね。冬だけと言われると、メーカーの思うツボで、集中して食べてしまいます。
ハーゲンダッツ・アイスクリームのラムレーズンも冬期限定なので、同じツボにはまります。


まだ14日まで日があるし、あと数種類は宝石ショコラが堪能できるかも。。。

2008年02月01日

呪縛からの解放。

20080201.jpg2月は私の誕生日月です。
そして今年は、運転免許証の更新年でもありました。
しかし、私はそれをすっかり忘れていたのです。

幸運にも思い出せたのは、同じクールで更新の妹が、年明けに「免許更新に行く」と言ったからでした。
自分はてっきり来年くらいだったかなと思いながらも、念のため期限を確認したところ...

   えっ 平成20年って、今年のこと??


...あやうく失効するところでした(汗)。

通常は「更新のお知らせ」のハガキが届きますよね。
でも、私は転居をしていて、しかも引越しをしてから住所変更をしなきゃしなきゃと思いながら、なかなか行けずに早3年が経ち...
郵便転送期間もとっくに過ぎているので、当然ハガキが来るはずもなく。


また忘れないうちにということで、さっそく先日、更新に行ってきました。
ちなみに今回は、ちょっとたくらんでいることもありました。

それは、運転条件に付いている「眼鏡」を無くしてもらうこと。
私は普段、裸眼で生活していてぜんぜん困らないのに、車の運転の時にはかけることになっているのです。
こんな変な言い方になったのは、以前の更新(5年前)の後に、急に視力が回復したからで、
(詳細を知りたい方は、以前のエッセイから「ブラジル療法」をご覧くださいませ。
http://www.NetLaputa.ne.jp/~akiko/myvoice.html)
実は今は眼鏡がなくても運転に支障はないのです。

しかし、一度目が悪くなった時についてしまった運転条件は、更新のタイミングでしか変更してもらえません。
まぁ普通は、目が悪くなってから回復するというのもあまりないでしょうから、しょうがないですけど...
ということで、今はしっかりと記載されている「条件;眼鏡」の効力には抗えず、仕方がなく運転の時はかけているのでした。


当日は、念のために眼鏡はもちろん持参し、視力検査の検査官に申し出ました。
「昨年の健康診断では視力が良くなってたので、裸眼で検査してみていいですか?」
おじさん検査官は
「そうですか、じゃあ、それでやってみましょう」
と言うと、私に3つのCマークを読むように立続けに言いました。


思いきり、よく見えました(たぶん、1.0くらい?)。

私が全部答えると、おじさんは
「あー、ぜんぜん大丈夫だねー。
 じゃあ、条件取ってあげるからねー、はい、次は9番窓口ね」
と、快く「眼鏡なし」にしてくれたのでした。
やったー!!
日常生活で眼鏡をかけていないだけに、運転の時にうっかり忘れて取りに戻ることがあったりして、ホント面倒だったんですよ。


晴れて、眼鏡の呪縛から解放。 万歳!


お正月は激混みだったという運転免許試験場も、さすがに平日朝はけっこうすいていて、優良講習の30分間を入れても1時間半弱で新しい免許証が交付されました。
実家が試験場のそばなので(頑張れば、歩けます)、「帰りに寄るね」と言ってあったとはいえ、
あまりに早いので母がびっくりしていたくらいです。
ちなみに、講習ビデオ(今はDVDですね)の1シーンは、うちのすぐ近所でロケがされていて、遠くに我が家が写っていたので、ひとり興奮してしまいました。


写真は実家ベランダの、名も知らぬ花。
今年はもう一度くらい、この花のような雪が降るかもしれませんね。

2008年01月28日

花惑う季節

20080128_remedio.jpg花粉症の季節になりました。
まだ症状は出ていませんが、私も先週から薬を飲み始めています。
ここ数年お世話になっている薬”クラリチン”は眠くならないし、副作用もほとんどないし、胃も荒れないし、私にはとても合っているようです。

実はこの薬、花粉症以外にも効果を発揮します。

私は小学生の頃から、冬場になると足(膝から下)に蕁麻疹が出るのです。
でもそれは”寒い場所に出て歩いた時”だけ。普段はまったくなんともありません。
暖かい家から寒い外へ出て歩くと、5分程度で猛烈な痒みに襲われます。
掻きむしって流血することもしばしばですが、我慢していて脳貧血になり、吐きそうになったこともあって、掻くも地獄、掻かぬも地獄。
たかが蕁麻疹とは言えないほど、本人にはつらいものでした。
暖かい場所へ移動し、しばらくじっとしていると痒みは徐々に収まりますが、
毎日のことだし、すぐに店や駅に入れるとも限らないので、冬の朝は特に憂鬱だったのです。

室内と外の気温差がなければ症状は出ないので、冬以外は問題なく、
病院での診断は「寒冷蕁麻疹だろう」とのことでした。
でも当時は良い薬がなかったのか、軽視されたのか、
「体質だろう」と、薬も処方されず、何度受診してもまったく解決には至りませんした。
よって、学生時代は家から駅までの10分間を歩くことができないので、
自転車で駅まで行き(自転車なら数分)、雨の日は親に駅まで車で送ってもらい、
どうしても歩かなければならない時は途中で店(本屋とか、スーパーとか)などに入って温まる...などなど。
そして何より普段は「寒い時には極力、5分以上は続けて歩かない」ことを心掛けて過ごす人生を送ってきたのでした。

ところが、花粉症を発症し、薬を服用しはじめて、ふと気が付いたのです。

  あれ?足が痒く無い!

絶対に痒くなるような寒い日でも、まったく痒くならないのです。
運良く、花粉症の時期と、寒冷蕁麻疹の時期(1〜3月)は同じです。
数カ月とはいえ、毎日連続で薬を飲むということに最初は少し抵抗があった私も、

  1粒で2つの効果があるなら!

と、今ではそそくさと服用しています。

もともと花粉症用の薬はアレルギー用の薬なので、蕁麻疹などにも処方されるものなのですが、
昔だってアレルギー用の薬が何もなかった訳ではないでしょう(クラリチンが日本に登場したのは、5年位前のことなので)に、どうしてお医者さんは何も処方してくれなかったのかなぁ...


とにかく、医学の進歩に感謝です。

2008年01月21日

Happy Camera Life♪

20080121.jpgデジタル一眼レフを購入して早や約3週間。
試して撮ったり、情報収集してわかったことが色々ありまして、どうも思ったように撮れないのは、腕もあるけど、レンズの種類によることも大きいらしい...
とは言っても、交換レンズはかなり高価で、カメラ本体より高かったりするので、そうそう気軽に買えるものでもありません。
色々な基礎知識も、こんがらがってきてよくわからないし、何で時々シャッターがおりないのかも謎だし、真っ青になったり真っ黒になったり、うまくボケないし、オートで撮るなら一眼レフの意味ないし...
  
  買ったはいいけど、さて、どうしよう??

ボサノバギターを初めて弾こうと思った時以来ですね、この感覚。
そんな中、ふと見たカメラ雑誌で、私の持っている機種専用のカメラ講座をメーカーが主催していることを知りました。

それは、オリンパスが主催するPhotoRougeという女性限定講座で、今までの写真教室の常識を覆すような内容でした。

例えば、自由が丘を散策しながら街の風景を撮る、夕暮れの東京湾をクルーズしながら撮る、白金のカフェでスイーツやフラワーアレンジを撮る、自然光を生かしてカフェで花や小物を撮る、簡単ライティングでテーブルフォトを撮る...などなど、女性がカメラで「やってみたい!」というツボを押さえた画期的な企画!
全3回講座で、1回目が講義、2回目が撮影会、3回目が作品講評会となっていて、撮影会ではランチやお茶付きだったりして、ますます女心をくすぐります。
そしてカメラ本体はもちろん、好きなレンズをいくらでも貸してくれるので、買う前に思う存分試してみることもできるのです。
先生のプロカメラマンも同世代の女性で、
「何でこうなるかとか、コムズカシイ事はとりあえず置いといて、とにかく早くポストカードのような作品を撮りたい」
という女性の気持ちをよくわかってくださるようです。

  これは、ぜひぜひ行きたい〜!!


今まで、写真教室というと、
「ISOって何ですか?」など、あまりに基本的な質問をしたら怒られそうなおじさんベテランプロカメラマン先生に、カメラの構造から教わって、「公園で花を撮る」とか、「山で紅葉を撮る」とか、「浴衣モデル撮影会」とか、あんまり興味ないような写真も一通り習って...というのを想像していた私はびっくり! こんな講座があったんだ〜!

いや、花も紅葉も撮れたらいいですけど、まずはだいたいの女性がやりたいのは、
単焦点レンズやマクロレンズを使った、テーブルフォトなのですよ。


早速、近い日程をチェックするに、すでに最近の講座は締きり済み...
しかも、HP掲載の中でまだ開催していない、残りたった1つ講座の開講日は、すでにあさってに迫っています。
内容は「白金台のカフェで、バレンタインをテーマにしたスイーツとフラワーアレンジを撮る」というもの。
   うーん、もう無理かもしれないけど、行きたいなぁ。
でも、日程が差し迫っているというのは、逆にチャンスでもあります。
定員30人だったら、1人くらいキャンセルが出ているかもしれないじゃないですか。
駄目もとで電話をしてみると、

「残念ながらもういっぱいで...」
とのお返事です。やっぱり。
「1人くらいなんとかなりませんかねぇ??」
と頑張ってみたけれど、
「すでにそう言われて、定員を数人オーバーしているので、難しいです。
 もう撮影会場のカフェに、席をご用意することができないので...」。
次回の開催予定は、春以降になるというし、私はどうしてもあきらめきれず、
「キャンセルが出たら、連絡いただけませんか? 当日の連絡でも構いません。
 突然でも私、行けますので」
とお願いすると、私が既にカメラを持っていること、会場の新宿まで1時間もかからないことなどもあり、キャンセル待ちを受けてくれました。

そして翌日。
昼の3時に携帯が鳴りました。やった!
待望のキャンセルが出て、私も晴れて参加できることになったのです。
後で知ったのですが、PhotoRougeの講座は毎回大人気で希望者が殺到、いつも定員オーバーするため、受講者は抽選の上で決定なのだそうです。
キャンセルで入れてもらえた私はラッキーでした!


そして迎えた初回。まずはオリンパスの社内会議室でカメラの基礎知識講座です。
参加者はみんな同世代...20〜30代の女性で、お話をした方々は、実はキャノンとニコンの一眼レフを持っているのだとか。
2人とも、私の機種より1ランク上の良いカメラをお持ちで、すでに他のメーカーの講座にも何度か出席しているけど
「よくわからない」「質問しずらい」「撮影の対象に興味が沸かない」「女性だけの方がいい」
などの理由で、イマイチだったらしいのです。
よく見ると、オリンパスの今回の対象カメラ(E-410, E-510)を持っている人は稀で、9割の人がレンタルを利用。
買う前に試したい、他のメーカーのカメラや、フィルムの一眼レフを持っているけど、講座の内容に興味があって来た、という人がほとんどのようです。
皆さん、よく調べて勉強しているんですよ〜


講座では、電源の入れ方、カメラの構え方に始まって、ISO、ホワイトバランス、シャッタースピード、露出、補正の仕方、絞りと他の要素との関係、ピントの合わせ方まで、わかりやすく講義してくれて、2時間はあっという間でした。
実はこの機種にはライブビュー機能というのがついていて、液晶画面を見ながら撮影することはもちろん、その場でボケ具合やホワイトバランスの調整確認ができる(一眼レフにこの機能がついているのがウリだった)のですが、私はこの講座に行くまで、その機能を1度も使ったことがなくて、もったいないことをしていました(笑)
もう撮るのに必死で、使いこなすなんてほど遠い状態ですから。


そして2日後の撮影会では、実践です。
白金台のカフェで、スイーツと日比谷花壇さんの用意したフラワーアレンジと、カフェのものを何でも撮ってOK。スタートの声がかかる前から、すでに全員が暴走。あっちこっちでパシャパシャ撮りまくりです。
自然光の入るガラス張りの室内は、プラチナ通りを歩く人に丸見えで、行き交う人がみな
「これ、何やってんの??」
と、ものすごく怪訝な顔していましたが、そんなことに構っている場合ではありません。
先生に時々アドバイスをもらいながら、交換レンズを3種類試して、またも2時間はあっという間に終わりました。
もちろん、撮影したスイーツもハーブティーも美味しく楽しく、みんなでいただきました。
撮影に使ったフラワーアレンジも、お土産として各自持ち帰れるという、到れり尽くせり状態です。

================
現在の私の手持ちレンズは、初回キットに付いていたスタンダードズームの14ー42mmF3.5-5.6。
これだと、あんまり背景をぼかすことができません。
そして今回、試したのは、35mm F3.5マクロと、50mm F2.0マクロと、スタンダードズームの14ー54mm F2.8-3.5のレンズ3種。
憧れの単焦点50mm F1.4は、ライカレンズのため今回はレンタルができず、上記の3種類を試して、どれか1本を今後買い足そうと思って選びました。

使った感じでは、50mm F2.0マクロが一番良くて、参加者全員に大人気でした。
35mm F3.5マクロは寄れすぎて、撮れる世界が一段変わるので、ビジョンがないと、どうしてよいものやら??と、戸惑う感じです。このレンズなら、水滴アップ!とか、ありんこアップ!とかはできますけどね。光を上手く使うと、別世界が表現できるレンズです。
スタンダードズームの14ー54mm F2.8-3.5は、通常持って歩くには14ー42mmF3.5-5.6より思ったように撮れるので良いのですが、想像していたよりも大きくて重かったので、1本買い足すなら、マクロの方がいいかな〜と。

2時間で撮った写真は計205枚。
ここから2枚を選んで、タイトルをつけて、月末には講評会です。
みんながどんな写真を撮っているのか、それも楽しみです!

================
今回、参加したことでだいたいの基本がわかったこと、自分が何を撮るのが好きで、何があまり好きじゃないのかがわかったこと、ぼかせば良いってもんじゃないとか、アングルの難しさや、色んなことがハッキリして、とても勉強になりました。

結果として、教えてもらえば、よくある「リビングフォト」「ポストカード風フォト」は、カメラが優秀なので、実は簡単に撮れます。
手ブレも、練習すればブレなくなります(そもそも、E-510なら手ブレ補正もついているし)。
でも、そこから「いかに個性を出した写真を撮るか?」が難しいのです。
音楽と同じなんですよね。
ピッチやリズムがずれていては話にならないけど、合ってるからって上手いとは限らない。
センスは、人間性につながっていて... うむむ、芸術は奥が深いです。


ということで、白金での写真はいずれ披露するとして、今回の写真は撮影会の帰りに寄った妹宅での1枚。 
意外と、ぬいぐるみシリーズはかわいいのが撮れて、ひとり満足しています。

2008年01月02日

謹賀新年2008

cake20080102.jpg明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さてさて、今年のお正月は、自宅でDVD三昧。
そしてカメラと格闘しております。
年末に、デジタル一眼レフカメラを買ったのです。

憧れはあったものの、一眼レフカメラを手にしたのは、実は生まれて初めてです。
誰かのを貸してもらっても、万が一、変な操作をして壊してしまったらと思うと、怖くて何もできませんでした。
「ちょっとコレ持ってて」
などと言われて、大事に抱えていたことくらいしかありません...


こんな初心者でも気軽に始められる機種ということで、最軽量のオリンパスE-401という機種を選びました。
勇んで撮影し始めると...
おぉ〜 暗めの室内でも、なかなかよく撮れるではありませんか!
しかし、感激もつかの間、マニュアル操作にすると、まったく上手くいきません。
背景をぼかしたいのに、まったくぼけない。もしくは全部がぼける。
というより、そもそもピントが合わない!
ファインダーの中のピント合わせの点が、ゆ〜らゆ〜らといつも揺れていて、
そもそも私は、カメラを持ってじっとしていることすら、できないようです。
最軽量とはいっても400グラムはあるので、慣れないとバランスがとれず、重くてカメラを支えていられないのです。
被写体は絶対に自ら動かない静物...置物や植物、ケーキ等なのに、撮影する自分がシャッターを押すまでの間、静止していられないなんて、どうしましょうか、こんなんで!!
野良ネコを激写なんて、夢のまた夢です。


完全オートの他にも、シーン別のオート機能、絞り優先、シャッタースピード優先、プログラム撮影など様々なモードがあるのですが、
完全オートでは今までのデジカメみたいな映像しか撮れないんですよね...

  違う、私がやりたかったことはこれじゃない!

しかし、考えれば考えるほどメチャメチャな設定になっていくらしく、
撮れば撮るほど
「これはいったい、何を撮りたかったの?」
という、どうにもならない写真が増える一方です。
こんななら、今までのデジカメの方が100倍上手く撮れるじゃないの〜!!

そして、悟りました。
  

  写真って、難しいんだ!!


今更ながら、プロの写真家って、ものすごく上手いんですね(当たり前か ^^;)
一眼レフを買って「素敵に撮れて感動」ではなく、
「プロがいかに上手いか」に、むしろ感動しました。
アングルが大事なんて思っていたけど、アングル以前の問題が山積みで、話になりません(苦笑)。
良いカメラを買えば、思い通りの写真が撮れる訳ではないのですね。
オートで撮れば、確かに通常デジカメより良くは撮れるけど、それはまるで
楽譜も読めない、楽器の弾けない人が、専用ソフトを作って曲を作って、作曲できているような気になるようなものです。
肝心な部分は、ぜんぶコンピューターがやってくれてるんですよ...忘れてはいけません。
便利だけど、それじゃつまらない!


もちろん、カメラに関してはちょっとは勉強してから買ったのですが、やってみなくちゃわからない部分もあったので...
そして実際に触ってみて「いかに何もわかっていないか」がよくわかりました。

  露出補正値の予測はついても、どうやったら絞りとの関係がうまくいくのか、
  シャッタースピードはどういう状況でどのくらいが妥当なのか、
  今の光の具合だと ISOはどのくらいが適切なのか、
  ホワイトバランスはどれを選ぶのか...

これらが全部組み合わさって、写真として表現になるなんて、知りませんでした
(たぶん、私が知らない他のこともまだあると思いますが)。
考えようによっては、こういった要素をきちんと理解して操作できれば自由自在に撮れるので、単純明快ではあります。
  なのになぜ、なぜに上手くいかないの〜〜っ!
説明書には本当に基本的な操作のことしか書いてないんですよ! 
ちょっと前に機種変更した携帯電話の説明書の方がずっと詳しくて厚かったほどで、
「もしかして、もう1つ応用編っていうのが入っているのでは?」
とカメラの入っていた空き箱の中を探りたくなるくらいでした。


しょうがないので、
「まずはオートで撮って、それからその情報を参照し、
 マニュアルでそれに近い設定にしながら、オートでは再現できなかった部分を補正する」
という手段で撮ってみる作戦に変更。
...そしたら、3日目にしてやっと、とりあえずまともな写真が撮れるようになりました。


  はぁ〜〜 


写真は、元旦に焼いたパウンドケーキ。
こんな写真を撮るのすら、まだけっこう大変な私なのでした...
(ちなみにオートだと、もっと暗くて白っぽい画像になります。
 でもまだこの写真はちょっとホワイトバランスが変で、改善の余地アリ ^^;)
ド初心者向けの基礎知識の本を1冊、買ってこなくっちゃ。。

2007年12月26日

今年も1年、感謝御礼。

Luz20071225.JPG先日のVJライブも無事終わり、早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。

今年は、私にしては珍しく「目標を持たないで生きる」1年にしていました。
この10年ほどは、毎年目標を作って過ごしていたので、いわば、「目標を持たないことが目標」でしょうか。
年末、新しい手帳に目標を5つくらい書出して、1年の抱負を決めて...
でも不思議と、数日内には何を書いたかも忘れてしまうのです。
それを再び見ることはなく、年末に思い返して手帳を開くと、
「あ、全部叶えられてた!」という感じです。

まぁ、もともと叶わなそうなことは書かないので、達成率は高いのですが、充実感は何より次への力になります。

目標がない今年は、案の定、何も達成しないまま1年が過ぎました(笑)
(...と書いたら、友達から「inc12のCD出したよね」とのご指摘が。そういえば、そうでした!)
とまぁ、こんな調子で何もしなかった訳ではないけど、のんびりできた訳でもないので、
私には「今年の目標!」がハッキリあった方が良いのかもしれません。


でも、そんな稀な1年を過ごしたおかげで、ちょっと考え方も変わった気がします。


以前は、「努力すれば必ず夢は叶う」と信じていました。
「私には向いていない」という言葉が何より嫌いで、そう口にする人を見る度に、
「向いてないのではなく、本気でやっていないだけじゃないの」と思っていました。
でも、実際にはどんなに努力しても頑張ってもできないことはあるし、
それは本人の努力だけの問題ではなくて、環境とか、経済的理由とか、物事の考え方の癖とか、
色々なことが関係した結果なのかもしれない...
なるようにしかならない。
うまく行くことは、何をやっても、時間がかかっても必ずうまく行く。どんな事でもなんとかなる。 
でも、その逆もあるのです。
そう思うようになりました。


そして、新しい事を始めることが難しいのではなく、実は継続して行くことの方が遥かに難しいということ。
”やってみる”のは誰でもできるけど、続けることは才能です。
だから、自分ができること、続けていけること、他人から必要とされていることがあれば、それは誇れる自分の能力!
挑戦は必要ですが、できないことをいつまでも「できない」と嘆くより、
できることを楽しんで続ける方が、幸せな一生が送れそうですよね。
「あきらめは、考え抜いたという証」という言葉をどこかで聞いたことがありますが、
上手な「あきらめと見極め」も、チャレンジと同じくらい大切なのかもしれません...
何もせずにあきらめるのは今でも理解できないですけど、そんなことを今、感じています。

今年の初めに、こんなことがありました。
右目の下瞼に麦粒種とかいう小さな腫瘍ができてしまったのです。
初めは小さな点々だったのですが、だんだん大きくなって、下睫(したまつげ)を持ち上げてしまうようになり、
逆さ睫で目が痛いのなんの!
仕方なく眼科へ行くと、
「これは良性腫瘍なのでほっといても問題はないけど、切らないと取れないんです。
 ご老人だったら僕が取っちゃうんだけど、若い人は痕が残ったら困るよね。
 形成外科を紹介しますから、そこで手術してください。抜糸はうちでもできますから」
と言われ、大学病院への紹介状をもらいました。

その場ですぐ取ってもらえると思っていたら、目の手術なんて...とすっかり意気消沈して帰宅。
散々迷った結果、2週間後に大学病院へ行くと、指定してくれた外科部長先生ではなく、
まだ経験の少なそ〜な医者が、ぜんぜん信頼を寄せられないような説明をしてくれました。

それによると、
「日帰りでできる手術で、麻酔をするのでその時は痛く無い。
 良性なので悪性化はしない。取っても良いけど、うまく行くとは限らない。痕は残る。
 そしたらまたその痕を取る手術をする。でも、それでも治らないかもしれない。
 腫瘍を取らないままにしておくと、どんどん大きくなるかもしれないので、
 そうするともっと手術が大変になる。
 麻酔の注射を顔に打つので、半月ほどは顔の半分が殴られたように青紫色に腫れる。」


この説明をきいて、「お願いします」とはとても言えません。
しかも彼は明らかに「やりたくなさそう」なのです。
「もう一度考えます」と言って病院を出て、実際は困り果てました。
その時、腫瘍は3ミリと2ミリくらいのものが2つあって、よく見なくても目立っていました。
でも、手術するとどうしても下瞼が少し下に引きつれるとかで、腫瘍はなくなっても傷跡が目立つというのです。
仕方ないので別途、眼科専門の形成外科を探し、仕事が一段落する5月以降まで様子を見ることにしました。
そして5月以降も大きさは変わらず、なんとなく医者へ行く気にもなれず...
探した病院が静岡だったこともあり、結局、「もういいや」と思って、そのままほったらかしにしていたのです。


すると、なんと。

ある秋の日でした。
ふと鏡を見ていて気が付いたら、腫瘍はなくなっていたのです!

  治ってる〜〜!!

よ〜〜〜く見ると、名残りのようなものはちょっとあるのですが、もう全然わからないレベルです。
手術なんかしなくて、本当によかったと、つくづく思いました。
「手術をするメリット」と「デメリット」を考えての判断は、この時は当たったと思います。
ほったらかすなんて、一番良くないと思っていたのに、何もしなくても、なんとかなることもあるのですよ。
今も、幸いこの腫瘍は復活していません。ヨカッタ、ヨカッタ〜


ということで、
本年もお世話になった方々、私のライブを聴きに来てくださった方々、
ブログに訪れてくださってる方々、今も昔と変わらず友達でいてくれるみんな、そして家族....
今年も1年、どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年をお迎えください。

2007年11月28日

冬に備えて

poinsetia_20071128.jpgインフルエンザの予防接種を受けてきました。
幸いここ10年罹ったことがありませんが、今年は大流行の兆しらしく、早くも近所の学校では学級閉鎖になっている模様。
平熱の高い私は、接種前の検温では最近の最高である37.5度(午前10時なのにですよ...)を記録!
でも昨年とは違う病院で接種したら、何のお咎めもなくサッサと打たれました。
ま、風邪は引いていませんでしたので、いいんですけど...(一応、ボーダーラインは37.5度のようです)

珍しく翌日に接種痕がちょっと赤く腫れて痛かったのですが、数日で落ち着きました。
腫れの原因は、体調とか、ワクチンに含まれる防腐剤とか、今年のワクチンはちょっと強めだとか...??色々あるようです。
それにしたって、少しでも感染のリスクが低くなるなら、それに越したことはありません!


写真は今年で3年目になるポインセチア。
葉を赤くするためには、実はちょっと手間がかかります。
1日に8時間以上、光を遮った真っ暗な所に置くという処置を2カ月ほどしなくてはならないんです。
昨年は、夕方から納戸に入れていたら、風通しが悪かったのか葉ダニが発生して大変だったので、
今年はダンボールで覆いを作って、リビングに置いたまま、それを被せて「真っ暗闇」を作っています。
処置を始めて数日で、葉が赤いビロードのように美しく変わってきました。
この作業は、クリスマス頃まで続きます。

2007年11月19日

思ってもみなかった事

violao20071119.jpgブラジルで買ったギターのハードケースがあまりにも重いのを見かねて、ギターの師匠がソフトケースを貸してくれました。
そうしたら、この最新型のソフトケースが、夢のように軽いのです!
よく街で持っている人を見かけますが、これほどまでに違うとは...
歩きながら「もしかして、ギター入れてくるのを忘れちゃったのでは??」と、何度も不安になるほどでした。


ソフトケースが軽いのは当然知っていましたが、強度や見た目などがイマイチだと決めつけて、
私は今まで使ったことがありませんでした。
でも、最近は新素材が開発されていて、しかも年々改良されているようです。
見た目だって、パッと見はハードと変わらないし、全然悪くないですよ? 
どうしてこんなに重いのかわからない私のブラジル産ギターケースは、師承の家へしばしお泊まりさせてもらい、帰ってきました。
このままこのソフトケース、譲っていただこうかな...(笑)

人生って、思ってもみなかった事がたくさんあって、信じていたことが違ったり、定説が古くて現在は変わっていたり...
実際に体験してみないことには、本当にはわからないものですね。


後日談;ちなみに、このギターケースはミラクルケースという納得のいく(?)名前がついていて、
    写真のものは、師匠が買った当時は約3万円したそうです。
    安いギター1本買えますね...

2007年09月24日

一泊旅行

Resonare20070920.jpg連休前に、小淵沢に1泊旅行してきました。
残暑をぶり返した東京とは違って、陽があっても決して暑くはなく、やっぱり高原は涼しいんだなぁ〜と思いました。
天気も良くて、間近に聳える八ヶ岳は圧巻!
別に何ってことなく過ごした休日。のんびりできました。

山梨と言えば、ぶどう、そしてワインの産地。
私はアルコールにはとっても弱いので、ワイナリーに行ってもほとんど飲めないし...ということで、今回はホテルの中のお店で、濃厚な100%ぶどうジュースと、井筒ワイン(酸化防止剤などを使っていない有機ワインを製造しているメーカー。お料理用のワインでも、すごく美味しいんです)の、デザートワインと呼ばれる超甘口のワインを1本買いました。
お酒選びは好きなので、私とは対照的な酒豪の妹へのお土産に、辛口の赤ワインと、YONAYONAエールという地ビールを。
なんでもこのビールはたくさんの賞を受賞していて、かなり有名らしいのです。
妹に渡したら、さすがは詳しいだけあって、このビールのことも知っていました!


普段は飲まない生活に慣れているし、別に気にしないのですが、こういう時は、飲める人が羨ましいです。
スパークリングワイン(シャンパン)など、大好きなんですけどね。
いい気になって飲んだらもう、その数時間後には頭ガンガンで、動けなくなることはわかっているので...グラス1杯くらいが、いいとこです。

私が泊まったこのリゾートホテルでは、館内のホールで10/21に小野リサさんのコンサートがあるそうです。

2007年09月12日

大盛況でした;FESTIVAL BRASIL

BrasilFesta0909.jpgブラジル・フェスティバルは、お天気にも恵まれて大盛況でした!
代々木公園なんて、よく考えたら小学校の遠足以来?行ったことがなかったかもしれません。
広〜い公園の中のどの辺でやっているのかな?と思いつつ、駅から歩いて来ると、森の中から狼煙(のろし)のごとく立ち上がる煙が...
そうです、あれは、シュハスコを焼く煙! 
近付くにつれて良い匂いもしてきました。間違いありません、あそこだ!
...ということで辿りついた会場には、踊る人、歌う人、食べ物屋さんのブースには長い列、どこからともなく聴こえるカヴァキーニョの音、それに合わせて自然にあちこちから参戦するパンデイロやタンタン... そこは、想像通りのリトル・ブラジル。
思わず、リオのカーニバルに出演した時の待機場所広場を思い出してしまいました(笑)。


さて今回、私はこのフェスティバルの開催事務局で、プレスリリースなど対外文書の翻訳業務を担当していました。
なので、当日の業務は何もなかったのですが...
会場で「ここで使うやつだったんだ!」と初めて知った自分の訳文に、ドキッとさせられることもしばしばありました(笑)。
というのも、ラスト1カ月間の一番タイトな時期に急遽、お引き受けしたので、最後の方は本当にてんやわんや!だったんです。
何とか無事に役目を果たせて、ホッとしました。


ポルトガル語→日本語の歌詞の翻訳の経験はあるものの、長い文章のお仕事は初めて。
歌詞の場合、「行間」の持つ役割はとても重要なので、あえて明らかに訳さなかったりして、歌い手や聞き手に、最終的な判断や解釈を任せることがよくあります。
分量も短いので全体がよく見渡せるし、たいていは、その歌詞が書かれた実際の背景を知らなくても、訳せます(そうじゃない難しーい歌詞も時々ありますが。カエターノの詩とか...)。


でも、文章の場合は、そうはいきません。
特に不特定多数の人に情報を伝えるのが目的の文章の場合、正確さ、判り易さが一番求められるので、原文を読んで
「言いたいことは、何となくわかるよ〜」程度では、訳文は書けない...
しかしながら、たとえ完全に原文の意味がわかっても、直訳のままでという訳にもいきません。
今度は「言いたいことはわかるけど、摩訶不思議な日本語」になってしまいます。


きちんとした日本語にすることが、こんなにも難しいとは〜!!
「日本人だし、日本語の文章は書くのは大丈夫」
なんていう思い込みは、お仕事初日にガラガラと音を立てて根こそぎ崩れ落ちました。
予想以上に「日本語を考えている」という時間がかかり、他にも背景を調べたり、裏付けを取ったりする必要もあるし、さらにその都度、TPOに合わせた日本語にして、という作業を繰り返し...
ペースを掴むまでは、苦戦しました。
そして普段、何気なく使っている日本語には、色々なタイプがあるんだと、あらためて思い知らされました。
新聞や雑誌の記者は、ちゃんと訓練を積んでいるプロなんですよね〜!
コピーライターという職業があるのも、多いに納得できます。
コピーの訳は、さらに難しくなりますからね...


この1カ月、さまざまな失敗や後悔の連続の中、
「あれは、こうすればよかったんだ」「あれは、この方が良かったのでは...」
と思いながら、夢の中でまで翻訳をしていた毎日(笑)でしたが、私にとっては、日系ブラジル人の方々と一緒にお仕事をするという貴重な機会を持てただけでも、感激なこと。
だから大変でも、とても楽しかったです。
手が廻らない部分もたくさんあったのが心残りではありますが、それは糧として次へ繋げたいと思います。

殺人的な忙しさの中で、私の世話までしていただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。
このイベントは非営利目的なので、様々な制約があり、日系ブラジル人スタッフの献身的な活動がなければ、とても実現できないのです。
もし自分が他国に住んでいて、「日本フェスティバル」のためにここまでできるか?と問われれば、即答できないかもしれません。。


来年のブラジル・フェスティバルは、日本人ブラジル移民100周年記念イベントとして、さらにビッグになりますよ!
どうぞお楽しみに。

2007年07月26日

英語のその後

4月から通い始めた英語スクールも3分の2が終了し、夏休みになりました。
ここまで来て、思いました。
「このまま通っていても、英語は話せるようにならないな」と。

  あれれ、あんなに乗り気だったのに!
  なーんだ、結局あきらめちゃったの??

...いえいえ、そうではありません(笑)。
通ってみて初めて色々な事がわかった、という事なんです。


「通っても上達しない」と感じた理由は、大きく3つあります。

まず、その1。
【授業のほとんどが生徒同士のディスカッションである】
私の行っていたS校では、1週間に1度、4時間の授業がありましたが、
蓋を開けてみると、そのうちの約3時間弱が生徒同士のディスカッションだったのです。

グループワークが多いことは、事前の体験レッスンでも、説明会でも、承知はしていました。
S校に限らず、なぜかどこの英語スクールでも、グループレッスンは必ずと言っていいほどグループワークがメイン。
そこから逃れるためには、個人レッスンを選ぶしか方法がないような現状だったので、
  ならば仕方が無い、何か1つくらいは良いこともあるのかもしれないから、試してみよう
と、もともと効用には疑問を持ちながらも、今回は目をつぶって受け入れることにしたのですが...

  ビデオを見て、「何について話していたか、みんなでディスカッションして」、
  要約をする前に、「まずはみんなでディスカッションして」、
  プリントを読んで、「何について書かれているか、みんなでディスカッションして」、
  宿題について、「まずはみんなでディスカッションして」、
  ディベートやるから「何を話すかみんなでディスカッションして」...

すべてにおいて、まず生徒同士でディスカッション。それが繰り返されるのです。


100歩譲って、グループワークが有効だとしましょう。
一番の問題は、先生がグループワークを聞いていても、生徒の言い間違いを直さないということです。
私のクラスは人数が少なかったので、3〜4人のグループが2つだけでした。
よって、先生も2つのグループを指導すれば済むものを、廻って来ても私たちの会話を聞いているだけで、こちらが質問しない限りはめったに口を挟んできません。


毎回10数分話をさせられて、さっさと次に進んでしまうのが通常で、
時々ディスカッションの後に
「さっき●●と言っていたけど、これは○○です」
とか、そういう例を2つほど挙げてホワイトボードに書いて説明するのみ。
または、生徒同士に話をさせておいて、グループを廻ることもせず、自分は日誌を書いていたり...ということもありました。
これでは「グループディスカッションって、先生が楽をしたいだけじゃないの?」と思ってしまいます。


最初のうちは、私たち生徒も必死なので、そんなことに思いを馳せる余裕がなかったし、テキストをやったり、用語や文法の説明を受けたりすることも確かにあって、ディスカッション自体の時間も短かったのですが、だんだんと比率が変わり...3カ月目には、気がつけばビデオを観せられて→ディスカッションの繰り返し。。
文法の説明も、そのうち「後でテキストの後ろの説明を読んでおけ」と言われるだけになりました。
結局、ネイティブ相手に会話する=「先生に向かって文章で話す」ことがほとんどないのです。

クラスに慣れ、落ち着いて授業を受けられるようになってくると、
「はて。 私の話しているのって、これで合っているの?」
ということが気になってきます。
多少のウィークポイントの差はあっても、所詮は同じレベルの生徒同士。
よくよく聞いていると他のみんなも間違っていることがたくさんあるのですが、哀しいかな、同じ日本人同士なので間違った英語でも、通じてしまうのが恐いところ...!!
私のメチャクチャな英語を毎回聞かされるクラスメイトも苦行でしょうが、これでは私も自分の英語を矯正することができません。
合ってるのかな?いいのかな?と思いながら話すストレスは、想像以上です。
既に2カ月目に入ったころから、私だけではなくクラスメイトからも
「喋れない同士で喋っても、意味がない」
という不満が、ふつふつと沸き上がってきました。


そして、その2。
【宿題の作文が、訂正されて返ってこない】
毎回毎回出る宿題には、エッセイ(作文)の宿題もありました。
文章量もA4サイズ用紙にいっぱい書かなくてはいけないので、普段から文章を書くのが好きな私でも、このブログのエッセイを書く暇もないほど大変だったにもかかわらず、何たることか、この作文が返却されないのです。
やっとのことで返ってきたと思ったら、最後に数行の先生からのコメントがあるのみ...。
私の文章には、まったく何のチェックもされていません。

   まさか、間違いが1つもなかったの...??? ありえない。

そう思った私は、返却された直後、先生に
「何のチェックもされていないけど、私の文章が間違っていないとは思えません。
 何故、何も訂正されていないのですか?」
と聞いたのですが、
「あぁ、いつもコメントだけ書いているから...」みたいな、ウヤムヤな返答です。
「今度から、間違いを直してください。これでは勉強になりません」
と言うと、
「OK,OK!」
と調子だけは良い返事が返ってきたものの、それからもサッパリ宿題は返却されませんでした。

最後に、その3。
【ただ単に、実践の場を提供しているだけである】
このクラスには「実践英語」という名前がついていて、その名の通り「実践的なコミュニケーション力を習得する」のが売りでした。
しかし前述の通り、間違いの訂正が無い等、あまりにフォローがないため、学校で基礎を復習するとか、正しい英語を話せるようにするとか、そういう事は、実は望めなかったのです。
自分で勉強した事を、試しに来い!っていう所だったようです(説明パンフレットには、そんなことは書いてませんでしたけどね)。
「英語を習いに行く」つもりで入学したのに、実際は「とりあえず英語を話してみる」場所だっただけ...
まぁ一応、話題の提供はしてくれますし、学ぶことがゼロだったとは決して言いませんけど、カリキュラムも実際はかなり違って遂行されていましたし、講師の当たり外れも感じざるを得ませんでした。

◆=========
しかし、胸の内に文句を溜めていてもしょうがありません。
S校では、中間ガイダンスなどで、先生に直接要望を伝える場なども提供してくれていましたので、私達は皆で相談し、遠慮せずに先生に要望を言おう、ということになりました。

  グループワークでの間違いを直してほしい、宿題を返してほしい、
  宿題のチェックをしてほしい、先生と1対1で話す機会を増やして欲しい...

そしてクラスメイトのほぼ全員が、個別ガイダンスで訴えたのです。
でも、

  グループワークは、先生が聞いていれば、誰が間違っているか、
  話せているかどうかはよくわかる。だから有効。

  宿題については、時間内にできることしかフォローできない。
  易しい問題は、いちいち全部チェックしない。

  作文のチェックをしないのは、それがその先生のスタイルだから、変えられない...

  
という回答で各々あしらわれ、おしまいでした。
それでも私は納得がいかなかったので、かなり頑張って要望を言いましたが、講師は自分の正当性を主張するだけ。
私も、もともと流暢に英語が話せる訳ではないので、全部を表現はできないし、結局は丸めこまれたようになって「時間がないから」と、ガイダンスを途中で打ち切られました。

   だから英語ができないのが厭なんじゃないか! だから学校に行ってるのに!!

他のクラスメイトも
「言っても無駄みたいだよね」とあきらめ顔で、私もかなりガッカリしたのでした。


ところが次の週、私は授業の後に1人、先生に呼ばれたのです。
まだ何かあるのかと渋々ついて行くと、先生は満面の笑顔で、
「○○先生(担当講師は2人だったので)とも話し合ったのですが、
 今までの宿題への対応は申し訳なかった。
 これからは出した宿題のチェックは必ずするから」
と、なんと謝られたのです!
「わからないことは、いつでも聞きに来なさい。
 私でも、○○でもいいから、いいね」
...これにはビックリです。
だったら前の週にそう言ってくれたら、どんなにか良かったのに!
これが文化の違いってやつですかね??
なんともキツネにつままれたような気分で、帰宅の途についたのでした。

そして、それから宿題量は激減し、新たに書く作文の宿題も一切出なくなりました。
どうも、フォローできない宿題は出すのを止めようということになったようです。。
安易な解決法です...

しかし、ツワモノ○○先生が提出した5つのエッセイの宿題は、ついに3カ月が過ぎても4つは返却されませんでした。
もう、何を書いたかも忘れちゃいましたよ...(^^;)


◆◆=========
ここまで読むと、なんてひどい英語スクールだろう!と思われるかもしれません。
でも、決してそうではないようですよ。
これでもたぶん、良い方でしょう。

私はスクールを選ぶ際に、ネットでもかなりの情報収集をしました。
これと同じような話は、色々なスクールが抱える問題でもあります。
開講するまで講師が指定できないスクールでは、先生の当たり外れはどうにもできないし、生徒同士で喋らせておいて先生は聞いていない、というのも珍しくありません。


それでも、私がS校にしたのは、それなりの理由と期待があったからです。
NHK教育で「テレビで留学!」というボストン大学の英語学習プログラムをそのまま放送している番組があり、S校がこの授業形式に一番近かったのです。
この授業形式は、私がリオの大学で参加していたポルトガル語プログラムに似ていて、時々番組を観ていた私は、こういう授業をやってくれる英語スクールが日本にないだろうか?と常々思っていたのでした。

しかし、大きな違いがありました。
私が知る限りでは、外国の英語講座では、
 ●グループワークは基本的にしない;常に「先生 対 生徒」です。
 ●間違いはその場で直す:良い先生は、もう一度正しいフレーズを繰り返して生徒に言わせます。
という方針で進められます。
だから、生徒は間違ってもとにかく喋る、そして間違えることが大切で、それを矯正しながら正しい語学(言葉と文法)を習得していく...というプロセスを踏めるのです。

しかしこれは、生徒が「よく喋る」ことが前提で、
日本の場合、授業中に率先して「喋る」ことに抵抗がある場合が多いため、なかなかこの方式は導入しずらいと考えられるようです。
同じレベルの生徒同士で話させる方が緊張もせず、有効だろうと思われるのかもしれません。


そういえば、他の英語スクールに体験に行った時も
「あまりに英語に慣れていないと、質問されても黙って固まってしまう。
 何でもいいからとりあえず話そう!という事ができるか?できないか?
 まずは、その差が大きい。日本人は、まず考えてしまう人が多いので、
 ある程度話せる度胸があるのなら、あまりに下のクラスに入ってしまうと、
 待っている時間が長くてイライラすると思いますよ...」
と言われたことがありました。


私が「英語のスクールが合わない」という話をすると、
「クラスのレベルを下げてもらえば?」
と、何人かの友人知人には、言われました。
私も最初は「身分不相応のクラスに入ってしまったからかな」と思ったのですが、S校に関しては、レベルダウンして解決できる問題ではないようでした。
今のレベルより下げれば、丁寧に基礎から教えてくれるのだったら良いのですけど、そうではなく、「遠慮したり緊張したりして何も話さない人」が集まったクラスになるだけなのです。。
それは、別の意味でストレスな授業でしょう。


今回のクラスでは、皆が「喋る」ので、これに関しては良かったのですが、如何せん、長所=短所で、何でもいいから話すというのは、間違っていても構わず話すということ...
そこが落とし穴でした。
結局、私達はハッタリ英語で良いなら、幾らでも喋れてしまって、そこがネックなのです。
単なるコミュニケーションなら、熱意があれば伝えられるし、ちょっと海外旅行へ行くとか、外国人に道を教えるとか、そんな事は何とでもなってしまう。でも、正しい英語では話せない。
そして、そんな”勢いだけのハッタリ英語”が嫌だったから、英語学校へ行こうと思って、行動を起こしたのに...
なのに、間違いを直してもらえないのでは、通う意味がないのです。


◆◆◆=========
私は今まで、一度も民間の英語スクールに行ったことがありませんでした。
確かにこの数カ月で英語に対する毛嫌い感がなくなったし、負け惜しみではなく(苦笑)、行かなければ良かったとは思っていません。
でも、ちょっと考えてみてください。

  間違った英語で話し続け、間違った英語を聞き続ける...

これがどういうことか??
音楽(ギター)で例えるなら、

  間違ったフォームで弾き続け、綺麗ではない音色を聴き続ける...

ということです。
そう考えたら、ギョッとしました。
ギターだったら、まさに一番上達しない方法です!!
間違ったまま弾き続けるというのは、間違ったままを定着させてしまうことです。
気がついて後で直そうとしても、さらに難しくなります。
もし独学で何とか弾けたとしても、必ずどこかでガラスの天井にぶち当たるのです。
「どうしても、これ以上は上手に弾けない」時に遭遇するか? 身体を壊すか?
どちらが早いか...?? 時間の問題です。

弾けていない同士で、
「これで合ってるかな」「たぶん良いんじゃない?」
「そうかな〜」「いや、けっこう上手いですよ」「そうですか??」
「楽しいのが一番ですからね」「そうですよ、そうですよ」
...なんてやってたら、同じ所をグルグル廻るどころか、間違ったままどんどん突っ走るだけ!!
そのうち誰もアドバイスもしてくれないようになってしまったら...もはやお手上げです。

間違った英語を話し続けていても、身体は壊さないかもしれません。
でも、通じなかったり、思うように表現ができなくて、気持ちは傷ついていくと思うのです。


そして、そう思ったら吹っ切れたのです。
私はこのスクールにこれ以上通うことを、思い切って止めることにしました。


でも、英語の勉強を止めた訳ではありませんよ。
考えた挙げ句...
ギターだったら、やっぱり基礎の基礎に戻るべきでしょう。
  自分には何ができて、何ができないのか。
  どこが空白になっていて、どこを理解したつもりになっているのか。
それらを一度全部、総点検する必要があります。


ならば、文法の基礎を復習することが一番だという結論に辿り着き、今はそれを自宅でやっています。
本当は、基礎を教えてくれる所があればそこで勉強しても良いでしょうけれど、まったく何もかもを復習するというよりも、自分の頭の中で、英文法を系統立てて整理したかったのです。
それには、今まで一度たりとも読んだことのなかった英文法書を、復習しながら読むのがまずは良いだろうと考えました。


例えば、
ものすごく散らかった部屋から、”青いインクの万年筆”を探すことを想像してください。

  確かにどこかにあったはずだけど、どこだったかな...
  ここの引き出しかな? あれ、違うな。
  もしかして、どこかに出かける時に持って行ったかな。だったらカバンの中かな。
  いや、電話の時にメモろうとして、使ったっけ。
  先月はどこかで見かけたんだけどな...
  ...そう思って考えている。

→これが、英語で質問されても、何も答えられない状態です。
 わかるはずなのに、単語が出てこない。えっと、えっと何だっけ...という感じです。

対して、

 これ? あれ、これはボールペンだね。
 じゃあ、これ? 違うね。インクが黒だった。
 これ? あ、これはシャープペンだねぇ。
 でも、書けるなら何でもいいじゃない、とりあえずは!

→これが、ハッタリ英語の場合です。
 黙ってしまうよりはいいかもしれないけど、
 手当たり次第に思い付くものを並べ立て、正確性に欠けます。


綺麗に部屋を掃除して整頓して、どこに何があるのかわかっていればいいのです。
そうすれば、すぐに”青いインクの万年筆”を取り出すことができますよね。
この整理整頓が、今の私には必要だと思ったのです。
もともとある物(語彙)は少ないかもしれないけど、それを一度整理して在庫がわかれば、
何が足りないのかもわかります。
それが出来ていたら、今回の講座も、もう少しは自分なりに活用できたかもしれません。。


もちろん、どんなに散らかった部屋でも、
「私にはどこに何があるのか、何でもわかってるんだ! わはは!」
「片付けちゃうとかえってわかんなくなるんだよね〜」
というタイプの人もいるでしょう。
そういう場合は、それでも良いと思います。
要は、自分に合った方法を見つければ良いのです。

 


英語は、幸い日常生活にかなり溶け込んでいるし、たくさんの教材も情報も揃っていますよね。
ポルトガル語に比べたら、本当に羨ましいくらい...(涙)
実践の場は、ネットでも、旅行でも、格安英会話個人レッスンでも、話したかったらいくらでも後で機会は作れます。そこへ行くまでは、

   まずは正しい英語を聴く! 文法の基礎をしっかり理解する!

のが先決だと、つくづく思いました。
喋るのは、その後です。 
ギターだって、弾けば良いってもんじゃありません。
喋っていれば、そのうち喋れるようになるっていうのは、私は嘘だと思います。
それは、ネイティブの環境ならば可能ということでしょう。
日本語をできる限り遮断して聞かないようにして、日本語は一切話さない、そして言い間違いを直してくれる母親のような人がそばにいつもいない限りは、無理だと思います。


たぶん、英語ができる人は、英語の映画をたくさん見るとか、英語サイトを日常的によく見ているとか、英語の歌が大好きだとか、英語圏の友達や恋人がいるとか、知らず知らずのうちに正しい英語をたくさん聴いて、それを少しずつ自分でも実践しているのでしょう。
私は、意識しないとそれをやらない。
そして、頭の中の英語の統制が取れていない、というところが問題なのです。

◆◆◆◆=========
それにしても、英語スクールをうたっておきながら、「教えてもらえない」とは、まさか思いもしませんでした。
なぜなら、私が初めて真剣に取り組んだ外国語はポルトガル語で、ポルトガル語の初級の場合は、最初から生徒全員が「わからないに決まっている」ので、本当に初歩の初歩から授業をしてくれたからなのです。


英語のように
「このへんは、わかっているでしょう」
と、わかっていないのに、わかったことにされて進むということはありません。
しかも、私はずっとグル−プレッスンでレッスンを受けてきましたが、グループワークなどをさせられたことはほんの数回あったか?? 
覚えていない位ので、もしかしたらなかったかもしれません。
宿題の添削はもちろん、何も直されないで返却されるなんてことはあり得ませんし、週に2回の授業があった時でも、必ず先生は次の授業の時に、添削で真っ赤になった宿題を返却してくれました。
授業中も、言い間違えればその場ですぐ直してくれます(今の個人レッスンの先生も、もちろんそうです)。
だから、私はそれが「語学学校としては当たり前の姿だ」と思っていたのです。


そして、ポルトガル語は需要がないから?か、レッスン料もいたってリーズナブルで、前納しても、長くて3カ月=3〜4万。
対して英語は、星の数ほど程あるスクールの中でも、月謝制にしている良心的な所を探す方が大変です。半年前納のスパンは普通で、むしろ短いくらいです。
今回、ポルトガル語よりもはるかに多い額を払ったのに、まさかクオリティがついて来ないとは...思いもしませんでした。


もちろんポルトガル語にも、良くないスクールはあります。
私も、最初に行ったカルチャーセンターのポルトガル語講座が一番レッスン料が高く、授業もチンタラしていて、1年を無駄にしました。
でもその後は、幸いまわりに学習者をたくさん見つけることができて、評判を聞き、必ずしも営利目的ではない学校...ブラジルに仕事で行く人のために、短期間できちんとした基礎を習得できるような授業を行うNPO法人のような所や、大学の講座などで、優秀な先生から質の良い授業を受けることができたのです。


そして私が感じたもう1つは、英語スクールが完全に「ビジネス」になっていることでした。
スクールも会社ですから、利益がないとやっていけませんよね、それはわかります。
でも、あのレッスン料は、英語に苦手意識を持つ日本人の足元を見ているとしか思えないのです。
問題になったN校もそうですが、3年先までのレッスン料を先払いさせるなんて、狂気の沙汰ですよ。
半年後の自分だって、何をしているかなんて、誰にもわからないでしょう?
それに、あんまり払ってしまうと、学ぶ方も「高いお金を払ったから、できるようになる」とか、そんな夢みたいなことを考えてしまうじゃないですか!


通うことに満足する=趣味なら、それでも良いかもしれません。
でも上達したいなら、本当に必死で自分に合う学校や先生を探し廻って、自ら切り開いて行かないと、満足の行く授業は受けられないのでしょう。
...まぁ、考えてみたら、確かにギターや歌の先生選びには、私も尋常ではないほどの時間も気力も使っています。ポルトガル語の場合は良いほうでした。
英語だけ1回目でうまくいくなんて、甘かったのです。


英語ができる人は、それなりの努力しているのだと、よくわかりました。
でもたぶん、本人ではそれが苦労だとは思っていなくて、また、それを楽しんでできるということが、上達の秘訣なのだとも思います。
最終的には勉強するのは自分。
スクールが手取り足取り喋れる様にしてくれる訳ではありませんしね。


◆◆◆◆◆=========
うーん、
そんな細かいことを考えてたら喋れるようになれないよ!と言う人もいるでしょう。
個人差もあるので、それは否定しません。
でも、細かいことの積み重ねこそが、大切なんです。少なくとも、今の私には。

  毎日時間を決めて、映画や音楽など、自分が興味のある英語に触れて、
  文法は本でちゃんと学び直して、
  実践したくなったら海外に旅行か、短期間でもホームステイに行く
  ...のが、あなたには良いでしょうね。


英語とドイツ語の翻訳家でもある私の音楽の師匠が、私の一通りの話を聞いて言った言葉です。
ハイ。私も今回のことで、そう思いました。


英語について、真剣に考えるきっかけになったこと...
それが今回の収穫でした。
本当の所は、実際に自分で経験してみないと、わからないかもしれないですが(^^;)、
この話が皆さんの学習の参考になれば、尚、幸いです。

2007年07月02日

ついに、Wii

今、私の家の前では大型家電量販店の○○デンキが建設中で、今月オープンする予定です。
先日、母が遊びに来た際に、目の前の巨大な建物をベランダから繁々(しげしげ)と眺めた彼女は私に、
「ねぇ、お願いがあるんだけど」
と言いました。
何かと思ったら、
「○○デンキが出来たら、Wiiを買ってくれない? お金払うから。」
と言うのです。

「えーっ 売ってないよ、そんなの。
 まだ品薄なんでしょ?」
と答えると、母は首を横に振りました。
「電器屋のオープンなら、必ずあるわよ。だって、目玉商品だもの!
 必ず限定で仕入れているはずよ」

...なるほど。言われてみれば、確かにそうかも。
毎日、○○デンキを見ていた私でも、とうてい考えもつきませんでした。
恐れ入りました。さすがは目のつけ所が違う!!

そして、
「ソフトも一緒にね。ほら、”みんなのスポーツ”みたいのがあるでしょう。
 ゴルフとか、ボーリングとかできるソフト。あれも買って。
 先に遊んでてもいいから。」
と、続けました。
...了解です。
OKすると、母は喜んで帰っていきました。


さて、今度は私が広告チラシをチェックして、並ばなければ!と、意気込んでいると、
わずか数日後。
土曜日の朝10時に、携帯メールが来ました。

見ると、母から...
「Wii買いました!」


きっと、DSを買った時の大型スーパーで、また限定販売をしたのでしょう。
「良かったね」とメールを返すと、数分後に
「つなぎ方がわからない。取り扱い説明書も難しい」
との返事が。
私が行ったところで、電気製品の接続は、私なんぞ母より苦手です。
「頑張れ〜!!」
と妹と共に応援メールをしていると、午後には何とか繋がった様子。
ぱったりメールは来なくなりました。


翌日、電話をすると、Wiiを購入できたのは偶然だったとの事でした。
その日の朝一番で歯医者に行っていた母は、帰りに開店直後の大型スーパーに買い物へ寄ったのです。
目当ての買い物が済んだところで、何か目新しいDSのソフトがないかと、おもちゃ売り場を散策するのが日課になっていた母は、そこでラッキーな看板を見つけました。
レジの脇に、
「Wii 限定10台。 本日、入荷しました」
と、書いてあるではありませんか!

店員に、
「まだ、ありますか〜?」と聞くと、「ええ、ありますよ!」の返事。
「...じゃあ、ください」。
ということで、あっけなく手に入れる事ができたのです。

一緒に例の「みんなのスポーツ」(正確な商品名は違うかも?)も購入し、
その時にハッと思ったのだそうです。
  たいてい最近のゲーム機はメモリーカードがないと実際にプレイできない。
  いつも、もう一度買いに来る事になるから、
  今日はメモリーカードも一緒に買っておこうかしら...

そして店員に、
「あの〜、これもメモリーカードがないと、セーブできないのかしら?」
と聞いてみると、店員は満面の笑顔で、
「あぁ、このソフトはカード無しで大丈夫なんですよ。
 他のは必要なのもありますけどね。
 その辺は、お子さんかお孫さんに聞いてみれば、よくわかると思いますよ!」
と答えたのだそうです。。
母は心で、
「なんで子供か、孫なのよ! やるのは私だ!!」
と叫んだそうです(笑)。


それからなんと今回は、父もWiiでゴルフを楽しんでいるのです。
今まで父は、絶対にコンピューターゲームには触らなかったのに、Wiiは感覚が本物と似ているのが分かりやすいようで、けっこう上手いのだとか。
愛犬パピに
「ワンッ!(もう寝るよ!)」
と吠えられるまで、2人で夜遅くまで熱狂している模様です。

しかしながら、初老夫婦が毎日楽しめるコンピューターゲームを作ってしまう任天堂さんは、やっぱり凄い。
ユーザー層は、子供だけじゃないですよ!
高齢者にも充分的を絞って、イケルと思います。
「30分もやると、汗びっしょり」だそうで、良い運動にもなっているようです。


私も早く遊びに行かなくちゃ〜!

2007年06月30日

ベルギー紀行(2)

2007_06_30.jpg蒸し暑い日が続きますね。今日、うちは今年初めてクーラーをつけました。
さて、すっかり更新が遅くなってしまいましたが、旅行記・後半編です。


◆===================
ブリュッセル滞在3日目に、ブルージュへ日帰り観光に出かけました。
「橋」という意味のあるブルージュは、その名の通り水の都です。
この町を流れる川には50以上の橋がかかり、旧市街は世界遺産にも登録されています。
その昔、13〜14世紀には中世ヨーロッパの商業の要として栄えましたが、15世紀に入ってから水路が沈泥のために閉鎖され、都市としての機能は衰退の一途を辿ることに...
しかし、そのおかげで当時の面影はそのままに、その美しい姿を現在に残すことができたそうです。


ブルージュは、ブリュッセルから電車(IC)で約50分。
ブリュッセル中央駅から、いわば特急電車のようなものに乗れば、簡単に行くことができます。
とはいえ、初めて乗る電車なので、行く時に実は間違えてグリーン車のような指定席車両に乗ってしまったのです。
...私の切符は自由席切符。車掌さんが来たらマズイ。追加料金を払わされるかもしれません。
しかし、行きの電車は観光に向かう外国人でいっぱいで、特に自由席車両は満席+立っている人でかなりの混雑模様です。移動するにも、とてもそこへ紛れこむ余裕はなさそう...
仕方がないので、
「この席の切符の人が来たら、立とう」
と思い、私は空いている座席にちゃっかり座らせてもらうことにしました。
するとそのうち、自由席車両から流れてきた人々が指定席車両にも溢れはじめ...
ざわめきと渾沌の中で列車が発車すると、だんだん
「空いているなら、座っちゃおうか?」
という雰囲気になり、みんな次々と座り始めたのです。こうなれば、しめたもの。
仲間が増えてちょっと安心かも!

結局、私の座っていた指定席には誰も来る予定はなかったようで、そのままブルージュまで座ってしまいました。
途中、ブルージュに着く少し前に車掌さんが来たのですが、あまりの混雑に車両内を通過することができないと思ったのか、私の乗っていた車両前であきらめて引き返して行ったのです。
よって、私の車両の乗客は、ほぼ100%が指定席にタダ乗りしてしまいました(^^;)

実は、このブルージュに向かう電車自体も、切符は窓口で買ったきり、入口の改札もなければ降りる時の改札もなく、まったくノーチェックなのです。極端な話、切符自体を持っていなくてもグリーン車に乗れてしまうようなもの!
ちなみにブリュッセルの地下鉄もバスもかなりアバウトで、一応は乗り場の入口に回数券を通す機械があるのですが、やはり何のチェックもない(時々、有人改札がありますが)ので、やろうと思えば全部タダ乗りできてしまいます。実際、あまり機械に券を通している人を見かけなかったのですが、そんなんで良いのでしょうかね?? 


しかし、その反面、トイレのチェックはとても厳しく、お金がないと絶対に入れません。
だいたい0.5ユーロ(80円くらい)なので大した金額ではありませんが、カフェでもレストランでも、駅の公衆トイレでも、どこでも必ずおばさんがいて、徴収されます。
あるいはトイレの個室の扉にロッカーのコイン投入口のようなものがついていて、そこにお金を入れなければ扉が開かないというシステムもありました。
どこで厳しくするか?はお国柄なのでしょうかねぇ...

◆◆===================
さて、ブルージュ駅に到着すると、まずはバスで中心部のマルクト広場に向かいます。
同じベルギーでも、ブリュッセルとはかなり街並が違う...
とにかく、可愛い! 
三角屋根の独特な建物や、水辺のプチホテルなど、何でもかんでもが、とにかく可愛らしいのです。
あまりにも陳腐な表現で恐縮ですが、「ディズニーシーみたい!」というのが一番わかっていただけるかと思います(TDSは、イタリアがモデルですが)。
建物や街並の美しさはもちろんのこと、川辺の木々も、水面を泳ぐ白鳥も、鴨も、すべてが本物!
街には馬が歩き、塀や家の窓には犬や猫が佇む、まさに”お伽の国”。
しかし、建物には普通に人が住んでいて、(おそらく)観光業が主流なのでしょうけど、普通に生活を送っているなんて...なんとも羨ましい限りです。
毎日どんな物を見て、感じて暮らすかというのは、その人の人生(=人格)に影響を与えるに違いないでしょうから、国民性が違うのも、当たり前ですね。
でも、たとえ一生に一度でも、こういう街が同じ地球上に存在するのだとわかるだけでも、何かが確実に違ってくるのではと思ってしまいました。


さて、ブルージュの観光の目玉は、なんといっても運河めぐりの観光ガイド付きクルーズです。
一度に約30人ほど乗れる小型ボートが3カ所から発着していて(どれも内容は大差ないようです)約30分のツアーを行っています。
昼食を取ると、私も早速ボート乗り場へ。
ボートはたくさんの小さな橋をくぐり抜け、真っ青な空の下に広がるブル−ジュの街をめぐります。顔に当たる風も心地よく、しばし都会の喧噪を忘れ、その風景に見とれるのでした。
川の水は決して綺麗に澄んでいるという訳ではありませんが、変な臭いなどはしませんし、かえって、その深緑の水色や、建物に生えた苔の青さが雰囲気を醸し出していて、良い感じでしたよ。


それと平行して街の中を巡るのが、馬車ツアーです。
走っている馬を間近で見るなんて、リオで行った競馬以来なので、それだけで興奮してしまいます。
事前にガイドブックで見て、馬車ツアーがあるのは知っていたけれど「まぁ乗らなくてもいいか」と思っていた私も、軽快に走る実物を見てコロッと気が変わり、ボートを降りると、今度は馬車乗り場へ向かいました。


しかし、馬車乗り場は、決まっていないのです。
日本から持っていったガイドブックにも、発着場所はメインであるマルクト広場か、曜日によっては、その少し東にあるブルグ広場から、としか記述がなく、どちらの広場にも案内はありません。
よく見ると、時々やって来る馬車が停まる所に長〜い列ができていて、どうもそれが乗り場なようです。
念のため一番前まで行ってみますが... やはり何の表示もありません。
普通、日本だったら「観光馬車乗り場 料金;○○円」みたいな、簡易バス停っぽい表示板が立っているとか、案内の人が居るとか、小屋があるとか... 何かあると思いませんか?
しかし、みんなが待っているのは、ロータリーのほんの一画。
他に待っている人がいなかったら、
「あの人、道がわからなくなって立ちすくじゃってるのかしら?
 それとも歩き過ぎて疲れて、とりあえず立ち止まっているのかしら??」
としか思われないような所なのです。
同じ市内でも、ボート乗り場はちゃんと「乗り場」だったし、人もいたし、料金表もあったし、全然違うんだなぁと思いました(笑)。
でも、まぁ他の人も待っていることだし、時々、馬車が来ては、今まで乗っていたお客さんが降りて、待っていたお客さんが乗っていくので、そういうもののようです。
ちなみに料金は、馬車の脇に看板がぶら下がっていて、そこに書いてありました。


馬車を待つこと約1時間(けっこう人気なんですよ)、やっと次の馬車に乗れる!という時に、中学生か高校生くらいの女の子のグループが、1枚の紙を持って私に近付いてきました。
グループの1人の女の子に
「Can you speak English?」
と聞かれ、「少し」と答えると、彼女は
「あなたの国の言葉で、”I love Belgium”と書いて」と言うのです。
差し出された紙には、確かに色々な国の言葉でそれらしき言葉が綴られていましたが、日本語はまだの様子。早速、渡されたボールペンで、
「私はベルギーが大好きです」
と書くと、「私」と書いた時点で、彼女たちが
「おぉ〜っ」とも「うわ〜」とも「きゃ〜」ともつかぬ感嘆の声を上げたので、やっぱり西洋人から見ると、漢字は未知の物なのだなぁと改めて思ってしまいました。
せっかくだから本当はもっと難しい漢字を使ってあげたかったのだけど、内容がシンプルなだけに「愛しています」も大袈裟かと思い、「大好きです」で締めくくると、今度は口々に
「それを読んでください」と。
私が読み上げると、彼女たちは目を白黒させて
「ぜーんぜんわからないわ〜」
というゼスチャーをして、
「ありがとう〜!」
と、元気な笑顔で去って行きました。


たぶん、社会科か何かの授業で来ているのでしょう。
ブリュッセルの町中でも、ここへ向かう電車の中でも、同じような年齢の子たちがグループでメモを取りながら歩いていたり、先生に連れられているのを見たので、ちょうどそういう時期だったのかもしれません。
ブルージュはブリュッセル以上に観光地なので、様々な国の人が居て、こういう課題も授業で行えるのでしょう。そして、若い時から「外国人に英語を使って接する」という体験ができるのだなぁ。。
日本だったら、どこへ行ったら世界各国の外国人がたくさんいるでしょうか??
京都とか、そうなんでしょうか? 六本木はちょっと違うしなぁ(笑)。


やっとのことで乗った馬車は、こちらも思ったほど臭いもなく、
「えっ こんな所を通れるの??」
というようなあちこちの路地を抜け、15分程走った後に、町の南に位置する愛の湖と呼ばれる小さな湖の傍で10分の休憩を取ります。
しかし、この休憩は私たち人間の休憩ではなく、馬のための休憩なのです。
ここに馬の食事場所と水飲み場があり、そこで馬に休憩を取らせて、後半の15分を走らせるというシステムになっているのでした。


愛の湖には、信じられないほどたくさんの白鳥が住んでいます。中には、卵を温めている白鳥もいて、人間を怖がったりもせず、極めて”普通に”そこに白鳥がいる、という感じです。
白鳥を眺めながら馬の休憩を待ち、その後、また馬車に揺られてマルクト広場に帰ります。
この馬車ルートは、ほとんどブルージュ中心部を網羅してしまうので、もうこれだけで充分くらいなのですが、せっかくなら自分の足でも歩いてみたい...
馬車のおかげで立地もだいたいわかったし、同じルートを今度は徒歩でブラブラすることにしました。

◆◆◆===================
まずは、まだ食べていなかったリエージュ風ワッフルを堪能。焼き立ては格別です。
そして、たくさんの小さなお土産屋さんを散策しながら、先程の愛の湖のちょっと先にあるベギン会修道院を目指します。
この修道院は、今も実際に修道女が暮らしていて、世界遺産にも認定されている歴史ある建物です。
門を入ると、ひっそりとしていて、木漏れ日の中に広い庭が広がり、さすがに心が浄められるようなとても美しい場所でした。
その後、メインのマルクト広場に戻りながらまた街を散策し、ブルグ広場のカフェでお茶をして、夕方18:00くらいの電車に乗ってブリュッセルに戻りました。

他にも、今回は行けませんでしたが、ブルージュにはメムリンクの美術館やグルーニング美術館など、美術館もたくさんあります。
教会も多く、小さな路地裏の1本1本まで、徹底的に”ヨーロッパ”な街でした。
しかし、観光メインなだけに、物価はかなり高め。
レストランの昼食で1人3000円くらいは当たり前、お土産屋も同じ商品が店によって倍くらい値段が違ったりしますので、そういう覚悟は必要かも...

とはいえ、帰国後に「ベルギーへ行った」と言うと
「ブルージュ大好き!」「ブルージュいいよね〜!」
という友人・知人が多かったのも大変頷ける、小さくて可愛らしい街でした。
オススメです。

◆◆◆◆===================
翌日は、ベルギーを後にしてパリへ移動です。
パリはまたベルギーとぜんぜん雰囲気が違い、わずか数時間の列車の移動でこんなにも色々な文化に触れられるなんて、やっぱりヨーロッパって良いな〜と思いました。
パリは、10年くらい前に一度来たことがあるので2度目だったのですが、前は海外旅行が初めての母を連れての強行スケジュール団体ヨーロッパツアー。
少ない日程で驚くほど効率良く廻るツアーも価値はありますが、1つ1つを時間をかけて観光するということはできなかったので、今回が初めての旅行のようなものです。
宿はオペラ座から徒歩数分のプチホテルです。
隣はそこそこ美味しいイタリアンレストランで、設備も立地も文句なしでした。

ということで、今回はオペラ座を起点に、セーヌ川クルーズをして、エッフェル塔に昇り、ノートルダム寺院に昇り、サクレ・クール寺院に昇り、残念ながらメーデーに重なってしまい凱旋門だけは昇れませんでしたが、観光名所を思う存分、廻りまくることができました。

特に、初めて行ったモンマルトルのサクレ・クール寺院には、なぜかとても心惹かれました。
映画「アメリ」(私は、帰国後に観ました)の舞台になった地域なので、その映画の所々に出て来る白亜の寺院に、見覚えのある方も多いと思います。
モンマルトルは、パリ中心部からはちょっと遠いため、私もはじめは
「そこまで今回は行かなくてもいいかな」
と思っていたのですが、ノートルダム寺院に昇った時に、遠くにそびえる、まるで魔法の城のようなその姿を観て、また急に気が変わり、翌日にはモンマルトルへ直行したのでした。

「モンマルトルの丘」というだけあって、かなりの急な坂が多いですが、その坂や階段の街並が素敵なのです。
また、サクレ・クール寺院の中の売店で売られていたシルバーのブレスレットが、すごく可愛いんですよ!
あまりに気に入って、2つ購入してしまいました。
これは、図らずも帰国後に色々な人に
「それ、可愛いね〜」「どこで買ったの?」
と言われるので、その度にサクレ・クール寺院を宣伝(?)しています(笑)。


◆◆◆◆◆===================
...と、そんなこんなで最終日は22:00の帰国便ギリギリまでパリを遊び廻り、満足して帰国の途についたのでした。
ヨーロッパはちょっと遠いし、ユーロは高いし、難はありますが、やっぱり良いです。
また次回、行ける日まで頑張ろう〜!!と思えた、リフレッシュの旅でした。


#ちなみに、トップの写真はブルージュで買ったミニチュアの家模型。
 本当にこういう家がたくさん並んでいるんですよ。


2007年06月05日

ベルギー紀行(1)

200704_Belgium02.jpgGWを利用して、久々にヨーロッパ:フランスとベルギーへ行ってきました。
成田からパリのシャルル・ド・ゴール空港まで飛行機で約12時間、そこからTGVに乗り換えて、まずはベルギーのブリュッセルへ向かいます。

ブラジルへ行くことを思えば(リオまでは26時間)、飛行機の座席なんてどんなに狭くても、どんなにフライト時間が長くても全然へっちゃらの私なのですが、今回、初めて乗ったエール・フランスには、期待を裏切られました。
帰りの方がまだ良かったので、ちょうど一番狭いあたりに当たってしまったのだとは思いますが、とにかく座席が窮屈で、椅子の幅はもちろんのこと、前後の幅も「もうこれ以上詰められません」というくらいギリギリなのです。
私のようなやせっぽちの日本人でさえ「狭い」と感じるのですから、大柄な外国人の方々など、気の毒なほどでした。
行きの飛行機は、ほぼ90%がフランス人らしき外国人、しかも満席御礼。
私の前座席の男性客3人は、全員がシートの横幅から体がハミ出していましたし、座ったが最後、そこにハマってしまって身動きをとることもできないようなご様子。
また、そんなにはリクライニングにしたくなくても、前の人がめいっぱい座席を倒したら、自分も倒さないと居る所がなくなってしまいます。しかもその状態でトイレなどに立つと、帰って来た時には、まるでリンボーダンスのように体を反らせないと座れないのです。。
その滑稽さには、自分でも思わず笑ってしまいました。
エコノミーだから仕方がないとはいえ、あの窮屈さはなんとかなりませんかねぇ。。ビジネスとまでは言わないけれど、もうちょっとだけ足元に余裕が欲しいです。


飛行機の話はさておき、夜の9時に成田を出発した飛行機は、日付を超えて朝の5時にパリへ到着しました。早朝だからか、寒い寒い! 
7:30のTGVの出発までは空港駅の待合い室で居眠りをしながら待ち、やっとブリュセル行きに乗り込みます。
列車は、足も伸ばせてとにかく快適です。飛行機の後だと尚更そう感じます。
窓には、どこまでも続く緑の大地が広がり、その様子はまるで北海道の富良野のよう。
車内サービスの紅茶を飲んで見とれているうちに、わずか1時間半ほどでTGVはブリュッセルへ到着しました。スーツケースを受取って、タクシーに乗り、まずはホテルを目指します。

ブリュッセルの駅は普通の都会で、人々はアフリカ系、ヨーロッパ系の方が半々というような感じだったので、「ブラジルのリオみたい」というのが、私の最初の印象でした。
ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語です。街のいたるところには両方の言語で案内が書いてあり、私は「全然わからないのがオランダ語、ちょっとわかるのがフランス語」と区別していました。噂には聞いていたけれど、英語の案内などほとんどありません。どっちもわからなかったら、読めないし、読めないと覚えられないし、確認できないし、かなりキツイなぁ...と。
せめて英語くらい書いてくれたらいいのに! まぁ、英語でもわかんないこともたくさんありますけどね。

ホテルは、駅からタクシーで20分ほどのところにある、普通の3つ星ホテルです。
ヨーロッパは物価が高いので、ホテル代もしかり、とても5つ星などには泊れません。せめて4つ星...と思ったものの、今回ホテルと航空券の手配をお願いした旅行代理店の方に
「3つも4つもたいして変わりませんよ。変えるなら、5つにしないと意味がないです」
と言われ、今回は宿に関してはガマンしました。
入口を入ると、小綺麗なビジネスホテルで、受付の人も英語が話せるし、感じも悪くありません。まずは合格、でしょうか。
チェックインにはまだ早いので、荷物だけを預かってもらい、ワクワクしながら街へ繰り出しました。
こういう時、私はいつも、小さい頃に行った海を思い出します。
波の打ち寄せる海が目の前に見えると、居ても立ってもいられないのです。早く泳ぎたくて泳ぎたくてたまならない、駆け出したいような、あの沸き上がる気持ち。きっと、この感情を失ったら、ちょっと精神的にマズいんじゃないかなと、個人的には思っています(笑)。


こうして歩き始めたブリュッセルの街。実はそんなには広くありません。
中心地はグランプラスという広場で、そこを起点にして放射線上に別エリアが広がるような形になっているので、比較的わかりやすく、メトロやトラム、バスを使えば移動も楽でした。
ホテルからグランプラスまでは徒歩で10分ほどだったので、散策しながらブラブラと進みます。
石畳の街並は美しく、建物は古いけれど...??
あれ、入っているテナントはほぼ日本と変わらないんです。ファッションの流行も、ほぼ同じ。
若い女性向けの店が立ち並ぶ道は、なんだか日本に居るような気さえしてしまうくらいです。
うーん、今やモードって完全に世界同時進行なんですね。

そして、とにかくチョコレート屋さんの多いこと! 
あ、レオニダス! あ、ゴディバ! あ、プラネット! あ、ガレー!...というように、街のあちこちに小さなかわいい店構えのチョコレート店が、嘘みたいにあるのです。
多分、東京の美容院くらいの割合で、チョコレ−ト屋さんがあるんじゃないでしょうか。うちの廻りの美容院がすべてチョコレート店だったら、すっごく嬉しいですね、私。
そして、普通の人が普通に生チョコやプラリネを買っているのです。中年の男性が多いのも意外でした。
日本のように「プレゼント」という感じではなく、ごくごく日常の中でパンやコーヒーを買うように、チョコがあるようです。チョコレートが暮らしに浸透しているのだなぁと、つくづく感心してしまいました。値段は日本とほぼ同じですので、決して安くはありませんが、さすがはチョコ消費量世界一だけあります。どのお店もディスプレイが美しく、見ているだけれも楽しいし、お店の入口を一歩入るとチョコレートの香りが漂っていて、なんとも幸せな気分になれるのも、いいですね。


さて、朝9:30のグランプラスはまだ人も少なく、晴天に恵まれたこともあって燦々と日が降り注ぎ、早朝のパリとはうって変わって暑いくらいでした。
広場の廻りに立ち並ぶ市庁舎や王の家、17世紀の建築物の圧倒的な存在感に、まずは感服です。
私は建築のことは詳しくはわかりませんが、ゴシック様式だったり、バロックだったり、とにかく繊細で手が込んでいて、こんなものを一体どうやって作ったんだろうと思わずにはいられません。
孔雀、狐、パン職人、風車、女性など、あちこちに銅像が埋め込まれていたりして、またそれが思ったより小さくてかわいいものが多く、探すのもけっこう楽しいです。さながら日光の眠り猫を見た時の感動です。
小さい頃に読んだ童話の、お姫さまが住んでいた中世の街というものが、現実にあったんだ!と実感するような、決してキラキラ輝いている訳ではなく、いぶし銀のような年季を感じさせる美しさなのですけど、なんとも素敵なのです。昔に訪れたことのあるドイツのローテンブルグもとても可愛らしい街だったけど、その親戚というか(笑)、とどのつまりは、やっぱりヨーロッパって凄い!というヤボな感情へ行き着きました。


広場に立って、グルグルと廻りを見回すのが一段落したところで、カフェでお茶でも飲もうということにしました。
ベルギーといえば、ベルギービール。本当はビールを飲みたい所ですが、アルコールが弱い私は、朝っぱらからとても飲む訳にはいきません。廻りを見渡すとほぼ90%が観光客らしき外国人で、しかも大部分がビールを飲んでいます。
たぶん暑いし、酔いなんてすぐに醒めちゃうんだろうな...とは思いながらも、初日から具合が悪くなっては困ります。替わりに涙を飲んで、ガス入りミネラルウォーターを注文し、一緒にベルギー料理のストゥンプを注文してみました。ストゥンプは、じゃがいもやにんじん、パセリなどの野菜を柔らかく煮て潰したマッシュポテトのようなもので、それに大きなソーセージとベーコンなどが付いてきます。マスタードと一緒に食べると美味で...ホントにビールによく合いそうな料理でした...


小腹も満たせたことだし、次はベルギーの人気者=小便小僧に会いに行くことに。
グランプラスから徒歩5分ほど行くと、普通の街角に突如として人だかりが。小便小僧を見つけるよりも人だかりを目安にした方が早いです。
そのくらい、「えっ、こんなに小さいの??」というほどの銅像なので、誰もいなかったら見落としてしまいそうです。どうしてこの像が有名になったのかは、イマイチ勉強不足で存知上げませんが、この小便小僧君はたくさんの衣装を持っていることでも有名。
私が行った時は残念ながらコスプレしてはいませんでしたが、そのワードローブたるや、670着以上あるそうです。


帰り道には、ワッフルを食べました。
ベルギーのワッフルは、長方形のブリュッセル風ワッフルと、楕円形のリエージュ風ワッフルの2種類があります。日本で「ベルギーワッフル」というと、リエージュの方を指す事が多いですが、それだけではないのです。2つは味が違うので、ベストな食べ方も微妙に違います。
ブリュッセル風は甘くなく、サクサクした食感で、アイスクリームなどと一緒に食べた方が美味。最初はシンプルにパウダーシュガーにしてしまい、あっさりし過ぎでちょっと物足りないくらいだったので、後でハーゲンダッツでアイス&ワッフルを食べたら(ベルギー限定メニュー?)、そっちの方が正解でした。

リエージュ風は、もともと生地に砂糖がかなり練り込まれていて甘く、モチモチした食感です。
そのまま食べても十分美味しく(もちろん、これにチョコやアイスなどを思いきりトッピングもできますが)、食べ歩きにはこちらの方が断然向いています。
どちらも甲乙つけ難いとはいえ、私はリエージュの方が好きかな〜
目の前で焼いてくれるバージョンは、アチアチで本当に幸せな味でした!


さて、散々ウロウロしている間に観光客も着々と増え、グランプラス周辺には、色々な旗を掲げた各国のツアー客御一考様があちこちにお目見えし