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2008年06月25日

7月のライブ

20080625.jpg7月のカフェ・ライブです。
お買い物のついでに、ぜひお立ち寄りくださいませ。
本年度は、秋まで毎月第1土曜日の出演となります。

■7月5日(土)
◇Cafe' Fouquet's(カフェ・フーケ)
 東京都世田谷区玉川3-17-1
 玉川高島屋/本館1F TEL:03-3708-5038
  〜東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩5分
  ◆出演 柳沢暁子(Vo&Gr)村瀬彰一(Per)
  ◆Live start:
   1st) 18:00〜 (ボサノバ・スタンダード) 
    2st) 19:00〜(オリジナル)
   (それぞれスタ−ト時間の若干前後の可能性有、各回30分)
  ◆Charge: チップ制(お気持ちを専用ボールへお願いします♪)
  ◆雨天の際は、ライブスタート時間や演奏時間、演奏場所が変更になる場合があり、
   聴こえにくくなることもございます。 何卒ご了承ください。


=================
7月、8月のボサノバ・ボーカルのワークショップも、好評申込み受付中です!
すでに過半数のお申込みをいただいていますので、両月共に開講は決定しています。
ご興味のある方は、どうぞお早めに〜♪

【ボサノバ・ワークショップ 〜「イパネマの娘」を歌う〜】
●全2回完結講座
●ギター伴奏に合わせて、ポルトガル語で歌います。
●女性限定のグループレッスン(定員8名)
●レッスン最終回には、個別のご質問等にお答えするためのティータイム有り。 
●講座終了後に、希望者にはライブハウスのセッションにご案内。
(セッション参加費¥2,000〜は別料金です)

お申込み・お問い合わせ・講座開催場所)
●よみうり文化センター自由が丘
 東京都世田谷区/自由が丘駅より徒歩2分
 TEL(03)3723-7100(定員になり次第の〆きりとなります)

日時)
●昼クラス  2008年7/8(火)・29(火)
 13:30〜15:00
●夜クラス  2008年8/8(金)・22(金)
 19:00〜20:30

受講料)
●入会金なし
●7,350円(お茶&お茶菓子代を含む)
●設備維持費 315円(2回分) 
●教材費  300円(練習用CDR、コピー代)

講師)柳沢暁子


2008年06月18日

モデル撮影会へ行く。

20080618.jpg「人を撮る」撮影会へ行ってきました。
以前に参加したオリンパス主催 女性限定講座「PhotoRouge」のモデル撮影バージョンです。


これまで私が被写体にできたのは花とか、小物とか、風景とか...
自ら動かず、時間がかかっても文句を言わないで、いくらでも付き合ってくれるモデルだけだったのですが、やっぱりせっかくなら一眼レフで人も撮ってみたいですよね。
まずは家族をモデルに何回か練習はしましたが、うーん。。やっぱり何かコツがあるはず。
今回の講師はポートレートを専門にしている女性カメラマン村尾昌美氏。楽しみに当日に臨みました。


会場は、都内の元・小学校です。
少子化で廃校になった小学校を、地域の文化活動や一般に貸し出すレンタルスペースとして活用しているとのことで、他にも様々な人々が利用していました。
校庭では何かのドラマのロケなのか、運動会のシーンの撮影が行われていましたし、私達の隣の教室からは
「我々は、光を求めて行〜く〜の〜だ〜〜〜♪」
という男女の混声合唱のような歌が時折、突然に聴こえてきて、何?!とギョッとすることもしばしば。
後で廊下を歩きながら隣の教室の中をチラ見したら、ダンボールで作ったと思われる鎧のようなものを着た人々が集まって、台本を手に手に熱心に練習中。どうも芝居の稽古のようです。
または子育て中の親子のふれ合いスペースや、定年後のおじさま達の集う新聞閲覧&コーヒー休憩室ありと、賑やかなのです。
そんな中、私たちは講師、アシスタント、モデル、スタッフ(オリンパスのスタッフ1名のみ男性)を含め女ばかり20数人のカメラ団体。
ハタから見たら、うちも充分「あの人たち、何?」状態ですけどね。


ここの学校は大都会の真ん中なので、廻りは住宅や高層ビル、マンションが立ち並びます。
「くれぐれも校舎から外を撮らないように」
と、まず注意を受けます。
まぁ、私達は女性ばかりなので、そんなには怪しくないかとは思いますが、超望遠レンズで外を撮っていたら盗撮か?と誤解を招きかねませんので...ということでした(笑)。


教室で簡単なカメラ操作の説明の後、早速、次回の講評会に出す作品の形式が発表されました。
それが、なんと...組写真だったのです。
モデルの入ったショット2枚と、イメージショット1枚の3枚を組み合わせ、ストーリーを作って組写真として提出する...って、初心者なのに?! けっこう難しいお題が出たのですよ。
ということは、最初からある程度考えて撮らないと、後でとっても困ることになります。
そうはいっても、本格的に人を撮るのは初めての私(他の人も、大多数はそう)。
そんなことにまで頭がまわるかしら??と思いながらも、とにかくやるしかありません。
オタオタしながらも、一眼レフが初めての人と、ある程度は使える人の2グループに別れ、モデルを撮る時間と、イメージフォトを撮る時間を交互にしながらの撮影がスタートしたのでした。


私は一応「ある程度は使える人のグループ」になったので、最初にモデルさんを撮影することになりました。
モデルさんに教室の窓辺に立ってもらって、いざ始めると...かなりの逆光に苦戦です。
とにかく撮りまくる私達に講師は、
「ほら、逆光よ! 補正、補正!」
「同じ方からばかり撮らないで、動くのよ〜」
「全体ばっかりじゃなくて、目のアップとか撮ってみたら?」
「高い位置から撮るのもアリよ」
「モデルさん、今度これ持ってもらおうか」
「ポーズに指示をだしてね〜 どんどん言っていいのよ〜」
と、さかんに呼び掛けます。
それに応えつつ、頑張る私達。。


ある程度撮ったところで、レンタルで頼んでいた小さなレンズに交換しようとしていたら、
「それじゃなくて、これがいいわよ。使ってみて」
と、講師が差出したのは、50-200mm F2.8-3.5(注釈*1)の超望遠大型レンズ!
「こ...こんな大きなので撮るんですかぁ?」
置いてあったのは見たけれど、誰が使うのかな〜なんて思っていた私は、仰天。
この小さなカメラに、付くんですかね...と思ってしまうほどのデカさですが、当然ながらちゃんと付くんですね。
しかし、重い(920グラム)!! 
カメラの先に、1リットルのペットボトルをくっつけて持ち上げてみぃ!と言われてる感じです。
まるでバズーカ砲のようなカメラをヨタヨタしながら構えて、明るさの設定をしてから撮ってみたら...

  すごい!

なんて良く撮れるんでしょーっ!!
何が違うのかわからないけど、現実として画が違うのはわかります。
「私、写真うまくなった??」という感じです。
やっぱりレンズが違うと違うんだ!と密かに感動しながら、そりゃあそうだよなぁ〜
ボーカルのエフェクターをWavesに変えた時、
「私、歌うまくなった??」と思った(笑)あの感じと同じです。


しかし、きっと高いレンズだろうし、どんなに良く撮れたとしても、こんな大きなレンズを持って歩くことには耐えられそうにありません。
レースクィーンやコンパニオンを撮っているカメラ小僧が持ってるような、あんなレンズなんですが、そのくらいポートレートに心血注げれば話は別として、今の私が自分でこのレンズを買うことはないでしょうね...
ということで、今日しっかり使わせてもらおう!と、俄然、張り切ったのでした。


実は今回、愛用カメラE-410は家でお留守番。
カメラも、発売になったばかりの新機種E-520をレンタルしました。
というのも、410には手ブレ補正がついていないので、補正の付いた1ランク上の機種を使ってみたかったのです。
手ブレ補正というのは、一般のコンパクトデジカメにはみんな付いているし、最近のデジタル一眼レフにも、たいていは付いています。
私が410を買った時は、
「手ブレなんかしないから、手ブレ補正なんかいらない」
と、なぜか強気で決めたのですが、とんでもない!ブレまくりです。
今までブレなかったのは、補正のおかげだったんだと、はじめてわかったのですが、時すでに遅し。
練習すればブレなくなりますけど、撮る時に呼吸を瞬間的に止めるので、長時間撮るとちょっと疲れます。
思った通り、手ブレ補正のついた520は断然使い易く、410よりは大きくなるけど持ち手のグリップ部分がとても持ち易く、最新機種だけあって、他にも色々進化していて、

  なんて使い易いの〜〜!! これ欲し〜っ

と、感動するほどでした。


レンズは他にも35-100mm F2.0(注釈*2)の望遠も使いました。
こちらの方が見た目は小さいのですが、実はもっと重くて、1650gあります。
今回、このレンズが一番良かった気がしましたが、帰ってきてから調べたら、お値段なんと35万円!!
...やっぱり、明るいレンズは高い=良いんだよなぁ。。


それと、大人気で品薄状態が続く25mmF2.8のパンケ−キレンズ。
これを装着すると、私の410は世界最少最軽量の「明るいレンズとの組み合わせデジタル一眼レフ」になるのです! 見た目もかわいいし、何より軽くて小さくてお散歩カメラには最適最強!
一度使ってみないことにはな〜と思っていたのでレンタル予約をしていたのですが、想像以上に良かったので、帰宅後に注文しちゃいました。単焦点(ズームではない)レンズは、見たままに撮れるし、自分が寄ったり引いたりしながる撮るのも楽しいんです。


そして今回、とても驚いたのは、モデルさんのプロっぷりです。
今まで一般素人しか撮影したことのない私でも、それなりの写真が撮れるのは、7割は彼女のおかげです(残り2割がレンズ、1割が自分のカメラ設定でしょうか)。

具体的にプロモデルの何がすごいかと言うと...
まず、まばたきしない。
ファインダーを覗いてから、シャッターを切るまでの間、まばたきをしないで待っていてくれるのです。普通、どんなに気をつけたつもりでも、
「あれ、半目になちゃった」「変な顔してる時に撮ちゃった」
ってことがありますよね。でも、それがナイのです。
シャッター音がすると、彼女はすばやくまばたきをして、また次のシャッター音まで待っている...最初は気がつかなかったけど、他の人が撮影している時にモデルさんを見ていたら、ちゃんとそうなっていました。
そしてまばたき同様、シャッターを切るまでの間、体も動きません。
動いている姿を撮る場合は別ですが、撮るまでキチッと止まっていてくれるのです。
しかも「姿勢悪いから、もっと胸張って」とか、基本的なことを言ったりしないでOKというのは、当たり前のようでいて、プロならではでしょう。
しかも、撮られるのは正面からだけではありません。一度に360度から大勢に撮られることもある訳で、どこからでも変な写真にならない表情とポーズをするというのは、かなり大変なことだと思います。


そして、1ショット毎に表情をつけてくれます。
一度シャッターを切ると、次の瞬間に違うポーズ、または違う表情をしてくれるので、連写しない限り、同じような写真がいっぱい続く...ということになりません。シャッターを押す数だけ、色々な写真が撮れるのです。
もちろん、こちらの指示にもすぐに反応。
指示以上の表情とポーズをしてくれるので、下手に言わない方がいいんじゃないかと思ったほどです。

撮られていない時は、普通の可愛い女のコなのに、仕事になるとオーラが出るというか、やっぱり違います。たまには変な顔になっちゃったりしないのかな〜と思いましたが、それもナイ。
今回、1対1で指示を出しながら撮影するというのもやったのですが、カメラ目線なんて、凄いです。女の私でもドキドキしちゃうくらい(笑)で、他の人も「こっち見られると緊張しちゃいますね〜」と口々に言っていました。
男性が女性モデル撮影会に通うのも、なんとなくわかる気がしました。

...という訳で、下手なテニスも、相手がうまいとそれなりに続くように、未熟なカメラマンも、プロのモデルさんだと何とかなるのです。
と同時に「モデルって可愛いだけじゃないんだな」と、つくづく思ったのでした。。


そして、今回大変だったのは、光の調整。
撮影場所が教室、廊下、屋上と3カ所もあり、場所によっては光源も変わるし、たとえ同じ場所でもカメラを向けた方向によって光量がぜんぜん違うので、その度の補正に苦戦しました。
ちょっと日が翳っただけでも、すぐに変わってしまうんですよね...でも、良い練習になりました。
まぁ、何はともあれ、まずは撮ってみるという実践の場を提供してもらえるのはありがたいことです。
講座自体は、2回(1会回目が撮影、2回目が講評)完結のため、基本的な操作のみの説明で、撮影のコツというのは、そんなには教えてはもらう時間がなく、それがちょっと残念だったかな。。
でも、具体的に聞けば色々教えてくださるので、私は「暗めのライブハウスでミュージシャンを撮る」コツ等も個人的に教えてもらいました。しかしながら、やっぱりカメラの固定やRAWデータ処理など、プラスαのことをしなければいけないこともわかったので、それは徐々に頑張って行こうかと思います。


さて、組写真には頭を痛めている最中ではありますが、とりあえず、この撮影会で撮った1枚をUPです。
写真は機材や設定もさることながら、まずは被写体選びや構図が大事だなと、今回も感じました。
とはいえ、最初から最後までほとんど設定を変えずに撮ってしまった最初の撮影会よりは、進歩したかと(笑)。

約2時間で撮った総枚数、410枚!
あっと言う間の1日でした。

[photo data]
Olympus E-520 ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5
ISO400 F3.2 1/160 +1.0ev 83mm
モデル:夏実かほ  撮影:柳沢暁子

(注釈*1)
オリンパスE-3、410、420、510、520はフォーサーズシステムのため、35mm判換算では画角は倍になります。フォーサーズ25mm=35mm判換算50mm。

(注釈*2)
F値とは、レンズの明るさを示す値。数字が小さくなるほど明るく、ボケ感を生かした綺麗な写真が撮れます。女性が好きなポストカード的写真は、F1.4のレンズで撮影されていることが多いです。

2008年06月12日

恋愛体質

20080611.jpg恋人がいない期間がほとんどない、という友人が何人かいます。
別れても、またすぐに好きな人が現われて、自ら告白し、これまたすぐに上手く行くのです。
でもそれは決して無理矢理にでもなく、遊びでもなく、そしてモテ自慢でもなく、いつも真剣に真摯に考えての行動なので、話を聞いていても厭な感じはまったくしません。
ただ純粋に「すごいな〜」と思って、私まで元気になるのです。


彼女たちに共通するのは、明るくて積極的、同性の友人も多く、その同性から見ても愛らしい性格。
そして必然的に、見た目も雰囲気もかわいらしい。
やっぱり、笑顔は何にも勝るってことですね。
恋する女性はやっぱり綺麗だし、恋は心のテンションを上げる最大の手段だなと改めて思います。


詩曲を書いていると、
「これは実話ですか?」「体験談ですか?」
と聞かれることがよくあります。
「幸せな歌ばっかりですね」「ごちそうさま〜って感じですね」
とも言われますが、いえいえ、そうじゃないんです!
内容はもちろん事実もあるし、そうじゃない事もあります。
人によるとは思いますが、全部ノンフィクションというのは、なかなか...そこまでさらけ出すのは勇気がいりますよね。
歌は、違う自分になれるのが、魅力でもありますから。
それに悲しい歌って、私は本当に泣けてしまうので、歌うのがツライのです。歌い手が泣いちゃダメなんですけどね。


でも。
10代の頃など、若い時はわりと勢いで書けたことが、今はちょっと躊躇するというのもあるし、その逆もあるし、日本語はストレートに人の心に入って行くので、だんだん年齢を重ねて行くと、恋愛の歌を作って歌うことが、こっぱずかしく感じることがあるのは事実です。
そんな時に、ある知人から
「年齢が行くと、恋愛の歌じゃなくて、環境問題とか自然を歌う曲を作るようになる」
という話を聞いて、愕然。

  確かに、そうかも...

もちろん、大人になって地球規模に目が向くようになって、というのもあると思いますが、これって、それだけじゃない気もするのです。
たぶん色々と恋愛沙汰を経験した結果、今さら恥ずかしくて...ということもあるのでは?


しかし、ちょっと考えてみると、
ドリカムの吉田美和や竹内まりや、松田聖子だって、今でも思いっきり恋愛の歌を歌ってますよね。
それを聞いても、別に何の不自然さも感じない。
大人の女性が、恋愛を歌っても別に変じゃないよね?と思わせてくれるのはプロの為せる業か??
そうだとしても、恥ずかしいなんて、自意識過剰かもしれないと思えてもくるのです。
そして、彼女たちを観ていると、

  私もまだ当分、恋愛の歌を作って歌おうっと。

と、力強く思うのでした。

恋愛の達人である友人たちの話を聞いて一緒に胸ときめかせるひとときは、柔らかい気持ちを失わないでいるための貴重な時間でもあったりします。
そして目下の疑問が1つ。

  すでに彼女が居る人を好きになってしまった時は、どうするのか?

達人たちは、そういう人は、そもそも好きにならないのかな〜
かく言う我が家には
「恋人がいる人を奪っても、廻り廻って結局は自分もいつか捨てられる。
 だから恋人がすでにいる人はやめた方がよい」
という家訓があった(笑)ので、私の場合、恋人が居る人は自動的に恋愛対象外になっていたのですが、好きになってしまってから恋人が居るとわかった時には、どうするんだろう??と、最近ふと思ったのです。
素敵な人って、たいていは独り身じゃないですよね。彼女が居ないと、逆にどうしていないんだろう?何かあるのかな?とか思ってしまったりして(笑)。
別れたばっかりとか、そうそうタイミング良く出会うとも限らないですし...


今度、達人の秘訣をちょっと聞いてみようと思っています。
次回生まれ変わった時、前世の記憶の片鱗が、来世の私のどこかに残っているかもしれないし?!
あ、もちろん、作詞の糧のためにも。

2008年06月09日

20080609.jpg1度ホタルを観てみたい。
でも、いったいどこに行けば観られるんだろう?と思っていたら...
なんと、我が家の裏手の公園の川に、ゲンジボタルが棲息しているというではないですか!
まさに灯台元暗し。ぜんぜん知りませんでした。
一応、我が家は東京都内です。

どうも今年から「ホタルの夕べ実行委員会」なるものが地元の方々で結成されたらしく、突然のPR開始。ポスターが貼られ、チラシが配られ、開催イベントがあり、駅から道案内の看板が並び...えらい変わりようです。
その甲斐あって、私も生まれて初めてホタルを観ることができました。


テレビやアニメーションのホタルのイメージしかなかった私は、ホタルというのは、ボーッと光りながらフワ〜ッと飛び交うものだと思っていたのですが、実際のホタルの光はもっとシャキーンとして力強く、何も知らずに観たら、クリスマス・イルミネーションの電球かな?と思うほどに黄金色でクッキリしたものでした。
そして、その光はまるで呼吸をするかのようにゆっくりと点滅し、会話をしているかの如く、他のホタルと光り合うのです。
一斉に光っていたかと思うと、しばらくしてお休み状態になったり、1匹で悠々と飛んでいるのがいたり、紫陽花の葉に2匹留まってゆっくり点滅していたり、川辺の岩の上で静かに光ったり。
綺麗なのはもちろんですが、ホタルの動きは予測がつかず、観ていて全然飽きません。
川辺からかなり高めの木の枝まで、想像以上に広い範囲を飛び交っていました。
乱舞とまではいかないまでも、多い所では20数匹が光り合い、思わずうっとりと見とれてしまいました。
捕まえられそうなくらいにすぐ近くまで飛んで来るのもいて、そばで観たら、けっこう小さいんですよ。
コガネ虫くらいに、もっと大きいかと思っていたら、大型の蠅くらいしかないのにはびっくり。
あんなに小さな体で光るなんて、本当に命がけですね。


帰ってきてから調べたら、ゲンジボタルの成虫は15ミリ。
そして東日本のゲンジボタルは4秒に1回点滅し(西日本は2秒に1回)、点滅のパターンで他のホタルと種類を区別しているそうです。
オスもメスも両方が発光し、勝手きままに光るのではなく、呼応しあって光ります。
また、オスの方が光る範囲が広く(光が大きい)、飛びながら光るオスに対し、メスは岩の上など地上からそれに応えて光るのだとか。
なるほど〜 うんうん、本当にそうなってました。


ホタルの光は、幻想的というよりも、私にはむしろ現実的に思えました。
小さな自然が、あれだけの光を放つという、そのパワーに圧倒されます。
あのアピール力を見習いたいです。。


ホタルを撮るのはいかんせん初心者の私には難しいので、写真はあきらめましたが、何人か大型望遠レンズに三脚という重装備で頑張っているおじさま達に出会いました。
デジカメや携帯で撮っている人もいましたが、フラッシュ焚かれちゃったりして、それじゃ写らないでしょう?!
ホタルは、この目でしっかり観るのが一番です!


とにもかくにも、一度は観たいものベスト3の1つの、ホタルが観られて満足でした。
あとの2つは、鵜飼いと、鯨(ホエールウォッチング)!
こればっかりは、近所という訳にはいかないですが、いつか必ず叶えたいと思います。

2008年06月03日

6月のライブ

20080603.jpg関東もいよいよ梅雨入りとなりましたね。
さて、恒例のカフェ・ライブ再開です。
本年度は、秋まで毎月第1土曜日の出演となります。
お買い物のついでに、ぜひお立ち寄りくださいませ。
オリジナルとスタンダードの両方を演奏します。

■6月7日(土)
◇Cafe' Fouquet's(カフェ・フーケ)
 東京都世田谷区玉川3-17-1
 玉川高島屋/本館1F TEL:03-3708-5038
  〜東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩5分

  ◆出演 柳沢暁子(Vo&Gr)村瀬彰一(Per)

  ◆Live start: 1st) 18:00〜  
         2st) 19:00〜 
         (それぞれスタ−ト時間の若干前後の可能性有、各回30分)

  ◆Charge: チップ制(お気持ちを専用ボールへお願いします♪)
  ◆雨天の際は、ライブスタート時間や演奏時間、演奏場所が変更になる場合があり、聴こえにくくなることもございます。
   何卒ご了承ください。
  ◆次回は7月5日(土)です。
  ◆フルート大野氏は都合により、8月からの登場です。


そして、同時開催!
◇小さな写真展 Vol.1 〜宮古島〜
 初夏、賑わい前の穏やかな島の風景を、小さなアルバムにまとめました。
 ライブを聴きながら、こちらもパラパラとお楽しみください。

2008年06月01日

発表会終了

20080601.jpg昨夜、無事発表会が終了しました。
雨女の私のせいで(^^;)あいにくのお天気でしたが、満員御礼・大盛況!
出演者、お客さま共に楽しんでいただけたようで本当によかったです。


今年はMC(曲間のお喋り)を入れて3曲歌唱で1人20分という、ミニライブのような形式で行いましたので、生徒さんたちの苦労も努力も練習量もかなりのものだったと思います。
でもその甲斐あって、ただの1人も歌詞が飛ぶこともなく、言いよどむこともなく、全員が生き生きとその実力を発揮していらっしゃいました。
自分の生徒さんを誉めるのは手前味噌ではありますが、私は傍らで、1人1人のパフォーマンスに感動しておりました。
歌にはその人の「人となり」が出るんですよね。
それがとても良い味を出していて、音楽の原点というか「良い歌とは何か」を改めて教えてもらったような気がします。


今回、会場で行ったアンケートにも、お客さまの多くが丁寧にお答えくださって、感謝です。
次回にはその声も生かし、さらに充実した発表会になるようにしたいと思います。

そしてとにかく、皆さんお疲れさまでした。
また次なるステップを目指して一緒に歩んでいきましょう〜!