紫陽花月にて
早くも6月、紫陽花(あじさい)の綺麗な季節になりましたね。
この時期は何気ない住宅街の軒先や、電車の窓から大好きな紫陽花を観られるのが、とても嬉しいです。
先月末からまたライブ・ブッキング:夏の陣、打ち合わせ中です。
今年は本当に色々な方とご一緒させていただいて、充実感いっぱいです(^^)
その楽器に併せてアレンジや選曲を考えるので、今まで演ったことのなかった曲、
演りたくてもできなかった曲...などなどにチャレンジできて、
よって練習時間もかなり取るのだけれど、それもまた楽しい。。
さて、先月末のエレクトロニカ系イベントでは、まったく畑違いながら、
私もシンセシスな音とのコラボを満喫させていただきました。
いつも生楽器のナチュラルな音ばかり聴いている私としては、音色がまず久々で新鮮だったこともあるし、
ダンサーあり、トランペットの即興演奏あり、ハイレベルのバンドあり、
マック鍵盤あり...などなどのバラエティ豊富な内容に、
イチ観客としても見入ってしまって、あっという間の1日でした。
音楽表現の形は何でもいいんだ、好きなように自由にやれることが何より重要なんだ、と改めて認識。
ジャンルが違っても、他の方のライブを観るのは本当に勉強になります。
ブラジル音楽以外の、一般的なミュージシャンと話をしていると時々、
「ボサノバは古典芸能なのかな...」と感じることがあります。
もちろん、そういう部分もあると思うし、それが良い部分でもあるとも思うし、
よそ様の国の音楽を演っているので、守らなくてはならない「掟」みたいなものも確かにあるのですが、
私なりのオリジナリティの追求は、ずっと真摯に続けて行きたいと思うのでした。
そんな想いを胸に、
6月はピアノのトリ音さん、7月はフルートの大野さん、8月は初共演のチェロの星さん、
9月にはまたbarquinhoにパーカッションの井手野さんと出演します。
ピアノ伴奏で歌うのは久しぶり、
大野さんのフルートの音色は1か月空くと無性に聴きたくなるし、
チェロとの共演は悲願、
井手野さんとのボーカル・デュオも、かなり好評です。
同じ曲でもアプローチが違うとぜんぜん感じが変わりますので、ぜひぜひ1度、観にいらしてみてください(^^)
出演者一同、お待ちしております。
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO1600 F9.0 1/10 0ev 25mm
タイトルとは全然違うけれど;夜のホームにて。
今年は写真も指向を変えて、暗めの作品を目指してみようかな。