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小浜島アルバム

沖縄の小浜島へ行ってきました。
東京から約2,000キロ離れた小浜島は、西表島の東に位置する小さな島です。
コンビニも信号も看板もない...とにかく人工的なものがことごとく無い!
大型土産店もタクシーも路線バスもありません。
そんな自然溢れる島内では、のんびり牛が放牧されていて、ヤギが道ばたにウロウロしていたり、
野生のクジャクがいたり、ヤドカリが歩いていたり、家の中ではヤモリが鳴いていたり...
八重山諸島の中でもとびきりのどかな風景と、どこまでもどこまでも続く大きな空が印象的でした。

[photo data]
すべてOlympus E-410 ZUIKO DIGITAL14-54mm F2.8-3.5

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目の前の山々は、西表島です。
到着の翌日から2日間、朝にザーッと雨が降って、その後に虹が出ました。
遠くの空を見ていると、雲の流れの具合で、どこが雨でどこが晴れているのかもよくわかります。
今回も昼間は、全日程で暑すぎるくらいの快晴に恵まれました。
(ISO200 F10.0 1/100 +1.0ev 37mm)




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遠浅な”はいむるぶしビーチ”。この日は気温31度で水温28度。
水際にも小さな魚が泳いでいたりします。
干潮になると、あれよあれよと言う間に水が引いて、
けっこう沖まで歩いて行けるんですよ。
この写真だと、手前側のグリーンの水のあるあたりまでは行けますね。
干潮満潮の影響が大きく、1日のうちに水量がかなり変動します。
(ISO100 F9.0 1/400 0ev 14mm)




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小浜島最高峰、海抜99mの大岳(うふだき)からの眺め。
踊り場も手すりも満足に無い、ものすごく急な階段を219段昇ると、
頂上から360度ぐるりと八重山諸島のほぼすべてを見渡すことができます。
しかしとにかくこの階段がきつくて、昇ってくる老若男女全員が滝のような汗。。でした。
(ISO100 F8.0 1/250 0ev 14mm)




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さとうきび畑の中をまっすぐに続く道、シュガーロード。
自転車で駆け抜けるのは実に爽快です!
今回レンタルで、初めて電動アシスト自転車というものに乗ったのですが、
あんなに楽チンだとは知りませんでした。
坂が多い小浜島を、2時間走り回っても全然楽勝!
自分用に家にも欲しくなっちゃいました(^^
(ISO100 F10.0 1/400 0ev 14mm)




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自転車でのんびり走っていると、あちこちで放牧されている黒毛の和牛に出会います。
穏やかに草をモグモグしている牛だけ見ていると、なんだかここは北海道?みたいな風景なのですが、
その先に瑠璃色の海があって、あぁ、沖縄だと思います(笑)。
小浜の牛は肉牛用で、子牛は売られて神戸牛や松坂牛などにもなるそうですよ。
(ISO100 F10.0 1/400 0ev 14mm)




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夕焼けもドラマチックです。
この時期の八重山諸島は日の入りが遅いので、19:30くらいまで充分明るく、ゆっくりできます。
西表島に沈む夕日は、紫や赤に空を染めて行きました。
(ISO200 F4.0 1/100 -0.7ev 54mm)




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ホテルの池で飼われている水牛の静香、22歳(人間年齢だと60歳くらい)です。
水牛は、30歳(人間の90歳)くらいまで生きられるそうです。
係の方に伺ったところによると、静香は昔、由布島(西表島のすぐそばの小さな島)で
観光用牛車を引いていたのだとか。
今は引退して、ここで悠々自適な生活をしているのだそうです。
そういえば2年前に行った由布島で、水牛の家系図なるものを写真に撮った覚えがあるので
帰宅してからそれを調べてみたら...いました、いました静香!
ご苦労さまでした。ゆっくりしてね。
(ISO100 F6.3 1/320 -0.3ev 25mm)




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ビーチハウスの風に揺られるハンモック。
まだシーズンより少し早いので、ビーチも混雑はなく、のんびりしています。
同じ色のエメラルドグリーンとスカイブルーの2層の海が、どこまでも広がります。
(ISO100 F5.6 1/400 +0.7ev 14mm)


実は夜、この同じ場所から、素晴らしく美しい星空を見ることができるのですが、
私はまだ星空を撮ったことがない...
なんとかなるか?と思っていたら、ぜんぜん何ともならなくて、あえなく撮影は断念(><)
しっかり目に焼き付けてきました。
街灯がまったくないので、夜は自分の手元足下も見えないほどの真っ暗!で、
遠くに見える石垣島の街灯りで、かなたの夜空が明るくなっているのが良くわかるほどです。

歩くのにも、カメラの液晶モニタの明りだけが頼り。
本当にそれしか見えないんですよ(笑)。
夜って暗いんだな...という当たり前のことをつくづく感じました。
そして本当は、夜空にはこんなに星が見えるはずなんですね。
漆黒の闇に満天の星、打ち寄せる波音と海風は、
昼間とはまた違った美しさを見せてくれました。


とにもかくにも小浜島があまりに自然豊かな場所だったので、
羽田に降り立った時、すべてが人口建造物の東京は、
まるでSF映画の未来都市のように感じられました(^^;
同じ日本とは思えない...まさに愕然、です。
ずっと私が暮らしている東京も大好きなのだけど、
やっぱり時々は、違う環境に身を置いてみるのが良いな〜と思うのでした。
今回も、頭も心も空っぽにリセットさせてくれた島の自然にありがとう!


さて次回は、ちょっと足をのばして観光した竹富島のアルバムです。
しばしお待ちを(^^

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