リハの風景
来週ライブのリハーサルをしてきました。
今回は、パーカッションの井手野さん、トロンボーンの堂阪さんとのトリオ。
3人での演奏は初めてだけど、
他の2人同士(私&井手野さん、私&堂阪さん、堂阪さん&井手野さん)
での組み合わせでは共演経験があるので、
新曲が多かったわりには、思ったよりもスムースに進みました。
トロンボーンは腕が長くないとツライ、という話を聞いたことがありますが、
なるほど、そうかも。けっこう楽器が大きいです。
今回はお店がわりと広いので、ミュート(足元に置いてある白いモノを、トロンボーンの音が出る方のラッパにはめて、音を小さくします)は少なめに、オープン(写真の状態)で演奏できそうです。
意外な事に、堂阪さんはエスペト初出場だそうです。
堂阪さんの共演は、実に4年ぶり?です。
前回の印象では、わりと「しっとり系の曲」での共演が良かった気がしていたのですが、
今日はリズムのある曲での合わせが、すごく楽しかった!
「トロンボーンは、こういう感じ」なんて思い込みは、うーん、100年早い!ですね。
オリジナルの「Minha Vida Vagabunda〜あるノラ猫の日常〜」は、
トロンボーンが入って、印象がさらに快活になりました。
猫がもっと元気に、気ままに飛び廻る!感じ。
あぁ、こういう風になるんだ、と嬉しくなりました。
そしてパウロ・ジョビンの「Samba do Soho」。
3人でのボーカルも入って、今日1番楽しかったかも。
この曲は、なぜかとても女性に人気があって、よく伴奏はするのですが
なんだかんだで機会がなくて、自分のライブでは初めて歌います。
こういう、聴いていても演っていてもワクワクするような曲が
今後、自分で書けたらいいな〜と思いました。
毎回、「え? これだけ?」というくらいコンパクトに楽器を運搬して来てくれる井手野さん。
広げるとちゃんと1セットあります!
でも、なぜか譜面書き込み用のペンだけは、忘れてしまうのでした。。。
荷物多いから、仕方ないか〜(笑
...とういことで最近、私は彼の分までシャープペンを持って行くことにしています。
井手野さんとはもう1年くらい一緒に演っているので、
オリジナル曲は覚えてくれてるし、私が好きなパターンというのを把握してくれていて、
同じ曲でも少しずつアレンジが進化してくのが、毎回私は楽しみなのですが
ご本人は「前にどうやったかは、あまり覚えていない」そうです(^^;
それだけに、こちらが良い演奏をすれば、
それに伴って上手く絡んでくれるんだろうな〜と思います。
そして、リハをする時、いつも「家具の組み立て」を思い出すのです。
棚やテーブルを組み立てる時、
1つ1つのパーツをはじめからガッチリ固定してしまうと
後で棚板を入れようとしても入らなくなったり、
高さが合わなくなったりしますよね。
最初は緩めに付けておいて、
調整しながら固定して、完成させる...という方法を取りませんか?
音も同じで、
あまり最初から1人で構成や音色をキチキチに固めてしまうより、
リハまでは緩め〜に、でも真剣に(笑)練習しておいて、
リハで共演者全体の音バランスを調整して、その後、一気に仕上げて覚える!
というのが、一番上手く行くような気がします。
後は、当日の雰囲気と、演奏者の「気」を合わせて演ります。
今日の録音を聴いて、私も最終調整がんばります♪
さて、ライブは、大塚のエスペト・ブラジルで、3/24(水)です。
期末でお忙しい方も多いかと思いますが、
ヴォーカル&ギター、トロンボーン、パーカッションのボサノバで、元気が出ると思いますよ(^^
当日ふらりと夕食がてら、ぜひお立寄りくださいませ。
3人で、皆さまのお越しをお待ちしていまーす!
◇◇3/24(水)
◆Open:19:00〜
◆Live:19:30〜 20:30〜(40分×2stage)
◆Charge :1,500円+要オーダー
◆◆Espeto Brasil(エスペト・ブラジル)
〜JR 大塚駅より徒歩3分
[地図など、詳細はこちら]
http://akikoyanagisawa.com/carioca/2010/03/post_149.html
そして、最後の写真は、私の居た場所。
今回はコンパクトデジカメCanon IXYでパパッと撮ったので、
渾沌とした背景がそのまま写ってしまって、すごく気になる。。。
でも、「このグチャグチャ感が、リハらしいよ」
という2人の言葉に納得。そのまま載せます(笑