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2008年08月23日

ボサノバ・ワークショップ Vol.2

20080823.jpgご好評につき、ボサノバ・ボーカルのワークショップ第2回目を開講することになりました。
「ポルトガル語も歌も何もかも全く初めてだけど挑戦してみたい!」
という方から、
「他ジャンルの歌は得意だけど、ボサノバは初めて」
「独学で歌っていたけれど、何だかうまくいかない...」
という歌の経験者まで、ポルトガル語で歌うコツをレッスンします。
歌詞の内容も理解しながら、自分らしいボサノバを歌ってみましょう。
2回完結のグループレッスンですので、どうぞお気軽にご参加ください。


【ボサノバ・ワークショップ Vol.2 〜「おいしい水」を歌う〜】

課題曲)「おいしい水」;原題「Agua de beber」
●生ギター伴奏に合わせて、原語(ブラジル・ポルトガル語)で歌います。
●最終日には、ソロでの歌声をクラス内で披露できる事を目標とします。
●女性限定のグループレッスン(定員8名)
●全2回完結講座

お申込み・お問い合わせ・講座開催場所)
●よみうり文化センター自由が丘
 東京都世田谷区/自由が丘駅より徒歩2分
 TEL(03)3723-7100

8/20〜申込み受付中!)
●定員になり次第の締切りとなります。お早めにどうぞ。


日時)
●夜クラス  2008年10/16(木)・30(木)
 19:15〜20:45
●昼クラス  2008年11/11(火)・25(火)
 13:30〜15:00

受講料)
●入会金なし
●7,350円(お茶&お茶菓子代を含む)
●設備維持費 315円(2回分) 
●教材費  300円(練習用CDR、コピー代)

講師)柳沢暁子

[photo data]
自由が丘にもある「ドーナツ・プラント」のドーナツ。
最近はスタバとのコラボで、常時2種類(季節変わり?)をスタバでも売っているので
気軽に食べられるようになって嬉しい♪
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400  F2.8 1/25  0ev

2008年08月20日

9月のライブ

20080820.jpg残暑が続きますね。
夕涼みに、お買い物のついでに、ぜひお立ち寄りくださいませ。

■9月6日(土)

◇Cafe' Fouquet's(カフェ・フーケ)
 東京都世田谷区玉川3-17-1
 玉川高島屋/本館1F TEL:03-3708-5038
  〜東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩5分

  ◆出演 柳沢暁子(Vo&Gr)大野裕之(Fl)村瀬彰一(Per)

  ◆Live start: 1st) 18:00〜
         2st) 19:00〜
    (それぞれスタ−ト時間の若干前後の可能性有、各回30分)

  ◆Charge: チップ制(お気持ちを専用ボールへお願いします♪)

  ◆雨天の際は、ライブスタート時間や演奏時間、演奏場所が変更になる場合があり、聴こえにくくなることもございます。
   何卒ご了承ください。


[photo data] 薄暮の日比谷。
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO1600  F7.1 1/60  0ev

2008年08月15日

ある夏の日

20080815.jpg連日の猛暑は仕方ないにしても、この時期、一番怖いのはベランダに乱入してくる蝉(セミ)です!
どっちへ行こうとしているのか見当がつかない、あの盲目的な飛び方は何とかならないものでしょうか。
いつのまにか夜の間に信じられないような所に転がっていたりすることもあるので、朝は必ず蝉チェックをしてからベランダに出るようにしています(^^;)。

私の虫嫌いは相当なものなので、それだけにカンが働くというか、息も絶え絶えの蝉が家の周りのどこかに落っこちて来ると、

  ジッ ジッ ジジジッ...

というあの羽音が、家の中のどこにいてもすぐわかります。
もう10年くらい続けている有機野菜の宅配の箱も、開けた瞬間に

 あっ 虫がいる予感...!

これも、たいてい当たります。
先週も、ブロッコリーの花蕾に潜んでいた茎の緑にそっくりな巨大青虫を先手で見つけました。
アブラムシクラスのものは何とかこれでも慣れたんですけどね...
羽がついていて飛ぶものが、ホント駄目です。。


さて、話は一気に変わって楽しい方へ。
先日は、ボサノバ・ボーカルの生徒さんが行う初のソロライブの応援に、大塚のエスペトへ行ってきました。
「先生が来ると緊張するから...(汗)」
ということでしたが、やっぱり晴れ舞台ですからね!
いつもセッションに足繁く通って練習もバッチリされているのはわかっていたので、イチ観客として楽しませていただこうと、向かいました。

実際に始まってみると、緊張なんてどこへやら?というほどのリラックスした歌いっぷり!
MCも難無くこなし、6曲を表現力豊かに歌い上げてくれました。
2年前にレッスンに最初にいらした時には、ポルトガル語も何もわからないゼロの状態だったYさん。
でも、いつもお渡しする歌詞カードは、次のレッスン時には色ペンによる書き込みで真っ赤になっているような大変な努力家で、当然のことながら瞬く間に上達。
ついに初ライブとなったのでした。

お祝に持っていった花束を、ステージ終了後にお渡ししたのですが、
「とても素敵でしたよ!」
と、笑顔で一声掛けたかったのに、間近でYさんのお顔を見たら不覚にも胸がいっぱいになってしまい、水泳の北島選手じゃないけど「何も言えない!」状態に...!
ご本人が泣いてないのにここで私が涙する訳にいかないと思い、懸命に堪えていたら”満面笑顔で無言”というおかしな人になってしまいました(^^;)
でも、気持ちは伝わったかなぁと思います。


Yさんに限らず、私の生徒さんたちは、お仕事や御両親の介護などを抱えながらの様々な環境の中で、楽しみながらも地道な努力をたゆまず続けておられる方ばかりです。
決して、暇を持て余しての「なんとなく〜」の趣味ではなくて、いつも事あるごとに書いてはいますが、私自身、毎回色々なことを逆に学ばせていただいているくらいです。
これからもぜひぜひ生徒さんたちには、どんどん色々なステージで活躍してもらいたいなと思います。
次回はどなたが続くか、楽しみです!


[photo data] 
猛暑を避けるノラ猫。ここがお気に入りポイント?
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6
ISO200  F5.6 1/40 +0.3ev 43mm

2008年08月08日

『こまねこ』と『This is Bossa Nova』

20080808koma.jpg昨夏公開されたボサノバのドキュメンタリー映画『This is Bossa Nova』のDVDをやっと入手しました。
ついでに、かねてより気になっていた『こまねこ』DVDも一緒に購入。
”こまねこ”は、NHKのキャラクター”どーもくん”などでお馴染みの合田経郎氏監督の作品で、「コマ撮りをする猫」の人形アニメーション(劇場公開は2006年)です。

もともとミニチュア好き&猫好き&人形アニメーション好きの私としては、
「何これ? かわいい!!」
と、新聞の記事でこまちゃんを一目みた時から釘付け。
物語も、柔らかく優しいストーリーで、しかも登場人物(猫物?)たちは「にゃっ」と、ネコ語で喋るのです!
あまりのかわいさに、ちょっとくらいのイヤなことなんか忘れてしまえそうです。。


動きがものすごく良くできているので、ふと忘れてしまうのですが、人形アニメーションやクレイアートアニメーションなど立体が動く映像は、1秒間に24コマもの画像を撮影して繋げていくという気の遠くなる作業を繰り返して作られているんですよね。
こういう作品が大好きな私でも、さすがに自分でやってみたいとは...というか、できないなぁと思います(苦笑)。
職人業に、脱帽!

...というわけで、ミニチュア物は観る専門ですが、特典映像のメイキングを観ていたら、「簡単にできる立体アニメーションの作り方」をアニメーターの峰岸裕和氏が語っていて、ちょっとそのへんのぬいぐるみでも動かしてみようかと思ったりしてしまうのでした。


さて、ボサノバDVD『This is Bossa Nova』は、本当に良い映画です。
以前にも書いた通り、かなり専門的ではあるので、決して「誰にでもわかりやすい」とは言いませんが、それだけにしっかりとボサの神髄を表現していますし、出演アーティストの演奏もブラジル音楽の本家本元揃い!
2回目も、食い入るように観てしまいました。
それに、BGM画像代わりに流すのも良いかな〜と思います。
歌はともかく、普通はなかなか「ブラジル人が話しているポルトガル語」を聞く機会もないという方にも、このDVDはおすすめです。
我が家ではブラジルのIPCTVを受信できるようにしていますが、興味のない話題だとぜんぜん内容がわからないし、ドラマは口語すぎて難しいし、繰り返し聞いて練習できないですしね(^^;)


でも、映画館で最初に『This is Bossa Nova』を観て、私が一番印象に残ったもの...
それは、誰かの証言でも演奏でもなく... 実はガレのランプでした。
巨大キノコみたいな格好の、オレンジ色っぽいスタンドランプと言えばおわかりいただけるでしょうか。
今まで、それがなぜそんなに高価なのか、皆に求められる一流品なのか、庶民の私には全くわからなかったのですが、ホナルド・ボスコリについて語っていたミエリのインタビューで、彼の後ろに何気なく置いてあったランプを観た時に、なぜかものすごく心魅かれるものがあって...自分でも驚いたのでした。

「ガレのランプって、やっぱり素敵なんだね」
一緒に観に行った妹と唯一意見が一致したのも、ココでした(笑)。


どちらも明らかにメジャーではないかもしれないけど、大きなレンタル店ならあるかも?しれません。
ボサ好きには『This is Bossa Nova』。
猫好きには『こまねこ』を、ぜひ。

2008年08月04日

ライブでカメラ

20080801-1.jpg20080801-2.jpg20080801-3.jpg

最近、ちょこちょこと友人のライブで写真を撮らせてもらっています。
先日は世田谷・祖師谷大蔵にあるカフェ・ムリウイでのイーズカヒトシさんのライブにお邪魔してきました。

ジョアンを彷佛とさせる吟遊詩人イーズカさんですが、もう1つカメラマンの顔も持っていらっしゃって、フィルムカメラをご愛用!
何度も個展を開くほどの腕前です。
モノクロメインの作品は、歌と同じく渋くて良い味なんです。
「デジタルも持っているけど、設定が面倒くさいし、なんか面白くなくてやめちゃった」
との事ですが、カメラを熟知していないと、そうはなかなか言えませんよね、さすがです。
そんなこんなで、カメラの話とボサノバの話で楽しいひとときとなりました。

イーズカさんの写真ブログ;『とぼとぼさんの写真帖』
http://tobotobosan.jugem.jp/


[photo data];左上から
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
1)ムリウイの入口看板。
都心のビルの屋上に突如現われたオアシスという佇まいです。
[ISO800 f2.8 1/125 0ev]

2)演奏中はキャンドルのライトでほの暗く、窓からの風が心地よい夜でした。
[ISO800 f3.5 1/3 -1.3ev]

3)今月のゲスト;ハーモニカのカズさんとの共演風景。
[ISO800 f2.8 1/10 -1.3ev]


===========
そして2日後。
下北沢のカラードジャムで行われた大高タカコさんのライブに、パーカッションの井手野さんを撮影しに潜入。
当日に初対面の大高さんにも快諾いただき、2ステージ目をバシバシ撮影させてもらいました。

今回はかなりウロウロさせてもらえたので、そばに寄って撮ることができました。
しかし。。撮っている方は夢中だし楽しいので忘れがちですが、演奏中に人が動くと演奏者も気が散るし、観ているお客さまにも迷惑になるんですよね...
手ぶれ防止のために壁に張り付いて撮り続ける私を、この日は皆さんあたたかく見守ってくださいましたが、
「始まって数曲目くらいにパッと出て来てパシャパシャッと撮って、さっさと帰っていく」というプロカメラマンの撮影スタイルの意味が、今さらながらよくわかりました(^^;)
私もさっさと良い写真が撮れるように、早くなりたいものです。。


20080801-7.jpg20080801-5.jpg20080801-6.jpg

それにしても、撮るまでいくらでも止まって待っていてくれるモデルを撮影するのと違い、動いている人を撮るのはなんと難しいことでしょうか!!
「あ、その表情!」
と思ってシャッターを切っても、いつも思ったのと違う、その後の画が撮れているのです。
そして気付きました。

  観てからシャッターを押していたんじゃ間に合わないんだ...

音楽で、いちいちリズムを確認しながら入ると遅くなるのと同じなんですね。
常にノリを身体で意識して、他の音と一緒に流れに乗るように歌う、あの感じというか、きっとそれなんだろうなと思ったのです。

   ...ということは、カメラでは、
   被写体の動きを予測してシャッターを切らないとダメなんだ!

まぁ、わかったからと言って、実際にすぐにできるかわからないし、もしかしたら高性能のカメラだったらシャッターの切れるスピードが早くて、そういうストレスは少ないのかもしれないけど、やってみる価値はありそうです。
まずはこれを発見したことが、私にとっては今回の大きな収穫でした。


そして、思いのほか表情がコロコロ変わって面白かった井手野さん。
一緒に演奏している時は自分がいつも井出野さんよりも前方にいるのでわからなかったけど、始終、表情豊かでした。
最初、カメラを向けているから思わず笑ってしまうのかな...と思ったら、
「僕はいつもこうなんです。顔で演奏してるとよく言われるんです」との事。
アーティストの表情に動きがあると、撮る&観るのは楽しいのはもちろん、その方がより自然に見えるものなんだな〜と思いました。
撮る側になることで、改めてパフォーマンスを考える良いきっかけにもなりました。

今回、撮影させていただいた皆様、どうもありがとうございました♪

20080801-4.jpg20080801-8.jpg

[photo data];左中段から
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
4)ギター弾き語りの大高タカコさん。
MPB、サンバなど躍動感のある曲を多く歌ってらっしゃいました。
ジャヴァンの大ファンだそうです。
[ISO800 f2.8 1/200 +0.7ev]

5)パーカッションのセッティング。
いつも、小宇宙だな〜と思います。
[ISO800 f3.5 1/10 +0.3ev]

6)パーカッションの井手野さん。
本当はもっと楽器を入れて手元の動きを撮りたかったけど、ポジションが奥すぎて叶わず...!
[ISO800 f2.2 1/400 +0.3ev]

7)お店の壁にディスプレイされた酒瓶。
落ち着いた雰囲気の綺麗なお店でした。
[ISO800 f3.5 1/50 +0.3ev]

8)大高さんのギターはラミレス。
奥に写っているのは同じくギターで共演の日野雅司氏。
[ISO800 f2.2 1/1250 -0.7ev]