雨上がりのエピソード
以前、駅のホームを歩いていた時のことです。
突然、「スミマセーン、スミマセーン」と、後ろから声をかけられました。
ちらっと見ると、全然知らない、しかも外国人。
一応、身なりはきちんとした30代くらいの男性でしたが、駅のホームで私に用事があるとはとうてい思えず、私は咄嗟に
「英会話学校の勧誘だろう、こんな所でまで営業するなんて、びっくり!」
と思ってしまったのです。
無視してそのまま歩き続けるも、彼はあきらめません。
「スミマセーン、スミマセーン」
とあまりにしつこく追いかけてくるので、仕方なく歩調を緩めると、彼はホッとした表情で言いました。
「カサ、ワスレテマース」
え!!
そうでした。雨が上がっていたので、電車の手すりにかけていた傘を、私はそのままにして電車を降りてしまっていたのです。
さっきまでの無礼はどこへやら、彼に平謝りし、お礼を言い、あわてて電車に戻りました。
幸い急行電車の通過待ちで、電車はまだ停車中だったので、無事に傘を取り戻すことができたのでした。
親切な外国人の方、どうもありがとう。そして勝手な推測をしてゴメンナサイ。
雨上がりの、ほろ苦い思い出です。
コメント
渋谷の南口付近に勤務してるんですが、
この辺は道がわかりにくい上に246などがあって容易に道をわたることができません。
ということでよく迷ってる風の人を見かけるんですが
声をかけて助けてあげるべきか迷うんですよねー。
その外国人の方、不審に思われてもめげずに(笑)
よく声をかけてくれましたね。感謝ですヨ。
投稿者: のりしん | 2006年04月09日 23:43
たしかに、そのような事ってありますよね。
やさしい外人さんに感謝しましょう。
投稿者: クリントン渡部 | 2006年04月10日 01:01
>のりしんさん
確かに、知らない人に声をかけるのは勇気がいりますよね。
渋谷は複雑ですから、ぜひ今度は
「どちらへ行かれるんですか?」と声をかけてあげてみてください!
>クリントン渡部さん
そうですね。
このことがあってから、一応は話の導入くらいまでは聞くようにしているのですが(^^;)、
そういう時に限って何かの勧誘だったり、宗教だったり...うまくいかないものです。
投稿者: 柳沢 | 2006年04月10日 10:23
ちゃんと助けてあげてますよ〜!
今日も面接に向かう
あわて気味の就職活動中の学生をヘルプ@赤坂。
あ、あとTBSはどこですかって
トラック運ちゃんに聞かれて
一方通行回避ルートまでテイネイに解説を!
もしかして聞かれやすい体質??
#勧誘も一件(笑)
投稿者: のりしん | 2006年04月11日 01:09