« 新春;ボサノバ・ヴォーカルレッスンのお知らせ | メイン | 2/12より開講!ボサノバ・ヴォーカル【セブンカルチャークラブ武蔵境】 »

原鉄道模型博物館

2016-12-29-1.jpgあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末に横浜の原鉄道模型博物館へ行ってきました。
ここは2012年7月にオープンした模型博物館で、原信太郎氏が作製、所蔵した鉄道模型を一般公開している、ちょっとマニアックな博物館です。


息子が電車好きなことは、このブログでも何度か書きましたが、
実はこの博物館に行きたかったのは、何を隠そう、この私!!
もともとミニチュアとジオラマが大好きな私としては、開館当時からずっと気になっていた場所なのです。

とはいえ、ここはどちらかと言えば大人向きで、
館内で飲食もできないし、大宮の鉄道博物館のように走り回れるようなスペースもないし、
実際に電車で遊べるわけでもなく...乳幼児連れでは周りに迷惑かなと躊躇していました。

ところがサイトを見ていたら、いろいろとイベントをやってるんですね。
今回は機関車トーマス・ウィンターギャラリーというイベントが開催されているではありませんか!
これは絶好のチャンス!!

そして、開館当初は撮影会等以外では撮影禁止だったのが...
知らぬ間に解禁になっている(2013年11月からOKになったようです)!!
これはこれは、行かねばなりませぬ。。


実際に行ってみると、こじんまりした博物館ながら、精巧な鉄道模型が壁一面に展示され、見ごたえ充分。
世界最大級といわれる「いちばんテツモパークジオラマ」では、原氏が制作した模型以外に、
イベントとして、トーマスとその仲間たちが走っていました。

なんとこのトーマスたちは、30年前の実写版トーマスの撮影に実際に使われたものなのだそうです。
まさか本物が走っているとは知らなかったので、とても感激しました。
もちろん息子も大喜び!
今回は、トーマスを含め、その仲間たちのうちの16種類の機関車が日替わり&時間別で走行していました。
この16種類の名前はもちろん、エピソードや性格まで全部知ってる自分...すごい!(苦笑)って、
トーマス好きなら基本の仲間たちですけどね。
息子がトーマス好きになって2年くらいですが、2年も毎日観てると覚えちゃいますね。。
やっぱり来館チビッコたちの保護者は皆さんは、とてもよくご存知でした!


2016-12-29-3.jpg機関庫もトーマスのティドマス機関庫になってました。




さて、鉄道模型には色々なサイズがあって、
小さい順に
  Z < N < HO < O <1
なんだそうです。

は??と思われますよね(^^;
私も今回、詳しく初めて知りました。
このサイズ表示はゲージと呼ばれていて、線路の幅によって違います。


Zゲージは一番小さくて、標準軌(軌間1435mm)の線路を1/220で縮小したもので、軌間6.5mm。
とっても小さいです。私は、実際に走っているところは見た事ありません。


次のNゲージは、標準軌線路を1/148 - 1/160で縮小したもので、軌間9mm。
英語のナインのNだそうです。
鉄道フェアなどで運転シュミレーションをさせてくれるジオラマがありますよね。
そこでよく見かけます。これもかなり精巧で、高価です。
ちなみにプラレールアドバンスはNゲージとほぼ同じなので、
プラレールのレールにNゲージを乗せること(Nゲージは電池走行しないため)と、
Nゲージのレールでプラレールアドバンスを走らせることができるそうです。


HOゲージは縮尺1/87(3.5mmスケール) ・軌間16.5mm。
この次のOゲージのハーフゼロという意味だそうです。
これは鉄道系の博物館のジオラマショーなどに、よく使われています。
また、プラレールはデフォルメされているため縦横の縮尺が本物と同じではないので、
見た目ではHOより少し大きめに感じますが、実際はHOとほぼ同じで軌間は16.5です。


そしてOゲージは縮尺1/43 - 1/48 ・軌間32mm。
オーゲージ、ゼロゲージと呼ばれます。
割と大きめで、作りもしっかりよくできていて、見ごたえがあります。
昭和20〜30年代は、鉄道ファンの間ではこれが主流だったようです。


そして1ゲージ。縮尺1/32 もしくは1/30.5・軌間45mm。
模型と言っても、存在感があり、ディティールまでよく再現されていて素敵です。
原模型博物館のメインジオラマは1番ゲージなので、「いちばんテツモパークジオラマ」なんですね。
行く前は、何がいちばん?大きさ?と思っていたけれど、やっと腑に落ちました。

そして、イギリスでは1番ゲージが一般的だそうで、だからトーマスも1番ゲージ、
というわけでこの博物館のジオラマを走れるんですね。



今回、展示の鉄道模型の中には、トーマスとその仲間たちのモデルになった機関車の模型も
多数展示されていました。
その昔、こんな素敵な蒸気機関車、ディーゼル機関車が実際に走っていたなんて、
作るの大変だったろうな、走っているところは格好良かっただろうなと想像します。

なんだかんだと2時間近く満喫して、たっぷり楽しませていただきました。
本物の鉄の線路、鉄の車輪、木の枕木、石の上を、架線からパンダグラフで電気を取って走る鉄道模型。
周りの家や人、山や川にもドラマがあって、いつまで観てても飽きないです(^^
今回はiPhoneでの撮影でしたが、次回は一眼レフにマクロレンズ装着して、じっくり写真撮りたいです!!


2016-12-29-2.jpg

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://perola.sakura.ne.jp/blog/mt-tb.cgi/403

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)