« 2010年05月 | メイン | 2010年07月 »

2010年06月25日

6/30(水)Bar PORTO【日暮里】

20100625.jpgまずは、サッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう!!
頑張って3時半に起きて応援した甲斐がありました。
最初はボールも満足に追えずネムネムだったのですが、本田選手の先制ゴールで一気に目が覚めました。
このまま是非ベスト4まで勝ち残って欲しいです。。。


さてさて、いよいよ来週となりました日暮里の「Bar PORTO」でのライブは、フルート&オカリナの石井幸枝さんとの初共演です。
先日、リハも行ってきましたよ。

石井さんは「フルートの低音が大好き」だそうで、
アルトフルートばりの低〜い音を、大きな波のヴォヴラートで素敵に演奏してくれます。
フルートは、出そうと思えばなんと4オクターブも出るそうです!
そして、オカリナでは、まるでヒバリのさえずりのような美しい高音...
このコントラストも、聴きどころのひとつです(^^

お店のある日暮里は、池袋から10分程度、山手線内で、思ったよりもアクセス良いですよ。
ボサノバ・バーの落ち着いた雰囲気の中、女性デュオならではの優しい音のステージができたらいいなと思っています。
皆様のご来場を、2人でお待ちしております♪



PORTO_map.jpg◇6/30(水)
◆Open:19:00〜
◆Live:19:45〜 21:00〜(40分×2stage)
◆Charge :2,000円+要オーダー
◆Bar PORTO(バー・ポルト)
http://barporto.cocolog-nifty.com/blog/
荒川区東日暮里5-40-8 TEL:03-3891-6444
〜JR山手線 日暮里駅より徒歩5分

◎ご予約も受付中です。
お店に直接お電話(TEL:03-3891-6444)、または柳沢までメールいただいてもOKです。

◆出演:柳沢暁子 (Vo&Gr) 石井幸枝 (Fl&Ocarina)

Yukie_Ishii_profile.jpg◇石井幸枝 (Yukie Ishii)
フルートを中心に、オカリナ、リコーダー、篠笛、ケーナ等
様々な楽器を演奏する、マルチインストゥルメンタル・プレイヤー。
ブラジル音楽、特にショーロ音楽をベースに、オリジナルなサウンドを展開、
数々のレコーディング、コン サートに活躍。
また、舞台演劇のジャンルでは、音楽製作のみならず、俳優としても活躍。

1999年 ファーストアルバム「I LOVE BOSSA」, 
   マキシシングル「Sentimental city」(共に NUSSレコード)をリリース。
2002年8月 リオデジャネイロ録音を含む、セカンドアルバム「私の夏/ E MEU VERAO」(Fairy Land)をリリース。
2003年 某化粧品会社のモデルとしてVOCE6月号裏表紙に登場。5月インターネットTVに初出演。
     8月、シビック小ホール(後楽園)にて、フォフォー、 ショーロ、サンバ の3部構成によるコンサートを開催。
2006年12月 リオデジャネイロ録音のサードアルバム「AMOROSA」をリリース
2007年4月 フルート教本「あっという間にフルート が吹けちゃった」  発売
2009年1月 オカリナとギターによるアルバム「ハロー!ウォルフガング!!」発売(DCM)
2010年4月 女性3人ユニット『ベバドール』にて「おそば de サンバ」をリリース。

参加作品:「Perfume de Bossa」(UNIVERSAL)、「サンバの夜明け」ゲーリー(ウルバナ)、
「オオクワガタの森」井上みつる(タッタルーガ)、「CLASSIC ON BOSSA」(avex)
「Vamos Festejar」(OMEGATOKI)他

[Official Site] http://yukie-ishii.com/pc.html

[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F4.5 1/13 +0.7ev 50mm
石井さんからお裾分けでいただいた、サクランボ。
瑞々しい、今年お初のサクランボでした。

2010年06月21日

Gosto de mim?

20100621.jpgリオの4人組サンバ・ショーロ・ユニット「Sururu na Roda」のアルバムに「Sou gamado por mim」という曲が収録されています。
意味はズバリ、「私は私が大好き」。
「Gosto muito de mim」と同じです。

この曲が、先日のポルトガル語の授業の資料として使われて、
その時に先生が私たち1人1人にこう聞きました。

 「Gosta de voce?」(あなたは、自分が好き?)


当然(というか)、私たち8人の答は

  「いいえ」「まぁまぁ」「時々」

という控えめなものでした。
すると先生は「どうして??」を連発し、
その後、迷いのない完璧な笑顔でハッキリと、

  「私は自分が大好きよ!いつも大好き!」

と言ったのです。

そして、
好きな時もあるし、嫌いな時もあるなぁ、と答えた私に、

 「どうして暁子は自分が好きじゃないの?
  歌も歌えるし、ギターも弾けるのに?」と。


うーん。そりゃあ、コンプレックスも色々あるし...と言うと、

 「何がコンプレックスなの??興味あるわねー、教えて」
 「好きな時もあるなら、どんな時が好きなの?」

と、さらに矢継ぎ早の質問、質問、質問...
うむむ、あらためて聞かれると、難しい問題です。
日本語で説明するのだって、大変ですよ!
私って、自分の何が好きで、何が嫌いなんだろう??と考えてしましました。


授業が終わっての帰り道、クラスメートのNちゃんと、
「先生、ブラジル人らしかったね、あれは国民性だね」
と盛り上がりました。
ブラジル人の「自分が大好き!」と、キッパリ言える潔さ。
なんだか羨ましい気がします。
自分が好きじゃない人は、他人からも好かれないとか、
自分を大切にしない人は、他人も大切にできないとか、
そういうことはよく言われることだし、
自己評価が低いと、自信もなくなって表情も暗くなってしまうから、
自己愛=自尊心が大切なことは、たぶん日本人も皆わかっています。

でも日本人は、たとえそう思っていても

  「私、自分が大好きなんです!」

とは、言わないのです。
芸能人には時々こういう人はいますが、
一般的には、元気にこんな事を言ったら、まわりにドン引きされるし、

  「あの人、自分大好きだもんね〜」

と言われるのは、哀しいかな、誉め言葉ではないですよね...
でもたぶん、

  「自分を好きになろうと、努力しています」

と言うのは、OKかな(笑)。微妙です。


良い点を先に見つけて数えるか?
悪い点を先に数えるか?の違いなのかもしれませんが、
「私、なかなかいいじゃない」と、ちょっとくらいは思っていても、
あえて公言しないのが美徳だったりする、その奥ゆかしさというか。
こういう日本人の文化も私は好きなので、どっちが良いなどとは思いませんが、
国によってホントに違うのだなーと、あらためて感じました。
日本でも、最近の10代の若者は、またちょっと違うかもしれませんけどね。

...と、ポルトガル語で答えられたら良かった(苦笑)。

外国語での授業というのは、「話すスキル」だけじゃなくて、
「自分」についても、色々考えさせてくれます。
言葉は文化。やっぱり奥が深いです。


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5
ISO400 F3.5 1/60 +1.0ev 54mm
これは昨年撮影した、実家のそばの紫陽花。
なぜか我が家の近所には大好きな紫陽花がない!!
「紫陽花を植えよう会」でも発足させたいくらいです(笑

2010年06月12日

仲間入り

20100612.jpgベランダで、久々に実モノを育てています。
ここ数年はハイビスカスばかりでしたが、たまには収穫があるのもいいかなぁと思って、
ピーマン、ししとう、鷹の爪、ミニトマト、茄子、つるなしインゲン の6種類の苗セットを購入。
新たな仲間として加わりました。
すべて高温、陽当たり、風通しの良い環境を好むナス科の植物で、我が家にピッタリ!
付いてきた育て方のリーフレットと、ベランダ菜園サイトでの情報を参考に、早速プランターに植替えました。

しかし。
本当は土作りからちゃんとやらないと、いけないんですよね。。。
リーフレットには
「赤玉土5〜6、堆肥または腐葉土3〜4、鶏ふん1、草木灰少々の割合を参考に」
と書いてあったけど、うーん、そこからやるのはちょっと大変だな〜ということで、
家にあった「家庭菜園にも最適」という市販のブレンド土で植えてしまいました(^^;


だって、赤玉土や堆肥くらいはわかるけど、
そんな鶏ふんだとか、草木灰なんて近所に売ってるんだろうか?
見た事ないのは私だけ??
そこで念のため、後で足りないものを買いに行った時に園芸店で探してみたら、
いやいや、ちゃーんと全部、売ってましたよ!
あぁ、これならできたかな...と、今更ながら思ったのですが、時すでに遅し。
苗ポットに入っていた土は、出荷元農家の自家製有機の土で、
舐めても平気かも、というくらい良い土だっただけに、ちょっぴり罪悪感です。
とりあえず今回は勘弁してもらって、次回はマイ・ブレンド土にもチャレンジします!

以前、市販土で育てた甘唐とうがらしやミニトマトも、ちゃんと実ったし、
まぁ、今回もそれなりには育ってくれるでしょう。


「園芸は土作りから」
と、良く言います。至極当然です。
それが栄養分になるのだし、とにかく何でも基礎が大切なんですよね。
「ボサノバを歌うなら、ポルトガル語から」
というのと同じだろうなと、よーくわかるのですが、
園芸では、つい手間を惜しんで端折ってしまう(苦笑)。

何を面倒として、何を面倒と思わないか?は、
その人の興味の深さによるのだろうと、あらためて感じます。
面倒がっているからといって、好きじゃない訳でも、熱心じゃない訳でも、
適当という訳でもないし、それで充分楽しんで、喜びを感じられる場合もありますよね。
何で満足するか? 目的に至る過程と求めるレベルの高さが、
きっと人それぞれに違うのでしょう。


そして後日、調べれば調べるほど、
「やってはいけない」という植え替え方を幾つかしてしまったことが判明。
でも、うちの6本の新入りたちは、健気にも順調に育っていますよ!

園芸は、ゆるーい趣味ですが、
風にそよぐ葉と日々変化する緑は、いくら見ていても見飽きないから不思議です。

彼らと共に過ごすこの夏と、収穫が楽しみです(^^


[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED25mm F2.8
ISO200 F5.0 1/50 +0.7ev 25mm
上段左から;ピーマン、ししとう、鷹の爪、
下段左から;ミニトマト、茄子、つるなしインゲン
上の3つは、素人目にはまったく見分けがつかないので、鉢で区別。
現在もグングン成長中です。

2010年06月06日

春バラ音楽会でした

20100605_8.jpg旧古河庭園「春のバラ・フェスティバル」ボサノバ・コンサートにご来場いただいた皆様、
どうもありがとうございました。

前日からお天気が怪しくなって、
もしかしたら中止かな...というような思わせぶりな空模様だったのに、
開演が近付くにつれて、みるみるうちに回復!
結局、1ステージ、2ステージ共に、
「こんなに晴れなくても良かったかな(^^;)」という程のお天気になりました。



20100605_3.jpg●芝生広場は、いつもは立ち入り禁止区域で、音楽会の時だけ解放されます。
綺麗なフカフカの芝生は、思わず”でんぐりがえし”したくなるような気持ちよさ!
ライブ中に寝転がって聴いているお客さまもいらっしゃって、羨ましかったです。



20100605_6.jpg●おとぎの国みたいな洋館。
事前予約すれば、中にも入れます。
ここは、よく雑誌の撮影などにも使われてますよね。



20100605_1.jpg●雨でもないのに傘を差しているお客さまが多いのは、あまりに暑かったからです!
芝生広場には遮るものが何もないので、広場の廻りの木陰付近が大人気で、そちらの方にたくさんのお客様がひしめき合ってご覧になっていました(^^;

私は日焼け止めバッチリで臨んだものの、後方からの陽射しがジリジリと熱く、
それと共に、楽器の温度もジリジリと上がります。。
楽器が熱くなると音程が上がってしまうので、それが一番心配でしたが、今回はなんとかセーフ。
パーカッションのシンバル類は、
「ゆるく目玉焼きが焼けるかも」というくらい熱くなって、しかも金属は光を反射するので、
井手野さんは暑いわ眩しいわで、2ステージ目では「だんだん朦朧としてきた」そうです(笑)。



20100605_4.jpg●休憩中のステージ。
とにかく陽射しが凄くて、すぐに椅子が熱くなってしまうため、
PAスタッフの方がタオルをかけてくださいました。
おかげさまで、2ステージ目も無事に座れました。



20100605_5.jpg20100605_7.jpg●バラ園の薔薇たち。
写真は小ぶりな薔薇ですが、1輪咲きの大きいのもたくさんあって、見事でした。



20100605_9.jpg●MC中。
「あれは何ですか?」とよく聞かれる「Udu/ウドゥ」の紹介をしています。
ウドゥとは、ナイジェリア部族の言葉で(壷)を意味します。
もともとはインドの楽器で、それにブラジル人が横穴を追加するなど改良を加えた楽器だそうです。
なんだかスーパーマリオの爆弾みたいに見えますよね(笑)



20100605_10.jpg●時折吹く風が心地よく、あっという間の2ステージでした。
楽しかった♪



そして、今回は思わぬハプニングもありました。

2ステ−ジ目が始まって、呼ばれてステージに上がったら、
私の足台からパッと何かが跳んで、足元のモニターの上へ...
何だろう?と思ったら、蛾?バッタ?か何かの虫!!
しかも、けっこう大きい。。これは困った事になりました。
そのままずーっと終わりまでそこに居てくれるなら、私も100歩譲って見ないフリをしましょう。
でも虫だから、絶対に途中でまたあらぬ方向に跳び出すに違いありません。
演奏中に顔の方にでも飛んで来ようものなら、
虫の苦手な私は、冗談じゃなく、半狂乱になってマイクに絶叫してしまいます!

それだけは避けたい...
そこで頑張って、手でそっと「シッ、シッ」とやってみたけれど、
虫はぜーんぜん何事も無かったかのように留まっています。
お客さまは待っているし、虫は動かないし、もっと派手に追い払って突然飛ばれるのも怖いし...で、
仕方ないので、準備中の井手野さんに、
「申し訳ないんだけど、虫がいるんだけど、追い払ってもらえる??」
と、マイクを避けてこっそり頼みました。
井手野さんがこちらに来てくれようと立ち上がった瞬間、虫の気が変わったらしく、
「あ、飛んでったよ」、と。

さっきまであんなにジッとしてたのに〜!
虫はあっさりとどこかへ飛び去って、一件落着したのでした。


そして井手野さんは、
  1ステージ目の途中で、風に煽られた譜面が吹き飛ばされる
というハプニングにみまわれました。
飛んで行った譜面は、よく知っている「Corcovado」だったので、
「Corcovadoで良かった...」
と思いながら、残りを演奏したそうです。
(私はこれがコワイので、屋外では譜面台を使わない事にしています)


とまぁ、色々ありましたが、総じて大事には至らず、楽しく最後まで演奏させていただきました。
予想外に暑かったので、お客さまも、芝生でゆったりのんびり...という感じよりは
もう少しハードな観覧になってしまったかもしれませんが、
演奏後にはたくさんの方にお声掛けいただいて、とても嬉しかったです。
どうもありがとうございました。

そして、公園のスタッフの皆さんを始め、PAさんには本当にお世話になりました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。


また、どこかで皆様にお会いできる日を楽しみに、
日々精進いたします!

20100605_2.jpg●事務所の奥の流しにて。
咲き切ったバラが、水を張ったボールに活けてありました。
これは自分の一眼レフカメラで、ぜひとも撮りたかった1枚。

(写真=薔薇と風景以外は、M様より)

2010年06月01日

ボサノバ・ワークショップ 6月【池袋】

池袋西武内のカルチャーセンター;
「池袋コミュニティ・カレッジ」ワークショップのご案内です。

6月の課題曲は、ボサノバ中のボサノバ、「コルコヴァード」。
雨の季節、しっとりと歌うのにぴったりです。
お気軽に参加いただける2回完結講座ですので、トライアル感覚でどうぞ。

==============================================
講座名:『ボサノバ・ワークショップ 〜「コルコヴァード」を歌う〜』
==============================================
「ちょっと歌ってみたい」というボサノバ初心者はもちろん、
「独学で歌っていたけれど、どうにもならなくて...(^^;)」という経験者まで、幅広く対応します。
ブラジル・ポルトガル語で歌うためのコツを伝授。
生ギター伴奏で、ソロ歌唱を目指しましょう!


●池袋コミュニティ・カレッジ(西武池袋本店イルムス館8・9階)
http://www.seibu.co.jp/c_college/

日:2010年6月13日(日)、27日(日)

時間:11:00〜12:30(開講5分前までに教室にお入りください)

課題曲:● 「コルコヴァード」(原題「Corcovado」)

受講料:●7,560円/会員、8,400円/一般
    ●その他 教材費357円
     
その他:●全2回完結講座
    ●女性限定のグループレッスン
    ●この講座は原語(ポルトガル語)で歌うボーカルのレッスンです。

お申し込み、お問い合わせ:受付中。 
     開講決定していますので、〜6/11(金)17:00までのお申し込み可です。
     池袋コミュニティ・カレッジ(03)5949-5486 までどうぞ!

Ikebukuro_map1009.jpg