連休前半
天気が良かったり悪かったりした連休前半ですが、のんびりと近場で過ごす連休です。
初日には、上野の国立博物館の「最澄と天台の国宝」展へ。私が一番興味深く思ったのは、平安時代〜の巻き物の漢字が、とても美しかったこと。国文科だった大学時代に古文書を読むことがよくありましたが、その時はあんまりそうは思わなかったのに...
よみにくい平仮名に比べて、漢字ははっきりと楷書体で書かれているので、現代人にもちゃんと読めます。はるか昔も、同じ字を書いて、読んでいたんですね。
その後はプラド美術展へ行くはずが、あまりの陽気の良さにどうしても動物園に行きたくなり、たぶん10数年ぶりに上野動物園へ。
こちらもびっくり、最近は、動物園も変わったんですね。色々な確度から動物が見られるように工夫がされていて、ただ単に檻のむこうから眺めるだけじゃないのです。できたてホヤホヤの「くまの丘」でも、ツキノワグマの赤ちゃんがヨタヨタしててかわいかった!
「動物園は、臭い」というイメージしか持たなかった私には、衝撃でした。
翌日は、某寺に厄払いへ。
家族の入院(犬も含む)が重なったこともあり、大事に至らなかった御礼参りも兼ねて、もう一度お払いをしてもらいに行きました。
休日に寺に来る人なんて...それがけっこういるのですよ! それも、お払いに来る人が。
世の中、色々ですね。うちだけじゃないんだな、大変なのは。と思ったのでした。
本堂の畳に座り、目を閉じて念仏の合唱と太鼓の響きに身をまかせていると、なんとも不思議な心地よさを感じました。