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発表会リハーサルでした

20110320.jpg余震や原発など、様々な不安で緊張の続く最中ではありましたが、予定通りに発表会の通しリハーサルを行いました。
自分のライブ同様、開催するか否かについてはかなり考えましたが、「出欠席は強制ではなく自己判断」ということでの開催に踏切りました。
幸い、地震の影響で参加することができなかったのは2名だけで、他の皆さんは、元気に歌って弾いて聴かせてくれました。
とても嬉しかったです。ありがとうございました。


ここのところ1週間、地震関連のニュースを見ながらずーっと家に居ると、どうしても気が滅入ります。
私の自宅は、震度5でしたが、地震酔いと呼ばれる症状も少なからずあって、地震後2日程度は、船酔いのように気持ちが悪く、片頭痛が起こりました。
その後は、「あ、揺れてる!」と思うと、揺れてなかったり、逆に、揺れてるとは思わなかったのに、電気の紐が揺れているのを見て、
「あ、地震だな」と思ったり。。
最近は、自宅の吊り下げ式電灯の揺れ具合で、震度レベルを判断できるようになり(ほぼ当たります)、
震度3までなら、揺れても通常通り生活してしまえるようになりました。
荒波を航海するのが仕事の漁師さんが、船酔いしない...みたいな感じでしょうか。


もちろん、被災地の方々のご不安や心痛は察するに余りあり、
東京でぼんやりしているだけなのに、気が滅入るだの、地震酔いだのと言えた身分ではないのですが、
悲惨な現地や、寒さに震えている避難所生活の映像、哀しいニュースを聞いているだけで、
自分もそこに居て、一緒に心が砕けて行くような気持ちになるものです。
人間というのは、繰り返し見聞きするものに、かなり精神的な影響を受けるのだと改めて感じました。


だから、昨日のリハーサルで、
数時間でも、見知った顔に囲まれて、大好きな音楽に触れられたことは、
とても大きな安らぎでした。

そして、もし被災地の方がお望みなら、私は皆さんのために歌いたいと思います。
ひとときでも苦しみを忘れられるなら、お役に立てるなら...音楽を届けに行きたい。
不眠不休、自給自足で力仕事をするプロ・ボランティアにはなれないけれど、
避難所で歌う事なら、できるのではないか...
そんな気持ちになったりするのです。

でも、まずはすぐ出来る事として、義援金寄付!!
1日も早く、この混乱と不安の日々から抜けだせることを願ってやみません。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F4.0 1/320 +1.0ev 25mm
グラニュースミスという種類の青りんご。
甘酸っぱい香りが良く合うので、コンポートにしました。

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