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2007年04月15日

発表会でした

20070414_flower.jpg4年前からボサノバ・ヴォーカルを、2年前からボサノバギターのレッスン講師をしています。
昨日は、毎年1度行っている発表会でした。
おかげさまで天気にも恵まれ、大塚のライブハウスは満員御礼!
3時間半に渡るジョアン.ジルベルト並の長丁場ライブでしたが、約60名近いお客さまを前に、15名が熱唱と名演奏を聴かせてくれました。

たった1曲や2曲で本領発揮するのは、とても難しいことです。
私は後ろでギターを弾きながら、心配半分&嬉しさ半分の入り交じった気持ちで見守るのが精一杯なのですが、そんなものを吹き飛ばすかのように、とにかく、本当に皆さん楽しそう!
ステージでは、レッスン時にはわからなかった、生徒さん達の新たな輝きを垣間見ることもできて、発表会は貴重な場だなぁと、毎年思います。


「教えることは、学ぶこと」
ーーーよく言われることですが、私もこの4年間、それを様々な場面で感じてきました。
生徒さんから気付かせられることは、実に多いです。
今後もまた、研究、反省、実践を繰り返しながら、前に進んでいきたいと思います。

いただいた花束は、玄関で甘い香りを漂わせています。
どうもありがとうございました。
また一緒に頑張りましょう!


P.S
昨今の個人レッスン希望者の増加に伴い、グループレッスンは終了し、今月からすべてが個人レッスンになりました(自由が丘クラスは、キャンセル待ち受付です)。
弾き語り出演者が、来年はさらに増えそうです。

2006年11月13日

ジョアン・ジルベルト ライブ後半

11/8(水)、3日目は30分遅れでのスタート。あちこちから「今日は早いね〜」の声が漏れます(苦笑)。
この日からの2日間はDVD撮影のため、ビデオカメラが5台程セッティングされておりました。

数日間のお休みを経て、ジョアンもコンディションが整った様子。
声もギターも、なかなか良い感じで進んで行きます。

この日の私は、ライブ観覧の中に別のお目当てがありました。
前半2日間のライブで、ジョアンがCD未録音の曲を何曲か演ったのですが、
その中でとても気に入った2曲のタイトルがどうしても知りたくて...
今日もしやってくれたら、その前後の曲を覚えていて、明日で会場に貼り出される演目リストで探そう!という魂胆です。

意気込んで聴いていたら、「Isto aqui o que e'」の後と「白と黒のポートレート」の後に演ってくれました! 
その曲とは、演目リストを探すに「Treze de Ouro」「Voce nao sabe amar」という曲でした。
特に「Voce nao sabe amar」は、「♪O nosso amor parou aqui, E foi melhor assim〜」という歌い出しで始まる、
恋人との別れを正当化しようと苦悩する心を歌った曲で、メロディラインとジョアンのギター・ボイシングが最高なんです!
DVDにも入ってくれるといいなぁ〜

そして、2日目に大好評だった「Pica -Pau」も、再登場し、完成度がさらに増していました。
圧巻は「Agua de Marco」で、この日の演奏は歴史的と言っても過言ではないかもしれません。
アンコールは1回でしたが、アンコールだけで1時間くらい演奏していましたので、けっこう長くステージに出てくれていたと思います。

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11/9(水)、さぁどうなることやら?の最終日がやってきました。
ジョアンも気が抜けたのか、またまた1時間の遅刻。
現れてすぐに歌うものの、ちょっとまだ声の調子が出ていない模様。
そしてこの日は前代未聞?!のハプニング日になったのでした。。


まずは5曲目、「Pra que discutir com madame ?」のエンディングで、
ジョアンが信じられないくらいギターのコード進行を間違えました。
今までは、ポジションが飛んだ時にフレットを1つ間違えるとか、その位だったのが、その時は、違う所に行ったまま戻れない... 
途中で持ち直すかな?と思いきや、やっぱり駄目で、歌はそのままに、勢いで終わってしまったのです。
私たち観客は、それでもいつも通りに拍手をしたのですが、ジョアンは納得していなかったようで、
そのまますぐに、さっき間違えた所から弾き直して歌い出すではありませんか!
これには場内も爆笑、再び割れんばかりの拍手が沸き起こりました。

そしてその後、しばらくは問題もなく安定してきたかな?と思っていると、
今度は「Samab da Minha Terra」で、高い音を歌う声が掠れて出なくなってしまったのです。
ジョアンが、声が出ないなんて... あり得ないことです。
よっぽど疲れが出てしまったのでは...となんだか心配になりながら観ていると、
とりあえずは歌い終わり、次の曲を選ぶジョアン。
なんと、次に歌い出したのは「Vou te contar(Wave)」だったのです。。
なんで、よりにもよってこんな高低の激しい歌を?!
「Vou te contar(Wave)」は、初来日の時のリハで、彼がたった1つ歌った曲で、
この曲は音域が広いので、1曲でPAの調整が取れるという理由だったとか、聞いた記憶があります。
案の定、ちょっと苦しそうです。。

そしてその後に選んだのが「O pato」。これもそんなに楽な歌ではありません。
大丈夫かな〜と思って聞いていると、ノリは良くて、持ち直した感じです。
ところがノリ過ぎたのか、ラストの「♪Quen quen quen quen〜」の部分で、眼鏡がズリ落ちて来てしまい、
「♪Quen quen quen quen〜 Desculpe(ごめんなさい)!」
と言って、ラスト数小節を残したまま、演奏を終えたのです。
これには、本人も場内も大爆笑で、会場全体が一気にものすごーく温かい雰囲気になりました。
その後、ジョアンは「さぁ、今度は眼鏡をきちんとかけて」というようなお茶目なゼスチャーをして、
「Corcovado」を歌ったのですが、途中で先程の事件を思い出したのか、含み笑いをしながら歌う場面もあり、
また意外な一面を観た気がしたのでした。
「Corcovado」は微笑みながら歌うような曲ではないので、あれは確実に思い出し笑いをしていたものと思われます。

眼鏡と言えば、私が初めてジョアンのライブを観たサンパウロでも、同じことがありました。
その時は、眼鏡がずり落ちたのではなく、膝の上か床の上かに見事に落っこちてしまい、1曲歌い終わってから拾ってかけたらしいのですが、
1階3列目で観ていたにもかかわらず、なんと私はそのことを翌日の新聞記事で知ったのです。
   眼鏡が落ちた...??? そうだったっけ??
お粗末なことに、初めてジョアンを観た私は放心状態で、そのことをまったく覚えていなかったのでした。
一体、何を聴いて観ていたんでしょう(苦笑) でも、そのくらいの大きな衝撃&感動だったのですよ。
今回、色々な方の話を聞くに、ジョアンはかなり「鼻眼鏡」で、しかもうつむき加減で弾いて歌うので、
眼鏡ずり落ちは、決して珍しくない現象のようです。

最終日のアンコールは2回。
2回目のラストに歌った「Garota de Ipanema」で、また眼鏡がずり落ちそうになったジョアンは、
歌いながらギターの手を止めて眼鏡を直し、またそのまま弾きはじめました。
でも、この時の1コーラス目に、やはりまたギターでコ−ド間違いをしたので、イパネマでコードを誤るなんて
かなり集中力が途切れて来ているのだろうと、お疲れ度合いを察する場面が再びありました。
しかし、結局最後は観客全員総立ち&拍手喝采でジョアンを見送り、今回のライブはすべて幕となりました。


全体的に振り返ると、クォリティは3日目が良かったように思いますが、
初日は「Duas Contas」「A primeira vez」に、制作途中の自作曲など、珍しい演奏曲があったし、
2日目は「Sem voce」の素晴らしい演奏があり、「Pica-pau」の初披露で場内は騒然となったり、
最終日はジョアンの人柄に触れられる、未だかつてないハプニング・デーだったりと、
今回も盛り沢山な内容でした。

初日はいつもの「何度も繰り返す」ことをあまりせず、1曲×2コーラスくらいでどんどん曲を重ねていましたが、
2日目にはお得意の5〜6コーラス演奏になっていて、やっぱりDVD収録に備えて調整していたのかも?しれません。

私のジョアンのライブ観覧も、気が付けば計14回。
もう観られないのでは...と思っていた頃が嘘のようです。
日本では、日本のボサノバファンのためにお馴染みの曲を演奏してくれることが多いけれど、
サンパウロで聴いた時は、半分以上が知らない曲でした。
もしもう1度奇跡があるのなら、もうファン・サービスはいらないから、ジョアンの好きな曲を好きなだけ
弾いてくれたら、それが一番嬉しいのになぁ。。
知らなかった名曲を、ジョアンの演奏で知るなんて、本当に素敵な事ですよね。

ジョアンの弾くボサノバが、私のたったひとつの目標ですあり、希望であり、理想です。
ボサノバ誕生の時代を駆け抜けて来たこの音色と歌声を、
時を経て今、自分の耳で聴くことができる幸せを、ひしひしと噛みしめた4日間でした。

ちなみに、「Pica-pau」とは、キツツキのこと。
かわいいモレーナに恋をしてドキドキする僕の心は、キツツキみたいだよ〜と歌っています。

2006年11月05日

ジョアン・ジルベルト ライブ前半

joao20061105.jpgまさかの3度目の神様来日、
今回もまわりに呆れられながら4日間全公演を観るべく、
予定を調整して臨んだ初日の11/3は、案の定ジョアンの1時間15分の遅刻で始まりました。
スタート予定時間に「アーティストの到着が遅れております」のアナウンスが入り、その後もまた同じアナウンス。
45分ほど過ぎてからやっと「只今、アーティストがホテルを出発しました」のアナウンスが入り、場内は爆笑の渦に! 
さすがはジョアン。。そりゃそうだよね、ブラジルでは17:00〜ライブなんて珍しいものね。そんな気分になれないかも。

いざ会場に入ると、初日のステージには、椅子もモニターもマイクもまったく何も用意されておらず、
まさか電動で床下からジョアンが登場するとか?! なんて冗談も考えたのですが、
私と友人は「ホテルの部屋に一式持って行って、リハしてるんじゃないか?」と言っていたのです。
「会場に到着した」「アーティストは準備中」のアナウンスの後、実際にライブが始まる直前に急にステージにセッティングが始まり、
椅子、マイク、モニター等と一緒に、いつものように沢山の曲名が書かれた紙も、床に敷き詰められました(ジョアンは日本での演奏時に、この曲目リストを参照するので)。
後で聞いたところによると、ジョアンがホテルから会場に到着後、この一式セットで楽屋でリハをやって、その後に本番となったとか...
ということで、2日目は最初からステージに椅子やマイクのセッティングはされておりました。

ステージに現れたジョアンは、一昨年とほとんど変わっていなくて、元気そうでした。
声もギターも曲が進むにつれて安定し、お馴染みのレパートリーを次々と演奏します。
そのまま7:30まで歌い続けて一度退場、アンコールは30分、1度だけで20:00にお開きとなりました。
まだ初日だしね、あまり飛ばし過ぎるのもいけません。
でも、ジョアンは前回、前々回よりもとてもリラックスしているように見えて、日本のオーディエンスがとても好きなんだなぁ、と思いました。
アンコールで出て来て最初に歌った曲が、どうも歌詞がウロ覚えだったようで、さっと1コーラス歌って止めた後に
もう一度最初から歌って、やっぱり駄目だ〜というような事を言ってみたり...こういうことはブラジルでは観たことがありましたが、
日本では初めてだったので、ジョアンが私達に気を許しているような感じがして、なんだか嬉しくなってしまいました。
(実はこの曲、後で聞いたところによると「Je Vous Aime Japao」というジョアンの自作曲で、
日本人のために書いた曲なのだそうです! 
最初の方の歌詞を私が聞き取れなかったのは、ポルトガル語ではなく、フランス語だったからでした)

会場で配られたフライヤーには、今回撮影することになっているDVDの購買申込み用紙(振込み用紙)が入っていて、
それによると、撮影は後半の11/8、9に行われるようです。
が、しかし。撮る前から販売予約取ちゃっていいもんでしょうかね??
大丈夫かな?ジョアンなのに...と私のまわりの人たちは心配しておりました(苦笑)。

2日目は、45分遅れのスタート。昨日よりは、30分も早い!
どうも、日本着がライブ前日の11/3だったようで、お疲れもあった模様です。
今日は少し余裕があるかな...???
昨日とほぼ同じレパートリーを歌いつつ、やはりエンジンがかかってきたようで、そのまま7:30まで歌い続けるジョアン。
アンコールも20分ずつ2回、しかもアンコールの時に、今までに聴いたことのない曲を1曲、披露してくれたのです。
「♪Pica pau、Pica pau、Pica pau ...no Jardim〜」というような歌詞の、とてもかわいらしいマルシャの曲で、
歌い終わったあとにジョアンは「歌っちゃったよ〜」みたいなお茶目なそぶりを見せたのです。
これ、誰の曲? あの言葉の音感とリズムの感じは「Bim Bom」に通じるものもあり、ジョアン好きそうだよな〜なとど思い、
もしかして自作曲では...とも詮索したのですが、いえいえ、後で調べたら「Pica-Pau」というAry Barrosoの曲でした。
この日一番印象に残った曲でした。

さて、ここまではジョアンにとっては腕馴らし?!
後半がまた楽しみです!

ちなみに、今回も空調は止められますので、ライブが始まるとだんだん暑くなります。
これから後半戦に行かれる方は、着脱で多少は調節できるような服装でお出かけになることをお薦めします。

写真は、ジョアンがフリーズしてしまうことについて理解を求める主催者の看板。
そして2日目終了後のアナウンスは「本日”も”開演が遅れましたことを、深くお詫び申し上げます...」 
でも、ジョアンは神様ですから! お客さんは誰も怒ってなんかいないと思いますよ、きっと、ね。

2006年08月13日

御礼;ライブ

grumit.jpg不安定なお天気にもかかわらず、たくさんのお客さまにいらしていただき、昨日のライブは無事終了しました。
最近は、カフェやイベントでのライブが多くなり、「ライブハウス」でのライブは久々だったのですが、アットホームな雰囲気のクラスタさんで楽しく演奏することができました。
皆様に厚く感謝・御礼申し上げます!

クラスタの出演は初めてで、先月ご挨拶に伺った際にはクラシックギターのソロ演奏だったので、PAを通した音は当日初めて耳にしましたが、ここの木のスピーカーが、とても柔らかくて素敵な音がするのです。
とても年代物だそうですが、やっぱりスピーカーは大事ですね。

ライブは今後、新アルバム制作に専念のため、秋までのマンスリー出演の二子玉川フーケを最後に、しばらくお休みする予定です。
それもあって、今回のライブは、自分の中で大きな意味を持っていた気がします。
  良い歌とは、良いライブとは、何か?
ずーっとそれを考え続けていて、もちろん今後もそれは追求していく事ですが、「基本的に上手い」ことは最低条件で、
そのあとに続くものこそが、アーティストとしての器を形作って行くのだと、今あらためて感じています。


「来て良かった」「また来たい」と思っていただける、楽しんでいただけるライブを目指して今後も精進して参りますので、
どうぞよろしくお願い致します。


写真は、8/11に発売になったイギリスのクレイアートアニメ『ウォレスとグルミット』のDVD。
1作目から大ファンなのです。
今日はこれから、ゆっくりこれを楽しみます♪

2006年05月20日

村治佳織ライブを聴く

先日、村治佳織さんのライブを観てきました。
今までテレビやラジオで、彼女の演奏は何度となく聴いていましたが、コンサートは初めて。
あの力強い音色はどうやって奏でられているのかと、オペラグラスを持って楽しみに出かけました。

鮮やかなブルーの、フォールクローレっぽいラップスカートにパンツという凝った衣装で現れた村治さんは、あの若さからは想像できないほど、とにかくとても落ち着いていて、華のある女性でした。
まず第1部ではひたすら弾く。何も語らず、オーケストラが丸々入る広いステージにポツンとおかれたピアノの椅子に1人座り、ギター1本でマイクなし、なんの小細工もなく、時々、調弦を直しながら次々と曲を演奏し、技術1つで観客を魅了します。
そして第1部終了となり、ふと時計を見ると約50分も経っていたのです!
...あっと言う間でした。

15分の休憩が入ったのでロビーをちょっとウロウロとして、CD販売所で1枚CDを購入し(新作「lumieres」は持っているので、その前の「Spain」を入手)、MCはしないんだな〜と思って席へ戻ると、椅子の脇に小さな台が新たに設置されていて、その上にマイクが用意されているではありませんか!

ということで、第2部では1曲1曲解説や、最近の近況MCなどを交えながらのライブ形式になりました。
しかも、衣装も今度は白に淡いピンクのエレガントなパンツスタイルで、ガラッと雰囲気も変わり、引き続き新作「lumieres」からの楽曲を中心に、そこからさらに約1時間の演奏。
そしてアンコールは2度、ラストはタンゴで締めくくられました。

さらにこの後、CDを買ったお客さんにはサイン会をしてくれるとのこと。
年末だったか年始だったかに、村治さんは右手を痛めて演奏活動をしばらくお休みしていて、再開後も右手の静養のためにサイン会はしていないという話をHPで見ていたので、もう大丈夫なのかな?!と思いつつも、いそいそと列に加わりました。
100人くらいは並んでいたかな... お客さまは老若男女問わずという感じでしたが、サイン会には若い人が多かったように思いました。
目の前で見た村治さんは、びっくりするほど可愛く、この人がたった今、あんな凄い演奏をしていた人なの?と目を疑うほどでした。
女の私がそう思うのだから、男性ファンが多いのも、大変頷けます(笑)。

そして、びっくりはもう1つ。
2時間強のライブにサイン会。...なのに、この日のライブはなんと3000円だったのです!
下手したら素人のライブのが高いことだってありますよね。
申し訳ないというか、私はライブだけで6000円くらい払っても全然構わなかったし、それだけの価値があるライブだと思いました。
(厳密に言えば、サインはCD購入者だけなので、CD買って計6000円ですが...ということは、そこまで計算されているということかも?)

私が普段行っているブラジル人アーティストなら、8000円で約1時間しかやらないですよ〜
まぁ、渡航費がかかっているから仕方ないといえば仕方ないけれど...
クラシックギターのコンサートというのは、やっぱり敷き居が高いのかな。
気軽に聴きにきて欲しいという価格設定なのかもしれないけど、ぜひもっとこのジャンルが活性化して欲しい!と強く思いました。

かく言う私も、クラシックギターのインストは、それほど興味のあるジャンルではありませんでした。
ボサノバを自分で弾いていながら、日本人のいわゆる大御所と言われる方々のクラシックギターのインストは、素晴らしいのだけど、何となくピンと来なくて、若い人はどうなんだろう?と思って聴いたのが、村治さんでした。
彼女の「lumieres」には、好きなドビュッシーやサティの曲が入っていて、選曲も気に入った理由のひとつだったのですが、ライブを観てあらてめて感じたのは、彼女の演奏には、今まで私が聴いたクラシックギター・インストに多い”日本人臭さ”がない!
短調・長調どちらの曲も、日本人独特のなんとなく演歌っぽいノリがなく、かといって変にマニアックでもなく、たぶんボサノバに例えるなら、「ジョアン・ジルベルトは重いけど、小野リサは好き」という人が多い...そんな感覚に近いのかなと思いました。


最後に、とても残念だったこと。
それは、演奏中に観客の咳やくしゃみ、せき払い、物を落とす...などの騒音が大変うるさかったことです。
1度や2度ならまだしも、ほぼずーっと、誰かしらが何か音を立てているんです。
ホールは、もともと響くようにできているので、本人はさほどと思ってなくても、ちょっとしたくしゃみがまるでバックの中の小型爆弾が爆発したかのような大きな音になって、ちょうど演奏の良い”間”のところに響いてしまったりして、私は気が散ってイライラしてしまいました。
さすがに携帯を鳴らす人はいなかったけど、せめて口をタオルで押さえるとか、努力をして欲しいです(=おじさん達)!
ジョアンの時は、そんなことでジョアンが怒って帰ってしまったら大変だとみんな思ったのか、想像以上にシーンとしていたから、余計にそう感じたのかもしれませんが... 映画館だって、あんなにうるさくないと思いますよ?
村治さんも、
「集中できないから、今日は帰るわ!」なんて言ってステージから降りてしまったりしたら、みんな静かに聴くかも...
それも格好良いかも、ですよね(笑)。

それにしても、私が持っているギターで、こんな曲が弾けるんだ...とわかった今、私のギターには本領を発揮させてあげられなくて申し訳ない気持ちです(^^;)
ギターって、奥が深いなぁ〜
また次回、彼女の素敵な演奏に酔いに行きたいと思います。

2006年05月13日

雨でした

soupcurry.jpg冬の間はお店の都合でお休みになっていた二子玉川のカフェ・フーケでのライブ、本日が今年初登場だったのですが... 見事に雨でした。

なぜ「冬はライブがお休みか?」というと、このカフェでのライブは、店内ではなく、中庭のテラス席が会場なのです。
気候の良い時は本当に気持ちよくて、店のガラスドアをすべて開け放って、開放感溢れる空間になるのですが、逆に真冬は寒くてテラス席では演奏する方も聴く方もツライ。それにお店側のガラスドアも開けられず、店内のお客さまには聴こえないし...という訳なのです。

ところが、今日は昨年の11月より寒かった... 手がここごえました(涙)
後半は、店長のお気遣いで、店内で演奏させていただきましたので、生き返りましたが...

そんな中にわざわざ来ていただいて、テラス席で聴いてくださったお客さまたち...本当にありがとうございました!

夕食は、カフェの向かいのカレー専門店アチャカーナのスープカレー。
冷えた体がホカホカに温まりました(^^)

さて、来月からフーケは、定期的に第3土曜日の出演になります。
そして、来週5/16には、大塚のエスペトでライブです。
こちらは、雨でもヤリでも大丈夫!の室内演奏ですので、ぜひ遊びにいらしてください!

■5/16(火)Espeto Brasil
http://espetobrasil.hp.infoseek.co.jp/
〜JR大塚駅より徒歩3分 
  ◇ 出演 柳沢暁子(Vo&Gr)
岡野勇仁(Pf)http://www.11piano.com/
柳元武司(Per)
  ◇ Charge)1500円
  ◇ Open)19:00〜   Live start) 19:30〜(40分ステージ×2回)