手つなぎラッコ
突然ですが、皆さんはラッコがどうやって寝るか、知っていますか?
ラッコと言えば、仰向けで貝を割って食べる姿が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、
なんとあの背泳ぎスタイルのまま、眠るんです。
だから、海に住む野生のラッコは、寝ている間に流されてしまわないように
大きな海藻にぐるぐると体を巻き付けて寝るのだそうですよ。
そんなラッコですが、水族館のラッコの水槽には、海藻がナイ。
もちろん、流されても困らないので、そもそも必要ないのでしょうけど、
水族館ラッコは、手をつないで寝ることもあるんです!
ということで、見つけた動画がこれ。
半信半疑の方も、とにかくまずは全部ご覧になってみてください(^^
ね、すっごく可愛いでしょう〜!!
手が離れてしまっても、またその後でちゃんとつなぎに行くなんて、感動ものです。
そしてよく見ると、手を繋いだ瞬間に、どちらのラッコもシッポをふってるんですよ。
犬とラッコが一緒かどうかはわからないけど、
たぶんこれって「嬉しい」という表現ですよね。
ギャラリーの感嘆の声を聴くに、おそらくアメリカ?のどこかの水族館でしょうか。
もしかしたら、ここのラッコだけの習性かもしれません。
だって、ラッコが手をつないで寝るなんて、
レッサーパンダが立つよりも珍しいことだと思うので
(レッサーパンダはもともと立って枝の葉を食べる習性があるので、
立つのは普通なのだとか)、
日本の水族館で手つなぎラッコが見られたら、とっくの昔に大人気になってるはずです。
そしてこの2匹のラッコは夫婦なのか、親子なのか、兄弟なのか...
3匹いたら、3匹で手をつなぐこともあるのか???
くだらない疑問はつきないのですが、あまりの可愛さに
嫌なことすべてを忘れてしまえそうなほど、癒されました。
昔、日本の水族館でラッコの赤ちゃんが生まれた時、
赤ちゃんの体重測定をするのに、毎日どうしているか?というのを
テレビのニュースで見たことがあります。
飼育員が赤ちゃんだけを捕まえるのは大変だろうと思っていたら、
なんとお母さんラッコが、飼育員が来るとちゃんと泳いで赤ちゃんを連れてきて、
「はいっ」って(ラッコがそう言うわけじゃないけど、そんな感じで)、
プールわきの体重計の上に、自分で赤ちゃんを乗せるんです!
教えたのか、自らやり始めたのかはわかりませんが、
そりゃあもう、可愛かったんですよ〜
手つなぎラッコはそれに匹敵する愛らしさと、私の中では認定されました(^^
日本の動物園も水族館も、行動展示が主流になって来ている今、
ラッコの水槽にも、大きな海藻を入れて海らしい環境にしてくれたら
海藻ぐるぐるラッコも見られて楽しいのになぁ〜
あぁ、水族館に行きたい!