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2007年12月26日

今年も1年、感謝御礼。

Luz20071225.JPG先日のVJライブも無事終わり、早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。

今年は、私にしては珍しく「目標を持たないで生きる」1年にしていました。
この10年ほどは、毎年目標を作って過ごしていたので、いわば、「目標を持たないことが目標」でしょうか。
年末、新しい手帳に目標を5つくらい書出して、1年の抱負を決めて...
でも不思議と、数日内には何を書いたかも忘れてしまうのです。
それを再び見ることはなく、年末に思い返して手帳を開くと、
「あ、全部叶えられてた!」という感じです。

まぁ、もともと叶わなそうなことは書かないので、達成率は高いのですが、充実感は何より次への力になります。

目標がない今年は、案の定、何も達成しないまま1年が過ぎました(笑)
(...と書いたら、友達から「inc12のCD出したよね」とのご指摘が。そういえば、そうでした!)
とまぁ、こんな調子で何もしなかった訳ではないけど、のんびりできた訳でもないので、
私には「今年の目標!」がハッキリあった方が良いのかもしれません。


でも、そんな稀な1年を過ごしたおかげで、ちょっと考え方も変わった気がします。


以前は、「努力すれば必ず夢は叶う」と信じていました。
「私には向いていない」という言葉が何より嫌いで、そう口にする人を見る度に、
「向いてないのではなく、本気でやっていないだけじゃないの」と思っていました。
でも、実際にはどんなに努力しても頑張ってもできないことはあるし、
それは本人の努力だけの問題ではなくて、環境とか、経済的理由とか、物事の考え方の癖とか、
色々なことが関係した結果なのかもしれない...
なるようにしかならない。
うまく行くことは、何をやっても、時間がかかっても必ずうまく行く。どんな事でもなんとかなる。 
でも、その逆もあるのです。
そう思うようになりました。


そして、新しい事を始めることが難しいのではなく、実は継続して行くことの方が遥かに難しいということ。
”やってみる”のは誰でもできるけど、続けることは才能です。
だから、自分ができること、続けていけること、他人から必要とされていることがあれば、それは誇れる自分の能力!
挑戦は必要ですが、できないことをいつまでも「できない」と嘆くより、
できることを楽しんで続ける方が、幸せな一生が送れそうですよね。
「あきらめは、考え抜いたという証」という言葉をどこかで聞いたことがありますが、
上手な「あきらめと見極め」も、チャレンジと同じくらい大切なのかもしれません...
何もせずにあきらめるのは今でも理解できないですけど、そんなことを今、感じています。

今年の初めに、こんなことがありました。
右目の下瞼に麦粒種とかいう小さな腫瘍ができてしまったのです。
初めは小さな点々だったのですが、だんだん大きくなって、下睫(したまつげ)を持ち上げてしまうようになり、
逆さ睫で目が痛いのなんの!
仕方なく眼科へ行くと、
「これは良性腫瘍なのでほっといても問題はないけど、切らないと取れないんです。
 ご老人だったら僕が取っちゃうんだけど、若い人は痕が残ったら困るよね。
 形成外科を紹介しますから、そこで手術してください。抜糸はうちでもできますから」
と言われ、大学病院への紹介状をもらいました。

その場ですぐ取ってもらえると思っていたら、目の手術なんて...とすっかり意気消沈して帰宅。
散々迷った結果、2週間後に大学病院へ行くと、指定してくれた外科部長先生ではなく、
まだ経験の少なそ〜な医者が、ぜんぜん信頼を寄せられないような説明をしてくれました。

それによると、
「日帰りでできる手術で、麻酔をするのでその時は痛く無い。
 良性なので悪性化はしない。取っても良いけど、うまく行くとは限らない。痕は残る。
 そしたらまたその痕を取る手術をする。でも、それでも治らないかもしれない。
 腫瘍を取らないままにしておくと、どんどん大きくなるかもしれないので、
 そうするともっと手術が大変になる。
 麻酔の注射を顔に打つので、半月ほどは顔の半分が殴られたように青紫色に腫れる。」


この説明をきいて、「お願いします」とはとても言えません。
しかも彼は明らかに「やりたくなさそう」なのです。
「もう一度考えます」と言って病院を出て、実際は困り果てました。
その時、腫瘍は3ミリと2ミリくらいのものが2つあって、よく見なくても目立っていました。
でも、手術するとどうしても下瞼が少し下に引きつれるとかで、腫瘍はなくなっても傷跡が目立つというのです。
仕方ないので別途、眼科専門の形成外科を探し、仕事が一段落する5月以降まで様子を見ることにしました。
そして5月以降も大きさは変わらず、なんとなく医者へ行く気にもなれず...
探した病院が静岡だったこともあり、結局、「もういいや」と思って、そのままほったらかしにしていたのです。


すると、なんと。

ある秋の日でした。
ふと鏡を見ていて気が付いたら、腫瘍はなくなっていたのです!

  治ってる〜〜!!

よ〜〜〜く見ると、名残りのようなものはちょっとあるのですが、もう全然わからないレベルです。
手術なんかしなくて、本当によかったと、つくづく思いました。
「手術をするメリット」と「デメリット」を考えての判断は、この時は当たったと思います。
ほったらかすなんて、一番良くないと思っていたのに、何もしなくても、なんとかなることもあるのですよ。
今も、幸いこの腫瘍は復活していません。ヨカッタ、ヨカッタ〜


ということで、
本年もお世話になった方々、私のライブを聴きに来てくださった方々、
ブログに訪れてくださってる方々、今も昔と変わらず友達でいてくれるみんな、そして家族....
今年も1年、どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年をお迎えください。

2007年12月10日

「inc12 」VJライブ・インフォ

来たる12/23 、「inc12」が初のVJライブを行います。
今回は、映像作家のひらたたかひろ氏とのコラボで、「inc12」のferiadoこと村瀬彰一が音楽を担当します。
(私は応援のみで、出演しませんのでご了承を...)
非日常を体験したい方は、ぜひぜひお越しくださいませ!

【LIMIT02】
音楽,映像,美術
BUL- LET'S(西麻布)http://bul-lets.com/top.html
Date; 12/23(日) 14:00〜22:00
Charge; \2000(1D)

◎ひらたたかひろ + inc12 の出演は6番目(16:30〜)の予定です。
 

★GUEST LIVE>xtronik [POS_K] from Paris
★LIVE MUSIC>松本散歩,流音奇(未来/SAWZzz),electronoise group,nakao:::
★LIVE VIDEO>DartE + yamauo,ひらたたかひろ + inc12
★LIVE PAINT>とっと + DJ Spaziergang 
★Exhibition>とっと,やまもとなおこ
★DJ>DJ Imagine,DJ Kilin 
★VJ>DartE

プロフィール=========================
「inc12」
都内でパーカッショニストとしても活動しているferiadoと、
シンガーソングライターakiko yanagisawaによるユニット。
2006年に結成、3曲入りのミニアルバム『portfolio』でiTunes先行デビュー。
本年10月31日にファースト・フルアルバムとなる「atmospheric」をリリース。
フィールド・レコーディングテルミン、ノイズ、日本語歌詞、または言葉のない歌...etc. 
生命感と躍動感に漂いながら聴く、新星エレクトロニカ・ポップ。
今回のライブでは、feriadoこと村瀬彰一が、映像とのリンクをテーマに
インストゥルメンタルで”音と光と魂だけが存在する永遠無限の世界”を表現。


[ひらたたかひろ] 映像作家
デザイン・CG・プログラミング・実験映像を学んだ後、Visualを使った新しい表現の探求を始める。
その活動は日本だけにとどまらず、映像作品「The Trains」が国内外で受賞した他、
国際アートトリエンナーレ2007入賞など、海外での評価も高い。
日本で活躍している映像作家を選抜し、毎年発刊されている「映像作家100人」(BNN. Inc.)2007年版にもエントりーされた。