10年
実家の愛犬パピが、今月で10歳になりました。
誕生日に、母が「Happy Birthday」を歌ってあげたら、
パピは小首をかしげて、じっと聴いていたそうです(^^)
まるでモグラのようだった子犬時代、
ソファの下に潜り込むのを、必死に止めてひっぱり出していた頃が嘘のよう!
今は鼻ずらだって入らないのに...(笑)。
本当に小さかったんですね。
あれから10年も経ったのかと思うと、まさに「光陰、矢の如し」です。
10年前の私は、自分の曲を作ったり歌ったりする傍ら、採譜の仕事をして、
ギターとポルトガル語を習って...という生活をしていました。
その頃は、たしかポルトガル語に週2回通っていて、
ギターのレッスンの後に、そのままポル語レッスンに行くというダブル受講の日もあり、もっともハードだった気がします。
ギターとポル語の辞書が重くて、移動が大変だったなぁ〜(笑)!
今は懐かしき良き思い出です。
言葉もわからず、ギターも弾けず、本当に何もできなくて、
それでも少しずつ出来るようになる事がひたすら嬉しくて、
何度壁にぶつかっても、やめようとは思わなかったのは、運命?か、執念?か(--;)。
でもこれは、「好きで続けていけることは、そのまま進めて良いこと」という
私の信念に繋がっています。
そしてこの春から、実に7年ぶりにポルトガル語のグループレッスン受講を再開しました。
ずっと個人レッスンで、勉強は続けてはいたのですが、
「色々な人と話す」という機会がまったくなかったので、
週1回、会話のクラスに参加することにしたのです。
クラスメート内では、私が一番、若輩者&未熟者ですが、
リオの大学での講座時代で、落ちこぼれには充分慣れているので、大丈夫(笑)。
他の方が話すのを聞いているだけでも、ものすごく勉強になります。
ありがたいことに皆さん、つたない私の話も一生懸命聞いてくださるので、
一瞬たりとも気が抜けないながらも、楽しく続けられそうです。
そしてまた10年後。
私は何をしているかな。
精進を重ねつつ、振り返った日々を、愛おしく懐かしめるような、
そんな時間の過ごし方をして行きたいと思います。
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.5 1/160 +1.0ev 54mm
今までのナンバー1ショット!
パピはカメラがあまり好きではないので
なかなかこういう自然な笑顔をしてくれないんですよね(^^;