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2008年07月30日

店頭でのCD取扱いについてのお知らせ

弊レーベルCDの流通、販売を委託しておりました(株)原楽器が、今月16日より営業継続が困難な状況に陥ったため、
現在、PEROLA RECORDS(ペロラレコード)から発売しているすべてのCDの流通、販売経路(WEB; タワー、HMV、アマゾンを含む)がストップした状況になっております。

よって、新たな販売経路が確定するまでの間、以前行っていたメール通販を再開します。
CDをご希望の方は、必要事項をご記入の上、下記までご連絡ください。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

●mail@akikoyanagisawa.com
●お名前
●送付先ご住所
●商品名、枚数

◎送料は無料です。
◎商品代は銀行振込での前払制です。
◎追って振込口座をメールでお返事いたします。

◆販売CD一覧
『siesta/柳沢暁子』PRD-550
『passeio/柳沢暁子』PRD-650
『猫とボサノバ/柳沢暁子』PRD-750
『郷愁アパルタメント/柳沢暁子』PRD-800
『atmospheric/inc12』PRD-101

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CD流通業界も、なかなか厳しいご時世になったようです。
原はインディーズCD流通の草分け的存在で、楽譜や雑誌の流通も手掛けるディストリビューターの中でも、かなりの大手です。
先日、突然FAXが届き、廃業の説明会に参加してきました。
ざっと数えた所、集まった債権者は約200人超!!
会場の椅子の数ではまったく足りず、ほとんどが2時間立ちっぱなしでの参加。
突然のことで、私も含め皆さん当惑気味...
そしてもちろん、かなりお怒りの業者さんも多数いらっしゃいました。

思えば10年前、初めて自分でCDを作って、どうやったらお店に置いてもらえるのか全く何もわからずにタワーレコードに営業に行ったら、そこの担当者さんがとても親切な方で、無知な私に色々と流通のことを教えてくださったのが始まりでした。
当時はインディーズといえばロックやパンクなどのバンドが多くて、ポップスは珍しく、本人が営業に来るというケースは、さらに珍しかったようで、本当に夢のような対応をしていただいていたものです(^^;)
その流れで原と契約するに至り、それからは全国に流通・営業することができるようなったのでした。

私のCDを日本中に広めてくれた会社なだけに、ガランとした社内を見た時には、哀しい気持ちになりました。
CDリリースのたびにプロモを手伝ってくれた営業さん、間違いだらけの請求書の書き方を教えてくれた経理の方々を思うと、不思議なほど怒りの感情はなく、感謝の気持ちばかりがどうしても先に立ってしまいます。
私の被害額は微々たるものなので、こんなことが言えるのかもしれませんが...
1つの時代を見送ったような、そんな気がしています。

流通の別ルートが確定するまでの間は、皆さんにはご迷惑をおかけしますが、
このような事情のため、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。

CDはライブ会場でも手売りしていますので、ご希望の際はお声掛けくださいませ。
また、音楽配信サービス「OnGen」にて、ダウンロード配信はこれまで通り行っております。
先日からスタートした「TSUTAYA」との新ダウンロードサービス「TSUTAYA DISCAS」にも対応しておりますので、ぜひご利用ください。

◆「OnGen」
http://www.ongen.net/index.php

2008年07月19日

8月のライブ

20080720.jpg夕暮れからのひとときが気持ち良い季節になりましたね。
お買い物のついでに、ぜひお立ち寄りくださいませ。

■8月2日(土)
◇Cafe' Fouquet's(カフェ・フーケ)
 東京都世田谷区玉川3-17-1
 玉川高島屋/本館1F TEL:03-3708-5038
  〜東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩5分

  ◆出演 柳沢暁子(Vo&Gr)大野裕之(Fl)

  ◆Live start: 1st) 18:00〜
         2st) 19:00〜
         (それぞれスタ−ト時間の若干前後の可能性有、各回30分)

  ◆Charge: チップ制(お気持ちを専用ボールへお願いします♪)

  ◆雨天の際は、ライブスタート時間や演奏時間、演奏場所が変更になる場合があり、
   聴こえにくくなることもございます。 何卒ご了承ください。

[photo data]
Sony α350 50mm F1.4
ISO400  F1.4 1/30  +0.7ev


2008年07月14日

CICOUTE CAFE

20080714-1.jpg20080714-2.jpg下北沢でカフェをしている友人がいます。
駅前の商業区域からはちょっと離れた、閑静な住宅街の一画にある落ち着いた雰囲気のお店です。
最近は、かれこれ5年以上通っている同じく下北沢の美容院の帰りに立ち寄っていて、早速カメラを持参して写真を撮らせてもらいました。

カフェを経営するというのは、実はちょっと憧れでもありますが、実際はそんなに簡単なことではないですよね。
繁盛したらしたで忙しくて大変だし、かといって忙しくなければ困るし...
私が月イチでライブをさせていただいているカフェ・フーケも、本当にいつもお店の方は忙しくされていて、”店員さんが暇そうにしている”というのを一度たりとも見たことがありません。

でも、お客さんはその分、思い切りボーッとできます(^^)
お店の名前「CICUTE CAFE(チクテ カフェ)」は、フランス語をヒントにした造語だそうです。
日常の喧噪からしばし解放してくれるカフェ。今度はゆっくりランチにも行きたいなと思います。


20080714-3.jpg20080714-4.jpg20080714-5.jpg20080714-6.jpg

[photo data]
上左から Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8 

1)カフェオレはさっぱりとした優しい味です。
[ISO800 f2.8 1/20 +2.0ev]

2)手作りパンや雑貨の販売もしています。
[ISO800 f4 1/40 +1.7ev]

3)ハチミツ。今回一番のお気に入りの写真。
[ISO800 f2.8 1/50 +1.7ev]

4)地元のお洒落な奥様方が次々と迷わず買っていく人気のマフィン。私もファンです。
[ISO800 f4 1/60 +2.0ev]

5)パンのラッピングもシンプルで素敵です。
[ISO800 f4 1/50 +2.0ev]

6)【CICOUTE CAFE】
open 9:00-21:00 close wednesday
http://www.cicoute.com/
京王線下北沢駅 西口より徒歩5分 エグザス向かい
[ISO400 f2.8 1/40 0ev]


2008年07月06日

一流の誇り

20080706.jpg日比谷へ行く用事あり、じゃあ、せっかくだからペニンシュラホテルにでも行ってみようかと、地下のカフェで待ち合わせをすることになりました。
香港のペニンシュラには大きなショッピングモールが入っていて、買い物にだけ行ったことがあるのですが、東京のペニンシュラに行くのは初めてです。
東京は香港に比べると規模は小さいものの、きらびらやかな概観と、落ち着いた雰囲気はさすが!
外国人のお客さまがけっこう多いようです。


1階のロビーラウンジのカフェとは別に、地下にもチョコレート、ケーキ、パン、紅茶などのショップと一緒になったカジュアルなカフェがあります。
私の方が先に着いたので、待ち合わせである旨を告げると、入口が見える位置の席に案内されました。
メニューを持ってきたギャルソンが
「お待ち合わせの方がいらっしゃってからご注文なさいますか?
 それとも先にお召し上がりになりますか?」
と聞いてくれて、

 そうか、そんな案もアリなんだ。

と思ったものの、先に注文することに。
カプチーノを頼んで携帯を確認したりしていると、先程のギャルソンとは別の、もう少し上の立場のマネージャー?かと思われる男性が、

「よろしければ、こちらをどうぞ」
と、1冊の雑誌を持ってきてくれました。

 はぁ〜 雑誌まで貸してくれるんだ。。

と思って開くと、なんと全部英語!
世界のペニンシュラホテルの紹介雑誌で、まるでファッション誌の「ヴォーグ」みたいな作りです。
当然ながら内容は全くわかりませんが、雰囲気としては格好良いし、なんとなくセレブ気分というのはこういう事か〜などと思ってペラペラめくり、それなりに楽しませていただきました。


そうこうしているうちに、立派なオリジナルマグカップに入ったカプチーノが運ばれてきました。
小さな小さなオレンジパウンドケーキがついています。
もちろん、味は文句無し。
飲みながらしばらく待っていると、待ち合わせの相方が
「今、日比谷駅に着いた」とメールしてきました。
ホテルは地下鉄駅からも直結しているので、もうすぐ来るなぁと開閉式のガラス扉の向こうを眺めていると、彼がこっちへ向かっているのが見えました。
わかったかな?と思い、ちょっと手を挙げかけた所で、彼は私に気付かず、何故か店の前を通り過ぎ、違う方向へ歩いて行ってしまったのです!
あれれ、店の入口付近がチョコレート売り場だったから、その奥がカフェだとわからなかったかな〜と思っていると、なんと彼が通り過ぎた直後、カフェのギャルソンがガラス扉を開けて店を飛び出し、彼を追いかけて行ったのです!
呆然とそれを見ていると、しばらくしてギャルソンと彼が一緒に店に戻って来ました。


そうです。
ギャルソンは、待ち合わせ相手が私に気付かずに通り過ぎてしまったのを見て、呼びに行ってくれたのです。
私は相手がどんな人だとか一言もお店の人に話してはいませんし、お店の人に困った顔をしてみせた訳でもありません。
彼に手を振ろうと”テーブルからちょっと右手を挙げかけた”だけ...
それだけで、店を飛び出して連れてきてくれるなんて、あっぱれとしか言い様がありません。
きっと、テーブル毎に担当ギャルソンが決まっていて、お客さんのことをよーく見てるんでしょう。
それを実にさり気なく、当たり前のようにやってしまう所に、ホテルマンとしての格の高さを見た気がしました。


席に着いた彼に聞くと、
カフェは見えたけれど、光線の加減で私の姿はちょうど見えなかったので、もしかして同じフロアに他にもカフェらしき店があるのか確かめてこようと思ったとのこと。
店を通り過ぎて歩いていったら行き止まりになったので、戻ろうと振り返った所でギャルソンに声を掛けられたのだそうです。


噂には聞いてはいたけれど、接客サービスは本当に一流でした。
館内はどこもピカピカ、案内もスマート、従業員は誰もが話す声の大きさもスピードも歯切れもちょうどよく、謙譲語・丁寧語・尊敬語すべてが完璧。おつりのお札までもが手が切れそうな新札で、1杯1500円のカプチーノでもしょうがないかな...と思ってしまいました(^^;)。


先日、東急百貨店の本店に行った際にも、ちょっと驚いたことがありました。
多めの買い物をして、それらをラッピングしてもらわなければならなかったので、店員さんが
「お包みに少々お時間をいただきますので、
 もし他にお買い物がございましたら、そちらをお済ませになっている間にご用意しておくことでもできますが、
 どうなさいますか」
と聞いてくれました。
ちょうど化粧品を買いたかった私は、
「あ、じゃあ1階で化粧品を見たいので、それから受け取りに来ます」
と(そんなことまで言わなくても良かったんですが)、思い浮かんだままにそう答えたのです。
すると、
「では、1階のクロークにお荷物をお廻ししておきましょうか」
と言われたのです。

  は? クローク?

咄嗟のことに、すぐには理解できずに一瞬固まる私。
今、居るフロアは6階です。
1階で買い物をしているなら、ラッピングが終わったら1階のクロークまで店の者が持って行くので、帰りにわざわざ6階まで来なくても1階で受け取れますよ、ということのようです。


しかし、デパートでクロークなんて利用したことがありません。
だいたい、クロークなんて何処にあるの??
そんなサービスがあることすら、初めて知りました。
こんな時ばかり小心者の私は、なんとなく申し訳ないような気がして、
次の瞬間、
「いえいえ、6階まで受け取りに来ます!」
と答えていました(頼めばよかった...トホホ)。
 
ホテルもデパートも、色々なサービスがあるんですね。
めったにデパートで買い物なんてしないけど、やっぱり違うんだな〜と感心してしまいました。
それをうまく活用できるようになってこそ、上客ということでしょうか。


接客態度ももちろんですが、私は人の言葉遣いが気になる方なので、ホテルマンやデパートの店員さんの綺麗な日本語にはいつもウットリし、それだけで気分が良くなってしまいます。
普段、おかしな接客日本語にイラッとしたとしても、自分だって完璧ではないし、そうそう指摘する訳にもいきません。
でも、自分ではそれほどとは思っていなくても、たまにきちんとした言葉遣いを聞くとすがすがしい気分が全身を通り抜けていくので、実はけっこうストレスなのだとわかります。


例えば、スーパーやドラッグストアのレジなどでよく聞かれる
「これ、一緒に入れちゃって、だいじょーぶですかね?」
...この日本語には毎回、憂鬱にさせられます。
食べ物と掃除用品を一緒の袋に入れたら良くないだろうと気遣ってくれるのは有り難いし、熱意は認めるのですが、友達じゃないんですから!
「こちらもご一緒してよろしいでしょうか?」「同じ袋でもよろしいですか?」
と言うのが、接客業としては普通ではないでしょうか。


「駐車券は大丈夫ですか?」
というのも、ガックリくる一言です。
私の駐車券は、どこか体調でも悪いのでしょうか。
「駐車券のご利用はございますか?」
と言ってくれたら、気持ち良いのになぁ。。


飲食店で唐突に
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
というのも、過去形にすれば丁寧になると思っている誤解が横行している証拠です。
最近、これは聞き慣れてしまって来ましたが、本来なら
「お飲物はお茶でよろしいでしょうか」ですよね。
さっき「お茶で」と言われたような気がしたけど、水が良いって言われたっけ?どっちだったかな?確認してみよう...ということで、
「お飲物はお茶でよろしかったでしょうか」
と言うならわかりますが、こういう使い方は、もはやされていないようです。
「大丈夫ですか」と「〜でよろしかったでしょうか」の乱用は、もう誰にも止められないのでしょう。


他にもあります。
いつだったかファミレスで、家族で食事の後に話をしていると、コップのお水が少なくなったのを見て、注いでくれようとしたウェイトレスの女性が唐突に私のコップを掴み、
「お水を汲ませていただきますっ!」
そして全員の水をドーッと注いで行ったことがあり、一同唖然。
私たちは馬ですか...??
気持ちも一生懸命さもよくわかるけれど、こういう時は
「失礼致します」
と言って、そっと水を注いで行けば、それで良いのではないでしょうか。


でもこれは「若い人はなっとらん」「常識がない」という問題じゃないと思います。
おばさんでもおじさんでも、おかしな日本語の人はたくさんいますし、たぶん知らないだけなのです。
決して乱暴だとか無愛想だとかではなく、当の本人は一生懸命、親切丁寧にしているつもりなのですから、とてももったいない気がします。
ペニンシュラのギャルソンも東急本店の店員さんも若い人でしたので、ちゃんと教えさえすれば、誰でもきちんとした話し方も接客もできるのです。
要は教育なのだろうなと思います。
あとは、自分の仕事に誇りを持っているかどうか、でしょうね。


そして、私もいい大人なんだから、時には客として高くてもちゃんとした所に行って、接客のプロに対応してもらうというのも必要なんだなぁと思いました。
そういう場所に身を置くと、自分も「きちんとしなくちゃ」と襟を正して、イヤでも背筋が伸びますからね(笑)。

普段はカジュアルで気取らない気さくなお店がいいけれど、たまには自分への投資をしよう〜と思った出来事でした。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F2.8 1/160 +1.3ev 25mm

2008年07月03日

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8用 レンズキャップ

20080703-1.jpg20080703-2.jpg20080703-3.jpg
探していたものが、やっと見つかりました。
カメラレンズのフロントキャップ(レンズキャップ)です。

普通は、レンズキャップというのはレンズに付属してくる物なのですが、今回購入したオリンパスのZUIKO DIGITAL 25mm F2.8には、ワンタッチ式のキャップが付いていないのです。

レンズキャップは、カメラを使用していない時にレンズを保護する役目をしています。
普通のコンパクトデジカメは、レンズが自動で開いたり閉じたりしますよね。
要は、それを自分の手でやる訳です。
もちろん、このレンズ(以下、通称2528)にもキャップは付いてはいるのですが、何故か金属製のねじ込み式キャップ(写真一番左)!
溝にキュッキュッといちいちねじ込まなくてはならず、パッと撮りたい時になかなか外せない、外した後もハメにくく、掴みどころもなく、うっかり落としでもしたらカランカランと派手な音を立てて、どこまででも転がって行くのです...
大変評判の良いレンズ自体とは裏腹に、ネット内でも大不評だったのでした。


じゃあ別売のを買えばいいや、と思っても、そうは行きません。
なぜか2528用のワンタッチ式レンズキャップに純製品はない!
しかも、いつもは付属のレンズフードまでもが別売(こちらは純製品あり)。
発売元のオリンパスは
「ワンタッチ式レンズキャップについては、レンズフィルターで代用して欲しい」
とのコメントを出しているのですが、フィルターじゃなくて、キャップが欲しいの〜っ!!
確かに、ねじ込み式キャップはクラシカルでお洒落ではあるけれど、ワンタッチ式(写真 真ん中と右)に慣れてしまうと、本当に使いずらいんです。
開発上で何か経緯があったようですが、何とかならないんでしょうか。ねぇ。


まぁ、レンズキャップなんて色々あるみたいだし、純製品じゃないのをどこかで探せばいいや、と軽く思って購入し、実際に探したところ...それが、売ってないんですよ!
決して珍しい径(=キャップの直径)でもないだろうに、お店にもない。
ネット上でヒットしたのは、同じく「探しているけどみつからない」「何で代用できるか?」などのユーザーの掲示板ばかり。。
私が辿り着けたショップは、わずか2社のみでした。
そのうち1社は商品写真もない...これではちょっと何が来るのか怖くて注文できませんよね。


この2528レンズというのは、パンケーキレンズという愛称のあるほど、薄くて軽く、見た目にも愛らしいレンズなのです。
特に、世界最小最軽量の410シリーズのカメラに付けると、クラシックカメラのような概観になります。
なので、ユーザーにとっては「見た目」も大変重要で、明らかにその薄さが台なしになるような大振りなキャップや、色合いや素材感があまりに違うようなキャップは、たとえあったとしてもNG。
しかし、そんな見た目もよくてピッタリなものを、実際に実物を見て確かめられないネットで買うというのも、ある意味「賭け」です。
径が同じでも、ピッタリしないかもしれないし、でも、なくても使いずらくて困るし...
カメラ用品なんて今まで買ったことすらなくてよくわからないし、うーん、どうしよう...


検索で見つけたもう1社は、カメラアクセサリーを取り扱っている名古屋の「八仙堂」という会社でした。こちらは商品写真もちゃんと出ています。
どうせなら、レンズフード装着時にも付けられるキャップも一緒に欲しかったので、2種類注文することに。
レンズフードは、直射日光の影響を防ぐ役割をすると同時に、レンズを衝撃から守る働きもあります。
こんなの付けて意味あるのかな?と最初は思っていた私も、写真講座でお世話になった講師の方々が
「落としたり、ぶつけたりした時に、レンズフードが割れてもレンズは無事だった!ということはけっこうあるから、
 付けてた方が良いよ」
と仰っていたのを聞いて、必ず装着するようにしています。

そして、
レンズフードは純製品を購入し、キャップについては
「もし付けてみて合わなかったら、諦めよう」と腹をくくって、注文してみたのです。


振込みをした翌日、すぐに商品が届きました。
ドキドキしながら装着してみると... ピッタリです!
まるで最初からこのために作られたみたい!!
見た目まったく違和感ないですし、お値段も涙が出そうな程にお手ごろ。
このキャップがついて元々のレンズ価格が数百円アップしたとしても、消費者は嫌がらないと思うけどな〜

...ということで、2528用の汎用キャップをお探しの方の参考になれば幸いです。
こちらのお店のレンズキャップは、径34mmよりももっと小さいものからバリエーションがありますので、他にも何か見つかるかも。
おススメです。


「八仙堂」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hassendo/a5eca5f3a54.html

●ワンタッチ式レンズキャップ(径43mm)¥200
●ワンタッチ式レンズキャップ(径34mm)¥200
(代金支払方法や送料については、お店のHPでご確認ください)


写真左から;
E-410+
●ねじ込み式 付属品レンズキャップ装着時
●ワンタッチ式レンズキャップ(径43mm)装着時
●レンズフード(純製品 LH-43)装着+ワンタッチ式レンズキャップ(径34mm)装着時


2008年07月01日

PhotoRouge ~modeles「初恋の人」

20080702-1.jpg20080702-2.jpg20080702-3.jpg

嬉しいことは続くもので、先月参加したオリンパス主催のモデル撮影会で撮った写真が、優秀賞3作品のうちの1つに選ばれました。
組写真は初めての試みで、かなり大変だったのですが、選ぶ作業というのも実は楽しかったです(^^)。
何より、自分の写真とあらためてじっくり向き合う事ができて、とても勉強になりました。


講評会では、まずは講師の村尾先生にプロジェクターで、拡大した1人1人の写真を講評していただきます。
その後、実際の写真を前に、撮影者本人がそれぞれの組写真のストーリーをプレゼンテーションし、難しかった点などを語る...という形式で進められました。

私の作品のタイトルは「初恋の人」。
  憧れの彼女は、女神のような女性。
  でも、眩しすぎて、まともにその笑顔を見ることもできない。
  だから、授業中にうたた寝している彼女をそっと見たり、
  その健康的で綺麗な足をチラ見したり...
  告白はおろか、
  真正面から瞳を見つめることもままならなかった
  オクテな男子学生目線での淡い初恋...を表現しました。


他の方の作品も、皆さんとても素敵でした。
人の作品を観るというのも、これまた大変勉強になります。
特に、同じく優秀賞に選ばれた方の「さよなら」というタイトルの作品は、同じシチュエーションで撮ったとは信じ難いほど寂し気な、淡いトーンのナチュラルな3枚で、私は個人的にはこの方の写真が一番気に入って、こんな風に撮れたらいいな〜と思いました。
私のはかなり直球勝負ですから(笑)。
でも初心者の場合は、表現の方向は、最初はストレートに「楽しい!」「悲しい!」「嬉しい!」「悔しい!」など、はっきりした方が人には伝わりやすいんですよね。微妙なニュアンスを伝えられるようになるのは、その後です。
だから、今回はこれでまずは良かったかなと思っています。

村尾先生には、モデルを撮る際のコツや、構図のヒント、撮影の心構えなど、かなり具体的かつ実践的なお話も聞くことができ、個別の質問などにも丁寧にお答えいただき、有意義な講評会となりました。

「よみうりペット」に引き続き、どちらもとても小さな賞ですが、私にとっては大きな励みです。
少しずつでも、観る人が何かを感じてくれる写真が撮れたらいいな、と思います。
今回の賞品は、村尾先生撮影の宝塚トップ;朝海ひかるさんの写真集でした。
これで構図など、さらに勉強したいと思います!


(だいたい3カ月後くらいになりますが、今回の撮影会のレポートと優秀作品は、オリンパスHP内のPhotoRougeレポートにも掲載されます)


[photo data] Olympus E-520 左から;
(1)ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5ー5.6
ISO100 F5.6 1/25 +3.3ev 42mm

(2)ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5
ISO400 F5 1/20 +1.0ev 96mm

(3)ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5
ISO100 F3.5 1/15 +1.0ev 50mm

よみうりペット7月号

20080701.jpg読売新聞の購読者に配付されるペット冊子に実家の愛犬パピの写真を送ったところ、なんと「今月のベストショット賞」に選ばれました。
誌面の片隅にでもちょっと載ったら両親が喜ぶかな〜という気軽な気持ちで、応募したことすら忘れていたのですが、突然、先月末に身に覚えのない小型ダンボールが送られてきました。
送り主には、「よみうりペット編集部」の文字が!
慌てて開けて、掲載誌のページをめくると...
おぉ〜けっこう大きく出ているじゃないですか!
こんなに大きく顔が誌面に載ったことなんて、私だってないですよ。
親戚家族一同の中でも、犬が初めてです(苦笑)。


これは、3月に慶事で両親が日帰りで京都へ出かけた際、私が留守番に実家に行った時に撮った写真です。ちょうどマクロレンズを買ったばかりで、とにかく撮りたくてたまらなかったので、散歩にもカメラを持って行き、パピにモデルになってもらったのでした。
そして、いつも散歩の途中、自転車置き場の隣でボール遊びをするのですが、パピはもしかして母が帰って来るのでは...と、大好きなボール遊びにも身が入らず、シルエットの似たおばさんが通ると、「あれっ、お母さん?」「今度は? 違うかな?」という顔するのです。
風に煽られながらも、人の出入りの多いマンションのエントランス付近に視線を釘付けにして、この時はかなりジーッとしていてくれたので、しっかり撮ることができました。

さて賞品は、犬のおやつ2種と、犬用おもちゃ2個と、掲載誌が5冊。
撮影者の人間には、何もない...ようです(^^;)
でも、初めてのメディア掲載。とても嬉しくて、それが何よりの賞品ですね。


(「よみうりペット」は、読売新聞購読者の希望者に毎月無料で配付される冊子です)


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO100 F3.2 1/250 +0.7ev 50mm