ノルマあり!
毎年恒例のボサノバ発表会。早いもので、今年7回目を迎えます。
そろそろ生徒さんたちの顔つきも変わってきて、
皆さん真剣に、そして生き生きと取り組んでいらっしゃいます。
春の1大イベントとして、私もとても楽しみにレッスンする今日この頃です。
実は、この発表会には出演条件として、集客ノルマがあります。
ノルマに達しないと、いくら当日に来ても、出演する(唄う)ことはできないのです。
発表会なのにノルマなんて、聞いたことない! かもしれません。
もちろん、最初の頃はナシで開催していた時期もありますし、それが努力目標となり、色々と変遷を遂げて、今に至ります。
なぜ、あえて出演条件に「集客」を掲げているのかというと...
ほとんどボランティア状態で手伝ってくれて、伴奏をしてくれるミュージシャンたちと、
時間制限なく好きなようにやらせてくれるお店へのバックを増やすため とか、
お客さまがレッスン生だけ...ガラガラの客席で寂しい...つまらない...
ということにならないように、みんなで盛り上げましょう!とか、
多々理由はありますが、一番大きな目的は、
「生徒さん本人の上達のため」
です。
これは、綺麗ごとじゃありませんよ〜!
音楽は、聴いてくれる人あってナンボの世界です。
発表会とは言っても、それぞれが主役の『ライブ』ですから、
お客さまあって、はじめて成り立つものなのです。
「お客さんなんかいなくても、自分が楽しければいい」
「他の人が呼ぶだろうから、私は呼ばなくてもいいだろう」
「まだ下手だから、知り合いは呼びたくない」
なんて、ダメダメ!
自分が楽しければいいなんて、カラオケではないのです〜
それに、自分の友人知人・家族にも聴かせられないような歌を、他の人のお客さまに聴かせちゃ...マズイですよね(^^;)
そして、芸事には「これでヨシ」という終わりがありません。
上手になったら...なんて待っていたら、いつまでたっても披露できませんよ!
でも、「誰かを呼ばなくては歌えない」となると、話は変わります。
お客さま(知り合い)を呼ぶとなったら、俄然、みなさん練習するのです。
やっぱり、「上手ね」「素敵ね」「楽しかった」と言われたいですよね。
そう、それが一番の原動力!
人前に出るだけでも緊張しますが、知り合いが来ると、もっと気合いが入ります。
どうしたらもっと上手くできるだろうか、楽しんでもらえるだろうか...と、
自主的に考えるようになり、結果、ものすごく上達するのです。
ズバリ、これが狙いです。
そんな私の願いもあって、あえて出演条件に「集客ノルマ」を付けています。
お金を払って、わざわざ足を運んでくださるお客さまに、その時にできる自分の限りを尽くす。
「ただ自分のためだった音楽」が、「聴いてくださる人のための音楽」になった時、
確実にそれは変わります。
ちなみにノルマ数は、ソロ歌唱1曲=1人、2曲以上=2人 です。
もちろん、上回るのは大歓迎。
そして、今年の衣装のテーマは「Tropical(トロピカル)」です。
南国らしい装いで、歌を彩ります。
私も、そろそろドレスを買いに行かなくては〜!(^^
ボサノバ発表会は、4/17(土)です。
[photo data]
Olympus E-410 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ISO400 F2.8 1/125 +1.7ev 50mm
最近、ハートのモチーフがお気に入りです。
初めてジュエリーを撮ったけど、ものすごく難しかった!
ジュエリー・カタログやポスターの写真があんなに綺麗なのは、
プロのなせる技ですね。