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2006年06月26日

読書月間、開始

book.jpgやっと読み始められます、『ハリーポーッター』第6巻!

1セットを実家と共同で読んでいるので、廻ってくるのに多少時間がかかるのです。
読み始めたら止まれないことはわかっているので、早くやることをやってしまわないと〜!

そもそも、『ハリーポーッター』が日本で発売された時、あまりの評判の高さに、「ものは試し...」と、本屋で1巻を購入したのがきっかけでした。
もともとファンタジー作品が大好きなこともあり、あれよあれよという間に引き込まれて読み終わってしまい、友人知人に勧めまくり、両親も見事にハマりました。
それから2巻、3巻、4巻...と続き、今に至っています。

翻訳のうまさもあるのかもしれないけど、思わずクスッと笑ってしまうような微妙なニュアンスが魅力です。
映画は、ものすごく忠実に作ってあるだけに、本との違いをいちいち考えてしまい、まるで間違い探しをしているようで純粋に楽しめないので、最近は観るのを止めました。
どうせなら、1話ずつ完璧にテレビドラマにしてくれたら良いのに... そしたら、毎週欠かさずに観ますよ。

こんなに面白い本ですが、難が1つ。
『ハリーポーッター』は、本がとにかく厚い! 重い! デカい!
やっと途中まで文庫本になりましたが、移動中に読めないのは、痛いです。
寝ながら読むにも重いし、結局、私はいつも机に置いて、椅子に座って読んでいます。
値段が単行本と同じでもいいから、最初から文庫本にしてくれたらありがたいのになぁ。
家で、じっくり腰を据えて本を読む時間を取るのは、本を読むという気力を出すより難しかったりしませんか?
あの大きな本を、鞄から出して読んでいる長距離通勤?と思わせる方も、時々電車で見かけますけど、あれを入れたら、私なんてもう他にバックには何も入らない...(^^;)


写真の隣にあるのは、妹に借りた「不思議の国のアリス」。
イラストがムーミン作者のトーベ・ヤンソンで、ディズニーの「かわいいアリスちゃん」とはひと味違った大人な雰囲気です。
アリスをきちんと読むのは、久しぶりです。子供向けの本はものすごく話を端折ってあるので、大人になってから完全版を読んだ時には感動したのを覚えています。
童話も民話も、本当はもっと長くて複雑な話が多いのに、たいていはまとめられて短くされてしまうので、面白さも半減しているように思います。不思議な話は、カットしちゃまずいでしょうに(^^;)
話がいまいちよく繋がらなくて、面白くないと思った作品が、きっと他にもあるような気がします。
子供だって、小学生にもなれば、最初から原作を読めるし、理解できますよね。


私は、本が大好きでいつも読んでいる!というほどの読書家では全然ありませんが、「読書月間」があって、半年に1度くらい、数カ月間ずーっと本ばかり読んでいるという時期があります。それは、別に決まっていなくて、ある日突然、始まるのです。
どうも、自分の中の活字のパワーが涸渇すると、読みたくなるようです。
たいていは図書館で借りた古い名作とか、文庫になった詩集や近代作家の作品が多いですが、最近の流行の作歌や、○○賞を取った人の本とか、そういうのも時々買って読むこともあります。

どうも、今回も「読書月間、開始」の兆しかな?

さて、まずはどちらの本を先に開こうか〜
(実は、まだ他にも、ゆっくり読もうと思って手元にある本が数冊あります)
今日みたいな雨の日は特に、まだ読んでいない大好きな本があるのは、幸せです。
冷蔵庫に大好きなお菓子が入っていて、いつでも食べられる!みたいに。

2006年06月18日

近況報告

◆昨日のフーケライブは、雨を免れ無事、終了。
 夏らしい気持ちよいライブになりました。
 いらしてくださった皆様、ありがとうございました。

 次なる制作に重点が置く期間に入りますので、ライブ頻度は昨年よりも少なめです。
 来月は7/15(土)のフーケです。
 
◆近々、私の楽曲がi-tunesで、1曲単位でご購入いただけるようになります。
 i-podを愛用中の方は、ぜひご利用くださいませ。
 尚、他の配信サービスでの楽曲販売も、現在準備中です。
 サービスがスタートしたら、またご案内します。

◆久々にレコーディングをしました。
 現在、新しいプロジェクトでの制作が進行中!
 年内にはなんとか発表できるかな〜?! お楽しみに。。

2006年06月12日

6月のライブ

6月のライブインフォです。
予報では、また雨のようですが...(^^;) せめて暖かいことを祈ります!
お買い物のついでにでも、お立ち寄りください。

■6/17(土)カフェ・フーケ
http://www.le-cafe.co.jp/tamagawafouquet/t_fouquets1.html
〜東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩5分 二子玉川高島屋1F
  ◇出演 柳沢暁子(Vo&Gr)村瀬彰一(Per)

  ◇Live start(若干前後の可能性有、各回30分、入替なし)
   1)18:00〜 オリジナル
   2)19:00〜 ボサノバスタンダード

  ◇Charge: チップ制(お気持ちを専用ガラスボールへどうぞ)

  ◇今月から、1ステージ目はオリジナルのみ、2ステージ目はスタンダードのみのラインナップで演奏します。
   それぞれの世界をお楽しみください(^^)
  ◇天気の関係で、店内での演奏場所が変わる可能性があります。
   その場合、聴こえにくくなることもございますが、何卒ご了承くださいませ。

2006年06月06日

青い珊瑚礁

Ishigaki01.jpgちょっと早めの夏休みということで、石垣島に行ってきました。
八重山諸島は現在、梅雨の真っただ中ですが、1日中降り続くことはないこと、
どうせ水に入ったり潜ったりするのなら濡れてもあんまり関係ないかもということ、
カンカン照りだと日焼けが心配〜等から、あえて6月に出かけてみたのであります。

今年の梅雨は運良く?雨が少ないこともあり、パラパラと1日だけ降られた以外は、雲が多めながらも天気には恵まれ、最低気温は29度。適度な湿気と淡いダイキリブルーの海に、思いきり癒されました。

今回の目玉は、青珊瑚が群生する世界でただ1つと言われている白保の海でのスノーケル。
シーカヤックを漕いでポイントまで向かい、美しい自然を堪能するツアーを開催している「八重山自然塾 風音」
の棚原氏に案内してもらいました。

ウェットスーツを着て、カヤックのレクチャーを受け、スノーケルの使い方などを含め、基本的なことを教えてもらい、いざ出発。あいにくこの日だけは雨まじりで、海はエメラルドグリーン色。海底には黒っぽい岩?が所々に見えます。
棚原氏曰く、晴れていると海はクリスタルブルーになり、透明度がさらに増すのだとか。そして、岩のように見えるのは、すべて珊瑚なのだそうです。
カヤックを漕ぐこと10数分、最初のポイントが近くなるにつれ、時々鮮やかな青の魚が泳いでいるのが見え、気分が盛り上がります。

第1ポイントは大きな珊瑚礁の上で、そこにカヤックを繋留するためのフックが設置されています。
カヤックを繋いでもらってから海に入り、スノーケルのマスクと軍手をつけて
「顔をつけて泳いでごらんなさい」
と言われ、恐る恐る体を伸ばし水面にマスクが触れると...

まず目の前に海藻がゆらゆらと現れ、その視線の先に、珊瑚礁と色彩りどりの魚の群れが一瞬で広がったのです!
あまりの美しさに、思わず「おぉ〜!!」と声を上げてしまったほどでした。
スノーケルをくわえたままだったので、きっと水面にいるひとたちには
「ぐぉぉァ〜」
みたいに聴こえていたでしょうね(^^;) とりあえず、顔をあげて、
「すっごい綺麗!!」
とあらためて叫んでしまいました。


水深は約3〜4メートル。まるで、水族館の「南国の海コーナー」の水槽の中に入ったようです。
正直、この日は天気の関係で、海面から観るだけでは、そんなに海の中が美しいとは思えませんでした。
もちろん、そのへんの海よりはずっと綺麗なのですが、中はさらに別世界。
私はもともと、珊瑚礁はちょっと気持ち悪いな〜というタイプでもあったのですが、その私がまったくそうは思いませんでした。自然のものは、自然の中で観ると、本当に美しいのですね。

そこから約1時間強、クマノミやナマコ、カサゴや海蛇、ヒトデやありとあらゆる生き物を観ました。
ナマコのフンが白い砂になること、海蛇は目が悪いこと、名前は忘れてしまったけど黒い魚が珊瑚に自分達の食用の海藻を育てていること...などなど色々な生態を教えてもらいながら泳ぎました。

その後、青珊瑚の群生場所である第2ポイントへカヤックで移動し、そこで黄金色に輝く珊瑚礁や、小さな硝子細工のような 海老夫婦や、他の魚達に出会いました。
ここで様々なことをレクチャーしてもらったおかげで、その後に海面がガラスで見えるようになっているグラスボートに乗ったりした
時も、生態がよくわかってとても面白かったです。

こうしてまたカヤックで岸辺に戻り、約2時間半に渡るスノーケルが終わりました。
今までには見たことのないような海の世界を堪能でき、本当に楽しいひとときでした。

しかし、私はひとつ失敗をしました。足に怪我をしたのです。

ウェットスーツとブーツの間に空いていたわずかな隙間の部分である左足のくるぶし付近を、方向転換する時に珊瑚にぶつけてひっかいてしまったのです。
「珊瑚には毒があるから、素手や素足で触ったら大変だよ」
と言われていて、気をつけたはいたのですが、
まさに「耳無し法一」。わずかに覆っていなかった部分を、やってしまいました。

直後はなんともなかったのですが、次第に痛痒くなり、「あれ、もしかして...」と思って見てみると蚊に刺されたみたいにピンク色にふくれて、血が少量滲んでいました。
「珊瑚に触ってしまいました」と言うと、
「あぁ、大丈夫、大丈夫。オロナインとかつけとけば治っちゃうよ!」
と棚原氏には言われ、帰りの車の中でオロナインを塗って、翌日にはかさぶた状態になり、石垣滞在中は別になんともなかったのでそのまま遊びほうけていましたが、東京に帰ってくると3カ所の傷のうち、1カ所がちょっとジクジクし始めました。
見た目はどこかで転んですりむいたような感じですが、シャワーはしみるし、私は蚊に刺されても一夏は痒いし跡が残るくらい傷の治りが遅い人間なので、「これは、まずったなぁ」と、後悔しきりです。

ネットで調べるに、珊瑚の毒は手強いらしく、だいぶ治りにくいらしい...
まぁ、欠片が入ってしまったりしていると大変なようですが、私のはそうではないみたいなので、消毒とオロナイン塗布を朝晩しながら、今は様子を見ています。
でもけっこう、これが痛いんですよ...(^^;)
傷がくるぶし部分なので、別の場所にまたぶつけて2次被害に合わないために、足には包帯を撒いています。トホホ。。
皆さんも、珊瑚礁にはくれぐれもご注意を!

今度は、宮古島にも行ってみたいです(懲りてない!)。