昨日、6歳の誕生日を迎えた愛犬パピが、手術のために今日入院しました。
とにかく今は、無事に終わって元気に退院してくれるのを待つのみです...
今年の初めに、かかりつけの医院の定期検診で、パピのお腹に米粒大の乳腺腫が発見されました。
そこの獣医師は、「小さいし、様子を見ましょう」と言うばかり。
「検査もしないで様子を見ましょうを繰り返す」のは、人間の医者でもあまり名医とは言えません。
そこで、ネットで調べてみると、やはり生検をして良性か悪性かを見極めることがまずは必要だと書いてあるではないですか!
しかも、避妊手術をしてあれば、乳腺腫はほとんどかからないで済む病気なのです。
それは実はわかっていたのですが、うちのパピは、”どこも悪くないのに手術はかわいそう”という母の考えで、避妊手術(普通は生後5カ月くらいの時にやる)はしていませんでした。
でも、どうせ全身麻酔で乳腺腫を摘出するのなら、一緒に避妊手術もしてしまった方が、犬には負担が少ないので、この際まとめてお願いしようかということになりました。
しかし、かかりつけの医院の獣医師は
「6歳では麻酔に耐えられるギリギリ。万が一ということもあるから、よく家族で相談して決めてください。
乳腺腫摘出と避妊手術は一緒にはできない。」
という見解だったので、私と妹はセカンドオピニオンを聞くように、母を説得。
だって、犬の乳腺腫は、良性:悪性の比率は50:50なのです。悪性なら、乳癌ということになり、命にかかわります。
そこで母も近所の犬散歩仲間に評判の良い獣医を聞き廻ってリサーチし、目星を付けた医院をまわる、獣医師めぐりがスタートしました。
私が一緒に行った2件目の医院は、あまりに小さい乳腺腫を見つけることもできず、ひたすら避妊手術を勧める医師で、肝心の乳腺腫や避妊手術の説明は、全然病院が混んでもいないのに
「これを読んでください」
と説明用紙を渡すだけで、ちょっと疑問でした。
ただ、その医師は
「絶対安全かと言われると困るけど、6歳で全身麻酔なんて、別に普通ですよ。10歳でも15歳でもやってますから」
と、手術の特異性は否定していたので、それについては安心したのも事実です。
その後は、妹と母が別の医院をまわって、やっと
「まずは生検、その後、どうするか決めましょう。避妊手術は本当は生後5カ月くらいでやらないと意味は薄れるけど、今後また婦人科系の病気になるリスクは避けられるので、今からでも利点はあります」
と説明してくれる医師に出会えたのでした。
生検の結果は良性で、その乳腺腫1つ取れば大丈夫(悪性の場合、転移を考えて別の乳房も一緒に摘出する)ということになり、母も決心したら早いので、避妊手術も含めて一緒に、次のヒート(発情期)が来る前に行うことになりました。
パピは普段、実家で私の父母と暮らしています。だからほとんど母とパピは一心同体。
母は、愛犬の手術が不安でない訳がありません。
パピも心配だけど、母も心配で、私は昨晩から実家に泊まりこもうかと提案しましたが、月イチくらいしか会わない私が行くと、パピが喜んで興奮してしまい、夜もよく寝なくなってしまうので、かえっていつも通りに生活して、入院した方が良いからということで...(^^;)
比較的よく実家に顔を出していて、一緒にほとんどの病院巡りもした妹が朝イチで駆け付けることになり、私は自宅待機となりました。
手術は今日の午後。
パピ、頑張るんだよ〜!!