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西表島・写真日記(2)

20090720-1.jpg由布島は、西表島から400m離れた小さな島です。
水牛車に乗って渡ることができます。
水が浅いので徒歩でも渡れますが、ここは是非、水牛車に乗らないと〜!

西表島側の売店で、水牛車往復乗車料金と島内入園料;1300円を支払うと、
「それを付けてると、お金払ったってわかるからね。
 帰りに返しにきてね〜」
と、赤いハイビスカスの造花を貸してくれます。
造花は、安全ピンで服やバックに付けられるようになっていて、いわば、これがチケット代わり。
沖縄っぽくてけっこう可愛いし、良いアイデアですね。
早速それをワンピースの胸元に付けて、いざ乗り場へ向かいます。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
●ISO100 F4.5 1/1600 0ev 54mm
由布島からやってくる水牛車。
遠くから三線の音色も一緒に聴こえてきます。
牛車は30分に1回の割合で運行し、牛(のパワー?)によって12人乗りとか14人乗りとか色々ありました。
水牛はとてもよく調教されていて、空いているスペースに自らちゃんと停車するんですよ。
角に触りたがる人が多いのか
「水牛のツノは大変危険です! 近付かないでください。
 写真を撮る時には、係りの者に一声かけてください」
と、あちこちに書いてありました(^^;)


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[左]●ISO100 F5.0 1/250 +0.3ev 14mm
水牛車では、オジイが三線を弾きながら沖縄民謡を披露してくれます。
偶然にも、往復ともに同じオジイ&水牛(慎太郎・10才)コンビの牛車の乗ることに。。
「さぁて、何を弾こうかな〜」
と言いながらマイペースなオジイが歌ってくれた曲は、行きも帰りも「涙そうそう」でした(笑)。

後で聞いた話によると、シャイなオジイだと、三線を弾いたり歌ったりは、してくれないのだそうです!
そう言えば、左右を走る牛車を見ていると、演奏していない車も確かにありました。
...ということで、今回はたとえ同じ曲だったとしても、当たりだった!と言えるのでしょう。。

[右]●ISO100 F9.0 1/160 +0.7ev 14mm
由布島←→西表島を往復すると、水牛たちはゴハンの時間。
のんびり乾草を噛み締める姿が見られます。

20090720-4.jpg20090720-5.jpg

[左]●ISO100 F5.6 1/320 -0.3ev 54mm
水牛は、普段は”水牛待ち合い所”と呼ばれる池で待機しています。
出番が来ると引っ張り出されて、まずはホースで水浴びをさせてもらって、仕事に向かいます。
水浴びは、とっても気持ちよさそうでした。

[右]●ISO100 F7.1 1/250 +0.3ev 14mm
池に浸かる姿は、まるで湯治をしているようでカワイイ!
子牛もいましたよ。
待機池は2つあって、こちらは大きい方。
水牛車をひく訓練は2〜3才頃から始めるそうです。

20090720-6.jpg20090720-8.jpg

[左]●ISO100 F3.3 1/50 +1.0ev 37mm
ちょっと木陰に入ると、爽やかな風が通り抜けて行きますが、油断してると容赦なく蚊に刺されるので注意!
日焼け止めはもちろん、虫よけも必須です。
色々なものを肌に塗りたくるのは、ちょっと心配でしたが(結果、何ともなかったけど)、仕方ないですね。

最近の日焼け止めの威力は素晴らしく、沖縄に行ったのが嘘みたいに、まったく焼けませんでした。
ここまで進化したなら、メーカーにはもうひと頑張りしてもらって、
日焼け止めと虫よけが一緒になった製品を開発してほしいなぁ〜
UV虫よけ、絶対売れると思います?!

[右]●ISO100 F5.6 1/200 +0.7ev 14mm
島は花木生い茂る綺麗な遊歩道で整備され、徒歩でのんびり見て廻れます。
いたる所に南国の花が咲き乱れ、じっとり暑い空気が漂います。
島の海沿いからは、小浜島を臨むこともできました。
島内には蝶々園、ブーゲンビリア園、小動物園、売店などなどもあります。

20090720-7.jpg●ISO100 F6.3 1/10 +1.0ev 23mm
土産物店に展示されていた、由布島の水牛の家系図。
島には、初代水牛の大五郎と花子の碑も建っていました。
私が乗った牛車の「慎太郎」は、大五郎のひ孫にあたります。
重たい車を引いてもらうのはちょっと牛が可哀想な気もしますが、
牛にとっては、農耕作業に比べたら楽なのかな...
歩みはのんびりだけど、しっかりと着実に進む姿は印象的でした。
慎太郎、お世話になりました。どうもありがとう!

由布島の帰りには、日本最南端の温泉「西表島温泉」へ立ち寄りました。
八重山唯一の温泉施設だそうで、パイヌマヤリゾートというホテルも併設されています。
小じんまりとした温泉ながら、内風呂の他に、水着で入れる露天風呂やプールもあります。
そして普通の温泉と違うのは...気温が高いため、露天風呂でも、のぼせそう〜!!(笑)
わりと夜遅くまで営業しているので、行くのはもうちょっと遅い時間でも良かったかも。。
真夏は星空を見ながら...というのがお薦めだそうです。


さて次回は最終;西表島・写真日記(3)ビーチ編。

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コメント

「西表島温泉」テレビで見て気になっていました。
でも、露天でものぼせそうなんだね〜(笑)

おじぃの三線、羨ましいです。
今、ビールを1500ml飲んで良い感じなので、三線で踊りたい♪

次のビーチ編も楽しみにしていま〜す!


露天はその名も「やまねこの湯」。
源泉の温度が高い訳ではないみたいなんだけど、
入って来る人がみんな
「わ、熱い!」と言ってたので、
湯が熱いのか? 気温が高いのか? 両方かな(笑)

三線は一度弾いてみたいなといつも思いながら
まだ一度も手にしたことがないの。。
今度、東京で体験レッスン等に行ってみたいと思ってます。

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