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2009年01月30日

仲良しです♪

20090130.jpg譜面専用ソフト「シベリウス」(通称;シベさん)が届いて早2週間。
毎日少しずつ、仲良くなっています。
先日、やっと記念すべき1曲目の譜面が出来上がり、
以後、1曲毎に少しずつ複雑なことができるようになってきました。

自分仕様のショートカット・キー設定をしたら音符入力も飛躍的に早くなって、編集作業も楽し〜い!!
長年の悩みの種だった移調が、コードまで全部一気に一瞬で完璧にできたのも感動ものでした。
どんどん綺麗に完成していく様子に、

  おぉ〜 すごーい!

と、その度に1人感嘆、ご満悦状態です(笑)
だって、まるで買った譜面みたいになるんですよ!(専用ソフトだから当たり前ですが...^^;)


もちろん、色々な事ができるというのは=複雑でもあるので、けっこう真剣に向き合わないと理解できないことも多々あって、
疲れてくると、何度マニュアルを読んでも「はて??」という事態に陥ります。
そんな時は一度休んで、大好きなラミーチョコを食べたり、紅茶を飲んだり、歌ったり、ギター弾いたり、昼寝をしたりして
頭をリフレッシュさせてから取り組むと、意外にすんなり判ったり...
そんなことの繰り返しをしながらの作業です。


とにもかくにも、

   これでわからなかったら私、馬鹿だよね...(^^;)

というくらいわかりやすい紙マニュアルと、概要を説明するチュートリアルビデオ、
そしてオンラインマニュアルが付いているので、何とかなります...というか、やらざるを得ません。
オーケストラの譜面まで完璧に書くことができるスーパーソフト「シベリウス」ですが、
私が使うのは、そのほんの1部分にすぎず、知れば知るほど「宝の持ち腐れ」「猫に小判」...。
でも、その位できるソフトじゃないと思い通りにならないんですから、仕方なかったんです。


強いて言えば、最初ちょっと戸惑ったのは記譜用記号の「名称」を知らなかったこと。
例えば、”最初の4小節は、歌は休みで、コードは同じ”の場合、その4小節を1小節にまとめるマークがあって、
上に小節数「4」と書くのですが(写真のPC画面の1小節目、見えますか?)、
そのマークの名前がわからない... これ、「マルチレスト」と言うそうです。

他にも、メロディーのブロック毎につける「A」、「B」、「C」などのマーク。
構成をわかりやすくするために付ける(いわゆる、Aメロ、Bメロってやつです)あのマークは、
「リハーサルマーク」と呼ぶのだそうです。

名称がわからないとマニュアルの探し用がないので、それとなく近い場所をパラパラしたり...??
いえいえ! これも、良く使うものは、マニュアルに様々な記譜例が出ているので、そこからすぐに見つけられるようになっています。


他にも、シベさんには賢い機能が目白押しです。
もっともっと色々できるけど、私の頭が追いつかないので、簡単な例しか上げられませんが、
演奏用のマークをつければ、1番括弧、2番括弧の通り、繰り返しはもちろんのこと、
リトルダンドだって、クレッシェンドだって、スタッカートなどのアーティキュレーションだって
ちゃんとその通り再生します。
「この記号は、何だったっけ...」という遠い記憶を呼び覚ましながら、楽典の復習にもなります(笑)


ギターのダイヤグラム(押弦を視覚的に表記した図/TAB譜とは違いますが、TABでも再生可)を設定すれば、
簡易的にコードの演奏もしてくれます。
しかし、ボサノバのコードというのはテンションの書き方も、コ−ドの押え方も特殊で(決して難しい訳ではないのですが)、
さすがのシベさんもこれには対応していないので、どちらも自分で追加設定しなければなりません。

例えば簡単な例で言うと、ボサノバではDm7/9というコード形態をよく使います。
でも、普通はこういう書き方をせず、Dm9と書きます。
これは「9と書いたら7も弾く」とう定義に基づいているのですが、ボサの場合は7も9も両方書くのです。
逆に、通常ジャズなどでは書くけど、ボサでは書かないというテンション表記もあって(こちらはものすごく沢山すでに設定があるのですが)、
あらためてボサのコードって変わってるんだな〜と思いました。

ダイヤグラムまではまだ手が廻っていないけれど、やっとのことで表記の方のカスタマイズはしたので、
コード表記入力は楽になりました。
後は実際に作成しながら、自分がよく使う機能と使わない機能を見極めて行きたいと思います。

そして、あらためて市販の楽譜をよ〜くよ〜く見るようになりました。
「そうか、ここはこうやって書くんだ」とか、「へー、こうなってたんだ」とか、
今までまったく気にも留めていなかった事が気になるようになって、

  何でもなく”スーッ”と読める譜面というのは、実は凄いんだ!

と、「病気になって初めて知る健康のありがたさ」みたいな感覚を味わっている今日この頃です。
シベさん修行は、これからも続きます!

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO400 F3.2 1/125 +0.7ev 25mm
1曲目制作途中のAry Barroso「E' luxo so'」の譜面。
歌詞はまだ表記していませんが、この後、付けました。
アナログ人間の私は紙マニュアルが大好きで、
左奥に写っている辞書みたいな分厚いマニュアルが、頼もしい味方です。

2009年01月28日

最近のお気に入り(2)

20090128.jpgiPod用スピーカーです。
iPod nanoを購入してから、その便利さに脱帽で、家でも聴けるように専用スピーカーが欲しくなったのです。

スピーカーも今は色々あるけれど、まずは実際に音を聴いてみないと!ということで、近所の家電量販店へ。
デジタルオーディオプレーヤー用スピーカーコーナーに自分のiPodを持参して、
しつこく寄ってくる某メーカーの説明販売員を振りきりながら、ありとあらゆるメーカーの製品で音を聴き比べました(^^;)
店鋪内は結構うるさいため、もちろん正しい判断は難しいのですが、だいたいの傾向はわかります。
結果、BOSEとJBLが残りました。

帰宅してからネットで商品情報をさらに調べ、迷うこと1日。

でも、ボサノバをBOSEで聴くか??
...となると、ちょっと違う気もして、音がナチュラルなJBLに決めました。

数日後、届いたスピーカーを勇んで開けて自宅であらためて聴くと、本体は小さいけれど、芯があって綺麗な音です。
良いスピーカーは、音が小さくても細部までよく聴こえるし、何よりも長時間聴いていても疲れないのだな〜と思いました。


考えてみたら、それなりのモニタースピーカーは持っているけれど、観賞用の良いスピーカーは、持ってなかったんですよね。
ラジカセや、ポータブルCDデッキは、どうしても音が俗っぽいというか....低音や高音が良くなくて、バランスが悪いのです。


これは本体も軽いし、リモコンも付いていて、操作も簡単。
iPodの充電もできるので、本当に便利です!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
デザインがシンプルなのが気に入っています。
毎日フル稼働中。
ISO400 F3.2 1/60 +0.3ev 25mm

2009年01月25日

最近のお気に入り(1)

20090125.jpgハチミツ・ディズペンサーを買いました。
カフェなどお店で見かけたことのある、ハチミツ専用のサーバーです。

しかし、欲しいと思うとなかなか売ってないんですよね。
色々なお店を廻っても巡り合えなくて、結局ネットで購入しました。

下の部分がカップ型の受け皿になっていて、
上部を持ち上げて上のレバーを押すと、底からハチミツがトロ〜ンと出てくるしくみです。

瓶からスプーンですくうと思うと、

  これにハチミツ入れたい、かけたい

と思っても、

  ま、いいか

という事も多かったので、ずっと欲しかったのです。

上手くやらないと瓶の口がベタベタするし、思い切り蓋を閉めると次の時に開けるの大変だし、
だからと言ってちゃんと閉めないと品質に影響あるだろうし、
小さい瓶で買うとすぐなくなっちゃうし、大きい瓶で買うと重くて扱いずらいし、
プラスチック容器のは美味しくないし.... あーー面倒!!
でもハチミツ好きだし.. というジレンマから見事解放されました(^^)


ハニカム柄も可愛くて、目下お気に入りの1つです。

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ハチミツを使う頻度が増えました。
ISO400 F2.8 1/500 +1.3ev 25mm

2009年01月21日

ボサノバ・個人レッスンについて

20090103-4.jpg現在行っているボサノバの個人レッスンについて、現状と最新のご案内です。
今後入会を検討されている方のご参考になれば幸いです。

4月に発表会を控え、若葉台クラスでは個人レッスンの受け入れをストップしていたり、
自由が丘クラスでは以前としてキャンセル待ちが続いている状況で、
新規生の受け入れができない状態になっており、ご迷惑をおかけしています。

また状況も変わって行くかとも思いますが、
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。


●●●定期レッスン●●●
ボサノバギター、ボサノバボーカル

●自由が丘「よみうり文化センター」
 第2・4火曜日 16:00〜20:10内(@40分/個人レッスン×6枠)
 1レッスン=¥6,300  3カ月分前納制(その他、教材費、施設費など諸経費は別)

→現在、満員のため、キャンセル待ち(1/27時点で3名様お待ちです)での受付です。
 空くタイミングはまったくわかりませんが、順番が後ろでも、
 ご希望の受講時間帯によっては、すぐに廻ってくる場合もあります。
 あきらめずにキャンセル待ちの申込みをしてみてください。
→キャンセル待ち申込は...
お電話で、よみうり文化センター自由が丘(03-3723-7100)まで。


●若葉台「コミュニティ・スタジオ」
 第2・4木曜日 12:00〜21:30内(@45分〜/個人レッスン)
 第2・4土曜日 10:00〜12:00内(@45分〜/個人レッスン)
 1レッスン=¥4,000〜  月謝制(¥8,000〜/月)

→現在、新規生の受け入れを一時ストップしています。
 発表会終了後の5月より再開しますので、
 ご希望の方は5月以降に、メールにてお問い合わせください。
 mail@akikoyanagisawa.com

→月2回、定期的にいらっしゃれる方のみ対象です。
→キャンセル待ちはお受けしていません。
→体験レッスン(有料)ができます。
→女性限定です。


●レッスンについてのさらなる詳細、最新情報は、下記をご覧ください。
http://www.NetLaputa.ne.jp/%7Eakiko/lesson_info.html


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
引き続き;イタリアンレストラン「VENTAGLIO」のパンナコッタ。
スイーツは小さめなので、色々楽しめました。
ISO400 F2.8 1/100 +0.3ev 25mm

2009年01月20日

ボサノバ・ワークショップ<予告>

20090103-3.jpg昨年から行っているボサノバ・ボーカル・ワークショップの、今年度開催予告です。
今年は、自由が丘の「よみうり文化センター」と共に、
池袋西武百貨店内の「池袋コミュニティ・カレッジ」でもワークショップを行います。
どちらも土日の開催予定ですので、今まであきらめていた方も、ぜひご検討くださいませ。

*募集開始は2月下旬からとなります。
*数カ月に1度の不定期開催です。
*2回のレッスンで課題曲1曲を仕上げる、2回完結講座です。
*女性限定のグループレッスンです。

日程など詳細は追ってUPしますので、お楽しみに!

●●●ワークショップ●●●
ボサノバ・ボーカル(グループレッスン)

●「よみうり文化センター自由が丘」http://www.ync-jiyugaoka.ne.jp/
→2009年5月開催予定
→(@90分/グループレッスン)×2回完結型
→2レッスン=\7,350(その他教材費、施設費など諸経費は別途。入会金なし)

→お問い合わせは...
よみうり文化センター自由が丘(03-3723-7100)まで。


●《新》「池袋コミュニティ・カレッジ」
西武池袋本店イルムス館8・9階 http://www.seibu.co.jp/c_college/
→2009年6月開催予定
(@90分/グループレッスン)×2回完結型
→2レッスン=\7,350/会員、¥8,400/一般(その他教材費、施設費など諸経費は別途)

→2月下旬からの受付開始時に詳細はUPしますので、今暫くお待ちくださいませ。


●個人レッスンについての詳細は、下記をご覧ください。
http://www.NetLaputa.ne.jp/%7Eakiko/lesson_info.html

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
お正月に行ったランチ・ブッフェ;イタリアンレストラン「VENTAGLIO」のトマトとモッツアレラのサラダ。
有機野菜を使った前菜は、どれもとても美味でした。
ISO200 F2.8 1/50 +0.3ev 25mm

2009年01月07日

お休みから復帰

20090107-1.jpg年末年始の休みも明けて、本調子に戻りつつあります。
買い物したり、食事に行ったり、
中学時代からの親友たちと会ったり、家族一同で集まったりして、のんびりした楽しいお正月だったのですが...

前回のブログを翌日に読み直してビックリ仰天!
ここ最近例を見ない程の誤字脱字の多いこと!!
すぐに全部直しましたが、読んでくださった皆様、大変失礼しました...
猛烈に眠い中で書いたとはいえ、猛省です。


さらにその日、皿を割り、翌朝にはカップを割り、
自分の爪は割らなかったものの、他にも実害のない色々な物を落としまくって、

  右手の握力がどうにかなったのか?
  久々に飲んだシャンパンの酔いが24時間以上残留しているのか?

と本気で思ってしまいました(^^:)
そそっかしい私でも、いつもはこれほど間違えない&物を落とさないので、
あまりの気の抜けように、逆に”普段の気の張り方”にも気をつけなくちゃいけないな〜と思ったり。。。


さて、気合いを入れ直して、来週土曜日は新春ライブ;再び告知です。
12月にまとまって時間が取れたので、久々に新曲多めです。
昨年から時々披露していたポルトガル語でのオリジナル曲も含め、ボサノバスタンダードとオリジナルを演奏します。
ぜひお立ち寄りくださいませ。

■1月17日(土)
『Live & Bar COLOREDJAM』
http://www.coloredjam.com/  
〜小田急線 井の頭線;下北沢駅より徒歩3分

[Bossa Nova & Original]
◆柳沢暁子(Vo&Gr)大野裕之(Fl)村瀬彰一(Per)
◆Open)19:00〜
◆Live start)19:30〜、 21:00〜(2stage) 
◆Charge: チップ制 +オーダー¥400〜

20090107-2.jpg20090107-3.jpg
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
●ここ最近は毎年、初詣は調布の「深大寺」へ。
元旦の朝一番の御祈祷に参列します。
おみくじは小吉だったのでまずまず、かな。
ISO200 F2.8 1/1600  0ev 14mm

●お蕎麦と同じくらいお店の多いお団子屋さん。
ごまだれをいただきました。
ISO200 F3.5 1/800  +0.3ev 54mm

●だるまも有名。
ISO200 F2.8 1/1000 0ev 14mm


2009年01月03日

フィナーレ or シベリウス?

20090103-1.jpg譜面ソフトを買い替えることになりました。
今までは
「どうしてコレ使ってるの??」
と皆に不思議がられるようなソフトを使っていたのですが(別件の仕事で使っている関係で、慣れているので早かったのです)、
このソフトはMac/G4のOS9にしか対応しておらず、それを繋いでいるプリンターが壊れてしまったのです。

プリンターは7年前に購入してからずっとの相棒。
でも、数カ月前から徐々に調子がおかしかくなって、黒インクだけがかすれて、直って、また出なくなり...
騙し騙ししながら使い続けるも、ついには真っ白な紙が出て来るのみになり、そしてまったく印刷できなくなってしまいました。


ソフト自体は印刷さえしなければ使えるし、パソコンだっておかしくもない。
プリントもカラーの方は何ともないので、簡単にあきらめるのも悔しい!
もちろん保障期間は過ぎているけれど、数万円位だったら修理してもらおうとメーカーのエプソンに電話をしてみました。
しかし、私の話を聞いたオペレーターは、
「それはインクのヘッドの部品を交換すれば直りますが、
 その品番の商品は製造打切後7年が経過していて部品がすでにありませんので、修理できません」
と、ニベもない返事。
多少は予想していた返事だったとはいえ、ショックです。
取りつく島もない対応に、言っても仕方が無いとはわかっていながらも
「それは、あきらめろってことですか...」
と言ってみたら、
「さようでございます」。
...そうですか。
もう、どうにもならないそうです。


さて、電話を切って、途方に暮れました。
実は、もう1台MacBookがあって、それには新しいエプソンのプリンターが繋がっているのですが、このMacBookはOS Xなので、今までの譜面ソフトの方が対応しておらず、使えないのです。
文明の進歩も、良し悪しですよね。
新しくなると、どんどん古いのには対応しなくなって、全部をバージョンアップしていかなくちゃならない...
仕方ないですが、あーこれはダメなんだ、こっちでは使えるけど、こっちは使えないんだ とか、
そういうのを考えるのが、なんて面倒なことか!!

でもでも。
結局はいつか譜面ソフトは専門のを買わねばならないとは思っていたのです。
こういう状況にでもならないと、私はいつまでも「コードと歌詞は後から手書きで...」なんてやってると思いますから、これは神様が
「いい加減に譜面専門ソフト買え!」
とおっしゃっているのだと思うことにして、しぶしぶ次のステップの”迷い”へ突入したのでした。


それは、何の譜面ソフトを買うか?という迷いです。
譜面専門ソフトには「フィナーレ」と「シベリウス」という2つの大御所が存在します。
どちらも熱心なユーザーがいて、当然ですが、自分の使っているソフトを
「こっちが良いよ!」
と言うのです(^^;)
使い勝手には好みがありますから、最終的には自分で判断するしかありませんが、一応、どちらの意見も参考にさせていただいて、まずはお試し版をダウンロード。
いざ簡単な譜面を書いてみることにしました。


まずは「フィナーレ」です。
しかし、何かしようと思うたびに、
  これは? あれ、どこでできるのかな、
  こうするとなるのかな? あれ〜ならないな...
  こっち? 違うな〜 あ、これかな。違うな...
という感じで、いつも

  えーっと、マニュアル、マニュアル...

とマニュアルを検索するハメになります。
 
  こんな簡単なことがどうしてできないの??
  どうすればいいのっっ??

なかなか進まなくて、あーでもない、こーでもないとやっているうちに、

  んぎゃ〜〜〜 わかんないよっっ!!

と、マウスを握りつぶしたくなり...(>_<)
まるで作法もお家ルールも全く違うよそのお宅で急に
「まかせるから、夕食を作って」と言われたみたいな感じとでも言いましょうか。

  キッチンバサミって、どこにあるの?
  お茶はどれで飲むのかなぁ〜
  お砂糖はどこかな...醤油は...お塩は...
  ここ? あれ? あっち?  ...てな感覚です。

台所というのは、普段使う人の個性が凝縮されていると思うのですよ。
使っているものは同じでも、片付け方や道具の使い方は結構人それぞれで違うので、
「(料理は)できるけど、(使いたい道具が)あるはずなのに、ない!」
というもどかしさが、とってもよく似ていると思ったのです。

予想される物が予想される場所にない不安。
想像しうる範囲にそれがない苛立ち。
...そういう事があまりに多く、

  うーん、どうしようかな。

というのが、試してみた感想でした。
そりゃあ数日間真剣に使って慣れればできるでしょうけど(台所も1回慣れれば大丈夫)、
買ったとしても、まずはマニュアルを読破して
「フィナーレの考え方の基本」
を徹底的に頭に叩き込まないと駄目そうです。


対して「シベリウス」。
画面が開いた途端に、まずMacっぽい(笑)!
パソコン人生=ほぼずっとMacユーザーの私としては、それだけで何となく親近感が沸きます。
そして簡単な譜面を入力。
こっちは、わりとすんなりです。
少し使ってからチュートリアルビデオをちょっと観て、わからなかった所をフムフムと補足。
あとはマニュアルを見なくても、だいたい「これはこのへんだろう」という予測が当たるので、フィナーレのようなストレスがありません。
ヘルプも、探している項目はどこを探せば良いのかという所まで教えてくれるし、アイコンもメニューのカテゴリー分類もわかりやすい。
シベさん、私と気が合うじゃない!!

  おー これなら行けるかも。

ということで結局、「シベリウス」に決めました。
もちろん「フィナーレ」も悪くはないし、タダでくれると言うなら、私だって頑張って「フィナーレ」を使いますよ(笑)。
でも、選んで買うなら「シベリウス」。こっちの方が相性が良いみたいです。

たぶん、「フィナーレ」と「シベリウス」は、「Windows」と「Mac」くらいの違いがあるのではないでしょうか。それぞれの考え方というか、概念が自分の中にないと、使いずらいと感じるようです。
こんなこと自慢にもなりませんけど、私なんてWindowsでは、入れたCDRをPCの外に出すことすら、誰かに聞かないとできませんから(苦笑)


新しい譜面ソフトではギターのダイヤグラムも表示できるし、移調したらコードも一緒に移調されるので書き直さなくて済むし、本当に便利になりそうです。
使いこなすまでは手書きの方が早いかもしれないけど、大変なのは最初だけですからね。
綺麗な譜面が出来た時の、あの達成感は大好き!
みんなが見易い譜面を目指して、楽しんで頑張ろうと思います。


ちなみに「シベリウス」とは、北欧の著名な作曲家のお名前だそうです。
私はてっきり、星の名前かと思っていました。
シリウスとか、ケンタウルスとか、ベラトリックスとか...なんか似てませんか??

20090103-5.jpg
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
●マンダリンオリエンタル東京 37Fのカフェ&バー。
「お正月はホテルでブッフェが食べたい!」という母の希望で、
今年は家族総出でニューイヤー・ランチブッフェに行き、その後に立寄りました。
ISO400 F2.8 1/60  +0.7ev 25mm

●窓からは壮大な東京の風景と富士山を一望。
夜景も素敵でしょうね。
ISO400 F2.8 1/640  +0.7ev 25mm

2009年01月01日

謹賀新年

20090101.jpg
明けましておめでとうございます。
本年も色々な方々に色々とお世話になることと思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。

素敵な1年となりますように!


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
写真を先に見た人が、後で原物を見て
「え〜っ こんなに小さいんだ!!」と驚くミニチュアの牛。
とってもフォトジェニックな牛さんです。
ISO400 F4.5 1/50 +0.3ev 50mm