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ある夏の日

20080815.jpg連日の猛暑は仕方ないにしても、この時期、一番怖いのはベランダに乱入してくる蝉(セミ)です!
どっちへ行こうとしているのか見当がつかない、あの盲目的な飛び方は何とかならないものでしょうか。
いつのまにか夜の間に信じられないような所に転がっていたりすることもあるので、朝は必ず蝉チェックをしてからベランダに出るようにしています(^^;)。

私の虫嫌いは相当なものなので、それだけにカンが働くというか、息も絶え絶えの蝉が家の周りのどこかに落っこちて来ると、

  ジッ ジッ ジジジッ...

というあの羽音が、家の中のどこにいてもすぐわかります。
もう10年くらい続けている有機野菜の宅配の箱も、開けた瞬間に

 あっ 虫がいる予感...!

これも、たいてい当たります。
先週も、ブロッコリーの花蕾に潜んでいた茎の緑にそっくりな巨大青虫を先手で見つけました。
アブラムシクラスのものは何とかこれでも慣れたんですけどね...
羽がついていて飛ぶものが、ホント駄目です。。


さて、話は一気に変わって楽しい方へ。
先日は、ボサノバ・ボーカルの生徒さんが行う初のソロライブの応援に、大塚のエスペトへ行ってきました。
「先生が来ると緊張するから...(汗)」
ということでしたが、やっぱり晴れ舞台ですからね!
いつもセッションに足繁く通って練習もバッチリされているのはわかっていたので、イチ観客として楽しませていただこうと、向かいました。

実際に始まってみると、緊張なんてどこへやら?というほどのリラックスした歌いっぷり!
MCも難無くこなし、6曲を表現力豊かに歌い上げてくれました。
2年前にレッスンに最初にいらした時には、ポルトガル語も何もわからないゼロの状態だったYさん。
でも、いつもお渡しする歌詞カードは、次のレッスン時には色ペンによる書き込みで真っ赤になっているような大変な努力家で、当然のことながら瞬く間に上達。
ついに初ライブとなったのでした。

お祝に持っていった花束を、ステージ終了後にお渡ししたのですが、
「とても素敵でしたよ!」
と、笑顔で一声掛けたかったのに、間近でYさんのお顔を見たら不覚にも胸がいっぱいになってしまい、水泳の北島選手じゃないけど「何も言えない!」状態に...!
ご本人が泣いてないのにここで私が涙する訳にいかないと思い、懸命に堪えていたら”満面笑顔で無言”というおかしな人になってしまいました(^^;)
でも、気持ちは伝わったかなぁと思います。


Yさんに限らず、私の生徒さんたちは、お仕事や御両親の介護などを抱えながらの様々な環境の中で、楽しみながらも地道な努力をたゆまず続けておられる方ばかりです。
決して、暇を持て余しての「なんとなく〜」の趣味ではなくて、いつも事あるごとに書いてはいますが、私自身、毎回色々なことを逆に学ばせていただいているくらいです。
これからもぜひぜひ生徒さんたちには、どんどん色々なステージで活躍してもらいたいなと思います。
次回はどなたが続くか、楽しみです!


[photo data] 
猛暑を避けるノラ猫。ここがお気に入りポイント?
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6
ISO200  F5.6 1/40 +0.3ev 43mm

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