メイン

2010年09月25日

ブラジル映画祭2010

今年もブラジル映画祭がやってきます。
普段、あまりお耳にかかれないポルトガル語の映画を観る貴重なチャンス!
今年はブラジル音楽のドキュメンタリー「魔法じかけの言葉」も上映されますよ。
詳細は下記サイトをご覧下さいませ。

◆ブラジル映画祭 2010
http://2010.cinemabrasil.info/

◇東京 10/9〜15
◇大阪 10/16〜22
◇浜松 10/23〜29
◇京都 11/未定


2010年02月01日

【Brasil Info.】イヴァン・リンス来日公演

MPBの帝王、IVAN LINSの来日公演です。

◇3/9(木)、10(金)
 7:00〜  9:30〜

◇COTTON CLUB(東京/千代田区丸の内)

◇申込受付開始1/30〜

◇詳細、お問い合わせ、お申し込みはこちらへどうぞ。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/index.php?yr=2010&mn=03

2009年10月15日

【Brasil Info.】ポルトガル語講座 一覧

都内でポルトガル語のグループレッスンを行っているスクールを一部ご紹介します。
どのような教材を使ってどう教えてくれるのかは、同じ講座でも、その時の担当の先生によって異なりますので、
まずは資料請求、電話問い合わせ、可能なら相談会や体験レッスンを利用して、ご自身に合った講座を見つけてください。

(ご注意:受講にあたりましては、必ずご自身で各スクールへお問い合わせの上、内容や開講時期をお確かめください。
 当方ではいかなる場合でも責任を負いかねます)

=================
◆上智大学公開講座 ソフィア・コミュニティ・カレッジ(四ッ谷)
http://www.sophia.ac.jp/J/ext.nsf/Content/top

◆日本ブラジル中央協会(新橋)
http://nipo-brasil.org/portuges.htm

◆桜美林大学 オープンカレッジ(町田)
http://www.obirin.ac.jp/opencollege/index.html

◆拓殖大学 公開講座(茗荷谷)
http://www.takushoku-u.ac.jp/extension/index.html

◆立教大学 ラテンアメリカ研究所(池袋)
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ILAS/koza_html/kamoku_porutogaru.html

◆DILA 大学書林国際語学アカデミー(四ッ谷)
http://www.dila.co.jp/top.html
=================


<ポルトガル語レッスンFAQ>
私の数少ない経験の中ではありますが、ご参考までに。。

●独学ではダメ?●
やはり実際にブラジル人先生に習うに越したことはありません。
CD、ラジオ、本などでも知識は得られますが、
チェックする人がいないと、間違ったまま覚えてしまった場合、逆効果になります。
独学の場合には、簡単に「わかった」と思い込まないように注意しましょう。


●友達のブラジル人がタダで教えてくれると言うんだけど...●
友達を作ることは、上達の近道と言われますが、
自分が日本語初心者の外国人に、日本語を教えることを考えてみましょう。
難しいですよね??
「ポルトガル語を母国語としない人にポルトガル語を教える」ということは、簡単ではありません。
教授法をきちんと学んだプロに教わらないと、ジャンクなポルトガル語になったり、
俗語ばかりに詳しくなったり、余計に混乱したりします。
最初だからこそ、お金を払って、まずはプロに習うことをおすすめします。
それをベースにしてブラジル人の友達と話すようにすれば、もっと上達します!


●個人レッスンか? グループレッスンか?●
初心者の場合は、グループレッスンをおすすめします。
語学の学習は、最初は「覚えること」しかありません。
まずは受講料がお手頃なグループレッスンで、しっかり「何をどう覚えるのか」を教えてもらうのが近道です。
ある程度わかるようになって、話せるようになってから、少人数制や個人に切り替えても充分だと思います。


●フリーレッスンか? 固定レッスンか?●
曜日、時間が定期固定の講座がおすすめです。
いつでも好きな時に行ける!というスポーツクラブが、結局は続かなかった...という経験はありませんか。
いつでも予約できる、生徒や先生の都合で毎回時間を決める...というスタイルは、
学習意欲の維持継続に、思いのほかエネルギーを使います。

曜日と時間が決まっていると、半ば強制的に通えます。
少なくとも最初の半年は、すべてを犠牲にしてでも毎週通うくらいの気持ちで頑張りましょう!
通学のための時間を割けないのであれば、「まだ始め時ではない」ということです。
定期的に勉強しないと、せっかく覚えた事も忘れてしまって、もったいないです。


●どんな内容のレッスンがよい?●
カリキュラムが1クール(3カ月〜半年など)で、きちんと決まっている講座がおすすめです。
毎回好きな内容で会話中心...という講座は、上級になってからで充分です。
最初は系統立てて文法と発音をしっかり学ばないと、いつまでたっても話せるようになりません。
「1クールでここまでやる」というカリキュラムがあれば、先生も必死でそこまで教えますので、必ず学べます。

そういった点では、大学主催の公開講座は、受講料もお手頃で、
且つ講師陣もカリキュラムもしっかりしていますので、おすすめです。
民間主催に比べて、講義形式の授業で、人数が大人数なのがネックと思われがちですが、
色々な人が習いに来ますので、同じ志の友人ができるというメリットもあります。
私はそこで知り合った友人達と「他にどこの講座に行ったことがあるか」「どこが良かったか」など、
みんなで情報交換して、それが後の学習時にとても役立ちました。


●先生はブラジル人? 日本人?●
せっかく学ぶならブラジル人、または日系ブラジル人の方がおすすめです。
サンパウロ出身の方と、リオ出身の方では発音が若干違いますので、
自分が習いたい方のご出身の先生の講座を選ばれると良いと思います。


●ボサノバを歌うためには、どのくらいできればよい?●
まずは読み方、発音をマスターしましょう。
カタカナのルビがなくても正しく読めるようになれば、OKです。
話すのではありませんから、文法はそれほどわからなくても歌えます。
初級レベル(現在形、過去形、進行形、未来形、不完全過去あたり)まで理解できていれば、充分だと思います。
但し、きちんと歌詞理解までしたい場合には、一通り文法も網羅するため、上級レベルまで学ぶ必要があります。

でも、私がボサノバを歌う方に「ポルトガル語の基礎をブラジル人から直に学ぶこと」をおすすめする理由は、
文法や発音のためだけではありません。
それだけなら歌のレッスン中でも、ある程度は日本人の先生が教えられます。

1番の理由は「ポルトガル語を、言葉として実感して欲しいから」です。

普段、ポルトガル語の会話を耳にすることなど滅多にない日常の中で、
ボサノバの歌詞が「人とのコミュニケーションに使う言語である」という認識を持つことは
とても難しいですよね。
意味のわからないカタカナの振り仮名を読んで歌っても、それは単なる「音」でしかなく、
言葉ではないのです。
それでは、いくら声が出ても、歌のテクニックがあっても、何も伝わりません。

自分が使ってみて初めて「これは、意志を伝えるためのコミュニケーション手段=言葉だ」と
実感できるのではないでしょうか。
そうすると、歌は必ず変わります。
だからこそ、歌う人は、まずはブラジル人と「ポルトガル語で話す」ことを体験して欲しいと思うのです。

ーーーーーーーーーーー

語学の学習は、最初は覚えることばかりで大変ですし、その記憶を維持するのも大変です。
なので、時間がかかるのは当然。
でも、コツコツと続ければ少しずつわかるようになってきます。

「初級講座を1度しか受けてはいけない」なんて決まりはありません。
同じ「初級」でも、先生やスクールが違えば教え方のアプローチが変わりますので、
違うスクールの「初級」を色々受けてみると、自分にあった方法も、先生も、おのずとわかってきます。
人間は同じことを7回やらないと覚えないそうですから、気長にいきましょう(笑)。

こんな偉そうな事を書いている私も、
今でもレッスンでは「あー そうだった!」「えーと なんだっけ」の繰り返しです。
それでも、まだまだこれからも、ポルトガル語の勉強は続けて行きます。
好きこそ物の上手なれ。
皆さんも、楽しみながらチャレンジしてください!

ーーーーーーーーーーー
上記は、すべての方には当てはまらないと思いますが、今まで勉強を続けてきて私なりに感じたことをまとめてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです。